3比較ハブアクセサリーグッズ製作

アクセサリーグッズ製作 · 基礎知識

アクセサリーグッズの製作会社は4タイプ|鋳造・プレス金型・企画商社・ブランド併営の違い

金属のアクセサリーグッズを作れる会社は、鋳造の工房、プレス金型のノベルティ会社、企画・生産管理の商社、自社ブランドを持つ会社の4タイプに分かれます。数量・形・予算からどのタイプに頼むかを、掲載17社の公式記載で整理しました。

公開 2026年10月1日

アクセサリーのグッズを作りたいと思って検索すると、ジュエリー工房からノベルティ会社、アパレル雑貨の商社まで同じ画面に並びます。どこも金属を扱いますが、得意な数量と形がまったく違います。

このページでは、掲載している17社を製作の仕組みで4タイプに分け、案件ごとの当てはめ方を説明します。会社の事実は、各社の公式サイトの記載だけを使っています。

タイプを先に決めておくと、問い合わせのたびにその数量では受けられないと断られる回数が減ります。見積の比較も、同じタイプの会社どうしで行う方が条件をそろえやすくなります。

4タイプの違いを先に表で見る

まず全体像です。タイプを決めるのは、形が立体か平らか、初回が何個か、企画まで任せたいかの3点です。

タイプ得意な形初回の数量の目安(公式記載)掲載している会社の例
鋳造の工房・OEM窓口立体のリング・ペンダント・チャーム1個〜(GEMILYA)、特注1個〜(マリウス)GEMILYA、マリウス、サンワ製作所
プレス金型のノベルティ会社平らなピンバッジ・メタルチャーム既成パーツ加工10個〜、オリジナル形状100個〜シンコー(金属ノベルティ専門.com)
企画・生産管理の商社金属+異素材、雑貨と組み合わせた物販各色36個〜(ばん屋)、1型1色100個以上(アクセサリーマルタカ)アクセサリーマルタカ、ばん屋、寿商会、トラスト、AOTY
自社ブランドを持つ会社シルバーの立体グッズ、デザインから最小20個から作れる商品あり(Bizarre D.L.C)和心、Bizarre D.L.C

同じ会社が2つのタイプにまたがることもあります。たとえば栄泉は自社工場を持ちながら、価格を抑えたいコンサートグッズは海外工場で作ると書いています。

鋳造の会社が向くグッズ

鋳造は、原型からゴム型を取り、溶かした金属を流して形を作る方法です。立体の形をそのまま再現でき、1個の試作から同じ原型で数を足せます。

  • タレントのモチーフやロゴを立体にしたペンダントトップ・リング
  • シルバー925やK10など、品位刻印を入れて重みを出したいグッズ
  • 数が読めず、まず少量で出して追加したい限定品
  • 錫合金のラバーキャストで作るチャーム(サンワ製作所は1型1色各36個〜)

GEMILYAは、SV925・K18・K10・Pt900・真鍮の5種を1個から作れると公式に書いています。マリウスは、チタンやステンレスの鋳造・切削を自社工場で扱います。

プレス金型の会社が向くグッズ

プレスは、金型で金属板を打ち抜いて凹凸を付ける方法です。平らな形に色を入れる製品が中心で、数量が増えるほど1個あたりの価格が下がります。

数量メタルチャーム&キーホルダーの参考単価(シンコー、プレス色入れ)
100個@506
300個@330
500個@264
1,000個@209
別途金型代 ¥18,700

上の数字は真鍮1.2mm・25×25mm以内の参考仕様で、2026年8月現在の価格です(税込・税抜の表記はありません)。立体的なリングやペンダントはこのタイプの対象外です。

企画・生産管理の商社が向くグッズ

商社タイプは自社工場や提携工場を複数持ち、素材と工場を案件ごとに選びます。金属のアクセサリーと、アクリルや布の物販をまとめて頼めるのが強みです。

  • アクセサリーマルタカ: 芸能タレント事務所のアクリルスタンド、キャラクター企業のポーチなどの事例。依頼は法人のみ
  • ばん屋: 北京オリンピック・ディズニー・上海万博の公式アクセサリーの製造権を得た実績
  • 寿商会: 提携を含め日本・中国・韓国・ベトナムに工場(Q&Aでは日本8・中国3・韓国3・ベトナム1)。シリアル刻印やケース刻印に対応
  • AOTY: キャラクター・版権ものに対応可能とFAQに明記。国内36点〜・海外100点〜が目安

初回が100個を超え、雑貨も含めてラインナップを組むなら、このタイプが話を早く進められます。少量の試作だけを頼みたい場合は、サンプル費用の扱いを先に確かめてください。

自社ブランドを持つ会社に頼む利点

自社でアクセサリーブランドを運営している会社は、売る側の感覚でデザインを起こせます。グッズでもファンが普段使いできる形に寄せたいときに向きます。

  • 和心: シルバーブランド「かすう工房」などを運営。ゲーム会社のキャラクターペンダントの事例を公式の利用者の声に掲載
  • Bizarre D.L.C: 原宿のシルバーブランド。ミュージシャンや芸能人、スポーツ選手のコラボ商品の製作実績が多数と記載
  • どちらもデザイン画から起こすODMに対応し、パッケージや封入まで頼める

一方で、和心は初回の最低取引額を15万円からとしています。少量の試作には向きにくい点も覚えておいてください。

国内生産と海外生産で、何が変わるか

同じタイプの会社でも、国内で作るか海外で作るかで、最小ロットと日数が変わります。会社を比べるときは、どこで作る見積なのかを確かめてください。

会社国内・海外の使い分け(公式記載)
シンコー既成パーツ加工(ミドルカスタム)は国内生産、オリジナル形状(フルカスタム)は海外生産。旧正月の時期は海外工場が休み
AOTY国内生産36点〜・1〜2か月、海外生産100点〜・2〜3か月が目安
サンワ製作所企画から製造まで全て国内の自社生産
トーキョードライブ中国生産と国内生産の両方。原型・ゴム型代は中国約30,000円〜、国内約60,000円〜
ばん屋・アクセサリーマルタカばん屋はFAQで生産国を中国(中国広州工場)と記載。マルタカは中国・青島の自社工場と国内外100社余りの加工工場
寿商会提携を含む工場が日本8社・中国3社・韓国3社・ベトナム1社(Q&A)

海外生産は数量が増えるほど単価が下がる一方、日数が長く、現地の休みに左右されます。公演や式典の日が近いなら、国内生産で作れるかを先に聞いてください。

自分の案件を4タイプに当てはめる手順

最後に、問い合わせ先を絞る順番です。上から順に答えると、ほとんどの案件はタイプが1つか2つに絞れます。

  1. 形は平らか立体か。平らならプレス金型、立体なら鋳造か商社
  2. 初回は何個か。50個未満なら鋳造の窓口かプレスの既成パーツ加工
  3. 素材はシルバーや金か、真鍮・錫合金か。貴金属なら鋳造か自社ブランド型
  4. アクリルや布の物販も一緒に作るか。作るなら商社
  5. デザインを起こしてほしいか。ほしいならODMを掲げる会社

タイプが決まったら、同じタイプの会社に2〜3社見積を取ると比べやすくなります。比較表の「最小ロット」と「グッズ・ノベルティの実績」欄も参考にしてください。

この記事に出てくる会社

参照元

よくある質問

ピンバッジとペンダントは同じ会社に頼めますか?

製法が違うため、別の会社に頼むことが多いです。ピンバッジのような平らな製品はシンコーのようなプレス金型の会社、立体のペンダントはGEMILYAなど鋳造の会社が得意です。和心は徽章・ピンバッチのOEMを別サイトで扱うと案内しています。

少量の金属グッズはどのタイプに頼めばいいですか?

50個未満なら、1個から受ける鋳造の窓口(GEMILYAなど)か、既成パーツに絵柄を入れるプレス会社の小ロット品(シンコーのミドルカスタムは10個から)が現実的です。商社タイプは100個以上を目安にする会社が多くなります。

アクリルスタンドと金属チャームを一緒に頼めますか?

商社タイプなら頼めます。アクセサリーマルタカは芸能タレント事務所のアクリルスタンドやバッグチャーム・キーホルダーの事例を公開しています。依頼は法人のみです。

【条件別】アクセサリーグッズ製作会社おすすめ3選

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

1イチオシ

売れる数が読めないグッズを、1個から型を残して始めるなら

PRGEMILYA(ジェミリア)

初回は少なく、売れたら足す。原型は6か月保管

最低ロットを設けず、SV925・K18・K10・Pt900・真鍮の5種を1個から作れる。グッズ・ノベルティ専用ページで、型を保管して売れた分だけ追加生産する進め方と、同じ型でメッキの色を変えて通常版と限定版を分ける出し方を案内している。原型は最終発注から6か月保管され、期間内の追加生産は原型代がかからない。

LINEで無料相談する(公式)当サイトの紹介を読む

2

物販のラインナップを数百個単位でまとめて作るなら

株式会社アクセサリーマルタカ

金属チャームもアクスタも布も。単価と納期の目安を公開

1925年創業、中国・青島の自社工場と国内外100社余りの加工工場を使い、企画から検品・梱包・納品まで一貫して受ける。事例には東京メトロのシンボルマークのバッグチャーム、芸能タレント事務所のアクリルスタンド、キャラクターグッズ企画会社のポーチが並ぶ。バッグチャーム・キーホルダーは@800円から、納期はサンプル確認後最短5週間と公開している(税表記なし)。

株式会社アクセサリーマルタカの公式サイトへ当サイトの紹介を読む

3

ピンバッジ・平型のメタルチャームを、価格表を見て決めるなら

株式会社シンコー(金属ノベルティ専門.com)

既成パーツなら10個・最短1週間。オリジナル形状は100個から

1986年創業のシンコーが運営する金属ノベルティの専門サイト。既成パーツに絵柄を加工するミドルカスタムは最少10個・最短1週間・デザイン料無料。オリジナル形状のフルカスタムは100個からで、メタルチャーム&キーホルダーは100個で@506円、1,000個で@209円、金型代18,700円という参考価格を出している(2026年8月現在、税表記なし)。

株式会社シンコー(金属ノベルティ専門.com)の公式サイトへ当サイトの紹介を読む

関連記事