3比較ハブ工場のボイラー(小型貫流・更新・燃料転換・保守契約・リース)
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工場のボイラー(小型貫流・更新・燃料転換・保守契約・リース) · 2026年10月時点

迷ったらこれ。工場のボイラーの3選と、条件別の第一候補

ボイラーのメーカー9社と、電化・エネルギーサービス・保守の6社を調べました。決算資料、公表価格の推移、燃料の価格統計、補助金の採択結果、法令の原文も確かめています。選ぶ軸は3つです。法律の区分、燃料費、保守の網と契約です。

  • 15社を調査
  • 各会社の公式サイト
  • 調査日 2026年10月8日
  • 更新 2026年10月8日
イラストはイメージです(特定の製品ではありません)

編集部の結論

迷ったら三浦工業です。相見積もりの相手は日本サーモエナー、1台6t/hを超える大容量は川重冷熱工業です。

決め手は本体の値段ではなく燃料費です。年5,000tの蒸気をA重油で作ると、燃料費は年約4,200万円です。10年では、2t/h機2台の本体価格の約15倍になります。A重油はこの1年で約2割上がり、効率の数%の差より大きく効きます。

もう1つは法律の区分です。伝熱面積10m²以下の小型ボイラーなら、特別教育と年1回の自主検査で足ります。6t/hまでは小型を並べて台数制御してください。電化と水素は、電気代と燃料の調達の条件がそろう工場だけで検討します。

編集部・2026年10月。15社の公式サイトと決算資料、公表価格の推移を確認しました。資源エネルギー庁の価格調査、SIIの公募要領と採択結果、e-Govの法令も見ています。

【基本3選】迷った場合、相見積もりの相手、1台6t/hを超える大容量の第一候補

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

迷ったら(小型貫流を並べて更新)

三浦工業株式会社

小型貫流ボイラを主力とし、約1,200名のフィールドエンジニアが全国約100か所にいるメーカーです。

  • 比較した会社・製品三浦工業の蒸気ボイラ
  • 立場メーカー
  • 主な製品小型貫流(ガス・油・電気・水素)
選んだ理由を読む

2026年3月期の国内のボイラ売上は798億円です。オンラインメンテナンスの契約は75,000台を超えます。電気式と水素燃料のボイラもそろえます。

  • 約1,200名・約100拠点の保守
  • 電気式・水素燃料もそろう
  • スチームリースとレンタル

三浦工業株式会社の公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

相見積もりで価格を詰めたい

株式会社日本サーモエナー

機種ごとの公表価格を載せ、2026年4月にIHI汎用ボイラを合併したタクマの子会社です。

  • 比較した会社・製品日本サーモエナーのボイラ
  • 立場メーカー
  • 主な製品貫流・炉筒煙管・水管・温水機
選んだ理由を読む

2t/hのEQO-2000AMRの公表価格は1,398万円です(税別)。保守はフリーチョイス型で、長期契約は期間中に値上げしないと書いています。

  • 公表価格を掲載(税別)
  • 長期保守は期間中値上げなし
  • 2t/hのレンタルは15日から

株式会社日本サーモエナーの公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

1台あたり6t/hを超える大容量

川重冷熱工業株式会社

川崎重工業の100%子会社で、大型貫流から水管ボイラまでパッケージボイラをそろえます。

  • 比較した会社・製品川重冷熱工業のボイラ
  • 立場メーカー
  • 主な製品貫流・水管・炉筒煙管・排熱
選んだ理由を読む

大型貫流のIfritは3,000〜6,000kg/hです。水管ボイラは実際蒸発量30,000kg/hまであります。水素混焼の大型貫流もあります。

  • 水管は30,000kg/hまで
  • 水素混焼の大型貫流
  • 川崎重工業の100%子会社

川重冷熱工業株式会社の公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

会社15社の比較表

ボイラー 工場 更新会社 15社の比較(おすすめ3社が先頭)
会社比較した会社・製品立場主な製品蒸気量の範囲燃料転換の品ぞろえ保守・監視価格の公開資本・親会社
三浦工業株式会社公式 · 2026-10-08確認三浦工業の蒸気ボイラメーカー小型貫流(ガス・油・電気・水素)小型貫流は3,000kg/hまでガス・油・電気・水素ZMP保守契約・オンライン監視非公開(見積もり)東京証券取引所に上場
株式会社日本サーモエナー公式 · 2026-10-08確認日本サーモエナーのボイラメーカー貫流・炉筒煙管・水管・温水機公表価格の機種で750〜6,000kg/hガス・油・水素混焼・バイオマスフリーチョイス保守・遠隔監視積算資料に公表価格(税別)タクマの連結子会社
川重冷熱工業株式会社公式 · 2026-10-08確認川重冷熱工業のボイラメーカー貫流・水管・炉筒煙管・排熱750〜30,000kg/hガス・油・水素(専焼・混焼)運転保守整備を事業に掲げる非公開(見積もり)川崎重工業の100%子会社
Daigasエナジー株式会社公式 · 2026-10-08確認Daigasのエネルギーサービスエネルギーサービス設備の設置・運用・保守需要に合わせて設計ガス転換・バイオガス24時間365日の遠隔監視非公開(見積もり)大阪ガスの100%子会社
富士電機株式会社公式 · 2026-10-08確認富士電機の蒸気発生ヒートポンプヒートポンプのメーカー小型の蒸気発生ヒートポンプ1台45kg/h(発売時)電化(排温水の熱回収)遠隔監視・操作に対応非公開(見積もり)記載なし
株式会社ヒラカワ公式 · 2026-10-08確認ヒラカワの蒸気ボイラメーカー貫流・炉筒煙管・温水ヒータ100〜36,000kg/hガス・油・水素混焼・木質バイオマス3種の保守契約・遠隔監視MSma非公開(見積もり)非上場(資本金9,000万円)
近畿設備有限会社公式 · 2026-10-08確認近畿設備の保守販売・保守店ボイラー整備・性能検査記載なし記載なし整備・性能検査・ばいじん測定非公開非上場
コベルコ・コンプレッサ株式会社公式 · 2026-10-08確認コベルコの蒸気ヒートポンプヒートポンプのメーカー蒸気供給ヒートポンプSGH1台0.52〜0.89t/h電化(温排水の熱回収)記載なし非公開(見積もり)神戸製鋼所と三浦工業の合弁
株式会社前田鉄工所公式 · 2026-10-08確認前田鉄工所の熱源機器メーカー鋳鉄製ボイラー・ヒーター記載なし記載なしメンテナンス・保守点検整備非公開非上場
日本電熱株式会社公式 · 2026-10-08確認日本電熱の電気ボイラー電熱機器のメーカー小型(簡易)電気ボイラー記載なし電化記載なし非公開エア・ウォーターの100%子会社
株式会社サムソン公式 · 2026-10-08確認サムソンの蒸気ボイラメーカー簡易・小型貫流(ガス・油・水素)貫流で100〜3,000kg/hガス・油・水素保守契約・全国190拠点非公開(見積もり)非上場(資本金1億円)
昭和鉄工株式会社公式 · 2026-10-08確認昭和鉄工の熱源機器メーカー温水ヒーター・ボイラー記載なし電気ヒーターあり関係会社が保守非公開福岡証券取引所に上場
株式会社高尾鉄工所公式 · 2026-10-08確認高尾鉄工所のボイラメーカー電気・ガス・油・水素ボイラ電気ボイラで600〜3,600kg/h電気・水素・バイオマス法定点検の整備・メンテナンス非公開(見積もり)非上場(資本金1億円)
株式会社タクマ公式 · 2026-10-08確認タクマ(親会社)日本サーモエナーの親会社大型プラント(汎用は子会社)汎用は日本サーモエナーが扱うバイオマス発電プラント汎用の保守は子会社非公開東京証券取引所に上場
東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社公式 · 2026-10-08確認東京ガスESのオンサイトエネルギーサービス設備の保有・運用・保守需要に合わせて設計ガス転換・再エネフルメンテナンス・24時間監視非公開(見積もり)東京ガスの100%子会社

※編集チーム調べ。各社公式サイトの記載をもとに作成(2026年10月調査時点)。「記載なし」は公式サイトに該当する記述が見つからなかった項目です。

編集部の分析

15社について、公式サイトに加えて決算資料・公的統計・過去の料金などを集め、同じ物差しで考えた分析です。各項目の根拠は末尾の「この分析の根拠」に載せています(2026年10月8日時点)。

迷ったらこう選ぶ

表を上から順に見て、最初に当てはまる行が第一候補です。基本3選は、三浦工業、日本サーモエナー、川重冷熱工業です。

結論から言います。ボイラーは本体の値段より、燃料費と法律の区分で選びます。年5,000tの蒸気をA重油で作ると、10年の燃料費は2t/h機2台の本体価格の約15倍になるからです編集部の試算。

選ぶ軸は3つです。上から順に絞ります。

  1. 法律の区分で、台数と大きさを決める。小型ボイラーなら、ボイラー技士も性能検査も要りません(→法律で決まっていること)。
  2. 燃料と制御で、燃料費を詰める。燃料の種類と単価、台数制御を比べます。カタログの効率の1〜2%の差は後回しです(→費用の目安)。
  3. 保守の網と契約の条件で、メーカーを決める。近くの拠点、保守契約の値上げの扱い、部品の供給年数を書面で確かめます(→保守とやめるとき)。

このページでは、伝熱面積10m²以下の貫流ボイラーを小型ボイラーと呼びます。5m²以下のものは、法律上のボイラーに当たらない簡易ボイラーです。蒸気量は、カタログの換算蒸発量(kg/h、t/h)で書きます。

あなたの状況第一候補こうなら逆転いちばんのリスク
25〜70℃の温排水があり、120℃級の蒸気で足りるコベルコ・コンプレッサ(条件別)必要な蒸気が少量 → 富士電機温排水が減ると蒸気も減る
安い再エネ電力を使え、CO2を大きく減らしたい三浦工業の電気式(条件別)1台で1t/h超が要る → 高尾鉄工所電気代が高いと燃料費が上がる(注1)
初期投資を抑えて重油からガスへ替えたい東京ガスES(条件別)大阪ガスの供給区域 → Daigasエナジー中途解約の条件が非公開
1台あたり6t/hを超える蒸気が要る川重冷熱工業(基本3選)潜熱回収の炉筒煙管 → ヒラカワ性能検査と作業主任者が要る
相見積もりで価格を詰めたい日本サーモエナー(基本3選)保守会社の近さを重く見る → サムソン2026年4月に合併したばかり
ほかの工場(迷ったら)三浦工業(基本3選)定価の物差しが欲しい → 日本サーモエナー保守の利益率が高く値下げしにくい

注1 A重油が1L131.2円なら、分かれ目は1kWhあたり約13円です。それより高い電気では、電気ボイラーの燃料費が重油を上回ります(編集部の試算)。

注 三浦工業のAE-900Aは、2026年12月から出荷する予定です。表の東京ガスESは、東京ガスエンジニアリングソリューションズの略です。三浦工業も、蒸気の使用量で払うスチームリースを出しています。

迷ったら三浦工業

三浦工業は、小型貫流ボイラを主力とする上場メーカーです。2026年3月期の国内のボイラの売上は798億円でした。約1,200名のフィールドエンジニアが、全国約100か所の拠点にいます。オンラインメンテナンスの契約は、75,000台を超えます(2024年12月時点)。

迷ったら、三浦工業を第一候補にします。ボイラーは長く使う機械で、止まったときにすぐ来られる人の数が効くからです。ただし、見積もりは必ずもう1社と並べます。

相見積もりなら日本サーモエナー

日本サーモエナーは、タクマの子会社です。2026年4月にIHI汎用ボイラを合併し、両社の貫流ボイラをそろえました。積算資料公表価格版に機種ごとの公表価格を載せていて、2t/hのEQO-2000AMRは1,398万円です(税別)。

三浦工業と並べる2社目は、日本サーモエナーにします。公表価格があるので、値引きの幅を同じ物差しで見られるからです。合併後の保守の担当拠点は、見積もりに名前を書いてもらいます。

1台6t/hを超えるなら川重冷熱工業

川重冷熱工業は、川崎重工業の100%子会社です。大型貫流のIfritは3,000〜6,000kg/hです。水管ボイラは実際蒸発量4,000〜30,000kg/h、炉筒煙管ボイラは1,000〜12,000kg/hです。

1台で6t/hを超える蒸気が要る工場は、川重冷熱工業を第一候補にします。大型の貫流から水管まで1社で比べられ、親会社の体力もあるからです。この大きさでは、性能検査と作業主任者が要る前提で計画します。

小型を並べるか、大きい1台か

日本サーモエナーの公表価格で比べます。2t/hの小型ボイラー3台は計4,194万円、6t/hの1台は3,780万円です(税別)。6t/h機の伝熱面積は25.3m²で、法律上は小型でないボイラーに当たります。

小型でないボイラーは、毎年の性能検査、月1回の自主検査、作業主任者の選任が要ります。小型ボイラーは、特別教育と年1回の自主検査で足ります。

6t/hまでなら、小型を3台並べて台数制御します。差額の414万円は、1台が止まっても残りで蒸気を送れる保険代と考えます。性能検査のたびに全量が止まる1台型は、休まず動く工場には向きません。

気にしなくていいこと

  • カタログのボイラ効率の差です。調べたメーカーが載せる効率は、95〜102%の範囲に並びます。
  • 性能検査の手数料です。日本ボイラ協会の料金は、伝熱面積10〜40m²で1基43,450円です(税込)。
  • 遠隔監視の有無です。三浦工業、日本サーモエナー、ヒラカワなど、主要なメーカーがそろって出しています。

言いにくいこと

三浦工業の決算資料では、国内メンテナンスのセグメント利益率は25.9%です。国内の機器販売は9.7%でした。タクマの民生熱エネルギー事業の営業利益率は、約7%です編集部の試算。

メーカーは、本体より保守で稼ぐ形になっています。本体の値引きより、保守契約の単価と年数を交渉します。日本サーモエナーは、長期契約で割引し、期間中は値上げしないと書いています。

値上げも続いています。日本サーモエナーの公表価格は、2025年5月号から12月号の間に約5%上がりました。A重油は、2025年8月の1L109.1円から、2026年8月の131.2円へ上がっています(資源エネルギー庁、税抜)。

燃料の値上がりは、効率の差より大きく効きます。年5,000tの工場では、この1年のA重油の値上がりだけで、年約700万円の負担増です。重油を使い続ける工場は、更新と同時に燃料転換も見積もりに入れます。

部品の供給年数は、調べたメーカーの公開資料では見当たりませんでした。国立療養所東北新生園は2025年8月、貫流ボイラの制御システムの交換を緊急の随意契約で発注しています。契約額は1,210万円でした。

買うときに、制御盤と主要部品の供給年数を書面でもらいます。部品が切れると緊急工事になり、相見積もりを取る時間がなくなるからです。

この分析の根拠(12件)

法律で決まっていること

伝熱面積10m²以下の小型ボイラーなら、ボイラー技士も性能検査も要りません。燃料を1時間に重油換算50L以上燃やすなら、小型でもばい煙の届出が要ります。

労働安全衛生法施行令は、圧力1MPa以下の貫流ボイラーを伝熱面積で分けています。5m²以下はボイラーに当たらず、10m²以下は小型ボイラーです。気水分離器があるものは、その大きさにも条件があります。

区分(貫流ボイラー)伝熱面積取り扱う人主な検査
簡易ボイラー5m²以下資格の定めなしボイラー則の検査なし
小型ボイラー10m²以下特別教育を受けた人年1回の定期自主検査
小規模ボイラー(注1)30m²以下技能講習の修了者でも可性能検査と月1回の自主検査
それより大きいボイラー30m²超ボイラー技士性能検査と月1回の自主検査

注1 小規模ボイラーは通称で、安衛令第20条第5号ニの貫流ボイラーです。ボイラー則第23条第2項で、技能講習の修了者も取り扱えます。

注 ボイラー則はボイラー及び圧力容器安全規則です。小型でないボイラーの検査証は有効期間1年で、更新には性能検査が要ります(第37条・第38条)。小型ボイラーは、設置したら設置報告を出し、自主検査の記録を3年残します(第91条・第94条)。

小型でないボイラーを扱う作業には、ボイラー取扱作業主任者が要ります(安衛令第6条第4号)。主任者の資格は、扱うボイラーの伝熱面積の合計で決まります。貫流ボイラーは、伝熱面積の10分の1で数えます(ボイラー則第24条)。

小型ボイラーを並べれば、主任者も性能検査も要りません。2〜3t/hの小型貫流を台数制御でつなぐ形が、工場の更新の基本になります。

ばいじんなどの規制は別です。大気汚染防止法では、重油換算で1時間50L以上を燃やせるボイラーは、ばい煙発生施設です(施行令別表第一)。電気や廃熱だけを熱源にするボイラーは除かれます。

日本サーモエナーの2t/h機は、A重油を1時間128.0L使います。小型ボイラーでも、ばい煙発生施設に当たる大きさです。設置や燃料の変更は都道府県知事への届出が要り、受理から60日たつまで工事できません(同法第6条・第8条・第10条)。

燃料転換の工程は、都道府県への届出の60日から逆算して組みます。労働基準監督署への届出より、こちらの期間が長いからです。

三浦工業は、2023年12月18日の省令改正で、電気ボイラーの伝熱面積の算定方法が見直されたと説明しています。その結果、900kg/hの電気式の小型ボイラーを出せたとしています。

この分析の根拠(6件)

費用の目安:本体より燃料

年5,000tの蒸気をA重油で作ると、燃料費は年約4,200万円です。電気ボイラーが得になるのは、電気がかなり安い工場だけです。

日本サーモエナーが積算資料公表価格版に載せる、A重油焚きの機種の公表価格です。

機種(A重油焚き)換算蒸発量伝熱面積2025年5月号2026年10月号
EQS-751KM750kg/h7.69m²646万円678万円
EQS-1002KM1,000kg/h9.96m²827万円868万円
EQO-2000AMR2,000kg/h9.65m²1,331万円1,398万円
EQi-6001AM6,000kg/h25.3m²3,600万円3,780万円

注 公表価格は税別で、本体だけです。据付工事や付帯設備は含みません。2025年12月号は2026年10月号と同じ額でした。2025年5月号の額は、Web Archiveの記録によります。

本体より燃料費

EQO-2000AMRは、2,000kg/hの蒸気を作るのにA重油を1時間128.0L使います。蒸気1tあたり64.0Lです。年5,000tなら、A重油は年320kLになります編集部の試算。

2026年8月のA重油の価格は、小型ローリーの全国平均で1L131.2円です(税抜)。年320kLでは、燃料費は年約4,200万円です編集部の試算。10年で約4.2億円になり、2t/h機2台の公表価格2,796万円の約15倍です編集部の試算。

注 定格で燃やしたときの燃料消費量から出した単純な計算です。部分負荷や発停のロスは入れていません。年5,000tは、サムソンが自社の試算に使った年間蒸気使用量です。

効率1%の差は、この工場で年約42万円です編集部の試算。サムソンは、効率96%の機械を99%に替えると、年924,000円の燃料費が減ると試算しています。

見積もりは、本体価格より、同じ蒸気量での燃料消費量で比べます。10年で見ると、費用のほとんどが燃料だからです。

電化は電気代しだい

蒸気1tを作るのに要るもの定格時の量重油と同じ費用になる単価
A重油焚き小型貫流(EQO-2000AMR)A重油64.0L基準(1L131.2円で8,397円)
電気式小型貫流(AE-900A)電力約640kWh1kWhあたり約13円
蒸気ヒートポンプ(SGH120、COP3.2)電力約200kWh1kWhあたり約42円

注 AE-900Aは、電気ヒータ576kWで900kg/hの蒸気を作ります。ヒートポンプの電力は、AE-900Aの熱出力をCOP3.2で割った概算です。SGH120のCOPは、65℃の熱源水で120℃の蒸気を作る定格の値です。どれも編集部の試算です。

電気ボイラーは、安い再エネ電力を使える工場か、CO2の削減目標が費用より優先する工場に限ります。重油が1L131.2円なら、1kWhあたり約13円を超える電気では燃料費が上がるからです。温排水がある工場は、先に蒸気ヒートポンプで焚き減らしを考えます。

水素

水素を燃やすボイラーは、すでに各社が出しています。三浦工業のAN-2000、サムソンのHB-750AP、川重冷熱工業の水素専焼の小型貫流があります。日本サーモエナーのK-750CSは、水素を80vol%まで混ぜて燃やせます。

水素ボイラーは、近くで水素を安定して受け取れる工場だけが選びます。ボイラーは買えても、燃料の調達のほうが決まらないからです。混焼型なら、水素が来ない日も都市ガスで動かせます。

補助金

SIIの省エネ・非化石転換補助金(設備単位型)では、ボイラ効率95%以上のボイラーが高性能ボイラの対象です。更新の補助率は1/3以内で、上限は1億円です。効率102%以上で台数制御装置も入れると、トップ性能枠で1/2以内になります。

重油や石炭のボイラーを、ガス焚きや電気ボイラーに替える更新は、電化・脱炭素燃転型の対象です。更新の補助率は1/2以内で、上限は3億円、電化は5億円です。電気ボイラーでは、専用の受変電設備も対象になります。

4次公募は2026年10月5日から10月30日17時までです。単年度の事業は、2027年1月31日までに完了する必要があります。採択の結果では、高性能ボイラは1次公募で88件中81件、2次公募で86件中74件が採択されました。

採択された高性能ボイラの平均省エネ率は、1次で4.9%、2次で5.0%でした。高効率空調は、1次で31.6%、2次で32.2%です。

ボイラーの効率を上げるだけの更新は、省エネの幅が小さい投資です。重油を使う工場は、燃料転換の電化・脱炭素燃転型を先に検討します。補助率が1/2で、燃料単価の差も取れるからです。

この分析の根拠(13件)

保守とやめるとき

部品の供給年数は公開されていません。保守契約とリースは、やめるときの条件を先に確かめます。

各社の公式ページで確かめられたことを並べます。

契約・サービス公式に書いていること
日本サーモエナーのリース・割賦中途解約はできない
日本サーモエナーのレンタル中途解約できる。最短15日から
日本サーモエナーの長期保守契約年数に応じ割引。期間中は値上げなし
日本サーモエナーのプレミアムプラン蒸気ボイラは指定薬品の使用が条件
サムソンの保守契約定期点検が定期自主検査の代わりになる
三浦工業のスチームリース蒸気の使用量に応じた変動制
東京ガスESのオンサイト設備は東京ガスグループが所有

注 日本サーモエナーのリースの期間は、法定耐用年数の70〜120%で決まると同社は書いています。三浦工業のリースの詳細はカタログで、会員登録が要る場合があります。東京ガスESとDaigasエナジーの契約期間と中途解約の条件は、公開されていません。

保守契約をやめても、自主検査の義務は事業者に残ります。解約するなら、次の検査を誰がするかを先に決めます。缶体の保証が薬品の指定とつながる契約は、水処理を他社に替えにくくなります。

部品の供給年数

調べたメーカーの公開資料では、生産終了後の部品の供給年数は見当たりませんでした。三浦工業は、全国の部品をバーコードでオンライン管理していると書いています。

見積もりの段階で、本体・制御盤・バーナの部品の供給年数を書面でもらいます。書面がない機種は、その年数を更新計画の上限とみます。

中古ボイラーと出所の分からない機械

厚生労働省の職場のあんぜんサイトには、無検定の小型貫流ボイラーが破裂した事例が載っています。伝熱面積9.8m²の試作品で、メーカーが倒産したあと整備業者が購入して設置したものでした。起動から約10分後に破裂し、ボイラー室をほぼ壊しています。

中古や出所の分からない小型ボイラーは、個別検定の合格を書類で確かめられない限り入れません。小型ボイラーにも検定が必要で、事業場も整備業者も知らなかったことが原因に挙がっているからです。

止まったときの代わり

日本サーモエナーは2t/hのレンタルボイラを最短15日から、三浦工業は45〜2,000kg/hのレンタルを出しています。燃料、電気、水、ボイラ用の薬品は借りる側の負担です(日本サーモエナー)。

ボイラーが1台しかない工場は、故障時のレンタルの手配先を平時に決めておきます。更新工事の間も、同じレンタルでつなぎます。

この分析の根拠(8件)

更新の手順と、見積もりで聞くこと

最初にやることは、今の蒸気の使い方を測ることです。

手順は5つです。まず今の蒸気の使い方を1〜2週間測ります。次に、小型を並べるか大きい1台かを法律の区分で決めます。そのうえで燃料を決め、同じ条件で2〜3社に見積もりを頼みます。最後に、補助金と届出の期間に発注の時期を合わせます。

ヒラカワの遠隔監視MSmaは、負荷率や発停のロスを分析すると書いています。日本サーモエナーの月報診断レポートは、運転時間、燃料使用量、蒸気の負荷、発停回数を出します。

SIIの補助金では、交付決定のあとに事業を始めます。大気汚染防止法の届出は、受理から60日たつまで工事ができません。

見積もりで書面にしてもらうこと

  • 同じ蒸気量・圧力での燃料消費量
  • 機械ごとの伝熱面積と、法律上の区分
  • 台数制御の方式と、低負荷での運転
  • 本体・制御盤・バーナの部品の供給年数
  • 保守の担当拠点と、駆けつけるまでの時間
  • 保守契約の年額、期間、期間中の値上げの扱い
  • 保守契約に必要な薬品の指定の有無
  • 工事中と故障時の代わりのボイラー
  • 補助金の対象機種か、ばい煙の届出の要否

燃料消費量は、定格だけでなく、自社の平均負荷での値も出してもらいます。工場の負荷は定格より低いことが多く、そこで差がつくからです。

この分析の根拠(4件)

調べた15社と、選んだ・外した理由

15社それぞれについて、選んだか外したかと、その理由です。

会社扱いと理由
三浦工業基本3選。迷ったら
日本サーモエナー基本3選。相見積もりの物差し
川重冷熱工業基本3選。1台6t/hを超える大容量
コベルコ・コンプレッサ条件別。温排水から蒸気を作る
東京ガスエンジニアリングソリューションズ条件別。初期投資を抑えて燃料転換
サムソン逆転の候補。地域の保守会社で比べる
ヒラカワ逆転の候補。潜熱回収の炉筒煙管
高尾鉄工所逆転の候補。大型の電気ボイラ
富士電機逆転の候補。少量の蒸気の焚き減らし
Daigasエナジー逆転の候補。大阪ガスの供給区域
近畿設備注の候補。地域の保守会社の例
タクマ選ばず。汎用ボイラは子会社が扱う
日本電熱選ばず。製品の蒸気量を確かめられず
前田鉄工所選ばず。温水・暖房向けが中心
昭和鉄工選ばず。温水ヒーターが中心

注 「選ばず」は、第一候補にしなかったという意味です。近畿設備のような地域の保守会社は、メーカーの保守と並べる相手になります。

IHI汎用ボイラは、2026年4月に日本サーモエナーと合併したため、日本サーモエナーに含めました。比較・まとめサイトと、公式サイトを特定できない会社は外しています。

この分析の根拠(1件)

判断の根拠にした実態データ

判断を支えた数字です(2026年10月7〜8日確認)。会社の売上の大小は、燃料費や保守の近さを示さないため順位づけに使っていません。

何を見たか分かったこと判断への効き方
三浦工業の決算参考資料国内ボイラ売上798億円(2026年3月期)迷ったら三浦工業
三浦工業の決算参考資料国内保守の利益率25.9%、機器9.7%保守の単価を交渉する
タクマの決算補足資料民生熱エネルギーの利益率約7%保守の利益率は会社で差
日本サーモエナーの公表価格2t/h機1,398万円(税別)見積もりの物差し
公表価格のWeb Archive1年足らずで約5%上昇値上げを見込む
資源エネルギー庁の価格調査A重油は1年で約2割上昇燃料転換を先に見る
日本サーモエナーの仕様2t/h機でA重油128.0L/h燃料費が本体の約15倍
SIIの採択結果ボイラ更新の省エネ率は約5%効率の差は決め手にしない
e-Govの法令小型は10m²以下で技士不要小型を並べる
国立療養所の随意契約制御システム交換1,210万円部品の年数を書面で聞く
職場のあんぜんサイト無検定の小型ボイラーが破裂中古は入れない

注 燃料費と本体の比は、編集部が計算した値です。条件は年5,000t、A重油1L131.2円(税抜)、10年、2t/h機2台です。タクマの利益率も、決算資料の売上と営業利益から計算しました。

タクマは2024年10月、IHIからIHI汎用ボイラの全株式を取得する契約を結びました。IHI汎用ボイラの売上は、2024年3月期で62億3,200万円でした。川崎重工業は2021年8月に川重冷熱工業を完全子会社にしています。三浦工業は2021年に、コベルコ・コンプレッサの株式の49%を取得しました。

ボイラーのメーカーは、ここ数年で親会社の傘下にまとまる動きが続いています。製品の名前が変わっても、保守の拠点と部品の約束が続くかで選びます。

取れなかったもの。三浦工業とサムソンの本体価格、各社の保守契約の料金、生産終了後の部品の供給年数は公開されていませんでした。工場向けボイラーの更新工事の落札額は、仕様と金額がそろった公表を見つけられませんでした。ボイラーの法令違反での送検や処分の公表も、見つかりませんでした。口コミは判断に使っていません。

この分析の根拠(12件)

工場のボイラーの選び方(2つの手順)

蒸気の使い方を測り、法律の区分で台数と大きさを決める

蒸気の量、圧力、燃料の使用量を1〜2週間測ります。そのうえで、小型ボイラーを並べるか、大きい1台にするかを決めます(→法律で決まっていること)。

同じ蒸気量の燃料消費量で比べ、保守と部品の約束を書面にする

2〜3社に、同じ蒸気量での燃料消費量を出してもらいます。保守契約の年額と期間、部品の供給年数も書面でもらいます(→見積もりで聞くこと)。

選定基準

調べたのは、2026年10月7日に検索で表示された国内の15社です。検索語は、貫流ボイラーのメーカー、小型貫流ボイラーの更新、ボイラーの保守契約などです。電気ボイラー、蒸気ヒートポンプ、エネルギーサービスでも調べました。比較・まとめサイトと、公式サイトを特定できない会社は除きました。掲載の条件は3つです。1つ目は、ボイラーの製品、販売、保守、蒸気を作る設備、エネルギーサービスのいずれかのページが公式サイトにあることです。2つ目は、運営会社を公式に確かめられることです。3つ目は、法人からの見積もりや相談の窓口があることです。そのうえで、決算資料、公表価格とWeb Archiveの記録を比べました。資源エネルギー庁の価格調査と、SIIの公募要領・採択結果も見ています。e-Govの法令と厚生労働省の事例も確かめています(2026年10月7〜8日確認)。そして基本の3社を選びました。迷った場合、相見積もりの物差しが欲しい場合、1台6t/hを超える場合の3通りです。温排水がある場合、安い電気がある場合、初期投資を抑えたい場合は、別に第一候補を示しています。15社それぞれの扱いと理由は「調べた15社と、選んだ・外した理由」に載せています。

おすすめ3社を詳しく紹介

1三浦工業株式会社

迷ったら(小型貫流を並べて更新)

小型貫流ボイラを主力とし、約1,200名のフィールドエンジニアが全国約100か所にいるメーカーです。

比較した会社・製品
三浦工業の蒸気ボイラ
立場
メーカー
主な製品
小型貫流(ガス・油・電気・水素)
蒸気量の範囲
小型貫流は3,000kg/hまで

おすすめの理由

2026年3月期の国内のボイラ売上は798億円です。オンラインメンテナンスの契約は75,000台を超えます。電気式と水素燃料のボイラもそろえます。

分かれ目は迷ったらこう選ぶの表にあります。

決め手

  • 約1,200名・約100拠点の保守
  • 電気式・水素燃料もそろう
  • スチームリースとレンタル

向かない人

本体も保守契約も価格を公開していません。国内メンテナンスの利益率が高いので、保守の単価は必ず交渉してください。

特徴

  • 小型貫流ボイラを主力とする東証上場メーカー。1959年設立
  • 2026年3月期の国内ボイラ売上は798億円(前期比6.4%増)
  • 国内メンテナンスのセグメント利益率25.9%、国内機器販売は9.7%
  • 約1,200名のフィールドエンジニアを全国約100か所に配置
  • オンラインメンテナンス契約は75,000台以上(2024年12月時点)
  • 保守契約制度ZMPは1972年開始。契約期間中の故障修理も保証
  • 電気式小型貫流ボイラAE-900Aは900kg/h。2026年12月から出荷予定
  • 水素燃料ボイラAN-2000などをラインアップ
  • 変動制のスチームリースと、45〜2,000kg/hのボイラのレンタル
  • SIIのGX要件メーカー一覧に掲載(2026年9月24日)

主な製品・サービス

主な製品・サービス種類備考
小型貫流蒸気ボイラ SQガス焚き2,000〜3,000kg/h
電気式小型貫流蒸気ボイラ AE-900A電気900kg/h、特別教育で取扱い
水素燃料ボイラ AN-2000水素運転時のCO2排出ゼロ

基本情報

設立1959年5月1日
本社愛媛県松山市・東京都港区
資本金95億4,400万円
従業員単独3,540名・連結7,896名(2026年3月31日)

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※2026年10月8日時点の公式情報

2株式会社日本サーモエナー

相見積もりで価格を詰めたい

機種ごとの公表価格を載せ、2026年4月にIHI汎用ボイラを合併したタクマの子会社です。

比較した会社・製品
日本サーモエナーのボイラ
立場
メーカー
主な製品
貫流・炉筒煙管・水管・温水機
蒸気量の範囲
公表価格の機種で750〜6,000kg/h

おすすめの理由

2t/hのEQO-2000AMRの公表価格は1,398万円です(税別)。保守はフリーチョイス型で、長期契約は期間中に値上げしないと書いています。

分かれ目は迷ったらこう選ぶの表にあります。

決め手

  • 公表価格を掲載(税別)
  • 長期保守は期間中値上げなし
  • 2t/hのレンタルは15日から

向かない人

公表価格は2025年に約5%上がりました。プレミアムプランは、蒸気ボイラでは指定薬品の使用が条件です。

特徴

  • 2026年4月1日にIHI汎用ボイラを合併
  • 従業員607名(2026年4月1日)。支店・営業所47か所
  • 公表価格を掲載。EQO-2000AMRは1,398万円(税別)
  • 公表価格は2025年5月号から12月号の間に約5%上昇
  • フリーチョイス型保守。長期契約は割引、期間中は値上げなし
  • プレミアムプランは、蒸気ボイラでは指定薬品の使用が条件
  • 2t/hのレンタルボイラK-2000L/LH。最短15日から
  • 水素混焼の小型貫流K-750CSは水素混焼率80vol%
  • リースと割賦は中途解約できないと比較表に明記

主な製品・サービス

主な製品・サービス種類備考
エクオス貫流ボイラ EQO・EQSガス焚き・油焚き750〜2,000kg/h
大型貫流ボイラ EQi-6001AM油焚き6,000kg/h、伝熱面積25.3m²
Kシリーズ貫流ボイラガス焚き・油焚き旧IHI汎用ボイラの製品

基本情報

設立1961年8月
本社東京都品川区
資本金4億9,140万円
従業員607名(2026年4月1日)
親会社タクマ

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※2026年10月8日時点の公式情報

3川重冷熱工業株式会社

1台あたり6t/hを超える大容量

川崎重工業の100%子会社で、大型貫流から水管ボイラまでパッケージボイラをそろえます。

比較した会社・製品
川重冷熱工業のボイラ
立場
メーカー
主な製品
貫流・水管・炉筒煙管・排熱
蒸気量の範囲
750〜30,000kg/h

おすすめの理由

大型貫流のIfritは3,000〜6,000kg/hです。水管ボイラは実際蒸発量30,000kg/hまであります。水素混焼の大型貫流もあります。

分かれ目は迷ったらこう選ぶの表にあります。

決め手

  • 水管は30,000kg/hまで
  • 水素混焼の大型貫流
  • 川崎重工業の100%子会社

向かない人

価格と保守の拠点数は公開されていません。この大きさでは、性能検査と作業主任者が要ります。

特徴

  • 川崎重工業の100%子会社。2021年8月に株式交換
  • 1972年創立。資本金14億6,050万円、従業員573名
  • 小型貫流WILLHEATは1,500〜3,000kg/h
  • 大型貫流Ifritは3,000〜6,000kg/h
  • 水管ボイラは実際蒸発量4,000〜30,000kg/h
  • 水素専焼の小型貫流、水素混焼の大型貫流
  • SIIのGX要件メーカー一覧に掲載(2026年9月24日)

主な製品・サービス

主な製品・サービス種類備考
大型貫流ボイラ Ifritガス・水素混焼3,000〜6,000kg/h
水管ボイラ KD大容量実際蒸発量4,000〜30,000kg/h
小型貫流ボイラ WILLHEATガス・水素専焼750〜3,000kg/h

基本情報

創立1972年3月10日
本店滋賀県草津市
資本金14億6,050万円
従業員573名(2026年3月末)
親会社川崎重工業(100%)

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※2026年10月8日時点の公式情報

そのほかの会社12社を紹介

Daigasエナジー株式会社

大阪ガスの100%子会社です。設備を同グループが設置して運用するエネルギーサービスを出しています。

比較した会社・製品
Daigasのエネルギーサービス
立場
エネルギーサービス
主な製品
設備の設置・運用・保守
蒸気量の範囲
需要に合わせて設計

向いている人大阪ガスの供給区域で、初期投資を抑えて燃料転換と更新をしたい工場に向きます。

確認したい点契約期間、中途解約、満了時の設備の扱いは公開されていません。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

Daigasエナジーは、大阪ガスが100%出資する会社です。2019年10月に設立され、2020年4月に事業を始めました。本社は大阪市中央区、資本金は3.1億円、従業員は1,016名です(2026年4月1日)。

業務用のガス・電気の販売と保守、機器の販売・施工、エネルギーサービス、熱供給を手がけます。液化天然ガスと液化石油ガスの販売もしています。エネルギーサービスでは、同社グループが設備を設置し、エネルギー加工やメンテナンスと合わせて提供します。

初期投資を抑え、設備関連の費用を平準化できるとしています。設備は24時間365日、遠隔で監視し、受付にも対応します。環境負荷の低減やBCP対策の提案もしています。導入事例には、初期投資ゼロで排水処理設備を入れ、バイオガスをボイラで蒸気に使う例があります。

特徴

  • 大阪ガスの100%出資。資本金3.1億円
  • 2019年10月設立、2020年4月事業開始。従業員1,016名
  • 24時間365日の遠隔監視と受付対応
主な製品・サービス・基本情報を見る

主な製品・サービス

主な製品・サービス種類備考
エネルギーサービス設備設置・運用熱源・排水処理など

基本情報

設立2019年10月1日
本社大阪市中央区
資本金3.1億円
従業員1,016名(2026年4月1日)
親会社大阪ガス(100%)

出典: www.daigas-energy.co.jp・ene.osakagas.co.jp・ene.osakagas.co.jp

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※2026年10月8日時点の公式情報

富士電機株式会社

小型の蒸気発生ヒートポンプを出す電機メーカーです。排温水から熱を回収し、蒸気を作ります。

比較した会社・製品
富士電機の蒸気発生ヒートポンプ
立場
ヒートポンプのメーカー
主な製品
小型の蒸気発生ヒートポンプ
蒸気量の範囲
1台45kg/h(発売時)

向いている人排温水があり、殺菌や加湿など少量の蒸気を使う場所の近くに置きたい工場に向きます。

確認したい点1台の蒸気量が小さく、ボイラの置き換えではなく焚き減らしの機械です。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

富士電機は、2015年時点で東京都品川区に本社を置く電機メーカーです。2015年7月に蒸気発生ヒートポンプの発売を発表し、同年12月に発売しました。自動販売機で培ったヒートポンプ技術を使っていると説明しています。

発売時の仕様では、60〜80℃の排温水などから熱を回収し、100〜120℃の飽和蒸気を作ります。最大加熱能力は30kW、最大蒸気発生量は45kg/hで、最高COPは3.5です。蒸気の使用量に応じ、最大10台まで接続して運転できます。

現在の製品ページでは、国内初の小型蒸気発生ヒートポンプとして、最高150℃の飽和蒸気を作れると書いています。低圧の冷媒を使うため、高圧ガス保安法の届出が要らないとしています。ボイラの焚き減らしによる省エネとCO2削減をうたう製品です。

特徴

  • 60〜80℃の排温水から100〜120℃の飽和蒸気(発売時)
  • 最大加熱能力30kW、最大蒸気発生量45kg/h(発売時)
  • 最高COP3.5(発売時)
  • 現行品は最高150℃の飽和蒸気
  • 低圧冷媒で高圧ガス保安法の対象外
主な製品・サービス・基本情報を見る

主な製品・サービス

主な製品・サービス種類備考
蒸気発生ヒートポンプ電気(熱回収)1台45kg/h(発売時)

基本情報

本社東京都品川区

出典: www.fujielectric.co.jp・www.fujielectric.co.jp

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※2026年10月8日時点の公式情報

株式会社ヒラカワ

1912年創業の大阪のボイラメーカーです。貫流から大容量の炉筒煙管まで、1社でそろえます。

比較した会社・製品
ヒラカワの蒸気ボイラ
立場
メーカー
主な製品
貫流・炉筒煙管・温水ヒータ
蒸気量の範囲
100〜36,000kg/h

向いている人潜熱回収の炉筒煙管など、大容量の蒸気を1社で比べたい工場に向きます。

確認したい点価格と従業員数は公開されていません。大容量の機種は法律上の小型ボイラーに当たらないので、検査と資格の負担も見積もりに含めてください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

ヒラカワは1912年創業、本社が大阪市北区のボイラメーカーです。資本金は9,000万円です。貫流ボイラと炉筒煙管ボイラ、温水ヒータ、木質バイオマスボイラを手がけます。

製品一覧の換算蒸発量は、100kg/hから36,000kg/hまでです。潜熱回収型の貫流ボイラConboGasは、効率102%を載せています。都市ガスに水素を混ぜて燃やす、JSN-HMシリーズもあります。環境省のLD-Tech認証を受けた製品も載せています。

コールセンターは24時間365日対応です。保守契約の顧客には、事故のとき最優先で駆けつけるとしています。遠隔監視のMSmaは、運転状況を分析し、部品やボイラの交換時期も案内します。保守はフルメンテナンス、スタンダード、定期点検の3種類です。サービス網は札幌から沖縄まで30か所を載せています。

特徴

  • 1912年創業。本社は大阪市北区、資本金9,000万円
  • 水素混焼貫流ボイラJSN-HMシリーズ
  • 環境省LD-Tech認証の製品を掲載
  • 遠隔監視MSmaで予防保全と省エネ分析
  • 保守契約はフルメンテナンス・スタンダード・定期点検の3種類
主な製品・サービス・基本情報を見る

主な製品・サービス

主な製品・サービス種類備考
潜熱回収貫流ボイラ ConboGasガス効率102%
水素混焼貫流ボイラ JSN-HM都市ガス・水素水素混焼
炉筒煙管ボイラガス・油大容量

基本情報

創業1912年4月
本社大阪市北区
資本金9,000万円

出典: www.hirakawag.co.jp・www.hirakawag.co.jp・www.hirakawag.co.jp・www.hirakawag.co.jp

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※2026年10月8日時点の公式情報

近畿設備有限会社

奈良県のボイラー整備会社です。複数メーカーのボイラーと、配管などの付帯設備をまとめて見ます。

比較した会社・製品
近畿設備の保守
立場
販売・保守店
主な製品
ボイラー整備・性能検査
蒸気量の範囲
記載なし

向いている人近畿で、ボイラーと配管などの付帯設備をまとめて見てもらいたい事業所に向きます。

確認したい点取り扱いメーカーは4社です。三浦工業や日本サーモエナーの機械は、対応できるかを先に聞いてください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

近畿設備は1970年1月創立、奈良県北葛城郡王寺町のボイラー整備会社です。日本ボイラ協会の会員で、管工事業の建設業許可を持っています。対応は近畿一円で、エリア外は相談としています。インボイスの登録番号も公開しています。

事業内容は、ボイラー整備と性能検査一式、各種ボイラーの整備・工事、温水ボイラーの販売工事、ばいじん測定などです。取り扱いメーカーに、ヒラカワ、日本電熱、前田鉄工所、サムソンを挙げています。

同社は、配管のような付帯設備はメーカーでは対応できないと書いています。そのうえで、ボイラー設備全般のメンテナンスを引き受けるとしています。50年以上、ボイラーの保守を主軸に、修理・整備・入替えをしてきたと説明しています。日々のメンテナンス記録がないと、トラブルの原因の特定が難しいとも書いています。

特徴

  • 日本ボイラ協会会員、建設業許可(管工事業)
  • 取り扱いはヒラカワ・日本電熱・前田鉄工所・サムソン
  • 配管などの付帯設備も含めて保守
主な製品・サービス・基本情報を見る

主な製品・サービス

主な製品・サービス種類備考
ボイラー整備・性能検査保守近畿一円

基本情報

創立1970年1月
所在地奈良県北葛城郡王寺町

出典: www.kinsetsu.co.jp・www.kinsetsu.co.jp

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※2026年10月8日時点の公式情報

コベルコ・コンプレッサ株式会社

神戸製鋼所と三浦工業の合弁会社です。工場の温排水から蒸気を作るヒートポンプSGHを扱います。

比較した会社・製品
コベルコの蒸気ヒートポンプ
立場
ヒートポンプのメーカー
主な製品
蒸気供給ヒートポンプSGH
蒸気量の範囲
1台0.52〜0.89t/h

向いている人25〜70℃の温排水が安定して出る工場で、ボイラの焚き減らしをしたい場合に向きます。

確認したい点1台の蒸気量は1t/hに届きません。温排水がない工場では使えず、ボイラの全量の置き換えにはなりません。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

コベルコ・コンプレッサは、神戸製鋼所の汎用圧縮機事業を集約した会社です。2021年に三浦工業が株式の49%を取得し、合弁会社になりました。空気圧縮機のほか、ヒートポンプと蒸気圧縮機を扱います。

高効率蒸気供給ヒートポンプシステムのSGHは、工場の温排水などから熱を回収して蒸気を作ります。神戸製鋼所の2011年の発表では、SGH120は65℃の熱源水から120℃の蒸気を0.52t/h作ります。COPは3.2です。SGH165は165℃の蒸気を0.89t/h供給します。

同じ発表は、ガスボイラに比べ約6割の省エネと約7割のCO2削減ができるとしています。熱源水の範囲は、SGH120が25〜65℃、SGH165が35〜70℃です。SGH165の蒸気は0.6MPaGで、既設の蒸気配管につなげます。

特徴

  • 神戸製鋼所と三浦工業の合弁。三浦工業が49%を保有
  • 蒸気供給ヒートポンプSGHを製品ページに掲載
  • SGH120は65℃の熱源水で120℃蒸気0.52t/h、COP3.2
  • ガスボイラ比で約6割の省エネ、約7割のCO2削減と発表
主な製品・サービス・基本情報を見る

主な製品・サービス

主な製品・サービス種類備考
蒸気供給ヒートポンプ SGH120電気(熱回収)120℃・0.52t/h
蒸気供給ヒートポンプ SGH165電気(熱回収)165℃・0.89t/h

基本情報

株主神戸製鋼所・三浦工業(49%)

出典: kobelco-compressors.com・www.kobelco.co.jp・www.kobelco.co.jp

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※2026年10月8日時点の公式情報

株式会社前田鉄工所

1906年創立の長野県の熱源機器メーカーです。鋳鉄製のボイラー・ヒーターが中心です。

比較した会社・製品
前田鉄工所の熱源機器
立場
メーカー
主な製品
鋳鉄製ボイラー・ヒーター
蒸気量の範囲
記載なし

向いている人暖房・給湯の温水設備を一緒に更新する事業所の相談先です。

確認したい点工場の生産用の蒸気ボイラを主力にしているとは確かめられませんでした。蒸気の更新では、貫流ボイラのメーカーと並べてください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

前田鉄工所は1906年創立、本社と工場が長野県須坂市にある熱源機器メーカーです。従業員は175名です(2026年4月現在)。営業本部は東京都足立区にあります。本社と長野工場の敷地は23,685m²です。製造から据付後の保守まで、自社で受ける体制です。

鋳鉄製のボイラー・ヒーターを中心に、熱源機器の製造販売をしています。熱関連機器のエンジニアリング、メンテナンスと保守点検整備、製品の取替と改造工事も事業に挙げています。

公式サイトの導入例には、宿泊施設や高齢者福祉施設の暖房・給湯と、ランドリーや厨房の蒸気システムが並びます。工場の生産用の小型貫流蒸気ボイラを主力にしているとは、公式サイトで確かめられませんでした。奈良県の近畿設備は、取り扱いメーカーに同社を挙げています。

特徴

  • 1906年創立。本社・工場は長野県須坂市
  • 鋳鉄製ボイラー・ヒーター中心の熱源機器メーカー
  • メンテナンス及び保守点検整備、製品取替・改造工事
  • 導入例は宿泊・福祉施設の暖房・給湯と蒸気システム
主な製品・サービス・基本情報を見る

主な製品・サービス

主な製品・サービス種類備考
鋳鉄製ボイラー・ヒーター温水・蒸気暖房・給湯向け

基本情報

創立1906年4月
本社長野県須坂市
従業員175名(2026年4月)

出典: www.maedatekkou.co.jp・www.maedatekkou.co.jp

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※2026年10月8日時点の公式情報

日本電熱株式会社

エア・ウォーターの100%子会社の電熱機器メーカーです。小型(簡易)の電気ボイラーを手がけます。

比較した会社・製品
日本電熱の電気ボイラー
立場
電熱機器のメーカー
主な製品
小型(簡易)電気ボイラー
蒸気量の範囲
記載なし

向いている人電化を、蒸気を使う場所ごとの小さな電気ボイラーから始めたい工場に向きます。

確認したい点製品ごとの蒸気量を公式ページで確かめられませんでした。大型の電気ボイラーは協業先の高尾鉄工所の製品です。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

日本電熱は1946年創業、本社が長野県安曇野市の電熱機器メーカーです。エア・ウォーターの100%子会社で、資本金は9,500万円、従業員は200名です(2026年2月現在)。シーズヒーターなどの産業用電熱機器が主力です。

電気式の小型(簡易)ボイラーを手がけます。大型ボイラーを得意とする高尾鉄工所と協業し、互いの製品を販売できる体制にしました。小型と大型の電気ボイラーを組み合わせ、工程に合わせて蒸気を送る提案をしています。

同社は、集中型の燃焼式ボイラーでは、蒸気の有効利用率が平均54%にとどまると説明しています。使う場所の近くに電気ボイラーを置く分散型で、配管のロスを減らせるとしています。平日の日中は大型、負荷が小さい時間は小型を使う運用例も載せています。

特徴

  • 1946年創業。エア・ウォーターの100%子会社
  • 資本金9,500万円、従業員200名(2026年2月)
  • 電気式の小型(簡易)ボイラーを手がける
主な製品・サービス・基本情報を見る

主な製品・サービス

主な製品・サービス種類備考
小型(簡易)電気ボイラー電気分散設置向け

基本情報

創業1946年3月15日
本社長野県安曇野市
資本金9,500万円
従業員200名(2026年2月)
株主エア・ウォーター(100%)

出典: www.nichinetu.co.jp・www.nichinetu.co.jp

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※2026年10月8日時点の公式情報

株式会社サムソン

香川県のボイラメーカーです。保守契約の定期点検が、法定の定期自主検査の代わりになると書いています。

比較した会社・製品
サムソンの蒸気ボイラ
立場
メーカー
主な製品
簡易・小型貫流(ガス・油・水素)
蒸気量の範囲
貫流で100〜3,000kg/h

向いている人見積もりの3社目や、地域の保守会社に近くで見てもらいたい工場に向きます。

確認したい点価格は公開していません。保守は地域ごとの別会社が担うので、担当会社の名前と体制を見積もりで確かめてください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

サムソンは1945年創業、1956年設立のボイラメーカーで、本社は香川県観音寺市です。資本金は1億円、従業員は376名です(2026年4月現在)。ボイラのほか、食品機器と水処理機器も手がけます。

ガス焚き小型貫流のSEシリーズは2,000〜3,000kg/hです。2023年11月のリニューアルで、ボイラ効率99%を標準にしました。1,500kg/h以下の簡易・小型貫流や、750kg/hの水素ボイラHB-750APもそろえます。台数制御装置も自社で出しています。

保守契約では、定期点検が法定の定期自主検査の代わりになると書いています。部品代・修理代・出動料は、基本的に不要としています。サービスは全国190拠点で、メンテナンス網には地域ごとの33の保守会社が載っています。

特徴

  • 1945年創業、1956年設立。従業員376名(2026年4月)
  • 効率96%→99%で年924,000円の燃料費減という自社試算
  • 水素ボイラHB-750AP(750kg/h、簡易貫流)
  • 台数制御装置NEW-BRMⅣを自社で用意
  • 保守契約の定期点検が定期自主検査の代わりになると明記
  • 保守契約は部品代・修理代・出動料が基本的に不要
  • 全国190拠点。メンテナンス網に33の保守会社を掲載
  • SIIのGX要件メーカー一覧に掲載(2026年9月24日)
主な製品・サービス・基本情報を見る

主な製品・サービス

主な製品・サービス種類備考
ガス焚き小型貫流 SE-WPGガス2,000〜3,000kg/h
簡易・小型貫流 BB・EB・TUガス・油100〜1,500kg/h
水素ボイラ HB-750AP水素750kg/h

基本情報

創業1945年11月
設立1956年3月
本社香川県観音寺市
資本金1億円
従業員376名(2026年4月)

出典: www.samson.co.jp・www.samson.co.jp・www.samson.co.jp・www.samson.co.jp

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※2026年10月8日時点の公式情報

昭和鉄工株式会社

福岡証券取引所に上場する熱源機器メーカーです。真空式などの温水ヒーターが中心です。

比較した会社・製品
昭和鉄工の熱源機器
立場
メーカー
主な製品
温水ヒーター・ボイラー
蒸気量の範囲
記載なし

向いている人温水を使う工程や、暖房・給湯の熱源を更新する事業所の相談先です。

確認したい点工場の生産用の蒸気ボイラの品ぞろえは、公式サイトで確かめられませんでした。

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昭和鉄工は1883年創業、1933年設立で、本社は福岡県糟屋郡宇美町です。福岡証券取引所に上場しています。資本金は16億4,100万円、従業員は392名、連結で396名です(2026年3月31日現在)。

工場は福岡県の宇美と古賀、北海道石狩市の札幌の3か所です。支店は東北・東京・大阪・九州にあり、営業所は札幌から南九州まで10か所です。関係会社に昭和トータルサービスがあります。東京支社は川崎市川崎区です。組織は2026年4月1日現在の体制を公開しています。

製品紹介のボイラー・ヒーターの区分では、真空式温水ヒーターや無圧開放式温水ヒーターなどの温水発生機を載せています。潜熱回収ヒーターのRECOSとジェネボや、電気ヒーターもあります。工場の蒸気ボイラの更新では、主な候補にしませんでした。

特徴

  • 資本金16億4,100万円、従業員392名(連結396名)
  • 工場は宇美・古賀・札幌の3か所
  • 真空式・無圧開放式の温水ヒーターなど温水発生機を掲載
  • 潜熱回収ヒーターや電気ヒーターも製品紹介に掲載
主な製品・サービス・基本情報を見る

主な製品・サービス

主な製品・サービス種類備考
真空式温水ヒーター温水取り扱いが容易と説明
潜熱回収ヒーター温水RECOS・ジェネボ

基本情報

創業1883年10月
設立1933年4月
本社福岡県糟屋郡宇美町
資本金16億4,100万円
従業員392名(連結396名)

出典: www.showa.co.jp・www.showa.co.jp

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※2026年10月8日時点の公式情報

株式会社高尾鉄工所

1908年創業の大阪のボイラメーカーです。換算蒸発量3,600kg/hまでの電気ボイラをそろえます。

比較した会社・製品
高尾鉄工所のボイラ
立場
メーカー
主な製品
電気・ガス・油・水素ボイラ
蒸気量の範囲
電気ボイラで600〜3,600kg/h

向いている人電化で、1台で1t/hを超える蒸気を電気で作りたい工場に向きます。

確認したい点大きい機種ほど受電設備の増強が要ります。TE-3600の伝熱面積は38.4m²で、法律上の小型ボイラーに当たりません。

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高尾鉄工所は1908年創業、本社が大阪府豊中市のボイラメーカーです。資本金は1億円、従業員は約100名です。ボイラ、圧力容器、タンクの設計製造と据付、法定点検に伴う整備とメンテナンスをしています。

電気ボイラはTE-600SからTE-3600まで4機種で、換算蒸発量は600〜3,600kg/hです。伝熱面積はTE-600Sが6.4m²、TE-3600が38.4m²です。必要な設備電力は、TE-600Sで390kVA、TE-3600で2,350kVAです。

製品一覧には、ガス焚き、オイル焚き、水素ガス燃焼、バイオマスのボイラも載せています。日本電熱と協業し、小型の電気ボイラーと大型の電気ボイラーを組み合わせる提案もしています。電気ボイラの特長には、排ガスゼロ、高いターンダウン比、低騒音を挙げています。

特徴

  • TE-3600は伝熱面積38.4m²、設備電力2,350kVA
  • TE-600Sは伝熱面積6.4m²、設備電力390kVA
  • 水素ガス燃焼ボイラ、バイオマスボイラも掲載
  • 日本電熱と協業し、電気ボイラーを相互に販売
主な製品・サービス・基本情報を見る

主な製品・サービス

主な製品・サービス種類備考
電気ボイラ TE-600S電気600kg/h・390kVA
電気ボイラ TE-2400電気2,300kg/h・1,550kVA
電気ボイラ TE-3600電気3,600kg/h・2,350kVA

基本情報

創業1908年3月
本社大阪府豊中市
資本金1億円
従業員約100名

出典: takao.boiler.co.jp・takao.boiler.co.jp

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※2026年10月8日時点の公式情報

株式会社タクマ

日本サーモエナーの親会社です。ごみ処理やバイオマス発電のプラントが主力です。

比較した会社・製品
タクマ(親会社)
立場
日本サーモエナーの親会社
主な製品
大型プラント(汎用は子会社)
蒸気量の範囲
汎用は日本サーモエナーが扱う

向いている人大型のバイオマス発電などプラントを検討する工場の相談先です。

確認したい点工場の小型貫流ボイラは子会社の日本サーモエナーが扱います。ボイラの更新では、日本サーモエナーに見積もりを頼んでください。

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タクマは東証上場のプラントメーカーで、ごみ処理やバイオマス発電のプラントが主力です。汎用ボイラは、子会社の日本サーモエナーが2005年から開発・製造から販売・サービスまで一貫して扱っています。

2026年3月期の民生熱エネルギー事業は、売上が268億4,600万円、営業利益が18億4,400万円でした。前期は売上198億4,500万円、営業利益13億9,400万円です。2026年3月期は、IHI汎用ボイラの連結が加わった年です。

タクマは、汎用ボイラ事業などからなる民生熱エネルギー事業を、着実な収益拡大を目指す継続事業と位置づけています。2024年9月には、日本サーモエナーがバイオマスボイラメーカー2社を子会社にしました。工場の小型貫流ボイラの窓口は、日本サーモエナーです。

特徴

  • 民生熱エネルギー事業の売上268億4,600万円(2026年3月期)
  • 同事業の営業利益18億4,400万円(2026年3月期)
  • 2024年10月、IHI汎用ボイラの全株式取得の契約を締結
  • 民生熱エネルギー事業は継続事業との位置づけ
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主な製品・サービス

主な製品・サービス種類備考
汎用ボイラ子会社の日本サーモエナー小型貫流・真空式温水機
環境・エネルギープラント大型ごみ処理・バイオマス発電

基本情報

上場東証プライム(コード6013)

出典: www.takuma.co.jp・www.takuma.co.jp・www.takuma.co.jp

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※2026年10月8日時点の公式情報

東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社

東京ガスの100%子会社です。設備を同グループが持ち、エネルギーとして供給するオンサイトサービスを出しています。

比較した会社・製品
東京ガスESのオンサイト
立場
エネルギーサービス
主な製品
設備の保有・運用・保守
蒸気量の範囲
需要に合わせて設計

向いている人初期投資を抑えて、重油からガスへの転換と更新を一度に済ませたい工場に向きます。

確認したい点契約期間、中途解約、満了時の設備の扱いは公開されていません。契約前に書面でもらってください。

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東京ガスエンジニアリングソリューションズは、東京ガスが100%出資する会社です。2015年4月に設立され、資本金は140億円、従業員は単体2,033人です(2026年4月1日現在)。2025年度の売上は単体1,876億円、連結2,355億円です。

オンサイトエネルギーサービスでは、同グループが設備を持ち、設計・施工から遠隔監視とフルメンテナンスまで行います。お客さまの初期投資は要らないとしています。補助金の申請から確定検査、稼働後の報告までも一括で引き受けます。

エネルギーの調達まで任せるESP方式と、主に東京ガスの契約対象エリア外で使う受託方式があります。突発的な故障でも、追加費用なしで修理するとしています。東京ガスグループのエネルギーソリューションの実績は、全国で1,000件を超えます。

特徴

  • 東京ガスの100%出資。資本金140億円
  • 設備を同グループが所有し、初期投資は不要
  • 補助金の申請・確定検査・報告まで一括で対応
  • 突発故障もフルメンテナンスで追加費用なし
  • 遠隔監視Helionet21で24時間365日監視
  • ESP方式と受託方式の2つの契約形態
主な製品・サービス・基本情報を見る

主な製品・サービス

主な製品・サービス種類備考
オンサイトエネルギーサービス設備保有・運用熱・電気・水・圧縮空気

基本情報

設立2015年4月1日
本社東京都港区
資本金140億円
従業員単体2,033人(2026年4月1日)
親会社東京ガス(100%)

出典: www.tokyogas-es.co.jp・eee.tokyo-gas.co.jp

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※2026年10月8日時点の公式情報

自社に合うボイラーの更新を、無料で相談する

次の内容を送ってください。工場の所在地、今のボイラーのメーカー・型式・台数・年式です。燃料の種類、1日の蒸気の使い方、使う圧力もあると助かります。編集チームが、条件に合う掲載会社を整理します。共有するのは、ご承認いただいた内容だけです。費用はかかりません。

無料で相談する

ボイラー 工場 更新会社一覧【15社】

調査日時点で国内で営業している、工場向けのボイラーのメーカー、蒸気を作る設備のメーカー、エネルギーサービス、保守の会社を載せています。条件は、該当するページが公式サイトにあり、運営会社を確かめられることです。比較・まとめサイトは外しました。

よくある質問

ボイラー技士がいなくても使えるボイラーはありますか?

あります。圧力1MPa以下で伝熱面積10m²以下の貫流ボイラーは、小型ボイラーです。特別教育を受けた人が取り扱えます。5m²以下の簡易ボイラーは、法律上のボイラーに当たりません。

小型貫流ボイラーには、どんな点検の義務がありますか?

1年以内ごとに1回、定期自主検査をして、記録を3年残します(ボイラー則第94条)。設置したときは、労働基準監督署に設置報告を出します。

性能検査とは何ですか?

小型でないボイラーの検査証を更新するための検査です。検査証の有効期間は1年です。日本ボイラ協会の料金は、伝熱面積10〜40m²で1基43,450円です(税込)。

ボイラーの燃料費は、どのくらいですか?

2t/hのA重油焚き小型貫流は、蒸気1tにA重油を64.0L使います。年5,000tなら、1L131.2円で年約4,200万円です(編集部の試算)。

重油からガスに替えるとき、届出は要りますか?

要ります。重油換算で1時間50L以上を燃やすボイラーは、大気汚染防止法のばい煙発生施設です。燃料を替えるときは都道府県知事に届け出て、受理から60日は工事できません。

電気ボイラーにすると得ですか?

電気がかなり安い場合だけです。三浦工業のAE-900Aは、蒸気1tに約640kWhを使います。A重油が1L131.2円なら、1kWhあたり約13円が分かれ目です(編集部の試算)。

蒸気をヒートポンプで作れますか?

温排水があれば作れます。コベルコ・コンプレッサのSGH120は、65℃の熱源水から120℃の蒸気を作り、COPは3.2です(2011年の発表)。温排水がない工場では使えません。

水素ボイラーは、もう買えますか?

買えます。三浦工業、サムソン、川重冷熱工業が水素を燃やす機種を出しています。日本サーモエナーには、水素を80vol%まで混ぜられる機種もあります。水素を安定して受け取れることが前提です。

ボイラーの更新に補助金は使えますか?

使えます。SIIの設備単位型では、効率95%以上のボイラーへの更新が1/3以内です。重油からガスや電気への転換は、1/2以内の枠があります。4次公募は2026年10月30日までです。

初期費用をかけずに更新できますか?

できます。リース、三浦工業のスチームリース、ガス会社のエネルギーサービスがあります。日本サーモエナーのリースは中途解約できないので、期間を決めてから選んでください。

中古のボイラーは使えますか?

勧めません。厚生労働省の事例集には、無検定の小型貫流ボイラーが破裂した例があります。小型ボイラーにも個別検定が要るので、合格の書類がない機械は入れないでください。

公開 2026年10月8日 · 更新 2026年10月8日