3Dスキャナー · 2026年10月時点
3Dスキャナーは買う前に測る。受託・持ち回り・据置の3選
測る人と用途が固まらないなら、MTI.Networkへの受託から始めます。内製で持ち回るならCreaform、固定して繰り返すならZEISSです。品質保証と設計向けに、メーカー・代理店・受託の15社を比較しました。精度の公称値、対象寸法、解析費と保守終了まで確かめます。
- 15社を調査
- 各会社・窓口の公式サイト
- 調査日 2026年10月15日
- 更新 2026年10月15日

編集部の結論
頻度と担当者が未定ならMTI.Networkへ受託。内製は持ち回りのCreaformか、据置のZEISSです。
測る頻度が読めない会社は、まず受託で仕事を完結させます。スキャンの画面を見ただけでは、検査に使えるかは決まりません。MTI.Networkなら形状比較やCAD化までを相談できます。成果物を使ってから、同じ仕事を内製する費用を比べるのが私たちの結論です。
内製の担当者を置けるなら、次は対象を動かせるかで選びます。動かせない部品へ持ち回る用途はCreaformです。固定した部品の繰り返し検査はZEISSのATOS Qを軸にします。穴の寸法が主役なら、アームや接触式測定機を先に比べます。
メーカー公称の精度と分解能を混ぜた順位は付けません。年に何回で購入が得かも、全社共通の線はありません。納品形式、解析時間、保守を含む自社の見積もりで決めます。本体価格が見えないことより、測れなかった場合の責任が曖昧な契約を避けます。
比較ハブ編集部
用途別の3選:受託で確かめる・持ち回って測る・固定して検査する
測定頻度が定まらない、または社内に測る人がいないなら
株式会社MTI.Network
MTI.Networkへ、スキャンと形状比較をまとめて頼む。
- 窓口・方式受託/光学・接触併用
- 代表機・サービス受託測定・形状比較
- 精度の公称値
選んだ理由を読む
樹脂部品1個の形状比較まで含む見積例を公開しています。接触測定の併用やCAD化も案内しています。測定機を買う前に、納品データが設計や検査に使えるか確かめられます。社内に装置があっても待ち時間で使えなかった公式事例があります。
- 形状比較までの受託を相談
- 見積例65,000円、税区分は不明
- 出張・接触測定・CAD化にも対応
内製する担当者がいて、部品を動かさず各現場へ持ち回るなら
Creaform
HandySCAN BLACK Eliteを、実物の合格試験つきで選ぶ。
- 窓口・方式メーカー/ハンディ
- 代表機・サービスHandySCAN BLACK Elite
- 精度の公称値0.025mm/体積は長さ依存
選んだ理由を読む
推奨対象寸法と体積精度を公式に示しています。測定を行う長さで誤差の条件が変わるため、持ち回る部品の全体寸法で比べられます。性能試験の規格と校正機関も示しています。取り込みと検査ソフトを分けて見積もることが条件です。
- 推奨対象寸法0.05〜4m
- 体積精度は長さを含む式で公開
- 本体・解析・保守の総額を見積もる
内製する担当者がいて、固定した部品を繰り返し検査するなら
ZEISS
ATOS Q 12Mを、固定具と解析手順まで含めて導入する。
- 窓口・方式メーカー/据置
- 代表機・サービスATOS Q 12M
- 精度の公称値
選んだ理由を読む
視野に応じてレンズを選び、三脚や回転台を組み合わせられます。半自動化から自動化までの構成も公式に示しています。将来の自動化を急いで一式購入するより、まず自社の部品で置き方と解析条件を固定する使い方を勧めます。
- Q 12Mの点間隔0.03〜0.12mm
- 測定視野と部品寸法を分けて選択
- 公式に終了製品の一覧を公開
会社・窓口15社の比較表
| 会社・窓口 | 窓口・方式 | 代表機・サービス | 精度の公称値 | 分解能・点間隔 | 対象寸法・測定視野 | 用途 | ソフト年額 | 価格の公開 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社MTI.Network公式 · 2026-10-15確認 | 受託/光学・接触併用 | 受託測定・形状比較 | 記載なし | 記載なし | 数mm〜4,000mm前後 | 形状比較・CAD化 | 受託のため対象外 | 例65,000円/税区分不明 |
| Creaform公式 · 2026-10-15確認 | メーカー/ハンディ | HandySCAN BLACK Elite | 0.025mm/体積は長さ依存 | 測定0.025/メッシュ0.100mm | 推奨部品0.05〜4m | 形状比較・リバース | 記載なし | 本体・ソフトは見積もり |
| ZEISS公式 · 2026-10-15確認 | メーカー/据置 | ATOS Q 12M | 記載なし | 点間隔0.03〜0.12mm | 視野100×70〜500×370mm | 形状比較・寸法評価 | 記載なし | 装置・解析とも見積もり |
| 3DMart Japan公式 · 2026-10-15確認 | 受託/形状の複製 | EinScan Pro 2X使用 | 記載なし | 記載なし | 対象と表面を事前確認 | 形状記録/精密検査向けでない | 受託のため対象外 | 対象別見積もり |
| Artec 3D公式 · 2026-10-15確認 | メーカー/ハンディ | Artec Leo | 0.1mm | 0.2mm | 中型・大型、詳細は本文 | 形状記録・リバース | Pro:1,700米ドル | 本体38,300米ドル/税等別 |
| 株式会社データ・デザイン公式 · 2026-10-15確認 | 代理店/販売・受託 | Artecシリーズ | 記載なし | 記載なし | 対象ごとに選定 | 形状取得・CAD・評価 | 記載なし | 本体・受託とも見積もり |
| DMM.make 3DPRINT公式 · 2026-10-15確認 | 受託/サイズ別料金 | 3Dスキャン | 記載なし | 記載なし | S:各辺100mm未満ほか | 形状取得・CAD化は見積もり | 受託のため対象外 | S 20,000円〜/税抜 |
| FARO公式 · 2026-10-15確認 | メーカー/アーム | Quantum X | 記載なし | 記載なし | 長さと等級を選択 | 接触測定・表面スキャン | 記載なし | 構成別見積もり |
| Hexagon公式 · 2026-10-15確認 | メーカー/アーム・追尾 | AS1+Absolute Arm | 記載なし | 記載なし | アーム長・構成で指定 | 面の走査+接触測定 | 記載なし | 構成別見積もり |
| 株式会社キーエンス公式 · 2026-10-15確認 | メーカー/卓上 | VL-800シリーズ | ±10µm/指定条件あり | 900万点/点間隔は未確認 | 低倍φ300×H200mm | 形状比較・CAD変換 | 記載なし | 一式価格は見積もり |
| 丸紅情報システムズ株式会社公式 · 2026-10-15確認 | 代理店/据置 | ATOS Q 12M | 記載なし | 点間隔0.03〜0.12mm | 視野100×70〜500×370mm | 形状比較・寸法評価 | 記載なし | 導入一式は見積もり |
| 株式会社NDES公式 · 2026-10-15確認 | 代理店/据置・ハンディ | ATOS Qなど | 記載なし | Q 12M:点間隔0.03〜0.12mm | 掲載視野50×35〜500×370mm | 形状評価・検査 | 記載なし | 本体・支援とも見積もり |
| SCANOLOGY公式 · 2026-10-15確認 | メーカー/ハンディ | SIMSCAN 42 | 0.020mm | 0.020mm | 測定範囲最大700×600mm | 形状比較・リバース | 記載なし | 国内価格は未確認 |
| SHINING 3D公式 · 2026-10-15確認 | メーカー/ハンディ | FreeScan Combo | レーザー0.02mm | レーザー点間隔0.05〜10mm | 記載なし | 形状取得・外部解析へ | 取込ソフト課金なし | 本体は見積もり |
| 株式会社システムクリエイト公式 · 2026-10-15確認 | 受託/方式を選定 | 3Dスキャンサービス | 記載なし | 記載なし | 対象ごとに見積もり | スキャン・CAD利用支援 | 受託のため対象外 | 30,000円〜/税別 |
※編集チーム調べ。各社公式サイトの記載をもとに作成(2026年10月調査時点)。「記載なし」は公式サイトに該当する記述が見つからなかった項目です。
編集部の分析
15社について、公式サイトに加えて決算資料・公的統計・過去の料金などを集め、同じ物差しで考えた分析です。各項目の根拠は末尾の「この分析の根拠」に載せています(2026年10月15日時点)。
迷ったら、測る人と対象の動かし方で決める
表を上から見て、最初に当てはまる条件で候補を絞ります。性能表を見る前に、成果物を作る工程を決めます。
設計用のCADが欲しいのか、合否を決める報告書が欲しいのかを書きます。どちらも形を取りますが、取得後に行う作業が違います。リバースエンジニアリングは、実物から設計用の形を起こす仕事です。検査の形状比較は、基準となる形との差を調べる仕事です。
| 最初に当てはまる条件 | 第一候補 | 選び直す条件 | 引き受ける弱点 |
|---|---|---|---|
| 穴・基準寸法の合否が主役 | 接触測定/アーム型 | 面全体の変形も必要 | 触れる箇所と固定が必要 |
| 測る人がいない・頻度が未定 | MTI.Networkの受託 | 待ち時間が製造を止める | 輸送・納期・委託管理 |
| 色を含む外観の記録が主役 | Artec Leo | 寸法の合否保証が必要 | 細かい公差は別の実証 |
| 内製し、対象を動かせない | Creaform BLACK Elite | 手持ちの再現性が不足 | 作業者と前処理が必要 |
| 内製し、固定して反復検査 | ZEISS ATOS Q | 持込や固定が困難 | 治具とレンズ構成が必要 |
私は、使う回数が分からない段階で検査機を買うことを勧めません。受託で一度仕事を終え、必要な成果物を決める方が先です。買う判断に変えるのは、同じ工程を自社で繰り返せると分かったときです。保守の見積もりだけでなく、測る担当者の時間を確保します。
MTI.Networkには、他部署の装置を借りるまで待てない事例があります。そこで受託し、設計との差を色で表した結果を納めています。装置を所有していることと、必要な日に結果を得られることは別です。この事例では短縮した時間や投資回収額は公表していません。
受託を選ぶ条件は、単に年の件数が少ないことではありません。担当者が兼務で測れない場合も、外に出す方が仕事は進みます。一方、ラインを止めて即座に判断する検査は、件数が少なくても内製に意味があります。停止時間の価値は自社で決め、他社の料金から推測しません。
ハンディは手で動かす方式、据置は固定して見る方式です。アーム型は関節を持つ腕の先端で測ります。ATOS Qも移設できるため、据置という分類は持ち運び不能の意味ではありません。比較するのは重さだけでなく、毎回どこを固定するかです。
毎回違う物を測るなら、装置を動かす工程を試します。同じ部品を繰り返すなら、対象の置き方を固定して試します。自動化は、手順が安定してから追加するのが私たちの判断です。治具を作り直すたびに条件が変わる段階では、自動機の効果を読めません。
公称精度を満たしても、必要な面が欠ければ目的に使えません。代表品に加え、測りにくい箇所がある実物も渡します。黒い表面、光沢、薄い縁、深い溝の扱いを確認します。塗布や目印を付けてよいかは、対象の持ち主と合意します。
導入試験では、売り手が準備した見本だけで決めません。現場にある実物を、将来の担当者が測る順番にします。説明者が交代しただけで結果が変わるなら、教育も購入範囲です。機械が合わないのか、手順が未整備なのかを切り分けます。
15社の証拠と、選んだ・外した理由
同じ機械を売る窓口は、支援の範囲で比べます。料金が見えない会社を、能力が低い会社とは扱いません。
掲載単位はメーカー、代理店、受託の15件です。FAROとCreaformには同じ資本系列という関係があります。ATOS Qのメーカーと国内の取扱窓口も重なります。競争相手が15系列あるという集計ではありません。
| 会社・窓口 | 主に比較する立場 | 公式で分かること | 残った確認事項 | 編集部の採否 |
|---|---|---|---|---|
| Creaform | メーカー | 体積精度の式を公開 | 国内総額は未確認 | 持ち回る内製の3選 |
| ZEISS | メーカー | 視野・点間隔を公開 | 精度と年額は要確認 | 固定して検査する3選 |
| Artec 3D | メーカー | 本体と年額を米ドル表示 | 国内価格とは別 | 色を記録する場合 |
| SHINING 3D | メーカー | 取込ソフト継続課金なし | 解析ソフトは別確認 | ソフトを分けて選ぶ場合 |
| SCANOLOGY | メーカー | SIMSCANの仕様を公開 | 国内支援費が未確認 | 狭い箇所を実測する場合 |
| Hexagon | メーカー | アーム・追尾構成を区別 | 構成別の総額が必要 | 接触寸法も測る場合 |
| FARO | メーカー | 長さ・等級・ヘッドを選択 | Creaformと同グループ | アームで検査する場合 |
| キーエンス | メーカー | 精度条件を注記で公開 | 一式とコントローラを区別 | 卓上に対象が収まる場合 |
| NDES | 代理店 | 現社名とQの構成を掲載 | メーカー表と下限が異なる | 構成を確認して比較 |
| 丸紅情報システムズ | 代理店 | Qの仕様・デモを案内 | 支援単価は未確認 | 同じQを導入条件で比較 |
| データ・デザイン | 代理店・受託 | 保守の対応範囲を明記 | 未契約の操作相談は対象外 | 購入前試験と支援が必要 |
| システムクリエイト | 受託 | 30,000円〜税別 | 解析までの総額は未確定 | 最初の形状取得を相談 |
| MTI.Network | 受託 | 比較までの内訳例を公開 | 税と個別見積もりが必要 | 受託から始める3選 |
| 3DMart Japan | 受託 | 精密測定用でないと明記 | 検査への転用は不適 | 形の記録だけに限定 |
| DMM.make | 受託 | サイズ別料金は税抜 | CAD化は都度見積もり | 原型のデータ化で比較 |
表の受託という区分は、今回比べる仕事を示します。MTI.Networkやシステムクリエイトが販売をしないという意味ではありません。データ・デザインは受託も扱うため、購入前の試験先にもなります。選択肢は製品の箱だけではなく、成果物を作る窓口まで含みます。
代理店を比較するときは、同じ型式の見積もりを並べます。レンズ、回転台、PC、解析ソフトを揃えたあとで、支援の差を見ます。教育費を削った見積もりが安くても、初めての担当者には合わない場合があります。何を省いた結果の差額なのかを説明できる窓口を選びます。
データ・デザインは、設定や操作の支援を保守契約者に限っています。これは問い合わせが有料契約の範囲であるという情報です。機器そのものの使用期限を示す記述ではありません。保守を切れば機械が止まると広げて読まないようにします。
3DMart Japanは、品質保証の検査候補から外します。提供側が工業用の精密測定向けではないと明記しているためです。原型の複製なら相談できますが、検査の予算を節約する代替にはしません。用途の制限が明確な窓口は、その条件で使うのが合理的です。
DMM.makeの再現性に関する説明は、形状によって変わるというものです。一定の精度を保証する数値は確認できませんでした。設計の参考形状と、検査の合否を決める結果を区別します。料金表があることだけで、検査適性まで判断できません。
私は、検査を外注するときに機種だけを指定しません。基準面、評価箇所、報告書の形式、再測定条件まで指定します。同じ装置でも、位置合わせの仕方が違えば比較の意味が変わります。単価より先に、結果の判定方法が揃う窓口を残します。
公開価格のない会社は、未確認の欄を残しています。相場サイトの価格をメーカーの定価として埋めていません。口コミによる故障率や、問い合わせ対応の順位も付けていません。各窓口の契約書と実物試験で決まる項目だからです。
採否は2026年10月15日に読めた本文が基準です。一般的な取り込み機能があるだけでは、検査用とは判定していません。具体的な成果物の作成や用途の記載を重視しました。個別見積もりの結果が違えば、第一候補は変わります。
この分析の根拠(19件)
- Creaform:比較に使った公式案内
- ZEISS:比較に使った公式案内
- Artec 3D:比較に使った公式案内
- SHINING 3D:比較に使った公式案内
- SCANOLOGY:比較に使った公式案内
- Hexagon:比較に使った公式案内
- FARO:比較に使った公式案内
- 株式会社キーエンス:比較に使った公式案内
- 株式会社NDES:比較に使った公式案内
- 丸紅情報システムズ株式会社:比較に使った公式案内
- 株式会社データ・デザイン:比較に使った公式案内
- 株式会社システムクリエイト:比較に使った公式案内
- 株式会社MTI.Network:比較に使った公式案内
- 3DMart Japan:比較に使った公式案内
- DMM.make 3DPRINT:比較に使った公式案内
- データ・デザイン:保守契約者の支援
- FARO:AMETEKによる買収完了
- DMM.make:再現性の説明
- NDES:会社分割後の営業開始
保守終了と契約終了を、購入前に確認する
古い装置の値下がりには、支援期限の短さが隠れる場合があります。将来の継続は、販売ページだけでは保証されません。
ZEISSは製品ごとの販売終了と支援終了を公開しています。COMET 6の支援終了は2026年12月です。ATOS Core 2Mは2027年1月、Core 5Mは2028年1月です。これは各旧製品の予定で、ATOS Qの終了日ではありません。
| 確認した対象 | 公式の状態・期限 | 購入時に残る論点 |
|---|---|---|
| ATOS Q | 現行掲載/終了表に記載なし | 契約する構成の支援期限 |
| COMET 6 | 支援終了2026年12月 | 中古導入後の校正・修理 |
| ATOS Core 2M | 支援終了2027年1月 | 旧型の保守期間 |
| ATOS Core 5M | 支援終了2028年1月 | 移行までに残る期間 |
| HandySCAN BLACKシリーズ | 現行トップに製品案内 | 各型式の国内販売と支援 |
| MTI.Networkの受託 | サービス・お知らせを公開 | 発注時の納期と受入可否 |
私は、旧型を買うときに残りの保守期間を先に見ます。安く買えても、校正や修理の窓口が短期間で閉じれば工程を維持できません。既存設備の継続使用と、新規購入の判断は分けます。手元にある旧型は、代替手順を作りながら使う選択もあります。
3選の継続性は、現行の提供案内と告知を照合しました。ZEISSはATOS Qの製品ページと終了製品表を確認しています。MTI.Networkは受託案内、トップ、お知らせを確認しています。取得できた範囲に対象の終了や新規受付停止の告知は見当たりませんでした。
Creaformは現行トップでBLACKシリーズを案内しています。対象の仕様表も公開されています。公式内の終了関連検索では、BLACK Eliteの終了告知は確認できませんでした。ただしプレス一覧の本文は動的表示で取得できていません。全告知を網羅した確認ではなく、契約時の書面確認が残ります。
AMETEKは2025年7月にFAROの買収を完了しました。Creaformも同グループで、現行サイトに両者の製品が並びます。別の機械を買っても、資本系列の分散にはなりません。買収は確認できた事実ですが、保守が悪化するという推測はしていません。
NDESは2025年10月1日に会社分割で営業を開始しました。旧NTTデータエンジニアリングシステムズの事業からの分社化です。製造ソリューション事業とクラウド事業を引き継ぎ、CGSグループに入りました。過去の見積書を使うなら、現在の契約先と支援の引継ぎを確認します。
Hexagonは2025年4月にGeomagicの取得完了を発表しています。古い販売資料に以前の会社名が残る場合でも、現在の契約先を確認します。ソフトの所有者と、国内で請求や支援を受ける窓口は同じとは限りません。変更後の問い合わせ先を見積もりに記載してもらいます。
契約終了で困るのは、データが残っているのに開けない状態です。取り込み前のデータ、処理後の形状、評価条件を分けて保存します。更新をやめたあと何が使えるかを、ソフトごとに確認します。永久版という名前だけで、将来のPCでも動くと判断しません。
| やめる前に残す物 | なぜ必要か | 確認する条件 |
|---|---|---|
| 元の測定プロジェクト | 再処理の条件を追う | 契約終了後に開けるか |
| STL等の交換用形状 | 別のソフトへ引き継ぐ | 単位・座標・欠けの有無 |
| 元CADと比較の設定 | 合否判定を再現する | 位置合わせ・公差の記録 |
| 検査結果と報告書 | 社内外へ根拠を示す | 閲覧用形式でも受け取る |
| 受託先の保存・削除条件 | 再依頼や機密管理に使う | 期間・再出力費・返却 |
Artec Studioの試用版は保存と出力が制限されています。画面操作が試せても、別ソフトで開く試験までできるとは限りません。正規ライセンスのデモで、必要な出力を渡してもらいます。出力できる形式と、編集履歴まで移せるかは別に確かめます。
受託契約では、単にデータ一式と書かず納品形式を列記します。将来別の窓口へ移せる形状と、結果を読むための文書を受け取ります。測定途中のデータが必要なら、最初から注文範囲に入れます。元データの引渡しが当然に含まれるという前提は置きません。
年に何回なら受託で足りるかは、総額を揃えて計算する
公開された受託例を、すべての部品の単価にしません。買う費用と外注する費用を、同じ成果物で比べます。
総保有費用は、本体を買ってから使い続けるための費用です。本体のほかに、PC、解析ソフト、教育、校正、作業時間が入ります。受託も測定だけか、CAD化や報告書までかで金額が変わります。比較の起点は機械一台ではなく、完了した一案件です。
| 公開された料金 | 対象・条件 | 表示額 | 未確定の部分 |
|---|---|---|---|
| システムクリエイト | 3Dスキャン受託の下限 | 30,000円〜/税別 | 対象別総額・解析範囲 |
| MTI.Network | 指定樹脂部品1個の比較例 | 65,000円/税区分不明 | 自社部品・税条件 |
| MTI.Network | 東京出張の掲載例 | 約300,000円/税区分不明 | 移動・解析の実条件 |
| DMM.make | S:各辺100mm未満 | 20,000円/税抜 | 複雑さ・CAD化 |
| Artec Leo | 本体の参考小売価格 | 38,300米ドル/税等別 | 国内支援・納入総額 |
| Artec Studio Pro | 1年ライセンス | 1,700米ドル | 税条件・国内契約額 |
| Artec Studio 20 | 永久版 | 4,300米ドル | 将来版の更新費 |
MTI.Networkの65,000円は、基本料金・諸経費15,000円と作業50,000円の合計です。対象は250×120×120mmの樹脂部品1個です。基本料金を再び加えると二重計上になります。出張例も、基本10,000円と諸経費約80,000円を含みます。測定・解析約210,000円と合わせて約300,000円です。
出張例は東京23区内、作業者1人、作業12時間、1泊の条件です。持込の樹脂部品例と同じ仕事ではありません。両者の差を出張費だけの差として計算しません。税区分も確認できないため、税込総額に換算して順位を付けていません。
私なら、まず受託先へ自社の実物と納品仕様を渡します。その見積もりを年間の案件数に掛けます。次に内製の作業者が同じ成果物を作る時間を測ります。スキャンの秒数だけで計算すると、位置合わせと報告書作成が抜けます。
| 計算に入れる記号 | 内容 | 数字の入手先 |
|---|---|---|
| I | 初期導入の支払総額 | 装置・PC・教育の見積もり |
| Y | 比較する使用年数 | 自社の投資判断 |
| F | 毎年の固定費 | ソフト・校正・保守契約 |
| V | 内製1件の作業費 | 実物試験の時間と社内費用 |
| P | 受託1件の総額 | 同じ成果物の個別見積もり |
| N | 年間の完了案件数 | 自社の実績・計画 |
編集部の比較式:内製はI÷Y+F+N×Vです。受託はN×Pです。ここでは金利、残価、停止損失を含めません。通貨と税の扱いを揃え、同じ期間の比較に使います。見積額がない項目に、業界平均を仮置きしていません。
PがVより大きいとき、内製が安い条件はN>(I÷Y+F)÷(P−V)です。等号では同額で、購入が安いとは言えません。年の件数が整数なら、境目を超える最初の整数から変わります。PがV以下なら、この式では固定費を回収できません。
この計算だけで購入を決めるつもりはありません。欠員時に測れない装置や、納期が合わない外注は候補から外します。まず必要な精度と締切を満たし、その後で費用を比べます。会社別の実見積もりがない段階で、年何回という共通の線は引けません。
購入と受託の間には、機器だけ借りて社内で測る選択もあります。MTI.Networkの貸出案内には、2024年6月1日改定時の定価が残っています。ATOS Q 12Mは3日42万円、4週間190万円で、いずれも税抜です。送料は実費、操作教育も別料金で、最新額は問い合わせが必要です。
測る人がいて繁忙期だけ装置が足りないなら、レンタルも見積もります。人がいない会社には、機器だけの貸出を受託の代わりには勧めません。自分で測る時間と解析の時間を加え、完成した案件の総額で比べます。
ソフトだけでも契約方法で金額が変わります。Artec Studio Proの年額は1,700米ドルです。これを同じ価格で5年間更新すると8,500米ドルになります。これは編集部の試算で、将来の価格を保証するものではありません。
Studio 20の永久版4,300米ドルとは更新権が同じではありません。永久版は購入した版を使う権利です。処理手順をコードで指定するスクリプト機能は対象外です。年契約と永久版の差額を、同一機能の節約額にはしません。本体のPremium PackにはStudioの契約も含まれます。そのセットに単品の5年分を足せば、重複する可能性があります。
FreeScan Comboは取り込み用ソフトの継続課金がないと説明します。ただし他社の設計・検査ソフトの料金までは含められません。データ・デザインでは操作支援に保守契約が必要です。ソフト代が見えない構成でも、質問できる人の費用は別に確認します。
本体を値引きしても、年額と人の時間が残ります。購入案は初期額、毎年の額、案件ごとの額を分けて提出します。受託案も輸送、現地作業、CAD化、再測定を分けます。税抜の円と税条件が不明なドルを一つの安さの順位にしません。
公的な試験設備にも、料金条件の変更があります。鈴鹿高専の旧規則はEinScan-Proを1計測13,400円としました。旧規則には間接経費30%と消費税相当額の加算もあります。現在の料金としてこの古い数字を使うのは誤りです。
現行規則は2026年4月1日施行です。現行の機器一覧は半日単位で、中小企業20,000円、大企業40,000円です。掲載表だけでは税の扱いを確認できませんでした。新旧で時間単位と利用者区分が違い、値上げ率は計算しません。
鈴鹿高専の条件は、公的設備の候補を探す入口として使います。民間の受託と同じ納品物、納期、責任を約束するものではありません。規則には教育研究に支障のないことなどの条件があります。旧資料が検索に残っていても、現行の案内へ戻って確認します。
鈴鹿高専の現行規則第5条は、原則として試験前の支払いを求めます。支払後の返還は、利用者に責任のない場合に限ります。第7条では、データ公表や学校名の使用に事前許可が必要です。第9条には受託試験による依頼者の損害に対する免責があります。
価格だけで公的設備へ切り替えることは勧めません。成果物を取引先へ提出する用途なら、公表条件を先に確認します。納期と責任の範囲も、民間の見積もりと同じ項目で照合します。
内製化は、受託でできた成果物を再現してから
導入の合格条件を、きれいな画像ではなく使えるデータで決めます。装置とソフトの間の受け渡しまで試します。
最初に、最終利用者が何を開くか決めます。設計担当なら編集できるCADが必要な場合があります。検査担当なら基準形状との差と判定の記録が必要です。購入担当だけで、STLという形式名から契約を確定しないようにします。
STLは面を三角形の集まりで表す形状データです。CADの設計寸法や変更履歴が、そのまま入るとは限りません。DMM.makeはCAD化を手作業による面の作成と説明しています。スキャンして保存する作業の続きに、設計の作業が残ります。
| 段階 | 受け取る物・行う試験 | 次へ進む条件 |
|---|---|---|
| 依頼前 | 実物・必要公差・利用先を整理 | 測る箇所と納品物を合意 |
| 受託の試験 | 形状・比較結果・作業内訳 | 必要な判断に使える |
| 購入前デモ | 同じ実物を候補機で測る | 必要部位が欠けず再現する |
| 社内の操作試験 | 将来の担当者が再測定 | 同じ判定を出せる |
| ソフト間の試験 | 指定CADへ読み込み | 単位・位置・形が保たれる |
| 運用開始 | 記録と校正・教育の計画 | 担当交代でも続けられる |
測定の合格条件を、全部きれいに取れることにはしません。必要な面、基準となる穴、判定に使う箇所を先に指定します。不要な細部まで細かく取ると、処理と確認の時間が増えます。画面が精細に見えることと、仕事が速く終わることは別です。
検査では、形状をどこへ合わせるかを決めます。基準面に合わせる場合と、全体がよく重なるように合わせる場合があります。後者で見やすくても、必要な寸法のずれを捉えたとは限りません。評価条件を報告書とともに残します。
初回は測定者と設計者で、評価したい箇所を同時に見ます。納品後に基準を変えると、比較をやり直す可能性があります。受託費の追加が必要かは契約次第です。変更の依頼方法と再解析の扱いを、注文時に決めます。
リバースでは、現物が摩耗や変形を含むかを伝えます。今ある形を写すのか、元の設計を推定して戻すのかを分けます。後者には設計上の判断が必要です。測った形を自動でCADへ変換できても、製造の意図まで戻るとは限りません。
寸法の基準が残る図面や良品があるなら、実物と一緒に渡します。受託先に形状取得を任せ、設計意図の決定は社内で受け持ちます。どちらが公差やはめ合いを決めるかを曖昧にしません。役割を決めると、CAD化の見積もりも比較しやすくなります。
MTI.Networkには1mを超える設備部品のCAD化事例があります。現場へハンディ機を持ち込み、取得後にCADを作っています。使用機材はT-SCAN hawk 2、Geomagic Design X、SOLIDWORKSです。一つのスキャナーだけで全工程を完結した事例ではありません。
機械を買う判断は、受託費を社内の工程へ置き換えられるかで行います。外注先が使ったソフトや知識も、置き換える費用に含めます。人を用意せず装置だけを買っても、CAD化の仕事は残ります。測定を内製し、難しいCAD化だけを委託する分担も候補です。
納品の前に、受取側のPCでデータを開きます。大きな形状を扱う場合は、読み込みや編集にかかる時間も測ります。座標の向きや単位が違うと、設計データへ重ねられません。ファイルが届くことと、後工程が始められることを別に検証します。
- 原型へスプレーや目印を付ける許可を、作業前に記録する。
- 塗布できない面、接触できない面を写真上で指定する。
- 保存する元データと納品用の形状データを分ける。
- 見積もりには測定、整形、CAD化、報告書を別項目で求める。
- 納品先のソフト名と必要な出力形式を伝える。
- 受領検査の方法と、やり直しになる条件を合意する。
精度、分解能、視野を同じ数字として比べない
小さな点を取れる機械が、大きな部品の寸法も同じ誤差で測れるとは限りません。数字の名称と試験条件を揃えます。
公称精度は、メーカーが定める条件で示した測定性能です。分解能や点間隔は、形をどの程度細かく表すかに関わります。繰り返し精度は、同じ測定を繰り返すときのばらつきです。用語の違う値を並べて、優劣の順に並べ替えないようにします。
| 機種・構成 | 精度に関する公称値 | 細かさの公称値 | 読むときの条件 |
|---|---|---|---|
| BLACK Elite | 0.025mm/体積は別式 | メッシュ0.100mm | BLACK+と混ぜない |
| FreeScan Combo | レーザー0.02mm | レーザー点間隔0.05〜10mm | 赤外線モードと区別 |
| SIMSCAN 42 | 0.020mm | 分解能0.020mm | 追加測定装置の有無を指定 |
| ATOS Q 12M | 製品表で単一値は未確認 | 点間隔0.03〜0.12mm | レンズにより変わる |
| Artec Leo | 0.1mm | 分解能0.2mm | 対象と用途を実測 |
| VL-800シリーズ | ±10µm/指定条件 | 900万点 | 点間隔と点数は別 |
LeoとSIMSCANの精度・分解能は、公式のup to表記による公称値です。全条件で誤差がこの値以下に収まるという保証には読み替えません。校正証明書と、対象に適用する試験条件を合わせて確認します。
Creaform BLACK Eliteの体積精度は0.020mm+0.040mm/mです。単一の0.025mmとは別の項目として掲載されています。編集部の式への代入では、長さ1mで0.060mmです。長さ4mなら0.180mmになります。これは実測結果でも、完成CADの誤差保証でもありません。
私は、長い部品ほど体積精度の条件を先に確かめます。小さな試験片で良い結果が出ても、そのまま全長の保証には使いません。対象をつなぎ合わせる方法を含めて、全体寸法で試験します。マーカーや補助装置を追加するなら、その構成を見積書に残します。
FreeScan Comboの試験は、温度20±0.5℃、湿度40〜60%RHの条件です。規格と、認定された精度試験室での評価も示しています。レーザーと赤外線は同じ公称値で比較しません。SIMSCANにも追加の測定システム併用時の値があります。数値の小さい欄だけを取ると、購入しない装置の効果が混ざります。
キーエンスのVL-800は、測定精度と繰り返し精度を分けています。測定精度は±10µm、繰り返し精度σは2µmです。µmは1,000分の1mmで、σはばらつきを表す標準偏差です。いずれも指定のゲージ、モード、23±1℃という条件があります。
合否の判断には、自社の必要公差に対して測定が足りるかを検証します。公称値が公差より小さいだけで、工程全体が合格するとは決めません。固定の変形、表面処理、温度、測定者による差も含めます。判定に十分な余裕をどう確保するかは、品質保証の基準で決めます。
ATOS Qの視野は、一度に撮る範囲を示します。メーカー現行表では100×70〜500×370mmです。NDESには50×35mmの下限があります。これは資料の記載差で、どちらかを推測で統一しません。
レンズが変わる装置は、最小の点間隔と最大の視野を同時に使えると考えません。対象を全部撮るための回数や、向きを変える手間を試します。代理店にはレンズの型式と、今回保証する範囲を指定してもらいます。視野の数字を部品の最大寸法に置き換えないことが大切です。
アーム型は、腕が届く範囲と固定位置で測り方が変わります。AS1はアーム構成の紹介にシステム精度39µm以内と記載しています。追尾装置の構成では、直径60mの測定範囲で50µm以内としています。両者は構成が違うため、同じヘッド名で数値を入れ替えません。Quantum Xも長さや精度等級を選ぶシリーズです。メーカー名だけで一つの精度を付けず、見積構成の仕様書を確認します。
狭い穴の内部が必要なら、外形のスキャナーを高性能化する前に方式を変えます。接触で測るか、別の検査手段を使うかを考えます。目に見える面の取得と、隠れた内部の測定は別の問題です。光学式の補間で埋めた面を、実際に測れた面と同列に扱いません。
公称値の出典は各社の製品仕様で、同じ条件の第三者比較ではありません。順位の代わりに、比較に必要な未確認事項を示しています。受託でも完成データの精度を個別に合意する必要があります。機種名の指定だけで、成果物の保証が決まるわけではありません。
実物を渡して、購入・受託の条件を決める
1.まず、測定結果で何を決めるかを書く
要件の最初は、欲しい機種ではなく決めたいことです。設計変更をしたいのか、良否を判定したいのかを分けます。参考の形状が欲しいだけなら、精密検査の装置を選ぶ必要はありません。逆に検査の証拠が必要なら、形が見えるだけの成果物では足りません。
| 仕事 | 欲しい結果 | 最初に渡す資料 |
|---|---|---|
| 現物から設計を起こす | 編集できるCAD形状 | 原型・残る図面・設計意図 |
| 設計との差を調べる | 偏差と判定の報告書 | 基準CAD・公差・基準面 |
| 試験前後の変形を見る | 同じ座標での差 | 試験条件・固定方法 |
| 良品と不具合品を比べる | 差が出る部位の特定 | 両方の実物・見たい箇所 |
| 展示や複製に使う | 外観と必要な形 | 許容する欠け・色の要否 |
私なら、依頼書の一行目に結果を使う部署を書きます。品質保証へ渡すのか、設計へ渡すのかで確認者が変わるからです。購入担当だけで仕様を締めず、受け取る人の確認を通します。スキャナーのデータを使った経験がないなら、受託の試験から始めます。
形状比較の結果は、色の付いた画像だけで受け取らないようにします。基準、単位、評価箇所、許容するずれの情報を付けます。検査として必要な記録は、取引先との約束にも合わせます。どの程度の誤差まで使えるかを、受託先に丸投げしません。
リバースでは、現物通りと設計し直す作業を分けます。摩耗した部分をそのまま写すと、元の設計と違う場合があります。復元の判断に使う資料を先に渡すと、追加のやり取りを減らせます。実物が一つしかない場合は、返却と取扱いの条件も決めます。
MTI.Networkは設計値との比較や、良品との比較を案内しています。DMM.makeのCAD化は、手作業で面を作る別見積もりです。形を取るところから後工程までを一つに考える理由です。根拠と工程の分け方は内製化の進め方にあります。
依頼内容を固めるには、最終利用者へ短い確認票を渡すのが有効です。寸法を変更したい、差を発見したい、合否を記録したい、のどれかを選びます。複数ある場合は、同じデータで足りるかを受託先へ尋ねます。用途を分ければ、不必要な処理を外した見積もりも取れます。
原型しか残っていない部品では、残すべき面を写真に印します。内部の構造が分からない部分は、外形から決めないようにします。設計担当が承認する箇所と、測定結果として受け取る箇所を分けます。仕様を追加したときに、誰が費用と納期を承認するかも決めます。
検査用の依頼書には、結果を誰へ提出するかも書きます。社内の設計確認と、顧客へ提出する検査成績は用途が違います。必要な帳票の見本があれば先に渡します。新しい帳票を作る作業が、測定費に含まれるかを確認できます。
用途を決めてから、必要な精度と方式を絞ります。
2.対象の寸法と、動かせる範囲を記録する
測定対象の縦・横・高さ、重量、材質を書きます。部品の最大寸法だけでは、どの方式で測れるか決まりません。回転させる場所、裏側へ回り込む場所、固定する面も必要です。机に載る物と、据え付けたままの設備を同じ条件にしません。
- 部品全体の縦・横・高さをmmで示す。
- 持ち運べるか、現場から出せるかを区別する。
- 回転台へ固定できる面と、触れてはいけない面を示す。
- 裏側や溝の必要箇所を写真に記す。
- 周囲の作業空間と、電源・PCの置き場を確認する。
- 対象を固定すると変形するかを、設計担当に確かめる。
持ち運べない物を測るなら、装置のカタログだけで決めません。現場の通路と、測る人が立つ場所を写真で共有します。機器が軽くても、PCや固定具を置けなければ運用できません。出張測定で一度確認してから、持ち回る機種を選ぶ方法もあります。
Creaform BLACK Eliteの推奨対象寸法は0.05〜4mです。ATOS Qの測定視野とは意味が違います。ATOS Qは複数の向きから取る工程を含めて、対象の扱いを決めます。視野が小さいから大きな物は測れない、と単純には判断しません。
VL-800シリーズはステージに置いて測る構成です。低倍の範囲と連結した範囲を分けて確認します。耐荷重が足りても、固定方法が適切かは別の問題です。縁が薄い部品などは、姿勢を変えた際の変形も試験します。
アーム型では、腕の長さと固定位置が作業範囲を決めます。AS1の追尾装置による構成を、短いアームと同列にしません。同じ対象を途中で置き直す場合は、座標をどうつなぐかを確認します。製品ごとの寸法表は公称値の読み方を参照してください。
対象が複数あるなら、最大の物だけを代表品にしません。小さな穴や薄い縁が難しい物も、別の代表品にします。大きさが同じでも表面が違えば、取れるデータが変わる場合があるためです。測りやすい代表品だけで機種を決定しないようにします。
見積もりの対象寸法は、梱包や固定具を含むかを区別します。出張作業なら現場へ運ぶ対象そのものは変わりません。持込なら測定する姿勢で置けるかを事前に確認します。対象の裏側を取るために持ち替える工程も、作業時間へ含めます。
大型品は、全体の形と局所の細部を同じ密度で取る必要があるかを考えます。必要な場所だけ細かく取る方法を、デモで相談します。取得するデータを減らせる場合も、検査に必要な情報は残します。どの部分を省いたかが後で分かる記録を求めます。
全体寸法と細部の要件を揃えて、次の精度試験へ進みます。
3.精度試験は、実物の必要な箇所で行う
売り手へ必要公差を伝え、何をもって合格とするか決めます。表面の細部が見えるだけでは、寸法検査への適合は判断できません。確認する寸法と基準面を、図面か写真に記します。使う測定方法の妥当性は、品質保証の基準と照らし合わせます。
| 試験で確かめる点 | 残す記録 | 避けたい判断 |
|---|---|---|
| 基準となる寸法との差 | 基準値と測定値 | 公称値だけで合格にする |
| 同じ物を置き直した結果 | 固定姿勢と評価結果 | 一度うまく測れれば完了 |
| 担当者を替えた結果 | 操作手順と違った箇所 | 教育を費用から外す |
| 測れない面の場所 | 欠けと補間の区別 | 埋まった面を実測とみなす |
| 実際の処理時間 | 前処理から報告まで | 取得速度だけで比較 |
私は、成功した測定結果だけでなく失敗した条件も受け取ります。取れなかった面が分かれば、接触測定を足すか判断できます。全てを光学式で完結させることを目的にはしません。必要な精度で説明できる結果を、少ない工程で作ることを優先します。
キーエンスの精度値には、使用温度や測定モードの条件があります。FreeScan Comboにも精度評価の規格が記載されています。温度管理が違う自社工場で、同じ値が出ると前提を置かないようにします。デモでは設置場所の温度変化や振動も伝えます。
反射を抑えるスプレーを使うかどうかも記録します。塗膜が残ると困る部品は、塗らない方法の結果を確認します。洗浄方法が材質に合うかは、原型の管理者が判断します。公式の受託案内にも塗布や洗浄の説明があります。
校正は、基準に照らして測定器の状態を確かめる作業です。校正を受ける範囲と、日常の点検を分けて計画します。全社に同じ周期を当てはめず、購入した機種の説明に従います。公称値の条件は精度の比較、表面処理は各社紹介で確認できます。
デモの比較票には、数値の良し悪しと作業の成否を別の欄にします。必要な寸法が出たか、必要な面が取れたか、担当者が操作できたかを記録します。失敗した理由が表面なら、塗布ありとなしを別条件にします。条件の違う測定結果を、一つの平均値へ混ぜません。
検査の基準にする物は、寸法の根拠が分かる状態で準備します。受託先と自社で使う基準が違うと、装置の差を判断できません。検査結果の許容幅は、案件の要求に合わせて決めます。カタログから一律の倍率を作り、すべての公差へ適用する方法は避けます。
合格したデモの設定は、購入条件の添付資料にします。レンズ、モード、ソフトの版、固定方法を記録します。納入機で同じ実物を測り、合意した結果が出ることを検収します。試験用の追加機器が含まれる場合は、購入一式にも含めます。
検収できる条件ができた段階で、同じ仕様の見積もりを依頼します。
4.費用の目安は、公開料金の条件を崩さず読む
料金表のある受託先でも、同じ成果物を売っているとは限りません。サイズの条件と、解析が含まれるかを合わせて読みます。DMM.makeのサイズ別料金と、システムクリエイトの下限を整理します。以下は税抜・税別で、形状により変動する公開額です。
| 窓口・区分 | 寸法条件 | 公開額 |
|---|---|---|
| DMM.make S | 縦横高さとも100mm未満 | 20,000円/税抜 |
| DMM.make M | 縦横200mm未満・高さ150mm未満 | 25,000円/税抜 |
| DMM.make L | 縦横300mm未満・高さ150mm未満 | 30,000円/税抜 |
| DMM.make LL | 縦横高さとも600mm未満 | 35,000円/税抜 |
| システムクリエイト | 対象別のスキャン受託 | 30,000円〜/税別 |
DMM.makeは寸法だけでなく、複雑さで金額が変わると説明します。区分より大きな対象も個別見積もりです。CAD化は手作業での別見積もりになります。システムクリエイトの30,000円も、全品の完成データを保証する額ではありません。
費用を抑えるなら、必要な面と納品物を絞ります。検査に使わない場所までCAD化する必要はありません。逆に報告書が必要なのにスキャンだけを発注すると、後で工程が残ります。下限の安さより、依頼した仕事が終わる額を比較します。
MTI.Networkの例は、形状比較まで含むため上の単純な表と分けています。税区分が不明なことも、同額比較にしない理由です。移動や宿泊を含む出張例は、現場条件を伝えて見積もり直します。公開例の内訳は年間総額の計算に記しています。
装置を買う場合も、ソフトの年額を必ず聞きます。取り込むソフトと検査ソフトが別なら、それぞれの契約が必要です。毎年の保守を更新しない場合の使用条件も確認します。永久版と年契約は、将来の更新を含むかで比較が変わります。
購入予算にPCや教育が入っているかを見積書で確認します。装置一式という言葉だけでは、必要な構成が揃ったとは判断できません。測定に付ける目印や固定具なども、継続して使う費用です。税・通貨・納品範囲が揃わない額を、一つの価格順位へまとめません。
見積もりを頼むときは、必要な構成と後から増やす構成を分けます。初回から自動化一式を買うか、手動で始めるかを比較するためです。後で追加する費用は見積もりで確認し、無償の拡張を期待しません。買い直しになる部分があるかも、構成表で示してもらいます。
年間費用は、開始した年と次の年を分けて受け取ります。初年度だけ教育や保守が含まれる場合を見落とさないためです。請求通貨が外貨なら、換算に使う日の条件を購買担当と揃えます。現在の円換算額を、将来も変わらない年額として固定しません。
複数部門で共用する場合は、使用予定を集めてから購入します。年間件数が多くても、同じ時期へ集中すると待ちが発生します。受託へ逃がす案件の予算も、設備の購入案へ添えます。装置の代金だけで共用が成立すると判断しないようにします。
差額の理由を説明できる見積もりが、購入判断の土台になります。
5.導入事例は、測定後に残る仕事まで読む
公式事例から、装置と人の分担を見ます。成功例を平均的な納期や精度の保証には使いません。取り込みの時間と、その後の処理の時間が別に載る例もあります。条件が似ている工程を選び、自社で試す項目へ落とします。
| 提供元・利用者 | 困っていた仕事 | 実施したこと | 読むべき範囲 |
|---|---|---|---|
| MTI/自動車業界・社名非公開 | 社内装置を待てない | ATOS Qで形状比較 | 保有していても受託を使う |
| MTI/素材業界・社名非公開 | 大型設備部品をCAD化 | 現地測定とCAD作成 | 測定後に設計工程がある |
| ZEISS/BSH | 家電の取っ手と本体の隙間 | QとINSPECTで評価 | 組立品と部品を照合 |
| Artec/A.B. Engineering | 車体形状を設計へ渡す | LeoとStudioからCADへ | 掲載例は測定2h・処理5h |
BSHの事例は2023年7月3日に公開されています。部品と組立品を測り、CADの公差と比較する流れです。ATOS Qを置くだけで品質管理が完成する例ではありません。測定計画と評価方法を揃えることが重要だと読み取れます。
Artecの車両事例には、測定2時間とデータ処理5時間が載っています。特定の車両での事例で、一般の納期を意味しません。処理後にSTLを設計側へ渡しており、設計の作業は別に続きます。測定の速さだけで必要な人員を決めないための例です。
私が事例で重視するのは、削減率より工程の区切りです。誰が原型を準備し、誰が処理し、誰が結果を承認したかを見ます。相手の測定時間だけを自社の見積もりに入れると、後工程を落とします。デモでは報告書かCADが使える状態まで、通して見せてもらいます。
MTI.Networkの導入相談事例は、実物を複数の機種で測っています。その結果を比較して機種を選んだと説明しています。受託事例から購入へ進む場合も、この手順を使えます。特定の機種を決めてから、合う用途を探す順にはしません。
掲載した事例に、共通の精度試験や回収期間の集計はありません。成果の数値が非公開なら、成功率を推測しないようにします。事例の対象が自社と違う部分も、見積依頼時に明示します。原文はZEISSのBSH事例など、各社の出典から確認できます。
事例を社内の導入説明へ使うなら、他社の成果と自社の期待を分けます。処理時間が公表された事例でも、自社の担当者が同じ時間でできるとは限りません。現場の条件を比較表に置き、違う部分を試験項目にします。成功例を借りるより、再現できる手順を借りる方が有用です。
測定後の編集に時間がかかった事例は、ソフト教育の必要性を示します。対象が大きいという情報だけでは、処理の難しさは分かりません。欠けの修正や、複数の位置から取った形状の統合も作業です。必要な後処理を省いたデモだけで、生産性を評価しません。
導入の成果を測る場合は、結果が必要な部署へ届くまでを記録します。測定時間、処理時間、確認待ちを別々に残します。どこが短くなったかを見れば、次に買う機能も判断しやすくなります。非公開の事例費用を想像して、投資回収の根拠にしません。
再現できた工程をもとに、内製と受託の分担を決めます。
6.ソフトは、取り込み・検査・CAD化を分ける
スキャナーと同時に選ぶのは、使うソフトの役割です。付属ソフトという言葉だけで、すべての仕事ができるとは決めません。形を取る、整える、検査する、設計する作業を分けます。外部ソフトへ渡せることと、その利用権が含まれることも別です。
| 作業 | 確認したい機能 | 契約で指定する物 |
|---|---|---|
| 形を取り込む | 選ぶ機種を接続できる | 機種対応・同時利用台数 |
| 点や面を整える | 重ね合わせ・欠けの処理 | 保存形式・再処理の可否 |
| 設計と比べる | 基準合わせ・偏差・報告 | 必要な検査機能 |
| CADを作る | 面作成・編集・出力 | 後工程で使える形式 |
| 結果を共有する | 閲覧・データ受渡し | 閲覧者の追加費用 |
Artec Studio Liteは、写真や動画から形状を作る用途のプランです。Artecのスキャナーを接続する用途には対応しません。Leoのソフト予算をLiteの安い価格で見積もらないようにします。公式のプラン比較表で、接続する機種と必要機能を照合します。
FreeScanの取り込みソフトは、追加課金なしという説明があります。他社のCAD化や検査ソフトまで無料になるとは書かれていません。機械との連携が案内されていても、別契約の可能性があります。購入見積書で、ソフトの製品名とライセンス期間を特定します。
私は、更新しない場合の状態を画面で確認したいと考えます。再計測できるか、既存データを開けるか、出力できるかを分けます。契約をやめる理由が予算でも、過去の検査記録は残るからです。閲覧だけの担当者にも有償契約が必要かを、最初に確認します。
データ・デザインの保守条件では、未契約の操作相談は対象外です。ソフトの購入権と、人が教える支援を切り分ける必要があります。担当者が替わる予定がある場合は、追加教育の見積もりを取ります。初回だけ説明を受ければ運用が続くという前提を置きません。
単独PCで使うのか、複数拠点へ持ち回るのかも伝えます。故障したPCから利用権を移す方法は契約により異なります。移行できる回数や、故障時に必要な手続きを契約前に確認します。確認済みの年額と未確認事項は費用の分析で分けています。
ソフトの説明を受けたら、自社のデータを使って操作を試します。ボタンがあることだけで、必要な出力までできるとは決めません。取引先から受け取るCADと、自社で渡すCADをそれぞれ開きます。受け渡しのたびに別契約が必要なら、その費用を確認します。
年度の更新時には、使っている機能と利用者を棚卸しします。使わない解析機能を外せるかは、契約条件に沿って相談します。減らしたことで過去の検査を再現できなくならないかも確認します。更新を止める決定は、データの取り出し試験を終えてから行います。
本体とソフトの保守窓口が別の場合は、問題の受付先を決めます。取得はできるが出力できないとき、どちらが調べるかを確認します。回答の往復を担当者だけで引き受けない契約が望ましいと考えます。必要な連携試験を、納入時の確認項目に含めます。
必要な出力を実際に作れた構成で、ソフトの契約を確定します。
7.受託の見積依頼は、追加費用の起点を明らかにする
受託先には、対象を見て判断できる写真と寸法を送ります。依頼が曖昧だと、到着してから作業方法が変わる可能性があります。送料や出張費だけでなく、追加処理が発生する条件を確認します。測れないと判明した場合の費用も、先に決めておく項目です。
- 実物の寸法・重さ・材質と、表面の写真を添える。
- CADの有無と、評価したい寸法・面を伝える。
- データ取得だけか、比較・CAD化・報告書までかを指定する。
- 塗布、分解、洗浄、接触の可否を示す。
- 持込・配送・出張のどれが可能かを記す。
- 希望納期と、検収する人・ソフトを知らせる。
- 再解析、再測定、キャンセルの条件を確認する。
DMM.makeは、測定困難と判明した際のキャンセルを原則無料と説明します。対象が事前の説明と違う場合などは、費用負担の例外があります。無条件で無料とは読めません。表面や形状が分かる写真を用意することが、依頼側でできる対策です。
私は、塗布や洗浄の許可を口頭だけで済ませません。代替できない原型は、加工や洗浄の範囲を明示します。現物に手を入れないと測れないなら、別の方法へ戻る判断も必要です。測定後の原型をどの状態で返すかまで合意します。
出張では、測定者が現場へ入れる時間と作業空間を確認します。設備を止める必要がある場合は、待機が発生した際の扱いも決めます。搬入できる機器や電源の条件を伝えます。MTI.Networkの出張例は、泊数や作業時間を含む特定条件の例です。
機密の設計情報を渡す場合は、保存先と再委託の有無を確認します。秘密保持契約だけで、データの保存期間まで決まるとは限りません。返却後に再出力できる期間と費用も、別項目で合意します。公開案内にない条件は、問い合わせた結果として記録します。
公的な受託設備は、民間の契約条件と同じではありません。鈴鹿高専の現行規則には、成果公表時の事前許可などが記されています。試験を行う目的と成果物の使い道を伝え、適用条件を確認します。料金と原文の参照先は公的料金の改定例にあります。
相見積もりでは、写真と依頼仕様を同じ内容で渡します。ある窓口だけがCAD化込みでは、金額の差を説明できません。対象を送る前に、測定できなかった場合の返送と費用を確認します。回答内容を注文書に反映すれば、担当者が替わっても条件を追えます。
追加の解析を頼む可能性があるなら、結果を確認する日程を決めます。保存期間を過ぎると、もう一度測る必要があるかもしれません。実物を返す前に確認できるのかも、納品の順番で合意します。短い納期だけでなく、検収に必要な時間を確保します。
納品物に不足があったときの連絡先と、再作業の条件も指定します。測定漏れと、発注後に追加した要望は分けて扱います。どちらに当たるか判断できるよう、必要箇所の記録を残します。明確な注文仕様は、依頼先だけでなく発注側の判断も助けます。
依頼と納品の条件が揃った見積もりから、発注先を選びます。
8.購入後の校正・担当交代・停止時の手順まで決める
導入の完了は、最初のデータが取れた日だけでは判断しません。担当者が替わっても、必要な結果を出せる状態を作ります。測定手順とデータの保存場所を社内で共有します。使う頻度が低い機器ほど、久しぶりの操作でも確認できる記録が必要です。
| 運用で決める項目 | 文書へ残すこと | 見積もりへ入れるもの |
|---|---|---|
| 測定の準備 | 固定・塗布・目印の手順 | 治具・消耗品 |
| 日常の確認 | 正常な状態の確認方法 | 点検に使う基準物 |
| 定期的な校正 | 対象・窓口・返却までの工程 | 校正費・輸送・代替 |
| 担当交代 | 操作と評価の教材 | 追加教育費 |
| 機器やPCの停止 | 外注先・予備手順 | 復旧費・再設定 |
| 契約終了 | 保存データと出力方法 | 移行・再出力費 |
私なら、停止時に誰へ頼むかを購入前に決めます。検査が止まると困る機器は、安い保守だけで選びません。代替機があるか、受託へ切り替えられるかを確認します。契約に書かれていない応答時間や復旧日数を、期待だけで計画に入れません。
旧製品の保守期限は機種ごとに違います。ZEISSの終了一覧に、COMET 6とATOS Coreの予定が載っています。現行機を買う場合も、導入構成の支援期間を見積書で確認します。終了表に名前がないことは、無期限の支援を意味しません。
ソフトの版と測定条件も、報告書の根拠として残します。版を更新したら、以前の代表品で同じ結果を作れるかを確認します。更新に必要な時間と、古いプロジェクトを開く方法も計画します。すべての版で同じ動作が続くという前提は置かないようにします。
担当者には測る操作と、結果を読む操作の両方が必要です。受託で得たデータを使い、位置合わせや比較条件を学ぶ方法もあります。日々の運用で迷う条件を記録し、追加教育へつなげます。契約に含む教育と、別料金の教育の線を確認してください。
最終的には、必要な日に必要な品質の結果が得られるかで選びます。内製が安くても測れない日が多いなら、受託を残す価値があります。逆に受託の納期が合わないなら、社内の担当者と設備へ投資します。継続性と引継ぎは保守・契約終了の分析で確認できます。
担当交代では、うまく測れた条件と失敗例を一緒に引き継ぎます。手順書が操作ボタンの説明だけでは、結果の妥当性を判断できません。実物の写真、固定した姿勢、評価した面を記録します。新しい担当者が同じ判定を出せることを、引継ぎの完了条件にします。
校正や修理の時期は、検査の集中する時期と重ならないように計画します。代替手段を契約していないなら、その間は受託を検討します。外注先へ同じ評価条件を渡せるよう、資料を準備します。日常の記録は、装置が止まった際の切替にも役立ちます。
長く使う案件では、機器の型式とソフトの版を資産台帳に残します。製品名が同じでも、支援期限が異なる版があるためです。保守のお知らせを誰が受け取り、誰が判断するかも決めます。買い替えまでの時間を、故障してから考える状態にしないことを勧めます。
測る人と測定条件を維持できる仕組みまで含めて、導入を完了します。
選定基準
2026年10月15日に公式本文を確認した15社・窓口を比較しました。検索語は3Dスキャナー、精度、料金、受託測定、ソフト年額などです。ハンディ、据置、アームのメーカーと国内代理店を含みます。受託は形状比較やCAD化の案内がある会社を中心に選びました。国内の購入条件とメーカー公称値を分けています。会社・ブランド窓口単位の15件で、独立した資本系列が15ある意味ではありません。FAROとCreaformは同グループです。ZEISSとATOS取扱代理店も別メーカーとしては数えていません。鈴鹿高専は補足の公的資料で、15社には含めません。公式の対象用途が検査向けでない窓口も残し、除外理由を明示しました。価格を読めないだけでは能力不足と判定していません。順位は売上や口コミ点数ではなく、発注する仕事との適合で決めました。3選は製品・受託案内に加え、終了情報やお知らせを確認しています。Creaformのプレス一覧は本文を取得できず、確認範囲の限界を継続性の節に記しました。
おすすめ3社を詳しく紹介
1株式会社MTI.Network
測定頻度が定まらない、または社内に測る人がいないなら
MTI.Networkへ、スキャンと形状比較をまとめて頼む。
- 窓口・方式
- 受託/光学・接触併用
- 代表機・サービス
- 受託測定・形状比較
おすすめの理由
樹脂部品1個の形状比較まで含む見積例を公開しています。接触測定の併用やCAD化も案内しています。測定機を買う前に、納品データが設計や検査に使えるか確かめられます。社内に装置があっても待ち時間で使えなかった公式事例があります。
費用の境目は案件ごとの総額と年の件数で決めます。
決め手
- 形状比較までの受託を相談
- 見積例65,000円、税区分は不明
- 出張・接触測定・CAD化にも対応
向かない人
日々の検査で、その場ですぐ結果が必要なら内製が優先です。65,000円は特定の部品の例で、一律単価ではありません。
特徴
- 樹脂部品1個のスキャン・比較例は65,000円
- 公開見積例の税区分は記載なし
- 東京出張の例は内訳合計約300,000円
- 深い穴などを接触測定で補う説明がある
- 形状比較とCADデータ作製を受託
- 秘密保持契約に対応
- 対象数mm〜4,000mm前後、社内は300kg程度まで
主な機種・サービス
| 主な機種・サービス | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| 3Dスキャナ受託測定 | 受託 | 形状比較・解析 |
| 出張測定・CAD化 | 受託 | 対象と出力を指定 |
公式に掲載の事例
社名非公開(自動車業界)
社内の装置を借りるまで待てないATOS Q 12Mで樹脂部品を測定設計との差を色で表示。短縮時間の数値は非掲載出典:MTI.Network 実績case1社名非公開(電機業界)
初導入で機種を決められない実物を複数の機種で測り比べるデータを比較して機種を選定。投資回収額は非掲載出典:MTI.Network 実績case2社名非公開(素材業界)
1m超の設備部品をCAD化したい。現地でT-SCAN hawk 2を使用取得形状からCADを作成。寸法誤差の実測値は非掲載出典:MTI.Network 実績case3
基本情報
| 提供形態 | 受託/光学・接触併用 |
|---|---|
| 比較対象 | 受託測定・形状比較 |
2Creaform
内製する担当者がいて、部品を動かさず各現場へ持ち回るなら
HandySCAN BLACK Eliteを、実物の合格試験つきで選ぶ。
- 窓口・方式
- メーカー/ハンディ
- 代表機・サービス
- HandySCAN BLACK Elite
- 精度の公称値
- 0.025mm/体積は長さ依存
- 分解能・点間隔
- 測定0.025/メッシュ0.100mm
おすすめの理由
推奨対象寸法と体積精度を公式に示しています。測定を行う長さで誤差の条件が変わるため、持ち回る部品の全体寸法で比べられます。性能試験の規格と校正機関も示しています。取り込みと検査ソフトを分けて見積もることが条件です。
数値の読み方は精度・分解能・視野の違いで説明します。
決め手
- 推奨対象寸法0.05〜4m
- 体積精度は長さを含む式で公開
- 本体・解析・保守の総額を見積もる
向かない人
光が届かない穴の内部が主な検査対象なら、接触測定を先に検討します。BLACK+ Eliteの数値をこの機種に混ぜません。
特徴
- BLACK Eliteの精度は0.025mm
- 体積精度は0.020mm+0.040mm/m
- 推奨対象寸法は0.05〜4m
- 測定分解能0.025mm、メッシュ分解能0.100mm
- ISO/IEC 17025認定校正機関で性能試験
- STL・OBJ・PLYなどの出力形式を掲載
主な機種・サービス
| 主な機種・サービス | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| HandySCAN BLACK Elite | ハンディ | BLACK+ Eliteと区別 |
| Creaform Metrology Suite | 解析ソフト | 設計・検査の用途別モジュール |
基本情報
| 提供形態 | メーカー/ハンディ |
|---|---|
| 比較対象 | HandySCAN BLACK Elite |
3ZEISS
内製する担当者がいて、固定した部品を繰り返し検査するなら
ATOS Q 12Mを、固定具と解析手順まで含めて導入する。
- 窓口・方式
- メーカー/据置
- 代表機・サービス
- ATOS Q 12M
- 分解能・点間隔
- 点間隔0.03〜0.12mm
おすすめの理由
視野に応じてレンズを選び、三脚や回転台を組み合わせられます。半自動化から自動化までの構成も公式に示しています。将来の自動化を急いで一式購入するより、まず自社の部品で置き方と解析条件を固定する使い方を勧めます。
国内の導入窓口は全社の証拠と採否で比べます。
決め手
- Q 12Mの点間隔0.03〜0.12mm
- 測定視野と部品寸法を分けて選択
- 公式に終了製品の一覧を公開
向かない人
動かせない大きな対象を各所で測る仕事は、ハンディ機を先に比べます。点間隔を測定精度の保証に置き換えてはいけません。
特徴
- 8M・12Mの2モデルを掲載
- 12Mの点間隔は0.03〜0.12mm
- メーカー掲載の測定視野は100×70〜500×370mm
- センサー重量は約4kg
- 三脚・回転台・ScanPortなどの構成を案内
- INSPECTによる設計値との比較を案内
主な機種・サービス
| 主な機種・サービス | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| ATOS Q 12M | 据置光学式 | レンズによって視野が変わる |
| ZEISS INSPECT | 形状検査 | 機能とライセンスを見積もる |
公式に掲載の事例
BSH Hausgeräte(家電)
洗濯機の取っ手と本体の隙間を検査。ATOS QとZEISS INSPECTで部品と組立品を評価。CADの公差と比較。時間削減の数値は非掲載出典:ZEISS BSH事例、2023-07-03
基本情報
| 提供形態 | メーカー/据置 |
|---|---|
| 比較対象 | ATOS Q 12M |
そのほかの会社・窓口12社を紹介
3DMart Japan
形の複製に使う受託。公式が工業用の精密測定向けではないと明記しています。
- 窓口・方式
- 受託/形状の複製
- 代表機・サービス
- EinScan Pro 2X使用
向いている人寸法検査ではなく、模型や原型の形を残すことが目的の担当者。
確認したい点品質保証の合否判定には選びません。提供側が工業用の精密測定向けではないと明記しています。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
3DMart Japanは、3Dスキャンの受託サービスを案内しています。使用機器としてEinScan Pro 2Xを挙げています。複製や形状データの取得を検討する場合の窓口で、料金は大きさや複雑さによって変わります。
公式ページでは、使用機器が一般消費者向けであると説明しています。工業用の精度と品質は提供できないと説明しています。そのため、寸法の合否を決める検査では第一候補にしません。これは情報不足による判断ではなく、提供側が示した用途の限界です。
黒色や透明、反射の強い対象ではスプレーを使う場合があります。処理の前に連絡する説明もあります。洗浄には水やアルコールを使うため、表面を傷めたくない原型は扱いを合意します。表面の再現を主な目的とし、誤差の保証を要求しない案件で依頼範囲を決めるのが適切です。設計検証に転用するなら、別の測定で寸法を確かめます。
特徴
- 工業用の精密測定向けではないと明記
- 価格は対象の寸法や複雑さで見積もり
- 黒色・透明・反射面にスプレーを使う場合がある
- 水やアルコールによる洗浄を説明
主な機種・サービス・基本情報を見る
主な機種・サービス
| 主な機種・サービス | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| 3Dスキャン受託 | 形状データ化 | 工業用の精密測定は対象外 |
基本情報
| 提供形態 | 受託/形状の複製 |
|---|---|
| 比較対象 | EinScan Pro 2X使用 |
Artec 3D
色情報を含む形の取り込みに。Leoは画面を内蔵し、本体の米ドル参考価格を公開しています。
- 窓口・方式
- メーカー/ハンディ
- 代表機・サービス
- Artec Leo
- 精度の公称値
- 0.1mm
- 分解能・点間隔
- 0.2mm
向いている人検査の微小な寸法差より、外観と形の記録を優先する設計担当。価格を開示した構成から検討できます。
確認したい点ドル表示を国内の税込導入額と比べないでください。ソフトのLiteはArtecスキャナーの取り込みに使えません。
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Artec 3DのLeoは、取り込んだ状態を内蔵画面で見ながら使うハンディ機です。無線で取り回せる構成で、形状と色情報を扱います。実物をデジタル化したい設計部門や、外観の記録を残したい部門が検討しやすい製品です。
公称の3D精度は0.1mm、3D分解能は0.2mmです。メーカーは中型から大型の対象を用途として示します。本体の参考小売価格は38,300米ドルです。税、輸入関連費用などは含まれず、日本の納入総額を示すものではありません。
処理ソフトのArtec Studioには年契約と永久版があります。年契約と永久版は、更新権とスクリプト機能の有無が異なります。スクリプト機能は、処理手順をコードで指定する機能です。Premium Packにはソフトの複数年契約などが含まれます。単品のソフト代を再度足すと重複になります。厳しい寸法公差の検査に採用する場合は、見た目の再現と寸法評価を分けて試します。
特徴
- Leoは画面と電池を内蔵
- 本体参考価格38,300米ドル、税など別
- Studio Proの1年ライセンスは1,700米ドル
- Studioの試用版は保存・出力が対象外
- Studio 20の永久版は4,300米ドル
- 永久版は購入版を利用、スクリプト機能は対象外
公式に掲載の事例
A.B. Engineering(車両設計)
車体形状を設計へ渡したい。Leoで測定しStudioでSTLを作り、設計側へ渡す。掲載車両は測定2時間、処理5時間。全車種共通の時間ではない出典:Artec 車両設計事例
主な機種・サービス・基本情報を見る
主な機種・サービス
| 主な機種・サービス | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Artec Leo | ハンディ | 形状・色情報 |
| Artec Studio Pro | 処理ソフト | 年契約と永久版は更新条件が異なる |
基本情報
| 提供形態 | メーカー/ハンディ |
|---|---|
| 比較対象 | Artec Leo |
株式会社データ・デザイン
Artecの販売と受託の窓口。保守契約がない場合の問い合わせ対応を明記しています。
- 窓口・方式
- 代理店/販売・受託
- 代表機・サービス
- Artecシリーズ
向いている人Artecを買う前に、自社の実物で作業量と出力を確かめたい設計担当。
確認したい点保守なしでも操作支援が続く前提では買えません。永久版の更新費と支援契約を別に確認します。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
データ・デザインはArtecの3Dスキャナーを扱い、機種選びや測定の受託も案内しています。公式の質問集では、用途や対象に応じて機種を選ぶ流れを説明しています。購入前に実物を渡し、データの出来と作業時間を確認する相談先です。
ソフトには年間契約と永久版があると説明しています。永久版でも、大きな版の更新は追加費用の対象です。年間契約の更新についても案内があり、購入時だけで手続きが終わるとは限りません。メーカー公表の米ドル価格を、この代理店の国内価格として扱わないようにします。
支援ページは、保守契約者を対象にした窓口であると明記しています。未契約では設定や操作の問い合わせを受けないという条件です。集合形式や訪問での教育も案内されています。担当者が初めて使う場合は、本体代と保守を分けた値引き交渉より、誰が使い方を引き継ぐかを先に決めるのが現実的です。
特徴
- Artec機器の選定相談を案内
- 測定の受託にも対応
- 実物でのデータと工数の確認を案内
- 永久版の大きな版の更新は別費用
- 設定・操作の支援は保守契約者が対象
- 集合・訪問の教育を案内
主な機種・サービス・基本情報を見る
主な機種・サービス
| 主な機種・サービス | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Artecシリーズ | 販売窓口 | 機種と支援を同時に選ぶ |
| 3Dスキャン受託 | 受託 | 対象や作業により見積もり |
基本情報
| 提供形態 | 代理店/販売・受託 |
|---|---|
| 比較対象 | Artecシリーズ |
DMM.make 3DPRINT
大きさ別の受託料金を税抜で公開。スキャンと手作業のCAD化は分けて見積もります。
- 窓口・方式
- 受託/サイズ別料金
- 代表機・サービス
- 3Dスキャン
向いている人サイズから予算の入口を知り、原型の形状データを作りたい担当者。
確認したい点検査精度の保証値は確認できません。CAD化を料金表に含めず、必要な成果物の総額を取り直します。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
DMM.make 3DPRINTは、3Dスキャンの料金をサイズ別に公開しています。Sサイズは20,000円、Mは25,000円、Lは30,000円です。LLは35,000円で、いずれも税抜です。形状の複雑さなどで変動すると説明されています。
Sは縦・横・高さが各100mm未満という条件です。LLの掲載条件は各600mm未満です。中間サイズは高さの条件が異なります。単に最長辺だけで料金帯を決めることはできません。再現性は形状で変わるとし、一定の寸法精度を保証する数値は確認できませんでした。
STLからCADへの変換は、手作業で面を作り直す都度見積もりです。スキャン代だけで設計用CADまで納める前提にしないようにします。測定困難と判明した場合のキャンセルは原則無料です。ただし事前に伝えた情報と対象が違う場合などは負担が生じます。納品媒体や受取方法も、作業開始前に指定します。
特徴
- Sサイズは各辺100mm未満で20,000円税抜
- LLは各辺600mm未満で35,000円税抜
- 形状の複雑さなどで料金が変動
- CAD化は手作業の面作成で都度見積もり
- 測定困難時のキャンセルは原則無料、例外あり
- DVDまたはストレージでの受け渡しを案内
主な機種・サービス・基本情報を見る
主な機種・サービス
| 主な機種・サービス | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| 3Dスキャン | 受託 | サイズ区分と形状により価格決定 |
| リバース処理 | CAD化 | 別途見積もり |
基本情報
| 提供形態 | 受託/サイズ別料金 |
|---|---|
| 比較対象 | 3Dスキャン |
FARO
Quantum Xは長さと精度等級を選ぶアーム型。触って測る部分と表面スキャンを使い分けます。
- 窓口・方式
- メーカー/アーム
- 代表機・サービス
- Quantum X
向いている人アームを置く場所が確保でき、基準寸法と表面を同じ持ち場で測りたい担当者。
確認したい点Creaformと資本系列を分ける目的では選べません。型式別の仕様書と保守見積もりが必要です。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
FAROのQuantum X FaroArmは、接触測定や表面スキャンに使う測定アームです。公式案内には複数の長さと精度等級があります。形の広い面を取る作業と、穴や基準を調べる作業を、必要に応じて分けたい現場で比較します。
選ぶのはアームの名前だけではありません。レーザーヘッドの種類と、測る範囲を合わせて決めます。公式のシリーズ紹介では、用途に応じたヘッドの交換を案内しています。精度や点間隔は、選ぶ長さ・等級・ヘッドを特定して確認します。シリーズの代表値だけで、発注する構成の精度は決められません。
2025年7月にAMETEKがFAROの買収完了を発表しました。Creaformも同グループで、現在のCreaform公式にもQuantum Xの案内があります。製品の形は違いますが、異なる資本系列への分散にはなりません。購入契約ではアームの仕様と保守窓口を固定し、同一条件でAS1の構成と比べます。
特徴
- Quantum Xに5種類の長さを用意
- 3つの精度等級を案内
- アームによる接触とスキャンに対応
主な機種・サービス・基本情報を見る
主な機種・サービス
| 主な機種・サービス | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Quantum X FaroArm | アーム型 | 長さ・等級・ヘッドを指定 |
基本情報
| 提供形態 | メーカー/アーム |
|---|---|
| 比較対象 | Quantum X |
Hexagon
面のスキャンと接触測定を同じアームで組み合わせる候補。AS1はアームと追尾装置で仕様が異なります。
- 窓口・方式
- メーカー/アーム・追尾
- 代表機・サービス
- AS1+Absolute Arm
向いている人面全体の形と、接触して測る基準や穴を同じ現場で扱いたい品質保証担当。
確認したい点ヘッド単体の比較では決まりません。長さ、アームの等級、ソフトを揃えて見積もります。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
HexagonのAbsolute Scanner AS1は、測定アームや追尾装置と組み合わせるレーザースキャナーです。Absolute Armを使う構成では、表面を広く取る作業と、接触して寸法を調べる作業を組み合わせられます。穴や基準面も扱う検査で検討する方式です。
公式ページは、アーム構成とレーザートラッカー構成を分けて説明しています。アーム構成の紹介にはシステム精度39µm以内とあります。すべての長さ・等級に共通の保証とはせず、選定構成で確認します。トラッカーで測る距離と、アームが届く範囲は同じではありません。ヘッドだけの名前を見て数値を移すと、購入構成と食い違います。
広い範囲を動かすなら追尾装置を含む構成も候補になります。ただし必要な装置が増えるため、固定台や移設も含めた見積もりが必要です。メーカーは2025年にGeomagicの事業取得を完了しています。ソフト事業の所有者が変わったことは確認できます。既存の契約が自動的に安くなる根拠にはなりません。
特徴
- Absolute Armの7軸構成でAS1を使用
- アームで接触測定と走査を併用
- AT960とAP21による追尾構成を案内
- アームと追尾構成で精度表記が異なる
- 2025年4月にGeomagic取得完了を発表
主な機種・サービス・基本情報を見る
主な機種・サービス
| 主な機種・サービス | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Absolute Scanner AS1 | アーム用スキャナー | Absolute Arm等と組み合わせ |
| Absolute Arm | 測定アーム | 長さと精度等級を指定 |
基本情報
| 提供形態 | メーカー/アーム・追尾 |
|---|---|
| 比較対象 | AS1+Absolute Arm |
株式会社キーエンス
VL-800は卓上で回して測る方式。繰り返し精度と測定精度を別々に公開しています。
- 窓口・方式
- メーカー/卓上
- 代表機・サービス
- VL-800シリーズ
- 精度の公称値
- ±10µm/指定条件あり
- 分解能・点間隔
- 900万点/点間隔は未確認
向いている人持ち込める部品を卓上で回し、測定とCAD用の形状取得をまとめたい設計・検査担当。
確認したい点23±1℃などの条件を外して精度を引用しないでください。連結範囲はステージ型式ごとに異なります。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
キーエンスのVL-800シリーズは、ステージに置いた部品を光学式で測る装置です。コントローラVL-800に測定部とステージを組み合わせます。部品を持ち込める測定室で、形状評価や設計向けのデータ取得を行う候補です。
公称の測定精度は±10µmで、繰り返し精度のσは2µmです。公式注記は23±1℃の環境を指定しています。メーカー所定の標準ゲージと測定モードでの値です。繰り返したときのばらつきが小さいことと、寸法の誤差が小さいことを分けて読む必要があります。
低倍の測定範囲は直径300×高さ200mmです。VL-850ステージでは連結測定で範囲を広げられます。ステージの耐荷重は50kgです。CAD用データへの変換も案内されています。ただし型式表のVL-800はコントローラの名称です。周辺機器を含む一式の見積もりで、比較する構成を揃えます。
特徴
- 繰り返し精度σは2µm、測定精度と別項目
- 測定解像度は900万点と表記
- ステージ耐荷重50kg
- STEPへの変換を案内
主な機種・サービス・基本情報を見る
主な機種・サービス
| 主な機種・サービス | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| VL-800シリーズ | 卓上光学式 | 測定部・ステージを含む構成で比較 |
基本情報
| 提供形態 | メーカー/卓上 |
|---|---|
| 比較対象 | VL-800シリーズ |
丸紅情報システムズ株式会社
ATOS Qを国内で導入する比較先。手動から半自動・自動まで、構成を揃えて見積もります。
- 窓口・方式
- 代理店/据置
- 代表機・サービス
- ATOS Q 12M
- 分解能・点間隔
- 点間隔0.03〜0.12mm
向いている人国内窓口に、ATOS Qのデモと導入条件を揃えて依頼したい担当者。
確認したい点Qのメーカー値だけで他の代理店より優れるとは判断できません。支援する人の範囲と費用を契約で比べます。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
丸紅情報システムズは、丸紅I-DIGIOのサイトでATOS Qを案内しています。三脚での測定や回転台を組み合わせる使い方を示しています。メーカーから製品を選ぶ段階の次に、国内で導入する窓口として比べる候補です。
仕様表はQの8Mと12Mを分けています。12Mの点間隔は0.03〜0.12mmです。測定視野は100×70〜500×370mmで、レンズに応じて変わります。細かい視野を選んだ場合と広い視野を選んだ場合を、同じ測定時間や条件として扱わないようにします。
購入前の相談やデモの窓口があります。確認した製品紹介には国内の本体価格とソフト年額はありません。同じATOS Qを扱う他社と比べる際は、装置の仕様だけで順位を付ける意味は薄くなります。自社の部品で測定手順を作る範囲、教育後の質問対応、校正や修理の受付方法を比較します。
特徴
- ATOS Qの8M・12Mを取扱い
- 手動・半自動・自動の構成を案内
- 相談とデモの窓口を掲載
主な機種・サービス・基本情報を見る
主な機種・サービス
| 主な機種・サービス | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| ATOS Q | 国内販売 | 周辺構成を指定する |
基本情報
| 提供形態 | 代理店/据置 |
|---|---|
| 比較対象 | ATOS Q 12M |
株式会社NDES
ATOSの導入窓口。Q以外の据置機やハンディ機も含め、対象に合う構成を相談できます。
- 窓口・方式
- 代理店/据置・ハンディ
- 代表機・サービス
- ATOS Qなど
- 分解能・点間隔
- Q 12M:点間隔0.03〜0.12mm
向いている人ATOS Qのレンズや周辺構成を、国内の導入窓口と詰めたい担当者。
確認したい点測定視野の下限がメーカー現行表と違います。レンズの型式と提供可能な仕様を見積書で揃えてください。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
NDESは、ATOSなどの光学式3D測定を案内しています。2025年10月に会社分割で発足し、CGSグループに入りました。ATOS Qだけでなく、大きさや使い方が異なる機種も扱います。測定対象を先に決め、導入窓口に適した構成を提案してもらう選び方です。
ATOS Qの紹介には8Mと12Mがあり、レンズ交換で測定範囲を変える説明があります。同社の掲載範囲は50×35〜500×370mmです。メーカー現行表の下限と違うため、同じレンズ構成を比較しているか確認が必要です。いずれも部品全体の最大寸法とは区別します。
三脚を使う手動測定から自動化までを案内しています。価格は条件を指定した見積もりになります。メーカーと同じ装置でも、支援内容まで同じとは限りません。販売時の教育、測定プログラムの作成、校正時の代替機を、依頼する作業として分けます。解析ソフトの年額や各支援の単価は確認できていません。
特徴
- ATOS Qの8M・12Mを紹介
- 測定範囲50×35〜500×370mmを掲載
- Qの重量は4kgと掲載
- 手動測定と自動化構成を紹介
- ATOSの別機種とT-SCAN hawk 2も案内
- 2025年10月の会社分割で発足、CGSグループへ
主な機種・サービス・基本情報を見る
主な機種・サービス
| 主な機種・サービス | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| ATOS Q | 販売・導入窓口 | レンズ構成の見積もりを取る |
基本情報
| 提供形態 | 代理店/据置・ハンディ |
|---|---|
| 比較対象 | ATOS Qなど |
SCANOLOGY
狭い箇所を手で回り込んで測るSIMSCAN。42・30・22で異なる仕様を分けて比較します。
- 窓口・方式
- メーカー/ハンディ
- 代表機・サービス
- SIMSCAN 42
- 精度の公称値
- 0.020mm
- 分解能・点間隔
- 0.020mm
向いている人部品の入り組んだ場所を測りたい担当者。撮影できる角度を実物で確かめる比較候補です。
確認したい点追加システム併用時の体積精度を単体仕様として扱わないでください。対象全体の寸法上限も別確認です。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
SCANOLOGYのSIMSCANは、小型の本体を使うハンディ式のスキャナーです。42、30、22の仕様が公式表に並んでいます。狭い箇所への取り回しを訴求していますが、光が届かない穴の内部まで見える装置ではありません。
SIMSCAN 42の公称精度は0.020mmです。分解能も0.020mmとされています。標準の体積精度は0.015mm+0.035mm/mです。別の測定システムを組み合わせた数値も載っていますが、本体だけの値とは区別する必要があります。
メーカーの案内では軽い本体や複数の走査モードを特徴としています。取得データはSTL、OBJ、PLYなどに出力できます。国内で使う際は、本体、解析ソフト、操作教育の契約先を決めます。価格と年額は公開本文で確認できていません。短いカメラ間隔を利点にする場合も、実物の奥まった箇所で欠け方を確かめてから選びます。
特徴
- SIMSCAN 42・30・22の仕様を区別して掲載
- SIMSCAN 42の最大測定範囲は700×600mm
- STL・OBJ・PLYなどに出力
主な機種・サービス・基本情報を見る
主な機種・サービス
| 主な機種・サービス | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| SIMSCAN 42 | ハンディ | 標準構成の体積精度で比較 |
基本情報
| 提供形態 | メーカー/ハンディ |
|---|---|
| 比較対象 | SIMSCAN 42 |
SHINING 3D
青色レーザーと赤外線を切り替えるFreeScan Combo。取り込み用ソフトの継続課金がないと明記しています。
- 窓口・方式
- メーカー/ハンディ
- 代表機・サービス
- FreeScan Combo
- 精度の公称値
- レーザー0.02mm
- 分解能・点間隔
- レーザー点間隔0.05〜10mm
向いている人取り込みソフトの年額を抑え、解析ソフトを別に選べる設計部門。用途ごとにモードを固定できる人に向きます。
確認したい点光源とモードを混ぜて公称値を比べないでください。検査の報告書まで作る総額は別見積もりです。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
SHINING 3DのFreeScan Comboシリーズは、青色レーザーと赤外線を使い分けるハンディ機です。レーザーで細部を取り込み、別のモードも利用できます。同じ本体でも、測り方が変われば精度の条件も変わります。
レーザーモードの公称精度は0.02mmです。体積精度は0.02mm+0.033mm/mで示されています。公式の試験条件は温度20±0.5℃、湿度40〜60%RHです。規格に沿い、認定された精度試験室で評価しています。赤外線で目印なしに取得した値まで、この精度がそのまま当てはまるとはしません。
FreeScan用のソフトは追加費用やサブスクリプションなしと説明されています。一方、設計形状を作るソフトや検査ソフトとの連携は別の話です。EXModel、Geomagic、PolyWorksなどへの接続の案内があります。これらの利用権が本体価格にすべて含まれるという意味ではありません。ComboとCombo+の型式も分けて選びます。
特徴
- 青色レーザーと赤外線の方式を併用
- レーザー点間隔は0.05〜10mm
- FreeScanソフトは継続課金なしと説明
- 他社の設計・検査ソフトとの連携を案内
主な機種・サービス・基本情報を見る
主な機種・サービス
| 主な機種・サービス | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| FreeScan Combo | ハンディ | Combo+と区別 |
| FreeScanソフトウェア | 取り込み | 検査・CADソフトの費用は別確認 |
基本情報
| 提供形態 | メーカー/ハンディ |
|---|---|
| 比較対象 | FreeScan Combo |
株式会社システムクリエイト
受託の入口価格を税別で公開。設備を買う前に形状を取り込む費用を相談できます。
- 窓口・方式
- 受託/方式を選定
- 代表機・サービス
- 3Dスキャンサービス
向いている人社内に測定担当を置かず、最初の部品を外注して出力を確かめたい設計者。
確認したい点30,000円は納品範囲を固定した総額ではありません。塗布できない表面は見積もりの前に伝えてください。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
システムクリエイトは、3Dスキャンの受託を30,000円からと案内しています。表示は税別です。対象や作業によって金額が変わるため、どんな部品でもこの金額で完了する定額サービスではありません。まず一つの部品で形を取れるか試したい場合の比較先です。
公式には3方式7機種から設備を選ぶ説明があります。対象の形状や大きさに合う装置を選びます。黒い物や透明な物などでは、反射を抑えるスプレーを使う説明があります。元の表面を変えられない部品は、塗布の可否を依頼前に伝えます。
大型品などを対象にした出張測定も案内しています。取得した形状の利用では、STLからCADへ進める支援もあります。スキャン結果だけを受け取る場合と、設計に使うデータまで作る場合を分けて見積もります。最低表示額に解析や図面化がどこまで含まれるかは、用途と納品形式を指定して確かめます。
特徴
- 受託料金は30,000円〜、税別
- 3方式7機種から設備を選定すると掲載
- 対象に応じた測定方式を選定
- 黒色・透明等にスプレーを使う場合がある
- 全国への出張測定を案内
- 取得後のCAD利用も支援
主な機種・サービス・基本情報を見る
主な機種・サービス
| 主な機種・サービス | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| 3Dスキャンサービス | 受託 | 部品ごとに見積もり |
| 出張測定 | 受託 | 運べない物を相談 |
基本情報
| 提供形態 | 受託/方式を選定 |
|---|---|
| 比較対象 | 3Dスキャンサービス |
3D測定の候補を相談する
対象の大きさ、材質、測りたい箇所、必要な納品形式をお知らせください。年間の見込み件数と、社内で測る担当者の有無もあると条件を整理できます。
3Dスキャナー会社・窓口一覧【15社】
同じ製品でも購入窓口を分けています。資本系列数や独立したメーカー数のランキングではありません。各社の用途と、確かめられた条件で絞ってください。
- 3DMart Japan形の記録用。検査からは外す
- Artec 3D色と取り回しを重視する候補
- Creaform持ち回りの内製に選ぶ
- 株式会社データ・デザイン購入前試験と保守条件で選ぶ
- DMM.make 3DPRINTサイズ別料金で形状取得を見積もる
- FAROアーム長とヘッドを指定して比較
- Hexagon面と接触寸法を両方測る候補
- 株式会社キーエンス卓上に収まる部品で実測する
- 丸紅情報システムズ株式会社同じQを支援条件で比較
- 株式会社MTI.Network購入前に受託で工程を決める
- 株式会社NDESATOSの構成と支援を詰める窓口
- SCANOLOGY狭い場所の取り回しで比較
- SHINING 3D取り込みソフトの継続費を分けて検討
- 株式会社システムクリエイト税別の入口価格から受託を相談
- ZEISS固定して繰り返す検査に選ぶ
目的別のほかの比較
- 三次元測定機(メーカー・代理店)国内17社の公式サイト、主なメーカーの開示資料、JCSSの登録データ、公設試の料金、X線装置の法令を調べました。測る物と場所で絞り、校正とソフトと再編の状況で決めています。
- 3Dマシンビジョン部品箱からロボットで部品を取り出したいのか、ラインを流れる製品の高さや傷を全数で測りたいのか。3Dマシンビジョンは、この目的でパターン投影、光切断、ステレオ、光コムなどの方式も、選ぶ会社も変わります。国内に拠点のあるメーカー・販社15社の公式サイトを調べ、用途ごとに最初に相談すべき3社を選びました。
- CAD/CAMソフト(切削・ワイヤー放電・板金)CAD/CAMソフトを国内で扱う16社を調べました。最初の足切りは、自社の機械に合うポストを誰が作るかです。そのうえで、講習、製品が続くか、やめるときの縛りで選びました。価格を公開している2製品は、5年の費用も比べています。
よくある質問
3Dスキャナーを初めて導入するなら、何を選べばよいですか?
用途と担当者が決まっていなければ、まず受託で一案件を完了させます。形状比較まで頼むならMTI.Networkが第一候補です。内製の担当者がいて持ち回るならCreaform、固定して反復検査するならZEISSです。自社の部品で必要な結果が出ることを購入条件にします。
精度0.02mmの製品は、分解能0.03mmの製品より正確ですか?
その二つだけでは比べられません。精度と点の細かさは違う指標です。測定の長さ、温度、モード、対象の表面も条件に入ります。ATOS Qの点間隔を、測定精度の値として比較しないでください。必要な公差を指定し、実物で結果を確かめます。
大きな部品ならハンディ、小さな部品なら据置でよいですか?
寸法だけでは決まりません。動かせるか、固定できるか、見たい面に光が届くかで選びます。ATOS Qの視野は一度に見る範囲で、部品寸法の上限ではありません。Creaformの推奨対象寸法とは項目を分けて読みます。
年に何回測るなら、受託より購入が得になりますか?
全社共通の回数は出せません。自社部品の受託総額と、内製の初期費用・年額・作業費を揃えます。MTI.Networkの65,000円は特定の樹脂部品の例です。これを全案件へ適用せず、自社の見積もりで境目を計算します。結果が必要な締切も判断条件です。
ソフトの年額はいくらですか?
公式に確認できた例は、Artec Studio Proの1年1,700米ドルです。国内価格と税の扱いは別途確認が必要です。FreeScanの取込ソフトは継続課金なしと説明されています。外部の検査・CADソフトも無料という意味ではありません。他の候補は選択機能を指定した年額見積もりが必要です。
スキャンしたSTLがあれば、設計変更に使えますか?
STLは形状を表すデータですが、設計寸法や変更履歴まで持つとは限りません。DMM.makeはCAD化を手作業の面作成として別見積もりにしています。必要な編集を設計担当が試し、CAD化まで発注するか決めてください。現物の摩耗を戻す作業も別の設計判断です。
黒色・透明・鏡面の部品も測れますか?
対象と方式によって変わります。システムクリエイトや3DMart Japanは、スプレーを使う場合を案内しています。塗布が許されない原型は、その条件で実測を依頼します。きれいに取れた別素材の見本だけで判断しません。洗浄の方法と返却状態も合意してください。
メーカーと代理店は、どちらから買うべきですか?
同じ構成を指定して、教育、操作支援、校正、修理を比べます。価格を公開していないだけで、窓口の良し悪しは決まりません。データ・デザインのように、操作相談を保守契約者へ限定する条件もあります。社内に必要な支援を契約へ入れることが先です。
中古のATOSやCOMETを買っても大丈夫ですか?
型式ごとの支援期限を先に確認します。ZEISSの公表予定では、COMET 6は2026年12月に支援終了です。ATOS Core 2Mは2027年1月、Core 5Mは2028年1月です。これらはATOS Qの終了日ではありません。校正と修理を続けられる構成か、販売者に書面で確認します。
受託先に、品質保証用の検査まで頼めますか?
検査用途と成果物を示している窓口で、基準と保証範囲を合意します。3DMart Japanは工業用精密測定向けではないと明記しています。DMM.makeも一定の寸法精度の保証値は確認できていません。料金表があることと、品質保証の合否判定に使えることは別です。
受託先を替えられるよう、何を受け取ればよいですか?
交換用の形状データと、評価条件・結果の文書を指定して受け取ります。元の測定プロジェクトも必要なら、注文範囲に含めます。データの保存期間、再出力費、削除方法は契約で確認します。ファイル名だけでなく、自社のソフトで開けることを検収条件にしてください。
本体やソフトの値上げは確認できましたか?
比較対象の民間製品は、改定前後の額と時期を一次資料で揃えられていません。過去のソフト価格の保存記録も取得できませんでした。値上げがなかったとは判断していません。MTI.Networkの貸出は2024年6月改定時の定価のみ確認できました。改定前の額と最新額は未確認です。公的設備では鈴鹿高専の料金単位変更を確認しました。2026年4月施行の現行条件は半日単位で、旧額と単純に比べられません。