3比較ハブ3Dマシンビジョン

3Dマシンビジョン · 2026年10月時点

用途で決める、3Dマシンビジョンメーカー3選

部品箱からロボットで部品を取り出したいのか、ラインを流れる製品の高さや傷を全数で測りたいのか。3Dマシンビジョンは、この目的でパターン投影、光切断、ステレオ、光コムなどの方式も、選ぶ会社も変わります。国内に拠点のあるメーカー・販社15社の公式サイトを調べ、用途ごとに最初に相談すべき3社を選びました。

編集部の結論

インライン検査ならキーエンス、部品箱のバラ積みならキヤノン、方式選びから始めるならリンクス。

3Dマシンビジョンは方式ごとに得意なことが違うので、順位ではなく掴むのか測るのかとワークの条件で決めてください。共通の鉄則は、カタログの数字を信じ切らず、自社のワークで測ってから決めることです。テスト機の貸出しや計測評価、デモの窓口を最初の問い合わせで確かめてください。

編集部(15社の公式サイトを調査・2026年10月)

【用途別】3Dマシンビジョンメーカーおすすめ3選

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

1イチオシ

ラインの中で外観と寸法を3Dで全数検査するなら

株式会社キーエンス

3D Visionシリーズは視野60mm・繰り返し精度1μm。光切断の3Dセンサや白色干渉まで同じ窓口で比べられる

3次元画像処理システム「3D Vision シリーズ」は4投光プロジェクターとテレセントリックレンズで視野全域を検査し、視野60mm、検査間隔0.6秒、繰り返し精度1μmと製品ページに記載。光切断法の3Dセンサ(LJ-S8000は繰り返し精度0.3μm)や白色干渉3D変位計WI-5000(繰り返し精度0.1μm)もそろえ、無料テスト機貸出しサービスを案内している。

  • 3D Vision: 視野60mm/検査間隔0.6秒/繰り返し精度1μm(公式記載)
  • 光切断(LJ-X8000・LJ-S8000)、白色干渉(WI-5000)も同じ窓口
  • 無料テスト機貸出しサービスと価格・見積の窓口
  • 方式4投光プロジェクター(3D Vision)/光切断/白色干渉
  • 主な用途インライン外観・寸法検査、ロボットビジョン
  • 代表仕様(公式表記)3D Vision: 視野60mm・繰り返し精度1μm

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2

部品箱に入った部品をロボットで次工程へ供給するなら

キヤノン株式会社

RVシリーズは計測範囲と繰り返し精度を型式ごとに公開。部品の大きさで3機種から選べる

部品箱内の部品のピックアップに向けて開発された3DマシンビジョンRVシリーズ(RV300・RV500・RV1100)。測定方法はパターン投影法、認識方式は3D CADマッチングで、RV300は計測範囲最大340×340×100mm・繰り返し精度±0.1mm、RV1100は最大1,160×1,160×600mm・±0.5mmと仕様表に記載。干渉チェックやキャリブレーションの機能を持ち、IP54相当。

  • RV300: 最大340×340×100mm・±0.1mm/RV1100: 最大1,160×1,160×600mm・±0.5mm
  • パターン投影法+3D CADマッチング、登録品種200種類
  • 干渉チェック・ロボットとのキャリブレーション機能、IP54相当
  • 方式パターン投影法
  • 主な用途部品箱からのバラ積みピッキング
  • 代表仕様(公式表記)RV300: 最大340×340×100mm・±0.1mm

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3

どの方式が合うか、実際のワークを測ってから決めるなら

株式会社リンクス

4メーカー約60製品から計測方式を選ぶ無料の計測評価サービス。窓口はマシンビジョンの技術者

3Dセンサー計測評価サービスでは、送ったサンプルワークを4メーカー約60製品の中から計測手法を選んで評価し、結果をスライド形式で報告すると公式に記載。Gocator(レーザー光切断・縞投影・共焦点ライン)や3Dラインスキャンカメラ3DPIXAを扱い、Gocatorのデモ機は無償で貸し出す。東京オフィスではロボットや1軸ステージでの撮影も可能。

  • 無料3Dセンサー計測評価サービス(4メーカー約60製品から選定)
  • Gocatorのデモ機は無償貸出、東京オフィスでロボット撮影も可
  • 光切断・縞投影・共焦点ライン・3Dラインスキャンを取扱い
  • 方式光切断/縞投影/共焦点(取扱製品)
  • 主な用途インライン外観検査・寸法測定
  • 代表仕様(公式表記)4メーカー約60製品から選定

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おすすめ3社の比較表

3Dマシンビジョン おすすめ3社の比較
メーカー方式主な用途代表仕様(公式表記)ロボット連携・評価本社・拠点出典
株式会社キーエンス4投光プロジェクター(3D Vision)/光切断/白色干渉インライン外観・寸法検査、ロボットビジョン3D Vision: 視野60mm・繰り返し精度1μm3D VGRでロボット経路を自動生成/無料テスト機貸出大阪府(本社・研究所)公式
2026-10-01確認
キヤノン株式会社パターン投影法部品箱からのバラ積みピッキングRV300: 最大340×340×100mm・±0.1mmキャリブレーション・干渉チェック機能東京都(本社)公式
2026-10-01確認
株式会社リンクス光切断/縞投影/共焦点(取扱製品)インライン外観検査・寸法測定4メーカー約60製品から選定無料計測評価・デモ機無償貸出東京都(大阪)公式
2026-10-01確認

※編集チーム調べ。各社公式サイトの記載をもとに作成(2026年10月調査時点)。「記載なし」は公式サイトに該当する記述が見つからなかった項目です。

3Dマシンビジョンメーカーを選ぶ3つの基準

目的が掴むためか測るためかで方式と会社を分ける

ロボットで部品を掴むためなら、ワークの位置と姿勢を広い範囲でとらえる3Dビジョンが要ります。キヤノンのRVシリーズ、ファナックの3DVシリーズ、Mujin、日立オートメーション(Kyoto Robotics)はこちらです。ラインの中で高さや段差を測るなら、キーエンスの3D Visionシリーズや光切断の3Dセンサ、OptoCombの光コム3次元センサー、リンクスが扱うGocatorのような検査・計測向けの製品が中心になります。

視野と精度は、公式の数字を同じ条件で比べる

視野(計測範囲)と精度は、型式ごとに大きく違います。キヤノンのRV300は計測範囲最大340×340×100mmで繰り返し精度±0.1mm、RV1100は最大1,160×1,160×600mmで±0.5mmと、視野が広いほど精度の数字は大きくなります。キヤノンは計測時間・計測周期について、同社所定の評価部品と計測条件での値だと注記しています。数字の条件をそろえ、自社のワークで同じ値が出るかを確かめてください。

ロボットとの組み合わせと、事前に試せる窓口を確かめる

ピッキングでは、カメラをロボットの手先に付けるか固定するか、どのロボットとつながるかで選択肢が変わります。ニコンのロボットビジョンはハンドアイ型のみで、対応ロボットとしてYASKAWA、FANUC、川崎重工業、Universal Robots、デンソーウェーブを挙げています。ファナックと三菱電機は自社ロボット向けです。導入前には、キーエンスの無料テスト機貸出し、リンクスの計測評価、Zividの実部品デモのような窓口で、実物を測ってから決めてください。

選定基準

2026年10月1日時点で検索「3Dマシンビジョン メーカー」「3Dビジョンセンサ ロボット ピッキング メーカー」「3Dカメラ 産業用 構造化光 メーカー」「3Dビジョン 外観検査 システム メーカー」等で表示された公式サイト15社(専門商社、比較・マッチングサイト、国内拠点を公式サイトで確認できなかった海外メーカー、製造現場向けの3D製品ページを確認できなかった会社、公式サイトの本文を取得できなかった会社は除外)を調査し、①公式サイトに製造現場向けの3Dカメラ・3Dセンサ・3Dビジョンシステムの製品または導入のページがある ②計測方式、用途、視野・精度などの仕様のいずれかの記載がある ③ロボット連携、デモ・テスト機・計測評価などの対応の記載がある(販社は、自社でシステム提案や検証を行う記載がある場合のみ掲載)、の3点を満たす中から、インライン外観・寸法検査、部品箱のバラ積みピッキング、実ワークでの方式比較の用途別に3社を選定しています。

おすすめ3社を詳しく紹介

1株式会社キーエンス

ラインの中で外観と寸法を3Dで全数検査するなら

3D Visionシリーズは視野60mm・繰り返し精度1μm。光切断の3Dセンサや白色干渉まで同じ窓口で比べられる

おすすめの理由

3次元画像処理システム「3D Vision シリーズ」は4投光プロジェクターとテレセントリックレンズで視野全域を検査し、視野60mm、検査間隔0.6秒、繰り返し精度1μmと製品ページに記載。光切断法の3Dセンサ(LJ-S8000は繰り返し精度0.3μm)や白色干渉3D変位計WI-5000(繰り返し精度0.1μm)もそろえ、無料テスト機貸出しサービスを案内している。

生産ラインを流れる部品の高さ、段差、傷を3Dで全数検査したいなら、キーエンスから見てください。理由は、4投光プロジェクターとテレセントリックレンズで視野全域を撮る3D Vision、帯状のレーザで断面を測る光切断、透明体や鏡面体も測れるとする白色干渉と、方式の違う3D製品を同じ窓口で比べられることです。製品ページに視野や繰り返し精度の数字が出ていて、テスト機の無料貸出しで自社のワークを試してから決められます。ロボット用には4カメラ1プロジェクターの3D VGRシリーズもあります。

決め手

  • 3D Vision: 視野60mm/検査間隔0.6秒/繰り返し精度1μm(公式記載)
  • 光切断(LJ-X8000・LJ-S8000)、白色干渉(WI-5000)も同じ窓口
  • 無料テスト機貸出しサービスと価格・見積の窓口

向かない人

3D VGRシリーズの視野や精度は製品ページの本文になく、カタログでの確認です。ロボットまで含めたピッキングを一式で任せたいなら、Mujinや日立オートメーション(Kyoto Robotics)と比べてください。

編集部評価

インライン外観・寸法検査●●●●●5/5
バラ積みピッキング●●●○○3/5
ロボット連携●●●○○3/5
事前評価・デモ●●●●●5/5
仕様の公開度●●●●○4/5

※編集部評価は、上の選定基準と各社公式サイトの記載をもとにした5段階の目安です。

特徴

  • 3D Vision シリーズ: 視野60mm/検査間隔0.6秒/繰り返し精度1μm。4投光プロジェクターとテレセントリックレンズで視野全域を検査
  • 3D VGR シリーズ: 4カメラ1プロジェクターの一体型。周辺設備干渉やロボット姿勢を考慮したロボット動作を自動算出
  • 3D VGR シリーズ: 現場をモデリングしたシミュレーションで、立ち上げ時の手戻りや導入後のトラブルを回避すると記載
  • 3Dセンサ・プロファイルセンサは光切断法。帯状のレーザ光を照射し、反射光をCMOSで受光して断面形状を測定
  • LJ-S8000シリーズ: レーザ光源・スキャン機構を内蔵し、照明・駆動ステージ・エンコーダが不要。最速撮像0.2sec・繰り返し精度0.3μm
  • LJ-X8000シリーズ: 3200point/profile、最速16kHzのサンプリング。搬送中の位置ズレを補正する全方向位置補正機能
  • LJ-V7000シリーズ: 64000撮像/秒のサンプリング。反射率の低い黒や斜面、反射率の高い金属でも誤検知なく連続的にプロファイル測定と記載
  • LJ-V7000は新開発の撮像素子を搭載。WI-5000は独自設計の可動式光学ユニットを用いた白色干渉原理での同軸測定
  • 白色干渉3D変位計WI-5000シリーズ: 最大10×10mmの面を0.13秒、繰り返し精度0.1μmで測定。透明体や鏡面体にも対応と記載
  • WI-5000: 異なる材質・色が混在するワークも一括で測定。面粗さ(Sa・Sz)・線粗さ(Ra・Rz)もインラインで測定。LJ-X8000は搬送中の位置ズレ・傾き・バタつきを補正。LJ-G5000は28種類の測定モードで1プロファイルにつき任意の8ポイントを同時測定
  • サイトに無料テスト機貸出しサービス、価格・見積の問い合わせ窓口

主な主な製品と仕様

主な製品と仕様種類備考
3D Vision シリーズ3次元画像処理システム(インライン外観・寸法検査)視野60mm、繰り返し精度1μm
3D VGR シリーズ3Dロボットビジョン4カメラ1プロジェクター一体型
LJ-X8000/LJ-V7000/LJ-S8000シリーズ光切断法の3Dセンサ・プロファイルセンサLJ-S8000は繰り返し精度0.3μm
WI-5000シリーズ白色干渉3D変位計最大10×10mm、繰り返し精度0.1μm

導入事例・用途

  • 公式の会社紹介で、全産業の約90%をカバーすると記載(個別の3D製品の納入先は記載なし)

基本情報

所在地大阪府大阪市東淀川区東中島1-3-14(本社・研究所)
方式4投光プロジェクター+テレセントリックレンズ(3D Vision。方式名は製品ページ本文に記載なし)、光切断法、白色干渉
主な用途インライン外観・寸法検査、ロボットのピッキング
デモ・テスト無料テスト機貸出しサービス
価格の記載記載なし(見積窓口あり)

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※2026年10月1日時点の公式情報

2キヤノン株式会社

部品箱に入った部品をロボットで次工程へ供給するなら

RVシリーズは計測範囲と繰り返し精度を型式ごとに公開。部品の大きさで3機種から選べる

おすすめの理由

部品箱内の部品のピックアップに向けて開発された3DマシンビジョンRVシリーズ(RV300・RV500・RV1100)。測定方法はパターン投影法、認識方式は3D CADマッチングで、RV300は計測範囲最大340×340×100mm・繰り返し精度±0.1mm、RV1100は最大1,160×1,160×600mm・±0.5mmと仕様表に記載。干渉チェックやキャリブレーションの機能を持ち、IP54相当。

金属や樹脂の部品が部品箱にばらばらに入って届き、それを人が並べ直している工程なら、キヤノンのRVシリーズが最初の候補です。部品の大きさと箱の大きさに合わせて、計測範囲の違う3機種から選べ、型式ごとの計測距離、計測時間、繰り返し精度が仕様表に出ています。3D CADデータの入力と撮影を5回行えば認識用データを登録できると説明しており、品種の登録は200種類までです。ファンレスでオイルミスト環境に対応する筐体も、加工現場の近くに置くときの安心材料です。

決め手

  • RV300: 最大340×340×100mm・±0.1mm/RV1100: 最大1,160×1,160×600mm・±0.5mm
  • パターン投影法+3D CADマッチング、登録品種200種類
  • 干渉チェック・ロボットとのキャリブレーション機能、IP54相当

向かない人

計測時間・計測周期は同社所定の評価部品と条件での値と注記されており、繰り返し精度も自社の部品での確認が要ります。デモやテストの窓口は今回確認したページに書かれていません。認識は3D CADマッチングのため、部品の3D CADデータを用意できることが前提です。

編集部評価

インライン外観・寸法検査●○○○○1/5
バラ積みピッキング●●●●●5/5
ロボット連携●●●●○4/5
事前評価・デモ●●○○○2/5
仕様の公開度●●●●●5/5

※編集部評価は、上の選定基準と各社公式サイトの記載をもとにした5段階の目安です。

特徴

  • RVシリーズ(RV1100、RV500、RV300)を、部品箱内の部品のピックアップを高速・高精度に行える三次元認識機能を搭載した商品として開発
  • 測定方法はパターン投影法、認識方式は3D CADマッチング、登録品種200種類
  • 計測範囲: RV300 最大340×340×100mm、RV500 最大540×540×200mm、RV1100 最大1,160×1,160×600mm、RV1100+範囲拡大 最大1,300×1,300×900mm
  • 繰り返し精度: RV300 ±0.1mm、RV500 ±0.15mm、RV1100 ±0.5mm、RV1100+範囲拡大 ±1.0mm
  • 計測距離: RV300 約500〜600mm、RV1100 約1,750〜2,350mm
  • 部品の3D CADデータの入力とその撮影を5回行うだけで認識に必要なデータを登録
  • ファンレスでオイルミスト環境に対応(IP54相当)。プロジェクターとカメラの筐体が一体で設置時の位置調整が不要
  • 曲面のある部品や形状に特長の少ない部品、複雑な構造をした部品などに対して高精度な3次元認識が可能(一部部品サイズ形状に制約あり)。計測距離データだけでなく濃淡画像も同時に利用して3D CADデータをマッチング
  • 空パレット判定、パレット判定、干渉チェック、ロボットとのキャリブレーションの各機能
  • 計測時間: RV300・RV500は1.6秒〜(計測周期2.2秒〜)、RV1100は1.8秒〜(計測周期2.3秒〜)。計測時間・計測周期は当社所定の評価部品及び計測条件に基づく値で、部品認識時の撮影モードは速度優先・密度×1と注記

主な主な製品と仕様

主な製品と仕様種類備考
RV300パターン投影法の3Dマシンビジョン計測範囲最大340×340×100mm、繰り返し精度±0.1mm
RV500同上計測範囲最大540×540×200mm、繰り返し精度±0.15mm
RV1100同上計測範囲最大1,160×1,160×600mm、繰り返し精度±0.5mm
3D認識ソフトウエア Ver.3.0認識ソフト整列部品向けの機能を強化

導入事例・用途

  • 製品ページで導入事例と利用イメージ動画を案内(個社名は今回確認したページに記載なし)

基本情報

所在地東京都大田区下丸子3-30-2(キヤノン株式会社 本社)
方式パターン投影法
主な用途部品箱内のバラ積み部品のピッキング(部品供給工程)
ロボット連携ロボットとのキャリブレーション機能、ロボットとの通信機能
販売製品情報はキヤノンマーケティングジャパンのサイトに掲載
価格の記載記載なし

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※2026年10月1日時点の公式情報

3株式会社リンクス

どの方式が合うか、実際のワークを測ってから決めるなら

4メーカー約60製品から計測方式を選ぶ無料の計測評価サービス。窓口はマシンビジョンの技術者

おすすめの理由

3Dセンサー計測評価サービスでは、送ったサンプルワークを4メーカー約60製品の中から計測手法を選んで評価し、結果をスライド形式で報告すると公式に記載。Gocator(レーザー光切断・縞投影・共焦点ライン)や3Dラインスキャンカメラ3DPIXAを扱い、Gocatorのデモ機は無償で貸し出す。東京オフィスではロボットや1軸ステージでの撮影も可能。

検査装置に3Dセンサーを組み込みたいが、光切断がいいのか縞投影がいいのか分からない。そういう段階なら、リンクスの計測評価サービスを使ってください。サンプルを送ると、方式の違う製品で実際に撮影し、結果と画像処理の検査結果をレポートで返してくれます。窓口を担当するのは営業ではなくマシンビジョンの技術者だと書いていて、視野や精度だけでなく、検査装置としての実現方法まで一緒に考えるとしています。建材や自動車の塗装工程、半導体ウェハの外観検査などの導入事例も公開しています。

決め手

  • 無料3Dセンサー計測評価サービス(4メーカー約60製品から選定)
  • Gocatorのデモ機は無償貸出、東京オフィスでロボット撮影も可
  • 光切断・縞投影・共焦点ライン・3Dラインスキャンを取扱い

向かない人

海外メーカー製品の販売会社で、ロボットまで含めたピッキングシステムの一式提供は今回確認したページの中心ではありません。バラ積みピッキングを一式で任せたいならMujinやキヤノンを見てください。

編集部評価

インライン外観・寸法検査●●●●●5/5
バラ積みピッキング●●○○○2/5
ロボット連携●●●○○3/5
事前評価・デモ●●●●●5/5
仕様の公開度●●●○○3/5

※編集部評価は、上の選定基準と各社公式サイトの記載をもとにした5段階の目安です。

特徴

  • 3Dセンサー: Gocator 2000(レーザー光切断)、Gocator 3000(縞投影方式)、Gocator 4000/5000(共焦点ライン)、3DPIXA(3Dラインスキャン)など
  • 3Dセンサー計測評価サービス: サンプルワークを送ると、弊社で機器選定・計測評価を行い、レポート形式で報告
  • 4メーカー約60製品の中から最適な計測手法を選定すると記載
  • 窓口を担当するのは営業マンではなくマシンビジョンの技術者と記載
  • LMI Technologies社のGocator製品はデモ機の貸出しも無償
  • 撮影した生データが必要な場合は提供可能。デモ機の貸出時はWindowsベースのPCが必須で、センサー固定の治具・カメラ台、移動ステージ・コンベアなどの用意が必要
  • リンクス東京オフィスで、貸出が難しい3Dセンサーも見学可能。ロボットや1軸ステージでの撮影も可能
  • 事例: 建材製造業のインライン外観検査・寸法測定、自動車塗装工程の治具測定、半導体のウェハ外観検査
  • 3DセンサーGocator入門コースを案内
  • 2D+3Dのデータで寸法計測や外観検査など多くの項目を一度に検査する3次元インライン検査、XYZデータから特徴点同士の寸法を測る非接触3D寸法測定、インライン粗さ測定を解説
  • 業界別適用事例: カップヨーグルトの蓋の密閉検査、リードフレームの曲がり・コプラナリティ検査、タイヤの外観検査、薄板のうねり・表面状態の検査、厚板表面の切削加工の位置決めなど
  • 導入事例のA社・B社はこれまで人手で検査を行っていたと記載
  • 計測評価の申込みでは、計測・検査する個所と、必要な視野・精度・タクトタイムなどを予め伝えるとスムーズと記載

主な主な製品と仕様

主な製品と仕様種類備考
Gocator 2000シリーズレーザー光切断プロファイルセンサー(LMI Technologies)
Gocator 3000シリーズ縞投影方式3Dカメラ
Gocator 4000/5000シリーズ共焦点ライン3Dセンサー
3DPIXA3Dラインスキャンカメラ
HALCON/MERLIC(MVTec)画像処理ソフトウェア

導入事例・用途

  • 導入事例: 建材製造業A社(繊維強化セメント板)のインライン外観検査、B社(ALC建材)のインライン寸法測定、乗用車メーカーC社の塗装工程治具の測定自動化

基本情報

所在地東京都品川区上大崎2-24-9 アイケイビルディング5F
国内拠点大阪オフィス(大阪市淀川区宮原)
設立1990年6月11日
従業員数グループ従業員数196名(2026年4月1日現在)
方式レーザー光切断、縞投影、共焦点ライン、3Dラインスキャン(取扱製品)
主な用途インライン外観検査、寸法測定、ロボットのピッキング
デモ・テスト無料3Dセンサー計測評価サービス、Gocatorデモ機の無償貸出
区分販社(技術者による評価・システム提案)
価格の記載記載なし

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※2026年10月1日時点の公式情報

自社の工程に合う3Dマシンビジョンを、無料で相談する

やりたいこと(ピッキング・外観検査・寸法計測など)、ワークの大きさ・材質・色、必要な視野と精度、タクトタイム、使っているロボットのメーカー、設置場所の条件を送っていただくと、編集チームが条件に合う掲載会社へ匿名で概要を伝え、評価やデモの窓口をおつなぎします。費用はかかりません。

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3Dマシンビジョンの基礎知識

パターン投影と光切断とステレオの違い、視野と繰り返し精度の読み方、ロボットとのつなぎ方、テスト機や計測評価の使い方まで、見積を取る前に知っておきたいことをまとめています。

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光沢のある金属・透明な部品を3Dで測るには|反射・透過に強いカメラとセンサの選び方【2026年版】

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3Dマシンビジョンメーカー一覧【15社】

調査日時点で、公式サイトに製造現場向けの3Dカメラ・3Dセンサ・3Dビジョンシステムの製品または導入のページを確認できた会社を掲載しています。販社は、自社でシステム提案や計測評価を行う記載がある会社だけを載せ、専門商社、比較・マッチングサイト、国内拠点を確認できなかった海外メーカーは一覧から外しています。

よくある質問

3Dマシンビジョンの価格はいくらくらいですか?

今回調査した15社で、製品ページに本体価格を載せている会社はありませんでした。キーエンスは価格・見積の窓口を設けています。方式、視野、精度、ソフトウェア、ロボットとの組み合わせで費用が大きく変わるため、目的とワークの条件を書いて2〜3社に見積を依頼してください。

バラ積みピッキングにはどの会社が向いていますか?

部品箱からの部品供給なら、計測範囲と繰り返し精度を型式ごとに公開しているキヤノンのRVシリーズが比べやすいです。ロボットからハンドまで一式で任せたいならMujinのPickWorkerパッケージ、ファナックや三菱電機のロボットを使っているなら各社のビジョン(iRVision、MELFA-3D Vision 3.0)も候補です。

インラインの外観検査や寸法計測に使える3Dセンサは?

キーエンスは3D Visionシリーズ(視野60mm・繰り返し精度1μm)と光切断の3Dセンサ、白色干渉3D変位計をそろえます。OptoCombの光コム3次元センサーは1μmの高さ分解能をうたい、リンクスはGocatorなどを計測評価してから選べます。

光沢のある金属や透明な部品も3Dで測れますか?

製品によります。ZividはFAQで光沢のある金属部品や透明なプラスチック部品の計測は可能と答えています。Mech-MindはMech-Eye ULTRA Mを薄型ワークや透明ワーク向け、UHP-140を高反射耐性と紹介しています。キーエンスの白色干渉3D変位計WI-5000は透明体や鏡面体に対応すると記載しています。実物で試してから決めてください。

導入前にテストやデモはできますか?

できる会社があります。キーエンスは無料テスト機貸出しサービス、リンクスは無料の3Dセンサー計測評価サービスとGocatorデモ機の無償貸出、Zividは実際の部品で点群品質を検証するデモの予約を案内しています。ニコンはFAQでワークの認識トライは可能と答えています。

公開 2026年10月1日