3Dマシンビジョン · メーカー紹介 · おすすめ3選 第2位(部品箱に入った部品をロボットで次工程へ供給するなら)
キヤノン株式会社
部品箱のバラ積みピッキング向け3DマシンビジョンRVシリーズ。計測範囲・繰り返し精度を型式ごとに公開
編集部コメント部品箱のバラ積みなら
向いている人 部品箱に入ってくる金属部品や樹脂部品をロボットで次工程へ供給したい工場に向きます。部品の大きさに合わせて計測範囲の違う3機種から選べます。
確認しておきたい点 計測時間・計測周期は同社所定の評価部品と計測条件(撮影モード速度優先)での値と注記されています。繰り返し精度も含め、自社の部品で同じ値が出るかは確認が必要です。
キヤノン株式会社の3Dマシンビジョン
キヤノンは、部品箱内の部品をロボットでピックアップする「部品供給工程の自動化」に向けて、3次元認識機能を持つ「RVシリーズ」(RV1100、RV500、RV300)を開発しました。製品情報はキヤノンマーケティングジャパンのサイトに掲載されています。
測定方法はパターン投影法で、認識方式は3D CADマッチングです。仕様表では、RV300が計測範囲最大340×340×100mmで繰り返し精度±0.1mm、RV1100が最大1,160×1,160×600mmで±0.5mmと、型式ごとに数値を出しています。部品の3D CADデータの入力と撮影を5回行うだけで認識用のデータを登録できると説明しています。
空パレット判定、パレット判定、ハンドと部品の干渉チェック、ロボットとのキャリブレーションの機能を持ち、防塵・防水性能はIP54相当です。仕様表の注記では、Windows 11 Proなどの対応OSとIntel Core i7(4コア以上)を必要条件に挙げています。開発元のキヤノン株式会社の本社は東京都大田区下丸子にあります。
キヤノン株式会社の特徴
RVシリーズ(RV1100、RV500、RV300)を、部品箱内の部品のピックアップを高速・高精度に行える三次元認識機能を搭載した商品として開発
測定方法はパターン投影法、認識方式は3D CADマッチング、登録品種200種類
計測範囲: RV300 最大340×340×100mm、RV500 最大540×540×200mm、RV1100 最大1,160×1,160×600mm、RV1100+範囲拡大 最大1,300×1,300×900mm
繰り返し精度: RV300 ±0.1mm、RV500 ±0.15mm、RV1100 ±0.5mm、RV1100+範囲拡大 ±1.0mm
計測距離: RV300 約500〜600mm、RV1100 約1,750〜2,350mm
部品の3D CADデータの入力とその撮影を5回行うだけで認識に必要なデータを登録
ファンレスでオイルミスト環境に対応(IP54相当)。プロジェクターとカメラの筐体が一体で設置時の位置調整が不要
曲面のある部品や形状に特長の少ない部品、複雑な構造をした部品などに対して高精度な3次元認識が可能(一部部品サイズ形状に制約あり)。計測距離データだけでなく濃淡画像も同時に利用して3D CADデータをマッチング
空パレット判定、パレット判定、干渉チェック、ロボットとのキャリブレーションの各機能
計測時間: RV300・RV500は1.6秒〜(計測周期2.2秒〜)、RV1100は1.8秒〜(計測周期2.3秒〜)。計測時間・計測周期は当社所定の評価部品及び計測条件に基づく値で、部品認識時の撮影モードは速度優先・密度×1と注記
主な主な製品と仕様
| 主な製品と仕様 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| RV300 | パターン投影法の3Dマシンビジョン | 計測範囲最大340×340×100mm、繰り返し精度±0.1mm |
| RV500 | 同上 | 計測範囲最大540×540×200mm、繰り返し精度±0.15mm |
| RV1100 | 同上 | 計測範囲最大1,160×1,160×600mm、繰り返し精度±0.5mm |
| 3D認識ソフトウエア Ver.3.0 | 認識ソフト | 整列部品向けの機能を強化 |
導入事例・用途
- 製品ページで導入事例と利用イメージ動画を案内(個社名は今回確認したページに記載なし)
基本情報
| 所在地 | 東京都大田区下丸子3-30-2(キヤノン株式会社 本社) |
|---|---|
| 方式 | パターン投影法 |
| 主な用途 | 部品箱内のバラ積み部品のピッキング(部品供給工程) |
| ロボット連携 | ロボットとのキャリブレーション機能、ロボットとの通信機能 |
| 販売 | 製品情報はキヤノンマーケティングジャパンのサイトに掲載 |
| 価格の記載 | 記載なし |
| 公式サイト | https://canon.jp/biz/product/indtech/machinevision/rv |
まとめ
キヤノン株式会社の3Dマシンビジョンについて、公式サイトの記載をもとに整理しました。条件は案件ごとに異なるため、公式サイトから直接お問い合わせください。用途別のおすすめは3選ページでも紹介しています。
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参照元
- https://canon.jp/biz/product/indtech/machinevision/rv
- https://canon.jp/biz/product/indtech/machinevision/rv/features
- https://canon.jp/biz/product/indtech/machinevision/rv/spec
- https://global.canon/ja/corporate/profile/
※2026年10月1日時点の公式サイトの記載をもとに作成しています。掲載内容の訂正はこちら。
【用途別】3Dマシンビジョンメーカーおすすめ3選
ラインの中で外観と寸法を3Dで全数検査するなら
株式会社キーエンス
3D Visionシリーズは視野60mm・繰り返し精度1μm。光切断の3Dセンサや白色干渉まで同じ窓口で比べられる
3次元画像処理システム「3D Vision シリーズ」は4投光プロジェクターとテレセントリックレンズで視野全域を検査し、視野60mm、検査間隔0.6秒、繰り返し精度1μmと製品ページに記載。光切断法の3Dセンサ(LJ-S8000は繰り返し精度0.3μm)や白色干渉3D変位計WI-5000(繰り返し精度0.1μm)もそろえ、無料テスト機貸出しサービスを案内している。
部品箱に入った部品をロボットで次工程へ供給するなら
キヤノン株式会社
RVシリーズは計測範囲と繰り返し精度を型式ごとに公開。部品の大きさで3機種から選べる
部品箱内の部品のピックアップに向けて開発された3DマシンビジョンRVシリーズ(RV300・RV500・RV1100)。測定方法はパターン投影法、認識方式は3D CADマッチングで、RV300は計測範囲最大340×340×100mm・繰り返し精度±0.1mm、RV1100は最大1,160×1,160×600mm・±0.5mmと仕様表に記載。干渉チェックやキャリブレーションの機能を持ち、IP54相当。
どの方式が合うか、実際のワークを測ってから決めるなら
株式会社リンクス
4メーカー約60製品から計測方式を選ぶ無料の計測評価サービス。窓口はマシンビジョンの技術者
3Dセンサー計測評価サービスでは、送ったサンプルワークを4メーカー約60製品の中から計測手法を選んで評価し、結果をスライド形式で報告すると公式に記載。Gocator(レーザー光切断・縞投影・共焦点ライン)や3Dラインスキャンカメラ3DPIXAを扱い、Gocatorのデモ機は無償で貸し出す。東京オフィスではロボットや1軸ステージでの撮影も可能。