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永年勤続・表彰・周年で社員に配る金属記念品を作りたい|ピンバッジ型・名入れプレート・予算と稟議

社員の表彰や永年勤続、会社の周年で配る金属の記念品を作るときの決め方をまとめました。人数と1人あたりの予算から形を決め、ピンバッジ型の価格表の読み方、名入れの方法、貴金属か真鍮メッキかの判断、稟議に添える資料まで整理します。

公開 2026年10月1日

社内向けの記念品は、配る相手が決まっていて、渡す日も式典で決まっています。売れ残りの心配がない代わりに、予算の上限と社内の承認がはっきりしています。

このページでは、表彰・永年勤続・周年で社員に配る金属の記念品を、人数と予算から形に落とし込む手順を説明します。会社の事実は掲載各社の公式サイトの記載にもとづきます。

記念品は、受け取った人が何年も手元に置くものです。そのため、価格だけでなく、名前の入れ方や箱の見栄えまで含めて決める必要があります。

先に決める3つ(人数・1人あたりの予算・渡す日)

社内記念品は、この3つが決まると形と素材が自然に絞れます。デザインより先に、総務や人事の側で数字を固めてください。

  • 人数: 全社員か、表彰対象者だけか。予備を何個持つか
  • 1人あたりの予算: 箱・名入れ・送料まで含めた金額で考える
  • 渡す日: 式典の日、または表彰の発表日。名入れがあるなら名簿の確定日も

人数が多いなら平らなピンバッジ型、少数の表彰なら立体のペンダントやリング型が選ばれやすくなります。名入れの有無で日程が変わるので、名簿の確定日も同時に決めてください。

ピンバッジ型は、プレス金型の価格表で総額を出す

社章のような平らな記念品は、プレス金型で作ると数量に応じて単価が下がります。シンコーはメタルチャーム&キーホルダーの参考価格を数量別に公開しています。

数量参考単価(プレス色入れ)単価×数量(金型代別)
100個@50650,600円
300個@33099,000円
500個@264132,000円
1,000個@209209,000円

これに金型代18,700円が加わります(2026年8月現在、税表記なし、真鍮1.2mm・25×25mm以内の参考仕様)。ピンバッジ自体の参考価格表は別ページにあり、そちらは税込で表記されています。

名入れ・刻印の方法と、対応する会社

表彰の記念品では、名前や年号、勤続年数を入れることが多くなります。本体に刻むか、箱に入れるかで頼む先が変わります。

入れる場所対応する会社(公式記載)
本体にレーザー刻印寿商会、グラッシー(漢字も刻める)
本体にシリアル(通し番号)寿商会
プレートに名入れ・通し番号GEMILYA(ドッグタグ・プレート)
箱・ケースに名入れグラッシー(金箔・銀箔・シルクカラー印刷)、寿商会(ケース刻印)
既成パーツへの個別名入れシンコー(ミドルカスタムタイプ)

名前が1人ずつ違う刻印は、名簿の確定から刻印まで時間がかかります。名簿の締切を製作会社の日程に合わせて置いてください。

貴金属で作るか、真鍮メッキで作るか

勤続30年のような節目の表彰では、K18やシルバー925の記念品が選ばれることがあります。素材による費用の効き方を知っておくと、予算の配分を決めやすくなります。

  • GEMILYAは、K18とプラチナは地金代が金額の大半を占め、数量よりも重量の設計と地金相場の影響が大きいと説明している
  • シルバー925と真鍮は地金代を抑えやすく、1個ごとに残る費用は研磨・仕上げやメッキなど手作業の工程が中心としている
  • 真鍮にメッキをかければ、地金代を抑えたままゴールドの見え方にできる
  • 人数の多い記念品は真鍮メッキ、少数の節目表彰は貴金属、と分ける方法もある

K18やプラチナは相場で価格が動きます。稟議の承認から発注までに時間がかかる会社では、見積の有効期限を確かめてください。

稟議に添える資料をそろえる

記念品の発注では、社内の承認が日程を左右します。製作会社から次の資料をもらっておくと、稟議が1回で通りやすくなります。

  1. 数量を3つ並べた見積(GEMILYAは原則3数量で、初期費用と単価を分けて出すと記載)
  2. 初期費用(型代・デザイン代)と、1個あたりの単価の内訳
  3. 完成イメージの画像(3Dの画像や試作の写真)
  4. 納期と、名簿の締切日
  5. 支払い条件(初回は前払いを求める会社もある)

見積の有効期限が稟議の期間より短い場合は、承認後に再見積が必要になります。承認のスケジュールも製作会社に伝えておいてください。

式典の日から逆算する日程

記念品は、式典の日に間に合わなければ意味がありません。製作会社の日数に、デザインの決定、社内承認、名簿の確定を足して逆算してください。

会社公開している日数
シンコー(オリジナル形状)データ検証2日〜、試作品画像まで15日〜、量産・納品まで30日〜(合計47日間〜)
シンコー(既成パーツ加工)最短1週間
GEMILYA仕様確定からおよそ4週間。デザイン検討・社内承認の期間は含まない
e.m.サンプル15〜30日程度、量産30〜45日程度
寿商会簡単なものは量産30〜45日程度

社内の稟議に2週間かかるなら、その分を製作の日数の前に置きます。式典の3か月前に相談を始めると、試作のやり直しが1回あっても間に合いやすくなります。

箱と渡し方まで決める

表彰の記念品は、壇上で手渡すことが多く、箱の見栄えも記念品の一部です。本体と同じ会社で箱まで作れるかを確かめてください。

  • グラッシー: 箱への名入れ(金箔・銀箔・シルクカラー印刷)
  • 寿商会: ケース刻印(金箔・銀箔・カラー)、ギフトボックスのOEM
  • トーキョードライブ: ギフトボックスの製作、袋入れ
  • Bizarre D.L.C: オリジナルBOX・紙・巾着のデザインと製作

箱に社名や年号を入れる場合は、本体の刻印と書体をそろえると統一感が出ます。版下のデータは本体と一緒に渡してください。

永年勤続と周年で、デザインを分けるか

永年勤続の表彰と会社の周年記念を同じ年に行う場合、同じ型を使うか分けるかで費用が変わります。型を共有すれば初期費用は1回で済みます。

  • 同じ型でメッキの色を変え、勤続年数ごとに色を分ける(GEMILYAは同じ型で仕上げやメッキの色を変えられると記載)
  • 同じ型で刻印の文字だけ変える
  • 周年は全社員向けにプレス品、勤続表彰は少数向けに貴金属、と分ける

型を共有する場合でも、色ごとの最小ロットが設定されている会社があります。色を分ける前に、色ごとに何個から作れるかを確かめてください。

翌年以降の追加発注に備える

永年勤続の記念品は、毎年対象者が出ます。中途入社や異動で追加が必要になることもあるため、型を残して少量を追加できるかを最初に確かめてください。

確認すること公式記載の例
型の保管期間GEMILYA: 原型は最終発注から6か月保管。期間内の追加生産は原型代なし
少量の追加ができるかGEMILYA: 最低ロットなし。シンコー: 既成パーツ加工は10個〜、オリジナル形状は100個〜
保管期間を過ぎたときGEMILYA: 処分の前に必ず連絡。希望すれば原型を返却

毎年同じ時期に発注するなら、保管期間をまたぐかどうかを先に計算してください。またぐ場合は、原型の返却を受けて社内で保管する方法もあります。

人数別の依頼先

最後に、人数と形から依頼先を当てはめます。どの場合も、渡す日から逆算して相談を始めるのが基本です。

人数・形依頼先の例理由(公式記載)
数名〜数十名の節目表彰(立体・貴金属)GEMILYA、グラッシー1個から/SV925〜Ptと箱の名入れ
数百名以上に配る平型の記念品シンコー数量別の参考単価と金型代を公開
通し番号を入れた記念品寿商会シリアル刻印・ケース刻印
都内で打ち合わせながら50個程度からe.m.白金のオフィス兼工場、ノベルティは数量を相談

迷ったときは、まず人数と1人あたりの予算、渡す日の3つだけを書いて複数の会社に送ってください。返ってくる提案の違いから、自社に合う形が見えてきます。

この記事に出てくる会社

参照元

よくある質問

社員300人分の金属記念品はいくらくらいかかりますか?

形と素材で大きく変わります。平らなプレス品の参考として、シンコーのメタルチャーム&キーホルダーは300個で@330、合計99,000円に金型代18,700円が加わります(2026年8月現在、税表記なし)。名入れや箱は別にかかります。

社員の名前を1人ずつ入れられますか?

対応する会社があります。寿商会はレーザー刻印やシリアル刻印、グラッシーは漢字も刻めるレーザー刻印と箱への名入れ、GEMILYAはドッグタグ・プレートでの名入れに対応すると記載しています。名簿の確定日を早めに決めてください。

K18で記念品を作ると数量で安くなりますか?

下がり幅は小さくなります。GEMILYAは、K18とプラチナは地金代が金額の大半を占め、数量よりも重量の設計と地金相場の影響が大きいと説明しています。人数が多い場合は真鍮メッキと分ける方法もあります。

【条件別】アクセサリーグッズ製作会社おすすめ3選

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

1イチオシ

売れる数が読めないグッズを、1個から型を残して始めるなら

PRGEMILYA(ジェミリア)

初回は少なく、売れたら足す。原型は6か月保管

最低ロットを設けず、SV925・K18・K10・Pt900・真鍮の5種を1個から作れる。グッズ・ノベルティ専用ページで、型を保管して売れた分だけ追加生産する進め方と、同じ型でメッキの色を変えて通常版と限定版を分ける出し方を案内している。原型は最終発注から6か月保管され、期間内の追加生産は原型代がかからない。

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2

物販のラインナップを数百個単位でまとめて作るなら

株式会社アクセサリーマルタカ

金属チャームもアクスタも布も。単価と納期の目安を公開

1925年創業、中国・青島の自社工場と国内外100社余りの加工工場を使い、企画から検品・梱包・納品まで一貫して受ける。事例には東京メトロのシンボルマークのバッグチャーム、芸能タレント事務所のアクリルスタンド、キャラクターグッズ企画会社のポーチが並ぶ。バッグチャーム・キーホルダーは@800円から、納期はサンプル確認後最短5週間と公開している(税表記なし)。

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3

ピンバッジ・平型のメタルチャームを、価格表を見て決めるなら

株式会社シンコー(金属ノベルティ専門.com)

既成パーツなら10個・最短1週間。オリジナル形状は100個から

1986年創業のシンコーが運営する金属ノベルティの専門サイト。既成パーツに絵柄を加工するミドルカスタムは最少10個・最短1週間・デザイン料無料。オリジナル形状のフルカスタムは100個からで、メタルチャーム&キーホルダーは100個で@506円、1,000個で@209円、金型代18,700円という参考価格を出している(2026年8月現在、税表記なし)。

株式会社シンコー(金属ノベルティ専門.com)の公式サイトへ当サイトの紹介を読む

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