3比較ハブエッチング加工の受託
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エッチング加工の受託 · 2026年10月時点

エッチング加工の受託3選。量産・試作・微細穴で選ぶ

設計と調達の担当者向けに、金属の化学エッチングを受ける15社を比較しました。材質と板厚、穴と残す線の幅、版代を含む総額で選びます。レーザー・プレス・ワイヤー放電へ切り替える条件も整理しています。材質の略号は、SUSがステンレス、Cuが銅、Niがニッケルです。Tiはチタン、Alはアルミを表します。

  • 15社を調査
  • 各会社の公式サイト
  • 調査日 2026年10月14日
  • 更新 2026年10月14日
イラストはイメージです(特定の製品ではありません)

編集部の結論

通常の薄板をめっきまで量産するなら、平井精密工業を第一候補にします。形を小口試作で詰めるならソメヤです。材料を変更できる微細穴は、メルテックの専用材を検討します。

先に決めるのは材質と板厚だけではありません。穴の最も狭い寸法、残す金属の幅、処理後の完成寸法を一組で渡します。メルテックの専用材の例を、通常のステンレスへ当てはめることはできません。ソメヤも、材料の対応板厚と貫通加工の目安を分けて説明しています。

次に、必要な良品数を受け取るまでの総額を比べます。版代、材料の購入単位、切り離し、検査、表面処理を含めます。何個からプレスが有利かは共通の数字で決めず、同じ条件の見積もりで計算します。単純な外形の少量加工はレーザー、厚物の精密な輪郭はワイヤー放電も照会します。

最後は、再注文できる条件です。版を保管してもらえる期間と、別の工場で作り直すための図面を残します。3選の公式情報に終了・新規受付停止の予告は確認できませんでした。ただし、個別の注文の受入れと納期は見積もりで確定します。

私なら、合格条件を文章にできる会社へ試作を頼みます。小さい穴が開くという宣伝より、どこを測って合格にするかの返答を重視します。材質を変えられない難しい微細穴は東洋精密工業、積層流路はアロン社を先に照会します。

編集部・2026年10月14日。各社の加工仕様、FAQ、公式事例、お知らせ、公式IR原本を確認。公的資料は産総研の研究発表を参照。

基本3選:量産とめっき、小口の形状調整、専用材の微細穴

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

形が固まった金属薄板を、めっきまで量産するなら

平井精密工業株式会社

材料別のエッチング条件と、処理別のめっき仕様を公開しています。リードフレームの部分銀めっきまで照合して相談できます。

  • 比較した会社平井精密工業
  • 材質の案内SUS・Cu・Ni系・Ti・Al
  • 板厚の目安SUS 0.005〜3mm
選んだ理由を読む

抜き加工ができても、希望の面積を同じようにめっきできるとは限りません。平井精密工業は両方の仕様を公開し、最終製品までの工程を組みやすい会社です。設計の初期よりも、仕様を固めた量産の引受先として優先します。

  • 材質別の板厚とサイズを公開
  • リードフレームの部分めっきに対応
  • レーザー・ワイヤー放電との複合加工

平井精密工業株式会社の公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

一般的な薄板の形状を、小口試作で詰めるなら

有限会社ソメヤ

試作1個から受け、穴の角を試作で調整した事例があります。材料在庫、加工データ、検査の条件まで事前に読み取れます。

  • 比較した会社ソメヤ
  • 材質の案内SUS・Cu合金・Ni系
  • 板厚の目安SUS貫通1mm目安。表は1.5mm
選んだ理由を読む

小口で困るのは、数量よりも図面を何度直すかが決まらないことです。ソメヤは炎口板の形状調整を具体的に示し、初期の相談条件も公開しています。普通の穴と線幅が成立する設計で、試作品を使って形を決める相手に選びます。

  • 試作1個からの条件を公開
  • 炎口板の角Rを試作で調整
  • 検査とデータ形式の案内あり

有限会社ソメヤの公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

材料を変更でき、専用材で微細な穴を狙うなら

株式会社メルテック

Ni-Cu-Niの材料と電鋳を組み合わせる工法があります。板厚より小さい穴の実例を、通常材と分けて検討できます。

  • 比較した会社メルテック
  • 材質の案内SUS・Cu・Ni/Ti・Alは別相談
  • 板厚の目安通常材0.01〜0.5mm
選んだ理由を読む

通常のSUS単材で成立しない形に、材料構成から別案を求められる点を選びました。専用材の0.07mm厚に0.05mm穴という例があります。微細穴だけで採用せず、使用環境と量産供給を確認してから選びます。

  • 通常材と専用材の仕様を分けて公開
  • エッチングと電鋳の組合せ
  • 黒処理などの後工程も相談可能

株式会社メルテックの公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

会社15社の比較表

エッチング加工の受託会社 15社の比較(おすすめ3社が先頭)
会社比較した会社材質の案内板厚の目安穴径・残す線幅寸法公差の目安試作・注文量後工程・供給形態料金・税表記
平井精密工業株式会社公式 · 2026-10-14確認平井精密工業SUS・Cu・Ni系・Ti・AlSUS 0.005〜3mm板厚別。0.1mm厚の穴0.1mm例0.1mm厚で±0.01〜0.02mm例1個から量産部分めっき・研磨・機械加工記載なし
有限会社ソメヤ公式 · 2026-10-14確認ソメヤSUS・Cu合金・Ni系SUS貫通1mm目安。表は1.5mm穴≧1.5t/線幅はt前後薄物で±0.02mm〜試作1個〜成形・表面処理は協力会社とも記載なし
株式会社メルテック公式 · 2026-10-14確認メルテックSUS・Cu・Ni/Ti・Alは別相談通常材0.01〜0.5mm通常穴1.5t/専用材は別仕様通常±15%t/専用材は条件別試作支援の窓口あり電鋳・黒処理・複合加工原版費用あり。金額・税は未確認
株式会社アロン社公式 · 2026-10-14確認アロン社SUS304の製品例ありSUS304 0.2mm・1mmの例記載なし記載なし開発試作1個〜の案内原版・エッチング・拡散接合記載なし
株式会社アルファー精工公式 · 2026-10-14確認アルファー精工SUS・Cu・Ni・Ti・Al・Mo記載なし記載なし記載なし記載なし材料600×1200mmの加工を案内記載なし
株式会社アローズ公式 · 2026-10-14確認アローズMo中心。その他は個別照会記載なし記載なし記載なし記載なし材料調達・国内外工場で加工記載なし
EP KOREA Co., Ltd.公式 · 2026-10-14確認EP KOREASUS・Cu合金・Ni・Al0.02〜1.0mm0.02〜0.05mm厚で穴0.06mm同じ薄板帯で±0.015mm試作1枚〜韓国/めっきラインを掲載記載なし
日本フイルコン株式会社公式 · 2026-10-14確認日本フイルコンFe系・Cu系・Ni系記載なし記載なし記載なし記載なし大判材料/原版から後工程記載なし
有限会社こだま製作所公式 · 2026-10-14確認こだま製作所SUS・Cu合金・Ni合金・Ti0.005mm〜記載なし記載なし1枚〜数万枚板金・溶接との複合加工記載なし
コーケン化学株式会社公式 · 2026-10-14確認コーケン化学SUS・Cu合金・Ni・Ti・Al0.005〜2mm穴≒t/線≒0.5t。下限あり板厚の±10〜15%記載なしフォトエッチング記載なし
株式会社ピーワン公式 · 2026-10-14確認ピーワンSUS・Cu系/Ti・Alは外注板厚別の公差表あり穴≒t/線≒0.5t0.1・0.2mm厚で±0.02mm試作1個〜曲げ・めっき等は外注写真加工のみ金額あり。税記載なし
株式会社リバースチール公式 · 2026-10-14確認リバースチールSUS・Cu系・Ni系・Al・SK0.04〜1.5mm。境目は別工法も記載なし記載なし5枚〜。試作は相談キャリア・フィルター記載なし
竹内金属箔粉工業株式会社公式 · 2026-10-14確認竹内金属箔粉工業SUS・Cu・Ti・Al等0.01mm以上。薄箔は実績別記載なし記載なし少量試作を相談材料販売・社内加工・協力会社記載なし
東洋精密工業株式会社公式 · 2026-10-14確認東洋精密工業材質と図面を添えて照会50μm未満〜2mm超も相談板厚未満の穴は実績別に照会±7μmは実績値試作・量産の相談ハーフ加工/精密な形状相談材料試験の案内のみ。製品は見積
UPT株式会社公式 · 2026-10-14確認UPTSUS・Cu合金・Ni・Ti・Al0.004〜2mm穴≧tかつ0.05mm以上微細加工値は適用条件を照会最小数量の制限なし国内・タイ/協力会社も活用記載なし

※編集チーム調べ。各社公式サイトの記載をもとに作成(2026年10月調査時点)。「記載なし」は公式サイトに該当する記述が見つからなかった項目です。

編集部の分析

15社について、公式サイトに加えて決算資料・公的統計・過去の料金などを集め、同じ物差しで考えた分析です。各項目の根拠は末尾の「この分析の根拠」に載せています(2026年10月14日時点)。

迷ったら、量産・形を詰める試作・専用材の微細穴で選ぶ

普通の薄板を後工程まで任せるなら平井精密工業です。形を詰める小口試作はソメヤ、専用材の微細穴はメルテックを選びます。

状況第一候補こうなら切り替える主な確認点
内部に積層流路を作るアロン社単板で足りるなら通常加工接合後の漏れと流れ
大判材料を使う日本フイルコン分割できるなら小型案も比較投入寸法と有効領域
専用材で微細穴を狙うメルテック材質を固定するなら次の候補材料変更後の使用環境
指定材のまま微細穴を狙う東洋精密工業穴を広げられるなら通常加工実績を量産条件へ適用できるか
薄板の形を試作で詰めるソメヤ形が固まったら量産見積もり修正版の費用と検査
めっきまで量産する平井精密工業単純な少量の輪郭はレーザー後処理後の寸法と総額

フォトエッチングは、金属の不要な部分を薬液で溶かす加工です。写真技術で作る原版を使い、薄い板に穴や輪郭を写します。

板厚だけで加工先を決めると、完成してから穴が通らないことがあります。材料の種類、穴の狭い場所、残す線の幅を一緒に渡します。

上から当てはめ、必要な特別条件がない案件は下の行へ進みます。大判品は投入材料と完成品の有効寸法を分けて問い合わせます。

小口の料金が安い順には並べていません。部品の版代と総額を、同じ条件で比べられる料金表は取れていません。

私なら、まず同じ完成図面を第一候補と比較先へ送ります。返答で、保証する寸法と検査する位置を明記できる相手を残します。

試作が安くても、量産の検査条件を決められない相手には量産を任せません。逆に、公開値が少ないだけで加工能力がないとは判断しません。

エッチングを選ばなくてよい案件

  • 厚い板の輪郭を少量だけ切りたいなら、レーザーの見積もりから始める。
  • 完成形が固定されて長く続く注文なら、プレスの金型込み総額も取る。
  • 厚さ方向の真っすぐな壁が重要なら、ワイヤー放電も図面で照会する。
  • 必要なのが社名や文字の表示だけなら、銘板の材料と印字耐久性から選ぶ。

平井精密工業は、エッチングとレーザー、ワイヤー放電の組合せを案内しています。工法を一つに固定せず、厳しい箇所だけ別加工にする案も求めます。

外形切断はレーザー加工の受託で比べます。反復生産はプレス加工の受託も候補です。

厚物の輪郭はワイヤー放電加工へ進みます。表示が主目的なら銘板製作で耐久性を比べます。

点数は加工品質の順位にしない

3選の点数は、公開情報を発注判断に使えるかという編集部の評価です。寸法、材料、小口、後工程、費用の説明をそれぞれ見ています。

5は条件別の具体値があり、3は対応の説明まで、1は概要だけという目安です。確認できない項目は未評価で、欠陥率や実際の品質を採点していません。

この分析の根拠(8件)

15社の証拠を揃えると、価格より仕様の読み違いが先に見つかる

薄板の加工限界は会社ごとに違います。一般仕様、個別の加工実績、問い合わせが必要な条件を分けて比べます。

原版費用が必要と書いてあっても、金額まで分かるとは限りません。注文数の下限があっても、最低請求額を示すものではありません。

未確認とした項目は、公式資料で条件を確定できないものです。機能がないという判定ではなく、見積もりで埋める空欄として扱います。

会社確認できた強い根拠価格・発注の実態
平井精密工業材質別寸法・部分めっき表原版費用あり。金額は未確認
ソメヤ貫通の目安・試作事例試作1個。改版金額は未確認
メルテック通常材とNi-Cu-Niを区別原版費用あり。金額は未確認
コーケン化学穴と残す幅の下限を併記量産単価・最小量は未確認
ピーワン板厚別公差・特殊材は外注個人の写真加工だけ金額あり
UPT標準穴径・生産拠点の案内最短2日は工場出荷まで
アルファー精工特殊材一覧・最大材料寸法板厚別仕様と金額は未確認
アロン社原版から拡散接合まで社内原版から接合まで社内対応
日本フイルコン投入材料の大判サイズ有効領域と量産費は未確認
東洋精密工業高精度・小穴の実績材料試験と部品試作費は別
リバースチールキャリアの板厚と工法の注記5枚から。試作品は相談
竹内金属箔粉工業材料・社内加工・協力先材料だけの販売も可能
こだま製作所薄板と板金の組合せ新旧サイトで最大寸法に差
アローズ材料調達と国内外の工場詳細加工条件は未取得
EP KOREA板厚帯別の穴と公差の表日本への受渡し条件は未確認

判断を変えた、公式資料どうしの差

ソメヤの仕様表はSUSの上限を1.5mmとしています。FAQの貫通加工は1mmが目安なので、穴を抜く依頼では後者を起点にします。

こだま製作所の現行ページは最大600×1200mmを案内しています。旧サイトには別のサイズが残り、大きい値を合算して能力表にできません。

リバースチールは1.5mm付近で、キャリアに別工法を使う注記があります。表の上限に入っていても、求める形をどの工法で作るかを確認します。

営業ページの最大値を集めただけでは、比較になりません。私なら仕様書に、使う数値の出典と適用する材料を一行ずつ残します。

外注の記載を理由に候補から落とす必要もありません。工程変更を知らせる相手と、不適合に責任を持つ窓口が明確かで選びます。

調べた範囲と、価格比較を見送った範囲

対象は、金属板の化学エッチングを受ける公式窓口15社です。国内の加工・手配会社に、韓国のEP KOREAを加えています。

現時点の受注可否を全社へ個別に照会したものではありません。非公開の価格、納期、版の権利は、契約済みの条件として扱っていません。

日本フイルコンの2026統合報告書は、大判・複雑形状の高度化を掲げています。対象はエッチング製品分野で、冊子13ページに事業方針があります。

金属部品の値上げについて、改定前後の金額と適用日が揃う資料は取れていません。過去から価格が変わっていないという結論は出せません。

研究用の薄膜加工とは分ける

産総研の2013年の発表は、プラスチック上の金属薄膜のパターン形成です。金属板を貫通させる受託の板厚や価格を示した資料ではありません。

半導体用のドライエッチング、薬液販売、金型表面のシボ加工は比較対象外です。同じ名称の加工でも、購入したい完成品が違うためです。

この分析の根拠(19件)

板厚・穴・公差は、同じ材料と同じ測定位置で照合する

最小穴径だけで候補を並べないでください。専用材の実績と通常材の設計目安を混ぜると、加工できる形を誤ります。

板厚はtで表します。穴の間に残る金属の細い部分を線幅と呼び、開口部の幅とは区別します。

以下の値は、各社が示す標準目安か限定された実績です。材料・数量・外形によって変わるため、量産保証値ではありません。

会社・工法適用する厚さ等穴の目安残す幅・公差の扱い
平井精密工業板厚0.1mmの実績表穴径0.1mm公差±0.01〜0.02mm
コーケン化学基本設計値t程度、最小0.05mm線0.5t程度、最小0.03mm
メルテック・通常材tが0.05mmを超える場合1.5t程度線0.7t程度
メルテック・専用材Ni-Cu-Niの0.07mm厚穴径0.05mmの例通常SUSには適用しない
ソメヤ公開仕様の目安1.5t以上線幅はt前後
ピーワン0.1・0.2mm厚穴径はt程度寸法公差±0.02mm
EP KOREA0.020〜0.050mm厚穴径0.060mm公差±0.015mm

材質名は、系列だけで止めない

指定する材料照会できる根拠の例図面へ足す条件
ステンレス平井精密工業・ソメヤ等鋼種・硬さ・表面状態
銅と銅合金ピーワン・コーケン化学等合金番号・調質・めっき
ニッケルメルテック・EP KOREA等純Niか合金かを区別
チタン平井精密工業・竹内金属箔粉工業等純Tiか合金か・表面処理
アルミ平井精密工業・UPT等材種・板厚・後処理

Ni系の対応があっても、純ニッケルとすべてのニッケル合金が同じ条件とは限りません。チタンやアルミも、材料名だけで一つの加工範囲にまとめません。

平井精密工業は、銅とアルミを0.01〜2mmと案内しています。チタンの欄は0.01〜1mmで、同じ会社でも範囲が異なります。

私は、最初の問い合わせで材料の候補をむやみに増やしません。設計で変更できない条件を先に固定し、変えられる条件だけ代案を求めます。

専用材への変更は、穴が開くことだけで決めないでください。使用液、洗浄方法、熱履歴、接触する金属まで実物で評価します。

穴の入口が合っていても、途中が狭いことがある

平井精密工業は、エッチングの断面に特有の形が生じると説明しています。表面から見える寸法と、貫通して見える寸法を区別する必要があります。

フィルターなら、最も狭い箇所を通過できる寸法が重要です。部品を差し込む穴なら、入れる側と姿勢を指定して検査を合わせます。

  • 表側と裏側を図面で区別し、機能する側を指定する。
  • 入口寸法と最小の透過寸法を別の検査項目にする。
  • 画像測定の照明と焦点を決め、透過光と反射光を混同しない。
  • 輪郭の寸法と穴の位置の公差を分け、共通の基準から測る。
  • めっきや研磨を加える場合は、後処理後の寸法で合否を決める。

ハーフエッチングは、正確な半分という注文にしない

ハーフエッチングは、貫通させず一部の厚さを残す加工です。平井精密工業は、基本深さを板厚の60〜70%として案内しています。

名称から深さが常に50%になると考えるのは誤りです。流路なら必要な深さ、折り曲げ補助なら残す厚さを指定します。

段差の底面と側面の丸み、深さのばらつきも機能に関わります。ぴったり合う段差が必要なら、積層や機械加工の代案まで検討します。

見積もりに必要なのは、できるだけ細かくという希望ではありません。最低限通す穴と、絶対に切れてはいけない線を図面上で示すことです。

一部だけ厳しい場合は、その箇所を拡大図にします。全体へ同じ厳しい公差を掛ける前に、機能上の必要性を設計側で決めます。

この分析の根拠(7件)

板厚と個数だけでは、レーザー・プレスとの損益分岐は決まらない

安さを比べる単位は、必要な品質を満たして受け取れる部品一個です。原版、材料、検査、後処理、再製作まで同じ範囲で見積もります。

穴を同時に加工する仕組みは、細かい穴が多い形状で検討する理由になります。平井精密工業も、多面取りと穴数に関する特徴を説明しています。

ただし、穴が多いほど必ず安くなるわけではありません。同社は材質、板厚、外形サイズ、要求精度が費用に影響すると説明しています。

費目初回で確かめる内容追加注文で確かめる内容
設計データ・版補正費と表裏の原版費変更・劣化時の再作成費
材料板の購入単位と支給条件残材の再利用と保管料
加工一枚から取れる数量同じ版・同じ材料の単価
切り離しつなぎ除去・端面の処置まとめ納品か個片か
後工程めっき・研磨・曲げの費用工程変更時の再評価
検査全数・抜き取り・成績書再注文で省ける検査
輸送・梱包変形防止の容器・運賃容器を再利用できるか
不適合の扱い良品不足時の補充費再製作の納期と費用

手元の見積書で分岐を計算する

同じ部品と品質を前提に、工法ごとの初期費用をFとします。個数に比例する費用を一個あたりv、注文個数をNと置きます。

単純化すると、総額はF+N×vです。エッチングをE、プレスをPとした場合、等額になる点を以下で求めます。

N=(F_P−F_E)÷(v_E−v_P)

この式を使えるのは、同じ数量帯で単価が一定の場合です。初期費用がプレスの方で高く、一個あたり費用はプレスの方で低い場合を考えます。

その条件なら、計算したNを超えるとプレスの総額が下がります。差の符号が逆なら同じ結論にはならず、等額点が正にならない場合もあります。

レーザーも同じように、その工法の見積もりを式へ入れます。レーザーの初期費用を一律ゼロにせず、段取りやデータ処理の請求も確認します。

架空の単価を入れて、何個以上はプレスと断言するのは避けます。比較したい数量ごとに見積もりを取り、実際の総額を並べる方が確実です。

版を変更する開発段階と、形が固定された量産は別に計算します。最初の試作を安く作る工法が、長い量産でも有利とは限りません。

枚単位の加工では、個数を増やしても総額は直線にならない

ソメヤの費用説明は、シートから複数の部品を取る考え方を示しています。必要枚数が変わる所では、一個あたりの費用も変わり得ます。

取り数は、部品の外形だけで計算しません。周囲の余白、保持するつなぎ、検査用の形を置く領域も確認します。

  • 必要良品数と納品形態を指定し、加工する枚数を見積書に出してもらう。
  • 一枚から取れる数と、保証する納品数を分けて書いてもらう。
  • 小さな試作を相乗りできるか、別の版や段取りになるかを聞く。
  • 数量を増やす場合は、材料枚数が変わる直前と直後の見積もりを取る。
  • 設計変更前に、残った材料と仕掛品の費用を確かめる。

板厚で先に外れる条件もある

平井精密工業の比較記事は、1mm厚に0.2mm穴をエッチングで作れない例を示します。同じ例でレーザーによる穴加工を挙げています。

これは同社の比較条件で、すべての材料と工場に共通する境界ではありません。機能を満たさない工法の安い見積もりは、費用比較から外します。

リバースチールのキャリアも、1.50mm以上で別工法の注記があります。数量を増やす前に、選んだ会社が実際に使う工法を確かめてください。

精密メッシュでは、購入単価より、組付け後に使える個数を重視します。つなぎ除去で曲がる、洗浄で変わるなどの損失も試作で見ます。

納品後の選別が必要なら、その手間を調達側の費用へ加えます。全数検査を追加する案と、設計を緩める案を同時に見積もる価値があります。

この分析の根拠(4件)

受注の継続と、版を持ち出せるかは別に確認する

再注文できる状態は、会社が存続するだけでは保てません。原版、承認図面、材料、検査方法を、別の工場でも再現できる形にします。

メルテックは原版費用の発生を説明しています。ソメヤは、原版は加工先で保管し、返却できない扱いが一般的だとしています。

顧客が渡した設計図と、加工先が補正した版下データは分けて扱います。購入したもの、預けたもの、加工先の技術情報を契約前に整理します。

残しておくもの受け取る・合意する内容移管で困る理由
原図と改訂履歴承認した版番号と変更点旧仕様で再製作してしまう
フォトマスク所有・保管・返却の条件支払いだけでは返却を断定できない
補正データ提供可能な範囲と費用現物の版だけでは再現できない
検査の方法基準面・測定位置・照明工場ごとに合否が変わる
材料の指定鋼種・調質・厚さ・証明書同じ材質名でも結果が変わる
後工程の仕様処理範囲・膜厚・完成寸法抜き加工だけでは機能しない
基準となる試作品保管方法と有効な承認範囲外観や触感が言葉だけになる

私は版の持出しだけを交渉のゴールにしません。別の加工先が承認図面から作り直せる状態を、発注側で持つことを優先します。

持ち出せない加工ノウハウを当然にもらえる前提にはしません。再製版が必要なら、その費用と試作期間を予備費として見積もります。

3選の終了・新規受付停止の確認

会社2026年10月14日に見た範囲確認結果
平井精密工業技術・トップ・最新News一覧対象事業の終了予告は確認できず
ソメヤ仕様・FAQ・会社案内・トップ新規受付停止の予告は確認できず
メルテック仕様・会社情報・最新お知らせ対象事業の終了予告は確認できず

2026年10月14日時点の確認範囲では、3選の終了・停止の予告は確認できませんでした。確認先は、各社の加工案内と下記の公式情報です。

平井精密工業の最新一覧には2026年6月30日の展示会案内があります。メルテックの一覧には2026年2月26日の技術コラム追加が掲載されています。

この確認は、特定の材質や数量を今すぐ受ける約束ではありません。発注時は注文の受入れ、納入予定、補修分の再注文条件を見積書で確認します。

拠点が複数でも、代わりの工場とは限らない

メルテックの会社情報では、日本とタイにエッチングの機能があります。UPTも国内とタイの製造拠点を案内しています。

同じ版や薬液条件を使えるかは、拠点の数からは分かりません。代替工場の承認が必要な部品では、平時に試作して寸法を照合します。

日本フイルコンの統合報告書は、エッチング製品の高度化を事業方針に掲げています。事業方針は継続を尋ねる材料であり、個別製品を作り続ける契約ではありません。

  • 廃番材や工程変更が生じる場合の連絡時期を、取引条件に記載する。
  • 最終購入が必要な場合の数量、保管費、版の処置を先に相談する。
  • 数年空けた再注文で、版を使い直せるかと検査のやり直しを確認する。
  • 外注先を変えるときに、事前連絡と再承認が必要かを合意する。
  • 短納期品ほど、完成品の予備と第二調達先の試作を分けて計画する。

終了予告が見当たらない会社を、無期限に安全な会社とは扱いません。発注量が増える前に、止まった際の代替方法と所要期間を聞いておきます。

版の返却条件が非公開でも、契約で明確になるなら候補に残します。回答が曖昧なまま量産を始めることの方を避けます。

この分析の根拠(8件)

図面を送る前から、量産承認までの手順を決める

試作の合格条件と量産の検査条件を、見積もりの時点で渡します。価格だけが決まった状態から、必要な検査を後付けしないことが大切です。

ソメヤは、基本の検査を抜き取りとし、全数検査や成績書も相談対象としています。注文の前提によって、見積もりの費用と納期が変わることが分かります。

ピーワンはスケッチや現物からの相談を案内しています。図面がない状態で相談できても、最終的な承認図面を省いてよいわけではありません。

段階発注側で決めること加工先から受け取るもの
用途の整理機能と変更できない材質適する工法の提案
図面の照合穴・線・基準面・完成公差加工可否と変更が必要な箇所
見積もり良品数・後処理・納品形態版代と総額、費用の内訳
版の承認表裏・向き・改訂番号承認用データと改版費
初回試作実機で評価する方法寸法結果と工程条件の範囲
量産判断許容差と検査の頻度量産用の検査仕様
納品・受入れ不足や変形の判定材料・検査の証跡
再注文・移管変更点と継続する条件変更の影響と再承認の要否

問い合わせ文に入れる具体的な項目

  • 用途を最初に書く。例は、フィルター、接点、印刷用メタルマスク、流路。
  • 材質番号、調質、板厚、外形寸法を一組で示す。
  • 穴の最小透過寸法と、残す線の幅が重要な箇所を示す。
  • 穴位置の基準と公差を、輪郭の公差から分けて書く。
  • 貫通、ハーフ、両面の位置合わせを図で区別する。
  • 必要良品数、予定する再注文量、希望到着日を知らせる。
  • 表面処理、切り離し、洗浄、梱包の要否を伝える。
  • 材料証明と検査成績書、全数検査の要否を指定する。

ソメヤはDXFやDWG形式を推奨し、PDFを加工データとして受け付けていません。加工用データと、寸法や注記を読むための図面を分けて準備します。

データの単位と縮尺、表裏の向きも送付時に記載します。文字や線の見た目だけで、残す金属と溶かす部分を推定させないようにします。

試作合格は、必要な機能が再現したという意味にする

メッシュは穴が見えるだけでは合格にしません。実際に通す対象と、洗浄後の状態まで、使用条件に合わせて評価します。

リードフレームでは、位置と形だけでなく、めっきの必要範囲を評価します。曲げや接合が続く部品は、後工程を通した状態で承認します。

外観だけを見て量産を急ぐと、検査側で合否が割れます。設計と受入検査の担当が同じ試作品を見て、判定を揃えてから量産を頼みます。

試作の一個が合っていることと、量産全体を保証できることは別です。供給側の検査結果と、購入側の受入方法がつながる契約にします。

納期は、製作日数だけで約束しない

UPTの最短2日は工場からの出荷までの案内です。ソメヤの最短3営業日も、在庫材とデータなどの条件が付きます。

リバースチールの1〜2週間は、再注文する製品の目安です。新規図面で版を承認する時間や、遠方への輸送日数を同じ数字に含めません。

  • 図面が確定する日、材料が揃う日、版を承認する日を分ける。
  • 製作完了と工場出荷、手元への到着を別の日付として確認する。
  • 後工程が協力会社なら、移送と受入検査の期間も含める。
  • 試作を直す場合の最終承認期限を決める。
  • 発注前に、納期を確約する条件と変更時の連絡方法を文書で受け取る。

急ぎの注文では、完成品の仕様を削る前に納品の分け方を相談します。先に評価用を受け取り、承認後に残りを作る方法が使えるか尋ねます。

量産開始後の変更は、旧版を止める日まで決めます。新旧の部品を同じ袋や同じ管理番号で受け取らない運用にします。

この分析の根拠(5件)

図面と見積もりを揃える8つの手順

完成品の働きから、保証する寸法を絞る

図面のすべてを同じ細かさで管理すると、重要な寸法が埋もれます。最初に、その部品が何を通し、何を止め、何に接するかを整理します。

メッシュなら穴の通り方、接点なら接触する場所が基準になります。寸法が同じでも、断面や表面の状態で機能が変わる箇所を特定します。

部品先に決める機能図面で分ける寸法
精密メッシュ通す対象と止める対象入口・出口・最小透過寸法
リードフレーム電気接続と実装位置幅・間隔・位置・めっき範囲
メタルマスク印刷や成膜するパターン開口・厚さ・枠への位置
シム・スペーサー隙間や高さの調整板厚・輪郭・平坦度
流路板流れと密封深さ・残り厚・接合面
銘板文字を残す耐久性表示位置・深さ・固定穴

金属を残す線幅と、液や光を通すスリット幅は別の指定です。加工先の表で線幅という言葉を見たら、どちらを表すか先に確かめます。

穴の位置精度が良いという説明から、穴径の精度まで良いとは判断しません。ピーワンのように寸法公差とピッチの公差を分けた案内を読みます。

外形を後から切り出す部品では、穴の基準と外形の基準がずれる恐れがあります。外形を含む完成寸法の保証が必要か、穴どうしの関係だけでよいかを決めます。

  • 組付ける相手の部品を図示し、干渉してはいけない所を示す。
  • 外観だけでよい面と、機能を保証する面を分ける。
  • 測れない細部は、断面試料や同時加工の検査片で確かめられるか聞く。
  • 使う向きを決め、左右反転や表裏反転を禁止する箇所を記載する。
  • 図面全体を厳しくする前に、機能に必要な箇所だけ公差を指定する。

設計の自由度があるなら、残す線を広げる案も見積もってください。板厚を変えた場合は、穴だけでなく剛性や組付けも再評価します。

細かい仕様が決まらない段階でも、用途と変更できない条件は伝えられます。加工先へ形を任せる部分と、設計側で責任を持つ部分を区切ります。

メタルマスクは、開口の図面と固定する図面を分ける

印刷や成膜に使うマスクなら、私は開口の細かさだけで加工先を選びません。装置へ固定した状態で、対象物と位置を合わせられるかを先に見ます。枠の製作を含む注文か、薄い金属板だけを買う注文かも分けてください。

枠を別会社から買う場合は、薄板と枠を接合する担当を決めます。固定前に測った寸法を、固定後の合格判定へそのまま使わないようにします。使用後に洗浄する製品なら、洗浄後も同じ位置へ戻せるか評価します。

銘板の文字を作るだけなら、細かい貫通穴の加工能力は選定の中心にしません。文字の読みやすさ、取り付け方、使用環境を先に揃えます。メッシュと銘板を同じ会社にまとめることより、必要な機能を確実に買う方を優先します。

費用の目安は、公開額の用途と見積もりの範囲を確認する

部品用フォトエッチングの共通価格表は、掲載15社の取得資料では確認できません。版代の発生は分かっても、その金額を公表していない例があります。

金額を確認できた写真加工は、個人向けの別用途です。精密部品の予算や、各社の価格差を推定する材料にはしません。

金額を載せる会社対象公式の金額税と適用範囲
ピーワン個人の写真エッチング1点およそ3〜5万円から税表記なし。法人は別見積

上の金額は、材料や精度を揃えた工業部品の見積もりではありません。公表額があるという理由だけで、調達候補を価格順に並べられません。

メルテックは原版費用が必要と明記しています。平井精密工業も、比較記事に原版作成代の発生を記載しています。

東洋精密工業の無料の案内は、材料の加工試験についてです。完成品の版、材料、検査、配送まで無料になる説明として読み替えません。

料金表がないときに、返答を比較できる見積依頼にする

  • 初回と同じ図面の再注文を、別の見積もりで依頼する。
  • 版代にデータ補正と表裏の原版が含まれるか聞く。
  • 材料費が加工費に含まれるか、支給材でも段取り費が残るかを確認する。
  • 見積数量が加工着手数か、納品する良品数かを明記してもらう。
  • 指定数量を下回った場合の補充と、その送料を確認する。
  • 切り離し・洗浄・表面処理・検査成績書の追加額を分ける。
  • 税区分、送料、見積もりの有効期限、支払いの条件を揃える。

価格が高く見える見積もりに、全数検査が含まれていることも考えられます。内訳が違う二つの総額は、必要な検査を揃えてから比較します。

基本料金の意味も確認します。最低注文量を満たした後も、別に最低請求額が設定されるかを尋ねます。

リバースチールの5枚という案内は、注文量の条件です。費用の下限を示す数字ではないため、金額は別途取り寄せます。

再注文の価格を確約する条件

同じ版でも、材料の購入単位や後工程が変われば総額が変わり得ます。価格を固定する期間と、その期間に予定する発注量を見積書で合わせます。

値上げを比較するには、旧価格、新価格、対象、適用日が必要です。履歴を確認できない会社を、価格を据え置いている会社として評価しません。

金額を入れた損益分岐は、実際の見積書を取得してから計算します。考え方は工法ごとの総費用にまとめています。

安い回答を採用する前に、見積もりの空欄を埋める

私なら、見積もりを受け取った日に発注順位を決めず、空欄だけを同じ文面で聞き直します。版代が一式に含まれる回答と、別途という回答はまだ比べません。材料支給を前提にした回答には、材料を購入する費用も加えます。

支給材を使う場合は、加工に必要な余分の量を先に回答してもらいます。余った材料の返却と、不良になった材料の負担も確認します。材料を安く買えても、支給の手間や追加輸送を含めると優位性が変わることがあります。

値引きの交渉は、消してよい費目を設計側と決めてから行います。例えば検査成績書の形式を簡略化する案と、必要な測定を省く案は区別します。機能の合格条件を変えずに下がる総額を、交渉の対象にしてください。

版代は、試作中の修正と量産後の再作成まで聞く

原版は、残す金属のパターンを写すための道具です。最終製品の穴を持つメタルマスクと、製作に使うフォトマスクを区別します。

金型を使わないことは、初期費用がないことを意味しません。メルテックのFAQは、エッチングでも原版費用が必要だと説明しています。

版の段階問い合わせる費用承認して残す情報
初版原版・補正・データ作成原図と版の識別番号
試作後の修正どの変更が追加費用になるか変更箇所と旧版の扱い
多面取りへの変更配置変更と版の再作成取り数と検査片の位置
追加注文再使用・清掃・保管有効な版と材料条件
版の劣化や紛失再作成を誰が負担するか再製作と検証の方法
加工先の変更返却・データ提供・再製版引継ぎ可能な情報の範囲

ソメヤは、保管期間内の再注文なら原則として原版代は不要としています。再注文の前に、原版が残っているかを確かめます。

試作で穴の丸みを調整した場合、どの修正を追加費用とするか聞きます。変更回数が未定なら、修正一回の費用と、やり直しに要る日数を分けてください。

小口の試作版と、量産の配置をまとめた版が同じとは限りません。量産へ切り替える時点で、版代を再度払うかを先に確かめます。

  • 原版をフィルムにするかガラスにするか、加工先の提案理由を聞く。
  • 表と裏の版が必要な注文では、片側だけの費用か両側分か確認する。
  • 顧客承認の後に補正する場合は、承認のやり直しが必要か合意する。
  • 試作の不合格が図面によるものか加工によるものか、判定方法を決める。
  • 廃版にするデータと現物の処置を、改訂履歴と一緒に残す。

版を一度作ったからといって、永久に追加費用がかからないとは限りません。保管期間を過ぎた場合と、材料を変更した場合の再評価を確認します。

設計データの返却と加工ノウハウの開示は、同じ話ではありません。契約に書く対象は版とデータの引継ぎを参照してください。

小さな変更でも、新旧の版が混ざらないようにする

一部の穴だけを直す注文でも、変更点を口頭の説明で済ませません。私は変更前と変更後を同じ図に示し、どの版を使うか回答してもらいます。元の版へ戻せるようにしたい場合は、旧版の保存も依頼内容へ入れます。

複数の部品を一枚の版へまとめる提案では、一部品だけ変えたときの扱いを聞きます。初回の版代が下がっても、他の部品まで版を作り直すなら再注文への影響があります。部品ごとの変更頻度が違う案件では、分けた版の見積もりも取ります。

版の管理表は、発注側の図面番号と加工先の版番号を結びます。注文書には図面の改訂番号まで書き、過去と同じという指示だけで再注文しません。承認のメールも保存し、担当者が変わっても有効な版を選べるようにします。

加工事例では、成功の見栄えより修正した条件を見る

似た外観の加工例だけでは、必要な仕様に対応できるか判断できません。材質、板厚、加工後の処理が自分の注文と近い事例を探します。

顧客名が非公開でも、条件と作った結果が明記されていれば参考になります。逆に、用途名だけの紹介を、納期短縮や費用削減の実績には数えません。

公式の事例確認できた条件・結果選ぶときに読む点
ソメヤ・炎口板SUS304-CSP、0.5mm厚、約100枚角Rを試作で調整
アロン社・インクジェット流路850mmサイズの積層流路接合後の内部構造を評価
ピーワン・模型用テンプレート微細な絵柄と目盛りを製作データを形にする工程
竹内金属箔粉工業・Ti箔0.005mm厚、直径5mmの実績一般案内と個別実績の差

ソメヤの炎口板は、データを補正して穴の角の丸みを合わせた事例です。板厚0.5mmのすべての穴形状を同じ条件で量産できる意味ではありません。

アロン社の流路は、エッチングと拡散接合を組み合わせています。接合前の薄板の寸法だけで、接合後の流量や密封を保証するものではありません。

竹内金属箔粉工業のTi箔は、一般案内より薄い個別の加工実績です。他の材料へ下限を広げず、その材質と形に近い注文の照会に使います。

同じ用途の事例を見つけたときの聞き方

  • 公開された材質と、自分の指定材との違いを伝える。
  • 同じ厚さでも穴径や残す幅が違うことを、図面で示す。
  • その事例の試作条件を、継続量産でも使えるか尋ねる。
  • 事例に書かれた成果のうち、契約で保証できるものを聞く。
  • 検査する位置と基準、後処理後の変化を確認する。
  • 掲載されていない費用・歩留まり・納期を勝手に補わない。

公表事例には、加工に成功した条件が中心に載ります。取れる公差に余裕がない案件では、難しい箇所と想定する不良を先に説明してもらいます。

試作品の結果を採用するときは、合格品だけを見ることを避けます。数量や検査方法を合意した範囲で、ばらつきも判断材料にします。

費用や効果が載っていない事例は、数値による優劣に使いません。近い製作経験があるという根拠と、購入後の成果の保証を分けて扱います。

公開例と自分の図面の違いを、一つずつ質問する

照会する図面には、参考にした公式事例の名称も添えます。同じ用途なので作れるはずという聞き方ではなく、違う条件を具体的に示します。材質が同じでも、製品の外形が大きくなる案は、保持と測定の方法まで尋ねます。

加工先から過去品を見せられた場合は、そのまま自社の合格見本にしません。自社品の条件で作る試作品と、その試作で確かめる項目を決めます。厳しい部分を簡単にした試作品なら、何を未評価のまま残したかも記録します。

成功事例から費用対効果を読み取れないときは、形状の相談先を絞る材料に留めます。私は実績の写真が多い会社より、自分の図面で難しい場所を指摘する会社を残します。その指摘に設計を変える価値があるかを、次の試作で確かめます。

表面処理までの一貫対応は、工程の責任と完成寸法で比べる

抜き加工が終わった状態と、完成品の状態は違います。めっき、黒染め、研磨、曲げの後で使う部品は、完成後の条件で見積もります。

平井精密工業は、めっきの種類ごとに最大サイズと部分処理の可否を公開しています。エッチングに通るサイズが、そのまま希望のめっきにも通るとは限りません。

用途後工程で決めること比較する窓口の例
リードフレーム必要箇所のめっきと成形平井精密工業
光学用の部品黒処理と処理後の開口メルテック
樹脂に固定するメッシュ成形後の穴と密着ソメヤ
内部流路接合後の漏れと洗浄アロン社
立体の薄板部品曲げ・溶接後の寸法こだま製作所

一貫対応には、すべてを同じ工場で行う場合と、外注工程を管理する場合があります。ソメヤは表面処理に協力会社を使うことをFAQで説明しています。

ピーワンも、曲げやめっきの二次加工は外注としています。外注であること自体より、誰が完成品を検査して引き渡すかを見ます。

工程ごとに別々に発注するときは、不良が見つかった場所と原因を切り分けます。材料の欠陥、抜き加工、後処理で責任の空白ができないようにします。

  • 公差を保証するのが、抜き加工直後か最終処理後かを明記する。
  • 表面処理の厚さと、処理しない箇所を図面に示す。
  • 外注を使う場合は、処理先変更の連絡と承認の手順を決める。
  • 処理のロット番号と材料の番号を、完成品へひも付ける。
  • 梱包に触れる面や接着する面の、油分・汚れの条件を確認する。
  • 不適合品の調査と再製作を、最終納品の窓口へ依頼できるか聞く。

メッシュを後から曲げるなら、曲げた場所の穴も評価します。曲げる前の平板で穴が揃っているだけでは、完成品の確認になりません。

部分めっきでは、境界位置も部品の機能に関わります。めっきできるという返答だけで進めず、必要な場所を図にして渡します。

後処理を省ける設計案があるなら、標準材と表面仕様を変えた案も比較します。その変更が使用環境に合うかは、設計側で確かめてから採用します。

自社で後工程を行うなら、中間品の合格条件を作る

抜いた部品だけを買い、自社でめっきや組立を行う注文もあります。その場合は、受託先へ完成後の図面だけを渡さず、受け取る中間品の状態を明示します。どの段階で寸法を測るかが曖昧な見積もりは、私は採用しません。

表面に触れてよい場所、保護する面、洗浄の担当も決めます。処理前の汚れを受入れ側で除去するなら、その作業を工程表と費用に入れます。加工会社へ仕上げまで任せる案との比較では、この社内作業も省かずに計上します。

後工程で問題が見つかったときに備え、抜き加工直後の見本を残す方法を相談します。各工程へ渡した数量と、不合格になった場所も記録します。原因の調査を一社へ任せる場合は、他工程の情報を誰が集めるかまで合意します。

検査の条件を、図面と同じ版番号で管理する

穴の寸法が合っているという回答でも、測る位置が違えば受入れで食い違います。発注前に、測定の基準と方法を加工先と合わせます。

ソメヤの標準的な検査は抜き取りです。全数の寸法を求める注文は、その検査に必要な時間と費用を初めから入れます。

検査対象指定すること確認する証跡
材料材質・調質・厚さ材料証明と購入ロット
穴測定側と透過寸法測定図と寸法の結果
位置基準点・測定方向位置の測定結果
平坦度置き方と測る状態測定条件と判定値
ハーフ加工底までの深さと残り厚深さの測定記録
表面処理範囲と外観の基準承認見本と検査記録
包装個片・シート・保持方法荷姿の承認写真

全数検査にも、全個体を見る検査と全寸法を測る検査があります。どこまでを依頼するかを指定し、言葉だけで同じ条件だと考えません。

外観検査の合格基準は、使う場所をもとに決めます。接着面に残るものと、外から見えない面の小さな変色を同じ扱いにする必要はありません。

板厚と穴径を同時に評価するなら、材料のばらつきも分けて記録します。エッチングの横寸法の公差から、素材の厚さ精度を推定しないでください。

  • 加工先と受入れ側で、同じ試作品を同じ方法で測って比べる。
  • 測定できない形は、代替する機能検査を先に合意する。
  • 不合格品の判定と保管、再測定を行う条件を決める。
  • 成績書の必要項目を見本で渡し、発行費の有無を確かめる。
  • 材料や版が変わる注文は、検査条件の見直し対象にする。
  • 量産で図面を改訂したら、検査仕様の改訂も同時に行う。

大きい薄板を自由な状態で測るか、治具で固定して測るかも重要です。日本フイルコンなどの大判加工を比較するときは、荷姿まで含めて照会します。

製品の機能に関わる検査を省いて単価を下げる案には慎重になります。必要な検査を維持し、測る箇所の整理や図面の見直しで手間を減らします。

測定値が境界に近いときの扱いを先に決める

受入れ側と加工先の測定値が違ったときは、直ちに加工不良と決めません。同じ部品を測った結果か、置き方や照明が同じかを順に照合します。測定のやり直しを誰が行い、どの結果で合否を決めるかを発注前に合わせます。

薄い部品を押さえて測る案では、押さえる位置と力の掛け方も共有します。完成品を分解しないと測れない寸法は、どの試料を検査に使うか相談します。検査で使い切る数量を、納品する良品数に含めない見積もりにしてください。

検査成績書の数値と現物の番号が対応していることも確認します。別の試作品の結果を添付していては、今回受け取る部品の確認になりません。私なら初回に成績書の見本を取り寄せ、必要な欄が埋まることを発注条件にします。

数量は良品数で決め、シートのまま買う案も比べる

小さな部品は、加工後につなぎから切り離す工程が必要な場合があります。つなぎの跡を残してよいかで、形の作り方と取り扱いが変わります。

リバースチールは、つなぎを残さない加工も案内しています。どの材料や形で使えるかを、納品形態と一緒に確認してください。

納品の形向く使い方先に確認する負担
シートのまま社内で切り離し・組付けをする切り離し治具と人の作業
個片で受け取るすぐ組立工程へ流す変形防止と個片の検査
枠付きで受け取る位置を保って後工程へ送る枠の寸法と保持方法
後処理まで完成外注管理の窓口をまとめる最終寸法の検査と総額

発注する部品数と、材料のシート枚数を区別します。シートの一部が不合格になったとき、必要な良品数を補って納める契約か聞きます。

試作で取り数を優先すると、後で切り離しにくい場合があります。作業しやすい余白と部品同士の距離を残す案も比較してください。

シートを受け取って手で分ける費用は、加工会社の見積もりに出ない負担です。購入側で必要になる治具、選別、梱包の作業を総費用に足します。

  • 必要な良品数と、余分な納品を受け入れるかを明記する。
  • つなぎの位置と跡を許容する範囲を、外観図に記入する。
  • 量産で自動的に取り出す場合は、位置と方向を荷姿へ反映する。
  • トレーや保護紙の再利用をするなら、返却と清掃の費用を確認する。
  • 厚さの異なる試作品を同じ包装へ混ぜず、表示方法を統一する。
  • 個片化を購入側で行う案と加工先へ任せる案で、費目を揃える。

ソメヤの費用コラムは、シート単位で費用が発生する考え方を示しています。注文個数を少し変えたときの差を、比例計算だけで決めないことが重要です。

量産予定数が確定していなければ、確定分と参考数量を分けて見積もります。確約していない発注を前提にした単価を、そのまま予算へ入れないようにします。

包装を開けた後の作業まで、試作品で確かめる

私は初回試作を開封するときに、量産と同じ取り出し方も試します。薄い部品を一枚ずつ取れるか、表裏を識別できるかを組立担当と確認します。納品された状態が良くても、開封時に変形させる包装は変更を相談します。

一袋にまとめる案と、部品を分けて入れる案は、包装費だけで比較しません。取り出す時間と、社内で再包装する必要があるかを確かめます。必要以上に個包装を増やす前に、組立へ渡す単位を受入れ側で決めてください。

輸送後の変形が問題になる案件では、配送後の現物を合格見本に含めます。工場内の写真だけで荷姿を承認せず、実際に受け取った状態を評価します。包装変更が再注文の単価へどう反映されるかも、初回の評価が済んだ時点で確認します。

試作から量産へ移すときは、変わる工程を一つずつ承認する

試作と量産で変えないものを決めると、価格の理由が見えやすくなります。材料、版、工場、後処理、検査のうち、変更するものを書き出します。

国内で試作して海外で量産する案では、輸送や検査も変わります。UPTやメルテックの拠点案内は、その役割分担を尋ねる入口になります。

変更するもの量産前に照合すること受入れの注意
材料の購入先同じ鋼種・調質・厚さの証明材料ロットを追えるようにする
版の配置取り数と面内の位置端と中央で必要な検査を指定
製造する工場同じ図面に対する実測結果旧工場の結果で代用しない
表面処理先処理後の寸法と機能工程変更の再承認を行う
検査の頻度保証と抜き取り条件納品後の選別費を見直す
納入する国・場所通貨・運賃・受渡しの条件到着までの総額を合わせる

EP KOREAは日本語の加工仕様を公開しています。日本語で読めることから、円建てや国内配送と同じ条件を推定してはいけません。

アローズは国内外の工場での加工を案内しています。材料を手配する窓口と、加工結果を承認する窓口の関係を確認して進めます。

同じ会社の別工場であっても、製品の再承認が必要かを発注側で決めます。試作時と違う工程を使う提案は、価格だけでなく機能の再評価と組にします。

  • 変更の有無を、量産見積もりの回答項目にする。
  • 初回の量産品は、承認した試作と区別して受け入れる。
  • 安定した注文の再検査を省く場合は、省く条件を文書にする。
  • 不適合が発生したロットを追える管理番号を共通にする。
  • 設計変更時の仕掛品、材料、旧版の費用を事前に決める。
  • 次の注文まで間が空くなら、保管と再開時の評価を相談する。

量産の価格交渉は、単価だけを下げる話にしない方が進めやすくなります。取り数、納品形態、検査の内容で変えられるものを具体的に示します。

供給が止まった場合の移管準備も、最初の承認品があるうちに行います。図面と検査方法を揃え、第二の加工先で試作できる状態を維持します。

第二の調達先は、同じ名前の材料だけで承認しない

量産品を別会社へ移すときは、既存の加工先をただ価格で置き換える計画にしません。同じ完成図面で試作し、使用する装置や組立工程へ通して評価します。旧品と新品を混ぜても使えるかを確かめるまで、別の管理番号で保管します。

移管の試作を終える前に、旧工場の注文を止める日を固定しない方が安全です。必要な評価を列挙し、通過した項目と残る項目を設計・調達で共有します。旧版の保管を続ける期間と費用も、切替計画へ含めてください。

私なら、移管先を増やすこと自体を目標にはしません。停止したときに必要な部品から順に、図面と検査方法を整えます。安定して買える標準的な形状まで一度に移すより、止まると困る部品の再現性を先に確認します。

選定基準

2026年10月14日時点で、公式窓口15社を調査しました。検索語は、金属 フォトエッチング 受託、エッチング 板厚 版代などです。Ti Al エッチングでも探しました。掲載条件は、金属板の化学エッチングを公式に案内することです。会社と提供形態が分かり、加工条件か受託範囲を読める窓口を選びました。材料調達と加工手配の窓口、および韓国のEP KOREAも含みます。半導体用のドライエッチング、薬液販売、シボ加工だけの窓口は対象外です。通常の量産と後工程、標準材の小口試作、専用材の微細穴に分けて3社を選びました。公開条件の詳しさを評価し、実際の不良率や品質順位は推定していません。基本3選の公式案内とお知らせを読み、終了・新規受付停止・価格改定も検索しました。数値は会社と条件を併記し、保証値と確認できないものは目安や実績として記載しています。価格の改定前後を比較できる履歴と、部品の最低請求額は未確認です。

おすすめ3社を詳しく紹介

1平井精密工業株式会社

形が固まった金属薄板を、めっきまで量産するなら

材料別のエッチング条件と、処理別のめっき仕様を公開しています。リードフレームの部分銀めっきまで照合して相談できます。

比較した会社
平井精密工業
材質の案内
SUS・Cu・Ni系・Ti・Al
板厚の目安
SUS 0.005〜3mm
穴径・残す線幅
板厚別。0.1mm厚の穴0.1mm例

おすすめの理由

抜き加工ができても、希望の面積を同じようにめっきできるとは限りません。平井精密工業は両方の仕様を公開し、最終製品までの工程を組みやすい会社です。設計の初期よりも、仕様を固めた量産の引受先として優先します。

材質と寸法条件を先に照合します。表面処理を含む見積もりで発注範囲を揃えます。

決め手

  • 材質別の板厚とサイズを公開
  • リードフレームの部分めっきに対応
  • レーザー・ワイヤー放電との複合加工

向かない人

単純な外形を少量だけ切る注文は、レーザーも比較します。金額は公開仕様だけでは決まらず、版と完成品の総額を確認します。

特徴

  • SUSの板厚は0.005〜3mm。材質ごとに範囲を公開
  • 銅は0.01〜2mm、Tiは0.01〜1mm
  • Alは0.01〜2mm。寸法条件は材質別
  • 板厚0.1mmの穴径0.1mmは過去の加工目安
  • ハーフエッチングの基本深さは板厚の60〜70%と案内
  • リードフレームの部分銀めっきとダウンセットに対応
  • めっきごとに最大寸法と部分処理の可否を公開
  • レーザー・ワイヤー放電との複合加工も相談可能
  • エッチングには原版作成代が発生

主な受託する加工

受託する加工種類備考
金属フォトエッチング試作・量産材質別の仕様を確認
部分めっき・表面処理後工程処理後の寸法を指定
機械加工との組合せ複合加工レーザー・ワイヤー放電

基本情報

提供形態図面に基づく受託加工

平井精密工業株式会社の公式サイトへ

※2026年10月14日時点の公式情報

平井精密工業株式会社の方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内

2有限会社ソメヤ

一般的な薄板の形状を、小口試作で詰めるなら

試作1個から受け、穴の角を試作で調整した事例があります。材料在庫、加工データ、検査の条件まで事前に読み取れます。

比較した会社
ソメヤ
材質の案内
SUS・Cu合金・Ni系
板厚の目安
SUS貫通1mm目安。表は1.5mm
穴径・残す線幅
穴≧1.5t/線幅はt前後

おすすめの理由

小口で困るのは、数量よりも図面を何度直すかが決まらないことです。ソメヤは炎口板の形状調整を具体的に示し、初期の相談条件も公開しています。普通の穴と線幅が成立する設計で、試作品を使って形を決める相手に選びます。

炎口板の事例で試作の役割を確認します。修正版の費用も見積もりに入れます。

決め手

  • 試作1個からの条件を公開
  • 炎口板の角Rを試作で調整
  • 検査とデータ形式の案内あり

向かない人

SUSの貫通加工は1mmが目安です。板厚未満の穴や、仕様表の上限まで抜く加工は別途確認が必要です。

特徴

  • ステンレスの貫通加工は1mmまでが目安
  • スペック表はSUS 0.005〜1.5mm。FAQと用途を照合
  • 穴径は板厚の150%以上、残す線幅は板厚前後が目安
  • 在庫材とデータがあれば最短3営業日から
  • 試作は1個から。材料在庫は種類と厚さを確認
  • めっき・熱処理等は協力会社と連携
  • 基本は抜き取り検査。全数検査と成績書も相談可能
  • SUS304-CSPの0.5mm厚で約100枚の炎口板事例
  • 版は再注文時に原則再利用するという費用説明がある

主な受託する加工

受託する加工種類備考
フォトエッチング試作・小口在庫材は短納期を相談
メッシュインサート成形後工程樹脂への固定も相談
めっき・熱処理連携加工協力会社を含む

公式の加工事例

  • 燃焼機器の炎口板

    実施・成果依頼企業名は非公開。SUS304-CSP・0.5mm厚を約100枚製作。四角穴の角Rを試作で調整。費用や歩留まりは非公開。出典: snp-someya.com

基本情報

提供形態図面に基づく受託加工

有限会社ソメヤの公式サイトへ

※2026年10月14日時点の公式情報

有限会社ソメヤの方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内

3株式会社メルテック

材料を変更でき、専用材で微細な穴を狙うなら

Ni-Cu-Niの材料と電鋳を組み合わせる工法があります。板厚より小さい穴の実例を、通常材と分けて検討できます。

比較した会社
メルテック
材質の案内
SUS・Cu・Ni/Ti・Alは別相談
板厚の目安
通常材0.01〜0.5mm
穴径・残す線幅
通常穴1.5t/専用材は別仕様

おすすめの理由

通常のSUS単材で成立しない形に、材料構成から別案を求められる点を選びました。専用材の0.07mm厚に0.05mm穴という例があります。微細穴だけで採用せず、使用環境と量産供給を確認してから選びます。

専用材の適用条件を照合します。生産地と再注文の条件も確認します。

決め手

  • 通常材と専用材の仕様を分けて公開
  • エッチングと電鋳の組合せ
  • 黒処理などの後工程も相談可能

向かない人

材質変更を認められない注文に、専用材の性能は適用できません。通常材の最小穴と専用材の実績を混ぜて比較しないでください。

特徴

  • 通常材の板厚0.01〜0.5mmを案内
  • 通常材の穴は板厚0.05mm超で1.5tが目安
  • 通常材0.05mm超では、残す線幅0.7t前後が目安
  • 専用Ni-Cu-Ni材と電鋳を組み合わせる工法がある
  • 専用材0.07mm厚で穴径0.05mmの例
  • 専用材0.04〜0.1mm厚の公差±0.008mmを案内
  • 原版費用が必要。金額は提示していない
  • 黒処理などの表面処理を案内
  • フォトエッチングの機能は日本とタイ

主な受託する加工

受託する加工種類備考
通常材フォトエッチング薄板加工穴と線幅は板厚で確認
ハイブリッドエッチング専用材加工Ni-Cu-Niと電鋳
反射防止の表面処理後工程黒処理など

基本情報

提供形態図面に基づく受託加工

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そのほかの会社12社を紹介

株式会社アロン社

積層した流路や吸着盤を、原版から拡散接合まで相談する。

比較した会社
アロン社
材質の案内
SUS304の製品例あり
板厚の目安
SUS304 0.2mm・1mmの例

向いている人単板では作れない内部流路や多段のポケットを、積層品として調達する担当者。

確認したい点完成品の漏れ、流れ、平坦度の検査は個別に合意します。接合可能な材質を材料一覧だけから判断しません。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

アロン社はメタルエッチングと拡散接合を扱います。薄板のパターンを加工して重ね、接着剤を用いず一体化する製品を案内しています。フォトマスクの作成からエッチング、拡散接合まで社内で行うと明記しています。

製品例には、部品を載せるキャリア、吸着盤、長尺の流路があります。850mmサイズの産業用インクジェット流路も掲載されています。金属を一枚だけ抜く注文と、積層して内部流路を作る注文では、評価すべき寸法が変わります。

編集部は、内部の流れや吸着機能を持つ構造部品で優先して相談する相手と考えます。単板の加工限界をそのまま積層品へ移すことはできません。層どうしの位置、接合後の変形、漏れや洗浄の条件まで完成品で指定します。一般の薄板を安く買う目的だけなら、接合を含まない見積もりも用意し、必要な工程に絞って比較します。

特徴

  • SUS304の0.2mm厚で残し幅0.2mmのスリット例
  • ハーフ・テーパー・段差などの加工を案内
  • 原版作成から拡散接合まで社内一貫と明記
  • 接着剤を使わない積層製品を案内
  • キャリア・吸着盤・流路の製品例がある
  • 産業用インクジェットの850mm流路例を公開

公式の加工事例

  • 産業用インクジェット流路

    実施・成果依頼企業名は非公開。850mmサイズの流路をエッチングと拡散接合で製作した例。流量や価格の数値は非公開。出典: www.alone.co.jp
主な受託する加工・基本情報を見る

主な受託する加工

受託する加工種類備考
メタルエッチング薄板加工複数の形状加工に対応
エッチングと拡散接合積層加工流路・吸着盤・キャリア

基本情報

提供形態図面に基づく受託加工

出典: www.alone.co.jp・www.alone.co.jp

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株式会社アルファー精工

特殊合金を含む材料と、大きい板のエッチングを相談する。

比較した会社
アルファー精工
材質の案内
SUS・Cu・Ni・Ti・Al・Mo

向いている人大きい板や特殊な合金で、図面ごとの加工可否を検討したい設計者。

確認したい点材料の最大寸法しか確定できません。板厚・穴・公差・有効加工領域を同じ図面で確認します。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

アルファー精工は、写真技術を使う金属エッチングの工程を公開しています。ステンレス、銅、ニッケルに加え、チタン、アルミ、モリブデンも扱うと記載しています。特殊合金は一覧外の材料でも相談する形です。

加工可能な最大材料寸法は600×1200mmとしています。これは材料寸法の案内であり、全面を製品の有効領域として使える保証ではありません。レジストを施し、露光、現像、エッチング、剥離の後に検査する流れです。

編集部は、材料を先に指定する大型薄板の案件で比較先に加えます。三次元測定器や投影機を使う検査は案内されていますが、公開資料だけでは板厚別の限界を確定できません。穴径と残す線幅、平坦度、必要な検査成績書をまとめて伝えます。設備の説明から特定の保証公差を推定せず、現物の試作と測定条件で発注可否を決めます。

特徴

  • SUS・Cu・Ni・Ti・Al・Moなどの材質を掲載
  • 一覧外の特殊合金も相談対象
  • レジスト処理からエッチング・剥離までの工程を公開
  • 三次元測定器・投影機などによる寸法検査を案内
主な受託する加工・基本情報を見る

主な受託する加工

受託する加工種類備考
金属エッチング受託加工特殊合金も個別相談

基本情報

提供形態図面に基づく受託加工

出典: www.alphaseiko.jp

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株式会社アローズ

難加工材を、材料調達と国内外の加工先選定から相談する。

比較した会社
アローズ
材質の案内
Mo中心。その他は個別照会

向いている人難加工材の入手も含めて相談し、海外の加工先を選択肢にできる調達担当。

確認したい点詳細仕様が取れていないため基本3選には入れません。自社工場の加工として扱わず、担当工場と検査条件を確認します。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

アローズは、レアメタルの材料調達と加工を扱う会社です。加工案内にはモリブデンのエッチングを掲げ、ほかの金属にも触れています。材料を用意することと、図面どおりに加工できることを分けて相談する必要があります。

モリブデンの案内では、海外から材料を調達し、国内外の工場で加工するとしています。国内での品質管理も案内しており、加工先を手配する窓口として検討できます。公式の加工一覧には切削、レーザー、放電、表面加工なども掲載されています。

編集部は、通常のSUS薄板よりも、難加工材をどう手配するかが先に立つ案件の候補に置きます。エッチングの詳細ページは今回取得できず、板厚や公差を比較表に補いませんでした。材料名と用途を送り、化学エッチングが使えるかを確かめます。生産国、検査を行う場所、輸送と不良時の再製作条件まで揃ってから、工場への直接発注と比較します。

特徴

  • Mo等の材料を軸に加工方法を提案
  • 海外からの直接材料調達を案内
  • 国内外の工場で加工すると記載
  • 国内での品質管理を案内
主な受託する加工・基本情報を見る

主な受託する加工

受託する加工種類備考
Moエッチングの相談手配・受託詳細仕様は確認が必要
難加工材の調達と加工材料・工程提案国内外の工場を活用

基本情報

提供形態図面に基づく受託加工

出典: www.arrozcorp.com・www.arrozcorp.com

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EP KOREA Co., Ltd.

韓国の加工先も含め、板厚別の公開条件で照会する。

比較した会社
EP KOREA
材質の案内
SUS・Cu合金・Ni・Al
板厚の目安
0.02〜1.0mm
穴径・残す線幅
0.02〜0.05mm厚で穴0.06mm

向いている人海外調達の契約と受入検査を整え、国内外の候補を同じ図面で比較できる担当者。

確認したい点日本向けの納品条件は未確認です。薄板帯の精度を厚板へ流用せず、輸送と再製作を含む見積もりを取ります。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

EP KOREAは、韓国に拠点を置くフォトエッチングの受託先です。日本語の技術ページを公開し、板厚0.02〜1.0mmを案内しています。対応材にはステンレス、銅合金、ニッケル、アルミなどがあり、チタンは個別確認が必要です。

板厚帯ごとに、穴径、残す幅、公差の目安を並べています。0.020〜0.050mm厚の欄では、穴径0.060mm、公差±0.015mmが目安です。総論の精度紹介より、この条件を明記した表を優先して図面と照合します。

編集部は、海外調達を検討できる担当者の比較候補と考えます。日本語サイトがあることから、日本国内と同じ納品条件や取引契約を推定してはいけません。試作1枚からの案内はありますが、日本への輸送込みの総額は確認が必要です。材料証明、検査成績書の言語、通貨、受渡し場所、不適合品の送り返し方を合意し、国内の見積もりと費用範囲を合わせます。

特徴

  • 板厚0.02〜1.0mm、シート500×600mmを案内
  • SUS・銅合金・Ni・Alなどを掲載
  • 0.020〜0.050mm厚の最小穴径は0.060mmが目安
  • 同じ板厚帯の公差は±0.015mmと掲載
  • 試作1枚からの対応を案内
  • SnおよびNi+Snのめっきラインを掲載
主な受託する加工・基本情報を見る

主な受託する加工

受託する加工種類備考
フォトエッチング海外受託板厚帯別の目安を公開
めっき後工程Sn・Ni+Snライン

基本情報

所在地韓国・京畿道安山市
提供形態海外での受託加工

出典: etching.co.kr

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日本フイルコン株式会社

大きい材料の処理能力を、実際に使える加工領域へ落として相談する。

比較した会社
日本フイルコン
材質の案内
Fe系・Cu系・Ni系

向いている人材料寸法が大きく、同じ面内に多数のパターンを配置したい設計者。

確認したい点1050×1750mmは投入材料です。開発品の加工例や会社全体の業績から、量産の受入条件を推定しません。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

日本フイルコンは、フォトエッチングとフォトマスクの事業を持つ会社です。エレクトロニクスソリューションの案内では、原版から後工程までの一貫生産を示しています。金属板の加工と複合フィルムの加工は、別の対象として確認します。

加工案内のサイトでは1050×1750mmの投入材料サイズを掲げています。鉄系、銅系、ニッケル系の材料を挙げ、大判の金属エッチングを案内しています。投入材料の端まで使えるとは限らず、製品の有効範囲は別の仕様です。

編集部は、大きい面積に細かい形状を並べたい案件で照会先に加えます。統合報告書は公式サイトで読めますが、会社全体の開示を個別工場の空き能力と同一視しません。必要な板厚と穴径の組合せ、平坦度の測定方法、梱包の方法を先に詰めます。量産承認には製品の検査結果が必要で、大きい材料を流せることだけでは発注を決めません。

特徴

  • 金属エッチングと複合フィルム加工を区別して案内
  • 投入材料サイズ1050×1750mmを掲載
  • 鉄系・銅系・ニッケル系の材料を案内
  • 2026年9月30日に図面設計のポイントを案内
  • 2026統合報告書は、大判・複雑形状の高度化を事業方針に掲げる
主な受託する加工・基本情報を見る

主な受託する加工

受託する加工種類備考
メタルエッチング金属板加工投入サイズと有効領域を区別
複合フィルム加工別対象金属板の仕様に流用しない

基本情報

提供形態図面に基づく受託加工

出典: www.filcon.co.jp・www.filcon-es.com・www.filcon.co.jp

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有限会社こだま製作所

薄板のエッチングから曲げ・溶接までを完成品で相談する。

比較した会社
こだま製作所
材質の案内
SUS・Cu合金・Ni合金・Ti
板厚の目安
0.005mm〜

向いている人抜いた板を曲げたり接合したりして、機構部品として受け取りたい設計者。

確認したい点新旧ページで最大サイズが異なります。大判品の現行仕様と、完成形状の公差を見積書に書いてもらいます。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

こだま製作所は、薄板の精密板金と複合加工を扱います。フォトエッチングは0.005mm厚から、1枚から数万枚までの製作を案内しています。新しい技術ページでは、加工サイズの上限を600×1200mmとしています。

ステンレス、銅合金、ニッケル合金、チタンなどを材料として掲載しています。エッチング以外にも板金や溶接の技術を持ち、抜いた部品を立体にする工程を相談できます。板厚の下限と最大サイズが同時に成立するかは図面ごとの確認事項です。

編集部は、薄板ばねやシムなどを曲げ・溶接まで一緒に頼みたい場合の候補と考えます。旧サイトのサイズ案内は新しいページと異なるため、大判品は現在の受託範囲を照会します。展開した状態と完成した状態の図を用意し、寸法をどの工程で保証するか決めます。エッチングだけの精度で、曲げた後の寸法やばね特性まで判断しないことが大切です。

特徴

  • 板厚0.005mmからのフォトエッチングを案内
  • 現行の加工案内は最大600×1200mm
  • SUS・銅合金・Ni合金・Ti等を掲載
  • 精密板金の技術と組み合わせた一貫製作を案内
  • 旧サイトには異なる加工サイズが残る
主な受託する加工・基本情報を見る

主な受託する加工

受託する加工種類備考
フォトエッチング薄板部品新旧サイトの仕様を照合
板金と溶接の組合せ複合部品完成形状で相談

基本情報

提供形態図面に基づく受託加工

出典: kodama-factory.com・www.kodama-tec.com

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コーケン化学株式会社

穴径と残す幅を、板厚に対する比率で判断できる。

比較した会社
コーケン化学
材質の案内
SUS・Cu合金・Ni・Ti・Al
板厚の目安
0.005〜2mm
穴径・残す線幅
穴≒t/線≒0.5t。下限あり

向いている人板厚と開口の比率を見直し、通常材のまま細いパターンを狙う設計者。

確認したい点公差は標準的な目安です。超薄板の下限、材質別の保証、最小注文量を確認します。

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コーケン化学は、フォトエッチングの設計目安を詳しく公開しています。対応板厚は0.005〜2mmで、ステンレスや銅合金、ニッケルを挙げています。アルミとチタンも材料の対象に含まれ、材質を指定して加工可否を相談できます。

貫通穴径は板厚程度、残す幅は板厚の半分程度が基本の目安です。ただし最小値も併記され、穴は0.05mm、残す幅は0.03mmとしています。公差は板厚の±10〜15%が目安で、極薄板ほど無限に細かくなるという意味ではありません。

設計初期に、薄板の穴とつなぎの幅を同時に検討したい場合に向きます。内角と外角の丸み、断面の横方向の溶け込みも確認しておきます。基本の3選とは別に、通常材で穴を小さくしたいときの比較先です。寸法表だけで合否を決めず、同じ材料と図面で試作の見積もりを取り、量産時の保証値を確かめます。

特徴

  • ステンレス・銅合金・Ni・Al・Ti等を掲載
  • 穴径は板厚程度、最小0.05mmを目安として公開
  • 内角と外角のR、サイドエッジの設計目安がある
主な受託する加工・基本情報を見る

主な受託する加工

受託する加工種類備考
金属フォトエッチング精密加工穴と幅の下限を併記

基本情報

提供形態図面に基づく受託加工

出典: www.kohkenc.co.jp

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株式会社ピーワン

図面づくりや写真表現から相談できるが、特殊材と後工程の外注を確認する。

比較した会社
ピーワン
材質の案内
SUS・Cu系/Ti・Alは外注
板厚の目安
板厚別の公差表あり
穴径・残す線幅
穴≒t/線≒0.5t

向いている人CADデータの準備に不安があり、パターン表現や薄板の形から相談したい担当者。

確認したい点Ti・Alと二次加工は外注です。精密部品の総額は別見積で、写真加工の下限価格を流用できません。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

ピーワンは、フォトエッチングと製版を扱う受託先です。板厚ごとの寸法公差を公開し、0.1mm厚と0.2mm厚では±0.02mmを目安としています。寸法そのものの公差と、穴どうしの距離の精度を分けて案内しています。

図面がなくても、スケッチや現物から相談できます。試作は1個から可能で、FAQにはアルミとチタンの加工が外注と記載されています。曲げやめっきなどの二次加工も協力先を使うため、窓口が一つでも全工程が社内とは限りません。

編集部は、データの整備から薄板の形を作りたい担当者に勧めます。写真を金属板に表す個人向け加工には金額の案内がありますが、法人の精密部品とは見積条件が違います。写真加工の価格を量産部品の相場に置き換えてはいけません。材料、加工データ、検査の責任分担を揃えてから、特殊材も含む総額を比較します。

特徴

  • 0.1mm・0.2mm厚の寸法公差は±0.02mmが目安
  • 0.5mm厚では±0.05mmの寸法目安
  • 穴径は板厚程度、残す幅は板厚の半分程度
  • 試作1個から。図面のない状態も相談可能
  • アルミとチタンは外注対応と明記
  • 曲げとめっきなどの二次加工は外注
  • 個人の写真加工は1点約3〜5万円から。税表記なし
  • 模型用テンプレートの製作事例を公開

公式の加工事例

  • 模型用テンプレート

    実施・成果依頼企業名は非公開。微細な絵柄と目盛りの表現が課題。フォトエッチングで形状を製作した事例。費用の公開はない。出典: www.p1-net.co.jp
主な受託する加工・基本情報を見る

主な受託する加工

受託する加工種類備考
フォトエッチング部品加工板厚別の公差表を公開
写真エッチング意匠加工個人向け価格と法人見積を区別
データ作成の支援設計準備スケッチや現物も相談

基本情報

提供形態図面に基づく受託加工

出典: www.p1-net.co.jp・www.p1-net.co.jp・www.p1-net.co.jp・www.p1-net.co.jp

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株式会社リバースチール

研磨キャリアの厚さと注文枚数を先に合わせる。

比較した会社
リバースチール
材質の案内
SUS・Cu系・Ni系・Al・SK
板厚の目安
0.04〜1.5mm。境目は別工法も

向いている人研磨キャリアを複数枚ずつ調達し、同じ図面で再注文する担当者。

確認したい点新規品にリピート納期を流用しません。1.5mm付近の工法と、試作枚数の扱いを確認します。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

リバースチールは、精密エッチングによるキャリアやフィルターを扱います。SK材、ステンレス、銅系、ニッケル系、アルミを材料として案内しています。板厚の表示は0.04〜1.5mmで、厚い領域では別工法の提案もあります。

最小注文は5枚からで、試作品については相談する形です。既存品を再注文する際の納期は1〜2週間としています。ハーフエッチングや、つなぎを残さない加工も案内し、用途に合わせた形状を検討できます。

編集部は、研磨に使うキャリアを定期的に調達する担当者の候補に置きます。キャリアの説明には1.50mm以上でワイヤーやレーザーを使う注記があります。見出しの対応上限だけを見て、境目までエッチングできると判断しません。穴の形、枚数、再注文か新規かを揃えて見積もり、初回の版と試作の工程を納期に含めます。

特徴

  • 板厚0.04〜1.5mmのエッチングを案内
  • SUS・銅系・Ni系・Al・SK材等を掲載
  • 最小5枚から。試作は相談
  • リピート品の納期は1〜2週間と案内
  • ハーフエッチング・つなぎ無しの加工を案内
  • キャリアは1.50mm以上で別工法の注記あり
主な受託する加工・基本情報を見る

主な受託する加工

受託する加工種類備考
研磨キャリア用途別加工厚板は他工法も照合
精密エッチング薄板部品フィルターなど

基本情報

提供形態図面に基づく受託加工

出典: www.river-st.co.jp

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竹内金属箔粉工業株式会社

金属箔の調達から、社内と協力会社の加工を組み合わせる。

比較した会社
竹内金属箔粉工業
材質の案内
SUS・Cu・Ti・Al等
板厚の目安
0.01mm以上。薄箔は実績別

向いている人材料の種類や入手量が障害になり、箔の調達も一緒に解決したい担当者。

確認したい点在庫の全材質が同じ精度で加工できる意味ではありません。材料費と加工費、支給した残材の扱いを分けて確認します。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

竹内金属箔粉工業は、金属箔の販売と加工を扱います。エッチングの案内にはステンレス、チタン、銅、アルミが掲載されています。金属の在庫と複数の協力会社を使い、材料の選択から加工まで相談する形です。

一般の板厚案内は0.01mm以上ですが、社内加工の実績欄に薄いチタン箔の例もあります。チタン0.005mm厚の直径5mmという記載は、実績として区別します。ほかの材料でも同じ厚さと形が作れる保証にはできません。

編集部は、特殊な金属箔が手に入らないことが課題の案件に勧めます。材料だけの販売も受けており、別の加工先へ支給する選択肢があります。手配する箔の面積、端材の返却、材料証明の要否を先に整理します。加工をまとめて頼む場合は、実際の担当工程と検査の引受先を確認し、材料の供給能力と加工の保証を分けて判断します。

特徴

  • 在庫の金属箔を使った少量試作を相談できる
  • 複数の協力会社を使うと記載
  • 材料のみの販売も案内
  • SUS・Ti・Cu・Alなど、板厚0.01mm以上を掲載
  • Ti 0.005mm厚・直径5mmの社内加工実績がある

公式の加工事例

  • チタン箔の小径加工

    実施・成果依頼企業・用途は非公開。0.005mm厚のTi箔を直径5mmに加工した社内実績。数量と価格は掲載されていない。出典: www.etakeuchi.co.jp
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主な受託する加工

受託する加工種類備考
金属箔のエッチング材料と加工社内・協力会社の範囲を確認
金属箔の材料販売素材調達既存加工先への支給にも

基本情報

提供形態図面に基づく受託加工

出典: www.etakeuchi.co.jp

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東洋精密工業株式会社

板厚より細い穴や厳しい寸法を、過去の実績と試験で相談する。

比較した会社
東洋精密工業
材質の案内
材質と図面を添えて照会
板厚の目安
50μm未満〜2mm超も相談
穴径・残す線幅
板厚未満の穴は実績別に照会

向いている人SUSなどの指定材を維持したまま、標準的な穴の限界を越えたい設計者。

確認したい点±7μmは実績値です。同じ値での量産保証、対象材料、測定位置は確認が必要です。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

東洋精密工業は、金属エッチングの基本仕様と高精度加工の実績を公開しています。50μm未満の薄板から、2mmを超える厚板まで相談対象としています。対応できる幅は広いものの、材料と形の組合せごとの確認が必要です。

技術ページには、±7μmの精度に対応した実績があります。板厚より小さい穴を作るシャワーヘッドの量産にも触れています。これらはすべての形に共通する標準公差や穴径ではなく、難しい形状を相談する根拠です。

編集部は、通常材のままで穴を小さくしたい案件の有力な比較先と考えます。材料の加工試験を無料で相談できる案内はありますが、完成部品の試作一式が無料という意味ではありません。必要な材質を変えずに成立するかを尋ね、試験片と完成品の見積もりを分けます。量産では、穴の透過寸法と検査方法を図面に追記してから承認します。

特徴

  • 50μm未満から2mm超の板厚も相談対象
  • ±7μmに対応した加工実績を掲載
  • 板厚より小さい穴のシャワーヘッド量産を紹介
  • ハーフエッチングの加工を案内
主な受託する加工・基本情報を見る

主な受託する加工

受託する加工種類備考
金属エッチング精密加工標準と高精度の実績を区別
材料の加工試験事前検討完成品の試作費とは別

基本情報

提供形態図面に基づく受託加工

出典: www.toyo-ppm.co.jp

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UPT株式会社

国内とタイの生産拠点を含め、薄板から複合工程まで相談する。

比較した会社
UPT
材質の案内
SUS・Cu合金・Ni・Ti・Al
板厚の目安
0.004〜2mm
穴径・残す線幅
穴≧tかつ0.05mm以上

向いている人試作後の生産地や工程を見直し、量産の供給体制まで相談したい調達担当。

確認したい点最短日数は出荷までです。生産地、輸送費、同じ仕様の拠点間移管が可能かを確認します。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

UPTはフォトエッチングを軸に、めっきや機械加工などを組み合わせます。加工する材料としてステンレス、銅合金、チタン、アルミ、ニッケルを案内しています。板厚は0.004〜2mmが対象ですが、細部の仕様は材質と図面によって確認が必要です。

標準の穴径は板厚以上で、0.05mm以上を目安としています。一方で、微細な穴や線、高い寸法精度の技術紹介もあります。これらの数値をすべての板厚に共通する保証として使わず、製品に適用できる条件を照合します。

最小数量の制限を設けず、試作の最短納期は工場出荷まで2日としています。川越・横浜・タイのどの拠点で作るかによって、受入れまでの日程を詰めます。編集部は、国内試作と海外生産の役割を相談したい場合の候補と考えます。社内と協力会社を含む一貫対応なので、検査、梱包、輸送まで見積もりに含めます。

特徴

  • 板厚0.004〜2mmの加工を案内
  • SUS・銅合金・Ti・Al・Niなどに対応
  • 標準穴径は板厚以上かつ0.05mm以上が目安
  • 最小数量の制限なしと案内
  • 試作は最短2日で工場出荷。到着日ではない
  • 川越・横浜・タイの製造拠点を案内
  • めっき・機械加工・表面処理等は協力会社も含む
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主な受託する加工

受託する加工種類備考
フォトエッチング試作・量産標準値と高度加工を区別
後工程の一括対応複合加工社内と協力会社

基本情報

提供形態図面に基づく受託加工

出典: upt-co.com

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※2026年10月14日時点の公式情報

UPT株式会社の方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内

図面条件から、相談する加工先を絞る

材質、板厚、外形、最小穴径、残す線幅をお知らせください。必要な良品数、試作か再注文か、表面処理と検査の要否も添えてください。掲載会社の対応範囲を照合するための条件になります。

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エッチング加工の受託会社一覧【15社】

通常の金属薄板加工に加え、材料手配を含む窓口と海外の加工先を掲載しています。公開された設計目安と個別の加工実績を区別し、価格順には並べていません。

よくある質問

エッチングとフォトエッチングは同じですか?

金属薄板の受託では、写真技術でパターンを作る化学エッチングを指す場合があります。ただし、半導体の加工や金型表面の模様付けにも同じ言葉が使われます。問い合わせでは、金属の板材を抜く加工か、表面だけを削る加工かを最初に伝えてください。

何mmまでエッチングで穴を抜けますか?

材質と会社で変わります。ソメヤはSUSの貫通加工を1mmまでの目安としています。平井精密工業の材料表はSUS 0.005〜3mmですが、必要な穴径と公差は別の条件です。最大板厚を分野共通の上限にせず、穴の形を添えて確認します。

板厚より小さい穴は無理ですか?

通常の設計目安を外れることがありますが、方法はあります。メルテックはNi-Cu-Niの専用材で、0.07mm厚に0.05mmの穴の例を公開しています。東洋精密工業も板厚未満の穴の量産実績を案内しています。材料変更の可否で相談先を分けます。

線幅と穴径は同じ目安で設計できますか?

できません。コーケン化学は穴を板厚程度、残す幅を板厚の半分程度としています。さらに穴0.05mm、残す幅0.03mmという下限を併記しています。溶かす部分と残す部分を図面で区別し、使う加工先の条件を当てはめてください。

試作一個でも版代はかかりますか?

数量が少なくても、原版費用が発生する案内があります。メルテックと平井精密工業は、その費用を明記しています。金額と、データ補正を含むかは確認が必要です。試作料金に含まれた版代を別途加えて、二重に計算しないよう内訳を見ます。

何個からプレスより安くなりますか?

共通の個数では決まりません。版と金型の費用、一枚から取れる部品数、検査と後処理の範囲で変わります。同じ品質と納品数で初回と追加注文の見積もりを取り、総額を比較します。形が変わる試作段階と、図面が固まった量産は別々に判断します。

ハーフエッチングは板厚の半分まで削る加工ですか?

必ず半分になるという保証ではありません。平井精密工業は基本深さを板厚の60〜70%として案内しています。流路に必要な深さか、曲げるために残す厚さかを区別し、数値で指定します。深さの検査方法と公差もセットで照会します。

チタンやアルミもステンレスと同じ会社へ頼めますか?

対応を示す会社はあります。平井精密工業やUPT、コーケン化学などが材料に挙げています。ピーワンはTiとAlが外注であると明記しています。材質ごとに板厚と公差を確認し、窓口が一つでも工程の実施先が違う場合を区別します。

めっきや黒処理まで一緒に頼む方がよいですか?

処理後の寸法と機能が重要な部品では、完成品で引き渡す窓口が明確な方が進めやすくなります。平井精密工業は部分めっき、メルテックは黒処理を案内しています。すべて社内で行うとは限らないため、外注の有無と最終検査の担当を確認します。

図面がなく、写真や現物だけでも相談できますか?

ソメヤとピーワンは、図面がない段階からの相談を案内しています。ただし、正式な加工データと承認図面は必要になります。ソメヤはPDFを加工用データとして受け付けないため、寸法を読む図とDXFなどの加工データを分けて用意します。

版代を払えば、別の会社へ版を移せますか?

費用を払ったという事実だけでは決まりません。ソメヤは、原版を返却できない扱いが一般的だとしています。所有権、返却、保管、補正データの提供条件を見積もり時に合意します。別の工場で同じ版を使えるかも別問題です。承認図面から再製版する場合の費用と評価期間を含めて準備します。

3選の会社に、サービス終了の予定はありますか?

2026年10月14日に確認した公式情報では、対象事業の終了や新規受付停止の予告は確認できませんでした。平井精密工業とメルテックのお知らせ、ソメヤの公式案内などを確認しています。特定の注文の受入可否と納期は、発注時の見積もりで確かめてください。

公開 2026年10月14日 · 更新 2026年10月14日