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チャーム・キーホルダー・バッグチャームを金属で作りたい|金具・刻印・色付けと依頼先

金属のチャーム・キーホルダー・バッグチャームをOEMで作るときの本体と金具の分け方、小さなパーツの最低工賃、ロゴの入れ方、色付けの方法、数量帯別の依頼先を各社の公式記載をもとに整理します。

公開 2026年9月28日

このページでは、金属のチャーム、キーホルダー、バッグチャームをOEMで作るときの進め方を説明します。本体と金具の分け方、単価の決まり方、ロゴの入れ方、色付け、数量帯別の依頼先の順に整理します。

根拠は各社が公式サイトで公開している条件です。金額の記載がない項目は「記載なし」としています。

チャームは「金属本体」と「既製金具」を分けて発注する

キーホルダーもバッグチャームも、オリジナルで作るのは金属のモチーフ本体です。キーリング、ナスカン、丸カン、ボールチェーンは既製金具を使います。

本体は鋳造の工場が作り、金具は工場が仕入れるか依頼者が支給します。本体と金具で素材が違う点を、最初に整理します。

部位作り方公式サイトの記載例
モチーフ本体ロストワックス鋳造、ラバーキャスト、プレスGEMILYA(鋳造・鍛造)、サンワ製作所(錫合金のラバーキャスト)、三雄工芸(ラバーキャスト・プレス加工)
金具(キーリング・ナスカン・丸カン)既製部品GEMILYA(ステンレス・チタンは既製部品のみ対応)、中川装身具工業(パーツ30,000種類超)
ロゴプレートプレス・レーザー寿商会(ロゴプレート製造・レーザー刻印)

GEMILYAは本体をSV925・K18・K10・Pt900・真鍮の5素材で作ります。ステンレス・チタンは既製部品として組み合わせると公開しています。

真鍮の本体にステンレスのキーリングを付ける構成が、この範囲で成立します。

小さなモチーフは「最低工賃」と「原型代」で単価が決まる

チャームは1個の重量が軽く、地金代より工賃の比率が高くなります。工賃を1点ごとの最低額で決める会社があり、小さくてもそれ以下にはなりません。

会社公開されている最低工賃・計算方法
SUN DIGITAL JEWELRY SERVICE最低工賃 パーツ300円(鋳造工賃 真鍮100円/g・SV925 90円/g+地金)
EDGE Castキャスト最低工賃 パーツ300円(税別)。ゴム型は焼ゴム27.5円/cm3の体積計算
日本アイボリー完成品重量×(銀地金相場+鋳造工賃183円)、1g以下は1gで計算
アメス鋳造費用は1個60円から(トップページ)
GEMILYA原型代(初回のみ)+地金代+鋳造・加工費+仕上げ費。鋳造・加工費は数量が増えても1個あたりの変動が小さい

原型代は数量で割れる費用です。GEMILYAは原型を最終発注から6か月保管し、期間内の追加生産には原型代がかからないと明記しています。

数量が読めない場合は、初期費用と単価を分けた見積をもらいます。GEMILYAはこの形式で見積を出し、概算は無料、承認前は費用ゼロです。

ロゴ・文字を入れる3つの方法

チャームの多くはロゴや文字が主役です。入れ方は、原型の段階で彫り込む鋳造一体、後工程のレーザー、打刻の3つです。

細い線や小さな文字は鋳造で潰れやすく、レーザーで後入れする方が読みやすくなります。日本アイボリーはワックスで最低0.7mmの厚みが必要と公開しています。

  • GEMILYA:刻印は打刻・レーザー・鋳造一体の3方式。手描きスケッチや参考画像から相談できる
  • アメス:手描きロゴのレーザー刻印化に対応、レーザーマーキング
  • グラッシー:漢字も刻めるレーザー刻印、約1.5mmのスペースにも可
  • 寿商会:レーザー刻印、ロゴプレート製造、シリアル刻印
  • AAB JAPAN:レーザー刻印は基本即日(サージカルステンレス、法人・個人販売事業者限定)
  • サンワ製作所:レーザー加工(彫刻・切断)、UVインクジェット印刷

企業ロゴやキャラクターを入れる場合は、権利者の許諾が前提です。GEMILYAは3Dスキャンによる現物からの再製作で権利確認を必須としています。

色を付ける(メッキ・部分メッキ・エポ・印刷)

金属チャームの色は、メッキで金属色を変えるか、樹脂や塗料で色を載せるかで作ります。多色のモチーフは、部分メッキと色入れの組み合わせです。

方法できること公式サイトの記載例
メッキ金・ロジウム・ブラックなど金属色GEMILYA(K24〜ブラックロジウムの8種)、CASTY(ロジウム・ゴールド・ブラック)
部分メッキ1個の中で色を分けるGEMILYA(部分メッキ対応)
エポ加工・エポキシ塗料金属の土台に色を載せるアーネストインターナショナル(エポ加工)、ばん屋(エポキシ塗料)
UV印刷・着色フルカラー印刷、オーロラカラーサンワ製作所(UVインクジェット印刷、オーロラカラー着色)
いぶし凹部を黒くして模様を出すGEMILYA(いぶし仕上げ)、OPULA(いぶし加工)

真鍮に金メッキをした製品は、金製品ではなく金メッキ製品です。日本ジュエリー協会(JJA)の規定では説明文を「金めっき仕上げ」と書き、「金仕上げ」は不適切とされています。

数量帯別に向く会社(1個・30〜50個・100個以上)

チャームは、ノベルティとして数百個作る案件と、ブランドの小物として少数作る案件に分かれます。数量帯で依頼先が変わります。

数量帯会社公式記載の条件
1個〜GEMILYA最低ロットなし。SV925・K18・K10・Pt900・真鍮
1個〜SUN DIGITAL JEWELRY SERVICE個人でも1点から。最低工賃パーツ300円
30個〜寿商会真鍮は1SKU30個〜。ニッケルフリーの真鍮・合金
30個〜北欧産業メッキ加工サービスはチャームの場合30から(例)
36個〜サンワ製作所1型1色各36個〜、錫合金のラバーキャスト、国内自社生産
36個〜ばん屋各色36個〜、名入れ・ロゴ入れ(ノベルティ)
50個〜トーキョードライブ、e.m.トーキョードライブは合金・真鍮1色50個〜、e.m.はアクセサリーOEM50個〜
100個以上アクセサリーマルタカ1型1色100個以上目安。バッグチャーム・キーホルダー @800〜、法人のみ

10個や20個の案件は、上の表の中間に落ちます。この数量なら、最低ロットを設けていないGEMILYAかSUN DIGITALに数量ごとの単価を出してもらうのが早道です。

真鍮メッキのチャームに必要な表示

真鍮や錫合金の本体には貴金属の品位表示がありません。素材名とメッキの種類を正しく書くことが表示の基本です。

JJAの規定では、めっきは最表面の金属で表示します。SV925にロジウムめっきならSV925 RHPです。

  • 非貴金属の本体:品位表示なし。素材名(真鍮、錫合金)を商品説明に書く
  • メッキの記号:GP(金)、RHP(ロジウム)、PGP(ピンクゴールド)、BRUP(黒色ルテニウム)
  • キーリングやナスカンなど非貴金属の機能部品:JJAの規定で材質表示を省略できる
  • 金めっきの説明文:「金めっき仕上げ」「ゴールドコーティング」。「金仕上げ」は不適切
  • ニッケルフリー(NF)表示:「安全」という表現を付けない

消費者庁は、実際より著しく優良と見せる表示を優良誤認表示として禁止しています。メッキ品を「金製」と受け取られる書き方は避けます。

チャーム案件の見積に必要な3つの数字

チャームの見積は、サイズ、数量、金具が決まれば一度で出ます。この3つが未定だと、幅のある金額しか返ってきません。

  1. サイズ:縦・横・厚みのmm。GEMILYAは一体で90×90×90mmまで造形可能
  2. 数量:初回と追加の見込み。GEMILYAは数量ごとの単価を初期費用と分けて提示
  3. 金具:キーリング・ナスカンの種類と素材(既製部品か支給か)

これに素材(真鍮・SV925・錫合金)、色(メッキ・エポ・印刷)、刻印内容を添えます。GEMILYAはLINEかメールフォームで受け付け、原則3営業日以内に返信するとしています。

納期の公開値は、GEMILYAが仕様確定から約4週間(最短2週間)、アメスが既存ゴム型なら最短3日です。サンワ製作所は問い合わせ後3営業日以内に連絡すると公開しています。

この記事に出てくるメーカー

参照元

よくある質問

金属のキーホルダーは何個からOEMで作れますか?

GEMILYAは最低ロットなしで1個から、SUN DIGITALは個人でも1点から受けると公開しています。寿商会は真鍮1SKU30個〜、サンワ製作所とばん屋は36個〜、アクセサリーマルタカは1型1色100個以上が目安です。

キーホルダーの金具もオリジナルで作れますか?

キーリングやナスカンは既製金具を使うのが一般的です。GEMILYAはステンレス・チタンを既製部品としてのみ扱い、中川装身具工業はパーツ30,000種類超を保有すると公開しています。オリジナルにするのはモチーフ本体です。

チャームにフルカラーの色は付けられますか?

サンワ製作所はUVインクジェット印刷とオーロラカラー着色、アーネストインターナショナルはエポ加工、ばん屋はエポキシ塗料を公開しています。金属色の分けなら、GEMILYAの部分メッキ(メッキ8種)が使えます。

真鍮に金メッキしたチャームを「ゴールド」と書いていいですか?

金製品と受け取られる表現は避けます。JJAの規定では説明文を「金めっき仕上げ」や「ゴールドコーティング」と書き、「金仕上げ」は不適切です。消費者庁は優良誤認表示を禁止しています。

【用途別】ジュエリーOEM会社おすすめ3選

※2026年9月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

1イチオシ

1個から試作・小ロットで始めるなら

PRGEMILYA(ジェミリア)

「1個だけ作りたい」に、ちゃんと答える会社

「最低ロットは設けていません」と公式に明記し、SV925・K18・K10・Pt900・真鍮のどれも1個から製作できる。相談には原則3営業日以内に返信し、費用は初期費用と数量ごとの単価を分けて見積。原型は6か月保管され、期間内の追加生産は原型代がかからない。

LINEで無料相談する(公式)当サイトの紹介を読む

2

真鍮・合金のアクセサリーを量産するなら

株式会社ばん屋

ロゴ入りアクセを数百個。原宿で現物を見て決める

金属アクセサリーは各色36個から数千個まで対応し、中国・広州の自社工場はISO9001認証。原宿のショールームに約3,000点の素材・サンプルを常備し、デザイン提案から生産・納品まで一社で受ける。北京五輪・ディズニー・上海万博の公式アクセサリー製造実績を公式に掲げる。

株式会社ばん屋の公式サイトへ当サイトの紹介を読む

3

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株式会社ダイアート三枝

K18・Ptを国内一貫で。年1万件をこなすOEM工場

甲府の本社工場と高岡工場で、デザイン・CAD・原型・鋳造・研磨・石留め・検品まで社内一貫。ISO9001に基づく品質管理と±0.1mmレベルの精度を公式に掲げ、年間ファッション系OEM1万件以上・ブライダル系2,000件以上の実績を持つ。リピートは3週間〜。

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