化学物質管理・SDS管理システムの選び方(SDSの収集と更新、含有化学物質の一覧、安衛法の化学物質の自律的な管理〈リスクアセスメント対象物・化学物質管理者〉、化管法のPRTR・毒劇法・消防法の危険物の集計、chemSHERPAとCMP、料金と初期費用、SDSの読み取り、CREATE-SIMPLEで足りるか) · 2026年10月時点
迷ったらこれ。化学物質管理・SDS管理システムの3選と、条件別の第一候補
15社の公式情報、料金表、利用規約を調べました。労働安全衛生規則、化管法、消防法、毒劇法の原文を読み、厚生労働省の対象物質の一覧も数えています。選ぶ軸は3つで、どの法令の仕事を減らすか、SDSの件数、やめるときの条件です。
- 15社を調査
- 各会社の公式サイト
- 調査日 2026年10月13日
- 更新 2026年10月13日

編集部の結論
まず、どの法令の仕事を減らしたいかで分けます。受け取ったSDSから安衛法の対象を洗い出すならケミカン、薬品の量からPRTRと消防法の倍数を出すならIASOです。取引先に含有を答えるならSotasです。
SDSが250件未満で拠点が1つなら、Excelの台帳と厚生労働省のCREATE-SIMPLEで始めます。ケミカンの有料プランは250件からで、それより少ないと1件あたりが割高だからです。そのかわり、毎年4月に全SDSの成分を新しい対象物質と突き合わせます。2025年は650、2026年は779の名称が加わりました。
もう一つの決め手は、やめるときの条件です。ケミカンは年間の一括払いで、途中で解約しても返金しません。SDS Tascal for RAは、製品ページの「月単位で解約可能」と、規約の1年契約が食い違っています。料金と解約の条件は、契約の前に書面でもらってください。
中小企業なら、11月30日までにSDS電子化補助金を申請できます。経費の半分で、上限は100万円です。交付決定の前に契約すると対象外なので、見積もりだけを先に取ります。
編集部・2026年10月。15社の公式サイト、料金表、利用規約、お知らせを確認しました。労働安全衛生規則、化管法と施行令、消防法、毒劇法はe-Govの原文で読みました。厚生労働省の対象物質の一覧は、行を数えています。
【基本3選】受け取ったSDSの法令確認・薬品の量の集計・製品の含有情報の第一候補
受け取ったSDSが250件以上あり、安衛法などの対象物質を洗い出すなら
株式会社ケミカン(ケミカンSDS管理)
SDSをAI-OCRと目視でデータにし、50以上の法令の対象物質リストで該当するSDSを毎日抽出します。利用者の数に上限がありません。
- 比較した会社ケミカン
- 製品ケミカンSDS管理
- 主な用途受け取ったSDSの法令確認
選んだ理由を読む
有料プランは月50,000円〜(税抜)で、SDS 250件からの従量課金です。CREATE-SIMPLEの形式で書き出せるので、リスクアセスメントは国の無料ツールのまま続けられます。
- 月50,000円〜(税抜・250件〜)
- 利用ユーザー数は無制限
- CREATE-SIMPLEの形式で書き出し
試薬や溶剤を容器ごとに管理し、PRTRと消防法の倍数を集計するなら
東北緑化環境保全株式会社(IASO)
ビン1本ごとのバーコードで在庫を追い、PRTRリストと消防法の倍数を出します。クラウドの月額料金を公開しています。
- 比較した会社東北緑化環境保全
- 製品IASO
- 主な用途薬品の在庫と法令の集計
選んだ理由を読む
1998年の発売から導入は約330以上で、うち民間企業が約180です(2026年6月時点)。同時ログイン1人分で月80,500円(税抜)、最低利用期間は1年です。
- 1 CAL 月80,500円(税抜)
- 消防法の倍数をリアルタイムで監視
- 導入は約330以上(2026年6月)
取引先からchemSHERPAで含有を聞かれ、品質保証が回答を作るなら
Sotas株式会社(Sotas化学調査)
chemSHERPAのファイルを取り込み、書き出せます。2026年10月に始まったCMPのアプリケーション事業者として認証済みです。
- 比較した会社Sotas
- 製品Sotas化学調査
- 主な用途法令調査と製品の含有情報
選んだ理由を読む
NITE-CHRIPとchemSHERPAのデータベースと連携し、国内外の法令の該非を判定します。CMP限定のプランがあり、SDS作成のプランも選べます。
- CMPの事業者として認証済み
- chemSHERPAの取り込みと書き出し
- 約30万件の化学物質の情報
会社15社の比較表
| 会社 | 比較した会社 | 製品 | 主な用途 | 公開料金の例 | SDSの読み取り | 法令の集計の記載 | CREATE-SIMPLE | 標準フォーマット |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社ケミカン(ケミカンSDS管理)公式 · 2026-10-13確認 | ケミカン | ケミカンSDS管理 | 受け取ったSDSの法令確認 | 月50,000円〜(税抜・250件〜) | AI-OCR+目視確認 | 50以上の法令リストで抽出 | 形式で書き出し | 記載なし |
| 東北緑化環境保全株式会社(IASO)公式 · 2026-10-13確認 | 東北緑化環境保全 | IASO | 薬品の在庫と法令の集計 | 1 CAL 月80,500円(税抜) | 記載なし | PRTRリスト・消防法の倍数 | 記載なし | 記載なし |
| Sotas株式会社(Sotas化学調査)公式 · 2026-10-13確認 | Sotas | Sotas化学調査 | 法令調査と製品の含有情報 | 非公開 | AIで解析 | 国内外の該非を判定 | データを書き出し | 記載なし |
| 株式会社キャリアパートナーズ(SDS管理ソフトウェア Match)公式 · 2026-10-13確認 | キャリアパートナーズ | Match | SDSの台帳とPRTRの集計 | 年665,280円〜(税込・3アカウント) | 記載なし(登録代行あり) | PRTRを工場ごとに集計 | 記載なし | 記載なし |
| ダッソー・システムズ(BIOVIA CISPro)公式 · 2026-10-13確認 | ダッソー・システムズ | BIOVIA CISPro | 大企業の化学物質の在庫 | 非公開 | 記載なし | 米国の規制のレポート | 記載なし | 記載なし |
| 分散システム技研合同会社(SDS Tascal for RA)公式 · 2026-10-13確認 | 分散システム技研 | SDS Tascal for RA | 受け取ったSDSとリスクアセスメント | 初期費用0円(月額は非公開) | LLMを使ったOCR | PRTR・特化則・有機則を判定 | CSVで連携、結果を取込 | 記載なし |
| 富士通株式会社(PLEMIA)公式 · 2026-10-13確認 | 富士通 | PLEMIA | 組立品の含有情報 | 2016年発表で60万円〜(税別) | 記載なし | chemSHERPAに対応(2016年) | 記載なし | 記載なし |
| ジーエルサイエンス株式会社(Reagent Master)公式 · 2026-10-13確認 | ジーエルサイエンス | Reagent Master | 社内LANで試薬の在庫と集計 | 非公開(見積もり) | 記載なし | PRTR・消防法の倍数・毒劇物 | 記載なし | 記載なし |
| 株式会社日立製作所(Chemilution)公式 · 2026-10-13確認 | 日立製作所 | Chemilution-Pro | 法令チェックとSDS作成 | 非公開 | 記載なし | PRTR(PRTR-WORLD) | 記載なし | 記載なし |
| 株式会社アイアンドディー(Dr.EHS Chemical)公式 · 2026-10-13確認 | アイアンドディー | Dr.EHS Chemical | 多拠点のSDSとリスクアセスメント | 月162,500円(税別・年一括) | AI-OCR(精度90%と記載) | 該当する法令と条文を表示 | リスクレベルを計算 | 対応と記載 |
| 日本ケミカルデータベース株式会社公式 · 2026-10-13確認 | 日本ケミカルデータベース | SDSデータ化サービス | SDSのデータ化を外に出す | 非公開(問い合わせ) | 複数のAIで読取・照合 | 安衛法・毒劇法・化管法と照合 | 記載なし | 記載なし |
| ナガセ情報開発株式会社(化学品ドキュメント管理プラットフォーム CDPF)公式 · 2026-10-13確認 | ナガセ情報開発 | CDPF(DocuValue・ChemValue) | SDSの作成と配付 | 非公開 | 記載なし | ChemValueで法令調査 | 記載なし | 記載なし |
| オリエンタル技研工業株式会社(STORAGE CS)公式 · 2026-10-13確認 | オリエンタル技研工業 | STORAGE CS | 薬品の在庫と法令の集計 | 非公開(ユーザー数で契約) | 記載なし | PRTR帳票・消防法の倍数・毒劇物 | 対応 | 記載なし |
| 株式会社さくらケーシーエス(SDS Meister)公式 · 2026-10-13確認 | さくらケーシーエス | SDS Meister | SDSの作成と配布 | 非公開(初期費用+月額) | 電子データの取込(オプション) | 化管法・安衛法・毒劇法で検索 | 記載なし | 対応と記載 |
| SDS Manager AS(SDS Manager)公式 · 2026-10-13確認 | SDS Manager | SDS Manager | SDSの閲覧と現場への配布 | 無料はSDS 200件まで | 記載なし | 安衛法・JIS Z 7253に準拠と記載 | 記載なし | 記載なし |
※編集チーム調べ。各社公式サイトの記載をもとに作成(2026年10月調査時点)。「記載なし」は公式サイトに該当する記述が見つからなかった項目です。
編集部の分析
15社について、公式サイトに加えて決算資料・公的統計・過去の料金などを集め、同じ物差しで考えた分析です。各項目の根拠は末尾の「この分析の根拠」に載せています(2026年10月13日時点)。
迷ったらこう選ぶ
表を上から順に見て、最初に当てはまる行が第一候補です。基本3選は、ケミカン、IASO、Sotasです。
選ぶ軸は3つで、上から順に絞ります。
- どの法令の仕事を減らすか。受け取ったSDSの法令確認、薬品の量の集計、製品の含有情報の回答で、製品の種類が分かれます。
- SDSの件数と入れ替わり。250件未満で拠点が1つなら、Excelと国の無料ツールで足ります。この境目は、ケミカンの有料プランの下限に合わせました。
- やめるときの条件。年間一括で返金なしの規約があり、データの出し方も製品で違います。
SDSは、化学品の危険性や扱い方を書いた安全データシートです。リスクアセスメント対象物は、安衛法でラベル表示、SDSの交付、リスクアセスメントが義務になる物質です。CREATE-SIMPLEは、厚生労働省が無償で配るリスクアセスメントのExcelのツールです。
| あなたの状況 | 第一候補 | こうなら逆転 | いちばんのリスク |
|---|---|---|---|
| SDSが250件未満、拠点は1つ、PRTRの届出なし | Excelの台帳とCREATE-SIMPLE | 4月の突き合わせが回らない → ケミカン | 成分の打ち込みの誤り |
| 受け取ったSDSが250件以上ある | ケミカン(基本3選) | 管理者20人で総額を固めたい → Dr.EHS | 途中で解約しても返金なし |
| 薬品を容器ごとに管理し、PRTRと消防法を集計 | IASO(基本3選) | CREATE-SIMPLEも同じ画面で → STORAGE CS | 最低利用期間は1年 |
| 取引先からchemSHERPAで含有を聞かれる | Sotas(基本3選) | 組立品の大きな部品表 → 富士通 | 料金が非公開 |
| 工場ごとのPRTRを、公開料金で集計したい | Match(条件別) | 法令の抽出も要る → ケミカン | 消防法・毒劇法の記載なし |
| SDSを作って取引先に配る | SDS Meister(条件別) | 配付を外部の基盤で → CDPF | 海外法規のSDSは作れない |
| SDSのデータ化だけを外に出したい | 日本ケミカルデータベース(条件別) | 台帳まで要る → ケミカン | 料金は問い合わせ |
| 社内LANの中だけで動かしたい | Reagent Master(条件別) | クラウドでよい → IASO | 動作環境の記載がWindows 10 |
注 表は上の行ほど優先します。事実は各社の公式ページ、料金表、規約によります(2026年10月13日確認)。250件は、ケミカンの有料プランの下限です。IASOは東北緑化環境保全、Dr.EHSはアイアンドディー、STORAGE CSはオリエンタル技研工業の製品です。Matchはキャリアパートナーズ、SDS Meisterはさくらケーシーエスの製品です。CDPFはナガセ情報開発、Reagent Masterはジーエルサイエンスの製品です。
まず、法令の仕事を書き出す
2024年4月1日から、リスクアセスメント対象物を扱う事業場ごとに、化学物質管理者の選任が義務になりました。業種と規模の要件はありません。職務には、ラベルとSDSの確認、リスクアセスメントの管理、記録の作成と保存が入ります。
製品を見る前に、自社の仕事を3つに分けて書き出します。受け取ったSDSの確認、薬品の量の集計、取引先への含有の回答です。調べた15社に、3つ全部を1つでこなすと書く製品はなかったからです。
状況別に、編集部ならこうする
受け取ったSDSが数百件ある工場は、ケミカンの無料トライアルに自社のSDSを10件入れます。読み取りの誤りと、法令リストでの抽出を自分の目で確かめられるからです。年60万円(税抜)からの出費は、その結果を見てから決めます。
試薬や溶剤のビンが多い品質管理室や研究部門は、IASOの無料デモで、保管場所ごとの倍数を出してみます。消防法の倍数は場所ごとの合計で決まり、容器の出し入れを記録しないと正しく出ないからです。
取引先からchemSHERPAで含有を聞かれる会社は、Sotasのデモに手元の回答ファイルを取り込んでみます。CMPのアプリケーション事業者で認証を受けたのは、2026年9月時点でNECとSotasの2社だけだからです。
気にしなくていいこと
- AI-OCRの精度の%です。測り方が書かれておらず、製品どうしで比べられません。
- 対応する法令の数です。工場に要るのは、安衛法、化管法、消防法、毒劇法など数本です。
- リスクアセスメントの計算の細かさです。調べた15社のうち5社が、CREATE-SIMPLEとの連携を書いています。
言いにくいこと
有料の製品の多くは、リスクアセスメントの計算を国のCREATE-SIMPLEに任せています。お金を払う先は、SDSを読んでデータにする手間と、毎年変わる対象物質の突き合わせです。
SDSが少ないうちは、システムより先に、成分をCAS番号つきでExcelに打ち込みます。その台帳があれば、毎年4月の追加の一覧とExcelの検索の関数で突き合わせられるからです。打ち込みが追いつかなくなった時点で、有料の製品に移ります。
この分析の根拠(5件)
- 厚生労働省 リーフレット 労働安全衛生法の新たな化学物質規制化学物質管理者の選任は2024年4月1日施行、業種・規模要件なし
- ケミカン 料金プラン有料プランは月50,000円〜(税抜)・250件〜、無料トライアルは10件
- IASO クラウドサービス
- CMPコンソーシアム CMPについて(アプリケーション事業者一覧)NEC 2026年8月27日・Sotas 2026年9月24日に認証済
- 厚生労働省 CREATE-SIMPLEマニュアル ver.3.2対応(2026年3月)職場のあんぜんサイトより無償で入手可能、混合物の成分は最大10物質を一斉評価
法令ごとに要る集計
安衛法は物質が入っているかどうか、化管法と消防法は量の合計を見ます。毒劇法は盗難の防止と表示が中心です。
原文で確かめた主な義務と、システムに求める仕事を並べます。
| 法令・条文 | 主な義務 | システムに求める仕事 |
|---|---|---|
| 安衛則 第12条の5 | 事業場ごとに化学物質管理者を選任 | 担当と記録の置き場を決める |
| 安衛則 第34条の2の7 | 採用や変更の時にリスクアセスメント | 対象物を含む製品を洗い出す |
| 安衛則 第34条の2の8 | 結果を記録し、労働者に周知 | 記録を残し、見られるようにする |
| 化管法 第5条・施行令 第4条 | 年1トン以上などでPRTRを届出 | 物質ごと・事業所ごとの量 |
| 消防法 第10条第2項 | 倍数の和が1以上なら指定数量以上 | 保管場所ごとの倍数 |
| 毒劇法 第22条第5項 | 盗難・紛失の防止と表示を準用 | 保管と受け払いの記録 |
注 e-Govの原文によります(2026年10月13日確認)。安衛則は労働安全衛生規則、化管法は化学物質排出把握管理促進法、毒劇法は毒物及び劇物取締法です。リスクアセスメントの記録は、原則として次の実施まで保存し、3年以内に同じ物質で再び行ったときは3年間保存します。PRTRの届出には、業種の要件もあります。
システムに求める仕事は、法令ごとに分けて書き出します。安衛法は物質が入っているかどうか、化管法と消防法は量の合計を見る法令で、同じ台帳では済まないからです。
対象物質は、毎年4月に増える
厚生労働省のラベル表示・SDS交付等の義務対象物質の一覧(2026年6月5日更新)を、行で数えました。
| 施行日 | 加わった名称の数 |
|---|---|
| 2024年4月1日 | 234 |
| 2025年4月1日 | 650 |
| 2026年4月1日 | 779 |
| 2026年4月1日時点の合計 | 2,314 |
| 2027年4月1日(予定) | 155 |
| 2028年4月1日(予定) | 36 |
注 2025年以降は、一覧の備考の印を数えた値です。一覧には複数の物質をまとめた名称があり、物質の数とは一致しません。2024年の234は、厚生労働省のリーフレットの記載です。
一覧は、CAS番号を参考の値とし、対象かどうかは物質名で判断すると注記しています。
SDSの台帳は、毎年4月に全件を新しい一覧と突き合わせます。前の年まで対象でなかった成分が、その年から対象になるからです。突き合わせはCAS番号で行い、当たった成分は最後に物質名で確かめます。
化管法と消防法は、量の集計
化管法施行令の第4条は、第一種指定化学物質を年1トン以上、特定第一種なら年0.5トン以上扱う事業所を対象にしています。常時使用する従業員が21人以上という要件もあります。環境省によると、第一種指定化学物質は515物質です。
消防法第10条第2項は、指定数量の違う危険物を同じ場所に置くときの数え方を定めています。それぞれの量を指定数量で割り、その和が1以上なら、指定数量以上とみなします。
PRTRの届出がある工場と、危険物の倍数が1に近い工場は、在庫と使用量を記録する薬品管理の製品を選びます。量は購入と使用の記録からしか出ず、SDSの台帳だけでは集計できないからです。
毒劇法は、盗難の防止と表示
毒劇法第22条第5項は、業務上取扱者に、第11条の盗難・紛失の防止と、第12条の表示などを準用しています。準用する条文に、使用量の帳簿の定めは入っていません。STORAGE CSは、毒劇物の管理簿づくりを機能に挙げています。Reagent Masterは、毒劇物の保管状況と使用履歴を出力します。
毒劇物は、使用量の集計より、鍵の管理と受け払いの記録を先に整えます。法律が求めるのは盗難と紛失を防ぐ措置で、本数が合わないことに早く気づく仕組みが要るからです。
製品の含有情報は、CMPに移り始めた
CMPコンソーシアムは、2026年10月1日に製品含有化学物質・資源循環情報プラットフォームのCMPを始めました。アプリケーション事業者の一覧(2026年9月現在)は次のとおりです。
| 事業者 | 範囲 | 開始と認証 |
|---|---|---|
| NEC | 化学品から成形品全般 | 2026年10月・認証済 |
| Sotas | 化学品からFAまで | 2026年10月・認証済 |
| 富士通 | FAから成形品全般 | 2026年11月以降・認証中 |
| dotD | 化学品から成形品全般 | 2027年4月以降 |
注 CMPコンソーシアムの公式ページによります。FAは最初の成形品のことです。認証済み以外は予定で、変わる場合があります。chemSHERPAのデータ作成支援ツールの今後と、利用者の費用は確かめられませんでした。
chemSHERPAでの回答は、取引先から形式の指定が来るまで、今のやり方で続けます。ただ、含有管理のシステムを新しく入れるなら、CMPの認証を受けた事業者から選びます。主な取引先が移ったときに、二度目の入れ替えをしなくて済むからです。
この分析の根拠(11件)
- 労働安全衛生規則(第12条の5、第34条の2の5、第34条の2の7、第34条の2の8)
- 厚生労働省 化学物質による労働災害防止のための新たな規制についてラベル表示・SDS交付等の義務対象物質の一覧(2026年6月5日更新)
- 厚生労働省 ラベル表示・SDS交付等の義務対象物質一覧(Excel)2026年4月1日時点2,314、備考の印で2025年4月650・2026年4月779・2027年4月155・2028年4月36
- 厚生労働省 リーフレット 労働安全衛生法の新たな化学物質規制2024年4月1日に234物質を追加
- 化学物質排出把握管理促進法(第5条)
- 化学物質排出把握管理促進法施行令(第4条)年1トン以上・特定第一種0.5トン以上、常時使用する従業員21人以上
- 環境省 化管法の内容第一種指定化学物質は515物質
- 消防法(第10条)
- 毒物及び劇物取締法(第11条、第12条、第22条)
- CMPコンソーシアム CMPのサービス提供を開始(2026年10月1日)
- CMPコンソーシアム CMPについて(アプリケーション事業者一覧)
Excelと無料ツールで足りる境目
SDSが250件未満で拠点が1つなら、Excelの台帳と国の無料ツールで始められます。250件は、ケミカンの有料プランの下限です。
国の無料の道具は、どれもSDSの台帳の代わりにはなりません。それぞれがすることと、しないことを並べます。
| 道具 | すること | しないこと |
|---|---|---|
| CREATE-SIMPLE(厚生労働省) | リスクの見積もり。成分は10物質まで | SDSの台帳と版の管理 |
| 対象物質の一覧(厚生労働省) | 安衛法の対象と裾切値 | 自社のSDSとの突き合わせ |
| Excelの台帳(自作) | 成分とCAS番号の記録 | 毎年の追加の自動の反映 |
注 CREATE-SIMPLEは、マニュアルver.3.2対応(2026年3月)によります。職場のあんぜんサイトから無償で入手できます。混合物の成分は、最大10物質まで一度に評価できます。
有料の製品の入口の価格は次のとおりです。
| 製品 | いちばん小さい条件 | 公開料金 |
|---|---|---|
| ケミカン 無料トライアル | SDS 10件・2週間 | 0円 |
| SDS Manager 無料プラン | SDS 200件まで | €0 |
| ケミカン 有料プラン | SDS 250件〜 | 月50,000円〜(税抜) |
| Match(キャリアパートナーズ) | 3アカウント〜 | 年665,280円〜(税込) |
| IASO クラウド | 同時ログイン1人分 | 月80,500円(税抜) |
注 各社の料金ページによります(2026年10月13日確認)。SDS Managerの有料プランは、料金ページで€0の仮の表示でした。日本の法令の対象物質を自動で洗い出すかは、確かめられませんでした。
ケミカンを250件で使うと、1件あたり年2,400円(税抜)です編集部の試算。100件しかなくても月額は同じなので、1件あたり年6,000円になります編集部の試算。
日本ケミカルデータベースは、SDSのデータ化を人手で行うと、のべ約70分かかると書いています。同社のサービスは1件10分以内です。
SDSが250件未満で拠点が1つなら、Excelの台帳とCREATE-SIMPLEで始めます。有料の最低料金を払っても、1件あたりの費用が高くなるだけだからです。成分をCAS番号つきで打ち込めば、毎年4月の追加もExcelで突き合わせられます。
次の3つのどれかに当てはまったら、有料の製品に移ります。SDSが250件を超えた、拠点が2つ以上になった、届くSDSの打ち込みが追いつかない、の3つです。台帳を何人もで同時に直すと、Excelでは版が分かれてしまうからです。
SDSは、渡す側が5年ごとに見直す
SDSを渡す側は、5年以内ごとに1回、記載の変更が要るかを確かめます。変更が要れば、確かめた日から1年以内に直し、相手に知らせます(安衛則第34条の2の5)。
受け取る側は、SDSの版の日付を台帳の列に入れておきます。仕入先から新しい版が届いたとき、古い版との成分の違いを見落とさないためです。
この分析の根拠(8件)
- 厚生労働省 CREATE-SIMPLEマニュアル ver.3.2対応(2026年3月)
- 厚生労働省 ラベル表示・SDS交付等の義務対象物質一覧(Excel)
- ケミカン 料金プラン
- SDS Manager 料金無料プランはSDS 200件まで
- キャリアパートナーズ SDS管理ソフトウェア Match
- IASO クラウドサービス1 CAL 月80,500円(税抜・2026年4月1日時点)
- 日本ケミカルデータベース SDSデータ化サービス1件10分以内、従来の人手はのべ約70分
- 労働安全衛生規則(第34条の2の5)
SDSの読み取りと精度の数字
読み取りの精度は、各社が別々の書き方で示しています。測り方が書かれていないので、%では比べられません。
SDSを自動で読む製品と、公式に書かれている精度や手間の数字です。
| 会社 | 書いている数字 | 人の確認 |
|---|---|---|
| ケミカン | 「99%の精度でSDSをデータ化」 | 専門スタッフが目視で確認 |
| 日本ケミカルデータベース | 読み取り精度99%以上 | ダブルチェックは不要と記載 |
| アイアンドディー | 読み取り精度90% | 記載なし |
| アイアンドディー | 登録の工数を最大70%削減 | 記載なし |
| 分散システム技研 | 数字の記載なし | 記載なし |
注 各社の公式ページによります(2026年10月13日確認)。どの会社も、測ったSDSの件数や数え方を書いていません。分散システム技研は、LLMを使った高精度のOCRと書いています。
精度の%は、製品を選ぶ材料にしません。測ったSDSの種類も数え方も書かれておらず、同じ物差しではないからです。かわりに、自社のSDSのうち読みにくいスキャンを10件選び、試しに読ませます。
どの項目を読むか
ケミカンはSDSの主要7章を、日本ケミカルデータベースは第1、2、3、8、9、14、15項を読みます。SDSの第3項は組成と成分の情報、第8項はばく露の防止と保護の措置です。
読み取りの範囲に、第3項の成分が入っているかを最初に確かめます。安衛法の対象かどうかは、成分と含有率と裾切値で決まるからです。成分の表を読めない製品は、法令の確認には使えません。
読み取りの結果は、人が最後に見る
SDS Tascal for RAの規約は、法令の判定などの最後の判断の責任は利用者にあると定めています。ケミカンの規約も、SDSのデータがSDSの内容を網羅していることに責任を負わないとしています。
自動の読み取りを入れても、法令の対象に当たった成分は、担当者が元のSDSで確かめる手順を残します。規約で、読み取りの誤りの責任は利用者の側に置かれているからです。
請求書などを読む汎用のAI-OCRの比較は、別の比較ページで扱います。
この分析の根拠(7件)
料金、最低契約、補助金
料金を公開していたのは、15社中5社でした。公開料金の5年総額は、条件がそろわないので順位をつけていません。
公開料金から出した5年総額です。条件は製品ごとに違います。
| 製品と条件 | 初期費用(税抜) | 5年総額(税抜) |
|---|---|---|
| ケミカン SDS 250件 | 記載なし | 3,000,000円 |
| Match 3アカウント | 50,000円 | 3,074,000円 |
| IASO 同時ログイン1人分 | 記載なし | 4,830,000円 |
| IASO 同時ログイン5人分 | 記載なし | 8,220,000円 |
| Dr.EHS 管理者20名 | 850,000円 | 10,600,000円 |
注 編集部の試算です。公開されている月額か年額の5年分に、公開されている初期費用を足しました。Matchは税込の公開料金を1.1で割り、マルウエア対策ソフトの費用51,480円(税込)は含めていません。料金を公開していた5社目は、SDS 200件までの無料プランを出すSDS Managerです。富士通の2016年の発表価格は、今の価格として数えていません。
見積もりは、この5年総額を物差しにして比べます。料金を出していない会社の見積もりも、同じ件数と人数の条件で並べれば、高いか安いかが分かるからです。
同じ会社の、前の製品との違い
アイアンドディーは2024年12月19日に、海外製のESH Cloudsの価格を発表しました。初年度は381.5万円〜(税別)です。内訳は導入費用84万円と年間費用297.5万円〜です。本社と3拠点、管理者6名、ユーザー200名の条件で、為替や開発元の価格変更で変わる場合があるとしていました。2025年に出したDr.EHS Chemicalは、年1,950,000円(税別)と初期導入費用850,000円です編集部の試算。
海外製の製品を代理店から買うときは、為替で料金が変わる条項を見積もりで確かめます。アイアンドディーの前の製品も、為替と開発元の価格変更で変わりうると書いていたからです。
同じ製品でも、売る会社で表示が違う
Matchのスタンダードは、キャリアパートナーズでは年665,280円〜(税込・3アカウント〜)です。シンク・リードは月49,800円(3アカウント込み・1,000ファイルまで)と書き、税の表記がありません。
Matchを買うなら、2社から同じ条件で見積もりを取ります。表示の条件がそろっておらず、どちらが安いかは見積もりでしか分からないからです。
SDS電子化補助金
厚生労働省の補助金で、窓口は全国労働衛生団体連合会です。2026年度の条件は次のとおりです。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 対象 | 中小企業者(製造業は300人以下か資本金3億円以下) |
| 補助額 | 経費の2分の1、上限100万円 |
| 申請期間 | 2026年7月1日〜11月30日 |
| システムの条件 | 標準フォーマットでSDSを出入力できる |
| 月額の製品 | 3年分(36か月)の前払いは全額が経費 |
| 注意 | 交付決定の前の契約は対象外 |
注 令和8年度SDS電子化補助金の案内とQ&A(2026年7月1日)によります。経費に消費税は含みません。予算の上限に達すると、期日の前でも受付を止めます。補助金を請求するとき、システムの機能を5年間維持することを提供者が証明します。1企業の申請は年度に1回です。
標準フォーマットは、厚生労働省が2025年3月31日に公表したSDSデータ交換フォーマットです。調べた15社で対応を公式に書いていたのは、アイアンドディーとさくらケーシーエスです。Dr.EHS Chemicalの初期費用と3年分の利用料は、計6,700,000円(税別)です。補助額は上限の100万円になります編集部の試算。
中小企業で11月30日までに申請できるなら、標準フォーマットに対応する製品を優先して見積もります。上限の100万円は、Dr.EHS Chemicalの利用料の約6か月分にあたるからです。交付決定の前に契約すると対象外なので、申請してから発注します。
この分析の根拠(11件)
- ケミカン 料金プラン
- キャリアパートナーズ SDS管理ソフトウェア Match初期55,000円、年665,280円〜、いずれも税込
- シンク・リード Matchスタンダード月49,800円・3アカウント・1,000ファイル
- IASO クラウドサービス
- アイアンドディー Dr.EHS Chemical月162,500円・初期850,000円(税別)
- アイアンドディー ESH Clouds Chemicals Management バージョンアップの発表(2024年12月19日)初年度381.5万円〜(税別)、為替などで変わる場合あり
- SDS Manager 料金
- 全国労働衛生団体連合会 SDS電子化補助金
- 令和8年度SDS電子化補助金のご案内経費の1/2・上限100万円、2026年7月1日〜11月30日
- 令和8年度SDS電子化補助金事業Q&A(2026年7月1日)月額は3年分(36か月)の前払いで全額を経費、消費税は含まない
- 厚生労働省 SDS電子化補助金(令和8年度)SDSデータ交換フォーマット(2025年3月31日公表)
やめるときの規約とデータ
利用規約を読めたのは、15社中2社でした。ケミカンは途中で解約しても返金せず、SDS Tascal for RAは終了後1か月だけデータの書き出しに協力します。
| 項目 | ケミカン | SDS Tascal for RA |
|---|---|---|
| 契約期間 | 1年・自動更新 | 1年・自動更新 |
| 更新を止める期限 | 満了の30日前まで | 満了の1か月前までに書面 |
| 途中での解約 | 返金しない | 残りの期間の利用料を払う |
| 料金の変更の通知 | 料金だけの条項なし | 3か月以上前 |
| サービスの廃止 | 通知なく中止できる | 3か月以上前に通知 |
| 解約後のデータ | 終了までに自分で出力 | 1か月は書き出しに協力 |
| 賠償の上限 | 過去1年の利用料 | 過去1年の利用料 |
注 ケミカンは2025年9月5日、SDS Tascal for RAは2026年4月27日の改定の規約によります。SDS Tascal for RAの契約期間は、個別契約に別の定めがない場合です。ほかの13社は、利用規約を公式サイトで読めませんでした。
契約の前に、解約のときに書き出せるデータの形式を書面でもらいます。ケミカンの規約は、利用終了までに自分の費用で出力することを求めているからです。CSVかExcelで、成分とCAS番号まで出るかを確かめます。
製品ページと規約の食い違い
SDS Tascal for RAの製品ページは、「月単位で解約可能」「年間契約の縛りはありません」と書いています。一方、利用規約の第5条は、個別契約に別の定めがない限り、1年契約の自動更新です。期間の途中で解約すれば、残りの期間の利用料を払う定めです。
月単位で解約できる条件は、個別契約の書面に入れてもらいます。規約の原則は1年契約で、製品ページの説明だけでは解約の条件にならないからです。
販売の終了と、製品の入れ替え
| 会社 | 公式に確かめられたこと |
|---|---|
| 日本ケミカルデータベース | ezCRICとezADVANCEは新規販売を終了 |
| 日本ケミカルデータベース | 2025年11月11日にezCRIC+の価格改定を告知 |
| アイアンドディー | 2024年は海外製のESH Cloudsを代理店販売 |
| アイアンドディー | 2025年に自社のDr.EHSを発売 |
| 日立製作所 | 製品ページは2014年の表示、MSDSの表記 |
| ほかの会社 | 販売終了の告知は見当たらない |
注 各社の公式ページとお知らせによります(2026年10月13日確認)。アイアンドディーのesh_lpというURLのページは、確認日にDr.EHS Chemicalの製品ページでした。ESH Cloudsの販売終了の告知は見つけられませんでした。ezCRIC+の価格改定の中身は確かめられませんでした。
3選の3社は、提供の終了や新規受付の停止を告知していません。それでも、データの書き出しの形は契約で固めておきます。Sotasは2022年3月の設立で、外部株主の多くはベンチャーキャピタルだからです。
代理店から買う海外製の製品は、開発元が替わったときの扱いを見積もりで聞きます。アイアンドディーは2年のうちに、売る製品を海外製から自社製に移しているからです。
この分析の根拠(8件)
- ケミカン 利用規約(2025年9月5日改定)第7条第7項、第13条、第16条、第20条
- SDS Tascal for RA 利用規約(2026年4月27日改定)第5条、第8条、第9条、第17条、第19条
- SDS Tascal for RA初期費用0円、月単位で解約可能と記載
- 日本ケミカルデータベースezCRIC・ezADVANCEの新規販売終了、ezCRIC+価格改定(2025年11月11日)
- アイアンドディー esh_lp
- アイアンドディー ESH Clouds Chemicals Management バージョンアップの発表(2024年12月19日)
- 日立製作所 Chemilution
- Sotas 会社概要
導入の手順と、見積もりで聞くこと
SDSを数え、無料トライアルで読み取りを確かめ、補助金を申請してから契約します。Excelの台帳は、最初の4月の突き合わせが終わるまで残します。
手順は4つです。まず、手元のSDSを数え、版の日付と仕入先を一覧にします。次に、読みにくいSDSを10件選び、無料トライアルかデモで読ませます。続いて、中小企業なら補助金を申請し、交付決定を待ちます。最後に契約し、Excelの台帳は最初の4月の突き合わせが終わるまで残します。
| 見積もりで書面にしてもらうこと | 理由 |
|---|---|
| SDSの件数の数え方と上限 | 件数で料金が変わる製品がある |
| 初期費用と、登録代行の単価 | 公開料金に入っていないことがある |
| 読み取る項目の範囲 | 第3項の成分が要る |
| 対象物質の一覧を直す時期 | 毎年4月に対象が増える |
| CREATE-SIMPLEとの連携の形 | 国のツールの版が上がる |
| PRTRと消防法の集計の単位 | 事業所ごと・場所ごとに要る |
| 解約の条件と、書き出せる形式 | 返金なし・自分で出力の規約がある |
| 標準フォーマットの出入力 | 補助金の条件になる |
| 料金の変更と終了の通知の期間 | 定めのない規約がある |
注 右の列は編集部の要約です。CREATE-SIMPLEのマニュアルは、2025年5月にver.3.1に対応しました。2026年3月にはver.3.2に対応しています。
見積もりは2社以上から、同じSDSの件数と利用者の数で取ります。課金の単位が、件数、管理者の数、同時ログインの数と製品ごとに違い、条件をそろえないと比べられないからです。
Dr.EHS Chemicalのように運用開始まで約4〜6か月かかる製品は、4月の一覧の追加から逆算して始めます。3月に契約しても、その年の突き合わせには間に合わないからです。
この分析の根拠(3件)
- 厚生労働省 CREATE-SIMPLEマニュアル ver.3.2対応(2026年3月)更新履歴 2025年5月 ver.3.1対応、2026年3月 ver.3.2対応
- アイアンドディー Dr.EHS Chemical初期設定から運用開始まで約4〜6か月
- 令和8年度SDS電子化補助金事業Q&A(2026年7月1日)
調べた15社と、選んだ・外した理由
15社それぞれについて、選んだか外したかと、その理由です。
| 会社 | 扱いと理由 |
|---|---|
| ケミカン | 基本3選。受け取ったSDSの法令確認 |
| 東北緑化環境保全 | 基本3選。薬品の量と消防法の倍数 |
| Sotas | 基本3選。製品の含有情報の回答 |
| アイアンドディー | 逆転の候補。管理者の多い多拠点 |
| オリエンタル技研工業 | 逆転の候補。CREATE-SIMPLEまで1つで |
| 富士通 | 逆転の候補。組立品の含有管理 |
| キャリアパートナーズ | 条件別。工場ごとのPRTRを公開料金で |
| さくらケーシーエス | 条件別。SDSを作って配る側 |
| 日本ケミカルデータベース | 条件別。SDSのデータ化の外注 |
| ジーエルサイエンス | 条件別。社内LANで動くパッケージ |
| ナガセ情報開発 | 比べ先。SDSの作成と配付の基盤 |
| 分散システム技研 | 比べ先。製品ページと規約が食い違う |
| SDS Manager | 比べ先。円の価格と国内法の抽出が不明 |
| 日立製作所 | 外した。今の提供条件を確認できず |
| ダッソー・システムズ | 外した。日本の法令の記載がない |
注 「比べ先」は、表の第一候補にはしていないが、条件によって比べる先として載せたという意味です。比較・まとめサイトと、化学物質を管理する製品を公式に示していない会社は外しました。NECとDynagonは、公式サイトの取得を拒否されたため対象外です。Chemwatchは、公式サイトの本文を読めませんでした。作業環境測定、局所排気装置、汎用のAI-OCRは、それぞれ別の比較ページで扱います。
判断の根拠にした実態データ
判断を支えた事実です(2026年10月13日確認)。条件のそろわない料金と精度の数字には、順位をつけていません。
| 何を見たか | 分かったこと | 判断への効き方 |
|---|---|---|
| 厚生労働省の対象物質の一覧 | 2026年4月に779が加わった | 毎年4月に全件を突き合わせ |
| 安衛則 第12条の5 | 管理者の選任に業種・規模を問わない | 小さな工場も台帳が要る |
| CREATE-SIMPLEのマニュアル | 成分は10物質まで一度に評価 | 計算は無料ツールで足りる |
| 5社の公式ページ | CREATE-SIMPLEとの連携を記載 | 払う先はデータ化の手間 |
| ケミカンの料金ページ | 有料は250件から | 250件を境目にする |
| JCDBのサービスの説明 | 人手のデータ化はのべ約70分 | 件数が増えたら有料へ |
| 化管法施行令 第4条 | 年1トン以上・21人以上 | 量を記録する製品を選ぶ |
| 消防法 第10条第2項 | 倍数の和が1以上で指定数量以上 | 保管場所ごとの倍数 |
| 毒劇法 第22条第5項 | 帳簿の条文は準用されない | 鍵と受け払いの記録を先に |
| 各社の精度の表示 | 測り方の記載がない | %で比べない |
| ケミカンとSDS Tascalの規約 | 返金なし、1年の自動更新 | 解約の形を書面で |
| SDS Tascalの製品ページ | 月単位の解約と規約が食い違う | 個別契約に書いてもらう |
| アイアンドディーの発表 | 前の製品は為替で変わりうる | 為替の条項を確かめる |
| CMPの事業者一覧 | 認証済みはNECとSotas | 含有はSotasを先に |
| SDS電子化補助金のQ&A | 3年分の前払いが経費になる | 11月30日までに申請 |
注 試算を含む行は、各節の本文に計算の前提を書いています。5社は、ケミカン、アイアンドディー、Sotas、分散システム技研、オリエンタル技研工業です。
IASOは、1998年の発売から約330以上に入りました。内訳は教育機関が約80、公的機関が約70、民間企業が約180です(2026年6月時点)。ケミカンの導入企業のページには、重複を除いて61社の名前が載っています(2026年10月13日に数えた値)。
工場の安全衛生の担当は、まずSDSの台帳を整え、量の集計は薬品の多い部門だけに入れます。薬品管理の製品は導入先の半分近くが教育機関と公的機関で、工場の全体の台帳とは役目が違うからです。
取れなかったもの。多くの会社は料金を公開しておらず、値上げの前後の価格を追えませんでした。過去の料金を残すWeb Archiveは、この調査の環境から読めませんでした。3選のうち、IASOとSotasの利用規約は読めていません。ezCRIC+の価格改定の中身と、CMPの利用者の費用も確かめられませんでした。ITreviewのSDS管理の分類では、7製品のうちレビューがあったのはケミカンの4件だけでした。口コミは判断に使っていません。
この分析の根拠(14件)
- 厚生労働省 ラベル表示・SDS交付等の義務対象物質一覧(Excel)
- 労働安全衛生規則
- 厚生労働省 CREATE-SIMPLEマニュアル ver.3.2対応(2026年3月)
- ケミカン 料金プラン
- ケミカン 導入企業
- 日本ケミカルデータベース SDSデータ化サービス
- 化学物質排出把握管理促進法施行令
- 消防法
- 毒物及び劇物取締法
- SDS Tascal for RA 利用規約
- CMPコンソーシアム CMPについて(アプリケーション事業者一覧)
- 令和8年度SDS電子化補助金事業Q&A(2026年7月1日)
- IASO 公式サイト導入約330以上(教育約80・公的約70・民間約180、2026年6月時点)
- ITreview SDS管理システム7製品中、レビューはケミカンの4件のみ
化学物質管理・SDS管理システムの選び方(3つの手順)
どの法令の仕事を減らしたいかを書き出す
法令ごとの義務は法令ごとに要る集計にあります。
SDSの件数と入れ替わりを数え、Excelで足りるかを決める
境目はExcelと無料ツールで足りる境目に、読み取りの精度はSDSの読み取りと精度の数字にあります。
料金と規約を書面で確かめ、補助金の期限を見る
費用は料金、最低契約、補助金に、規約はやめるときの規約とデータに、聞くことは導入の手順と、見積もりで聞くことにあります。
選定基準
調べたのは、2026年10月13日に検索で表示された15社です。検索語は、化学物質管理システム、SDS管理 クラウド、薬品管理システム PRTR、chemSHERPA 対応などです。比較・まとめサイトと、化学物質やSDSを管理する製品がない会社は除きました。公式サイトの本文を読めない会社も対象外です。掲載の条件は3つです。1つ目は、SDSか化学物質を管理する製品を公式サイトで示していることです。2つ目は、機能か料金を公式資料で確かめられることです。3つ目は、法令への対応、提供の形、料金のどれかを公式に確かめられることです。そのうえで、労働安全衛生規則、化管法と施行令、消防法、毒劇法をe-Govの原文で読みました。厚生労働省の対象物質の一覧と、SDS電子化補助金の案内とQ&Aも確かめています。そして基本の3社を選びました。受け取ったSDSから法令の対象を洗い出す、薬品の量を集計する、製品の含有情報に答える、の3通りです。SDSを作って配る側や、SDSのデータ化だけを外に出す場合などは、条件別に第一候補を示しています。15社それぞれの扱いと理由は「調べた15社と、選んだ・外した理由」に載せています。
おすすめ3社を詳しく紹介
1株式会社ケミカン(ケミカンSDS管理)
受け取ったSDSが250件以上あり、安衛法などの対象物質を洗い出すなら
SDSをAI-OCRと目視でデータにし、50以上の法令の対象物質リストで該当するSDSを毎日抽出します。利用者の数に上限がありません。
- 比較した会社
- ケミカン
- 製品
- ケミカンSDS管理
- 主な用途
- 受け取ったSDSの法令確認
- 公開料金の例
- 月50,000円〜(税抜・250件〜)
おすすめの理由
有料プランは月50,000円〜(税抜)で、SDS 250件からの従量課金です。CREATE-SIMPLEの形式で書き出せるので、リスクアセスメントは国の無料ツールのまま続けられます。
件数の境目はExcelと無料ツールで足りる境目にあります。
決め手
- 月50,000円〜(税抜・250件〜)
- 利用ユーザー数は無制限
- CREATE-SIMPLEの形式で書き出し
向かない人
年間契約の一括払いで、途中で解約しても返金しません。登録したデータは、利用終了までに自分で出力する規約です。
特徴
- 有料プランは月50,000円〜(税抜)。SDS 250件から、年間契約・一括払い
- 無料トライアルはSDS 10件まで、保存期間は2週間
- 利用ユーザー数は無制限
- AI-OCRと専門スタッフの目視確認でデータ化(主要7章)
- 国内外50以上の法令の対象物質リストで、該当SDSを毎日抽出
- CREATE-SIMPLEの形式で書き出せる
- 契約は1年。満了30日前までに申し出がなければ自動更新(規約第13条)
- 期間の途中で解約しても利用料金は返金しない(規約第13条第3項)
- 利用終了までに、登録した情報を自分の費用と責任で出力する(規約第7条第7項)
- ISMS(ISO/IEC 27001)の取得を記載
主な製品
| 主な製品 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| ケミカンSDS管理 有料プラン | SDS管理クラウド | 月50,000円〜(税抜)・SDS 250件〜 |
| ケミカンSDS管理 無料トライアル | お試し | SDS 10件まで・2週間 |
| 有料プラン+カスタマイズ | SDS管理クラウド | チェックリストと出力形式の変更、担当者付き(問い合わせ) |
公式に掲載の事例
株式会社レゾナック(化学工業)
課題全社のSDSの実態が見えない実施ケミカンSDS管理で一元管理成果「16,000件のSDS一元管理基盤」(公式の導入事例の見出し)出典: chemican.comトヨタ自動車東日本株式会社(自動車製造業)
課題人に頼ったSDS管理実施ケミカンSDS管理を全社で利用成果「全社的な化学物質の自律的管理体制へ」(公式の導入事例の見出し)出典: chemican.com
基本情報
| 利用規約の改定 | 2025年9月5日 |
|---|---|
| 認証 | ISO/IEC 27001 |
| 導入企業のページの掲載 | 61社(2026年10月13日に数えた値) |
2東北緑化環境保全株式会社(IASO)
試薬や溶剤を容器ごとに管理し、PRTRと消防法の倍数を集計するなら
ビン1本ごとのバーコードで在庫を追い、PRTRリストと消防法の倍数を出します。クラウドの月額料金を公開しています。
- 比較した会社
- 東北緑化環境保全
- 製品
- IASO
- 主な用途
- 薬品の在庫と法令の集計
- 公開料金の例
- 1 CAL 月80,500円(税抜)
おすすめの理由
1998年の発売から導入は約330以上で、うち民間企業が約180です(2026年6月時点)。同時ログイン1人分で月80,500円(税抜)、最低利用期間は1年です。
法令ごとの集計は法令ごとに要る集計にあります。
決め手
- 1 CAL 月80,500円(税抜)
- 消防法の倍数をリアルタイムで監視
- 導入は約330以上(2026年6月)
向かない人
SDSの読み取りとCREATE-SIMPLEの連携は、製品ページに書かれていません。受け取ったSDSの法令確認が主な仕事なら、ケミカンを先に見ます。
特徴
- 1998年の発売以来、導入は約330以上(教育約80・公的約70・民間約180、2026年6月時点)
- ビン1本ごとのバーコードで個別管理。電子天秤の計量値を取り込める
- 集計機能にPRTRリスト
- 消防法の類別ごとの貯蔵量(倍数)をリアルタイムで監視
- クラウドは同時ログイン数(CAL)で月額。1 CALは月80,500円(税抜・2026年4月1日時点)
- アカウント数は無制限。最低利用期間は1年
- サーバはNTTコミュニケーションズのデータセンター
- クラウドのデモは無料で、通常2週間
主な製品
| 主な製品 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| IASO R8 | 薬品管理支援システム | オンプレミス版とクラウド版 |
| IASOクラウドサービス | 月額のクラウド | 1 CAL 月80,500円、5 CAL 月137,000円、30 CAL 月218,000円(税抜) |
| IASO G4 | 高圧ガス管理支援システム | 1 CAL 月71,500円(税抜) |
基本情報
| 発売 | 1998年 |
|---|---|
| 導入数 | 約330以上(2026年6月時点) |
| クラウドの最低利用期間 | 1年 |
3Sotas株式会社(Sotas化学調査)
取引先からchemSHERPAで含有を聞かれ、品質保証が回答を作るなら
chemSHERPAのファイルを取り込み、書き出せます。2026年10月に始まったCMPのアプリケーション事業者として認証済みです。
- 比較した会社
- Sotas
- 製品
- Sotas化学調査
- 主な用途
- 法令調査と製品の含有情報
- 公開料金の例
- 非公開
おすすめの理由
NITE-CHRIPとchemSHERPAのデータベースと連携し、国内外の法令の該非を判定します。CMP限定のプランがあり、SDS作成のプランも選べます。
CMPへの移り変わりは法令ごとに要る集計にあります。
決め手
- CMPの事業者として認証済み
- chemSHERPAの取り込みと書き出し
- 約30万件の化学物質の情報
向かない人
料金を公開していません。PRTRや消防法の量の集計の記載はありません。
特徴
- プランは、リスクアセスメント、SDS作成、CMP限定の3つ
- NITE-CHRIPとchemSHERPAのデータベースと連携し、国内外の法令の該非を判定
- chemSHERPAのファイルの取り込み・書き出し・作成・更新
- CMPのアプリケーション事業者として2026年9月24日に認証済み(化学品からFAまで)
- CREATE-SIMPLE用のデータを書き出し
- SDSと関連文書を日本語・英語の版ごとに管理
- ISO/IEC 27001とISO/IEC 27017(本社)
- 2022年3月8日設立、資本金6,000万円、従業員67名(2026年6月1日現在)
主な製品
| 主な製品 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Sotas化学調査 リスクアセスメント | SDS管理・法令調査 | SDSの作成が要らない会社向け |
| Sotas化学調査 SDS作成 | SDSの作成・更新 | 自社でSDSを書く化学品・混合品のメーカー向け |
| Sotas化学調査 CMP限定 | 製品の含有情報 | 自動車・電機の供給網向け |
公式に掲載の事例
金井重要工業株式会社(製造業)
課題法令に関わる調査の工数実施Sotas化学調査を利用成果「年間約600時間の工数削減」(公式の導入事例)出典: sotas.co.jp交洋貿易株式会社(商社)
課題SDSの配付に時間がかかる実施Sotas化学調査を利用成果SDSの配付の時間が半分になったと紹介(公式の導入事例)出典: sotas.co.jp
基本情報
| 所在地 | 東京都中央区八丁堀 |
|---|---|
| 設立 | 2022年3月8日 |
| 資本金 | 6,000万円 |
| 従業員 | 67名(2026年6月1日現在) |
そのほかの会社12社を紹介
株式会社キャリアパートナーズ(SDS管理ソフトウェア Match)
SDSを電子化して一元管理し、PRTRの排出量を工場ごとに集計するクラウドです。税込の料金を公開しています。
- 比較した会社
- キャリアパートナーズ
- 製品
- Match
- 主な用途
- SDSの台帳とPRTRの集計
- 公開料金の例
- 年665,280円〜(税込・3アカウント)
向いている人工場ごとのPRTRの集計を、公開された税込の料金で始めたい会社に向きます。
確認したい点消防法、毒劇法、CREATE-SIMPLEの記載はありません。売る会社で価格の表示が違います。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
Matchは、SDSを電子化して一元管理し、PRTRの排出量を工場ごとに集計できるクラウドです。さまざまな項目でSDSを検索し、画面で確かめられます。事故のときに該当するSDSを探し、対処方法を見る使い方も挙げています。
キャリアパートナーズは税込の料金を公開しています。初期費用は55,000円です。Matchスタンダードは3アカウントからで、基本料金は年665,280円〜(1アカウント221,760円)です。マルウエア対策ソフトの費用51,480円は、アカウント数によらず一律で別です。SDSの登録代行もあります。
同じMatchを、シンク・リードも案内しています。そちらはスタンダードを月49,800円、3アカウント込み・1,000ファイルまでと書き、税込か税抜かの表記はありません。キャリアパートナーズのページに、消防法、毒劇法、CREATE-SIMPLE、OCRの記載はありません。
特徴
- 化管法のPRTRの排出量を、工場ごとに集計
- 初期費用55,000円(税込)
- Matchスタンダードは3アカウント〜、年665,280円〜(税込・年間サポート含む)
- マルウエア対策ソフト51,480円(税込)はアカウント数によらず一律
- SDSの登録代行サービスはオプション(別途相談)
- シンク・リードの案内では、スタンダードは月49,800円・3アカウント込み・1,000ファイルまで(税の表記なし)
主な製品・基本情報を見る
主な製品
| 主な製品 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Matchスタンダード | SDS管理・PRTR集計クラウド | 年665,280円〜(税込・3アカウント〜) |
| Matchプレミアム | SDS管理・PRTR集計クラウド | アカウント数無制限(シンク・リードの案内、価格は問い合わせ) |
基本情報
| 所在地 | 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル46階 |
|---|---|
| 価格の表示 | 消費税込み |
ダッソー・システムズ(BIOVIA CISPro)
複数の拠点を持つ大企業向けの、化学物質と材料の在庫管理システムです。規制のレポートは米国のものを挙げています。
- 比較した会社
- ダッソー・システムズ
- 製品
- BIOVIA CISPro
- 主な用途
- 大企業の化学物質の在庫
- 公開料金の例
- 非公開
向いている人海外の研究拠点と同じ在庫管理を、日本の拠点にも入れたい大企業が比べる先です。
確認したい点日本の法令への対応の記載がありません。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
BIOVIA CISProは、複数の拠点を持つ大企業向けの、化学物質と材料の在庫管理システムです。受け入れから廃棄まで、容器ごとに在庫を管理します。拠点を含む多段の場所の階層にも対応します。SDSの管理のモジュールも備えています。
規制のレポートとして挙げているのは、Tier II、Fire Code、Title 19です。どれも米国の規制です。Webで動き、BIOVIA ScienceCloudのクラウドか、オンプレミスで展開できます。バーコードのラベルや、電子実験ノートとの連携もあります。お客様の事例として、在庫検索の時間が最大75%短くなったと紹介しています。
日本語のページに、日本の法令への対応の記載はありません。価格もありません。国内の工場でPRTRや消防法の集計に使えるかは、担当者に確かめる必要があります。
特徴
- 受け入れから廃棄まで、容器ごとに在庫を管理
- 規制のレポートはTier II、Fire Code、Title 19(米国)
- 事例として在庫検索の時間が最大75%短縮と記載
主な製品・基本情報を見る
主な製品
| 主な製品 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| BIOVIA CISPro | 化学物質・材料の在庫管理 | 価格の記載なし |
基本情報
| 提供の形 | クラウドかオンプレミス |
|---|
分散システム技研合同会社(SDS Tascal for RA)
受け取ったSDSの管理とリスクアセスメントの支援に絞ったクラウドです。初期費用は0円で、月額の定額制です。
- 比較した会社
- 分散システム技研
- 製品
- SDS Tascal for RA
- 主な用途
- 受け取ったSDSとリスクアセスメント
- 公開料金の例
- 初期費用0円(月額は非公開)
向いている人初期費用をかけずに、自社のSDSでリスクアセスメントの流れを試したい工場に向きます。
確認したい点規約の原則は1年契約の自動更新です。月単位で解約したいなら、個別契約の書面に入れてもらいます。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
SDS Tascal for RAは、受け取ったSDSの管理とリスクアセスメントの支援に絞ったクラウドです。LLMを使ったOCRで、スキャンしたPDFからも成分名、CAS番号、濃度を取り出すとしています。PRTR、特化則、有機則、通知対象物質への該当を、濃度の裾切りも見て判定します。
CREATE-SIMPLEへは成分データをコピーかCSVで渡し、結果のレポートを取り込めます。アップロード時に重複と新旧の版を見分けます。料金は月額の定額で、ユーザー数、SDSの件数、拠点数で増えません。導入例は「製造業2社で本運用しています」と書いています。
製品ページと規約が食い違っています。製品ページは、初期費用0円で、月単位で解約できると書きます。一方、利用規約第5条は、個別契約に定めがない限り1年契約の自動更新です。期間の途中で解約すると、残りの期間の利用料を払います。
特徴
- LLMを使ったOCRで、スキャンPDFから成分名・CAS番号・濃度を抽出
- 月額定額。ユーザー数・SDS件数・拠点数による従量課金なし
- 製品ページは初期費用0円・月単位で解約可能と記載
- 規約第5条は、個別契約に定めがない限り1年契約・自動更新、途中解約は残り期間の利用料を払う
- 料金の変更は3か月以上前、サービスの廃止は3か月以上前に通知(規約第8条・第9条)
- 契約終了後1か月に限り、データのエクスポートに協力し、その後削除(規約第19条)
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主な製品
| 主な製品 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| SDS Tascal for RA | SDS管理・リスクアセスメント支援クラウド | 初期費用0円、月額定額(金額は資料で案内) |
基本情報
| 運営会社 | 分散システム技研合同会社 |
|---|---|
| 利用規約 | 2026年1月1日制定、2026年4月27日改定 |
富士通株式会社(PLEMIA)
製品に含まれる化学物質を管理するPLEMIAのシリーズを出してきました。CMPのアプリケーション事業者として認証中です。
- 比較した会社
- 富士通
- 製品
- PLEMIA
- 主な用途
- 組立品の含有情報
- 公開料金の例
- 2016年発表で60万円〜(税別)
向いている人部品表の大きい組立品のメーカーで、含有情報を部品表から積み上げたい会社が比べる先です。
確認したい点今の価格は確かめられませんでした。CMPのサービスは2026年11月以降の予定です。
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富士通は、製品に含まれる化学物質を管理するPLEMIAのシリーズを出してきました。2016年11月10日には、2つの製品をchemSHERPAに対応させました。大規模向けのPLEMIA M3 ECODUCEと、中小規模向けのPLEMIA EcoLinkです。部品メーカーから最終製品のメーカーまでの供給網を対象にしています。
その発表での価格は、いずれも税別です。ECODUCEは5ライセンスからで3,000,000円でした。EcoLinkは1ライセンスからで600,000円でした。JAMPの形式の含有データを、chemSHERPAの形式に変える機能も入れています。3年で300ライセンスの販売を目標にしていました。
CMPコンソーシアムの2026年9月現在の一覧では、富士通はCMPのアプリケーション事業者です。範囲は、最初の成形品(FA)から成形品全般までです。サービス開始は2026年11月以降の予定で、認証中です。今のPLEMIAの価格と、CMPへの移り方は確かめられませんでした。
特徴
- 2016年11月、PLEMIA M3 ECODUCEとPLEMIA EcoLinkをchemSHERPAに対応
- 2016年の発表価格はECODUCE 3,000,000円(5ライセンス〜)、EcoLink 600,000円(1ライセンス〜)、いずれも税別
- JAMPの形式の含有データをchemSHERPAの形式に変換
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主な製品
| 主な製品 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| PLEMIA M3 ECODUCE | 製品含有化学物質の管理(大規模向け) | 2016年の発表で3,000,000円〜(税別) |
| PLEMIA EcoLink | 製品含有化学物質の管理(中小規模向け) | 2016年の発表で600,000円〜(税別) |
基本情報
| CMPの認証 | 認証中(2026年9月現在) |
|---|---|
| CMPのサービス開始 | 2026年11月以降の予定 |
ジーエルサイエンス株式会社(Reagent Master)
試薬を容器ごとに管理するパッケージソフトです。社内LANで動き、PRTR、消防法の倍数、毒劇物を集計します。
- 比較した会社
- ジーエルサイエンス
- 製品
- Reagent Master
- 主な用途
- 社内LANで試薬の在庫と集計
- 公開料金の例
- 非公開(見積もり)
向いている人社外のクラウドに薬品のデータを置けず、社内LANで動かしたい研究所や工場に向きます。
確認したい点製品ページの動作環境はWindows 10です。今のOSでの動作と保守の期間を、見積もりで確かめます。
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Reagent Master Ver.2.0EXは、試薬を容器ごとに管理するパッケージソフトです。1台で使うスタンドアロンか、社内LANのサーバ・クライアントで動きます。データベースはPostgreSQLで、OSはWindows 10 Professional(64bit)と書いています。
集計の機能がそろっています。PRTR対象物質の移動量を、排出、事業所外への移動、製品としての出荷に分けて集計します。消防法の危険物は、指定数量に対する倍数を保管庫別か所属別に出します。毒劇物は、保管状況と使用履歴を表示して出力します。リスクアセスメント対象の試薬には、該当・非該当の確認欄があります。
価格は見積もりです。クラウドでの提供の記載はありません。SDSは、試薬メーカーのSDS検索サイトへのリンクで扱います。ICカードや社員証でのログイン、たな卸、発注点の管理もあります。
特徴
- 消防法の指定数量に対する倍数を保管庫別・所属別に算出
- 毒劇物の保管状況と使用履歴を表示・出力
- IDタグかバーコードで試薬ビンを認証
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主な製品
| 主な製品 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Reagent Master Ver.2.0EX | 化学物質総合管理システム(パッケージ) | 価格は見積もり |
基本情報
| 動作環境 | Windows 10 Professional(64bit) |
|---|---|
| データベース | PostgreSQL |
株式会社日立製作所(Chemilution)
化学物質統合管理のChemilutionシリーズと、PRTRの集計のPRTR-WORLDを案内しています。
- 比較した会社
- 日立製作所
- 製品
- Chemilution-Pro
- 主な用途
- 法令チェックとSDS作成
- 公開料金の例
- 非公開
向いている人日立の基幹システムを使っていて、化学物質の管理をそれとつなげたい大企業が問い合わせる先です。
確認したい点製品ページの表示は2014年のままで、今の提供条件を確かめられませんでした。
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日立製作所は、化学物質統合管理のChemilutionシリーズを案内しています。Chemilution-Proは、法令チェックシステムと化学物質データベースを基本パッケージにしています。MSDSとGHSラベルの作成支援と、化学物質の文書管理はオプションです。保守サポートも別にあります。
PRTRの集計をASPで提供するPRTR-WORLDも、同じページに並んでいます。生産管理やグリーン調達などの基幹システムと連携できると書いています。部署や事業所をまたいで、化学物質の管理の体制をつくる製品と位置づけています。
価格、提供の形、導入実績の記載はありません。製品ページの著作権表示は2014年で、SDSを旧称のMSDSと書いています。販売終了の告知は見当たりません。ただ、今の提供条件は公式ページから確かめられませんでした。
特徴
- Chemilution-Proの基本パッケージは、法令チェックシステムと化学物質データベース
- MSDS・GHSラベルの作成支援と化学物質の文書管理はオプション
- PRTRの集計をASPで提供するPRTR-WORLD
主な製品・基本情報を見る
主な製品
| 主な製品 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Chemilution-Pro | 化学物質統合管理システム | 価格の記載なし |
| PRTR-WORLD | PRTR集計のASPサービス | 価格の記載なし |
基本情報
| 製品ページの著作権表示 | 2014年 |
|---|
株式会社アイアンドディー(Dr.EHS Chemical)
SDS管理、リスクアセスメント、法令管理をまとめるクラウドです。月162,500円(税別)と初期費用850,000円を公開しています。
- 比較した会社
- アイアンドディー
- 製品
- Dr.EHS Chemical
- 主な用途
- 多拠点のSDSとリスクアセスメント
- 公開料金の例
- 月162,500円(税別・年一括)
向いている人管理者を何人も置く多拠点で、5年の総額を先に固めたい会社に向きます。
確認したい点初期費用が850,000円かかり、運用開始まで約4〜6か月です。利用規約は確認できませんでした。
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Dr.EHS Chemicalは、SDS管理、リスクアセスメント、法令管理をまとめるクラウドです。AI-OCRの読み取り精度を90%、登録の工数を最大70%削減とうたっています。登録した化学物質に当たる法令と条文を表示し、SDSの更新期限の前に通知メールを送ります。厚生労働省のSDSデータ交換フォーマットに対応しています。
料金を公開しています。利用料は月162,500円(税別)で、年間一括払いです。管理者は20名まで、閲覧ユーザーは無制限です。初期導入費用は850,000円(税別)です。初期設定から運用開始までは約4〜6か月としています。
同社は2024年2月から、海外製のESH Cloudsを正規代理店として売っていました。2024年12月の発表では、初年度381.5万円〜(税別)でした。2025年に自社のDr.EHSを出しています。確認日には、esh_lpというURLのページもDr.EHS Chemicalの製品ページでした。
特徴
- 初期導入費用は850,000円(税別・一式)
- CREATE-SIMPLEでリスクレベルを計算
- 2024年12月時点のESH Cloudsは初年度381.5万円〜(税別)、為替などで変わりうると記載
主な製品・基本情報を見る
主な製品
| 主な製品 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Dr.EHS Chemical | 化学物質管理クラウド | 月162,500円(税別)・初期850,000円(税別) |
| ESH Clouds Chemicals Management | 海外製の化学物質管理(代理店販売) | 2024年12月の発表で初年度381.5万円〜(税別) |
基本情報
| 所在地 | 東京都渋谷区 |
|---|---|
| Dr.EHSの発売 | 2025年 |
| 掲載している導入企業のロゴ | KOA、ナカシマプロペラ、オリエンタルモーター、東プレ |
日本ケミカルデータベース株式会社
化学物質と法規制のデータベースの会社です。受け取ったSDSを複数のAIで読み取り、ExcelかJSONで返すサービスがあります。
- 比較した会社
- 日本ケミカルデータベース
- 製品
- SDSデータ化サービス
- 主な用途
- SDSのデータ化を外に出す
- 公開料金の例
- 非公開(問い合わせ)
向いている人台帳は自社のExcelのまま、SDSの読み取りと打ち込みだけを外に出したい会社に向きます。
確認したい点料金は問い合わせです。精度の数字の測り方は書かれていません。
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日本ケミカルデータベース(JCDB)は、化学物質と法規制のデータベースを作る会社です。国内30法令の法規制データパッケージや、法改正を見張るezMONITORを出しています。130か国以上の海外の法規制リストを持つIlluminatorもあります。
SDSデータ化サービスは、受け取ったSDSを複数のAIで読み取り、互いにチェックしてExcelかJSONで返します。対象は第1、2、3、8、9、14、15項です。読み取り精度は99%以上とし、人のダブルチェックは不要と書いています。1件10分以内で、従来の人手でのべ約70分と比べています。オプションで、CAS番号を安衛法・毒劇法・化管法のデータベースと照らし合わせます。
料金は問い合わせです。ezCRICとezADVANCEは新規販売を終え、統合したezCRIC+があります。ezCRIC+は2025年11月11日に価格改定を告知しました。SDS作成のChemValueは、ナガセ情報開発のCDPFで提供しています。
特徴
- SDSデータ化サービス:複数のAIで読み取りとチェック、ExcelかJSONで出力
- 1件10分以内。従来の人手はのべ約70分と記載
- ezCRIC+の価格改定を2025年11月11日に告知
主な製品・基本情報を見る
主な製品
| 主な製品 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| SDSデータ化サービス | 受け取ったSDSのデータ化 | 料金は問い合わせ |
| 国内法規制データパッケージ | 法規制データ | 国内30法令 |
| ezCRIC+ | 法規制の調査支援ツール | ezCRICとezADVANCEを統合 |
| ChemValue | SDS作成・法令調査 | ナガセ情報開発のCDPFで提供 |
基本情報
| SDSデータ化の対象 | 第1、2、3、8、9、14、15項 |
|---|---|
| 出力 | Excel、JSON |
ナガセ情報開発株式会社(化学品ドキュメント管理プラットフォーム CDPF)
SDSの作成と、化学品の書類の配付・受領・保管をまとめたクラウドです。運営と販売を担っています。
- 比較した会社
- ナガセ情報開発
- 製品
- CDPF(DocuValue・ChemValue)
- 主な用途
- SDSの作成と配付
- 公開料金の例
- 非公開
向いている人SDSを作って多くの取引先に配り、配った記録を残したい化学品メーカーや商社に向きます。
確認したい点料金を公開していません。受け取る側の法令確認が主な仕事なら、別の製品を選びます。
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CDPFは、SDSの作成と、化学品の書類の配付をまとめたクラウドです。長瀬産業、ナガセ情報開発、日本ケミカルデータベースの3社が、2022年9月27日に発表しました。運営と販売はナガセ情報開発が担います。
中身は2つです。DocuValueは、化学品の書類の送付、受領、保管を扱い、2023年2月1日から販売しています。ChemValueは日本ケミカルデータベースのSDS作成と法令調査のツールで、2023年4月24日から販売しています。ChemValueは、デジタル化・AI導入補助金2026の対象ITツールになりました。
料金は公開していません。2026年9月28日にも、ChemValueのデータ更新と機能改修を告知しています。SDSを作って取引先に配る側の製品です。受け取ったSDSから法令の対象を洗い出す機能は、トップページに書かれていません。
特徴
- SDSの作成と化学品の書類の配付管理を一体にしたクラウド
- DocuValueは書類の送付・受領・保管。2023年2月1日から販売
- ChemValueはデジタル化・AI導入補助金2026の対象ITツール(2026年6月30日のお知らせ)
- 長瀬産業・ナガセ情報開発・日本ケミカルデータベースの3社で2022年9月に発表
主な製品・基本情報を見る
主な製品
| 主な製品 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| DocuValue | 化学品の書類の配付・受領・保管 | 料金は非公開 |
| ChemValue | SDS作成・法令調査 | 料金は非公開 |
基本情報
| DocuValueの販売開始 | 2023年2月1日 |
|---|---|
| ChemValueの販売開始 | 2023年4月24日 |
ナガセ情報開発株式会社(化学品ドキュメント管理プラットフォーム CDPF)の公式サイトへ
ナガセ情報開発株式会社(化学品ドキュメント管理プラットフォーム CDPF)の方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内
オリエンタル技研工業株式会社(STORAGE CS)
薬品を容器ごとに管理するクラウドです。PRTRの帳票、消防法の倍数、毒劇物の管理簿、CREATE-SIMPLEまで1つで扱います。
- 比較した会社
- オリエンタル技研工業
- 製品
- STORAGE CS
- 主な用途
- 薬品の在庫と法令の集計
- 公開料金の例
- 非公開(ユーザー数で契約)
向いている人研究部門や品質管理室で、薬品の在庫からPRTR、消防法、リスクアセスメントまで1つで済ませたい会社に向きます。
確認したい点料金を公開していません。お知らせの最新の版は2024年11月です。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
STORAGE CSは、試薬や薬品を容器ごとに管理するクラウドの薬品管理システムです。2021年3月に出ました。バーコードで取り出しと返却を記録し、在庫と使用量を集計します。
法令の機能が広いのが特徴です。化管法のPRTRの指定書式で帳票を作れます。消防法は、エリアごとに倍数から指定数量を計算し、登録時に超過を警告できます。毒劇物は、受入れ量、使用量、在庫量の管理簿づくりを支援します。コントロールバンディングとCREATE-SIMPLEでのリスクアセスメントにも対応します。
料金はユーザー数に応じた契約で、金額は公開していません。3か月の無料トライアルがあります。導入先に、製品評価技術基盤機構、理化学研究所、産業技術総合研究所、東京大学などを挙げています。提供元は1978年設立の研究施設のエンジニアリング会社で、従業員は220名です。
特徴
- 毒劇物の受入れ量・使用量・在庫量の管理簿づくりを支援
- バーコードで取り出し・返却を記録。高圧ガスの管理もある
- IT導入補助金の対象ツールに2022年と2024年に認定
- 最新の版のお知らせはVer1.5.0.0665(2024年11月1日)
主な製品・基本情報を見る
主な製品
| 主な製品 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| STORAGE CS | クラウドの薬品管理システム | ユーザー数に応じた契約(金額は非公開) |
基本情報
| 所在地 | 東京都千代田区内神田1-2-4 |
|---|---|
| 設立 | 1978年10月13日 |
| 資本金 | 1億円 |
| 従業員 | 220名(2025年4月1日現在) |
株式会社さくらケーシーエス(SDS Meister)
JIS規格に合うSDSを自動で作るシステムです。厚生労働省のSDSデータ交換フォーマットに対応しています。
- 比較した会社
- さくらケーシーエス
- 製品
- SDS Meister
- 主な用途
- SDSの作成と配布
- 公開料金の例
- 非公開(初期費用+月額)
向いている人自社で混合品をつくり、SDSを書いて取引先に配る化学品メーカーに向きます。
確認したい点海外法規のSDSは作れません。法改正のマスタの改訂は、内容で有償になる場合があります。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
SDS Meisterは、JIS規格に合うSDSを自動で作るシステムです。製品と原材料の情報、承認、履歴、SDSの配布履歴を管理します。正式版でないPDFには透かしが入ります。運用実績は10年以上としています。
受け取ったSDSも扱えます。仕入先から入手したSDSのデータを、原料情報として取り込めます。この機能はオプションのSDS電子データ入出力です。化管法・安衛法・毒劇法に当たる製品を検索できます。厚生労働省のSDSデータ交換フォーマットに対応し、JSONでも出力します。
料金は初期費用と月額の利用料で、金額は問い合わせです。ライセンスは作成・管理のユーザーの分だけ要ります。SDS電子化補助金と、デジタル化・AI導入補助金2026の対象として採択されたと書いています。海外法規に対応したSDSは作れません。
特徴
- JIS規格に合うSDSを自動作成。承認・履歴・配布履歴を管理
- 仕入先のSDSのデータを原料情報として取り込める(オプション)
- ライセンスは作成・管理ユーザーの分だけ。出力・照会用は不要
- 法改正のマスタの改訂は、内容によって有償の場合がある
公式に掲載の事例
電子工業用材料製造業(社名非公開)
課題SDSの作成に時間がかかる実施SDS Meisterで作成成果1件8時間かかっていたSDS作成が最短10分になったと紹介(公式の事例)出典: www.kcs.co.jp
主な製品・基本情報を見る
主な製品
| 主な製品 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| SDS Meister | SDS作成・管理システム | 初期費用+月額(金額は問い合わせ) |
| SDS電子データ入出力 | オプション | 受け取ったSDSのデータの取り込み |
基本情報
| 運用実績 | 10年以上と記載 |
|---|---|
| 料金の形 | 初期費用+月額 |
SDS Manager AS(SDS Manager)
ノルウェーの会社のSDS管理サービスです。SDS 200件までの無料プランがあり、料金はユーロで公開しています。
- 比較した会社
- SDS Manager
- 製品
- SDS Manager
- 主な用途
- SDSの閲覧と現場への配布
- 公開料金の例
- 無料はSDS 200件まで
向いている人海外の拠点も含めて、現場でSDSをスマートフォンで見せたい会社に向きます。
確認したい点日本円の価格と、日本の法令の対象物質の洗い出しを確かめられませんでした。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
SDS Managerは、ノルウェー・オスロに住所を置くSDS Manager ASのSDS管理サービスです。日本語のページは、労働安全衛生法とJIS Z 7253に準拠すると書いています。SDSのデータベースは1,700万件以上としています。
料金はユーロで公開しています。SDS Managerの無料プランは、SDS 200件までです。モバイルでの閲覧、GHSラベル、自社のSDSのアップロード、QRコードの二次容器ラベルが入っています。有料の段階はSDSの件数で決まり、ユーザーと拠点の追加料金はないとしています。契約の縛りや解約料はないとしています。
料金ページの有料プランは、2026年10月13日時点で€0の仮の表示でした。日本円での価格と税の扱いは書かれていません。PRTRの集計の具体的な記載もありません。日本の法令の対象物質を自動で洗い出すかは、確かめられませんでした。
特徴
- 日本語のページは、労働安全衛生法・JIS Z 7253に準拠と記載
- 契約の縛りや解約料はなしと記載
- 有料プランは30日間の無料トライアル
主な製品・基本情報を見る
主な製品
| 主な製品 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| SDS Manager 無料プラン | SDS管理 | SDS 200件まで・€0 |
| SDS Manager 有料プラン | SDS管理 | SDSの件数で決まる(料金ページは€0の仮の表示) |
基本情報
| 所在地 | Thunesvei 2, 0274 Oslo Norway |
|---|---|
| 通貨 | ユーロ |
自社に合う化学物質管理・SDS管理システムを、無料で相談する
次の内容を送ってください。手元のSDSのおおよその件数と、1年に入れ替わる件数です。拠点の数と、台帳を直す人の数も教えてください。PRTRの届出の有無と、危険物の倍数が1に近い保管場所があるかも分かれば助かります。取引先からchemSHERPAで含有を聞かれるかどうかと、中小企業に当たるかも書いてください。編集チームが、条件に合う掲載会社を整理します。合う候補と、見積もりで確かめる点をお返しします。費用はかかりません。
化学物質管理・SDS管理システム会社一覧【15社】
調査日時点で、SDSか化学物質を管理する製品を公式に示している会社です。比べ先として、SDSを作る側の製品と、製品の含有情報を管理する製品も含みます。比較・まとめサイトは外しました。
- 株式会社キャリアパートナーズ(SDS管理ソフトウェア Match)PRTRの工場別集計を公開料金で
- 株式会社ケミカン(ケミカンSDS管理)受領SDSの法令確認なら第一候補。250件から月50,000円
- ダッソー・システムズ(BIOVIA CISPro)日本の法令の記載がなく外した
- 分散システム技研合同会社(SDS Tascal for RA)初期0円で試せるが、解約の条件は書面で
- 富士通株式会社(PLEMIA)組立品の含有管理の比べ先
- ジーエルサイエンス株式会社(Reagent Master)社内LANで動く試薬管理のパッケージ
- 株式会社日立製作所(Chemilution)今の提供条件を確認できず外した
- 株式会社アイアンドディー(Dr.EHS Chemical)料金を全部公開している多拠点向け。年1,950,000円
- 東北緑化環境保全株式会社(IASO)薬品の量の集計なら第一候補。料金を公開
- 日本ケミカルデータベース株式会社SDSのデータ化だけを外注する先
- ナガセ情報開発株式会社(化学品ドキュメント管理プラットフォーム CDPF)SDSを作って配る側の基盤
- オリエンタル技研工業株式会社(STORAGE CS)量の集計とCREATE-SIMPLEを1つで
- 株式会社さくらケーシーエス(SDS Meister)SDSを作って配る側なら第一候補
- SDS Manager AS(SDS Manager)200件まで無料で、現場にSDSを配る道具
- Sotas株式会社(Sotas化学調査)含有情報の回答なら第一候補。CMPの認証済み
目的別のほかの比較
- 作業環境測定機関(粉じん・有機溶剤・特化物・騒音・個人ばく露測定)国内16の測定機関の公式情報と、日本作業環境測定協会の公開名簿を調べました。精度管理の結果、厚生労働省の通達と集計、法令の原文も確かめています。選ぶ軸は3つです。個人ばく露測定の担い手、分析できる物質、精度管理の結果です。
- 局所排気装置の設置と定期自主検査(有機則・特化則・粉じん則、制御風速、設置届、プッシュプル型)局所排気装置の施工と検査を受ける16の会社・団体の公式情報を調べました。e-Govの法令、厚生労働省の告示・通達・調査、監督年報、市の契約も確かめています。選ぶ軸は3つです。毎年の検査の中身、フードの設計、届出と記録です。
- AI-OCR読みたいのは手書きの申込書か、取引先ごとに書式が違う請求書か。書類を社外のクラウドに出してよいか。AI-OCRはこの2つで、合う製品も料金の形も変わります。国内で提供されている15社の公式サイトを調べ、料金の書き方、無料トライアル、提供形態をそろえて比べ、用途ごとに最初に試したい3社を選びました。
よくある質問
SDS管理システムと薬品管理システムは、何が違いますか?
扱う中身が違います。SDS管理は、受け取ったSDSをデータにして、法令の対象を洗い出します。薬品管理は、容器ごとの在庫と使用量から、PRTRや消防法の量を集計します。製品の含有情報の管理は、chemSHERPAなどで取引先に含有を答える仕事です。
小さな工場でも、化学物質管理者を選ばないといけませんか?
選びます。リスクアセスメント対象物を製造、取扱い、譲渡提供する事業場ごとに選任します。業種と規模の要件はありません。2024年4月1日からの義務です。製造する事業場では、厚生労働大臣が定める講習の修了者などを選びます。
安衛法の対象の物質は、いくつありますか?
厚生労働省の一覧を数えると、2026年4月1日時点で2,314の名称が載っています。2025年4月に650、2026年4月に779が加わりました。2027年4月に155、2028年4月に36が加わる予定です。名称には、複数の物質をまとめたものも含まれます。
CREATE-SIMPLEだけで足りますか?
リスクの見積もりは、CREATE-SIMPLEで足ります。厚生労働省が無償で配るExcelのツールで、混合物の成分は10物質まで一度に評価できます。ただし、SDSの台帳、版の管理、PRTRや消防法の集計はしません。
Excelで管理できるのは、何件くらいまでですか?
編集部は、SDSが250件未満で拠点が1つなら、Excelで始めます。ケミカンの有料プランは250件からで、それより少ないと1件あたりの費用が高くなるからです。成分はCAS番号つきで打ち込みます。
PRTRの届出が要るのは、どんな事業者ですか?
対象の業種で、常時使用する従業員が21人以上の事業者です。第一種指定化学物質のどれかを年1トン以上、特定第一種なら年0.5トン以上扱う事業所があると対象になります。届出は毎年度です。
消防法の指定数量の倍数は、どう数えますか?
危険物ごとに、量を指定数量で割ります。その商を足して1以上なら、指定数量以上を貯蔵しているとみなされます。消防法第10条第2項の定めです。IASOやSTORAGE CSは、この倍数を保管場所ごとに出せます。
毒劇物の使用量の帳簿は、法律で決まっていますか?
業務上取扱者に準用されるのは、盗難・紛失の防止、表示などの条文です(毒劇法第22条第5項)。準用される条文に、使用量の帳簿の定めは入っていません。それでも、本数が合わないことに気づくには受け払いの記録が要ります。
AI-OCRの精度99%という数字は、信用できますか?
比べる材料にはなりません。ケミカンは目視確認と組み合わせて99%、Dr.EHS Chemicalは90%と書いています。どちらも測り方は書かれていません。自社の読みにくいSDSを10件ほど試しに読ませて確かめます。
システムの導入に、補助金は使えますか?
中小企業なら、SDS電子化補助金があります。経費の2分の1で、上限は100万円です。2026年度の申請は11月30日までです。厚生労働省のSDSデータ交換フォーマットで出入力できるシステムに限られ、交付決定の前に契約すると対象外です。
chemSHERPAは、これからどうなりますか?
2026年10月1日に、CMPコンソーシアムがCMPのサービスを始めました。アプリケーション事業者のうち、NECとSotasが認証済みです。これまでのデータ作成支援ツールの今後と、利用者の費用は、公式ページで確かめられませんでした。
やめるとき、登録したデータは返してもらえますか?
製品で違います。ケミカンの規約は、利用終了までに自分の費用で出力する定めです。SDS Tascal for RAの規約は、終了後1か月はエクスポートに協力し、その後に削除します。契約の前に、書き出せる形式を確かめます。