3比較ハブCFRP・GFRPの成形の受託の選び方(オートクレーブ・RTM・プレス・ハンドレイアップ、プリプレグ、型代と最小ロット、強度と重さ、切削・穴あけの二次加工、航空のJIS Q 9100、材料の値上げ、熱可塑性CFRP)
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CFRP・GFRPの成形の受託の選び方(オートクレーブ・RTM・プレス・ハンドレイアップ、プリプレグ、型代と最小ロット、強度と重さ、切削・穴あけの二次加工、航空のJIS Q 9100、材料の値上げ、熱可塑性CFRP) · 2026年10月時点

迷ったらこれ。CFRPの成形の受託の3選と、条件別の第一候補

CFRPとGFRPの成形を受ける17社の公式の設備ページ、よくある質問、技術の解説を調べました。炭素繊維とエポキシ樹脂の値上げの発表も原文で読んでいます。選ぶ軸は3つで、個数と大きさ、認証の要否、金属から置き換えて元が取れるかです。

  • 17社を調査
  • 各会社の公式サイト
  • 調査日 2026年10月15日
  • 更新 2026年10月15日
イラストはイメージです(特定の製品ではありません)

編集部の結論

まず個数と大きさで工法を決めます。長さ1mを超える部品を、1個から数百個まで1社で作るならUCHIDAです。航空機の部品で認証のある工程が要るなら、東レ・カーボンマジックです。熱可塑性CFRPで数千個以上を量産するなら、カサタニです。

決め手は、CFRPにして元が取れるかです。三協製作所は、アルミからの置き換えで価格は概ね2〜10倍と答えています。動く部品と、軽さが性能に直結する部品だけをCFRPにします。据え置きの部品は、アルミのままかGFRPで足ります。

もう一つは材料です。東レは2026年1月出荷分から、炭素繊維とプリプレグを10〜20%上げました。DICは4月に、エポキシ樹脂をkgあたり170円以上上げています。材料費が6割の部品なら、6〜12%上がる計算です。量産の契約では、材料費を別の行にして改める式を決めます。

編集部・2026年10月。17社の公式の設備ページ、よくある質問、会社概要、技術の解説、お知らせを確認しました。東レとDICの値上げの発表も読んでいます。

【基本3選】大物の試作から数百個・航空の認証・熱可塑性の量産、の第一候補

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

長さ1mを超える部品を、1個の試作から数百個まで1社で作るなら

株式会社UCHIDA

内径3m・長さ6mのオートクレーブと、630tの樹脂注入プレスを持ちます。2007年にJIS Q 9100を取得しています。

  • 比較した会社UCHIDA(埼玉)
  • 主な工法オートクレーブ・HP-RTM・プレス
  • 成形の大きさAC内径3,000×長さ6,000mm
選んだ理由を読む

オートクレーブとHP-RTMの両方を持つので、数が増えても工法だけ変えて同じ会社で続けられます。型を石膏・FRP・CFRP・金属から選び、数に合わせて型代を抑えられます。5軸加工と塗装、超音波の検査まで社内です。

  • オートクレーブ内径3,000×長さ6,000mm
  • 630tプレスとエポキシ樹脂の注入機
  • JIS Q 9100(2007年)

株式会社UCHIDAの公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

航空機・宇宙の部品で、認証のある工程が要るなら

東レ・カーボンマジック株式会社

Nadcap(複合材料)とボーイングの複合材成形工程の認定を持ちます。試作は日本、量産はタイの工場が受け持ちます。

  • 比較した会社東レ・カーボンマジック(滋賀)
  • 主な工法オートクレーブ・RTM・VaRTM
  • 成形の大きさ記載なし
選んだ理由を読む

複合材の成形の工程そのものに、業界と機体メーカーの認定があります。設計・解析から試作、量産まで同じグループで続けられます。東レの子会社で、2025年に新横浜の拠点を開き、2026年に子会社を合併しました。

  • Nadcap(複合材料)
  • ボーイングの特殊工程の認定
  • 量産はカーボンマジック(タイランド)

東レ・カーボンマジック株式会社の公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

数千個以上を、熱可塑性CFRPのプレスで量産するなら

株式会社カサタニ

2017年から熱可塑性CFRPのプレスを量産しています。アシックスの運動靴の部品などの実績を公開しています。

  • 比較した会社カサタニ(大阪)
  • 主な工法熱可塑プレス(温間・ヒート&クール)
  • 成形の大きさ記載なし
選んだ理由を読む

量産の実績を、製品名まで公開しています。金型を社内で設計して作り、深絞りやインサート成形にも対応します。ばねとプレスの会社として1954年から続き、国内外に工場があります。

  • 2017年から量産
  • 金型を社内で設計・製作
  • 深絞り・リブ・インサート成形

株式会社カサタニの公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

会社17社の比較表

CFRPの成形の受託会社 17社の比較(おすすめ3社が先頭)
会社比較した会社主な工法成形の大きさ型と試作航空の認証熱可塑性CFRP二次加工料金の公開
株式会社UCHIDA公式 · 2026-10-15確認UCHIDA(埼玉)オートクレーブ・HP-RTM・プレスAC内径3,000×長さ6,000mm石膏・FRP・CFRP・金属の型JIS Q 9100(2007年)記載なし5軸加工・塗装・超音波検査非公開
東レ・カーボンマジック株式会社公式 · 2026-10-15確認東レ・カーボンマジック(滋賀)オートクレーブ・RTM・VaRTM記載なし型から社内、量産はタイJIS Q 9100・Nadcap記載なし5軸・WJ・X線/超音波検査非公開(見積フォーム)
株式会社カサタニ公式 · 2026-10-15確認カサタニ(大阪)熱可塑プレス(温間・ヒート&クール)記載なし金型を社内で設計・製作記載なし2017年から量産インサート成形非公開
株式会社エーシーエム公式 · 2026-10-15確認エーシーエム(神奈川)オートクレーブ・オーブン長尺3m以上を一体成形1個から記載なし(ISO 9001)記載なしMC10台・±0.05程度非公開
株式会社フューチャーズクラフト公式 · 2026-10-15確認フューチャーズクラフト(山梨)オートクレーブ(国産プリプレグ)AC φ1,300×2,500mm1個から・パールボード型記載なし記載なしトリミング中心非公開
株式会社羽生田鉄工所(コンポジットセンター)公式 · 2026-10-15確認羽生田鉄工所(長野)オートクレーブ・オーブン記載なし条件出し・試作・レンタル記載なし記載なし金属治具の製作非公開
株式会社放電精密加工研究所公式 · 2026-10-15確認放電精密加工研究所(神奈川)熱可塑プレス(サーボプレス)記載なし試作から受託量産記載なしCFRTP・金属との複合記載なし非公開
有限会社マルセンクラフト公式 · 2026-10-15確認マルセンクラフト(新潟)HLU・RTM・VaRTM・真空バッグ記載なし試作・一品から記載なし(ISO認証)製造品目に記載記載なし非公開
株式会社理想精密公式 · 2026-10-15確認理想精密(岐阜)オートクレーブ・真空バッグ・プレス記載なし単品試作から記載なし量産はCFRTPを提案精密切削(本業)板の材料費を参考に公開
株式会社三協製作所公式 · 2026-10-15確認三協製作所(神奈川・千葉)オートクレーブ・プレス・SWAC φ2.5×5m・φ1.5×7m試作見積の窓口あり記載なし(ISO 9001)記載なしMC・旋盤・組立価格表なし(FAQ)
株式会社SCT公式 · 2026-10-15確認SCT(群馬)L-RTM・インフュージョン・低圧RIML-RTMで最大約7㎡の実績型もインフュージョンで製作記載なし(ISO 9001)記載なしインサートナット・接着非公開
株式会社積水化成品ヤマキュウ公式 · 2026-10-15確認積水化成品ヤマキュウ(東京・新潟)HLU・L-RTM・SMC・RIMHLUで3,000×4,000mm型費の指数を公開記載なしスタンピング成形品記載なし型費の比率のみ公開
株式会社シェイプフィールド公式 · 2026-10-15確認シェイプフィールド(静岡)オートクレーブ(プリプレグ)AC内径2.0×長さ3.5m成形型から試作記載なし記載なしトリム室・塗装ブース非公開
スピック株式会社公式 · 2026-10-15確認スピック(神奈川)熱可塑プレス(ヒート&クール)板は最大1,000mm金型を自社で設計・製作記載なしPP〜PEEK・450℃程度抜き・曲げ・試験片非公開
スーパーレジン工業株式会社公式 · 2026-10-15確認スーパーレジン工業(東京)オートクレーブ・FW・連続成形AC最大φ3.5×6.0m一品生産から量産JIS Q 9100記載なし門形MC・塗装室非公開
株式会社テックラボ公式 · 2026-10-15確認テックラボ(東京・兵庫)オートクレーブ(プリプレグ)記載なし試作・開発の支援ロゴ掲載(範囲記載なし)記載なし門形5軸NC・熱膨張測定非公開
TIP composite株式会社公式 · 2026-10-15確認TIP composite(長野・大阪)オートクレーブ・熱可塑プレスAC最大φ2,500×5,000mm記載なしJIS Q 9100(2011年)熱可塑複合材プレス機5軸MC・超音波探傷非公開

※編集チーム調べ。各社公式サイトの記載をもとに作成(2026年10月調査時点)。「記載なし」は公式サイトに該当する記述が見つからなかった項目です。

編集部の分析

17社について、公式サイトに加えて決算資料・公的統計・過去の料金などを集め、同じ物差しで考えた分析です。各項目の根拠は末尾の「この分析の根拠」に載せています(2026年10月15日時点)。

迷ったらこう選ぶ

表を上から順に見て、最初に当てはまる行が第一候補です。基本3選は、UCHIDA、東レ・カーボンマジック、カサタニです。

選ぶ軸は3つで、上から順に絞ります。

  1. 個数と大きさで工法を決める。工法が決まると、設備を持つ会社が3〜4社に絞れます。
  2. 認証の要否を確かめる。航空機の部品は、認証の範囲に入る工場でないと納められません。
  3. 金属から置き換えて元が取れるかを確かめる。CFRPは高いので、軽さで取り返せる部品だけに使います。

オートクレーブは、加熱と加圧ができる大きな釜です。プリプレグは、炭素繊維に樹脂をしみ込ませたシートです。RTMは、型に繊維を置いて樹脂を流し込む工法です。ハンドレイアップは、型に繊維と樹脂を手で積む工法で、HLUと略します。CFRTPは、熱で柔らかくなる樹脂を使うCFRPで、熱可塑性CFRPとも呼びます。

あなたの状況第一候補こうなら逆転いちばんのリスク
民間航空機の部品で、特殊工程の認定が要る東レ・カーボンマジック(基本3選)衛星の部材 → スーパーレジン工業量産はタイの工場
衛星や半導体装置の部材で、清浄度の管理が要るスーパーレジン工業(条件別)試験片・治具も → TIP composite料金が非公開
熱可塑性CFRPで、数千個以上を量産するカサタニ(基本3選)金型から試作する → スピック少量だと型代が重い
CFRPで、長さ1mを超える部品を数個〜数百個UCHIDA(基本3選)衛星の部材 → スーパーレジン工業料金とロットが非公開
装置の小物で、穴や公差が細かいエーシーエム(条件別)板の加工が中心 → 理想精密オートクレーブの寸法が非公開
外観の部品を、型から1個だけフューチャーズクラフト(条件別)長さ3m前後 → シェイプフィールド従業員3名
角パイプや管の長尺物三協製作所(条件別)ロボットアームの角パイプ → エーシーエム航空の認証の記載なし
GFRPで、1㎡を超えるカバーを月に数十個SCT(条件別)型費を抑えたい → 積水化成品ヤマキュウ航空の認証の記載なし
材料や工法を、まず自分で確かめる羽生田鉄工所(条件別)評価まで任せる → テックラボ量産は受けない

注 表は上の行ほど優先します。各社の公式ページによります(2026年10月15日確認)。

個数で、工法と型が決まる

UCHIDAは、石膏の試作型は1〜10製品程度、CFRPの反転型は30〜300製品程度に向くとしています。同社は、オートクレーブの成形時間を4〜6時間程度と書いています。HP-RTMは、3分程度で型から取り出せるとしています。HP-RTMは、高い圧力で樹脂を注入するRTMです。

数十個まではプリプレグとオートクレーブで作り、数百個を超えたらRTMかプレスを見積もります。オートクレーブは1回の成形に数時間かかり、数が増えるほど釜の時間が値段を押し上げるからです。型も、数十個なら石膏や樹脂の型で足ります。

航空の部品は、認証の範囲で決まる

17社のうち、JIS Q 9100の取得を公式に書いていたのは4社です。東レ・カーボンマジック、UCHIDA、TIP compositeは取得年を、スーパーレジン工業は認証工場を示しています。Nadcapとボーイングの特殊工程の認定まで公開していたのは、東レ・カーボンマジックだけでした。

民間航空機の構造部品は、東レ・カーボンマジックに頼みます。複合材の成形の工程そのものに、機体メーカーと業界の認定があるからです。航空機ではない部品なら、JIS Q 9100の有無で候補を狭めません。

置き換えは、軽さが効く部品だけ

三協製作所は、アルミからCFRPに置き換えると、価格は概ね2〜10倍と答えています。材料費がおよそ60%を占めるため、数をまとめても下がるのは成形費だけとも書いています。

CFRPに変えるのは、動く部品と、軽さが性能に直結する部品だけにします。2倍以上の値段を、動かす力や電池の減り方で取り返せるからです。据え置きの部品やカバーは、アルミのままかGFRPで足ります。

気にしなくていいこと

  • 強度は鉄の約10倍、といった宣伝の数字です。比べる条件が書かれておらず、自社の部品の強さとは別の話です。
  • オートクレーブの台数です。自社の部品が釜に入るかは、内径と長さで決まります。
  • 「一貫生産」という言葉です。どこまでを社内で行うかは会社で違うので、工程ごとに聞きます。

言いにくいこと

成形品1個の単価を公開していた会社は、17社にありませんでした。費用の手がかりを出していたのは、三協製作所の倍率、理想精密の材料費、積水化成品ヤマキュウの型費の指数だけです。

見積もりは、同じ図面で2〜3社から取ります。価格表がない分野なので、1社の値段だけでは高いか安いかを判断できないからです。比べるときは、型代、材料費、成形費、二次加工を別々の行で出してもらいます。

この分析の根拠(9件)

個数と大きさで決まる工法

工法は、月に何個作るかと、部品がどれだけ大きいかで決まります。型の費用と1回の成形時間が、工法で桁違いに変わるからです。

積水化成品ヤマキュウは、ガラス繊維のFRPで、工法ごとの型費と月産の目安を示しています。型費は、ハンドレイアップを1とした指数です。

工法型費の指数月産の目安平滑な面
ハンドレイアップ1約20片面
インフュージョン120片面
L-RTM350両面
RIM50150両面
熱圧プレス100400両面

注 積水化成品ヤマキュウのハンドレイアップのページによります(2026年10月15日確認)。ガラス繊維のFRPの値で、CFRPの値ではありません。金額の記載はありません。

GFRPで月に数十個までなら、ハンドレイアップかインフュージョンで見積もります。同社の指数では、熱圧プレスの型費はハンドレイアップの100倍です。月に数百個が続く部品だけ、プレスの型を作ります。

CFRPの工法と時間

東レ・カーボンマジックは、オートクレーブでは昇温と降温を含めて約1〜8時間かかるとしています。RTMは中規模の生産に向き、VaRTMは下型だけで済むので型を安く作れると書いています。プレス成形は、昇温と降温をしないのでサイクルを短くできるとしています。

工法公式の説明会社
オートクレーブ昇降温を含め約1〜8時間東レ・カーボンマジック
オートクレーブ成形時間4〜6時間程度UCHIDA
HP-RTM3分程度で脱型UCHIDA
HP-RTM(樹脂の改良後)1〜1.5分程度UCHIDA
RTM中規模の生産に向く東レ・カーボンマジック
VaRTM下型だけで型が安い東レ・カーボンマジック
オーブン1気圧で成形エーシーエム
オートクレーブ4〜5気圧程度エーシーエム

注 各社の公式ページによります。成形時間は部品と材料で変わり、各社の説明の値です。

時間の差は、そのまま1個の値段の差になります。数百個を超える部品は、RTMかプレスを持つ会社に、オートクレーブと並べて見積もりを頼みます。形がプレスに合わない部品は、オートクレーブのまま数をまとめます。

オーブンで足りる部品

エーシーエムは、温度と圧力を適切に管理すれば、オーブンの成形品もオートクレーブ品と同等の品質になると答えています。

航空機ではない装置の部品は、オーブンで作る見積もりも取ります。釜の大きさの制約がなく、オーブンの長さまで作れるからです。航空機の部品は、図面の指定どおりの工法に従います。

大きさで当たる会社

会社公開している大きさ
スーパーレジン工業オートクレーブ最大φ3.5×6.0m
UCHIDAオートクレーブ内径3,000×長さ6,000mm
三協製作所オートクレーブφ1.5×7m
TIP compositeオートクレーブ最大φ2,500×5,000mm
エーシーエム長さ3m以上を一体成形
シェイプフィールドオートクレーブ内径2.0×長さ3.5m
フューチャーズクラフトオートクレーブφ1,300×2,500mm
積水化成品ヤマキュウハンドレイアップで3,000×4,000mm
SCTL-RTMで最大約7㎡の実績
スピック熱可塑性の板は最大1,000mm

注 各社の公式ページによります(2026年10月15日確認)。ほかの7社は、成形できる大きさを数値で公開していませんでした。

真空成形でできる厚さと形なら真空成形の外注で、樹脂の射出で足りるなら射出成形の受託で比べます。

この分析の根拠(12件)

金属から置き換えて元が取れる条件

CFRPは軽くて強い代わりに、金属より高くつきます。差額を軽さで取り返せるかが、置き換えの判断です。

三協製作所は、アルミからCFRPへの置き換えでは、価格は形状や性能で大きく違うが概ね2〜10倍と答えています。同社は、性能の向上が価格に見合わないなら、CFRP化を見直すべきとも書いています。

アルミ部品の値段2倍のとき10倍のとき
5,000円10,000円50,000円
10,000円20,000円100,000円
50,000円100,000円500,000円

注 三協製作所の2〜10倍を当てはめた編集部の試算です。アルミ部品の値段は仮の値で、どの会社の見積もりでもありません。

置き換えを考える部品は、1個あたりの差額と、それで減る重さを並べます。差額を減る重さで割ると、1kg軽くするのに払う額が出るからです。その額を、モーターや電池、作業の速さで取り返せる部品だけをCFRPにします。

どれだけ軽くなるか

カサタニは、熱可塑性CFRPの比重は約1.59で、鉄やステンレスの20%、アルミ合金の60%と書いています。エーシーエムは、CFRPの比重を1.7(1.5〜1.8程度)としています。

同じ形のまま材料だけ替えると、アルミからは4割ほどしか軽くなりません。軽くする効果を大きくするには、繊維の向きと厚さを設計し直す必要があるからです。置き換えの見積もりは、形の設計から頼める会社に出します。

軽さ以外の理由

エーシーエムは、CFRPの熱膨張係数の目安を3ppmとし、材料設計次第で0ppmも可能と答えています。テックラボは、長さ2,800mmまで測れる熱膨張の測定装置を持っています。

精密な装置の梁や定盤は、軽さより熱で伸びないことを理由にCFRPを選びます。温度で寸法が動くと、装置の精度がそのまま落ちるからです。この場合は、熱膨張を測れる会社に頼みます。

数をまとめても下がりにくい

三協製作所は、材料費がおよそ60%を占め、数量の割引が効くのは成形の工数だけだと答えています。理想精密は、CFRPは1品1様の材料になるため、大量生産に向かないことが多いと書いています。

数千個の置き換えで値段を下げたいなら、熱可塑性CFRPのプレスを見積もります。熱硬化のCFRPは、数をまとめても材料費が残り、単価が下がりにくいからです。

金属の削り出しのまま軽くする方法は、アルミ加工と5軸マシニングセンタで比べます。

この分析の根拠(5件)

型の寿命と型代、型の持ち主

型は、作る数に合わせて材料を選びます。数を超えると作り直しになり、型代を2回払うことになります。

UCHIDAは、型の材料ごとに、作れる製品の数の目安を示しています。

型の種類向く製品の数同社の説明
石膏の試作型1〜10製品程度欠けやすいが短納期
FRP反転型30〜100製品程度膨張と収縮が比較的大きい
CFRP反転型30〜300製品程度寸法が安定、費用は高い

注 UCHIDAの解説記事によります(2026年10月15日確認)。金属型の数の目安は書かれていません。

生涯で10個に届かない部品は、石膏や樹脂の型で作ります。型が欠けても作り直せる数で、高い型を作る意味がないからです。300個を超えるなら、型を2面作るか、金型を使う工法の見積もりを並べます。

型の材料

フューチャーズクラフトは、型をパールボードを中心に、アルミ、プリプレグ、耐熱樹脂のFRPから選べるとしています。客先の支給する型にも対応します。UCHIDAは、型の材料をCFRP、低収縮樹脂、人工木材、シリコン、金属から選ぶと書いています。

型の材料は、製品の数と寸法の厳しさで決めてもらいます。熱で伸びる量が製品と違う型は、寸法がずれやすいからです。寸法の厳しい部品は、CFRPの型を提案されても断らずに見積もります。

型代の金額

型代の金額を公開していた会社は、17社にありませんでした。費用の手がかりは、積水化成品ヤマキュウの型費の指数だけです。

型代は、見積もりで本体と別の行にしてもらいます。型を何個まで使えるかと、作り直しの費用を誰が持つかも書面にします。生涯の数が型の寿命を超えると、型代を2回払うことになるからです。

型の持ち主と保管

東レ・カーボンマジックは、製造工程の設備に型を保管する立体倉庫を載せています。型の保管期間や保管費、廃棄の条件を公式に書いた会社は、見つかりませんでした。

型代を払うときは、型の持ち主、保管の期間、保管費、廃棄の前の連絡を発注書に書きます。補修部品を何年作るかが決まっていれば、その年数を保管期間にします。

射出やプレスの金型は金型製作の外注で比べます。

この分析の根拠(4件)

材料の値上げと保管期限

炭素繊維とエポキシ樹脂は、2026年に続けて値上げされました。材料費の比率が高い分野なので、値上げは単価にそのまま効きます。

材料メーカーの値上げを、各社の発表で並べました。

発表会社対象値上げ幅適用
2025年12月12日東レ炭素繊維・プリプレグ・クロス10〜20%2026年1月出荷分
2026年4月8日DICビスフェノールA型エポキシ樹脂170円/kg以上2026年4月15日納入分
2026年4月8日DICポリアミド・ポリアミン系硬化剤220円/kg以上2026年4月15日納入分

注 東レの発表と業界紙の記事、DICのニュースリリースによります(2026年10月15日確認)。東レの値は炭素繊維「トレカ」と、その中間加工品の改定幅です。

DICは、中東情勢の変化で原油とナフサの調達環境が悪化したと書いています。今後の市況によっては、追加の改定や供給の調整もあり得るとしています。

三協製作所の答えでは、材料費が成形品のおよそ60%です。この比率に東レの10〜20%を当てはめると、成形品の値段は6〜12%上がる計算です編集部の試算。

量産の契約では、材料費を別の行にし、材料メーカーの改定に合わせて改める式を決めておきます。値上げのたびに単価全体を交渉すると、決まるまでの差を成形会社が抱えるからです。下がったときも同じ式で下げると書いておきます。

プリプレグの保管期限

三協製作所は、プリプレグを−10〜−20℃で保管し、保管期限は約6か月と答えています。シェイプフィールドは、−18℃の冷凍保存庫で材料を保管しています。

数個の試作では、材料の残りを誰が持つかを見積もりで聞きます。期限のある材料を部品の数だけ買うことはできず、余りの分まで請求されることがあるからです。同じ材料を使う次の試作が決まっていれば、まとめて頼みます。

この分析の根拠(5件)

航空・宇宙の認証

航空機の部品は、認証の範囲に入った工場でしか作れません。17社のうち、範囲や取得年まで公開していたのは4社です。

航空・宇宙の認証を、公式に書いていた会社を並べました。JIS Q 9100は、航空・宇宙・防衛の品質マネジメントの規格です。Nadcapは、熱処理や複合材の成形などの特殊な工程を、業界で認定する仕組みです。

会社公開している認証取得
東レ・カーボンマジックJIS Q 91002010年
東レ・カーボンマジックNadcap(複合材料)2016年
東レ・カーボンマジックボーイングの特殊工程2017年
UCHIDAJIS Q 91002007年
TIP compositeJIS Q 91002011年
スーパーレジン工業JIS Q 9100坂浜・津久井工場
テックラボJIS Q 9100のロゴ範囲の記載なし

注 各社の公式ページによります(2026年10月15日確認)。TIP compositeの範囲は、同社が載せるイプロスのページによります。ほかの12社は、航空の認証を公開していませんでした。

TIP compositeは、範囲に航空宇宙用複合材部品と、複合材の試験片・治具の製造を挙げています。スーパーレジン工業は、航空機・宇宙機器用の複合材製品を登録範囲としています。

認証は、会社ではなく工場と製品の範囲で確かめます。同じ会社でも、範囲の外の工場や製品で作った部品は、認証の部品にならないからです。見積もりの前に、登録証の範囲を書面でもらいます。

宇宙と半導体装置

スーパーレジン工業は、主要取引先にJAXAを挙げ、衛星の組立用のクリーンルームを持ちます。テックラボは、宇宙・航空の試作に対応するとしています。

衛星の部材は、スーパーレジン工業から見積もりを取ります。清浄度の管理と大物の加工、認証が1社にそろうからです。数個の試作で認証が要らないなら、テックラボやエーシーエムも並べます。

この分析の根拠(9件)

熱可塑性CFRPのプレス

熱可塑性CFRPは、金型を使うプレスで速く作れる材料です。量産の実績を公開している会社は、まだ少数です。

熱可塑性CFRPは、熱で柔らかくなる樹脂を使うCFRPです。エーシーエムは、熱硬化性のCFRPは再成形できないが、熱可塑性は加熱で再成形できると答えています。

会社公開している内容
カサタニ2017年から量産、運動靴の部品
スピックプレス9台、30〜600t
スピック板は厚さ0.1〜60mm・最大1,000mm
TIP composite熱可塑複合材のプレス機
放電精密加工研究所自社のサーボプレスで試作から量産
理想精密量産にはCFRTPの検討を勧める

注 各社の公式ページによります(2026年10月15日確認)。サイクルタイムを数値で公開した会社はありませんでした。

カサタニとスピックは、どちらも金型を温めて冷やすヒート&クール法で成形します。カサタニは、深絞り、リブ、インサート、アンダーカットに対応すると書いています。東レ・カーボンマジックは、プレス成形は形状に制約が多いとしています。

熱可塑性CFRPは、数千個以上で、厚さがそろった部品に使います。金型を作ってプレスで速く打つ工法なので、少ない数では金型代を割れないからです。試作の段階でも、量産と同じ会社の金型で形を確かめます。

量産の会社と、試作の会社

数千個以上が見えている部品は、量産の実績を公開しているカサタニに頼みます。形と材料がまだ決まっていないなら、スピックで金型から試作します。金属と樹脂を組み合わせる部品は、放電精密加工研究所にも聞きます。

この分析の根拠(9件)

切削・穴あけの二次加工

CFRPの部品は、成形のあとに切削と穴あけをして仕上げます。精度の考え方は、金属とは違います。

成形のあとの切削と穴あけについて、各社の公開している内容です。

会社公開している内容
エーシーエムマシニングセンタ10台、±0.05程度
エーシーエムh7の公差・ヘリサート・研磨
理想精密加工費はステンレスの1〜1.5倍
理想精密加工精度は金属と同程度
三協製作所加工精度はプラスチック並みと考える
UCHIDA4,000×2,000mmの5軸加工機
スーパーレジン工業2,500×5,000mmの門形MC
東レ・カーボンマジックトリムロボット・ウォータージェット

注 各社の公式ページによります(2026年10月15日確認)。表にない会社が加工できないという意味ではありません。

三協製作所は、CFRPの加工にはダイヤモンド工具を使うと答えています。金属並みの精度が要るなら、金属の部材を接着する方法が有効としています。ブロックから削り出すと繊維が切れて特性が落ちるため、近い形に成形してから加工すると書いています。

穴や合わせ面の精度が要る部品は、成形と加工を同じ会社に頼みます。成形の反りを知る会社が加工すれば、削りしろと治具を最初から合わせられるからです。軸受けの穴など金属並みの精度が要る所は、金属の部品を埋め込む設計にします。

削り出しで作る場合

CFRPの板から削り出すのは、数個の試作か、板のままで済む形だけにします。三協製作所の説明のとおり、削ると繊維が切れて強さが落ちるからです。

CFRP以外の樹脂の切削は樹脂の切削加工の外注で比べます。成形品の内部のきずの検査は非破壊検査の外注にあります。

この分析の根拠(7件)

会社の大きさと、続けられるか

CFRPの受託は、3名の工房から上場会社まで幅があります。量産を何年も続ける部品ほど、会社の大きさと持ち主を見ます。

会社の規模を、公式に出ている値で並べました。

会社公式に出ている規模
放電精密加工研究所連結752名(2026年2月末)・上場
東レ・カーボンマジック220名・東レグループ
TIP composite180名(2025年4月1日)
スーパーレジン工業157人(単体、2026年5月31日)
積水化成品ヤマキュウ74名(2024年4月)
三協製作所50名
UCHIDA45名
スピック19名(2024年12月)
シェイプフィールド正社員8名(2022年4月)
マルセンクラフト8名
フューチャーズクラフト3名

注 各社の会社概要によります。時点の記載がない値もあり、順位はつけません。ほかの6社は従業員数を公開していませんでした。

TIP compositeは、2023年にジーエイチクラフトを完全子会社にしました。ジーエイチクラフトは、帝人の持分法適用会社でした。東レ・カーボンマジックは、2022年にSCTへ資本参加し、2026年にムーンクラフトを吸収合併しています。

大手の素材メーカーが出資する会社でも、株を手放されることはあります。試作を頼む会社は小さくてもかまいませんが、量産に入る部品は型と図面の持ち主を自社にしておきます。持ち主が自社なら、会社が替わっても別の会社で作り直せるからです。

小さな工房に頼むとき

従業員が10名に満たない会社には、1個〜数十個の試作と外観の部品を頼みます。型から少量を作る小回りは、大きな会社より利くことが多いからです。量産の数と納期が決まったら、2社目にも見積もりを取ります。

この分析の根拠(14件)

頼む手順と、見積もりで聞くこと

工法で会社を絞り、数量を2通りにして、内訳の分かれた見積もりを2〜3社から取ります。

手順は4つです。まず、個数と大きさから工法を決め、設備を持つ会社を3社ほど選びます。次に、生涯の数量を少ない場合と多い場合の2つで見積もってもらいます。続いて、型と材料と二次加工を、別々の行で比べます。最後に、初めの数個で寸法と強さを確かめてから、数を増やします。

見積もりで書面にしてもらうこと理由
生涯の数量と月の数量工法と型の材料が決まる
型代と、型1面で作れる数型代を2回払うおそれを読む
型の持ち主と保管の期間公開している会社がない
材料費を別の行で材料費がおよそ6割を占める例がある
材料費を改める式2026年に材料の値上げが続いた
余った材料の扱いプリプレグに保管期限がある
成形の方法と圧力オーブンとオートクレーブで値段が違う
認証の登録範囲範囲の外の工場では認証の部品にならない
二次加工の社内・外注の別反りと精度の責任を分けない
検査の方法内部のきずは外から見えない

エーシーエムは、依頼のときに形状と製作数量を伝えるよう案内しています。図面がなくても、ポンチ絵があると好ましいとしています。スピックも、ポンチ絵から試作と量産を提案すると書いています。東レ・カーボンマジックは、仕様が決まっていれば見積もりのフォームから頼むよう案内しています。

図面が固まる前は、ポンチ絵と荷重の条件だけで相談します。積層の設計を成形会社に任せたほうが、形と工法を早く決められるからです。材料の強さの試験が要るなら、材料試験の受託で別に比べます。

この分析の根拠(3件)

調べた17社と、選んだ・外した理由

17社それぞれについて、選んだか外したかと、その理由です。

会社扱いと理由
UCHIDA基本3選。大物と工法の切り替え
東レ・カーボンマジック基本3選。航空の特殊工程の認定
カサタニ基本3選。熱可塑性CFRPの量産
スーパーレジン工業条件別。衛星と半導体装置
TIP composite逆転の候補。試験片・治具まで
スピック逆転の候補。熱可塑性の金型から
SCT条件別。大きなカバーのL-RTM
エーシーエム条件別。1個からの精密な小物
理想精密逆転の候補。板と精密加工
フューチャーズクラフト条件別。外観部品を1個から
シェイプフィールド逆転の候補。長さ3m前後の試作
三協製作所条件別。角パイプと管
積水化成品ヤマキュウ逆転の候補。GFRPの型費を抑える
羽生田鉄工所条件別。条件出しとレンタル
テックラボ逆転の候補。試作と評価
マルセンクラフト掲載。GFRPの大物と鉄道部品
放電精密加工研究所掲載。金属と組み合わせる熱可塑

注 比較・まとめサイトは外しました。大和樹脂はハンドレイアップの会社ですが、真空成形の外注で扱うため外しました。ラピートは公式サイトを見つけられず、ジーエイチクラフトは公式サイトに接続できず外しました。ジャパンコンポジットは樹脂の会社で、成形の受託を確かめられず外しました。

判断の根拠にした実態データ

判断を支えた事実です(2026年10月15日確認)。

何を見たか分かったこと判断への効き方
17社の公式ページ成形品の単価の公開は0社同じ図面で2〜3社に聞く
三協製作所のFAQアルミからは概ね2〜10倍軽さが効く部品だけ替える
三協製作所のFAQ材料費がおよそ60%材料費を別の行で改める
UCHIDAの解説石膏型1〜10、CFRP型30〜300数で型の材料を決める
UCHIDAの解説HP-RTMは3分程度で脱型数百個からRTMを並べる
東レ・カーボンマジックオートクレーブは約1〜8時間数が増えると割高
積水化成品ヤマキュウプレスの型費はHLUの100倍GFRPは月数十個までHLU
17社の公式ページJIS Q 9100の公開は4社航空は範囲で絞る
東レの発表炭素繊維を10〜20%値上げ値上げの式を決める
DICの発表エポキシ樹脂を170円/kg以上樹脂の値上げも続く
TIP compositeの沿革2023年にジーエイチクラフトを子会社化型と図面を自社のものに
3選のお知らせ終了・停止の告知なし3選に残す

注 各社の公式ページとお知らせ、東レとDICの発表によります(2026年10月15日確認)。基本3選の3社は、お知らせの一覧で事業終了と受付停止の告知がないことを確かめました。

取れなかったもの。成形品の単価と型代の金額は、公開例が見つかりませんでした。東レのニュースのページは本文を直接読み取れず、検索結果に出た同ページの要約と業界紙の記事で内容を確かめています。東レの決算資料の原本と、経済産業省の航空機の参入のガイドブックは、PDFを読み取れず使っていません。JIS Q 9100の登録の公開データベースは確かめていません。口コミは判断に使っていません。

この分析の根拠(12件)

CFRPの成形の受託の選び方(3つの手順)

個数と大きさで、工法と当たる会社を決める

工法の分かれ目は個数と大きさで決まる工法に、型は型の寿命と型代、型の持ち主にあります。

金属から置き換えて元が取れるかを確かめる

差額の出し方は金属から置き換えて元が取れる条件に、加工は切削・穴あけの二次加工にあります。

認証と材料の決め事をそろえて、内訳で見積もる

認証は航空・宇宙の認証に、材料は材料の値上げと保管期限にあります。聞くことは頼む手順と、見積もりで聞くことにまとめました。

選定基準

調べたのは、2026年10月15日に検索で表示された17社です。検索語は、CFRP 成形 受託、CFRP RTM成形 受託、熱可塑性CFRP プレス成形 受託などです。ドライカーボン 製作 オートクレーブ、GFRP ハンドレイアップ 受託、CFRP JIS Q 9100でも調べました。比較・まとめサイトと、公式サイトを読めない会社は除きました。成形をせず材料だけを売る会社も対象外です。掲載の条件は3つです。1つ目は、自社で成形することを公式サイトで示していることです。2つ目は、所在地を公式に確かめられることです。3つ目は、工法か設備を公式資料で確かめられることです。そのうえで、各社のよくある質問、技術の解説、お知らせの一覧を読みました。東レとDICの値上げの発表も確かめています。そして基本の3社を選びました。大物を1個から数百個まで作る、航空機の認証のある工程で作る、熱可塑性CFRPで量産する、の3通りです。衛星の部材やGFRPの大物などには、別に第一候補を示しています。17社それぞれの扱いと理由は「調べた17社と、選んだ・外した理由」に載せています。

おすすめ3社を詳しく紹介

1株式会社UCHIDA

長さ1mを超える部品を、1個の試作から数百個まで1社で作るなら

内径3m・長さ6mのオートクレーブと、630tの樹脂注入プレスを持ちます。2007年にJIS Q 9100を取得しています。

比較した会社
UCHIDA(埼玉)
主な工法
オートクレーブ・HP-RTM・プレス
成形の大きさ
AC内径3,000×長さ6,000mm
型と試作
石膏・FRP・CFRP・金属の型

おすすめの理由

オートクレーブとHP-RTMの両方を持つので、数が増えても工法だけ変えて同じ会社で続けられます。型を石膏・FRP・CFRP・金属から選び、数に合わせて型代を抑えられます。5軸加工と塗装、超音波の検査まで社内です。

工法の分かれ目は個数と大きさで決まる工法にあります。

決め手

  • オートクレーブ内径3,000×長さ6,000mm
  • 630tプレスとエポキシ樹脂の注入機
  • JIS Q 9100(2007年)

向かない人

料金と最小ロットを公開していません。熱可塑性CFRPの量産は、公式ページで確かめられませんでした。

特徴

  • オートクレーブ3号機 内径3,000×長さ6,000mm
  • オートクレーブ2号機 400℃・2.0MPaまで
  • 630tプレスとエポキシ樹脂注入機でHP-RTM
  • 7,000×3,000×2,000mmのオーブン
  • JIS Q 9100を2007年に取得
  • 型は石膏・FRP・CFRP・金属から選ぶ
  • 4,000×2,000mmの5軸加工機と塗装ブース
  • 超音波探傷器・万能試験機・3Dスキャナー

主なサービス

主なサービス種類備考
CFRP部品の試作開発受託開発デザインから塗装まで
CFRP部品の製造受託製造オートクレーブ・HP-RTM
CFRP型・FRP型型石膏・樹脂・金属も

公式に掲載の事例

  • 国立障害者リハビリテーションセンター研究所ほか(福祉の研究)

    実施複合材の二足歩行アシストを共同で開発成果JEC World 2016でInnovation Awardを受賞出典: uchida-k.co.jp

基本情報

所在地埼玉県入間郡三芳町
設立1968年10月
資本金5,000万円
従業員45名
認証JIS Q 9100・JIS Q 9001(2007年)

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※2026年10月15日時点の公式情報

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2東レ・カーボンマジック株式会社

航空機・宇宙の部品で、認証のある工程が要るなら

Nadcap(複合材料)とボーイングの複合材成形工程の認定を持ちます。試作は日本、量産はタイの工場が受け持ちます。

比較した会社
東レ・カーボンマジック(滋賀)
主な工法
オートクレーブ・RTM・VaRTM
成形の大きさ
記載なし
型と試作
型から社内、量産はタイ

おすすめの理由

複合材の成形の工程そのものに、業界と機体メーカーの認定があります。設計・解析から試作、量産まで同じグループで続けられます。東レの子会社で、2025年に新横浜の拠点を開き、2026年に子会社を合併しました。

認証の確かめ方は航空・宇宙の認証にあります。

決め手

  • Nadcap(複合材料)
  • ボーイングの特殊工程の認定
  • 量産はカーボンマジック(タイランド)

向かない人

料金と設備の寸法を公開していません。量産は国外の工場なので、国内生産が条件の部品は見積もりで確かめます。

特徴

  • 設計・解析から試作、タイでの量産まで一貫
  • Nadcap(複合材料)とボーイングの複合材成形工程の認定
  • JIS Q 9100を2010年に取得
  • オートクレーブとRTM・VaRTMのプレス設備
  • 5軸加工・ウォータージェット・トリムロボット
  • X線・超音波探傷・レーザートラッカーで検査
  • 型を保管する立体倉庫を持つ
  • 2022年にRTM成形のSCTへ資本参加

主なサービス

主なサービス種類備考
CFRP部品の設計・試作受託開発日本で実施
CFRP部品の量産量産カーボンマジック(タイランド)
評価・試験試験疲労・強度試験機

基本情報

所在地滋賀県米原市
設立2013年4月(前身は2001年10月)
資本金4億8,750万円
従業員220名
認証JIS Q 9100・Nadcap・ボーイング特殊工程

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3株式会社カサタニ

数千個以上を、熱可塑性CFRPのプレスで量産するなら

2017年から熱可塑性CFRPのプレスを量産しています。アシックスの運動靴の部品などの実績を公開しています。

比較した会社
カサタニ(大阪)
主な工法
熱可塑プレス(温間・ヒート&クール)
成形の大きさ
記載なし
型と試作
金型を社内で設計・製作

おすすめの理由

量産の実績を、製品名まで公開しています。金型を社内で設計して作り、深絞りやインサート成形にも対応します。ばねとプレスの会社として1954年から続き、国内外に工場があります。

熱可塑性の使いどころは熱可塑性CFRPのプレスにあります。

決め手

  • 2017年から量産
  • 金型を社内で設計・製作
  • 深絞り・リブ・インサート成形

向かない人

料金とサイクルタイムを公開していません。数十個の試作だけなら、金型代が重くなります。

特徴

  • 2015年にCFRPのプレスを始め、2017年に量産
  • 熱可塑性CFRPのハイサイクルなプレス
  • ヒート&クール法で成形
  • 深絞り・リブ・インサート・アンダーカット
  • アシックスの運動靴などの量産実績
  • 金型を社内で設計・製作
  • マグネシウム合金のプレスも量産
  • ISO 9001・ISO 14001

主なサービス

主なサービス種類備考
熱可塑性CFRPのプレス品受託量産2017年から
マグネシウム合金のプレス品受託量産ノートPC筐体
ばね・精密プレス品受託製造本業

公式に掲載の事例

  • アシックス(スポーツ用品)

    実施運動靴「METASPRINT TOKYO」「METASPEED LD 0」の熱可塑性CFRP部品を量産出典: www.kasatani.co.jp

基本情報

所在地大阪府大阪市淀川区
設立1954年6月
資本金98百万円
工場西宮・丹波篠山・鳥取(技術センター)・海外3拠点
認証ISO 9001・ISO 14001

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そのほかの会社14社を紹介

株式会社エーシーエム

横浜市都筑区で、CFRPの材料設計から成形、加工、組立までを社内で行う会社です。1個から受け、加工精度は±0.05程度と答えています。

比較した会社
エーシーエム(神奈川)
主な工法
オートクレーブ・オーブン
成形の大きさ
長尺3m以上を一体成形
型と試作
1個から

向いている人精密な装置やロボットの部品を、1個の試作から加工込みで頼みたい設計担当に向きます。

確認したい点料金とオートクレーブの寸法を公開していません。航空の認証の記載はありません。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

エーシーエムは、横浜市都筑区川和町のCFRPの会社です。2002年に有限会社として設立し、2004年に株式会社になりました。同じ年に、設計・成形・加工・組立の社内一貫の工程を整えています。2008年に工場の床面積1,800㎡の本社工場ができ、2012年にISO 9001を取得しました。

成形はオートクレーブとオーブンで行い、最高300℃の大型熱風オーブン4台とオートクレーブ1台を持ちます。よくある質問では、オーブンは1気圧、オートクレーブは4〜5気圧程度をかけられるとしています。温度と圧力を適切に管理すれば、オーブンの成形品もオートクレーブ品と同等の品質になると答えています。

マシニングセンタは10台で、加工精度は形状によるが±0.05程度、h7の公差にも対応します。製作数量は1個からでも頼めると、よくある質問で答えています。長さ3m以上の一体成形ができ、ロボットアームなどの角パイプを作っています。お客様の声のページには、ロボットハンドの軽量化など4件が載っています。

特徴

  • 大型熱風オーブン4台(最高300℃)とオートクレーブ1台
  • h7の公差、タップ・ヘリサート・研磨に対応
  • CNC三次元測定器2台

公式に掲載の事例

  • 機械メーカー(ロボット)

    課題ロボットハンドの軽量化実施設計段階から解決案を一緒に検討出典: www.acm-neo.jp
  • 電気機器メーカー(民生品の開発)

    課題可動部品を大きくするため軽く強い部品が要った実施少量多品種・短納期でCFRP部品を開発成果新製品の開発の速さを保てた出典: www.acm-neo.jp
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
CFRP板・角パイプ受託製造3m以上の長尺も
CFRP部品の機械加工加工h7公差
ロボットアーム受託製造角パイプ

基本情報

所在地神奈川県横浜市都筑区
設立2002年7月
資本金4,000万円
工場床面積1,800㎡(2008年竣工)
認証ISO 9001(2012年)

出典: www.acm-neo.jp・www.acm-neo.jp・www.acm-neo.jp・www.acm-neo.jp

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株式会社フューチャーズクラフト

山梨県北杜市で、国産プリプレグのオートクレーブ成形を行う会社です。ワンオフ品は1個から作り、型はパールボードやアルミなどから選べます。

比較した会社
フューチャーズクラフト(山梨)
主な工法
オートクレーブ(国産プリプレグ)
成形の大きさ
AC φ1,300×2,500mm
型と試作
1個から・パールボード型

向いている人外観の部品や治具を、型から1個だけ作りたい設計担当と個人の開発者に向きます。

確認したい点料金と納期を公開していません。従業員3名なので、数百個の量産と短納期が重なる案件は向きません。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

フューチャーズクラフトは、山梨県北杜市高根町のCFRP・FRPの会社です。2005年に創業し、2009年に株式会社になりました。資本金は400万円、従業員は3名です。自動車、オートバイ、ロボット、ドローン、医療機器などへの納入実績があるとしています。

国産のカーボンプリプレグを、オートクレーブで成形します。羽生田鉄工所製のオートクレーブは有効内径φ1,300×2,500mmで、室温〜200℃・0.8MPaまで使えます。自社製のφ700×900mm・130℃の釜もあります。指定がなければ130℃硬化のプリプレグを使います。

量産品から、試作品などのワンオフ品まで、1個からでも作ると書いています。原型から反転型を作り、型はパールボードを中心に、アルミ、プリプレグ、耐熱樹脂のFRPから選べます。客先が支給する型にも対応します。仕上げはトリミングが中心で、塗装と取り付けは相談で受けます。

特徴

  • 製品1個からでも製作
  • 国産カーボンプリプレグを使用
  • 型はパールボード・アルミ・プリプレグ・FRP
  • 客先支給の型にも対応
  • 原型(マスター)から反転型まで製作
  • Fusion360・SolidWorks・Rhinocerosで設計
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
ドライカーボン製品受託製造ワンオフ・量産
マスター・メス型型パールボード中心
FRP製品受託製造

基本情報

所在地山梨県北杜市
設立2009年9月(創業2005年10月)
資本金400万円
従業員3名

出典: www.fc-carbon.com・www.fc-carbon.com・www.fc-carbon.com・www.fc-carbon.com

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株式会社羽生田鉄工所(コンポジットセンター)

長野市のオートクレーブメーカーが2018年に設けた複合材の拠点です。成形条件の確認や試作、オートクレーブのレンタルを受けます。

比較した会社
羽生田鉄工所(長野)
主な工法
オートクレーブ・オーブン
成形の大きさ
記載なし
型と試作
条件出し・試作・レンタル

向いている人新しい材料や工法を、量産先を決める前に自社の手で確かめたい開発担当に向きます。

確認したい点量産を受ける会社ではありません。料金も公開していないので、使う日数と内容を伝えて見積もります。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

羽生田鉄工所は、長野市柳原の圧力容器とオートクレーブのメーカーです。2004年にCFRP関連の事業を始め、成形用オートクレーブの初号機を完成させました。2007年には小型オートクレーブを標準品として売り出しています。2018年4月に、複合材の研究開発と試作の拠点としてコンポジットセンターを設けました。

センターでは、オートクレーブ成形の体験や実験のためのレンタルを受けます。オーブンと小型オートクレーブでの成形、接着のキュアにも使えます。材料の使い道の助言、成形条件の確認、立体形状の試作と評価にも協力します。積層設計と構造設計の助言と、製作の調整も行います。

鉄工所なので、金属の治具や構造体の製作も請け負えると書いています。2014年から航空産業の水準の成形技術の指導を受け、2016年にオートクレーブを航空規格に改造しました。2018年には、九州工業大学の人工衛星に構造パネルを供給しています。料金とオートクレーブの寸法は公開していません。

特徴

  • 成形条件の確認と立体形状の試作・評価
  • 積層設計・構造設計の助言と製作の調整
  • 金属の治具や構造体も製作
  • 2004年からCFRP成形用オートクレーブを製造
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
成形環境の利用・レンタルサービス
材料の検証と試作受託開発
オートクレーブ装置購入・レンタル

基本情報

所在地長野県長野市
センター設立2018年4月
本業圧力容器・オートクレーブの製造

出典: hanyuda.center・hanyuda.center・hanyuda.center・www.hanyuda.co.jp

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株式会社放電精密加工研究所

横浜市に本社を置く東証スタンダード上場の会社です。自社のデジタルサーボプレスを使い、熱可塑性CFRPの成形を試作から受託量産まで受けます。

比較した会社
放電精密加工研究所(神奈川)
主な工法
熱可塑プレス(サーボプレス)
成形の大きさ
記載なし
型と試作
試作から受託量産

向いている人金属と熱可塑性CFRPを組み合わせた部品を、工法の提案から相談したい開発担当に向きます。

確認したい点CFRTPの設備とロットの数値を公開していません。量産を頼む前に、能力と実績を見積もりで確かめます。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

放電精密加工研究所は、横浜市港北区新横浜に本社を置く会社で、1961年に設立しました。東京証券取引所スタンダード市場に上場しています。従業員は連結752名(2026年2月末)です。事業分野には、航空・宇宙、交通・輸送、機械設備などを挙げています。

熱可塑性CFRPなど高機能な樹脂の成形を、材料選定から工法の提案、試作、受託量産までまとめて支援するとしています。成形には、自社開発のデジタルサーボプレス「ZENFormer」を使います。金型と温度の制御で、曲げとRの成形を1回のプレスで行うと書いています。

金属と樹脂を組み合わせる成形も提案し、鍛造で培った知見を接合の方法に生かすとしています。多品種少量にも対応すると書いています。CFRTPのページには、プレスのトン数、サイクルタイム、ロットの数値は載っていません。

特徴

  • 材料選定から試作、受託量産まで支援
  • 自社開発のデジタルサーボプレスで成形
  • 東証スタンダード上場
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
CFRTPの成形受託開発・量産
金属と樹脂の複合成形受託開発
デジタルサーボプレス装置自社開発

基本情報

所在地神奈川県横浜市港北区
設立1961年12月
資本金18億8,919万円(2026年2月末)
従業員連結752名(2026年2月末)
上場東証スタンダード

出典: www.hsk.co.jp・www.hsk.co.jp・www.hsk.co.jp

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有限会社マルセンクラフト

新潟県阿賀野市のFRP専業の会社です。ハンドレイアップからRTM、VaRTM、プリプレグの真空バッグまで、7つの成形法を使い分けます。

比較した会社
マルセンクラフト(新潟)
主な工法
HLU・RTM・VaRTM・真空バッグ
成形の大きさ
記載なし
型と試作
試作・一品から

向いている人FRPの大きなカバーや鉄道の部品を、工法を相談しながら少量で作りたい設計担当に向きます。

確認したい点料金と成形できる大きさを公開していません。従業員8名なので、量と納期は先に確かめます。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

マルセンクラフトは、新潟県阿賀野市の新潟県東部産業団地にあるFRP専業の会社です。1992年に個人で開業し、1997年に有限会社になりました。2006年に今の場所へ移っています。従業員は8名で、敷地は1,250㎡、建屋は500㎡です。

成形法は、ハンドレイアップ、L-RTM、RTM、VaRTM、プリプレグの真空バッグなどです。同社は、ハンドレイアップは試作や小ロット、VaRTMは大型の成形品に向くと説明しています。設備は、オーブン3台、真空ポンプ4台、樹脂注入装置2台、間口5mの塗装ブースです。2.8tの天井クレーン2台もあります。

作る物は、板、絶縁部品、耐食の部品、機械カバー、フェノールFRPの鉄道車両部品などです。航空宇宙の関連品、複合材の治具、熱可塑性の複合材も挙げています。FRP一級成形技能士が2名在籍し、鉄道車両用材料の燃焼試験で不燃性の判定を取っています。試作品と一品の対応を得意とすると書いています。

特徴

  • ハンドレイアップ・RTM・VaRTMなど7つの成形法
  • ハンドレイアップは試作・小ロット、VaRTMは大型品
  • 2.8tの天井クレーン2台、有効高さ8m
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
FRP・CFRPの成形品受託製造一品から
鉄道車両部品受託製造フェノールFRP
複合材治具受託製造

基本情報

所在地新潟県阿賀野市
設立1997年5月(開業1992年5月)
従業員8名
敷地・建屋1,250㎡・500㎡
認証ISO(認証番号14814)

出典: marusencraft.com・marusencraft.com・marusencraft.com

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株式会社理想精密

岐阜県輪之内町の精密切削の会社で、CFRPの成形と加工を受けます。板の材料費の参考額と、加工費が金属の何倍かを公開しています。

比較した会社
理想精密(岐阜)
主な工法
オートクレーブ・真空バッグ・プレス
成形の大きさ
記載なし
型と試作
単品試作から

向いている人CFRPの板や小物を、精密な穴あけや切削まで込みで頼みたい設計担当に向きます。

確認したい点成形費は公開していません。成形の設備の寸法も載っていないので、大物は先に受けられるか聞きます。

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理想精密は、岐阜県安八郡輪之内町の精密切削の会社で、1988年に設立しました。資本金は1,000万円で、中国の無錫に100%子会社があります。CFRPなど複合材の切削と難削材の加工を本業とし、単品の試作から多品種小ロットまで受けます。

CFRPのページでは、オートクレーブ、真空バッグ、プレスによる成形と加工を受けると書いています。参考の材料費は、表裏がクロスの500×500mmの板で、厚さ1mmが20,000円、10mmが100,000円です。税込か税別かの記載はありません。成形費は問い合わせで、加工費は概ね金属(ステンレス)加工の1〜1.5倍としています。

同社は、CFRPは1品1様の材料になるため大量生産に向かないことが多いと書いています。量産にはCFRTPを検討するよう勧めています。製作期間は、数日で済む物から数か月かかる物まであると答えています。2024年11月にB棟、2026年3月にC棟の新工場が竣工しました。

特徴

  • 500×500mm板の材料費を参考に公開(1mmで20,000円)
  • オートクレーブ・真空バッグ・プレスで成形
  • 量産はCFRTPの検討を勧める
  • 加工精度は金属の加工と同程度
  • 2024年B棟・2026年C棟の新工場
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
CFRP板・成形品受託製造
CFRPの精密切削加工本業
難削材の加工加工

基本情報

所在地岐阜県安八郡輪之内町
設立1988年4月
資本金1,000万円
海外拠点中国・無錫(100%子会社)

出典: www.risoh-seimitsu.com・www.risoh-seimitsu.com・www.risoh-seimitsu.com

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株式会社三協製作所

横浜市に本社、千葉県袖ケ浦市に工場を持つ複合材の会社です。アルミから置き換えたときの価格の目安と、材料費の比率をよくある質問で公開しています。

比較した会社
三協製作所(神奈川・千葉)
主な工法
オートクレーブ・プレス・SW
成形の大きさ
AC φ2.5×5m・φ1.5×7m
型と試作
試作見積の窓口あり

向いている人金属部品をCFRPに置き換える前に、費用の桁と管・角チューブの作り方を相談したい設計担当に向きます。

確認したい点料金表はありません。航空の認証の記載はなく、JIS Q 9100が条件の部品は認証を持つ会社に頼みます。

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三協製作所は、横浜市都筑区に本社、千葉県袖ケ浦市に工場を置くプラスチックと複合材の会社です。1974年にFRPの二次機械加工で始まりました。1986年に電波機器と宇宙機器向けのCFRP・GFRPの成形を始めています。2006年に千葉工場を新設し、成形から機械加工、組立までの一貫工場にしました。従業員は50名です。

設備は、φ2.5×5mとφ1.5×7mのオートクレーブです。最高温度はどちらも300℃です。15〜150tのプレスと、400℃まで加熱冷却できる200tの成形機もあります。レイアップ室は500㎡で、マシニングセンターと三次元測定機を多数持ちます。シートワインディングでは、角チューブを外径で1000×1000×5000mmまで作れるとしています。

よくある質問では、アルミからCFRPに置き換えた場合の価格を、形状や性能で大きく異なるが概ね2〜10倍としています。材料費がおよそ60%を占めるため、数をまとめても下がるのは成形費だけで、効果は小さいとも答えています。CFRPに価格表はなく、要求仕様ごとに設計して作ります。

特徴

  • オートクレーブ φ2.5×5m・φ1.5×7m(最高300℃)
  • 200t・400℃の加熱冷却油圧成形機
  • 角チューブは外径1000×1000×5000mmまで
  • アルミからの置き換えは概ね2〜10倍と公開
  • 材料費がおよそ60%と公開
  • 500㎡のレイアップ室と三次元測定機
  • 内圧と外圧を同時にかける独自の特殊型成形
  • ISO 9001(JQA-QM4958)
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
CFRP・GFRPの成形品受託製造設計から組立まで
角チューブ・異形断面の管受託製造SW・特殊型成形
新素材の研削・切削加工

基本情報

所在地神奈川県横浜市都筑区(本社)・千葉県袖ケ浦市(工場)
設立1974年7月
資本金5,500万円
従業員50名
認証ISO 9001

出典: www.sankyo-ss.co.jp・www.sankyo-ss.co.jp・www.sankyo-ss.co.jp・www.sankyo-ss.co.jp

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株式会社SCT

群馬県伊勢崎市で、L-RTM、インフュージョン、低圧RIMの成形を行う会社です。2022年に東レ・カーボンマジックが資本参加しています。

比較した会社
SCT(群馬)
主な工法
L-RTM・インフュージョン・低圧RIM
成形の大きさ
L-RTMで最大約7㎡の実績
型と試作
型もインフュージョンで製作

向いている人1㎡を超える大きなカバーや筐体を、月に数十個の規模で作りたい設計担当に向きます。

確認したい点料金と設備の能力を公開していません。航空の認証の記載はありません。

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SCTは、群馬県伊勢崎市赤堀鹿島町のFRPの会社です。織物業から始まり、自動車部品の製造を経てFRPの事業に移りました。ハンドレイアップの工場として下請けを重ね、FRPに移ってから30年がたつとしています。2016年にISO 9001を取得しました。

成形法は、L-RTM、インフュージョン、低圧RIMです。型はインフュージョン成形で作り、真空と熱に耐える構造にしています。各成形法で、少量・多品種に合わせた量産の体制をとるとしています。2022年1月に、東レ・カーボンマジックが資本参加しました。

実績では、医療機器のカバーや寝台をL-RTMで量産しています。2㎡以上の大きなカバーも作れ、最大は約7㎡です。850×850×400mmの産業機器用のGFRPケースは、L-RTMで小・中ロットに合う価格にしたと書いています。インフュージョンで作ったCFRPのボンネットは、2013年の東京モーターショーのショーカーに使われました。

特徴

  • L-RTM・インフュージョン・低圧RIM
  • L-RTMで2㎡以上、最大約7㎡のカバー
  • 医療機器のカバー・寝台を量産
  • 型をインフュージョン成形で製作

公式に掲載の事例

  • 医療機器メーカー(医療機器)

    実施装置のカバーや寝台をL-RTMで量産成果最大約7㎡のカバーを製作出典: sct-ltd.jp
  • 産業機器メーカー(機器の収納)

    課題この大きさのFRPケースは高くなる実施850×850×400mmのGFRPケースをL-RTMで製作成果小・中ロットに合う価格帯にした出典: sct-ltd.jp
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
L-RTM成形品受託量産大型カバー
インフュージョン成形品受託製造CFRPも
低圧RIM成形品受託製造

基本情報

所在地群馬県伊勢崎市
認証ISO 9001(2016年)
資本関係2022年に東レ・カーボンマジックが資本参加

出典: sct-ltd.jp・sct-ltd.jp・sct-ltd.jp・sct-ltd.jp

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株式会社積水化成品ヤマキュウ

東京都立川市に本社、新潟県に工場を置くFRPの会社です。ハンドレイアップを1とした型費の指数と、工法ごとの月産の目安を公開しています。

比較した会社
積水化成品ヤマキュウ(東京・新潟)
主な工法
HLU・L-RTM・SMC・RIM
成形の大きさ
HLUで3,000×4,000mm
型と試作
型費の指数を公開

向いている人ガラス繊維のFRPで、大きなカバーや槽を数十〜数百個作りたい設計担当に向きます。

確認したい点料金を公開していません。CFRPの受託は公式ページで確かめられませんでした。

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積水化成品ヤマキュウは、東京都立川市に本社、新潟県に工場を置くFRPの成形会社です。2005年に設立し、2016年10月に積水化成品工業のグループ会社になりました。資本金は5,500万円、従業員は74名(2024年4月時点)です。

FRPの成形品のほか、熱圧プレス(SMC)、RIM、スタンピングの成形品を扱います。ハンドレイアップは、ガラス繊維と不飽和ポリエステル樹脂を、圧をかけずに型へ積む工法です。同社は3,000×4,000mmまで対応するとしています。

同社の工法比較では、型費をハンドレイアップを1とした指数で示しています。L-RTMは3、インフュージョンは1、RIMは50、熱圧プレスは100です。月産の目安は、ハンドレイアップが約20、L-RTMが50、RIMが150、熱圧プレスが400です。比較の対象はガラス繊維のFRPで、CFRPの記載はありません。

特徴

  • 型費をハンドレイアップ1とした指数で公開
  • 工法ごとの月産の目安を公開
  • 熱圧プレス(SMC)・RIM・スタンピング
  • 新潟工場に技術開発部と品質保証部
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
FRP成形品受託製造ハンドレイアップ・L-RTM
熱圧プレス(SMC)成形品受託量産
RIM・スタンピング成形品受託製造

基本情報

所在地東京都立川市(本社)・新潟工場
設立2005年10月
資本金5,500万円
従業員74名(2024年4月時点)
グループ積水化成品工業(2016年10月から)

出典: yamakyu.sekisuikasei.com・yamakyu.sekisuikasei.com・yamakyu.sekisuikasei.com

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株式会社シェイプフィールド

静岡県御殿場市で、プリプレグのオートクレーブ成形を主力にするCFRPの会社です。内径2.0m・長さ3.5mのオートクレーブと積層用のクリーンルームを持ちます。

比較した会社
シェイプフィールド(静岡)
主な工法
オートクレーブ(プリプレグ)
成形の大きさ
AC内径2.0×長さ3.5m
型と試作
成形型から試作

向いている人長さ3m前後までの部品を、型づくりから少量で作りたい開発担当に向きます。

確認したい点料金を公開していません。正社員8名の工房なので、量産の数と納期は見積もりで確かめます。

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シェイプフィールドは、静岡県御殿場市神山のCFRPの会社です。1997年に創業し、2006年に株式会社になりました。資本金は300万円、正社員は8名(2022年4月現在)です。2009年に今の御殿場市へ移っています。

プリプレグを使うオートクレーブ成形が主力で、2004年にオートクレーブを入れました。有効内径2.0m・長さ3.5mで、最高200℃・0.98MPaです。ISOクラス7の積層用クリーンルーム、1m角のオーブン、3.5m×1.5mのカッティングプロッターを持ちます。材料は−18℃の冷凍保存庫で保管しています。

事業は、材料選定と成形方法を含む設計、成形型の製作、試作・検証、製造、量産です。用途は、レーシングカーと二輪の部品、試作車、産業用ロボット、医療機器の部品です。航空機と鉄道車両向けのフェノール複合材の試作や、橋の補強も挙げています。

特徴

  • 1m角・300℃のオーブン
  • −18℃の材料の冷凍保存庫
  • 設計・成形型・試作・量産まで
  • 航空機・鉄道向けフェノール複合材の試作
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
CFRP成形型型
CFRP部品の成形と組立受託製造プリプレグ
試作・検証受託開発

基本情報

所在地静岡県御殿場市
設立2006年6月(創業1997年10月)
資本金300万円
従業員正社員8名(2022年4月現在)

出典: www.shape-field.co.jp・www.shape-field.co.jp・www.shape-field.co.jp

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スピック株式会社

神奈川県秦野市のプレスの会社で、2010年から熱可塑性CFRPのプレス成形に取り組んでいます。金型を自社で設計し、試作から量産まで受けます。

比較した会社
スピック(神奈川)
主な工法
熱可塑プレス(ヒート&クール)
成形の大きさ
板は最大1,000mm
型と試作
金型を自社で設計・製作

向いている人熱可塑性CFRPの板や曲げ物を、金型から試作したい設計担当に向きます。

確認したい点料金とサイクルタイムを公開していません。社員19名の会社なので、月に数万個の量産は能力を先に確かめます。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

スピックは、神奈川県秦野市曽屋のプレスの会社です。1946年に横浜でプレスの会社として創業しました。2010年10月に熱可塑性CFRPのプレス成形を始めています。2021年の合併で今の体制になり、社員は19名(2024年12月現在)です。

熱可塑性の設備は、30〜600tのプレス9台です。最大のテーブルは2000×1500mmで、温度コントロール機6台と予備加熱の装置を持ちます。成形は、金型を昇温・冷却させるヒート&クール法です。作れる板は厚さ0.1〜60mm、最大1,000mmで、成形温度は450℃程度まで対応します。

金型は自社と協力会社で設計・製作し、ポンチ絵からでも試作や量産を提案します。材料は、炭素・ガラス・アラミドの繊維に、PP、PA、PEEK、PPSなどを含ませたものです。金属と同じように抜き、曲げ、絞り、ピアスの加工ができるとしています。試験片の切り出しやランダムシートの製作も受けます。

特徴

  • 熱可塑用のプレス9台(30〜600t)
  • PP・PA・PEEK・PPSなどの熱可塑性樹脂
  • 抜き・曲げ・絞り・ピアス加工
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
CFRTPのプレス成形品受託製造試作から量産
CFRTP積層板受託製造最大1,000mm
金型の設計・製作型

基本情報

所在地神奈川県秦野市
創立2020年11月(創業1946年8月)
資本金500万円
社員19名(2024年12月現在)

出典: www.e-spic.co.jp・www.e-spic.co.jp・www.e-spic.co.jp・www.e-spic.co.jp

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スーパーレジン工業株式会社

東京都稲城市と相模原市に工場を持つ複合材の会社です。最大φ3.5×6.0mのオートクレーブを含む6台を持ち、両工場がJIS Q 9100の認証工場です。

比較した会社
スーパーレジン工業(東京)
主な工法
オートクレーブ・FW・連続成形
成形の大きさ
AC最大φ3.5×6.0m
型と試作
一品生産から量産

向いている人衛星や半導体製造装置のように、寸法と清浄度の管理が厳しい部材を任せたい開発担当に向きます。

確認したい点料金を公開していません。大物の設備がそろう分、小物1個の試作は小さな工房のほうが早いことがあります。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

スーパーレジン工業は、東京都稲城市の坂浜工場と、神奈川県相模原市の津久井工場を持つ複合材の会社です。1957年に設立し、従業員は157人(単体、2026年5月31日時点)です。中国の寧波にも工場があります。主要取引先には、JAXA、三菱重工業、川崎重工業などを挙げています。

オートクレーブは6台で、最大は津久井工場のφ3.5×6.0mです。φ1,000×5,000mmのフィラメントワインディング、自動積層ロボット、クラス10万のクリーンルームを持ちます。加工は2,500×5,000mmの門形マシニングセンタまであり、成形から塗装まで社内で行います。

坂浜と津久井の両工場が、JIS Q 9100とISO 9001の認証工場です。同社は一品生産から量産まで受けるとしています。樹脂の含浸から硬化までを連続で行う工程では、ノートパソコンの筐体を1日500台作ったと書いています。成形法の比較では、オートクレーブを少量向きで力学特性が最も高い方法としています。

特徴

  • 坂浜・津久井工場がJIS Q 9100の認証工場
  • 衛星の組立用を含むクラス10万のクリーンルーム
  • 連続成形でノートパソコン筐体を1日500台
  • 国内2か所・海外1か所の拠点で生産を分散
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主なサービス

主なサービス種類備考
CFRP/GFRP製品の設計受託開発
CFRP/GFRP製造・量産受託製造一品生産から
航空・宇宙機器の部品受託製造JIS Q 9100の範囲

基本情報

所在地東京都稲城市(本社研究所・坂浜工場)・神奈川県相模原市
設立1957年11月
資本金1億円
従業員157人(単体、2026年5月31日時点)
認証JIS Q 9100・ISO 9001

出典: www.super-resin.co.jp・www.super-resin.co.jp・www.super-resin.co.jp・www.super-resin.co.jp

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株式会社テックラボ

東京都多摩市に本社、神戸市に関西工場を置くCFRPの会社です。オートクレーブ2台と門形5軸の加工機を持ち、試作と開発の支援を受けます。

比較した会社
テックラボ(東京・兵庫)
主な工法
オートクレーブ(プリプレグ)
成形の大きさ
記載なし
型と試作
試作・開発の支援

向いている人ドローンやエアモビリティの部品を、評価の試験まで含めて試作したい開発担当に向きます。

確認したい点料金と設備の寸法を公開していません。航空の部品で認証が条件なら、範囲を書面でもらってから頼みます。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

テックラボは、東京都多摩市に本社、神戸市兵庫区に関西工場を置くCFRPの会社です。2012年に設立し、資本金は1,000万円です。CFRP部品の試作支援と開発支援のほか、カーボン製の車椅子や家具も作っています。

設備は、0.98MPa・200℃のオートクレーブ2台と、門形5軸の大型NC加工機です。CFRP、GFRP、フェノールのプリプレグを成形します。50kNの万能試験機と、長さ2,800mmまで測れる熱膨張の測定装置を持ちます。赤外線サーモグラフィによる非破壊検査の装置もあります。

試作は、宇宙・航空、ロボット・精密機械、次世代モビリティなどの分野に対応するとしています。開発支援では、構想から設計、試作、評価、量産の検討まで伴走すると書いています。関西工場は、エアモビリティ用CFRP部品の製造拠点です。公式サイトにJIS Q 9100のロゴがありますが、認証の範囲と登録の情報は載っていません。

特徴

  • オートクレーブ2台(0.98MPa・200℃)
  • 関西工場でエアモビリティ用CFRP部品を製造
  • 構想から量産の検討まで開発を支援
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
CFRPの試作支援受託開発
開発支援受託開発評価まで
カーボン製車椅子・家具製品

基本情報

所在地東京都多摩市(本社)・兵庫県神戸市(関西工場)
設立2012年7月
資本金1,000万円
認証JIS Q 9100のロゴ掲載(範囲の記載なし)

出典: www.techlab-coltd.com・www.techlab-coltd.com・www.techlab-coltd.com・www.techlab-coltd.com

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TIP composite株式会社

長野県松本市と大阪府茨木市に工場を持つ複合材の会社です。オートクレーブ5台と熱可塑複合材のプレス機を持ち、2011年にJIS Q 9100を取得しています。

比較した会社
TIP composite(長野・大阪)
主な工法
オートクレーブ・熱可塑プレス
成形の大きさ
AC最大φ2,500×5,000mm
型と試作
記載なし

向いている人航空宇宙の部品や試験片を、JIS Q 9100の範囲の中で作らせたい開発担当に向きます。

確認したい点料金と最小ロットを公開していません。複合材のほか水処理や派遣の事業もある会社です。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

TIP compositeは、長野県松本市の本社臨空工場と、大阪府茨木市の大阪事業所を持つ複合材の会社です。1970年に耐食タンクの会社として始まり、2018年の合併で今の社名になりました。従業員は180名(2025年4月1日現在)です。

設備は、最大φ2,500×5,000mmのオートクレーブ5台と、熱可塑複合材のプレス機です。5軸と3軸のマシニングセンタ、超音波探傷機、CNC三次元測定機も持っています。CFRP、GFRP、CFRTP、C/Cコンポジットを扱います。納め先は、航空宇宙・特機、車両、医療・福祉、産業用ロボットなどです。

2011年に航空宇宙事業部でJIS Q 9100を取得しました。同社のイプロスのページでは、範囲に航空宇宙用複合材部品と、複合材の試験片・治具の製造を挙げています。2023年には、帝人の持分法適用会社だったジーエイチクラフトを完全子会社にしました。複合材のほか、上下水道向けの機器と派遣の事業も営んでいます。

特徴

  • JIS Q 9100を2011年に取得(航空宇宙事業部)
  • 範囲は航空宇宙用複合材部品・試験片・治具
  • CFRP・GFRP・CFRTP・C/Cコンポジットを扱う
  • 5軸マシニングセンタと超音波探傷機
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
航空宇宙用複合材部品受託製造JIS Q 9100の範囲
複合材の試験片・治具受託製造
耐食タンク製品上下水道向け

基本情報

所在地長野県松本市(本社臨空工場)・大阪府茨木市
設立1970年
資本金7,500万円
従業員180名(2025年4月1日現在)
認証JIS Q 9100(2011年)・ISO 14001(2019年)

出典: tip-composite.com・tip-composite.com・tip-composite.com・tip-composite.com

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自社に合うCFRPの成形の受託先を、無料で相談する

次の内容を送ってください。部品の図面かポンチ絵、大きさ、いまの材料と重さです。試作の個数、月の数量、生涯の数量の見込みも教えてください。航空機の部品かどうかと、要る認証があれば書いてください。穴あけや塗装などの後工程、納め先の地域もあると整理が早くなります。編集チームが、条件に合う掲載会社を整理します。合う候補と、見積もりで確かめる点をお返しします。費用はかかりません。

無料で相談する

CFRPの成形の受託会社一覧【17社】

調査日時点で、自社でCFRPかGFRPを成形することを公式に示し、工法か設備を公開している会社を載せています。材料だけを売る会社と、比較・まとめサイトは外しました。

よくある質問

オートクレーブ、RTM、プレス、ハンドレイアップは、どう違いますか?

オートクレーブは、プリプレグを釜で加熱と加圧をして固めます。RTMは型に繊維を置いて樹脂を流し込み、プレスは金型で挟んで形にします。ハンドレイアップは、型に繊維と樹脂を手で積みます。型の費用と1回の時間が工法で大きく違うので、数で選びます。

何個から、オートクレーブ以外を考えますか?

全体に通じる線はありません。UCHIDAは、オートクレーブの成形時間を4〜6時間程度、HP-RTMの脱型を3分程度としています。数百個を超える部品は、RTMかプレスの見積もりをオートクレーブと並べて比べます。

型代はいくらくらいですか?

金額を公開している会社は、調べた17社にありませんでした。積水化成品ヤマキュウは、GFRPの型費をハンドレイアップを1とした指数で示し、熱圧プレスを100としています。型の寿命は、UCHIDAが石膏型1〜10製品程度、CFRP反転型30〜300製品程度としています。

1個だけでも頼めますか?

頼めます。エーシーエムは、製作数量は1個からでも可能と答えています。フューチャーズクラフトも、製品1個からでも作ると書いています。1個の場合は、型代と材料の残りの扱いを見積もりで確かめます。

アルミからCFRPに変えると、いくら高くなりますか?

三協製作所は、形状や性能で大きく違うが、概ね2〜10倍と答えています。同社は、材料費がおよそ60%を占めるとも書いています。差額を軽さで取り返せる部品だけを置き換えます。

CFRPにすると、どのくらい軽くなりますか?

カサタニは、熱可塑性CFRPの比重を約1.59とし、アルミ合金の60%と書いています。同じ形のまま材料だけ替えると、アルミより4割ほど軽くなるだけです。繊維の向きと厚さを設計し直すと、さらに軽くできます。

航空機の部品は、どの会社に頼めますか?

JIS Q 9100の取得を公式に示していたのは4社です。東レ・カーボンマジック、UCHIDA、TIP composite、スーパーレジン工業です。東レ・カーボンマジックは、Nadcap(複合材料)とボーイングの特殊工程の認定も公開しています。頼む前に、登録の範囲を書面でもらいます。

材料の値上げは、部品の値段にどう効きますか?

東レは、2026年1月出荷分から炭素繊維とプリプレグなどを10〜20%上げました。材料費が60%の部品なら、成形品は6〜12%上がる計算です。量産の契約では、材料費を別の行にして改める式を決めます。

熱可塑性CFRPは、何が違いますか?

熱で柔らかくなる樹脂を使うので、加熱して形を変え直せます。金型で挟むプレスで速く作れ、量産に向きます。カサタニは2017年から量産し、スピックは金型から試作を受けます。

成形したCFRPに、穴あけや切削もできますか?

できます。エーシーエムは、加工精度を形状によるが±0.05程度としています。理想精密は、加工費を概ねステンレス加工の1〜1.5倍としています。三協製作所は、金属並みの精度が要る所には金属部材の接着を勧めています。

GFRPとCFRPは、どちらを選べばいいですか?

軽さと剛性が要る部品はCFRP、大きなカバーや槽はGFRPで見積もります。ハンドレイアップでは、積水化成品ヤマキュウが3,000×4,000mmまで対応しています。マルセンクラフトやSCTは、GFRPの大物を工法を変えて作ります。

真空成形や樹脂の切削とは、どう使い分けますか?

薄い板を温めて型に吸い付ける形なら、真空成形の外注が向きます。樹脂の塊から削る部品は、樹脂の切削加工の外注で比べます。強さと軽さの両方が要る部品だけ、CFRPの成形を選びます。

公開 2026年10月15日 · 更新 2026年10月15日