3比較ハブ材料試験・成分分析の受託(引張・硬さ・衝撃・疲労試験、ICP・蛍光X線の成分分析、破面・故障解析、ISO/IEC 17025の認定範囲、公設試の依頼試験の料金)
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材料試験・成分分析の受託(引張・硬さ・衝撃・疲労試験、ICP・蛍光X線の成分分析、破面・故障解析、ISO/IEC 17025の認定範囲、公設試の依頼試験の料金) · 2026年10月時点

迷ったらこれ。材料試験・成分分析の受託の3選と、条件別の第一候補

材料試験と成分分析を受ける15の事業者を調べました。公設試6か所の料金表、各社の約款、JNLAの登録一覧も読んでいます。選ぶ軸は3つで、報告書の宛先、値か原因か、試料作製と報告書を含む総額です。

  • 15事業者を調査
  • 各事業者の公式サイト
  • 調査日 2026年10月15日
  • 更新 2026年10月15日
イラストはイメージです(特定の製品ではありません)

編集部の結論

まず、報告書を誰に出すかで分けます。社内の確認や原因の当たり付けは、料金を全項目公開している都産技研です。取引先に認定試験の報告書を出すなら、認定範囲を規格ごとに公開する神戸工業試験場です。割れた部品の原因と再発防止までなら、破損事例を原因つきで公開するJFEテクノリサーチです。

決め手は、認定の要否です。都産技研はJNLAの試験を2019年に終えました。JNLAの鉄鋼・非鉄金属分野の一覧にも、調べた公設試5か所は載っていません。認定範囲外の試験所に出すと、必要な報告書を得るために測り直しになります。

もう一つは総額です。民間・財団の10事業者で、料金表を公開していたのは建材試験センターだけでした。都産技研の中小料金で、破面のSEM観察に組織と硬さを足すと45,800円という試算です。この額を物差しにして、民間の見積もりを同じ項目に分けて比べます。

編集部・2026年10月。15事業者の公式サイト、料金表、約款、よくある質問、IAJapanのJNLAの登録一覧を確認しました。公設試6か所の手数料表と、Web Archiveの過去の料金も読んでいます。

【基本3選】社内の確認・認定の報告書・破損の原因調査、の第一候補

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

社内の確認や原因の当たり付けを、料金を見ながら安く頼むなら

地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター

依頼試験の料金表を項目ごとに公開しています。金属の引張試験は1試料2,740円、硬さは1点2,150円です(中小料金・税込)。

  • 比較した事業者都産技研(東京)
  • 種別公設試
  • 主な試験引張・硬さ・SEM・蛍光X線・ICP
選んだ理由を読む

見積もりの前に、試料作製から報告書までの総額を自分で計算できます。中小料金の条件は資本金か従業員数で、料金案内に都内に限る条件はありません。都内では17の区市・団体が利用料金を助成しています。

  • 全項目の料金を公開
  • 引張2,740円・硬さ2,150円(中小)
  • 都内17の区市・団体が助成

地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターの公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

取引先や海外に、ISO/IEC 17025の認定試験の報告書を出すなら

株式会社神戸工業試験場

JABの認定範囲を試験規格ごとに公開しています。引張・衝撃・硬さ・破壊じん性・疲労・クリープ、鉄鋼のICP分析が入っています。

  • 比較した事業者神戸工業試験場(兵庫)
  • 種別民間(独立系)
  • 主な試験引張・衝撃・硬さ・疲労・クリープ・ICP
選んだ理由を読む

認定は試験規格ごとなので、範囲の一覧で依頼前に照合できます。疲労やクリープのように時間のかかる試験まで、同じ認定の範囲で頼めます。試験片の加工業から始まった会社で、加工から報告までを社内で受けます。

  • JABの認定(RTL00430)
  • 範囲を規格ごとに公開
  • Nadcapの材料試験所の認定

株式会社神戸工業試験場の公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

割れた部品の原因を突き止め、再発防止まで決めたいなら

JFEテクノリサーチ株式会社

破損調査の流れと事例13件を、推定した原因つきで公開しています。JFEスチールの100%子会社で、従業員は1,465名です。

  • 比較した事業者JFEテクノリサーチ(東京)
  • 種別民間(鉄鋼会社の子会社)
  • 主な試験引張・衝撃・疲労・高温・腐食
選んだ理由を読む

外観、材質、断面、破面を順に調べて原因を推定し、報告書にまとめます。事例には、疲労、遅れ破壊、応力腐食割れなどが並びます。必要なら再現試験や数値解析まで1社で頼めます。

  • 破損事例13件を原因つきで公開
  • 再現試験・数値解析まで
  • 機械・物理試験の一部でJABの認定

JFEテクノリサーチ株式会社の公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

事業者15事業者の比較表

材料試験の受託事業者 15事業者の比較(おすすめ3事業者が先頭)
事業者比較した事業者種別主な試験破損の原因調査17025の認定料金の公開引張1本の公開料金
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター公式 · 2026-10-15確認都産技研(東京)公設試引張・硬さ・SEM・蛍光X線・ICPSEM・組織観察を項目ごとにJNLA試験は2019年に終了あり(税込・中小と一般)2,740円(中小・耐力なし)
株式会社神戸工業試験場公式 · 2026-10-15確認神戸工業試験場(兵庫)民間(独立系)引張・衝撃・硬さ・疲労・クリープ・ICPあり(破面・断面・成分)JAB(範囲を規格ごとに公開)なし記載なし
JFEテクノリサーチ株式会社公式 · 2026-10-15確認JFEテクノリサーチ(東京)民間(鉄鋼会社の子会社)引張・衝撃・疲労・高温・腐食あり(事例13件を公開)JAB(機械・物理試験の一部)なし記載なし
株式会社大同分析リサーチ公式 · 2026-10-15確認大同分析リサーチ(愛知)民間(特殊鋼会社の子会社)成分分析・組織・硬さ・疲労あり(欠陥原因の調査)JNLA(鉄鋼・非鉄金属)なし記載なし
一般財団法人日本品質保証機構公式 · 2026-10-15確認JQA マテリアル試験(全国5所)一般財団法人鋼材・ボルトの引張・硬さ・衝撃記載なしJNLA(3所は国際MRA対応)なし記載なし
一般財団法人建材試験センター公式 · 2026-10-15確認建材試験センター 工事材料試験所一般財団法人鉄筋・鋼板の引張・曲げ記載なしJNLA(4試験室)あり(税抜・税込)2,500円(鋼板20mm以下・税抜)
川重テクノロジー株式会社公式 · 2026-10-15確認川重テクノロジー(兵庫)民間(重工業の子会社)材料試験・疲労・応力測定あり(機械部品の事例を公開)記載なしなし記載なし
株式会社コベルコ科研公式 · 2026-10-15確認コベルコ科研(兵庫)民間(鉄鋼会社のグループ)破壊じん性・疲労・強度あり(破面から応力を推定)記載なしなし記載なし
宮城県産業技術総合センター公式 · 2026-10-15確認宮城県産業技術総合センター(宮城)公設試引張・圧縮・曲げ・SEM観察記載なし記載なしあり(税込)1,800円(試験長600mm未満)
名古屋市工業研究所公式 · 2026-10-15確認名古屋市工業研究所(愛知)公設試引張・硬さ・衝撃・疲労・ICPSEM・EPMAを項目ごとに記載なしあり(税の記載なし)4,000円
日鉄テクノロジー株式会社公式 · 2026-10-15確認日鉄テクノロジー(全国)民間(鉄鋼会社の子会社)疲労・強度・成分分析ありJAB・JNLA(事業所ごと)なし記載なし
沖縄県工業技術センター公式 · 2026-10-15確認沖縄県工業技術センター(沖縄)公設試引張・衝撃・硬さ・蛍光X線・ICP記載なし記載なしあり(税込)2,140円(税込)
株式会社オンリーワン公式 · 2026-10-15確認オンリーワン(愛知)民間電子部品の評価・めっき厚さ記載なしJNLA(めっき厚さの1区分)なし記載なし
地方独立行政法人大阪産業技術研究所公式 · 2026-10-15確認大阪産業技術研究所(大阪)公設試引張・圧縮・曲げ・ICP・SEM-EDX依頼試験・オーダーメード試験記載なしあり(税込)4,400円
株式会社クオルテック公式 · 2026-10-15確認クオルテック(大阪)民間(上場)電子部品の故障解析・信頼性試験あり(はんだ・破断面)JNLA(電気・車両・鉄鋼など)なし記載なし

※編集チーム調べ。各社公式サイトの記載をもとに作成(2026年10月調査時点)。「記載なし」は公式サイトに該当する記述が見つからなかった項目です。

編集部の分析

15事業者について、公式サイトに加えて決算資料・公的統計・過去の料金などを集め、同じ物差しで考えた分析です。各項目の根拠は末尾の「この分析の根拠」に載せています(2026年10月15日時点)。

迷ったらこう選ぶ

認定の要否を確かめてから、部品と目的に合う行で第一候補を選びます。基本3選は、都産技研、神戸工業試験場、JFEテクノリサーチです。

選ぶ軸は3つで、上から順に絞ります。

  1. 報告書を誰に出すか。社内で使う値なら、認定は要りません。取引先や海外がISO/IEC 17025の認定試験を求めるなら、その試験規格が認定範囲に入る試験所だけが候補です。
  2. 知りたいのは値か、原因か。引張強さや成分の値は、規格どおりに試験する所ならどこでも測れます。割れた理由と再発防止まで知りたいなら、破損の事例を公開している会社に頼みます。
  3. 試料作製と報告書を含む総額。総額は、試験1本の単価より、切断・研磨、写真、報告書の費用で決まります。公設試なら、料金表で依頼の前に計算できます。

公設試は、都道府県や市が設けた試験研究機関です。ISO/IEC 17025は、試験所の能力を定めた国際規格です。国内で認定するのは、日本適合性認定協会(JAB)とIAJapanです。IAJapanは、製品評価技術基盤機構の認定センターです。IAJapanのJNLAは、JISの試験方法の区分ごとに試験所を登録する制度です。

あなたの状況第一候補こうなら逆転いちばんのリスク
取引先に17025の認定試験の報告書を出す神戸工業試験場(基本3選)鉄鋼の素材と溶接部 → 日鉄テクノロジー料金が非公開
ボルト・鋼材のJIS試験をJNLAの報告書でJQA(条件別)工事用の鉄筋・鋼板 → 建材試験センター料金が非公開
部品が割れた。原因と再発防止までJFEテクノリサーチ(基本3選)かかった応力も知りたい → コベルコ科研料金と納期は見積もり次第
機械部品の事故。認定の報告書は不要川重テクノロジー(条件別)鉄鋼の事例で比べたい → JFEテクノリサーチ17025の認定の記載なし
基板・はんだ・電子部品の不良クオルテック(条件別)金属部品の疲労 → JFEテクノリサーチ料金が非公開
特殊鋼・耐熱合金の成分と組織大同分析リサーチ(条件別)当たりを安く付けたい → 都産技研料金が非公開
社内の確認や原因の当たり付け(関東)都産技研(基本3選)大企業で一般料金 → 地元の公設試と比べる認定の報告書は出ない
社内の確認(東海・関西)名古屋市工業研究所・大阪産業技術研究所(条件別)成分の数が多い → 名古屋市工業研究所一部の料金を2026年に改定

注 ボルトや電子部品など対象が決まっていれば、その行を優先します。各事業者の公式ページと料金表によります(2026年10月15日確認)。

認定が要るなら、会社名より試験の範囲を見る

都産技研は、JNLAの試験を2019年3月31日で終えました。JNLAの鉄鋼・非鉄金属分野の32事業所に、調べた公設試5か所は入っていません。民間・財団の10事業者のうち、公式サイトかIAJapanの一覧で認定を確かめられたのは8事業者です。

認定の報告書が必要なら、最初から対象の試験が認定範囲に入る試験所に頼みます。認定範囲外の測定値では、取引先が求める報告書を出せないからです。社内の確認だけなら、認定の有無で選ぶ必要はありません。

値を知るだけなら、公設試の料金表で足りる

金属の引張試験1本の公開料金は、調べた公設試5か所で1,800〜4,400円でした。民間・財団の10事業者で料金表を公開していたのは、建材試験センターだけです。

社内の確認は、まず地元の公設試の料金表で総額を出します。値を測るだけなら、規格どおりに試験する所の間で差がつきにくく、料金が見える分だけ判断が早いからです。

原因を知りたいなら、事例で選ぶ

JFEテクノリサーチは破損調査の事例13件を、推定した原因つきで公開しています。川重テクノロジーは15件、神戸工業試験場は報告書の見本つきで3件の事例を載せています。

割れた部品は、似た部品の事例を公開している会社に出します。事例があれば、何をどこまで調べるかを打ち合わせの前に詰められるからです。

気にしなくていいこと

  • 装置の台数の多さです。値を決めるのは、試験規格と試験片です。
  • 会社の規模です。値を測るだけなら、規格どおりに試験する所で足ります。
  • 「最新鋭」という言葉です。使う装置と条件は、見積書で試験規格として書いてもらえば足ります。

言いにくいこと

民間の大手は、どこも料金を公開していません。公設試の中小料金は、大企業には使えません。都産技研の一般料金は、主な項目で中小料金の1.4〜2.3倍です。

民間の料金は、同じ仕様書で2〜3か所から見積もりを取って比べます。単価の公開がなく、1社の見積もりだけでは高いか安いかを判断できないからです。大企業は、公設試の一般料金で総額を出し直してから比べます。

この分析の根拠(8件)

認定の範囲を確かめる

ISO/IEC 17025の認定は、会社全体ではなく試験規格ごとに与えられます。確かめるのは、使いたい規格が範囲に入っているかです。

神戸工業試験場は、JABの認定範囲を試験規格ごとに公開しています。播磨事業所の範囲から、主なものを並べます。

試験範囲に入る規格の例
引張・伸び試験JIS Z 2241、ASTM E8/E8M、ISO 6892-1
シャルピー衝撃試験JIS Z 2242、ASTM E23
硬さ試験ブリネル・ビッカース・ロックウェル
破壊じん性試験ASTM E399、ASTM E1820
疲労試験ASTM E466、JIS Z 2279
クリープ試験JIS Z 2271、ASTM E139
鉄鋼のICP分析JIS G 1258-1、JIS G 1258-5

注 神戸工業試験場の認証一覧によります(JAB・RTL00430、2026年10月15日確認)。表は一部で、除外条件のついた規格もあります。

JNLAの登録も区分ごとです。オンリーワンはJNLAの登録試験事業者ですが、登録区分はめっき厚さ試験(JIS H 8501)の1つです。

IAJapanの一覧では、鉄鋼・非鉄金属分野のJNLAの登録は32事業所でした。そのうち29事業所は、土木・建築分野にも登録しています。

機械部品の試験を認定つきで頼むなら、登録の一覧で使いたいJISの番号を探します。鉄鋼の登録の多くは鉄筋などを試す建設系の試験所で、分野名だけでは機械部品を受けるか分からないからです。

海外に出すならMRA対応か

MRAは、各国の認定機関が互いの認定を認め合う取り決めです。JQAでは、関東・名古屋・関西の3試験所が国際MRA対応のJNLA登録事業者です。名南試験室と九州試験室は、MRA対応ではないJNLAの登録です。

海外の取引先に出す報告書は、MRA対応の試験所に頼みます。同じ機関の中でも試験所で扱いが違うので、依頼先の試験所名まで指定します。

公設試の認定

公設試にも認定を受けた試験所があります。高知県工業技術センターは、ASNITEの認定を受けています。範囲には、金属中のカドミウム・鉛のICP発光分光分析が入っています。

都産技研は、JNLAの試験を2019年3月31日で終えました。いまISO/IEC 17025に基づいて行っているのは、温度・電気・長さのJCSS校正などです。JNLAの鉄鋼・非鉄金属分野の一覧にも、調べた公設試5か所は載っていません。

取引先が認定を求めるかどうかは、注文の前に書面で確かめます。求められていない認定に費用をかける必要はなく、求められているのに外すと測り直しになるからです。

計測器そのものの校正は計測器の校正サービスで比べます。

この分析の根拠(7件)

公設試と民間の分け方

公設試は、料金表を見ながら社内の確認を頼む第一候補です。認定が要る取引では、公設試か民間かを問わず、対象の試験が認定範囲に入るかで選びます。

項目公設試民間・財団
料金表の公開調べた5か所すべて建材試験センターだけ
17025の認定掲載5か所は鉄鋼のJNLA一覧に載らず8事業者で確認
支払い都産技研は原則前払い日鉄は翌月末/コベルコ科研は原則前払い
料金の区分都産技研は中小と一般記載なし
所在地による差高知県は県外企業が2倍記載なし

注 各機関の料金表・約款・よくある質問によります(2026年10月15日確認)。高知県工業技術センターは手数料と認定範囲を参照し、15事業者には含めていません。

都産技研の中小料金は、資本金か従業員数で決まります。料金案内に、都内の企業に限る条件はありません。高知県工業技術センターの手数料表は、県外の企業は単価の2倍としています。

都内では17の区市・団体が、都産技研の利用料金を助成しています(2026年5月18日時点)。墨田区は対象経費の3分の2で、年度内20万円までです。台東区の事業団は、利用前の申請を求めています。

社内の確認は、地元の公設試を第一に使います。県外の公設試は、料金表の所在地の条件を読んでから頼みます。区市の助成は利用前の申請が条件のことがあるので、依頼の前に窓口に聞きます。

装置が止まる期間

都産技研の城南支所は、建物の改修で2026年7月中旬から順次一部の試験を休止しています。地下1階は2027年5月頃まで、1階は2027年3月から10月頃までの予定です。休止する装置には、万能試験機、ICP、硬さ試験機、SEMが入っています。本部などで対応できる場合があるとしています。

毎月出す試験は、使う装置に休止の予定がないかを依頼の前に確かめます。公設試の改修による休止は、この例のように1年近く続くことがあるからです。止まる間の頼み先を、民間に1つ決めておきます。

壊さずに内部を調べる検査は、非破壊検査の外注で比べます。

この分析の根拠(7件)

料金の公開と総額

公設試の料金表は、試験の項目ごとに単価が決まっています。総額は、試料作製や写真、報告書を足して決まります。

金属の引張試験と硬さ試験の公開料金を、公設試ごとに並べます。

公設試引張1本硬さの単価条件
宮城県産業技術総合センター1,800円金属の記載なし税込・試験長600mm未満
沖縄県工業技術センター2,140円1,130円/試料税込・硬さはビッカース
都産技研2,740円2,150円/点中小料金・耐力なし
名古屋市工業研究所4,000円2,000円/試験税の記載なし
大阪産業技術研究所4,400円3,100円/試験税込・硬さはロックウェル

注 各機関の料金表によります(2026年10月15日確認)。都産技研の料金は税込です。条件がそろわないため、順位はつけません。

引張の額は、何を測るかで大きく変わります。都産技研では、耐力の測定を伴うと2,740円が6,630円になります。大阪産業技術研究所は、伸びを測ると4,400円が8,600円です。

見積もりの前に、引張強さだけか、耐力と伸びも測るかを決めます。項目を決めないまま比べると、安く見えた所が後で一番高くなることがあるからです。

破面の当たり付けの総額

割れた部品の破面をSEMで見て、断面の組織と硬さも確かめる組み合わせを、都産技研の料金表で組みました。

項目中小料金一般料金
試料の切断1,480円2,020円
樹脂埋め込み・研磨3,580円5,290円
SEMの像の観察12,460円18,100円
SEMの写真3枚8,670円13,230円
EDSの定性分析1点9,100円13,610円
光学顕微鏡の組織試験8,090円16,590円
硬さ分布5点2,420円4,860円
合計45,800円73,700円

注 都産技研の料金表(税込)で組んだ編集部の試算です。1試料・1か所の場合で、実際の項目は担当者と決めます。

この組み合わせの45,800円を、民間の見積もりを比べる物差しにします。民間は単価を公開していないので、同じ項目に分けて見積もってもらうと比べられるからです。

成分は、方法で総額が変わる

方法(都産技研・中小料金)総額の試算
ICP発光分光で8成分(前処理を含む)55,600円
スパーク発光分光で8成分(試料作製を含む)11,200円

注 ともに1試料8成分・税込で、一般的な前処理・試料作製を含む試算です。ICPは1成分11,390円に追加7成分各4,520円と前処理12,570円を足しました。スパーク発光分光は8成分9,190円と試料作製2,010円です。同じ8成分を両方法で測れる場合の試算です。

大阪産業技術研究所のICPは、1成分ごとに8,100円が加わります。5成分なら40,500円です編集部の試算。名古屋市工業研究所は1成分まで7,500円で、追加は1成分2,400円です。

鋼やアルミの塊なら、まずスパーク発光分光で頼めるかを聞きます。都産技研の8成分の試算では、ICPの約5分の1になるからです。粉や小さな部品、微量の元素は、ICPに回します。

この分析の根拠(10件)

値上げの履歴

2026年は、公設試と財団の両方で料金の改定がありました。上がった項目と、据え置かれた項目があります。

機関時期項目改定前 → 改定後
沖縄県工業技術センター2026年4月金属材料の引張1,530円 → 2,140円
沖縄県工業技術センター2026年4月金属材料の衝撃1,330円 → 1,940円
沖縄県工業技術センター2026年4月蛍光X線分析4,940円 → 6,470円
名古屋市工業研究所2026年4月めっきの付着量4,000円 → 5,500円
名古屋市工業研究所2026年4月キセノンの耐候性5,000円 → 8,500円
名古屋市工業研究所2026年4月硬さ分布→有効硬化層深さ・15点超の追加5点1,000円 → 1,800円
建材試験センター2026年9月工事用材料の試験改定(前の額は併記なし)

注 沖縄の改定前の額は、2025年4月1日からの公式料金表です(税込)。名古屋は利用料金のページの新旧表によります。

沖縄の引張は40%、衝撃は46%、蛍光X線は31%上がりました編集部の試算。一方で、沖縄のビッカース硬さ1,130円とICPの6,400円は変わっていません。名古屋の金属の引張4,000円も、2025年4月の一覧と同じです。

都産技研の強度試験の料金は、2025年1月と2026年2月のWeb Archiveの記録と、今の表で同じでした。建材試験センターは、物価や人件費の高騰、試験機器の更新・保守費を改定の理由に挙げています。

改定日が分かった公設試3か所(沖縄・名古屋・宮城)は、いずれも4月1日に表を改めていました。

毎年同じ試験を出す会社は、4月に料金表を見直す前提で予算を組みます。確認した3か所は4月に表を改めています。前年の額のまま組むと、予算が足りなくなるからです。

値上げを理由に頼み先を替えるのは、改定後の額で総額を比べてからにします。上がったのは一部の項目で、自社が使う試験は据え置きのこともあるからです。

この分析の根拠(8件)

破損の原因調査の頼み方

原因調査では、外観、材質、断面、破面を順に調べて原因を推定します。何が分かるかは、各社の公開事例で見当がつきます。

JFEテクノリサーチは、外観観察、材質確認、断面組織、破面解析の結果をまとめて原因を推定します。公式ページの事例13件を、推定した原因で分けました。

推定した原因件数
疲労(回転曲げ・両振り曲げ・腐食疲労)3件
遅れ破壊2件
応力腐食割れ・エロージョンコロージョン2件
その他(脆性破断・クリープなど)6件

注 JFEテクノリサーチの破損調査の事例表を編集部で分類しました(2026年10月15日確認)。

川重テクノロジーは、シャフトのフレッティング疲労破壊やばねの折損など、15件の事例の見出しを公開しています。コベルコ科研は、疲労破面の筋の幅から、部材にかかっていた応力振幅を推定する解析を受けています。

ボルトやばねの割れは、遅れ破壊の事例を公開している会社に出します。疲労と遅れ破壊では効く対策が違い、見立てを誤ると同じ割れがまた起きるからです。

疲労で割れた部品の設計を見直すなら、コベルコ科研に応力の推定を頼みます。原因の名前だけでなく、どれだけの力がかかっていたかが分かれば、設計の余裕を数字で決められるからです。

公設試で当たりを付けてから

都産技研のSEMの像の観察は1試料12,460円です(中小料金)。神戸工業試験場は、損傷品の準備から報告まで6段階の流れを公開しています。

原因の見当がつかないときは、公設試のSEM観察で破面の形を先に見ます。疲労の筋か、引きちぎれた跡かが分かれば、民間に出すときの調べる範囲を絞れるからです。

破面は素手で触らず、こすらず、そのまま袋に入れて送ります。破面の細かな模様が、原因を決める手がかりになるからです。

溶接部の割れは溶接の受託、焼入れの不良が疑わしいときは熱処理の受託も見てください。

この分析の根拠(5件)

試料と報告書の扱い

破損品は、原因を示す証拠そのものです。試験の後に返すか捨てるかは、事業者の約款で違います。

事業者試料の扱い賠償・取消の定め
神戸工業試験場終了後すみやかに破棄(返却は個別契約)過失の賠償は受領済み委託料まで
日鉄テクノロジー無害な試料は希望なしで3か月保管後に廃却記載なし
都産技研原則返却(費用は依頼者)取消は認められた場合だけ
コベルコ科研個別契約で返却・廃棄を決定(依頼者負担)賠償は契約金額まで
JFEテクノリサーチ記載なし記載なし

注 神戸工業試験場・コベルコ科研・都産技研は約款、日鉄テクノロジーはよくある質問によります。「記載なし」は公開資料で見つからなかった項目です。

報告書の控えの扱いも違います。都産技研は、報告書の原本を発行後5年間保管します。大阪産業技術研究所が謄本を出すのは、発行日から5年以内の報告書に限ります。

神戸工業試験場の約款では、成果物の著作権は同社に残ります。コベルコ科研の約款では、納入から5営業日までに検査しないと検収とみなします。

破損品を出すときは、注文書に試験後の返却を書きます。約款のまま出すと、再調査や取引先への説明で要るときに手元に残らないからです。報告書は届いた週のうちに中身を確かめ、社外に出す範囲も先に聞いておきます。

この分析の根拠(5件)

頼む手順と、見積もりで聞くこと

報告書の宛先を決めてから、同じ仕様書で2〜3か所に見積もりを頼みます。

手順は4つです。まず、報告書の宛先と、認定の要否を取引先に確かめます。次に、試験規格と測る項目を決めます。続いて、公設試の料金表で総額の目安を出し、民間に同じ仕様で見積もりを頼みます。最後に、試料の返却と報告書の言語を注文書に書きます。

見積もりで書面にしてもらうこと理由
試験規格と、認定範囲に入るか範囲外は認定の報告書にならない
測る項目(耐力・伸び・絞り)都産技研では耐力つきが約2.4倍
試験片の加工の要否と費用加工費が別になることがある
報告書の言語と通数英文や副本は別料金のことがある
試料の返却と保管の期間破棄が初期設定の約款がある
支払いの時期公設試は前払いのことがある
装置の休止の予定改修で長く止まることがある

都産技研の見積書と計算書の有効期間は、発行後3か月です。都産技研の事前の処置の料金表では、試験片の切削加工は非金属材料の項目にだけあります。

金属の引張試験を公設試に頼むときは、試験片を自社で用意するかを先に聞きます。加工まで頼めないと、加工先を別に探す日数がかかるからです。試験片の加工から頼みたいなら、加工を一貫で受けると書く民間に出します。

この分析の根拠(4件)

調べた15事業者と、選んだ・外した理由

15の事業者それぞれについて、選んだか外したかと、その理由です。

事業者扱いと理由
都産技研基本3選。全項目の料金を公開
神戸工業試験場基本3選。認定範囲を規格ごとに公開
JFEテクノリサーチ基本3選。破損事例を原因つきで公開
日鉄テクノロジー逆転の候補。鉄鋼の素材と溶接部
コベルコ科研逆転の候補。破面から応力を推定
川重テクノロジー条件別。認定の要らない機械部品の事故
大同分析リサーチ条件別。特殊鋼の成分と組織
JQA条件別。ボルト・鋼材のJIS試験
クオルテック条件別。電子部品・はんだの不良
名古屋市工業研究所条件別。東海の公設試
大阪産業技術研究所条件別。関西の公設試
建材試験センター逆転の候補。工事用の鉄筋・鋼板
宮城県産業技術総合センター注の候補。東北で引張の値を
沖縄県工業技術センター注の候補。沖縄で値を
オンリーワン選ばず。認定はめっき厚さの1区分

注 「注の候補」は第一候補の表には出さず、地域が合えば見積もりの相手に入れる事業者です。比較・まとめサイトは外しました。高知県工業技術センターは、手数料表とIAJapanの認定範囲を根拠に使いました。株式会社テストサービスは公式サイトを確かめられず、機械振興協会の技術研究所は料金表のPDFを読み取れず外しました。日本建築総合試験所は建設材料が中心で、外しています。

判断の根拠にした実態データ

判断を支えた事実です(2026年10月15日確認)。会社の規模は、試験の値の良し悪しを示さないため順位づけに使っていません。

何を見たか分かったこと判断への効き方
IAJapanのJNLA一覧(鉄鋼・非鉄金属)32事業所、うち29は土木・建築もJISの番号で試験所を探す
都産技研の依頼試験のページJNLA試験は2019年に終了認定が必要なら対象範囲を持つ別の試験所へ
15事業者の公式ページ料金表は公設試5と財団1だけ民間は同じ仕様で相見積もり
都産技研の料金表一般料金は中小の1.4〜2.3倍大企業は総額を出し直す
沖縄の手数料表2026年4月に31〜46%上げ4月の改定を前提に予算を組む
都産技研の城南支所2027年10月頃まで一部休止依頼前に休止の予定を聞く
各社の約款・よくある質問破棄・3か月保管・返却に分かれる返却を注文書に書く
JFEの破損調査の事例13件中、疲労3件・遅れ破壊2件似た事例のある会社に出す
都産技研の助成内容一覧都内17の区市・団体が助成依頼の前に申請を確かめる
3選のお知らせの一覧事業全体の終了告知なし3選に残す

注 3選は、各事業者のお知らせの一覧を確かめました。都産技研は、機器・装置のお知らせも見ています。都産技研は城南支所の休止がありますが、本部などは受け付けを続けています。

取れなかったもの。民間の試験所の料金表と単価は、調べた範囲で見つかりませんでした。標準の納期を数字で公開した事業者もありませんでした。JABの認定事業者の検索結果は件数を数えていません。クオルテックの決算の原本は開けず、業績は書いていません。宮城の料金表には、金属の硬さ試験の単価が見当たりませんでした。口コミは判断に使っていません。

この分析の根拠(10件)

材料試験の受託の選び方(3つの手順)

報告書の宛先を決め、認定が要るかを確かめる

認定の確かめ方は認定の範囲を確かめるに、公設試との分け方は公設試と民間の分け方にあります。

値か原因かを決め、頼む先の組を選ぶ

原因調査は破損の原因調査の頼み方にあります。

公設試の料金表で総額の目安を出し、同じ仕様で見積もる

総額は料金の公開と総額に、値上げは値上げの履歴にあります。聞くことは頼む手順と、見積もりで聞くことにまとめました。

選定基準

調べたのは、2026年10月15日に検索で表示された15の事業者です。検索語は、材料試験 受託、引張試験 料金表、破損解析 受託などです。蛍光X線 ICP 成分分析 受託、ISO/IEC 17025 試験所認定 機械試験でも調べました。比較・まとめサイトと、公式サイトを読めない事業者は除きました。掲載の条件は3つです。1つ目は、材料試験か成分分析の受託を公式サイトで示していることです。2つ目は、所在地を公式に確かめられることです。3つ目は、受ける試験の範囲か料金か認定を公式資料で確かめられることです。そのうえで、公設試6か所の料金表、各社の約款とよくある質問、IAJapanのJNLAの登録一覧を読みました。過去の料金はWeb Archiveでも確かめています。そして基本の3事業者を選びました。社内の確認、認定の報告書、破損の原因調査の3通りです。ボルト・鋼材のJIS試験や電子部品の不良などには、別に第一候補を示しています。15事業者それぞれの扱いと理由は「調べた15事業者と、選んだ・外した理由」に載せています。

おすすめ3事業者を詳しく紹介

1地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター

社内の確認や原因の当たり付けを、料金を見ながら安く頼むなら

依頼試験の料金表を項目ごとに公開しています。金属の引張試験は1試料2,740円、硬さは1点2,150円です(中小料金・税込)。

比較した事業者
都産技研(東京)
種別
公設試
主な試験
引張・硬さ・SEM・蛍光X線・ICP
破損の原因調査
SEM・組織観察を項目ごとに

おすすめの理由

見積もりの前に、試料作製から報告書までの総額を自分で計算できます。中小料金の条件は資本金か従業員数で、料金案内に都内に限る条件はありません。都内では17の区市・団体が利用料金を助成しています。

総額の組み方は料金の公開と総額にあります。

決め手

  • 全項目の料金を公開
  • 引張2,740円・硬さ2,150円(中小)
  • 都内17の区市・団体が助成

向かない人

JNLAの試験は2019年3月に終えていて、認定の報告書は出ません。大企業などの一般料金は、主な項目で中小料金の1.4〜2.3倍です。料金は原則前払いで、城南支所は2027年10月頃まで一部の試験を休止します。

特徴

  • 依頼試験の料金表を項目ごとに公開(中小料金と一般料金)
  • 金属材料の引張試験 1試料2,740円、耐力測定を伴うもの6,630円(中小料金)
  • 硬さ試験 1試験点2,150円、硬さ分布 5点2,420円(中小料金)
  • SEMの像の観察 1試料12,460円、EDSの定性分析 1測定点9,100円(中小料金)
  • スパーク放電発光分光の定量 1試料8成分9,190円(中小料金)
  • 料金は原則前払い。中小料金の条件は資本金・従業員数
  • JNLA試験は2019年3月31日で終了
  • 都内の17の区市・団体が利用料金を助成(2026年5月18日時点)
  • 約款で、提出物は原則返却(費用は依頼者)。報告書の原本は発行後5年保管
  • 城南支所は改修工事のため2026年7月中旬から順次一部試験を休止

主な試験・分析

主な試験・分析種類備考
強度試験依頼試験引張・硬さ・疲労(超音波式)
顕微鏡観察依頼試験光学・SEM・TEM
化学分析依頼試験蛍光X線・ICP・スパーク発光
機器利用設備開放自分で装置を使う

基本情報

所在地東京都江東区青海(本部)
種別地方独立行政法人(東京都)
料金公開(中小料金・一般料金)
支払い原則前払い
認定JNLA試験は2019年3月に終了。JCSS校正は継続

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2株式会社神戸工業試験場

取引先や海外に、ISO/IEC 17025の認定試験の報告書を出すなら

JABの認定範囲を試験規格ごとに公開しています。引張・衝撃・硬さ・破壊じん性・疲労・クリープ、鉄鋼のICP分析が入っています。

比較した事業者
神戸工業試験場(兵庫)
種別
民間(独立系)
主な試験
引張・衝撃・硬さ・疲労・クリープ・ICP
破損の原因調査
あり(破面・断面・成分)

おすすめの理由

認定は試験規格ごとなので、範囲の一覧で依頼前に照合できます。疲労やクリープのように時間のかかる試験まで、同じ認定の範囲で頼めます。試験片の加工業から始まった会社で、加工から報告までを社内で受けます。

範囲の確かめ方は認定の範囲を確かめるにあります。

決め手

  • JABの認定(RTL00430)
  • 範囲を規格ごとに公開
  • Nadcapの材料試験所の認定

向かない人

料金は公開していません。約款では、試料は試験の後にすみやかに破棄します。破損品を返してほしいときは、注文時に返却を決めてください。

特徴

  • JABの試験所認定(RTL00430)。認定範囲を試験規格ごとに公開
  • 認定範囲に引張・曲げ・衝撃・硬さ・破壊じん性・疲労・クリープ
  • 鉄鋼のICP発光分光分析(JIS G 1258-1・-5など)も認定範囲
  • 2006年にNadcapの材料試験所として認定を取得(同社の沿革)
  • 従業員464名(2026年4月)、資本金5,000万円
  • 損傷調査は、損傷品の準備から報告まで6段階の流れを公開
  • 約款で、試料は業務終了後すみやかに破棄。返却は個別契約で定めた場合だけ
  • 約款で、過失による賠償は受領済みの委託料が上限

主な試験・分析

主な試験・分析種類備考
静的強度・衝撃・硬さ試験機械試験JABの認定範囲を含む
疲労・クリープ・破壊じん性試験機械試験高サイクル・低サイクル・き裂進展
損傷調査・破面解析原因調査破面・断面・硬さ・成分
金属成分分析化学分析ICP・滴定など
試験片加工前加工放電加工・旋盤・マシニング

基本情報

所在地兵庫県加古郡播磨町(本社)
設立1950年3月(会社概要の表記)
従業員464名(2026年4月)
資本金5,000万円
認定ISO/IEC 17025(JAB、RTL00430)、Nadcap
料金公開なし(見積もり)

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3JFEテクノリサーチ株式会社

割れた部品の原因を突き止め、再発防止まで決めたいなら

破損調査の流れと事例13件を、推定した原因つきで公開しています。JFEスチールの100%子会社で、従業員は1,465名です。

比較した事業者
JFEテクノリサーチ(東京)
種別
民間(鉄鋼会社の子会社)
主な試験
引張・衝撃・疲労・高温・腐食
破損の原因調査
あり(事例13件を公開)

おすすめの理由

外観、材質、断面、破面を順に調べて原因を推定し、報告書にまとめます。事例には、疲労、遅れ破壊、応力腐食割れなどが並びます。必要なら再現試験や数値解析まで1社で頼めます。

頼み方は破損の原因調査の頼み方にあります。

決め手

  • 破損事例13件を原因つきで公開
  • 再現試験・数値解析まで
  • 機械・物理試験の一部でJABの認定

向かない人

料金は見積もりで、法人向けのサービスです。急ぎの日数は機器の空き次第です。値を測るだけなら、公設試の料金表で足ります。

特徴

  • JFEスチール100%子会社。従業員1,465名(2026年4月末)。2025年度の売上高202億円
  • 機械・物理試験の一部で、JABのISO/IEC 17025の認定。対象規格を一覧で公開
  • 引張・衝撃・硬さ・疲労・高温・破壊じん性の試験と、試験片加工からの一貫受託
  • 破損調査は外観・材質・断面・破面の結果から原因を推定し報告書に
  • 破損調査の事例13件を、推定した原因(疲労・遅れ破壊など)つきで公開
  • 腐食試験と、腐食事故の原因調査のための再現実験
  • 料金は依頼内容による見積もり。納期は機器の空き状況による(よくある質問)
  • 法人向けのサービス(よくある質問)

主な試験・分析

主な試験・分析種類備考
材料試験機械試験引張・衝撃・硬さ・疲労など
破損・不良原因調査原因調査再現試験・数値解析も
腐食試験・耐食性評価環境試験SCC・塩水噴霧など
成分分析化学分析鉄鋼・非鉄など

基本情報

所在地東京都千代田区(本社)
設立2004年10月
株主JFEスチール(100%)
従業員1,465名(2026年4月末)
売上高202億円(2025年度)
料金公開なし(見積もり)

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そのほかの事業者12事業者を紹介

株式会社大同分析リサーチ

大同特殊鋼の100%子会社で、名古屋市南区の分析・試験の会社です。JNLAの鉄鋼・非鉄金属分野に登録しています。

比較した事業者
大同分析リサーチ(愛知)
種別
民間(特殊鋼会社の子会社)
主な試験
成分分析・組織・硬さ・疲労
破損の原因調査
あり(欠陥原因の調査)

向いている人特殊鋼や耐熱合金の成分と組織を、鉄鋼メーカー系の分析所で確かめたい会社に向きます。

確認したい点料金は見積もりです。JNLAの登録はJISの区分ごとなので、使いたい規格が入っているかを先に聞いてください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

大同分析リサーチは、1995年4月に設立された大同特殊鋼の100%子会社です。本社は名古屋市南区で、従業員は215名、資本金は7,500万円です。東海市に環境分析試験センター、東京に営業所があります。

事業は、化学成分分析、表面・構造の物理分析、有機分析、ミクロ組織・硬さ調査、材料評価です。表面解析には、電子プローブマイクロアナライザ、走査型電子顕微鏡、オージェ電子分光分析装置を使います。成分分析ではプラズマ発光分光、原子吸光、蛍光X線などを使います。材料評価では、機械特性、疲労、摩耗、腐食の試験と欠陥原因の調査を受けます。

JNLAの鉄鋼・非鉄金属分野の登録試験事業者です(登録番号050209JP)。会社概要には、ISO/IEC 17025に適合するマネジメントシステムを品質方針に掲げています。料金は公開していません。

特徴

  • 大同特殊鋼100%子会社。従業員215名、資本金7,500万円
  • JNLAの鉄鋼・非鉄金属分野に登録(050209JP)
  • プラズマ発光分光・原子吸光・蛍光X線による化学成分分析
  • 断面のミクロ組織観察と硬さ分布の測定
  • 機械特性・疲労・摩耗・腐食の試験と欠陥原因の調査
  • 鉄鋼・Ni/Co超合金・Ti合金などの評価用試料の溶製
主な試験・分析・基本情報を見る

主な試験・分析

主な試験・分析種類備考
化学成分分析化学分析ICP・原子吸光・蛍光X線
ミクロ組織・硬さ調査金属組織画像解析も
材料評価機械試験疲労・摩耗・腐食

基本情報

所在地愛知県名古屋市南区(本社)
設立1995年4月
株主大同特殊鋼(100%)
従業員215名
認定JNLA(鉄鋼・非鉄金属分野、050209JP)
料金公開なし(見積もり)

出典: daido-dbr.com・daido-dbr.com・daido-dbr.com・www.nite.go.jp

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一般財団法人日本品質保証機構

JQAのマテリアル試験の部門です。鋼材やボルト・ナットのJIS試験を、JNLAの登録試験所として受けています。

比較した事業者
JQA マテリアル試験(全国5所)
種別
一般財団法人
主な試験
鋼材・ボルトの引張・硬さ・衝撃
破損の原因調査
記載なし

向いている人ボルトや鋼材の受入検査で、JISの試験をJNLAの報告書で出したい会社に向きます。海外向けならMRA対応の3所を選びます。

確認したい点料金は公開していません。名南と九州は国際MRA対応ではないので、海外に出す報告書は依頼先の試験所を確かめてください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

日本品質保証機構(JQA)は、認証や試験を行う一般財団法人です。マテリアル試験の部門は、建設材料や補修材料、金属材料の試験・分析を受けています。試験所は関東・名古屋・名南・関西・九州にあります。

関東・名古屋・関西のマテリアルテクノ試験所は、国際MRA対応のJNLA登録事業者です。名南試験室と九州試験室は、JNLAで登録された試験事業者です。鋼材の試験では、引張・曲げ・衝撃・ビッカース・ロックウェルなどを挙げています。ボルト・ナットの引張試験やくさび引張試験も受けます。

試験項目ごとの申込書は、公式ページの対応表から入手します。鋼材の試験の対応表は、2023年6月1日時点の表記です。料金は公開していません。出張立会試験や、下水道関連設備の被災証明調査も受けています。名古屋・名南・関西は、高分子の化学製品でASNITEの認定も受けています。

特徴

  • 関東・名古屋・関西のマテリアルテクノ試験所は国際MRA対応のJNLA登録事業者
  • 名南試験室と九州試験室はJNLAの登録試験事業者
  • 名古屋・名南・関西は化学製品(高分子)でASNITEの認定
主な試験・分析・基本情報を見る

主な試験・分析

主な試験・分析種類備考
鋼材の試験機械試験引張・曲げ・衝撃・硬さ
ボルト・ナットの試験製品試験くさび引張など
建設材料の試験機械試験コンクリート・鉄筋

基本情報

種別一般財団法人
試験所関東・名古屋・名南・関西・九州
認定JNLA(3所は国際MRA対応)、ASNITE
料金公開なし

出典: www.jqa.jp・www.jqa.jp・www.jqa.jp・www.nite.go.jp

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一般財団法人建材試験センター

建材の試験を行う一般財団法人です。工事材料試験所で、鉄筋・鋼板の引張試験を料金表つきで受けています。

比較した事業者
建材試験センター 工事材料試験所
種別
一般財団法人
主な試験
鉄筋・鋼板の引張・曲げ
破損の原因調査
記載なし

向いている人鉄筋や鋼板の受入試験を、料金を見ながらJNLAの報告書で出したい建設・鉄骨の会社に向きます。

確認したい点工事用の材料が中心で、機械部品の破損調査は案内していません。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

建材試験センターは、建築材料の試験を行う一般財団法人です。工事材料試験所には、浦和・船橋・武蔵府中・福岡の試験室があります。4つの試験室は、JNLAの土木・建築分野と鉄鋼・非鉄金属分野で登録を受けています。

工事用材料試験の料金表を、税抜と税込の両方で公開しています。2026年9月1日の受付分から料金を改定しました。理由として、物価や人件費の高騰、試験機器の更新・保守費、システム開発費の増加を挙げています。

丸鋼・鋼板の引張試験は、厚さか直径が20mm以下で1本2,500円(税抜)です。鉄筋素材の引張は、D16〜D25で1本1,600円(税抜)です。報告書の料金は試験とは別で、試験の種類ごとに決まっています。土曜・祝日の試験と16時30分以降の当日搬入は、通常料金の20%が加算されます。受付後のキャンセルは1件1,000円(税抜)です。

特徴

  • 改定の理由は物価・人件費の高騰、機器の更新・保守費、システム開発費
  • 丸鋼・鋼板の引張 20mm以下は1本税抜2,500円、税込2,750円
  • 休日・時間外の試験は通常料金の20%を加算
主な試験・分析・基本情報を見る

主な試験・分析

主な試験・分析種類備考
鉄筋・鋼材の試験機械試験引張・曲げ・マクロ
コンクリートの試験機械試験圧縮強度など
土・路盤材の試験土木試験CBRなど

基本情報

種別一般財団法人
試験室浦和・船橋・武蔵府中・福岡
認定JNLA(4試験室)
料金公開(税抜・税込)
改定2026年9月1日受付分から

出典: jtccm.or.jp・www.jtccm.or.jp・www.nite.go.jp

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川重テクノロジー株式会社

川崎重工業の100%出資の研究開発支援会社です。機械部品の事故調査と材料試験を受け、破損の事例を公開しています。

比較した事業者
川重テクノロジー(兵庫)
種別
民間(重工業の子会社)
主な試験
材料試験・疲労・応力測定
破損の原因調査
あり(機械部品の事例を公開)

向いている人機械部品の割れや折損の原因を、重工業の設計現場に近い目で調べてほしい会社に向きます。

確認したい点ISO/IEC 17025の認定の記載がありません。取引先に認定試験の報告書を出す用途には向きません。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

川重テクノロジーは、1978年5月に設立された川崎重工業の100%出資の会社です。本社は兵庫県明石市で、従業員は363人です(2026年4月1日現在)。売上高は、2025年度で78億600万円です。

事業内容には、化学分析、材料試験、材料ミクロ組織調査、応力測定、疲労試験などが並びます。材料評価のページでは、破損調査と腐食損傷調査の流れを公開しています。事例には、シャフトのフレッティング疲労破壊、ばねの折損、ステンレス配管の粒界腐食などがあります。技術レポートとして、金属の疲労や表面硬化熱処理の解説も公開しています。

会社概要の登録欄には、ISO 9001と計量証明事業などが載っています。ISO/IEC 17025の認定の記載はありません。対応規格としてJIS・ASTM・ISOを挙げています。料金は公開していません。

特徴

  • 川崎重工業100%出資。従業員363人(2026年4月1日現在)
  • 売上高7,806百万円(2025年度、会社概要)
  • シャフト・ばね・配管・ハブなど機械部品の破損事例を公開
主な試験・分析・基本情報を見る

主な試験・分析

主な試験・分析種類備考
機械部品の事故調査原因調査破損・腐食損傷
材料試験・疲労試験機械試験JIS・ASTM・ISO
応力測定計測X線回折の残留応力など

基本情報

所在地兵庫県明石市(本社)
設立1978年5月
株主川崎重工業(100%)
従業員363人(2026年4月1日現在)
売上高78億600万円(2025年度)
料金公開なし(見積もり)

出典: www.kawaju.co.jp・www.kawaju.co.jp・www.kawaju.co.jp

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株式会社コベルコ科研

神戸製鋼グループの試験研究会社です。疲労破面の筋の幅から、部品にかかっていた応力を推定する解析を受けています。

比較した事業者
コベルコ科研(兵庫)
種別
民間(鉄鋼会社のグループ)
主な試験
破壊じん性・疲労・強度
破損の原因調査
あり(破面から応力を推定)

向いている人疲労で割れた部品について、どれだけの応力がかかっていたかまで知りたい設計の担当に向きます。

確認したい点料金は見積もりです。認定の報告書が要る取引では、試験規格が認定範囲に入るかを先に聞いてください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

コベルコ科研は、1979年6月に設立された神戸製鋼グループの試験研究会社です。本社は神戸市中央区にあり、社員総数は1,246名です(2026年6月現在)。資本金は3億円です。

材料試験では、引張・破壊じん性・疲労の各種試験を受けます。疲労試験には、低サイクル・高サイクル・熱疲労・回転曲げなどのメニューがあります。材料と溶接部の評価では、事故品・不良品の原因究明と、防止対策の提言を掲げています。

特徴は、定量的フラクトグラフィー解析です。疲労破面に残る筋(ストライエーション)の幅と破壊力学の計算から、部材にかかっていた応力振幅を推定します。依頼は、打ち合わせで仕様を決め、費用の明細と納期を書いた見積書を受けて発注する流れです。試験には立ち会えます。約款では、賠償の責任は個別契約の契約金額を超えないと定めています。

特徴

  • 神戸製鋼グループ。1979年6月設立、社員総数1,246名(2026年6月現在)
  • 疲労破面のストライエーション幅から、部材にかかった応力振幅を推定
  • 見積書に費用の明細と納期を明記。試験の立ち会いが可能
  • 約款で、賠償責任は個別契約の契約金額が上限
  • 約款で、納入後5営業日までに検査しないと検収完了とみなす
主な試験・分析・基本情報を見る

主な試験・分析

主な試験・分析種類備考
材料試験機械試験破壊じん性・疲労など
定量的フラクトグラフィー解析原因調査破面から応力を推定
事故品調査原因調査原因究明と防止対策

基本情報

所在地兵庫県神戸市中央区(本社)
設立1979年6月
資本金3億円
社員1,246名(2026年6月現在)
料金公開なし(見積もり)

出典: www.kobelcokaken.co.jp・www.kobelcokaken.co.jp・www.kobelcokaken.co.jp・www.kobelcokaken.co.jp

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宮城県産業技術総合センター

宮城県の公設試験研究機関です。試験等の手数料と、単価の数え方を表で公開しています。

比較した事業者
宮城県産業技術総合センター(宮城)
種別
公設試
主な試験
引張・圧縮・曲げ・SEM観察
破損の原因調査
記載なし

向いている人東北の中小企業で、引張の値を安く確かめたい会社に向きます。

確認したい点SEMは写真1枚ごとに数えるので、撮る枚数で総額が変わります。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

宮城県産業技術総合センターは、仙台市泉区にある県の試験研究機関です。試験等の手数料を、2026年4月1日改訂版として公開しています。手数料表は2ページに分かれ、単価の考え方を別のページにまとめています。

引張試験は、最大荷重試験の試験長600mm未満で1件1,800円です。600mm以上は2,500円、伸び測定試験は1,900円です。圧縮試験と曲げ試験は2,100円です。製品試験は、複雑構造体が10,100円、単純構造体が4,400円です。変位形状測定は1,000円、室温から600℃までの熱特性は7,000円です。

手数料の表には、単価の数え方の定義が付いています。引張試験は1試料の試験を1件とします。光学顕微鏡やSEMの観察は、1視野で写真1枚を1件と数えます。化学分析の定量は1試料1成分を1成分と数えます。

特徴

  • 引張試験(試験長600mm未満)1件1,800円、600mm以上2,500円
  • 伸び測定試験1,900円、圧縮・曲げ試験2,100円
  • 定量分析は1試料・1成分を1成分と数える
主な試験・分析・基本情報を見る

主な試験・分析

主な試験・分析種類備考
強度試験依頼試験引張・圧縮・曲げ
表面観察依頼試験光学顕微鏡・SEM
材料分析依頼試験化学分析・機器分析

基本情報

所在地宮城県仙台市泉区
種別宮城県の試験研究機関
料金公開(手数料表)
改訂2026年4月1日

出典: www.mit.pref.miyagi.jp・www.mit.pref.miyagi.jp・www.mit.pref.miyagi.jp

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名古屋市工業研究所

名古屋市の公設試験研究機関です。手数料の一覧を公開し、2026年4月に一部の料金を改定しました。

比較した事業者
名古屋市工業研究所(愛知)
種別
公設試
主な試験
引張・硬さ・衝撃・疲労・ICP
破損の原因調査
SEM・EPMAを項目ごとに

向いている人東海地方の中小企業で、引張や硬さの値を安く確かめたい品質保証の担当に向きます。

確認したい点認定の記載はありません。一部の試験は2026年4月に値上げされました。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

名古屋市工業研究所は、名古屋市熱田区にある市の試験研究機関です。依頼試験、機器の貸し出し、技術相談を受けています。手数料・使用料の一覧をPDFで公開しています。

2026年4月1日の一覧では、金属の引張・圧縮・曲げ試験は1試験4,000円です。金属の0.2%耐力試験は5,500円、硬さ試験は2,000円、衝撃試験は2,000円です。ICP発光分光分析は1成分まで7,500円で、1成分増すごとに2,400円です。疲労試験は8時間まで20,400円です。

2026年4月1日に、一部の名称と料金を変えました。めっきの付着量試験は4,000円から5,500円に、キセノンの耐候性試験は5,000円から8,500円になりました。金属の引張試験の4,000円は、2025年4月の一覧と同じ額です。サンシャインの耐候促進試験は、現在利用できないと案内しています。

特徴

  • 硬さ試験2,000円、金属材料衝撃試験2,000円
  • 2026年4月1日に一部の料金を改定(めっき付着量4,000円→5,500円など)
  • 証明書・認定書1通650円、外国文成績書1通300円
主な試験・分析・基本情報を見る

主な試験・分析

主な試験・分析種類備考
一般材料試験依頼試験引張・硬さ・衝撃
電子顕微鏡・X線分析依頼試験SEM・EPMA・XRD
化学試験依頼試験ICP・蛍光X線
機器の貸し出し設備開放開放試験室

基本情報

所在地名古屋市熱田区
種別名古屋市の試験研究機関
料金公開(手数料一覧PDF)
改定2026年4月1日に一部変更

出典: www.nmiri.city.nagoya.jp・www.nmiri.city.nagoya.jp・www.nmiri.city.nagoya.jp・www.nmiri.city.nagoya.jp

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日鉄テクノロジー株式会社

日本製鉄の100%子会社で、製鉄所の品質保証の試験と、外部からの受託試験・分析を行う会社です。

比較した事業者
日鉄テクノロジー(全国)
種別
民間(鉄鋼会社の子会社)
主な試験
疲労・強度・成分分析
破損の原因調査
あり

向いている人鉄鋼材料や溶接部を、製鉄所の品質保証と同じ系列の試験所に頼みたい会社に向きます。事業所が製鉄所の近くにあります。

確認したい点料金は見積もりです。無害な試料は返却を希望しないと3か月で廃却されるので、破損品は返却を依頼時に指定してください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

日鉄テクノロジーは、2013年4月に設立された日本製鉄の100%子会社です。社員数は約3,700人です(2026年4月1日時点)。業務には、鉄鋼業の品質保証、研究開発の支援、材料の調査・評価、環境分析が並びます。事業所は室蘭から九州まで、製鉄所のある地域に置いています。

材料評価では、疲労試験や破損・不具合調査を受けます。瀬戸内事業所は、JNLAの鉄鋼・非鉄金属分野などで登録を受けています。公式サイトでは、JABのISO/IEC 17025の認定を事業所ごとに一覧で載せています。最新の認定証はJABの検索サイトで確かめるよう案内しています。

料金は、分析元素や試料数、納期などで変わるため見積もりです。よくある質問では、無害な試料は返却の希望がなければ3か月保管して廃却すると答えています。支払いは原則、報告月の翌月末です。

特徴

  • 瀬戸内事業所はJNLAの鉄鋼・非鉄金属分野などで登録(110316JP)
  • 疲労試験と破損・不具合調査を受託
  • 料金は見積もり。急ぎはメール等での速報が可能(よくある質問)
  • 無害な試料は、返却の希望がなければ3か月保管後に廃却
  • 支払いは原則、報告月の翌月末の銀行振込
  • 事業所は室蘭・東日本・名古屋・関西・瀬戸内・九州など
主な試験・分析・基本情報を見る

主な試験・分析

主な試験・分析種類備考
材料評価(機械試験)機械試験疲労試験など
破損・不具合調査原因調査材料評価の一部
化学・物理分析分析鉄鋼ほか

基本情報

所在地東京都千代田区(本社)
設立2013年4月
株主日本製鉄(100%)
社員約3,700人(2026年4月1日時点)
料金公開なし(見積もり)

出典: www.nstec.nipponsteel.com・www.nstec.nipponsteel.com・www.nstec.nipponsteel.com・www.nstec.nipponsteel.com

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沖縄県工業技術センター

沖縄県の公設試験研究機関です。依頼試験の手数料を税込で公開し、2026年4月に一部を値上げしました。

比較した事業者
沖縄県工業技術センター(沖縄)
種別
公設試
主な試験
引張・衝撃・硬さ・蛍光X線・ICP
破損の原因調査
記載なし

向いている人沖縄県内の企業で、引張や硬さの値を手早く確かめたい会社に向きます。

確認したい点2026年4月に、引張・衝撃・蛍光X線の手数料が2025年4月の表より31〜46%上がりました。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

沖縄県工業技術センターは、うるま市にある県の試験研究機関です。依頼試験の手数料を、消費税を含む額で公開しています。

2026年4月1日からの表では、金属材料の引張試験は1試料2,140円です。引張強さのほかの測定を加えると、1項目ごとに650円が加わります。衝撃試験は1,940円、ビッカース硬さは1,130円、ロックウェル硬さは1,070円です。蛍光X線分析は1試料6,470円、ICP発光分光分析は、定性が1試料6,400円、定量が1成分8,360円です。

表では、2026年度に改定した項目に印を付けています。2025年4月1日からの表と比べると、引張は1,530円から2,140円に上がりました。衝撃は1,330円から1,940円です。蛍光X線は4,940円から6,470円です。ビッカース硬さとICPの額は変わっていません。

特徴

  • 手数料は消費税を含む額で公開
  • 蛍光X線分析 1試料6,470円、ICP定性1試料6,400円・定量1成分8,360円
  • 2025年4月の表では引張1,530円、衝撃1,330円、蛍光X線4,940円
主な試験・分析・基本情報を見る

主な試験・分析

主な試験・分析種類備考
材料試験依頼試験引張・衝撃・硬さ
化学分析依頼試験蛍光X線・ICP

基本情報

所在地沖縄県うるま市
種別沖縄県の試験研究機関
料金公開(税込)
改定2026年4月1日に一部改定

出典: www.pref.okinawa.jp・www.pref.okinawa.jp・www.pref.okinawa.jp

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株式会社オンリーワン

愛知県の自動車電子・電装部品の評価試験会社です。JNLAの登録は、めっき厚さ試験の1区分です。

比較した事業者
オンリーワン(愛知)
種別
民間
主な試験
電子部品の評価・めっき厚さ
破損の原因調査
記載なし

向いている人自動車の電装部品で、めっき厚さの断面試験をJNLAの証明書で出したい会社に向きます。

確認したい点JNLAの登録はめっき厚さの1区分です。引張や硬さの認定試験を頼む先ではありません。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

オンリーワンは、自動車の電子・電装部品の評価試験と備品管理を主力にする会社です。本社試験センターと南安城試験センターを持っています。

2017年5月8日に、JNLAの試験事業者として登録されました。登録区分は、めっき厚さ試験(顕微鏡断面)の1区分で、規格はJIS H 8501の9.です。この区分の試験証明書には、JNLAのロゴマークが付きます。同社は、ロゴの付いた証明書は公的な証明書類として使えると書いています。

JNLAの登録はJISの区分ごとです。この会社の例では、登録がある会社でも、ロゴの付く報告書はめっき厚さの断面試験に限られます。JNLAの鉄鋼・非鉄金属分野の一覧には、登録番号170384JPで載っています。引張や硬さなどの機械試験の登録区分は、公式サイトに載っていません。料金も公開していません。

特徴

  • 自動車電子・電装部品の評価試験と備品管理が主力
  • 2017年5月8日にJNLAの試験事業者として登録
  • JNLAの鉄鋼・非鉄金属分野の一覧に掲載(170384JP)
主な試験・分析・基本情報を見る

主な試験・分析

主な試験・分析種類備考
電子・電装部品の評価試験信頼性試験自動車向け
めっき厚さ試験断面試験JNLA登録区分

基本情報

所在地愛知県(本社試験センター・南安城試験センター)
認定JNLA(めっき厚さ試験の1区分)
料金公開なし

出典: www.as-onlyone.co.jp・www.nite.go.jp

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地方独立行政法人大阪産業技術研究所

大阪府・大阪市の公設試験研究機関です。和泉センターの手数料・使用料の一覧を公開しています。

比較した事業者
大阪産業技術研究所(大阪)
種別
公設試
主な試験
引張・圧縮・曲げ・ICP・SEM-EDX
破損の原因調査
依頼試験・オーダーメード試験

向いている人関西の中小企業で、引張の値や成分の当たりを公設試で確かめたい会社に向きます。

確認したい点ICPは成分を増やすたびに1成分目と同じ額が加わるので、成分の数が多いと高くなります。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

大阪産業技術研究所は、大阪府和泉市の和泉センターと、大阪市城東区の森之宮センターを持つ公設試験研究機関です。依頼試験では、材料・部品の各種試験や化学分析を受け、不良品の原因究明にも使えると案内しています。

和泉センターの一覧(2026年9月発行)では、金属材料の引張りは1試料4,400円です。伸びを測ると8,600円になります。ロックウェル硬さは1試験3,100円で、掲載料金はすべて税込です。ICP発光分析は1試料1成分8,100円で、1成分増すごとに8,100円が加わります。SEM-EDXの電子線表面解析は1試料1測定36,000円です。

報告書の謄本は1部1,300円、英文の報告書は1部2,100円です。謄本を出せるのは、発行日から5年以内の報告書に限ります。複数の試験を組み合わせるオーダーメード試験もあります。依頼試験の一覧は、試験番号ごとに金額を載せています。森之宮センターは、別の利用案内を公開しています。

特徴

  • 金属材料の引張り 1試料4,400円、伸び測定つき8,600円(和泉センター)
  • 謄本の交付は発行日から5年以内の報告書に限る
  • 不良品の原因究明に使える依頼試験と、組み合わせのオーダーメード試験
主な試験・分析・基本情報を見る

主な試験・分析

主な試験・分析種類備考
金属材料・構造物の試験依頼試験引張・圧縮・曲げ
分析依頼試験ICP・SEM-EDXなど
オーダーメード試験組み合わせ複数の試験と分析

基本情報

所在地大阪府和泉市(和泉センター)
種別地方独立行政法人
料金公開(手数料・使用料一覧)
一覧の発行2026年9月

出典: orist.jp・orist.jp・orist.jp

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株式会社クオルテック

大阪府堺市の、電子部品の不良解析と信頼性試験の会社です。東京証券取引所グロース市場に上場しています。

比較した事業者
クオルテック(大阪)
種別
民間(上場)
主な試験
電子部品の故障解析・信頼性試験
破損の原因調査
あり(はんだ・破断面)

向いている人基板やはんだ接合部、電子部品の不良の原因を調べたい会社に向きます。

確認したい点電子部品が主力です。大きな機械部品の疲労破壊は、鉄鋼系の試験会社のほうが事例が多くあります。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

クオルテックは、1993年1月に設立された電子部品の不良解析と信頼性試験の会社です。本社は大阪府堺市で、従業員は261名、資本金は3億9,210万円です。東京証券取引所グロース市場に上場しています(証券コード9165)。

分析・故障解析のメニューには、実装不良やはんだの調査・分析が並びます。金属とプラスチックの破断面解析も載せています。パワーサイクル試験や再現試験のメニューもあります。堺市に分析センターや信頼性試験センターがあり、愛知県豊明市に名古屋品質技術センターがあります。営業所は東京と熊本です。

JNLAの登録試験事業者の一覧では、電気・車両・鉄鋼・非鉄金属の分野に載っています(登録番号060211JP)。料金は公開していません。主要取引先として、自動車・電機・電子部品の会社を多く挙げています。

特徴

  • 電子部品の不良解析・信頼性試験の受託が主力
  • 東証グロース上場(9165)。従業員261名、資本金3億9,210万円
  • 実装不良・はんだの調査と、金属・プラスチックの破断面解析
  • JNLAの電気・車両・鉄鋼・非鉄金属分野に掲載(060211JP)
  • 堺市の分析センター・信頼性試験センターと、愛知県豊明市の名古屋品質技術センター
主な試験・分析・基本情報を見る

主な試験・分析

主な試験・分析種類備考
分析・故障解析原因調査はんだ・実装・破断面
信頼性試験環境試験電子部品
パワーサイクル試験信頼性試験パワー半導体

基本情報

所在地大阪府堺市(本社)
設立1993年1月
上場東京証券取引所グロース市場(9165)
従業員261名
料金公開なし

出典: www.qualtec.co.jp・www.qualtec.co.jp・www.qualtec.co.jp・www.nite.go.jp

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自社に合う材料試験の頼み先を、無料で相談する

次の内容を送ってください。試料の材質と形、大きさ、数です。知りたいこと(引張・硬さ・成分・割れの原因など)と、使いたい試験規格も教えてください。報告書を誰に出すか、ISO/IEC 17025の認定が要るか、英文が要るかも書いてください。希望の納期と、試料の返却の要否もあると整理が早くなります。編集チームが、条件に合う掲載事業者を整理します。合う候補と、見積もりで確かめる点をお返しします。費用はかかりません。

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材料試験の受託事業者一覧【15事業者】

調査日時点で、材料試験か成分分析の受託を公式に示し、受ける範囲か料金か認定を公開している事業者を載せています。比較・まとめサイトと、公式サイトを読めない事業者は外しました。

よくある質問

公設試と民間の試験所は、どう使い分けますか?

報告書を誰に出すかで分けます。社内で使う値なら、料金表を公開している公設試で足ります。取引先がISO/IEC 17025の認定試験を求めるなら、その規格が認定範囲に入る試験所に頼みます。JNLAの鉄鋼・非鉄金属分野の一覧に、調べた公設試5か所は載っていません。

ISO/IEC 17025の認定試験の報告書は、どこで出せますか?

認定範囲に使いたい試験規格が入っている試験所です。神戸工業試験場は、JABの認定範囲を試験規格ごとに公開しています。IAJapanのJNLA登録試験事業者は、分野別の一覧とJISの番号で検索できるExcelで探せます。

JNLAとJABの認定は、どう違いますか?

JNLAは、IAJapanが産業標準化法に基づき、JISの試験方法の区分ごとに試験所を登録する制度です。JABは公益財団法人の認定機関で、ASTMなどJIS以外の規格も認定範囲に入ります。どちらもISO/IEC 17025への適合を審査します。

引張試験は1本いくらですか?

公設試の公開料金は、調べた5か所で1,800〜4,400円でした。都産技研は中小料金で2,740円、耐力も測ると6,630円です。民間の試験所は料金を公開しておらず、見積もりになります。

公設試は、県外の企業や大企業でも使えますか?

使えますが、料金が変わることがあります。都産技研は大企業などに一般料金を適用し、主な項目で中小料金の1.4〜2.3倍です。高知県工業技術センターの手数料表は、県外の企業は単価の2倍としています。

成分分析は、蛍光X線とICPのどちらを頼めばいいですか?

目的で分けます。蛍光X線の定性分析は、何の元素が入っているかを見るのに向きます。規格値に合うかを判定するには、定量分析が要ります。鋼やアルミの塊ならスパーク発光分光も候補で、都産技研では8成分9,190円です(中小料金)。

部品が割れました。どこに原因調査を頼めばいいですか?

似た部品の事例を公開している会社に頼みます。JFEテクノリサーチは13件、川重テクノロジーは15件の事例を公開しています。疲労でかかった応力まで知りたいなら、コベルコ科研が破面から推定する解析を受けています。

原因調査の費用はどのくらいですか?

民間は見積もりです。公設試なら、破面のSEM観察に断面の組織と硬さを足して、都産技研の中小料金で45,800円という試算になりました。1試料・1か所の場合で、項目が増えれば上がります。

試験が終わった試料は返ってきますか?

事業者で違います。都産技研は原則返却で、送料は依頼者の負担です。神戸工業試験場の約款は、試験後すみやかに破棄すると定めています。日鉄テクノロジーは、無害な試料は希望がなければ3か月保管して廃却します。

試験の料金は上がっていますか?

上がった所と、据え置いた所があります。沖縄県工業技術センターは2026年4月に、引張を1,530円から2,140円にしました。名古屋市工業研究所も2026年4月に一部を上げましたが、金属の引張4,000円は据え置きです。

試験費用に補助はありますか?

区市の助成があります。都内では17の区市・団体が、都産技研の利用料金を助成しています(2026年5月18日時点)。墨田区は対象経費の3分の2で、年度内20万円までです。利用前の申請が条件のこともあります。

非破壊検査や校正、熱処理とはどう分けて頼みますか?

壊さずに内部のきずを調べるなら非破壊検査の外注、計測器の校正は計測器の校正サービスで比べます。熱処理のやり直しは熱処理の受託です。

公開 2026年10月15日 · 更新 2026年10月15日