3比較ハブ鍛造の受託の選び方(熱間・温間・冷間鍛造、型鍛造と自由鍛造、プレスとハンマー、リングローリング、材質と重量の範囲、金型代と型の保管、最小ロット、削り出しからの置き換えの損益分岐、熱処理・機械加工までの一貫、鋼材の値上げと材料費)
メニュー

鍛造の受託の選び方(熱間・温間・冷間鍛造、型鍛造と自由鍛造、プレスとハンマー、リングローリング、材質と重量の範囲、金型代と型の保管、最小ロット、削り出しからの置き換えの損益分岐、熱処理・機械加工までの一貫、鋼材の値上げと材料費) · 2026年10月時点

迷ったらこれ。鍛造の受託の3選と、条件別の第一候補

鍛造を受ける15社の公式の設備ページ、よくある質問、受託の条件を調べました。鋼材メーカーの値上げの発表も原文で読んでいます。選ぶ軸は3つで、部品の重さ、生涯の数量、材料と後工程を誰が持つかです。

  • 15社を調査
  • 各会社の公式サイト
  • 調査日 2026年10月14日
  • 更新 2026年10月14日
イラストはイメージです(特定の製品ではありません)

編集部の結論

まず重さで当たる会社の組を決め、生涯の数量で型を作るかを決めます。1個〜数十個の試作や特殊材は、型を作らない同和鍛造です。数千個以上を熱処理と加工まで任せるなら、フォージテックカワベです。3kg以下の小物を削り出しから置き換えるなら、型代とロットを公開している相場産業です。

決め手は、型代を何個で割れるかです。相場産業の公開例では、3kg以下の小物の型と抜型で40〜70万円程度です。川上鉄工所は、形によるが100個以下は専用の型を作らないフリー鍛造が経済的と答えています。100個前後なら型を作らず、数百個を超えるなら型を作る側で見積もります。

もう一つは、材料を誰が持つかです。大同特殊鋼は2026年に、構造用鋼を2回上げました。トン当たり1万円以上と1万円で、1kgあたり20円以上です。支給材が基本の会社に頼むなら、この値上げは自社が直接負います。材料費は見積もりの別の行にし、改め方を契約で決めてから量産に入ります。

編集部・2026年10月。15社の公式の設備ページ、よくある質問、受託の条件、会社概要、お知らせを確認しました。大同特殊鋼の値上げの発表と、経済産業省の生産動態統計の調査項目も読んでいます。

【基本3選】型なしで1個から・数千個を一貫で・3kg以下の置き換え、の第一候補

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

1個〜数十個の試作や補修品、特殊材を、型を作らずに頼むなら

同和鍛造株式会社

自由鍛造を1個から短納期で受けます。5tまでの鍛鋼品を作り、ニッケル合金やチタンなど80種以上の材料を在庫しています。

  • 比較した会社同和鍛造(東京・岩手)
  • 鍛造の種類自由鍛造が中心
  • 主な設備2,000t油圧プレス・ハンマー
選んだ理由を読む

型を作らないので、数個なら型代がかかりません。熱処理と機械加工も社内で1個から受けるので、素材から仕上げまで1社で済みます。AS9100と日本海事協会の認定を持ち、検査の書類が要る部品にも向きます。

  • 自由鍛造を1個から
  • 5tまで、鍛伸は長さ15mまで
  • 熱処理・機械加工も社内

同和鍛造株式会社の公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

数千個以上の鍛造品を、浸炭焼入れと機械加工まで1社に任せるなら

フォージテックカワベ株式会社

水戸工場に、700t〜2,800tの熱間鍛造ライン9本と、500t〜1,000tの冷間鍛造ライン6本があります。熱処理炉9台とギヤ加工まで社内です。

  • 比較した会社フォージテックカワベ(茨城)
  • 鍛造の種類熱間型鍛造・冷間鍛造
  • 主な設備熱間700〜2,800t・冷間500〜1,000t
選んだ理由を読む

熱間と冷間の両方を持つので、形と精度に合わせて工法を選べます。浸炭焼入れ炉と旋盤・ブローチ・ギヤ加工がそろい、鍛造品を外へ運ばずに完成品にできます。トラックや建機の会社と長く取引しています。

  • 熱間9本・冷間6本のライン
  • 浸炭焼入れ炉を含む熱処理炉9台
  • ギヤ加工・ブローチまで社内

フォージテックカワベ株式会社の公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

3kg以下の小物を数百〜数千個、削り出しから鍛造に変えるなら

相場産業株式会社

基準のロットを300〜5,000個、型の予算を40〜70万円程度と公開しています。チタン合金まで鍛造し、機械加工と研磨も社内です。

  • 比較した会社相場産業(新潟)
  • 鍛造の種類熱間型鍛造
  • 主な設備ハンマー・プレス20〜400t
選んだ理由を読む

型代とロットが分かるので、削り出しと比べた損益の分かれ目を見積もりの前に出せます。難削材のステンレスやチタンは削る時間が長く、鍛造に変える効きが大きい材料です。鍛造から仕上げまで1社なので、置き換えの試作を1つの窓口で回せます。

  • ロットの基準は300〜5,000個
  • 型の予算は40〜70万円程度
  • 純チタン・チタン合金も鍛造

相場産業株式会社の公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

会社15社の比較表

鍛造の受託会社 15社の比較(おすすめ3社が先頭)
会社比較した会社鍛造の種類主な設備重さ・大きさ材質最小ロット・試作一貫できる後工程料金の公開
同和鍛造株式会社公式 · 2026-10-14確認同和鍛造(東京・岩手)自由鍛造が中心2,000t油圧プレス・ハンマー5tまで、鍛伸は長さ15mまでニッケル合金・チタン・ステンレスほか1個から熱処理・機械加工・非破壊検査なし
フォージテックカワベ株式会社公式 · 2026-10-14確認フォージテックカワベ(茨城)熱間型鍛造・冷間鍛造熱間700〜2,800t・冷間500〜1,000t記載なし記載なし多品種・小ロットに対応浸炭焼入れ・機械加工・ギヤ加工なし
相場産業株式会社公式 · 2026-10-14確認相場産業(新潟)熱間型鍛造ハンマー・プレス20〜400t3kg以下炭素鋼・合金鋼・ステンレス・チタン基準300〜5,000個機械加工・研削・研磨・溶接型の予算40〜70万円程度
大丸鋼材株式会社公式 · 2026-10-14確認大丸鋼材(大阪)大型リング・自由鍛造4,000t水圧プレス・4,000mmミルリング外径4,000mm・8,500kgまで鋼・銅合金・純銅記載なし熱処理(20tまで)・ミルシートなし
株式会社藤田鐵工所公式 · 2026-10-14確認藤田鐵工所(静岡)熱間型鍛造・冷間鍛造1,600tプレス・1.3tハンマー記載なしチタンの記載あり(一覧なし)記載なし切削・浸炭焼入れ・研磨なし
KAKUTAテックフォージング株式会社公式 · 2026-10-14確認KAKUTAテックフォージング(埼玉)熱間型鍛造4,500tプレス3台ほか1kg〜25kgS45C・SCM材・非調質鋼1個から、開発4か月ショットブラスト・検査なし
株式会社加藤螺子製作所公式 · 2026-10-14確認加藤螺子製作所(東京・福島)冷間鍛造(ねじ付部品)ヘッダー・フォーマーなど15機記載なしアルミ・高強度材など1個から二次加工(熱処理は協力会社)なし
カワダ株式会社公式 · 2026-10-14確認カワダ(広島)熱間型鍛造(高速自動)高速鍛造機3台・2,500tプレス記載なし記載なし記載なし焼準・調質・機械加工・塗装なし
株式会社川上鉄工所公式 · 2026-10-14確認川上鉄工所(岡山)熱間型鍛造・自由鍛造エアードロップハンマー最大3t100g〜30kg(FAQ)炭素鋼・合金鋼・ステンレス・64チタンフリー鍛造は1本から金型製作・機械加工なし
株式会社松井製作所公式 · 2026-10-14確認松井製作所(大阪・鳥取)非鉄の熱間型鍛造フォージングプレス(能力の記載なし)記載なし銅・真鍮・アルミ小ロットの量産試作を案内切削・ろう付け・組立金型費は数十万円から
株式会社大和田鍛工所公式 · 2026-10-14確認大和田鍛工所(大阪)リングローリング・自由鍛造KRM-1000型ミル・500tプレス記載なしステンレス・特殊鋼記載なし粗加工・超音波探傷なし
大塚鉄工株式会社公式 · 2026-10-14確認大塚鉄工(福島)熱間型鍛造・リングローリング4,000tプレス・850型リングミル3kg〜200kgSCM・SCr・S45Cなど(製品例)小規模な製造に対応(個数記載なし)熱処理・ショットブラストなし
靜甲株式会社公式 · 2026-10-14確認靜甲(静岡)冷間鍛造プレス150〜1,000tを12台20gの小物〜長さ350mm・φ130記載なし(難加工材に対応)試作1個から焼鈍・金型製作なし
株式会社戸畑ターレット工作所公式 · 2026-10-14確認戸畑ターレット工作所(福岡)アルミ・銅の熱間・冷間・恒温熱間400t・油圧800tほか記載なしアルミ(A6061)・銅・真鍮試作用プレスで試作T6処理・機械加工・摩擦圧接鉄を10としたコスト比
東名鍛工株式会社公式 · 2026-10-14確認東名鍛工(静岡)アプセット鍛造(熱間)アプセッター6台・315tプレス記載なし記載なし小物の量産が中心熱処理・旋盤なし

※編集チーム調べ。各社公式サイトの記載をもとに作成(2026年10月調査時点)。「記載なし」は公式サイトに該当する記述が見つからなかった項目です。

編集部の分析

15社について、公式サイトに加えて決算資料・公的統計・過去の料金などを集め、同じ物差しで考えた分析です。各項目の根拠は末尾の「この分析の根拠」に載せています(2026年10月14日時点)。

迷ったらこう選ぶ

表を上から順に見て、最初に当てはまる行が第一候補です。基本3選は、同和鍛造、フォージテックカワベ、相場産業です。

選ぶ軸は3つで、上から順に絞ります。

  1. 部品の重さと形。3kg以下の小物と、数十kgの軸物と、数tのリングでは、当たる会社がまったく違います。
  2. 生涯の数量。型代を割れるだけの数があるかで、型鍛造か自由鍛造かが決まります。
  3. 材料と後工程を誰が持つか。鋼材の支給と、熱処理・機械加工の範囲で、見積もりの比べ方が変わります。

型鍛造は、部品の形を彫った金型で材料を挟んで形にする鍛造です。自由鍛造は、型を使わずにプレスやハンマーで伸ばしたり押しつぶしたりします。リングローリングは、穴をあけた材料を回しながら押し広げ、継ぎ目のない輪を作る鍛造です。支給材は、発注する側が買って鍛造会社に渡す材料です。

あなたの状況第一候補こうなら逆転いちばんのリスク
外径1mを超えるリングや数tの鍛鋼品大丸鋼材(条件別)ステンレスの中型リング → 大和田鍛工所機械加工の社内対応は記載なし
1個〜数十個の試作・補修品・特殊材同和鍛造(基本3選)30kg以下のチタン → 川上鉄工所料金が非公開
数十〜200kgの型鍛造を東北・関東で大塚鉄工(条件別)浸炭と加工まで → フォージテックカワベ最小ロットの個数が非公開
数千個以上を熱処理と加工までフォージテックカワベ(基本3選)東海でエンジン部品 → 藤田鐵工所重さの範囲が非公開
1〜25kgの軸物を型鍛造でKAKUTAテックフォージング(条件別)鋼材も任せたい → 川上鉄工所基本は支給材、開発に4か月
3kg以下を数百〜数千個相場産業(基本3選)冷間で精度を出す → 靜甲100個前後は単価が上がる
軸の端だけを太くしたい東名鍛工(条件別)ねじ付きの小物 → 加藤螺子製作所従業員20名の会社
鉄の部品をアルミで軽くしたい戸畑ターレット工作所(条件別)真鍮・銅の継手 → 松井製作所アルミは鉄より高い(同社の比較)

注 表は上の行ほど優先します。各社の公式ページによります(2026年10月14日確認)。

重さで、当たる会社の組が決まる

重さの範囲を公開していた会社を見ると、相場産業は3kg以下、KAKUTAテックフォージングは1〜25kgです。大塚鉄工は3〜200kg、同和鍛造は5tまで、大丸鋼材のリングは8,500kgまでです。範囲を公開していない会社も、設備の大きさで向く重さの見当はつきます。

最初の問い合わせは、重さの範囲を公開している会社から始めます。範囲の外の会社に図面を送ると、断られるまでに日数を使うからです。範囲が分からない会社には、仕上がりの重さと最大の寸法を書いて、受けられるかだけを先に聞きます。

数量で、型を作るかが決まる

川上鉄工所は、形によるが100個以下はフリー鍛造、それ以上は型鍛造が経済的と答えています。相場産業は、基準のロットを300〜5,000個とし、100個からは単価が上がると書いています。同和鍛造は型を使わない自由鍛造を1個から受けます。

生涯で100個に届かない部品は、型を作らない会社に頼みます。型代を少ない数で割ると、1個の値段が削り出しより高くなりやすいからです。数百個を超えるなら、型代と1個の値段の差から自社の境目を出します。

気にしなくていいこと

  • 会社の生産能力のトン数です。月に何t作れるかは、自社の部品を何個受けられるかとは別の話です。
  • プレスの最大トン数の大きさだけです。数百gの部品に4,000tの機械は要りません。
  • 「小ロット対応」という言葉です。個数を書いていない会社がほとんどで、意味する数は会社で違います。

言いにくいこと

鍛造品1個の単価を公開している会社は、15社にありませんでした。型代の目安を出していたのも、相場産業と松井製作所の2社だけです。

鍛造の見積もりは、同じ図面で2〜3社から取ります。単価の公開がなく、1社の値段だけでは高いか安いかを判断できないからです。比べるときは、型代、材料費、鍛造の加工費、後工程を別々の行で出してもらいます。

この分析の根拠(7件)

重さと設備で当たる会社

重さと形が決まると、候補は3〜4社に絞れます。工法の違いは、型を使うか、温めるか、輪にするかの3つです。

重さか大きさの範囲を公式に出していた会社を、軽い順に並べました。

会社公開している重さ・大きさ主な設備
靜甲20gの小物〜長さ350mm冷間プレス150〜1,000t
相場産業3kg以下ハンマー・プレス20〜400t
川上鉄工所100g〜30kgドロップハンマー最大3t
KAKUTAテックフォージング1kg〜25kg4,500tプレス3台ほか
大塚鉄工3kg〜200kg4,000tプレス・リングミル
同和鍛造5tまで2,000t油圧プレス
大丸鋼材リング8,500kgまで4,000t水圧プレス

注 各社の公式ページによります(2026年10月14日確認)。川上鉄工所はよくある質問の値で、トップの見出しは200g〜20kgと書きます。ほかの8社は重さの範囲を公開していませんでした。

鋼の熱間鍛造は、材料を約1,200℃まで温めて大きく形を変えます。冷間鍛造は温めずに常温で押し、寸法を細かく合わせます。靜甲は、冷間鍛造は温間・熱間より精度が良いと書いています。

数百gまでの小物で寸法を詰めたいなら、冷間鍛造の会社から当たります。削る量を減らせれば、仕上げの加工代も下がるからです。数kgを超える軸物や歯車の素材は、熱間の型鍛造の会社に頼みます。

プレスとハンマー

川上鉄工所は、エアーハンマーで予備成形をしてから型打ちをしています。岡山県工業技術センターの企業紹介では、全製品の平均歩留まりを85%としています。KAKUTAテックフォージングやフォージテックカワベは、大きなプレスのラインで量産します。

数百個のチタンやステンレスは、ハンマーの会社にも見積もりを頼みます。ハンマーは打つ回数で形を整えられ、少量の型鍛造に向くからです。数万個の自動車部品は、自動化したプレスのラインに任せます。

リングと軸の端

大丸鋼材は、外径4,000mm・高さ700mmまでのリングを作ります。大和田鍛工所は、ステンレスと特殊鋼のリングを粗加工まで受けます。東名鍛工は、丸棒の端を温めて軸の向きに押し、太くするアプセット鍛造が専門です。

輪の形の部品は、丸棒や板から削り出す前にリングローリングを検討します。中心を抜く材料がまるごと無駄になるからです。軸の端にフランジがある部品は、アプセット鍛造の会社に見積もりを頼みます。

板を打ち抜いて曲げる部品はプレス加工の受託で、複雑な中空の形はロストワックス鋳造で比べます。

この分析の根拠(11件)

何個から型を作るか

型を作る鍛造は、型代を数で割れて初めて削り出しより安くなります。境目は、型代を1個の値段の差で割ると出ます。

型代と数量の目安を公開していた会社の値です。

会社公開している目安
川上鉄工所100個以下はフリー鍛造が経済的
川上鉄工所型鍛造の理想は数百〜数千個
相場産業基準のロットは300〜5,000個
相場産業型と抜型で40〜70万円程度
相場産業試作用の型だけで30〜60万円
松井製作所金型費は数十万円から

注 各社の公式ページと、松井製作所のイプロスの同社ページによります(2026年10月14日確認)。相場産業は3kg以下の小物の値です。税込・税別の記載はありません。

損益の分かれ目は、型代を、削り出しと鍛造の1個の値段の差で割った個数です。鍛造の値段には、鍛造品の仕上げの加工代を含めます。型代を相場産業の目安の40万円と70万円に置いて、差ごとの個数を出しました。

1個の値段の差型代40万円のとき型代70万円のとき
500円800個1,400個
1,000円400個700個
2,000円200個350個
5,000円80個140個

注 型代÷1個の差で出した編集部の試算です。差の額は仮の値で、どの会社の見積もりでもありません。型の補修と作り直しの費用は含めていません。

置き換えを考える部品は、まず削り出しの単価と、鍛造品の単価と仕上げ代の合計を並べます。差が1,000円なら、型代70万円でも700個で取り返せる計算になるからです。生涯の数量が境目の2倍に届かないなら、型を作らずに削り出しを続けます。

差が大きくなる部品

相場産業は、加工の面や工程が多い部品と、ステンレスやチタンを使う部品で鍛造化の効きが出ると書いています。東名鍛工は、工程を変えて丸棒をφ42からφ30に細くした事例を載せています。仕上がり2.25kgの部品で、鍛造品は4.39kgから2.75kgになり、取り代は76%減りました。

同じ事例で、仕上がりの重さを鍛造品の重さで割ると、変更前は51%、変更後は82%です編集部の試算。

難削材で削る量の多い部品から、鍛造化の見積もりを取ります。材料の値段と削る時間の両方が下がり、1個の差が大きくなるからです。同じ鍛造でも工程の組み方で材料が4割近く変わるので、鍛造品の重さも見積もりに書いてもらいます。

型を作るまでの時間

KAKUTAテックフォージングは、金型の設計から素材の納入まで4か月としています。内訳は、金型の設計と製作が2.5か月、試作と確認が1.5か月です。川上鉄工所は、注文から1.5〜2か月としています。

量産の開始が4か月より近いなら、最初の数ロットは削り出しか自由鍛造でつなぎます。型の完成を待って生産を止めるより、つなぎの割高な数ロットのほうが損が小さいからです。

この分析の根拠(6件)

鋼材の値上げと材料費

鍛造品の値段は、投入する鋼材の重さに比例して動きます。誰が鋼材を買うかで、値上げを負う側が変わります。

大同特殊鋼の構造用鋼の値上げを、同社のお知らせで並べました。構造用鋼は、SCM材などの鍛造品によく使われる鋼材です。

発表日対象値上げ幅適用
2024年2月5日構造用鋼・ステンレス鋼ほかトン当たり1万円以上2024年2月契約分
2026年4月6日構造用鋼・ばね鋼・軸受鋼トン当たり1万円以上2026年4月契約分
2026年4月6日ステンレス棒鋼10%以上2026年4月契約分
2026年7月22日構造用鋼・ばね鋼・軸受鋼トン当たり1万円2026年8月契約分

注 大同特殊鋼のお知らせによります(2026年10月14日確認)。2025年の同社の値上げの告知は、工具鋼の1件だけでした。

同社は2026年7月の発表で、鉄スクラップと合金の値段が高止まりし、エネルギーと副資材の費用も上がっていると書いています。さらに、今後も必要に応じて見直しを検討するとしています。

トン当たり1万円は、1kgあたり10円です。2026年の2回を合わせると、1kgあたり20円以上になります。投入する材料が10kgの部品なら、1個200円以上です編集部の試算。

量産の契約では、材料費を別の行にし、鋼材メーカーの改定額と投入重量で改めると決めます。値上げのたびに単価全体を交渉し直すと、決まるまでの差額を鍛造会社が抱え、関係が悪くなるからです。下がったときも同じ式で下げると書いておけば、話は早く済みます。

鋼材を支給するか、任せるか

KAKUTAテックフォージングは、材料の調達もできるが基本は支給材でお願いしていると答えています。川上鉄工所は、自社での調達も、支給を受けての鍛造もできると書いています。

鋼材をまとめて買える会社は支給を選び、そうでない会社は鍛造会社に任せます。支給すれば値上げを自社で直接負いますが、鋼種の取り違えや在庫の管理を自社で握れるからです。任せるなら、ミルシートを毎回つけてもらいます。

投入重量を減らす

東名鍛工の事例では、工程を変えて鍛造品が4.39kgから2.75kgになりました。1.64kg減ったので、2026年の値上げ分だけで1個約33円の差です編集部の試算。

値上げの局面では、単価の交渉より先に投入重量を下げる提案を求めます。材料費は重さに比例するので、重さを減らせば今後の値上げの効きも小さくなるからです。

この分析の根拠(8件)

型代と型の持ち主

型代の公開は少なく、型の保管の条件を公開した会社はありませんでした。型の持ち主と保管の決め事は、発注の側から書面で出します。

KAKUTAテックフォージングは、金型の値段は形の複雑さより、型の大きさと彫り込む量で決まると答えています。金型は社内用で、熱間鍛造の金型の外販はしていません。川上鉄工所は、鍛造型と抜き型、ハンマーの付属部品まで社内で作ります。

調べた15社で、型の保管期間や保管費、廃棄の条件を公式に書いた会社はありませんでした。

型代を払うときは、型の持ち主、保管する期間、保管費の有無、廃棄の前の連絡を発注書に書きます。何年も注文がない型は、鍛造会社にとって置き場所を取るだけの重荷になるからです。補給品を何年作るかが決まっていれば、その年数を保管期間にします。

型を移すとき

熱間鍛造の型は、鍛造会社の機械と工程に合わせて作られます。KAKUTAテックフォージングは、金型を製品図面から設計しています。

型を別の会社に移す前提で選ぶのはやめます。機械が違えば型は合わず、移した先で作り直すことが多いからです。2社目を持つなら、型も2組作る前提で見積もります。

型の寿命

KAKUTAテックフォージングは、イオン窒化で寿命を延ばした金型を作っています。

見積もりでは、型1組で何個打てる見込みかと、補修と作り直しの費用を誰が持つかを聞きます。生涯の数量が型の寿命を超えると、型代を2回払うことになるからです。

この分析の根拠(3件)

熱処理と機械加工まで1社で

鍛造品は、熱処理と仕上げの加工をして初めて部品になります。社内でどこまでできるかは、会社ごとに大きく違います。

鍛造のあとの工程を、各社の公式ページで並べました。

会社社内でできる後工程
フォージテックカワベ浸炭焼入れ・旋盤・ブローチ・ギヤ加工
藤田鐵工所切削・浸炭焼入れ・研磨
カワダ焼準・調質・機械加工・電着塗装
同和鍛造熱処理・機械加工・非破壊検査
相場産業機械加工・研削・研磨・溶接
松井製作所切削・ろう付け・組立
戸畑ターレット工作所機械加工・摩擦圧接
大丸鋼材熱処理(20tまで)・ミルシート
大塚鉄工熱処理・ショットブラスト
加藤螺子製作所二次加工(国内の熱処理は協力会社)

注 各社の公式ページによります(2026年10月14日確認)。表にない後工程は、できないという意味ではありません。

歯車や軸のように浸炭焼入れと研削が要る部品は、熱処理炉を持つ鍛造会社に頼みます。鍛造、焼入れ、加工を別の会社に分けると、ひずみや硬さの不良が出たときに原因を切り分けられないからです。運ぶ回数も減ります。

分けて頼むほうがよい場合

いまの加工先や熱処理先が決まっているなら、鍛造は素材だけを頼みます。慣れた加工先の治具と条件をそのまま使え、立ち上げが早いからです。そのときは、鍛造品の寸法と取り代を加工先と先にすり合わせます。

熱処理だけの外注は熱処理の受託で、旋盤の加工は旋盤加工の受託で比べます。歯車の加工は歯車の製作にあります。

この分析の根拠(9件)

アルミ・銅・チタンの鍛造

非鉄の鍛造は、受ける会社がさらに限られます。アルミは軽くなる代わりに、鍛造の費用は鉄より上がります。

戸畑ターレット工作所は、鉄の鍛造を10としたコストの比較を載せています。

工法鉄を10としたコスト
鉄の鍛造10
アルミの冷間鍛造とT6処理15
アルミの温間鍛造とT6処理12
アルミの高速恒温鍛造とT6処理11

注 戸畑ターレット工作所の高強度アルミ鍛造のページによります(2026年10月14日確認)。材質はA6061です。

同社は、鉄からアルミへの置き換えで「1/3の大幅な軽量化を実現」と書いています。

アルミの鍛造は、重さを減らす価値がはっきりある部品にだけ使います。同社の比較でも鉄より1〜5割高く、軽さで取り返せないと割高のままだからです。工法は、高速恒温か温間から聞きます。

銅と真鍮

松井製作所は、銅・真鍮・アルミの熱間鍛造を鳥取工場で行い、切削、ろう付け、組立まで社内で行います。

真鍮の継手やバルブの部品は、ろう付けと組立まで受ける会社に頼みます。鍛造品を運ばずに組み込めて、漏れの検査まで1社で終わるからです。

チタンとニッケル合金

同和鍛造は、ニッケル合金やチタン合金などを在庫し、1個から受けます。川上鉄工所は64チタンの量産実績があり、相場産業はチタン合金の鍛造に1988年から取り組んでいます。

チタンの数個は同和鍛造、数百個以上の小物は川上鉄工所か相場産業に頼みます。チタンは削る時間が長く、量があるほど鍛造化の差が大きくなるからです。

アルミの鋳造は軽金属の鋳造で比べます。

この分析の根拠(6件)

会社の大きさと、続けられるか

鍛造の受託は、20名の会社から上場会社まで幅があります。量産を何年も続ける部品ほど、会社の大きさとつながりを見ます。

会社の規模を、公式に出ている値で並べました。

会社公式に出ている規模
靜甲連結892名(2026年3月末)・上場
カワダ603名(2026年4月末)
藤田鐵工所300人・売上高38億円
加藤螺子製作所160名(2026年4月)
フォージテックカワベ158名(2026年1月)
KAKUTAテックフォージング140名
同和鍛造90名
大塚鉄工73名
相場産業40名(2020年)
東名鍛工20名(役員含む)

注 各社の会社概要によります。時点の記載がない値もあり、順位はつけません。

東名鍛工の株主はミヤジマホールディングスです。同社は小物の量産、グループのミヤジマは中・大物の小ロットが得意と書いています。靜甲は2022年に東証スタンダード市場へ移った上場会社です。

何年も量産する部品は、2社目にも一度見積もりを取り、型を作れる状態にしておきます。鍛造は型と工程が会社に結びつき、1社が止まると代わりを立てるのに数か月かかるからです。小さな会社を選ぶのはかまいませんが、1社だけに頼らないようにします。

量産先の顔ぶれを見る

カワダは、主要取引先に自動車メーカーと部品メーカーを挙げています。少量の受託を案内するページは見つかりませんでした。フォージテックカワベは日野自動車、日立建機、クボタなどを挙げています。

自動車の量産が中心の会社に、数百個の部品を頼むのは避けます。高速の自動ラインは段取りが重く、少量の注文は後回しになりやすいからです。数百個なら、試作や小ロットを案内している会社に頼みます。

この分析の根拠(10件)

頼む手順と、見積もりで聞くこと

重さで会社を絞り、数量で型を決め、内訳の分かれた見積もりを2〜3社から取ります。

手順は4つです。まず、仕上がりの重さと最大の寸法から、範囲に入る会社を3社ほど選びます。次に、生涯の数量を少ない場合と多い場合の2つで見積もってもらいます。続いて、材料の支給と後工程の範囲を決めます。最後に、初回のロットで寸法と硬さを確かめてから量産に入ります。

見積もりで書面にしてもらうこと理由
型代と、型1組で打てる数型代を2回払うおそれを読む
型の持ち主と保管の期間公開している会社がない
鍛造品の重さと投入重量工程で材料が4割近く変わる
材料費を別の行で鋼材の値上げが重さに比例する
材料費を改める式値上げのたびの交渉を避ける
材料の支給か調達か値上げを負う側が変わる
熱処理と加工の社内・外注の別不良の原因を切り分ける
型ができるまでの月数4か月かかる例がある
ミルシートの添付鋼種の取り違えを防ぐ

川上鉄工所は、図面がなくてもサンプルから見積もりができ、3Dスキャナーで測ると書いています。KAKUTAテックフォージングは、図面、納品場所、鋼材の支給か調達かを送るよう案内しています。数量と開発の日程もあると、見積もりが早いそうです。

補修部品で図面がないときは、現物を送って見積もりを頼みます。現物を測れる会社なら、図面を起こす手間と日数を省けるからです。量産品は、必ず図面と数量の見込みをそろえて出します。

この分析の根拠(3件)

調べた15社と、選んだ・外した理由

15社それぞれについて、選んだか外したかと、その理由です。

会社扱いと理由
同和鍛造基本3選。型なしで1個から、特殊材
フォージテックカワベ基本3選。熱間・冷間と熱処理・加工
相場産業基本3選。型代とロットを公開
大丸鋼材条件別。外径4mまでのリング
大和田鍛工所逆転の候補。ステンレスの中型リング
大塚鉄工条件別。200kgまでの型鍛造
KAKUTAテックフォージング条件別。1〜25kgの軸物を1個から
川上鉄工所逆転の候補。チタン・ステンレス
藤田鐵工所逆転の候補。浸炭・研磨まで
靜甲逆転の候補。冷間鍛造の試作
東名鍛工条件別。アプセット鍛造
加藤螺子製作所逆転の候補。ねじ付き部品
戸畑ターレット工作所条件別。アルミ鍛造
松井製作所逆転の候補。真鍮・銅の鍛造と組立
カワダ掲載。自動車部品の大量生産

注 比較・まとめサイトは外しました。井上マテリアルは、協力鍛造メーカーの網を使う会社で、自社の鍛造設備を確かめられず外しました。東亜鍛工所は、設備の能力と受ける範囲を公式ページで読み取れず外しました。タンレイ工業は公式ページの取得が拒否され、坂口鍛工は公式ページの証明書の不備で読めず外しました。メタルアートは自動車向けの量産が中心で、決算資料の原本を読み取れず外しました。

判断の根拠にした実態データ

判断を支えた事実です(2026年10月14日確認)。

何を見たか分かったこと判断への効き方
15社の公式ページ重さの範囲の公開は7社公開している会社から当たる
川上鉄工所のFAQ100個以下はフリー鍛造少量は型を作らない
相場産業の受託の案内型の予算40〜70万円程度型代÷差で境目を出す
相場産業の受託の案内基準のロット300〜5,000個数百個からを型の側に
15社の公式ページ単価の公開は0社同じ図面で2〜3社に聞く
東名鍛工の事例取り代を76%削減鍛造品の重さを書いてもらう
KAKUTAのFAQ型から素材納入まで4か月立ち上げはつなぎを用意
KAKUTAのFAQ基本は支給材値上げを負う側を決める
大同特殊鋼のお知らせ構造用鋼を2026年に2回値上げ材料費を別の行で改める
戸畑ターレット工作所アルミは鉄の1.1〜1.5倍軽さの価値で選ぶ
各社のお知らせ3選に終了・停止の告知なし3選に残す

注 各社の公式ページとお知らせ、大同特殊鋼のお知らせによります。基本3選の3社は、お知らせの一覧で事業終了と受付停止の告知がないことを確かめました。

経済産業省の生産動態統計は、鍛工品を細かく分けて集計しています。鉄系は型鍛造品、自由鍛造品、リングロール品、冷間鍛造品に、ほかにアルミ系があります。e-Statの2024年年報の表で確かめました。

取れなかったもの。生産動態統計の鍛工品の数値は、e-Statの表示と国のPDFを読み取れず使っていません。日本鍛造協会の統計は、公式サイトを確かめられませんでした。経済産業省の素形材産業取引ガイドラインも、PDFの本文を読み取れず、型の保管期間の目安は書いていません。上場の鍛造会社の決算資料の原本は読み取れませんでした。鍛造品の単価と、大物の型代の公開例は見つかりませんでした。口コミは判断に使っていません。

この分析の根拠(9件)

鍛造の受託の選び方(3つの手順)

部品の重さと形で、当たる会社の組を決める

重さごとの会社は重さと設備で当たる会社にあります。

生涯の数量で、型を作るかどうかを決める

境目の出し方は何個から型を作るかに、型の決め事は型代と型の持ち主にあります。

材料と後工程を誰が持つかを決め、内訳で見積もる

材料は鋼材の値上げと材料費に、後工程は熱処理と機械加工まで1社でにあります。聞くことは頼む手順と、見積もりで聞くことにまとめました。

選定基準

調べたのは、2026年10月14日に検索で表示された15社です。検索語は、鍛造 受託、熱間鍛造 型鍛造 受託、自由鍛造 リングローリング 1個からなどです。冷間鍛造 試作 小ロット、チタン 鍛造 受託、アルミ鍛造 試作でも調べました。比較・まとめサイトと、公式サイトを読めない会社は除きました。自社で鍛造しない商社も対象外です。掲載の条件は3つです。1つ目は、自社で鍛造することを公式サイトで示していることです。2つ目は、所在地を公式に確かめられることです。3つ目は、鍛造の設備の能力か、重さ・ロットなどの受ける範囲を公式資料で確かめられることです。そのうえで、各社のよくある質問と受託の条件のページ、お知らせの一覧を読みました。大同特殊鋼の値上げの発表と、経済産業省の生産動態統計の項目も確かめています。そして基本の3社を選びました。型を作らずに1個から頼む、数千個以上を熱処理と加工まで任せる、3kg以下の小物を削り出しから置き換える、の3通りです。大型リングやアルミなどには、別に第一候補を示しています。15社それぞれの扱いと理由は「調べた15社と、選んだ・外した理由」に載せています。

おすすめ3社を詳しく紹介

1同和鍛造株式会社

1個〜数十個の試作や補修品、特殊材を、型を作らずに頼むなら

自由鍛造を1個から短納期で受けます。5tまでの鍛鋼品を作り、ニッケル合金やチタンなど80種以上の材料を在庫しています。

比較した会社
同和鍛造(東京・岩手)
鍛造の種類
自由鍛造が中心
主な設備
2,000t油圧プレス・ハンマー
重さ・大きさ
5tまで、鍛伸は長さ15mまで

おすすめの理由

型を作らないので、数個なら型代がかかりません。熱処理と機械加工も社内で1個から受けるので、素材から仕上げまで1社で済みます。AS9100と日本海事協会の認定を持ち、検査の書類が要る部品にも向きます。

型を作るかどうかの境目は何個から型を作るかにあります。

決め手

  • 自由鍛造を1個から
  • 5tまで、鍛伸は長さ15mまで
  • 熱処理・機械加工も社内

向かない人

料金を公開していません。数千個の量産品は、型鍛造の会社のほうが1個の値段が下がります。

特徴

  • 自由鍛造は1個から短納期で受ける
  • 鍛伸は質量5t・長さ15mまで、鍛鋼品は質量5tまで
  • 本社工場に2,000t油圧鍛造プレスと1.5tエアーハンマー
  • 釜石事業所に1tと1/4tのエアーハンマー
  • ニッケル合金・チタン合金など80種以上の材料を在庫
  • 熱処理は最高1,400℃、熱処理だけの依頼も受ける
  • 機械加工は1個のみの依頼にも対応
  • 数量が多いときは金型を使うニアネットシェイプ鍛造の実績
  • 日本海事協会の鍛鋼品製造認定、AS9100を取得

主なサービス

主なサービス種類備考
大型・自由鍛造品自由鍛造1個から、5tまで
熱処理後工程最高1,400℃
機械加工後工程横浜・川崎工場ほか
非破壊検査検査検査だけの依頼も可

基本情報

本社東京都大田区京浜島
ほかの拠点岩手県釜石市・横浜市・川崎市
設立1955年11月
資本金3,600万円
従業員90名
認証ISO9001・ISO14001・AS9100・NK認定

同和鍛造株式会社の公式サイトへ

※2026年10月14日時点の公式情報

同和鍛造株式会社の方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内

2フォージテックカワベ株式会社

数千個以上の鍛造品を、浸炭焼入れと機械加工まで1社に任せるなら

水戸工場に、700t〜2,800tの熱間鍛造ライン9本と、500t〜1,000tの冷間鍛造ライン6本があります。熱処理炉9台とギヤ加工まで社内です。

比較した会社
フォージテックカワベ(茨城)
鍛造の種類
熱間型鍛造・冷間鍛造
主な設備
熱間700〜2,800t・冷間500〜1,000t
重さ・大きさ
記載なし

おすすめの理由

熱間と冷間の両方を持つので、形と精度に合わせて工法を選べます。浸炭焼入れ炉と旋盤・ブローチ・ギヤ加工がそろい、鍛造品を外へ運ばずに完成品にできます。トラックや建機の会社と長く取引しています。

後工程の比べ方は熱処理と機械加工まで1社でにあります。

決め手

  • 熱間9本・冷間6本のライン
  • 浸炭焼入れ炉を含む熱処理炉9台
  • ギヤ加工・ブローチまで社内

向かない人

材質と重量の範囲、最小ロットの個数を公開していません。数個の試作だけなら、型を作らない会社のほうが向きます。

特徴

  • 熱間鍛造は700t〜2,800tのプレスライン9本
  • 冷間鍛造は500t〜1,000tのプレスライン6本
  • 浸炭焼入れ炉2台を含む熱処理炉9台
  • 旋盤・マシニング・ブローチ・ギヤ加工を社内で
  • 冷間鍛造によるギヤ完成品を製造
  • 多品種・小ロットに対応、月間2,000tの生産能力
  • シャー切断機2台と丸ノコ切断機3台で材料を切る
  • 2006年にISO9001とISO14001を取得

主なサービス

主なサービス種類備考
熱間鍛造品型鍛造700t〜2,800t
冷間鍛造品・ギヤ完成品冷間鍛造500t〜1,000t
熱処理後工程浸炭焼入れ・焼準・焼鈍
機械加工後工程旋盤・ブローチ・ギヤ加工

基本情報

本社茨城県つくばみらい市
工場水戸工場(茨城県城里町)
設立1968年7月
資本金9,689万円
従業員158名(2026年1月)
認証ISO9001・ISO14001

フォージテックカワベ株式会社の公式サイトへ

※2026年10月14日時点の公式情報

フォージテックカワベ株式会社の方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内

3相場産業株式会社

3kg以下の小物を数百〜数千個、削り出しから鍛造に変えるなら

基準のロットを300〜5,000個、型の予算を40〜70万円程度と公開しています。チタン合金まで鍛造し、機械加工と研磨も社内です。

比較した会社
相場産業(新潟)
鍛造の種類
熱間型鍛造
主な設備
ハンマー・プレス20〜400t
重さ・大きさ
3kg以下

おすすめの理由

型代とロットが分かるので、削り出しと比べた損益の分かれ目を見積もりの前に出せます。難削材のステンレスやチタンは削る時間が長く、鍛造に変える効きが大きい材料です。鍛造から仕上げまで1社なので、置き換えの試作を1つの窓口で回せます。

損益の分かれ目の出し方は何個から型を作るかにあります。

決め手

  • ロットの基準は300〜5,000個
  • 型の予算は40〜70万円程度
  • 純チタン・チタン合金も鍛造

向かない人

同社は小物に特化し、公差も3kg以下で示しています。3kgを超える部品は向きません。100個前後なら単価が上がると、同社自身が書いています。

特徴

  • 基準のロットは300〜5,000個。100個からは単価が上がる
  • 試作用の金型だけで30〜60万円
  • 鍛造型と抜型を合わせて40〜70万円程度の予算
  • 重さ3kg以下の小物の鍛造に特化
  • 炭素鋼・合金鋼・ステンレス・純チタン・チタン合金
  • エアーハンマー・パワープレス・400tナックルプレス
  • NC旋盤7台・マシニングセンター3台・研削盤を社内に
  • 難削材や加工の多い部品で、切削品の鍛造化を勧める

主なサービス

主なサービス種類備考
熱間鍛造部品型鍛造3kg以下
機械加工・研削・研磨後工程社内
OEM・ODMの工具製品特殊工具など

基本情報

所在地新潟県三条市
設立1963年5月
資本金3,500万円
従業員40名(2020年)
認証ISO9001(2008年導入)

相場産業株式会社の公式サイトへ

※2026年10月14日時点の公式情報

相場産業株式会社の方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内

そのほかの会社12社を紹介

大丸鋼材株式会社

大阪府柏原市の工場で、外径4,000mmまでの大型リング鍛造と自由鍛造を行う会社です。4,000tの水圧プレスを持ち、単重8,500kgまでのリングを作ります。

比較した会社
大丸鋼材(大阪)
鍛造の種類
大型リング・自由鍛造
主な設備
4,000t水圧プレス・4,000mmミル
重さ・大きさ
リング外径4,000mm・8,500kgまで

向いている人外径1mを超えるリングや数tの鍛鋼品を、規格材とミルシートつきで頼みたい購買に向きます。

確認したい点機械加工は社内でするとは書いていません。仕上げまで要るなら、加工先を含めて見積もります。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

大丸鋼材は1956年設立の鍛造の会社で、本社は大阪市西区、工場は大阪府柏原市です。1968年に柏原工場でリング圧延機と水圧プレスを動かし、大型リング鍛造を始めました。産業機械、建設機械、造船の分野に製品を納めています。

4,000tの水圧プレスで加圧と穿孔を、2,000tの水圧プレスで内径の拡張を行います。ローリングミルは外径4,000mm、高さ700mm、単重8,500kgまでの能力です。出荷できる外径は3,900mmまでです。穴のない円盤形は外径2,600mmまでです。

熱処理は最大20tまで処理でき、ミルシートの発行にも対応します。素材は管理番号をつけて専用のヤードで保管しています。日本海事協会などの認定工場で、ISO9001も取得しています。従業員数、料金、機械加工の社内対応は公開していません。

特徴

  • リングは外径4,000mm・高さ700mm・単重8,500kgまで
  • 4,000tと2,000tの水圧プレス
  • ミルシート(機械試験成績書)を発行
  • NK・LR・NVの認定工場、ISO9001
  • 純銅・銅合金のリング鍛造の事例

公式に掲載の事例

  • リング鍛造品(業種の記載なし)

    課題外径の大きなリングを一体で作る実施ローリングミルで成形成果外径1,700mm・重量6,200kgのローリング鍛造品出典: www.daimaru-kozai.co.jp
  • ギヤ地素材(業種の記載なし)

    課題歯車の素材を鍛造で作る実施鍛造で成形成果重さ約7tの鍛造品出典: www.daimaru-kozai.co.jp
  • 銅合金リング(業種の記載なし)

    課題銅合金で大径のリングを作る実施リング鍛造成果外径3,400mmの銅合金リング鍛造品出典: www.daimaru-kozai.co.jp
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
大型リング鍛造品リング外径4,000mmまで
自由鍛造品自由鍛造ブロック・パイプなど
熱処理後工程20tまで

基本情報

本社大阪市西区
工場大阪府柏原市
設立1956年12月
資本金2,250万円
認証ISO9001・NK・LR・NV認定

出典: www.daimaru-kozai.co.jp・www.daimaru-kozai.co.jp・www.daimaru-kozai.co.jp・www.daimaru-kozai.co.jp

大丸鋼材株式会社の公式サイトへ

※2026年10月14日時点の公式情報

大丸鋼材株式会社の方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内

株式会社藤田鐵工所

静岡県掛川市で、熱間鍛造から冷間鍛造、切削、浸炭焼入れ、研磨まで行う会社です。エンジン部品の一貫生産のほか、1つの工程だけの依頼も受けます。

比較した会社
藤田鐵工所(静岡)
鍛造の種類
熱間型鍛造・冷間鍛造
主な設備
1,600tプレス・1.3tハンマー
重さ・大きさ
記載なし

向いている人エンジンや汎用機の軸物を、鍛造から浸炭焼入れと研磨まで東海で1社に任せたい購買に向きます。

確認したい点重量と材質の範囲を公開していません。プレスの最大は1,600tです。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

藤田鐵工所は1914年に鍛冶屋として創業した会社で、静岡県掛川市に本社工場と西工場があります。従業員は300人、売上高は38億円と書いています。インドネシアとベトナムにグループ会社を持ち、国内では金型の会社と鍛工の会社がグループにあります。

熱間鍛造の設備は、1,600tのフォージングプレス、200tのポンチングプレス、1.3tのエアースタンプハンマーです。チタンの鍛造も行っています。冷間鍛造は自動成形を行い、切削は主にクランクシャフトの旋盤加工に使っています。

サイトの見出しでは、エンジン部品と小型汎用部品の一貫生産を掲げています。熱間鍛造、冷間鍛造、切削、浸炭焼入れ、研磨のどれか1つの工程だけも受けると書いています。鍛造から熱処理と仕上げまでを1つの会社で通せる点が、この会社の特徴です。重量の範囲、材質の一覧、料金は公開していません。

特徴

  • 熱間・冷間鍛造から切削・浸炭焼入れ・研磨まで社内
  • 1つの工程だけの単一加工も受ける
  • チタンの鍛造を行う
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
エンジン部品一貫生産鍛造から研磨まで
熱間鍛造品型鍛造1,600tプレス
浸炭焼入れ・研磨後工程単一工程も可

基本情報

所在地静岡県掛川市
創業1914年1月
資本金4,640万円
従業員300人
売上高38億円(時点の記載なし)
グループ大和鍛工・富士金型製作所ほか

出典: www.fujita-c.co.jp・www.fujita-c.co.jp・www.fujita-c.co.jp・fujita-c.co.jp

株式会社藤田鐵工所の公式サイトへ

※2026年10月14日時点の公式情報

株式会社藤田鐵工所の方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内

KAKUTAテックフォージング株式会社

埼玉の2工場で、1kgから25kgまでの熱間型鍛造品を作る会社です。4,500tプレス3台を持ち、クランクシャフトなどの軸物を得意とします。

比較した会社
KAKUTAテックフォージング(埼玉)
鍛造の種類
熱間型鍛造
主な設備
4,500tプレス3台ほか
重さ・大きさ
1kg〜25kg

向いている人1〜25kgのクランクシャフトや軸物を、試作から量産まで型鍛造で作りたい設計者に向きます。

確認したい点材料は基本が支給材です。鋼材を自社で買い、値上げの負担も自社で持つ前提で頼みます。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

KAKUTAテックフォージングは1945年創業の熱間型鍛造の会社です。本店は東京都板橋区、工場は埼玉県の三芳町と美里町にあります。従業員は140名です。自動車、オートバイ、エレベーター、汎用エンジンの精密鍛造部品を作り、製品の単重は1kgから25kgまでです。

三芳工場には4,500tのプレス3台と、2,500t、2,000t、1,600tのプレスがあります。金型は社内の彫型部門で設計・製作し、イオン窒化で寿命を延ばしています。熱間鍛造の金型の外販はしていません。

技術サイトのよくある質問では、1個から数量に合わせて対応でき、試作だけの依頼も受けると答えています。金型設計から素材納入までは4か月です。材料の調達もできますが、基本は支給材でお願いしていると書いています。実績のある材質はS45C、SCM材、非調質鋼です。

特徴

  • 製品の単重は1kg〜25kg
  • 三芳工場に4,500tプレス3台と2,500t・2,000t・1,600t
  • 材料は基本的に支給材でお願いしている
  • 実績はS45C・SCM材・非調質鋼
  • 金型は社内で設計・製作、外販はしない
  • 金型の値段は大きさと彫り込む量で決まると説明
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
熱間型鍛造品型鍛造1kg〜25kg
クランクシャフト・レール・ハブ軸物など公式の実績
熱間鍛造の試作試作1個から

基本情報

本店東京都板橋区
工場埼玉県三芳町・美里町
創業1945年10月
資本金9,750万円
従業員140名
生産能力月3,000t(会社案内)

出典: kakutaforge.co.jp・kakutaforge.co.jp・kakutaforge.co.jp・hotforging.co.jp

KAKUTAテックフォージング株式会社の公式サイトへ

※2026年10月14日時点の公式情報

KAKUTAテックフォージング株式会社の方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内

株式会社加藤螺子製作所

ボルト・ナットと、ねじの付いた部品を冷間鍛造で作る会社です。福島県の白河工場に鍛造設備15機を持ち、1個からの超少量品も受けます。

比較した会社
加藤螺子製作所(東京・福島)
鍛造の種類
冷間鍛造(ねじ付部品)
主な設備
ヘッダー・フォーマーなど15機
重さ・大きさ
記載なし

向いている人ボルトやねじの付いた小さな部品を、冷間鍛造で数個から量産まで作りたい設計者に向きます。

確認したい点寸法の範囲を公開していません。国内で熱処理まで頼むと、協力会社を経由します。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

加藤螺子製作所は1947年設立のねじの会社で、本社は東京都江東区、国内の生産拠点は福島県の白河工場です。従業員は160名(2026年4月)です。中国、タイ、インドネシアにも工場を持ちます。

ヘッダー、フォーマー、プレスなど15機の鍛造設備があり、国内の冷間鍛造の部品は月産500万個にのぼると書いています。登録品番は9,000で、常時4,000〜5,000品番を流しています。1個からの超少量品も作れると書いています。

設計の段階で金型メーカーと材質や負荷を打ち合わせ、鍛造シミュレーターで解析します。受注前にトライ型を手配することも多いとしています。CNC旋盤やマシニングの二次加工は社内で行い、国内の熱処理は協力会社が受けます。海外の工場では熱処理まで一貫で作れます。協力会社は全75社で、1980年には大型のボルトフォーマーを入れています。

特徴

  • 1個からの超少量品も生産できる
  • ヘッダー・フォーマー・プレスなど15機の鍛造設備
  • 国内の熱処理は協力会社、海外工場は熱処理まで一貫
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
ボルト・ナット冷間鍛造白河工場
精密ねじ付部品冷間鍛造1個から
二次加工後工程CNC旋盤・マシニング

基本情報

本社東京都江東区
国内工場福島県白河市
設立1947年9月
資本金9,200万円
従業員160名(2026年4月)
認証ISO9001・ISO14001

出典: kato-rashi.co.jp・kato-rashi.co.jp・kato-rashi.co.jp

株式会社加藤螺子製作所の公式サイトへ

※2026年10月14日時点の公式情報

株式会社加藤螺子製作所の方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内

カワダ株式会社

広島市とメキシコで、自動車の足回り部品を熱間鍛造から機械加工・組立まで作る会社です。熱間自動高速鍛造機と2,500tのプレスを持ちます。

比較した会社
カワダ(広島)
鍛造の種類
熱間型鍛造(高速自動)
主な設備
高速鍛造機3台・2,500tプレス
重さ・大きさ
記載なし

向いている人中国地方で、自動車の足回りのような部品を年に何万個も、加工と組立まで任せたい部品メーカーに向きます。

確認したい点少量や試作の受託は案内していません。最初に、受けられる数量の目安を聞きます。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

カワダは1952年設立の自動車部品の会社で、本社は広島市南区です。従業員は603名(2026年4月末)です。主要取引先に、マツダ、NTN、ジェイテクト、日本精工、Astemo、三菱自動車工業などを挙げています。

熱間鍛造の設備は、熱間自動高速鍛造機AMP50が2台とAMP70が1台です。2,500tのプレスは、トランスファー付きのオートプレス1台と手動の3台です。1,600tの手動プレスも3台あり、150〜200tの小型プレスが6台あります。手打ちのプレスは1分間に4個、自動の縦型プレスは1分間に16個を作ると書いています。

熱処理は、連続焼準炉と連続調質炉を1台ずつ持ちます。カチオン電着の塗装設備もあり、鍛造を一貫体制の基礎の工程と位置づけ、機械加工と組立まで行います。材質、重量の範囲、料金は公開していません。

特徴

  • 2,500tプレス4台・1,600tプレス3台
  • 連続焼準炉・連続調質炉を持つ
  • 鍛造から機械加工・組立・電着塗装まで
  • 主要取引先はマツダ・NTN・ジェイテクトなど
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
自動車の足回り部品一貫生産鍛造から組立まで
精密熱間鍛造品型鍛造高速鍛造機

基本情報

本社広島市南区
海外メキシコ
設立1952年3月
資本金1億円
従業員603名(2026年4月末)

出典: www.kawadakk.jp・www.kawadakk.jp・www.kawadakk.jp

カワダ株式会社の公式サイトへ

※2026年10月14日時点の公式情報

カワダ株式会社の方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内

株式会社川上鉄工所

岡山県総社市で、ハンマーによる熱間精密鍛造を行う会社です。ステンレスと64チタンの量産実績があり、100個を境にフリー鍛造と型鍛造を使い分けると書いています。

比較した会社
川上鉄工所(岡山)
鍛造の種類
熱間型鍛造・自由鍛造
主な設備
エアードロップハンマー最大3t
重さ・大きさ
100g〜30kg(FAQ)

向いている人ステンレスやチタンの数百g〜数十kgの部品を、試作のフリー鍛造から量産の型鍛造まで頼みたい設計者に向きます。

確認したい点料金と金型費を公開していません。プレスではなくハンマーの会社なので、寸法の精度は見積もりで確かめます。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

川上鉄工所は1932年創業の熱間精密鍛造の会社で、岡山県総社市にあります。主な取引先に愛知製鋼やカワダを挙げ、ISO9001とISO14001を取得しています。

設備はエアーハンマー6台と、1.3tから3tのエアードロップハンマー6台です。トリミングプレス5台、インダクションヒーター5台、マシニングセンタを持ち、金型と抜き型を社内で作ります。よくある質問では、重量は100gから30kgまで熱間鍛造できると答えています。ステンレスのSUS304・316・329・630と、64チタンの量産実績があります。

トップページのよくある質問では、形状にもよるが100個以下はフリー鍛造、それ以上は型鍛造が経済的と答えています。型鍛造の理想のロットは数百〜数千個で、納期は注文から1.5〜2か月です。鋼材は自社で調達しても、支給を受けても鍛造できます。

特徴

  • 重量は100g〜30kgまで熱間鍛造できる(FAQ)
  • 鋼材は自社調達も支給も可
  • エアードロップハンマー1.3t〜3tを6台
  • 鍛造金型と抜き型を社内で製作
  • フリー鍛造は1本から注文でき、熱処理までの工程も可

公式に掲載の事例

  • 板材の鍛伸(業種の記載なし)

    課題レーザーで切った板を長く薄くしたい実施全長350mm・厚み20mmの板をフリー鍛造で鍛伸成果全長450mm・厚み14mmに成形出典: kawakami-ironworks.com
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
熱間型鍛造品型鍛造100g〜30kg
フリー鍛造品自由鍛造1本から
チタン・ステンレスの鍛造材質量産実績あり

基本情報

所在地岡山県総社市
創業1932年6月
主な取引先愛知製鋼・カワダほか
認証ISO9001・ISO14001

出典: kawakami-ironworks.com・kawakami-ironworks.com・kawakami-ironworks.com・kawakami-ironworks.com

株式会社川上鉄工所の公式サイトへ

※2026年10月14日時点の公式情報

株式会社川上鉄工所の方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内

株式会社松井製作所

銅・真鍮・アルミの熱間鍛造と、切削、ろう付け、組立を社内で行う非鉄金属の会社です。鍛造は鳥取工場で行います。

比較した会社
松井製作所(大阪・鳥取)
鍛造の種類
非鉄の熱間型鍛造
主な設備
フォージングプレス(能力の記載なし)
重さ・大きさ
記載なし

向いている人真鍮やアルミの継手・バルブ部品を、鍛造からろう付けや組立まで1社に任せたい設計者に向きます。

確認したい点公式に挙げる鍛造の材料は、銅・真鍮・アルミだけです。プレスの能力と重量の範囲を公開していません。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

松井製作所は1948年創業の非鉄金属の加工会社で、本社は大阪市城東区です。鳥取工場に鍛造課があり、2023年に姫路工場を新設しました。中国の江蘇省にも工場を持ちます。空調、給湯機器、IT関連の制御機器の部品を開発・製造しています。

非鉄金属の熱間鍛造を得意とし、加熱した材料を金型に入れ、フォージングプレスで成形すると書いています。バリはトリミングプレスやショットブラストで仕上げます。熱間鍛造から切削、ろう付け、組立までを自社内で一貫して行えるとしています。

同社のイプロスの掲載ページでは、小ロットの量産試作に鍛造を勧め、金型費を数十万円からとしています。3Dプリンターで形を決めた部品の次の段階として、鍛造で材料費と切削加工費を減らせると説明しています。重量とサイズの範囲は公開していません。品質の規格は、鳥取工場が1997年に取り、2000年にISO9001へ広げています。

特徴

  • 銅・真鍮・アルミの熱間鍛造が中心
  • 熱間鍛造から切削・ろう付け・組立まで自社で一貫
  • 金型費は数十万円から(同社のイプロス掲載)
  • 鍛造は鳥取工場の鍛造課
  • 大阪工場にNC旋盤を2026年に追加導入
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
非鉄の熱間鍛造品型鍛造銅・真鍮・アルミ
切削・ろう付け・組立後工程社内
空調・給湯機器の部品製品開発・製造

基本情報

本社大阪市城東区
鍛造の工場鳥取工場(鳥取県八頭町)
ほかの工場姫路工場・中国(江蘇省)
創業1948年8月
資本金3,300万円
認証ISO9001

出典: matsui-ss.com・matsui-ss.com・matsui-ss.com・pr.mono.ipros.com

株式会社松井製作所の公式サイトへ

※2026年10月14日時点の公式情報

株式会社松井製作所の方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内

株式会社大和田鍛工所

大阪市西淀川区で、ステンレスと特殊鋼のリングローリング鍛造とフリー鍛造を行う会社です。リングローリングミルと500tの高速鍛造油圧プレスを持ちます。

比較した会社
大和田鍛工所(大阪)
鍛造の種類
リングローリング・自由鍛造
主な設備
KRM-1000型ミル・500tプレス
重さ・大きさ
記載なし

向いている人ステンレスや特殊鋼の中型のリングを、粗加工までして納めてほしい購買に向きます。

確認したい点寸法と重量の範囲を公開していません。図面で受けられるかを先に聞きます。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

大和田鍛工所は大阪市西淀川区の鍛造の会社です。ステンレスと特殊鋼を材料に、リングローリング鍛造とフリー鍛造を行います。鍛造だけでなく、機械加工で粗加工までして納めると書いています。

設備は、小島鐵工所製のリングローリングミルKRM-1000型1台と、500tのSF型高速鍛造油圧プレス1台です。1ロット2tのバッチ式鍛造加熱炉が3台あり、NC旋盤と汎用旋盤も持ちます。輪がゆがんだときの楕円の矯正機と、内部の傷を調べる超音波探傷機もあります。

取引は、メールかFAXでの相談から始まると案内しています。リングの寸法と重量の範囲、熱処理、ミルシート、料金は公開していません。設立年の記載も、公式サイトでは見つかりませんでした。公式サイトは1ページで、事業、設備、会社概要、取引の流れ、採用、問い合わせをまとめています。

特徴

  • ステンレス・特殊鋼のリングローリングとフリー鍛造
  • NC旋盤で粗加工まで行う
  • 超音波探傷機を持つ
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
リングローリング鍛造品リングステンレス・特殊鋼
フリー鍛造品自由鍛造500tプレス
粗加工後工程NC旋盤

基本情報

所在地大阪市西淀川区
取引の始め方メールかFAXで相談

出典: ohwada-tankou.com

株式会社大和田鍛工所の公式サイトへ

※2026年10月14日時点の公式情報

株式会社大和田鍛工所の方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内

大塚鉄工株式会社

福島県白河市の工場で、3kgから200kgまでの型打ち鍛造とリングローリングを行う会社です。4,000tの鍛造プレスと850型のリング圧延機を持ちます。

比較した会社
大塚鉄工(福島)
鍛造の種類
熱間型鍛造・リングローリング
主な設備
4,000tプレス・850型リングミル
重さ・大きさ
3kg〜200kg

向いている人東北か関東で、数十kg〜200kgの歯車素材やリングを型鍛造で頼みたい購買に向きます。

確認したい点最小ロットの個数を公開していません。機械加工まで頼めるかは見積もりで確かめます。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

大塚鉄工は1939年創業の熱間鍛造の会社で、本社は東京都大田区の羽田、工場は福島県白河市です。従業員は73名、資本金は6,000万円で、生産能力は月1,000tと書いています。

4,000tの鍛造プレス、850型のリングローリングミル、複数のエアーハンマーとプレス、加熱炉を持ちます。製品の重量は3.0kgから200.0kgまでで、ギヤ、シャフト、デフの部品、管継手などを作ります。トラック、建設機械、農業機械、鉄道、海底の石油掘削機器に使われています。

材料を切断して約1,200℃に加熱し、型打ち鍛造かリングローリングで形にします。そのあと矯正、熱処理、ショットブラスト、検査を経て出荷します。お客様の計画に合わせた小規模な製造と短納期をうたいますが、個数や日数は書いていません。2012年にISO9001とISO14001を取得しています。

特徴

  • 型打ち鍛造とリングローリングの両方を行う
  • 工程に熱処理とショットブラストを含む
  • ギヤ・シャフト・デフ部品・管継手を製造
  • 小規模な製造と短納期をうたう(個数の記載なし)
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
型打ち鍛造品型鍛造3kg〜200kg
リングローリング品リング850型ミル
熱処理後工程工程に含む

基本情報

本社東京都大田区
工場福島県白河市
創業1939年
資本金6,000万円
従業員73名
認証ISO9001・ISO14001(2012年)

出典: www.otsuka-tekko.co.jp

大塚鉄工株式会社の公式サイトへ

※2026年10月14日時点の公式情報

大塚鉄工株式会社の方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内

靜甲株式会社

静岡の富士川工場で冷間鍛造の部品を作る、東証スタンダードの上場会社です。150tから1,000tまでのプレス12台を持ち、試作は1個から受けます。

比較した会社
靜甲(静岡)
鍛造の種類
冷間鍛造
主な設備
プレス150〜1,000tを12台
重さ・大きさ
20gの小物〜長さ350mm・φ130

向いている人ギヤやカップ形状の部品を、切削から冷間鍛造に変えたい設計者に向きます。

確認したい点材質名を公開していません。製品の熱処理と仕上げ加工を頼めるかは見積もりで聞きます。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

靜甲は1939年設立の会社で、本社は静岡市清水区です。包装機械と冷間鍛造の製品、電機機器の販売を手がけ、2022年に東京証券取引所スタンダード市場へ移りました。従業員は連結892名、個別428名(2026年3月末)です。冷間鍛造は1970年に始め、1988年に富士川工場へ移しています。

冷間鍛造のプレスは150tから1,000tまで12台で、1,000tのサーボプレスもあります。金型の設計と製作、焼鈍、プレスを社内で行います。長さ350mmの長尺品、直径130mmの大口径、20gの小物に対応すると書いています。

試作は1個から受け、量産を見込んだ試作型にも応じます。デファレンシャルギヤや電動工具の部品などの実績があります。切削に比べ、材料の歩留まりと1個あたりの加工時間で有利だと説明しています。材質名と料金は公開していません。

特徴

  • 冷間鍛造プレス150t〜1,000tを12台
  • 試作品1個から対応
  • 金型の設計・製作から冷間鍛造まで社内
  • 連続焼鈍炉と難加工材用のピット炉
  • 高精度の鍛造ギヤ、複雑形状・難加工材に対応
  • 東証スタンダード上場(2022年に移行)

公式に掲載の事例

  • 部品(自動車・電動工具など)

    課題カップ形状の深い部品を冷間で成形したい実施冷間鍛造で全長210mm・カップ深さ180mmに成形成果外径φ96mm・内径φ73mmの実績として公開出典: www.seiko-co.com
  • 部品(自動車・電動工具など)

    課題段付きの長い軸を冷間で作りたい実施冷間鍛造で全長350mmのフランジ付き軸を成形成果フランジ径φ65mm・軸径φ46mmとφ32mmの実績として公開出典: www.seiko-co.com
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
冷間鍛造部品冷間鍛造150t〜1,000t
鍛造ギヤ冷間鍛造歯形を鍛造で成形
試作試作1個から

基本情報

本社静岡市清水区
冷間鍛造の工場富士川工場
設立1939年5月
資本金1億円
従業員連結892名・個別428名(2026年3月末)
上場東証スタンダード

出典: www.seiko-co.com・www.seiko-co.com・www.seiko-co.com・www.seiko-co.com

靜甲株式会社の公式サイトへ

※2026年10月14日時点の公式情報

靜甲株式会社の方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内

株式会社戸畑ターレット工作所

北九州市でアルミと銅・真鍮の鍛造を行う会社です。高強度のアルミ鍛造で鉄の部品を軽くする提案をし、NC旋盤43台で鍛造後の加工まで受けます。

比較した会社
戸畑ターレット工作所(福岡)
鍛造の種類
アルミ・銅の熱間・冷間・恒温
主な設備
熱間400t・油圧800tほか
重さ・大きさ
記載なし

向いている人鉄の鍛造品や削り出し品を、アルミの鍛造に変えて軽くしたい設計者に向きます。

確認したい点アルミは鉄より高くつくと同社自身が比べています。重さを減らす価値があるかを先に決めます。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

戸畑ターレット工作所は1962年創業の会社で、北九州市小倉南区に3つの工場があります。自動車部品、電力部品、住設部品を手がけ、500社以上の取引実績があると書いています。非鉄の鍛造、高強度のアルミ鍛造、アルミダイカスト、摩擦圧接を中心の技術にしています。

熱間鍛造のプレスは400tが最大で、250tの冷間鍛造プレスもあります。ほかに300tと600tのサーボプレス、800tの油圧プレスを持ちます。NC旋盤43台、マシニングセンター20台を持ちます。アルミのA6061を、冷間、温間、高速恒温の鍛造とT6の熱処理で使い分けます。

同社は、鉄の鍛造を10としたコストの比較を載せています。アルミの冷間鍛造は15、温間鍛造は12、高速恒温鍛造は11です。鉄からアルミへの置き換えでは、「1/3の大幅な軽量化を実現」と書いています。試作は試作用のプレスで作り、切削品の鍛造化も提案します。

特徴

  • 鉄の鍛造を10とすると、アルミ冷間15・温間12・高速恒温11
  • A6061を冷間・温間・高速恒温鍛造とT6処理で
  • 試作用プレスで試作品を鍛造
  • 400t熱間・250t冷間・600tサーボ・800t油圧プレスなど
  • 摩擦圧接機2台
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
高強度アルミ鍛造品冷間・温間・恒温A6061
銅・真鍮の鍛造品非鉄鍛造電力部品など
機械加工・摩擦圧接後工程社内

基本情報

所在地北九州市小倉南区(3工場)
創業1962年
取引実績500社以上(同社の記載)

出典: www.t-turret.co.jp・www.t-turret.co.jp・www.t-turret.co.jp・www.t-turret.co.jp

株式会社戸畑ターレット工作所の公式サイトへ

※2026年10月14日時点の公式情報

株式会社戸畑ターレット工作所の方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内

東名鍛工株式会社

静岡市清水区で、軸物のアプセット鍛造を専門にする会社です。2〜4インチのアプセッター6台を持ち、小物の量産を得意としています。

比較した会社
東名鍛工(静岡)
鍛造の種類
アプセット鍛造(熱間)
主な設備
アプセッター6台・315tプレス
重さ・大きさ
記載なし

向いている人軸の端にフランジや頭がある部品を、削り出しから鍛造に変えたい設計者に向きます。

確認したい点従業員20名の会社です。径と長さの範囲と材質を公開していないので、図面で受けられるかを聞きます。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

東名鍛工は静岡市清水区の鍛造の会社で、1967年に創立しました。従業員は役員を含めて20名で、株主はミヤジマホールディングスです。軸物のアプセット鍛造を専門にしてきたと書いています。アプセット鍛造は、丸棒の端や途中を加熱し、軸の向きに押して太くする鍛造です。

アプセッターは、4インチが1台、450tの3インチが3台、250tの2インチが2台です。ほかに315tのスクリュープレスがあります。高周波誘導加熱炉と回転炉、1日750kgの連続式熱処理炉、旋盤やグラインダーも持ちます。

同社は小物の量産品、グループのミヤジマは中・大物の小ロット品を得意とすると書いています。工法を2工程から4工程に変えた事例では、丸棒をφ42からφ30に細くしました。鍛造品の重さは4.39kgから2.75kgになり、取り代は76%減りました。

特徴

  • 軸物のアプセット鍛造が専門
  • 2〜4インチのアプセッター6台と315tスクリュープレス
  • 連続式熱処理炉(1日750kg)を持つ
  • 小物の量産が得意、中・大物の小ロットはグループ会社
  • 工程の変更で取り代を76%削減した事例

公式に掲載の事例

  • フランジ付きの軸(業種の記載なし)

    課題仕上り2.25kgに対し鍛造品が4.39kgで取り代が多い実施2工程から4工程に変え、丸棒をφ42からφ30へ成果鍛造品は2.75kgになり、取り代を76%削減出典: www.tomei-tanko.com
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
アプセット鍛造品軸物2〜4インチ
熱処理後工程連続式炉

基本情報

所在地静岡市清水区
創立1967年1月
資本金2,000万円
従業員20名(役員含む)
株主ミヤジマホールディングス

出典: www.tomei-tanko.com・www.tomei-tanko.com・www.tomei-tanko.com・www.tomei-tanko.com

東名鍛工株式会社の公式サイトへ

※2026年10月14日時点の公式情報

東名鍛工株式会社の方へ:訂正(無料)・取材記事と営業用PDFのご案内

自社に合う鍛造の受託先を、無料で相談する

次の内容を送ってください。部品の図面か形、仕上がりの重さ、材質です。試作の個数、年間の数量、生涯の数量の見込みも教えてください。いまの作り方(削り出し・鋳造など)と単価が分かれば書いてください。熱処理と機械加工の要否、鋼材を支給するかどうか、納め先の地域もあると整理が早くなります。編集チームが、条件に合う掲載会社を整理します。合う候補と、見積もりで確かめる点をお返しします。費用はかかりません。

無料で相談する

鍛造の受託会社一覧【15社】

調査日時点で、自社で鍛造することを公式に示し、設備の能力か受ける範囲を公開している会社を載せています。自社で鍛造しない商社と、比較・まとめサイトは外しました。

  • 熱処理の受託加工会社金型を1個だけ真空焼入れしたいのか、長さ数mのシャフトに高周波焼入れをかけたいのか、航空機向けのアルミ部品を規格どおりに溶体化したいのか。熱処理の受託は、処理の種類・材質・炉の大きさ・数量で頼める会社が変わります。国内25社の公式サイトを調べ、用途ごとに最初に相談すべき3社を選びました。
  • 旋盤加工の外注の選び方(NC旋盤と自動盤の分かれ目、試作1個と量産の単価、段取り代、径と長さ、公差と面粗さ、二次加工の一貫、ネット見積もり、材料費の値上げ)16社の公式情報、設備一覧、利用規約を調べました。鋼材メーカーの値上げの告知、銅の建値、取適法の条文、外資の撤退の記録も読んでいます。選ぶ軸は3つで、何個作るか、径と長さ、二次加工まで一緒に頼むかです。
  • ロストワックス・精密鋳造の会社金型を起こす前に1個だけ試したいのか、ステンレスや耐熱鋼の部品を国内で量産したいのか、機械加工まで済ませた完成品で受け取りたいのか。ロストワックス(インベストメント鋳造)は、会社ごとに得意な材質、大きさ、数量、後工程がはっきり分かれます。自社で鋳造工場を持つ国内16社の公式サイトを調べ、目的ごとに最初に相談すべき3社を選びました。
  • 金属プレス加工の外注(打ち抜き・曲げ・絞り、単発型と順送型・トランスファー、金型代と型の所有権・保管、レーザーとの使い分け、板厚と材料、二次加工の一貫)17社の公式情報と、プレスと板金の見積もり比較の公開例を調べました。日本金属プレス工業協会の月報も見ています。選ぶ軸は3つで、金型を作るか、単発型か順送型か、型の持ち主と保管です。
  • 軽金属鋳造の試作量産と同じダイカスト材で評価したいのか、大物や複雑形状を砂型で作りたいのか、まず1個を数日で見たいのか。アルミ・マグネシウムの鋳造試作は、工法(石膏・砂型・簡易金型・ロストワックス・金属3Dプリント)で納期も精度も費用も変わります。国内34社の公式サイトを調べ、目的ごとに最初に相談すべき3社を選びました。
  • 歯車の製作の外注(平歯車・はすば・かさ・ウォーム・内歯車、ホブ盤と研削、JIS B 1702の精度等級、浸炭と高周波、試作と量産、現物からの複製)15社の公式情報と、標準歯車の価格表、値上げの案内状を調べました。経済産業省の生産動態統計とJISの等級も見ています。選ぶ軸は3つで、標準品との境目、焼入れと研削の順番、図面のない複製の頼み方です。
  • 切削加工の試作・小ロット金属の小物を数日で1個だけ欲しいのか、PEEKやPOMなど樹脂の部品を急ぐのか、チタンやインコネルをミクロン単位で削りたいのか。マシニングや旋盤による切削の試作は、材質と精度で頼むべき会社が変わります。国内27社の公式サイトを調べ、用途ごとに最初に相談すべき3社を選びました。
  • キャスティング会社広告やイベント、PRにタレントやインフルエンサー、モデルを起用するとき、手配を任せるキャスティング会社は、得意なジャンル、契約や肖像の使用範囲の扱い、提案までの早さで選ぶ相手が変わります。国内15社の公式サイトを調べ、タレント中心・インフルエンサー中心・モデルやエキストラ中心の区分を付けたうえで、広告にタレントを起用したい場合、インフルエンサーを急いで少人数から探したい場合、モデルの肖像の使用範囲をきちんと決めたい場合の3つの用途別に、最初に相談したい3社を選びました。

よくある質問

型鍛造と自由鍛造は、どう違いますか?

型鍛造は、部品の形を彫った金型で挟んで形にします。自由鍛造は型を使わず、プレスやハンマーで伸ばしたり縮めたりして形にします。型鍛造は数が多いほど1個が安くなり、自由鍛造は型代がかからない分、少量に向きます。

何個から、型を作る鍛造が得になりますか?

部品で変わり、全体に通じる線はありません。川上鉄工所は、形によるが100個以下はフリー鍛造、それ以上は型鍛造が経済的と答えています。相場産業は、基準のロットを300〜5,000個としています。型代を1個の値段の差で割ると、自社の部品の境目が出ます。

鍛造の金型代はいくらくらいですか?

公開している会社は少ないです。相場産業は、3kg以下の小物で、鍛造型と抜型を合わせて40〜70万円程度の予算を目安にしています。松井製作所は、イプロスの同社ページで金型費を数十万円からとしています。大物の型代を公開した会社は、調べた15社にありませんでした。

1個だけでも鍛造を頼めますか?

頼めます。同和鍛造は自由鍛造を1個から受け、KAKUTAテックフォージングも1個から対応すると答えています。靜甲は冷間鍛造の試作を1個から、加藤螺子製作所は1個からの超少量品を受けます。型を作るかは会社と部品で変わるので、見積もりで聞きます。

熱間・温間・冷間鍛造は、どう違いますか?

材料を温める温度が違います。鋼の熱間は約1,200℃まで加熱して大きく形を変え、冷間は常温で寸法を細かく合わせます。温間はその間です。戸畑ターレット工作所は、アルミを冷間・温間・高速恒温の鍛造で使い分けています。

削り出しから鍛造に変えると、何が良くなりますか?

材料の無駄と削る時間が減ります。東名鍛工は、工程を変えて鍛造品を4.39kgから2.75kgにし、取り代を76%減らした事例を載せています。相場産業は、ステンレスやチタンなど削りにくい材料で鍛造化の効きが大きいと書いています。

重い部品は、どの会社に頼めますか?

重さで当たる会社が変わります。公開している範囲では、大塚鉄工は3〜200kg、同和鍛造は5tまでの鍛鋼品です。大丸鋼材は、外径4,000mm・単重8,500kgまでのリングを作ります。

チタンやニッケル合金の鍛造を受ける会社はありますか?

あります。同和鍛造はニッケル合金とチタン合金を在庫し、1個から受けます。川上鉄工所は64チタンの量産実績があり、相場産業はチタン合金の鍛造を1988年に始めています。

鋼材の値上げは、鍛造品の値段にどう効きますか?

投入する材料の重さの分だけ効きます。大同特殊鋼は、構造用鋼をトン当たり1万円以上、2026年4月契約分から上げました。8月契約分からさらに1万円上げています。2回分で1kgあたり20円以上なので、10kgを投入する部品なら1個200円以上です。

材料の鋼材は、自分で用意する必要がありますか?

会社で違います。KAKUTAテックフォージングは、材料の調達もできるが基本は支給材でお願いしていると答えています。川上鉄工所は、自社での調達も支給も受けます。支給するなら、鋼材の値上げは自社が直接負います。

鍛造品の熱処理と機械加工も、まとめて頼めますか?

頼める会社があります。フォージテックカワベは浸炭焼入れとギヤ加工まで、藤田鐵工所は浸炭焼入れと研磨まで社内で行います。熱処理だけ、旋盤だけを別に頼むなら熱処理の受託と旋盤加工の受託で比べます。

鍛造と鋳造は、どちらを選べばいいですか?

強さが要る軸や歯車は鍛造、複雑な内部の形は鋳造が向きます。靜甲は、繊維状の組織が続くため、焼結品やロストワックス品より強いと書いています。精密鋳造との比べ方はロストワックス鋳造にあります。

公開 2026年10月14日 · 更新 2026年10月14日