3比較ハブ5軸マシニングセンタ

5軸マシニングセンタ · 2026年10月時点

削るワークで決める、5軸マシニングセンタメーカー3選

削るのは手のひらに載る小物か、旋削も要る丸物か、1トンを超える難削材の大物か。テーブルを傾けるトラニオン型か、主軸を傾ける型か。5軸マシニングセンタはワークの大きさと工程で構造もメーカーも変わります。国内16社の公式サイトを調べ、用途ごとに最初に相談すべき3社を選びました。

編集部の結論

小物の量産ならブラザー工業、旋削まで1台に集約するならオークマ、難削材・重量物の大物ならニイガタマシンテクノ。

構造と得意なワークが違うので、順位ではなく削るワークの大きさと工程で決めてください。共通の鉄則は、自社のワークでテストカットをしてから発注することです。16社のうちテストカット・テスト加工を公式に明記しているのは5社でした。記載のない会社にも、問い合わせの最初に可否と費用を聞いてください。

編集部(16社の公式サイトを調査・2026年10月)

【用途別】5軸マシニングセンタメーカーおすすめ3選

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

1イチオシ

アルミ・鉄の小物部品を、省スペースで多面・5軸加工するなら

ブラザー工業株式会社

床面1,560×2,026mmの30番機。テクノロジーセンターで実機デモ

U500Xd1は治具エリア最大⌀500の傾斜ロータリーテーブル(A軸120〜−30度・C軸360度)を持つ30番の立形機で、テーブル作業面⌀260mm・最大積載100kg、主軸10,000min-1(オプション16,000)。所要床面は1,560×2,026mm。5AX仕様のCNC装置はCNC-D00v。東京・大阪などのブラザーテクノロジーセンターで実機デモとセミナーを行っている。

  • 傾斜ロータリーテーブルで多面・5軸加工。治具エリア最大⌀500
  • 所要床面1,560×2,026mm、機械質量2,650kg。30番で小物量産向け
  • ブラザーテクノロジーセンター(東京・大阪ほか)で実機デモとセミナー
  • 構造・形式傾斜ロータリーテーブル(30番)
  • テーブル・最大ワーク⌀260mm・100kg(U500Xd1)
  • 主軸回転数10,000(OP 16,000)min-1

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2

旋削も含めて1台に工程集約するなら

オークマ株式会社

両端支持トラニオンに旋削仕様。本社ショールームでテストカット

MU-V seriesは剛性の高い両端支持のトラニオンテーブルで、テーブルø500〜ø800×630幅、主軸10,000/6,000min-1。MU-5000V/6300V/8000Vには旋削仕様(L)があり、旋削能力の実績値(加工径ø164mm、MU-6300Vはø250mm)を公表している。本社にはテストカットを実施するショールームがある。

  • 両端支持のトラニオンテーブル。トラニオンがスイングしたまま工具交換
  • MU-Vに旋削仕様(L)。旋削能力・割出し精度の実績値を公開
  • 本社ショールームでテストカット。5軸・複合の訪問スクールも
  • 構造・形式立形トラニオン・横形・大型
  • テーブル・最大ワークø400〜ø800×630幅(立形)
  • 主軸回転数6,000〜15,000min-1

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3

難削材・重量物の中物〜大物を横形5軸で削るなら

株式会社ニイガタマシンテクノ

トラニオンの横形HN-5X。積載1,500kgまで、テックセンターで実ワークを試す

HN50E-5X〜HN80E-5Xは高剛性トラニオンテーブルを載せた5軸横型で、パレット500×500〜800×800mm、最大積載600〜1,500kg、最大ワークФ750×700〜Ф1,250×1,000mm。難削材部品の加工に適した剛性を打ち出す。テックセンターで実際のワークのテストカットができ、加工可否・精度・サイクルタイムを導入前に確認できる。

  • 高剛性トラニオンテーブルの5軸横型。パレット最大800×800mm
  • パレット積載600〜1,500kg、最大ワークФ1,250×1,000mm(HN80E-5X)
  • テックセンターで実ワークのテストカット(加工可否・精度・サイクルタイム)
  • 構造・形式横型トラニオン
  • テーブル・最大ワークパレット500〜800mm角・最大1,500kg
  • 主軸回転数6,000min-1(標準)、高速主軸12,000/15,000min-1

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おすすめ3社の比較表

5軸マシニングセンタ おすすめ3社の比較
メーカー構造・形式テーブル・最大ワーク主軸回転数テストカット・展示本社出典
ブラザー工業株式会社傾斜ロータリーテーブル(30番)⌀260mm・100kg(U500Xd1)10,000(OP 16,000)min-1実機デモあり愛知県公式
2026-10-01確認
オークマ株式会社立形トラニオン・横形・大型ø400〜ø800×630幅(立形)6,000〜15,000min-1あり(本社ショールーム)愛知県公式
2026-10-01確認
株式会社ニイガタマシンテクノ横型トラニオンパレット500〜800mm角・最大1,500kg6,000min-1(標準)、高速主軸12,000/15,000min-1あり(テックセンター)新潟県公式
2026-10-01確認

※編集チーム調べ。各社公式サイトの記載をもとに作成(2026年10月調査時点)。「記載なし」は公式サイトに該当する記述が見つからなかった項目です。

5軸マシニングセンタメーカーを選ぶ3つの基準

ワークの大きさと重さで構造を決める

5軸機は、テーブル側を傾けて回すトラニオン型(オークマのMU-V、キタムラ機械のMytrunnion、ニイガタマシンテクノのHN-5Xなど)、主軸側を傾ける型(牧野フライス製作所のV80S、ジェイテクトのFH630SX-5A)、門型・ガントリー型(新日本工機のRB-FⅡ)に分かれます。テーブル側を動かす型はワークの重さが回転軸に乗るため、公式の積載質量は100kg(ブラザーU500Xd1)から1,500kg(ニイガタHN80E-5X)、2,000kg(キタムラMytrunnion-7G)まで幅があります。主軸側を傾ける型や門型は、テーブルに大きく重いワークを載せたまま削れます。まず最大のワークの寸法と質量を書き出し、積載と最大ワーク寸法で候補を絞ってください。

同時5軸が要るか、割出しで足りるかを決める

インペラーや金型の自由曲面は、5軸を同時に動かす同時5軸でないと削れません(三井精機工業はインペラー・ブリスク・タービンブレードを例に挙げています)。一方、多くの部品は複数の面を順に削る割出し5軸(3+2)で工程集約の効果が出ます。ヤマザキマザックのVARIAXIS j-500は同時4軸+A軸割出し、j-500/5Xは同時5軸と、同じ系列で分けている例もあります。自社の部品が曲面か多面かを分けておくと、NC装置やCAMの要否まで見積の前提がそろいます。

自社のワークでテストカットをしてから買う

5軸機は機械の剛性、回転軸の精度、切粉の落ち方で仕上がりが変わり、カタログ値だけでは判断できません。今回の16社のうち、テストカット・テスト加工を公式に明記しているのはオークマ(本社ショールーム)、DMG森精機(ソリューションセンタで持ち込み図面のテスト加工)、ニデックオーケーケー(テクニカルセンターで加工テスト・試作)、新日本工機(導入前のタイムスタディとテスト加工)、ニイガタマシンテクノ(テックセンター)の5社でした。ブラザー工業とヤマザキマザックはショールームやテクノロジーセンタを掲載しています。3選はこの手段があることを条件に選んでいます。

選定基準

2026年10月1日時点で検索「5軸マシニングセンタ メーカー」「5軸加工機 メーカー」等で表示された公式サイト16社(工作機械商社、中古機械の販売会社、比較・マッチングサイト、国内の拠点や5軸機の製品仕様を公式に確認できない会社は除外)を調査し、①公式サイトに5軸マシニングセンタの製品ページがある ②ストローク・テーブル寸法・最大ワーク・主軸回転数・積載質量のいずれかの数値の記載がある ③テストカット・テスト加工・ショールームでの実機デモなど導入前に確かめる手段の記載がある、の3点を満たす中から、小物量産・5軸+旋削の工程集約・難削材の大物の用途別に3社を選定しています。

おすすめ3社を詳しく紹介

1ブラザー工業株式会社

アルミ・鉄の小物部品を、省スペースで多面・5軸加工するなら

床面1,560×2,026mmの30番機。テクノロジーセンターで実機デモ

おすすめの理由

U500Xd1は治具エリア最大⌀500の傾斜ロータリーテーブル(A軸120〜−30度・C軸360度)を持つ30番の立形機で、テーブル作業面⌀260mm・最大積載100kg、主軸10,000min-1(オプション16,000)。所要床面は1,560×2,026mm。5AX仕様のCNC装置はCNC-D00v。東京・大阪などのブラザーテクノロジーセンターで実機デモとセミナーを行っている。

量産の小物部品で、3軸機の段取り替えを減らしたいときの候補です。テーブル作業面⌀260mm・積載100kgと小物に絞った仕様で、そのぶん機械は所要床面1,560×2,026mm、質量2,650kgに収まります。工具は14/21/28本から選べ、Y/Z軸を広げたU500Xd2と100本マガジン仕様もあります。東京のテクノロジーセンター(江東区)などで実機デモを見てから決められます。

決め手

  • 傾斜ロータリーテーブルで多面・5軸加工。治具エリア最大⌀500
  • 所要床面1,560×2,026mm、機械質量2,650kg。30番で小物量産向け
  • ブラザーテクノロジーセンター(東京・大阪ほか)で実機デモとセミナー

向かない人

テーブル⌀260mm・積載100kgなので、大きいワークや重いワーク、旋削を含む工程集約には向きません。旋削まで集約するならオークマ、重量物はニイガタマシンテクノへ。

編集部評価

小物量産・省スペース●●●●●5/5
旋削の工程集約●○○○○1/5
大物・重量物●○○○○1/5
テストカット・デモ●●●●○4/5
仕様の公開度●●●●●5/5

※編集部評価は、上の選定基準と各社公式サイトの記載をもとにした5段階の目安です。

特徴

  • U500Xd1は治具エリア最大⌀500の新開発傾斜ロータリーテーブルを搭載し、28本マガジンとの組み合わせで多面加工
  • U500Xd1の移動量はX500/Y400/Z300mm、A軸120〜−30度、C軸360度。テーブル作業面⌀260mm、最大積載質量100kg
  • U500Xd1の主軸回転速度は10,000min-1(オプション16,000min-1)、主軸テーパNo.30、工具収納本数14/21/28本
  • U500Xd1の所要床面の大きさは1,560mm×2,026mm(制御装置扉開口時2,864mm)、機械質量2,650kg。工具はMAS-BT30
  • ブラザーテクノロジーセンター東京(ショールーム)で工作機械の実機デモやセミナー

主な主な5軸機と仕様

主な5軸機と仕様種類備考
U500Xd1 / U500Xd1-5AX立形30番(傾斜ロータリーテーブル)移動量500/400/300mm、テーブル⌀260mm、積載100kg、主軸10,000(OP 16,000)min-1
U500Xd2 / U500Xd2-5AX立形30番(傾斜ロータリーテーブル)治具エリア⌀500mm、Y/Z軸移動量を拡大。100本マガジン仕様あり

基本情報

所在地〒467-8561 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号
構造・形式傾斜ロータリーテーブル(A/C)
旋削(複合)記載なし
テストカット・展示ブラザーテクノロジーセンター(東京・大阪ほか)で実機デモ・セミナー
価格の記載記載なし

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※2026年10月1日時点の公式情報

2オークマ株式会社

旋削も含めて1台に工程集約するなら

両端支持トラニオンに旋削仕様。本社ショールームでテストカット

おすすめの理由

MU-V seriesは剛性の高い両端支持のトラニオンテーブルで、テーブルø500〜ø800×630幅、主軸10,000/6,000min-1。MU-5000V/6300V/8000Vには旋削仕様(L)があり、旋削能力の実績値(加工径ø164mm、MU-6300Vはø250mm)を公表している。本社にはテストカットを実施するショールームがある。

フライス・穴あけ・旋削を別々の機械で回している部品を、1台にまとめたいときの第一候補です。オークマは割出し精度の実績値(A軸±0.68秒、C軸±0.78秒)や切削能力の実績値を数字で公開しており、社内の稟議で比べやすい会社です。愛知県大口町の本社にはテストカットを行うショールームとNCスクールがあり、5軸・複合加工機の導入時には訪問スクールもあります。

決め手

  • 両端支持のトラニオンテーブル。トラニオンがスイングしたまま工具交換
  • MU-Vに旋削仕様(L)。旋削能力・割出し精度の実績値を公開
  • 本社ショールームでテストカット。5軸・複合の訪問スクールも

向かない人

最大積載質量は製品ページに記載がなく、カタログで確認が必要です。床面を抑えた小物専用機を探すならブラザー。

編集部評価

小物量産・省スペース●●●○○3/5
旋削の工程集約●●●●●5/5
大物・重量物●●●○○3/5
テストカット・デモ●●●●●5/5
仕様の公開度●●●●○4/5

※編集部評価は、上の選定基準と各社公式サイトの記載をもとにした5段階の目安です。

特徴

  • MU-V seriesは剛性の高い両端支持のトラニオンテーブルを採用し、トラニオンがスイングしたまま工具交換ができる
  • MU-5000V/6300V/8000Vは旋削仕様(L)を展開。旋削加工能力の実績値は3mm²(S45C)、加工径ø164mm[MU-6300Vはø250mm]、切削速度130m/min、テーブル回転速度252min-1
  • MU-5000V・MU-6300Vの実績値でフライス加工能力504cm³/min(S45C、ø80正面フライス)、エンドミル加工能力672cm³/min(S45C、ø20ラフィングエンドミル)。データは実績値で条件により得られないことがあると注記
  • 割出し精度の実績値(MU-5000V)はA軸±0.68秒、C軸±0.78秒、割出し復帰精度はA軸±0.40秒、C軸±0.14秒。A軸/C軸の90°クランプ・アンクランプ割出し時間は1.0秒/1.2秒
  • 本社にNCスクールやテストカットを実施するショールームを配置
  • 製品動画でMU-6300Vによるヘッドライトカバー型加工(曲面計測までを含む金型加工のリードタイム短縮)を紹介
  • 製品動画でMU-6300Vの昇降2段式APCによる省スペースでの機械稼働率向上、MU-6300V-Lによる半導体製造装置ケーシングの高精度5軸加工と旋削加工の工程集約を紹介
  • 5軸・複合加工機の導入時教育として5軸・複合訪問スクールを用意

主な主な5軸機と仕様

主な5軸機と仕様種類備考
MU-400V Ⅲ / MU-500V Ⅲ5軸制御立形移動量X-Y-Z 762×460×460mm/1,050×560×460mm、テーブルø400/ø500、主軸15,000/8,000min-1
MU-4000V5軸制御立形移動量740×460×460mm、テーブルø400、主軸15,000min-1
MU-5000V / MU-6300V / MU-8000V5軸制御立形(両端支持トラニオン)テーブルø500/ø630/ø800×630幅、主軸10,000・6,000min-1、工具32本、旋削仕様Lあり
MU-S600V5軸制御立形移動量700×500×500mm、テーブル400×400mm、主軸12,000min-1
MU-10000H5軸制御横形移動量1,550×1,600×1,650mm、パレット1,000×1,000mm、主軸6,000min-1
MILLAC 800VH / 1000VH5軸制御大型テーブル800×800/1,000×1,000mm、主軸10,000/6,000min-1
BLADE T4005軸制御高速ブレード加工専用機移動量1,860×400×450mm、主軸18,000min-1、最大加工径ø400・最大加工長1,500mm

基本情報

所在地〒480-0193 愛知県丹羽郡大口町下小口5-25-1
構造・形式立形トラニオン(両端支持)、横形、大型、立形複合
旋削(複合)MU-Vに旋削仕様(L)あり
テストカット・展示本社にNCスクールやテストカットを実施するショールーム
教育NCスクール、Web NCスクール、5軸・複合訪問スクール
価格の記載記載なし

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※2026年10月1日時点の公式情報

3株式会社ニイガタマシンテクノ

難削材・重量物の中物〜大物を横形5軸で削るなら

トラニオンの横形HN-5X。積載1,500kgまで、テックセンターで実ワークを試す

おすすめの理由

HN50E-5X〜HN80E-5Xは高剛性トラニオンテーブルを載せた5軸横型で、パレット500×500〜800×800mm、最大積載600〜1,500kg、最大ワークФ750×700〜Ф1,250×1,000mm。難削材部品の加工に適した剛性を打ち出す。テックセンターで実際のワークのテストカットができ、加工可否・精度・サイクルタイムを導入前に確認できる。

鋼やステンレス、難削材の中物〜大物を、横形の切粉の落ちやすさと5軸の工程集約を両立させて削りたい工場向けです。HN63E-5XはA軸110°(10°〜−100°)・B軸360°で、同時5軸だけでなく割出し5軸の多面加工にも使えます。テックセンターのテストカットは、実際のワークで加工できるかを確かめる仕組みとして公式に説明されており、高価な大型機を買う前の確認手段になります。

決め手

  • 高剛性トラニオンテーブルの5軸横型。パレット最大800×800mm
  • パレット積載600〜1,500kg、最大ワークФ1,250×1,000mm(HN80E-5X)
  • テックセンターで実ワークのテストカット(加工可否・精度・サイクルタイム)

向かない人

標準のハイパワー主軸は6,000min-1(高速主軸は12,000/15,000min-1)で、鋼や難削材向けの構成です。アルミの高速加工や小物の量産は、ブラザーやオークマの方が候補になります。

編集部評価

小物量産・省スペース●○○○○1/5
旋削の工程集約●○○○○1/5
大物・重量物●●●●●5/5
テストカット・デモ●●●●●5/5
仕様の公開度●●●●○4/5

※編集部評価は、上の選定基準と各社公式サイトの記載をもとにした5段階の目安です。

特徴

  • HN50E-5X/HN63E-5X/HN63E-5XW/HN80E-5Xは高剛性トラニオンテーブルを搭載し、高精度同時5軸加工を実現。難削材部品の加工に適した機械剛性
  • 標準はハイパワー主軸6,000min-1(HN50E-5X/HN63E-5Xは最大トルク901N・m、HN63E-5XW/HN80E-5Xは1948N・m)。高速主軸はHN50E-5X/HN63E-5Xが12,000min-1、HN63E-5XW/HN80E-5Xが15,000min-1
  • パレット最大積載質量はHN50E-5Xが600kg、HN63E-5X/5XWが1,000kg、HN80E-5Xが1,500kg。最大ワーク寸法はФ750×700mm〜Ф1,250×1,000mm
  • HN63E-5Xの移動量はX900/Y930/Z830mm、A軸110°(10°〜−100°)、B軸360°。割出し5軸加工が可能
  • テックセンターで実機展示とテストカット。実際のワークで加工可否・精度・サイクルタイムを導入前に確認

主な主な5軸機と仕様

主な5軸機と仕様種類備考
HN50E-5X5軸横型(トラニオン)パレット500×500mm、積載600kg、最大ワークФ750×700mm
HN63E-5X5軸横型(トラニオン)パレット630×630mm、積載1,000kg、最大ワークФ950×800mm
HN63E-5XW5軸横型(トラニオン)パレット630×630mm、積載1,000kg、最大ワークФ1,150×800mm
HN80E-5X5軸横型(トラニオン)パレット800×800mm、積載1,500kg、最大ワークФ1,250×1,000mm

基本情報

所在地〒950-0821 新潟県新潟市東区岡山1300番地
構造・形式横型・高剛性トラニオンテーブル
旋削(複合)記載なし(5軸機)。複合機能付き横形HN80E-FCは別機種
テストカット・展示テックセンターで実機展示・テストカット(加工可否・精度・サイクルタイムの確認)
価格の記載記載なし

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※2026年10月1日時点の公式情報

自社のワークに合う5軸機を、無料で相談する

削りたいワークの材質・最大寸法・質量、今の工程(3軸機や旋盤の台数)、月の生産数、置ける場所の広さを送っていただくと、編集チームが条件に合う掲載メーカーへ匿名で概要を伝え、テストカットやショールームの窓口をおつなぎします。費用はかかりません。

無料で相談する

5軸マシニングセンタの基礎知識

トラニオン型と主軸傾斜型の違いから、同時5軸と割出し5軸、テーブル径・積載・主軸回転数の読み方、テストカットの頼み方まで、見積を取る前に知っておきたいことをまとめています。

用途・ワーク別に探す

航空機部品・インペラーを5軸で削るなら|材料と大きさで分かれる専用系列の選び方

航空機の構造部品、ジェットエンジンのブリスク・ブレード、インペラーを5軸マシニングセンタで加工したい工場向けに、牧野フライス製作所(MAG・T)、新日本工機(GHP・HGM・HLM)、オークマ(BLADE T400)、三井精機工業、ヤマザキマザックの機種を公式情報で整理します。

金型・精密部品を5軸で仕上げるなら|高速主軸・超精密機と、精度・補正情報の比べ方

金型や精密部品を5軸マシニングセンタで加工したい工場向けに、牧野フライス製作所(D・V系列)、安田工業、芝浦機械(UVM・VM-450A(5))、三井精機工業、キタムラ機械などの金型向け機種を、用途・主軸・精度の公式情報で整理します。

難削材・重量物の大物を5軸で削るなら|積載1,500kg級の横形と主軸旋回型・門型の選び方

鋼の重量物やチタン・インコネルなど難削材の大物を5軸マシニングセンタで削りたい工場向けに、キタムラ機械・ニイガタマシンテクノ・ジェイテクト・新日本工機・牧野フライス製作所などの機種を、積載・最大ワーク・構造の公式情報で比べます。

小物の量産部品を5軸で多面加工するなら|30番の小型機から40番機まで、床面と積載で選ぶ

アルミや鉄の小物部品を5軸マシニングセンタで多面加工・工程集約したい工場向けに、ブラザー工業・キタムラ機械・ニデックオーケーケー・三井精機工業・松浦機械製作所・ホーコスの小物向け機種を、テーブル・積載・主軸・設置面積の公式数値で比べます。

旋削も1台にまとめる5軸機の選び方|旋削仕様・複合型を公式に載せる4社の比較

旋盤とマシニングセンタを行き来する部品を5軸マシニングセンタ1台に集約したい工場向けに、オークマ(MU-V旋削仕様)、ヤマザキマザック(VARIAXIS i-T)、松浦機械製作所(CUBLEX・MX-520T)、キタムラ機械(Mytrunnion-1)を公式情報で比べ、選ぶときの注意点を整理します。

5軸機で夜間無人運転をするなら|パレット・FMS・ロボットの自動化を公式情報で比べる

5軸マシニングセンタで夜間・休日の無人運転をしたい工場向けに、松浦機械製作所(マルチパレット)、ヤマザキマザック(MPP・PALLETECH)、牧野フライス製作所、キタムラ機械(SUPERCELL)、安田工業(ロボットインターフェイス)などの自動化の仕組みを公式情報で整理します。

新着・更新記事

5軸マシニングセンタメーカー一覧【16社】

調査日時点で公式サイトに5軸マシニングセンタの製品ページを確認できたメーカーを掲載しています。工作機械商社、中古機械の販売会社、比較・マッチングサイト、国内の拠点を公式に確認できなかった海外メーカー、5軸機の製品仕様を確認できなかった会社は一覧から外しています。

よくある質問

5軸マシニングセンタの価格はいくらくらいですか?

今回調査した16社のうち、本体価格を公式サイトに載せている会社はありませんでした。テーブル径や主軸、ATCの本数、自動化の有無で構成が大きく変わるため、ワークの図面と生産数をそろえて2〜3社から見積を取ってください。

トラニオン型と主軸傾斜型はどう選べばよいですか?

トラニオン型はテーブル側を傾けて回す構造で、ワークの重さが回転軸にかかるため、積載質量の上限が機種ごとにはっきり決まっています(公式の積載はブラザーU500Xd1の100kgからキタムラ機械Mytrunnion-7Gの2,000kgまで)。主軸側を傾ける型(牧野フライス製作所のV80S、ジェイテクトのFH630SX-5Aなど)は、大きく重いワークをテーブルに載せたまま削れます。最大ワークの寸法と質量から先に絞ってください。

旋削もできる5軸機はありますか?

あります。オークマのMU-5000V/6300V/8000Vには旋削仕様(L)があり、ヤマザキマザックのVARIAXIS i-700T/800T/1050Tは旋削機能を備えます。松浦機械製作所のMX-520TとCUBLEXは5軸複合マシニングセンタ、キタムラ機械のMytrunnion-1はマシニング・研削・旋削を1台に集約した複合型です。

テストカットができるメーカーはどこですか?

公式にテストカット・テスト加工を明記しているのは、オークマ(本社ショールーム)、DMG森精機(ソリューションセンタ)、ニデックオーケーケー(テクニカルセンター)、新日本工機(導入前のテスト加工)、ニイガタマシンテクノ(テックセンター)の5社です。記載のない会社にも、問い合わせの最初に可否を確認してください。

海外メーカーの5軸機は対象ですか?

国内に拠点のある海外メーカーも調査対象にしましたが、今回は国内の拠点と5軸機の仕様を公式サイトで確認できた会社がなく、輸入販売を行う商社は除外しました。DMG森精機は東京都江東区にグローバル本社を置く会社として掲載しています。

公開 2026年10月1日