5軸マシニングセンタ · メーカー紹介
三井精機工業株式会社
幅2m×奥行3mに載るVertex。自社製の傾斜・回転テーブル
編集部コメント省スペースの立形5軸
向いている人 置き場が限られた工場で、3軸機に近い感覚で5軸を使いたい場合に向きます。2m×3mの設置面積と、主軸の高速型・高トルク型を選べる点が特長です。
確認しておきたい点 テストカットの記載はありません。最大ワークの積載には制限があると公式に注記があります。
三井精機工業株式会社の5軸マシニングセンタ
三井精機工業は1950年設立、埼玉県比企郡川島町に本社と本社工場を置くメーカーで、工作機械とコンプレッサを生産しています。5軸立形マシニングセンタはVertexシリーズです。
Vertex55X Ⅲはストローク550/600/500mm、テーブルφ400、最大積載質量350kg、主軸回転数15,000/25,000min-1です。設置スペースは2m×3mで、φ750mm×高さ525mmのワークを積載できると説明しています(一部制限あり)。傾斜・回転テーブルは自社製で、キューブオン構造とセンタートラフ方式の切粉処理を特長に挙げます。
公式では、インペラーやブリスク、タービンブレードの同時5軸加工と、多面割り出しによる工程集約の例を紹介しています。シリーズには上位のVertex75X Ⅲ(ストローク750/800/700mm、テーブルφ500、最大積載質量500kg)もあります。テストカットと価格は記載がありません。
三井精機工業株式会社の特徴
Vertex55X Ⅲはストローク550/600/500mm、テーブルφ400、最大積載質量350kg、主軸回転数15,000/25,000min-1
コンパクトな設置スペース(2m×3m)でφ750mm×高さ525mmのワークを積載可能(一部制限あり)。早送り48m/min、ATC40本、機械質量9,500kg
自社製の傾斜・回転テーブル。A軸とC軸は特殊ギア駆動
同時5軸制御によるインペラーの加工、多面割り出しによる工程集約、割出し2軸+同時3軸による金型コア加工を紹介
インペラー、ブリスク、タービンブレードなどは同時5軸制御でなければ加工できない部品と説明
多面割り出しの効果として、取付け面以外の面の全加工、段取り工数の大幅な削減、治具の簡素化・不要化、加工精度の向上を挙げる
金型加工では最適な方向から工具をアプローチでき、従来放電加工機でしか加工できなかった金型が切削で加工可能になると説明
5軸工具先端点制御は、機械固有の傾斜軸・回転軸中心のずれ量をパラメータに入力しておけばNC側で計算を行う
高速タイプ25,000min-1と高トルクタイプ15,000min-1の2種類の主軸。テーパーは標準40T、オプションでHSK-A63
主な主な5軸機と仕様
| 主な5軸機と仕様 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Vertex55X Ⅲ | 5軸立形 | ストローク550/600/500mm、テーブルφ400、積載350kg、主軸15,000/25,000min-1 |
| Vertex75X Ⅲ | 5軸立形 | ストローク750/800/700mm、テーブルφ500、積載500kg、主軸15,000/25,000min-1 |
基本情報
| 所在地 | 〒350-0193 埼玉県比企郡川島町八幡6-13 |
|---|---|
| 設立 | 1950年4月1日 |
| 資本金 | 9億4800万円 |
| 従業員数 | 490名(2026年3月:単独) |
| 構造・形式 | 自社製の傾斜・回転テーブル(キューブオン構造) |
| 旋削(複合) | 記載なし |
| テストカット・展示 | 記載なし |
| 価格の記載 | 記載なし |
| 公式サイト | https://www.mitsuiseiki.co.jp/ |
まとめ
三井精機工業株式会社の5軸マシニングセンタについて、公式サイトの記載をもとに整理しました。条件は案件ごとに異なるため、公式サイトから直接お問い合わせください。用途別のおすすめは3選ページでも紹介しています。
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参照元
- https://www.mitsuiseiki.co.jp/machine/vertex/
- https://www.mitsuiseiki.co.jp/machine/solidmachiningcenter/vertex55x-3/
- https://www.mitsuiseiki.co.jp/company/mitsuiseiki/
- https://www.mitsuiseiki.co.jp/office/
※2026年10月1日時点の公式サイトの記載をもとに作成しています。掲載内容の訂正はこちら。
【用途別】5軸マシニングセンタメーカーおすすめ3選
アルミ・鉄の小物部品を、省スペースで多面・5軸加工するなら
ブラザー工業株式会社
床面1,560×2,026mmの30番機。テクノロジーセンターで実機デモ
U500Xd1は治具エリア最大⌀500の傾斜ロータリーテーブル(A軸120〜−30度・C軸360度)を持つ30番の立形機で、テーブル作業面⌀260mm・最大積載100kg、主軸10,000min-1(オプション16,000)。所要床面は1,560×2,026mm。5AX仕様のCNC装置はCNC-D00v。東京・大阪などのブラザーテクノロジーセンターで実機デモとセミナーを行っている。
旋削も含めて1台に工程集約するなら
オークマ株式会社
両端支持トラニオンに旋削仕様。本社ショールームでテストカット
MU-V seriesは剛性の高い両端支持のトラニオンテーブルで、テーブルø500〜ø800×630幅、主軸10,000/6,000min-1。MU-5000V/6300V/8000Vには旋削仕様(L)があり、旋削能力の実績値(加工径ø164mm、MU-6300Vはø250mm)を公表している。本社にはテストカットを実施するショールームがある。
難削材・重量物の中物〜大物を横形5軸で削るなら
株式会社ニイガタマシンテクノ
トラニオンの横形HN-5X。積載1,500kgまで、テックセンターで実ワークを試す
HN50E-5X〜HN80E-5Xは高剛性トラニオンテーブルを載せた5軸横型で、パレット500×500〜800×800mm、最大積載600〜1,500kg、最大ワークФ750×700〜Ф1,250×1,000mm。難削材部品の加工に適した剛性を打ち出す。テックセンターで実際のワークのテストカットができ、加工可否・精度・サイクルタイムを導入前に確認できる。