5軸マシニングセンタ · メーカー紹介
株式会社牧野フライス製作所
立形D・DA・Vと横形a・MAG・T。トラニオン、主軸旋回、航空機向けまで
編集部コメント金型・航空機・難削材の専用系列
向いている人 金型・精密部品から航空機の大型アルミ部品、難削材まで、加工対象がはっきりしている工場に向きます。立形と横形の両方に用途別のシリーズがあり、ワークの大きさで機種を絞れます。
確認しておきたい点 一覧ページは主軸端(テーパ)の記載が中心で、主軸回転数は機種ページかカタログで確認が必要です。テストカットの記載は確認できませんでした。
株式会社牧野フライス製作所の5軸マシニングセンタ
牧野フライス製作所は東京に本社を置き、厚木(神奈川)と富士勝山(山梨)に国内工場を持つ工作機械メーカーです。事業内容はマシニングセンタ、NC放電加工機、フライス盤、レーザ加工機などで、5軸機は立形と横形の両方を掲載しています。
立形はD・DA・Vシリーズで、D300は「トラニオン構造の5軸機」、V80S・V90S・V100Sは主軸側をA軸(傾斜)とC軸(回転)で旋回させる5軸機です。横形のa500iRはB軸−110°〜+180°、a630iTは50番主軸とトラニオンテーブル、MAGシリーズは航空機のアルミ構造部品、Tシリーズは難削材向けです。
テーブル・パレットの作業面は、医療部品加工用の横形N2-5XAのΦ200mmから、T4の4,000×1,500mmまで幅があります。テクニカルスクールで定期コースと企業向けコースを開いています。テストカットと価格の記載は確認できませんでした。
株式会社牧野フライス製作所の特徴
D300はトラニオン構造の5軸機。テーブルΦ300mm、最大ワークΦ450×270mm(制限あり)
V80S/V90S/V100Sは新開発のA軸(傾斜)/C軸(回転)で主軸を旋回する5軸加工機。自動車関連の大物部品用金型加工向け
横形a500iRは傾斜軸(B軸)−110°〜+180°と回転軸(C軸)360°。a630iTは50番主軸・トラニオンテーブル
MAG1〜MAG4は航空機のアルミ構造部品向け、T1/T2/T4はチタン合金・インコネルなど難削材の航空機部品向け
5軸制御横形はすべて自動化システムを付属でき、夜間や週末の無人運転が可能と説明
a500iRは作業者に配慮した水平段取り仕様
立形5軸のラインナップとして、使いやすい5軸機、金型・精密部品の加工に最適な5軸機、部品加工の信頼性を追求した5軸機、高稼働率の5軸機、航空機のアルミ機体構造部品向け、難削材部品向けを挙げる
D500は複雑形状部品や金型加工向け、D800Zは大物工作物に対応し金型および航空宇宙関連部品向け、D2は金型形状部(上面)加工と構造部(側面)加工を1台で両立。DA300・DA500は連続加工の信頼性を追求
V100Sはテーブル2,000×2,500mm、最大ワーク2,000×2,500×1,050mm。D2はテーブル1,600×1,200mm
製品情報のオートメーションにインサート自動交換装置、製造支援モバイルロボット、パレット交換システム、パレット搬送システム、ローダ搬送システム、ロボット搬送システムを掲載
主な主な5軸機と仕様
| 主な5軸機と仕様 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| D200Z | 立形5軸 | テーブルΦ300mm、X350/Y300/Z250mm、主軸端HSK-E50 |
| D500 | 立形5軸 | テーブルΦ500mm、X550/Y1,000/Z500mm、最大ワークΦ650×500mm |
| D800Z | 立形5軸(大物) | テーブルΦ800mm、X1,200/Y1,100/Z650mm、最大ワークΦ1,000×550mm |
| V80S / V90S / V100S | 立形5軸(主軸旋回A/C) | テーブル1,300×1,000〜2,000×2,500mm |
| a500iR / a630iT / a500Z / a800Z / a900Z | 横形5軸 | パレット500×500〜800×800mm、最大ワークΦ630〜Φ1,250mm |
| MAG1〜MAG4 | 横形5軸(航空機のアルミ構造部品) | MAG1は1,500mm以下のアルミ構造部品向けでパレット1,000×800mm・HSK-F80、MAG3はパレット3,000×1,500mm、MAG3.EXは3,500×1,500mm、MAG4は主翼リブ・胴体フレーム・鉄道車両などのアルミ製大型部品でパレット3,500×2,000mm |
| T1 / T2 / T4 | 横形5軸(難削材) | T1はチタン合金・インコネル・ステンレスなどの難削材とアルミ合金、パレット1,000×1,000mm、HSK-A100。T2は難削材の大物部品に特化しパレット1,000×1,250mm、HSK-A125。T4はTシリーズ最大でパレット4,000×1,500mm |
| N2-5XA | 横形(医療部品加工用) | パレットΦ200mm、最大ワークΦ300×270mm、主軸端HSK-A40 |
基本情報
| 所在地 | 東京都(本社) |
|---|---|
| 国内工場 | 厚木(神奈川)、富士勝山(山梨) |
| 構造・形式 | トラニオン(D300・a630iT)、主軸旋回A/C(V80S等)、横形、航空機向け大型 |
| 旋削(複合) | 記載なし |
| テストカット・展示 | 記載なし(テクニカルスクールあり) |
| 価格の記載 | 記載なし |
| 公式サイト | https://www.makino.co.jp/ja-jp/ |
まとめ
株式会社牧野フライス製作所の5軸マシニングセンタについて、公式サイトの記載をもとに整理しました。条件は案件ごとに異なるため、公式サイトから直接お問い合わせください。用途別のおすすめは3選ページでも紹介しています。
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参照元
- https://www.makino.co.jp/ja-jp/machine-technology/machines/vertical-5-axis
- https://www.makino.co.jp/ja-jp/machine-technology/machines/horizontal-5-axis
- https://www.makino.co.jp/ja-jp/about-us/company-profile
- https://www.makino.co.jp/ja-jp/technical-school
※2026年10月1日時点の公式サイトの記載をもとに作成しています。掲載内容の訂正はこちら。
【用途別】5軸マシニングセンタメーカーおすすめ3選
アルミ・鉄の小物部品を、省スペースで多面・5軸加工するなら
ブラザー工業株式会社
床面1,560×2,026mmの30番機。テクノロジーセンターで実機デモ
U500Xd1は治具エリア最大⌀500の傾斜ロータリーテーブル(A軸120〜−30度・C軸360度)を持つ30番の立形機で、テーブル作業面⌀260mm・最大積載100kg、主軸10,000min-1(オプション16,000)。所要床面は1,560×2,026mm。5AX仕様のCNC装置はCNC-D00v。東京・大阪などのブラザーテクノロジーセンターで実機デモとセミナーを行っている。
旋削も含めて1台に工程集約するなら
オークマ株式会社
両端支持トラニオンに旋削仕様。本社ショールームでテストカット
MU-V seriesは剛性の高い両端支持のトラニオンテーブルで、テーブルø500〜ø800×630幅、主軸10,000/6,000min-1。MU-5000V/6300V/8000Vには旋削仕様(L)があり、旋削能力の実績値(加工径ø164mm、MU-6300Vはø250mm)を公表している。本社にはテストカットを実施するショールームがある。
難削材・重量物の中物〜大物を横形5軸で削るなら
株式会社ニイガタマシンテクノ
トラニオンの横形HN-5X。積載1,500kgまで、テックセンターで実ワークを試す
HN50E-5X〜HN80E-5Xは高剛性トラニオンテーブルを載せた5軸横型で、パレット500×500〜800×800mm、最大積載600〜1,500kg、最大ワークФ750×700〜Ф1,250×1,000mm。難削材部品の加工に適した剛性を打ち出す。テックセンターで実際のワークのテストカットができ、加工可否・精度・サイクルタイムを導入前に確認できる。