3比較ハブエレベーターの保守会社(メーカー系と独立系、FM契約とPOG契約、リニューアル)
メニュー

エレベーターの保守会社(メーカー系と独立系、FM契約とPOG契約、リニューアル) · 2026年10月時点

迷ったらこれ。エレベーター保守会社の3選と、条件別の第一候補

メーカー8社と、メーカー以外の保守会社7社を調べました。国の事故調査報告、部品供給の終了の告知、公共施設の入札結果、上場会社の決算資料も確かめています。選ぶ軸は3つです。部品の期限、契約の形、同じ機械での価格差です。

  • 15社を調査
  • 各会社の公式サイト
  • 調査日 2026年10月8日
  • 更新 2026年10月8日
イラストはイメージです(特定の製品ではありません)

編集部の結論

迷ったらジャパンエレベーターサービスの見積もりを取り、今の保守会社と並べます。2社目はエス・イー・シーエレベーター、工場・倉庫の荷物用は守谷輸送機工業です。

決め手は、会社の名前より、部品の期限と契約の形です。主なメーカー3社は、生産終了から20年を目安に部品の供給を終えます。終了が告知された機種は、保守会社を替える前に、リニューアルの相見積もりを取ってください。

POG契約は月々が安い代わりに、指摘された部品を替えるかを持ち主が決めます。2024年以降の国の事故報告6件のうち、5件がPOG契約でした。交換の予算を毎年取れないなら、FM契約にしてください。

編集部・2026年10月。15社の公式サイトと発表資料、e-Govの建築基準法・施行令・施行規則と、労働安全衛生法施行令・クレーン等安全規則を確認しました。国土交通省の指針、標準契約書、事故調査報告書、戸開走行保護装置の調べ、各機関の入札結果も見ています。

【基本3選】迷った場合、2社目の見積もり、工場・倉庫の荷物用の第一候補

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

迷ったら(部品の期限が告知されていない機械)

ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社

東証プライム上場の独立系で、国内の保守契約は13万1,150台です。

  • 比較した会社ジャパンエレベーターサービスHD
  • 立場独立系(上場)
  • 対応する機械国内主要メーカーの各機種
選んだ理由を読む

全都道府県に158拠点があり、パーツセンターは全国9か所です。公共施設の入札では、同じ機械でメーカー系より低い額を出した例が続いています。

  • 保守契約13万台超
  • 158拠点で全都道府県
  • 遠隔点検PRIME

ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社の公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

2社目の見積もり

エス・イー・シーエレベーター株式会社

1967年創業の独立系で、全国5万台超を保守していると書いています。

  • 比較した会社エス・イー・シーエレベーター
  • 立場独立系(非上場)
  • 対応する機械各メーカーの機械
選んだ理由を読む

全国150か所以上に拠点があり、出動の目安は都市部30分以内、地方60分以内です。リニューアルや新設の据付も自社で行います。

  • 保守5万台超
  • 拠点150か所以上
  • 出動目安30〜60分

エス・イー・シーエレベーター株式会社の公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

工場・倉庫の荷物用を入れ替える

守谷輸送機工業株式会社

荷物用エレベーターを主力とする、東証スタンダード上場のメーカーです。

  • 比較した会社守谷輸送機工業
  • 立場荷物用のメーカー
  • 対応する機械自社製が中心
選んだ理由を読む

全国53か所のサービスステーションと、24時間受付の情報センターがあります。FM契約とPOG契約の両方を用意しています。

  • 荷物用が主力
  • 全国53拠点
  • FM・POGを選べる

守谷輸送機工業株式会社の公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

会社15社の比較表

エレベーター 保守 独立系会社 15社の比較(おすすめ3社が先頭)
会社比較した会社立場対応する機械契約の形遠隔の見守り拠点・保守台数料金の公開資本・上場
ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社公式 · 2026-10-08確認ジャパンエレベーターサービスHD独立系(上場)国内主要メーカーの各機種FM・POG遠隔点検PRIME158拠点・13万1,150台非公開東証プライム上場
エス・イー・シーエレベーター株式会社公式 · 2026-10-08確認エス・イー・シーエレベーター独立系(非上場)各メーカーの機械FM・POG遠隔点検「七福神」150拠点以上・5万台超非公開非上場
守谷輸送機工業株式会社公式 · 2026-10-08確認守谷輸送機工業荷物用のメーカー自社製が中心FM・POG24時間の受付53拠点非公開東証スタンダード上場
エレベーターコミュニケーションズ株式会社公式 · 2026-10-08確認エレベーターコミュニケーションズ独立系(上場)メーカーを問わない記載なし遠隔管理イージスモード55拠点・対応1万台以上非公開札証・福証上場
フジテック株式会社公式 · 2026-10-08確認フジテックメーカー系自社製・他社製の改修記載なし24時間365日の見守り国内132拠点非公開非上場(EQT系の傘下)
株式会社ハイン公式 · 2026-10-08確認ハイン独立系(非上場)全メーカーFM・POG非常直報システム記載なし非公開記載なし
株式会社日立ビルシステム公式 · 2026-10-08確認日立ビルシステムメーカー系日立製が中心4つのプラン遠隔点検スーパーヘリオス約300拠点非公開日立製作所の全額出資
クマリフト株式会社公式 · 2026-10-08確認クマリフト業務用のメーカー自社製が中心記載なし記載なし記載なし非公開記載なし
京都エレベータ株式会社公式 · 2026-10-08確認京都エレベータ独立系(非上場)メーカーを問わない3つの形記載なし京都・滋賀・2,024台非公開非上場
三菱電機ビルソリューションズ株式会社公式 · 2026-10-08確認三菱電機ビルソリューションズメーカー系三菱製が中心記載なし遠隔点検ELE FIRST約270拠点・約24万台非公開三菱電機グループ
マーキュリーエレベータ株式会社公式 · 2026-10-08確認マーキュリーエレベータオーチスの子会社複数メーカー記載なしリモートメンテナンス記載なし非公開日本オーチスの子会社
日本エレベーター製造株式会社公式 · 2026-10-08確認日本エレベーター製造独立のメーカー自社製が中心FMほか2種類24時間の遠隔監視記載なし非公開非上場
日本エレベーター管理株式会社公式 · 2026-10-08確認日本エレベーター管理独立系(非上場)メーカーを問わないFM・POG遠隔監視egsイージス長崎・福岡・熊本非公開非上場
日本オーチス・エレベータ株式会社公式 · 2026-10-08確認日本オーチス・エレベータメーカー系オーチス製が中心記載なしOtis ONE記載なし非公開オーチス・ワールドワイドの日本法人
東芝エレベータ株式会社公式 · 2026-10-08確認東芝エレベータメーカー系東芝製が中心FM・POGなど3種類遠隔監視スーパーTERM約250拠点非公開東芝とKONE系が株主

※編集チーム調べ。各社公式サイトの記載をもとに作成(2026年10月調査時点)。「記載なし」は公式サイトに該当する記述が見つからなかった項目です。

編集部の分析

15社について、公式サイトに加えて決算資料・公的統計・過去の料金などを集め、同じ物差しで考えた分析です。各項目の根拠は末尾の「この分析の根拠」に載せています(2026年10月8日時点)。

迷ったらこう選ぶ

表を上から順に見て、最初に当てはまる行が第一候補です。基本3選は、JES、SEC、守谷輸送機工業です。

結論から言います。エレベーターの保守は、会社の名前より、部品の期限と契約の形で決めます。部品が切れた機械は、どの会社に頼んでも直せないからです。

選ぶ軸は3つです。上から順に絞ります。

  1. 部品の期限で、保守を替えるか直すかを決める。主なメーカー3社は、生産終了から20年を目安に部品の供給を終えます(→部品の期限とリニューアル)。
  2. 交換の予算で、FMかPOGかを決める。POG契約では、指摘された部品を替えるかどうかを持ち主が決めます(→FM契約とPOG契約)。
  3. 同じ仕様書の相見積もりで、会社を決める。公共施設の入札では、同じ機械で4倍以上の差がついた例があります(→費用の目安)。

このページでは、フルメンテナンス契約をFM契約と呼びます。POG契約は、点検と決まった消耗品だけの契約です。戸開走行保護装置は、戸が開いたままかごが動くのを止める装置です。ジャパンエレベーターサービスホールディングスはJES、エス・イー・シーエレベーターはSECと略します。

あなたの状況第一候補こうなら逆転いちばんのリスク
部品の供給終了が告知された機種今のメーカーとJESで改修の見積もり他社製を別のメーカーで → フジテック期限後は直せない故障が出る
工場・倉庫で荷物用を入れ替える守谷輸送機工業(基本3選)クマリフト製を使い続ける → クマリフト2026年4月から見積価格10%程度上げ
2009年以降の機械で、メーカーの遠隔点検を使う今のメーカー系(条件別)料金の差が大きい → JES値上げの申し入れ
京都・滋賀の中小ビル・工場京都エレベータ(条件別)全国で一括したい → JESPOGで交換が遅れる
長崎・福岡・熊本の中小ビル日本エレベーター管理(条件別)オーチス製の機械が多い → マーキュリー従業員25名の体制
ほかの機械(迷ったら)JES(基本3選)2社目の見積もり → SEC一部の部品はメーカーからだけ

注 改修はリニューアルのことです。フジテックのSMA-UPは、メーカーを問わないリニューアルのメニューです。部品の期限の調べ方は切り替えの手順に載せています。

迷ったらJES

JESは東証プライム上場の独立系で、国内の保守契約は2026年6月末で13万1,150台です。拠点は158か所で、全都道府県にあります。公共施設の入札では、メーカー系と同じ機械で低い額を出した例が続いています。

部品の期限が告知されていない機械なら、まずJESの見積もりを取り、今の保守会社と並べます。全国に拠点があり、上場会社として決算と事業のリスクを開示しているからです。一部の部品はメーカーからしか買えないので、その手配の日数を書面で聞きます。

2社目はSEC

SECは1967年創業の独立系で、5万台を超える機械を保守していると書いています。拠点は全国150か所以上で、出動の目安は都市部で30分以内、地方で60分以内です。

JESと並べる2社目は、SECにします。全国に拠点を持つ独立系どうしで、同じ仕様書の金額と出動の目安を比べられるからです。

工場・倉庫の荷物用は守谷輸送機工業

守谷輸送機工業は、荷物用エレベーターを主力とする東証スタンダード上場のメーカーです。全国53か所のサービスステーションと、24時間受付の情報センターを持っています。

工場や倉庫で荷物用を入れ替えるなら、守谷輸送機工業を第一候補にします。荷物用を主力とするメーカーなら、機械と部品と保守を1社で持てるからです。2026年4月から見積価格を10%程度上げているので、見積もりの有効期限を必ず確かめます。

気にしなくていいこと

  • 遠隔監視の有無です。調べた15社のうち11社が、遠隔で見守る仕組みを公式に載せています。
  • 点検の回数の多さです。国の標準契約書の仕様書に、点検の項目と周期の例があります。
  • メーカー系なら事故が起きない、という思い込みです。2025年の神戸市の死亡事故は、メーカー系のFM契約の機械で起きました。

言いにくいこと

2024年の足柄上病院の入札では、三菱電機ビルソリューションズの額が、JESの4.4倍でした。北名古屋市の学校13校の入札でも、東芝エレベータの額はJESの約1.5倍です編集部の試算。

一度も相見積もりを取らずにメーカー系と更新を続けているなら、保守料金は下げられる余地が大きいと考えて動きます。ただし公共の入札は最低価格で決まるので、民間の見積もりでは出動の目安や部品の手配も並べます。

2002年には、三菱電機ビルソリューションズの前身が、公正取引委員会から排除勧告を受けました。独立系の保守会社に、部品を自社の客の約1.5倍の値段で売っていました。納期も、原則60日や120日としていました。

今は独立系でも部品を買えますが、メーカーにしかない部品は残っています。独立系に替えるなら、制御盤の基板など、重要な部品の手配の日数を書面で確かめます。

独立系の看板でも、メーカーの子会社の場合があります。マーキュリーエレベータは、2023年3月の日本オーチスの発表で、同社の子会社とされています。

戸開走行保護装置は、2024年度に定期報告があったエレベーターの39.5%にしか付いていません。2024年以降に報告書が出た戸開走行の事故3件は、どれも装置のない機械でした編集部の集計。

リニューアルのときは、戸開走行保護装置を必ず見積もりに入れます。保守会社をどこにしても、ブレーキが効かなくなったときに止める仕組みは装置にしかないからです。

この分析の根拠(14件)

部品の期限とリニューアル

部品の期限を過ぎた機械は、部品が要る故障が起きると直せません。保守会社を選ぶ前に、機種ごとの期限を見ます。

会社部品の供給期間の目安直近の告知
三菱電機ビルソリューションズ標準生産の終了後20年を目途機種ごとに期限を掲載
東芝エレベータ製造中止後20年が目安CV200シリーズ等は2030年3月まで
フジテック標準生産の終息後20年が目途1999〜2004年製の一部は2027年12月末
日本オーチス・エレベータ記載なし2010〜2023年に終了を告知
守谷輸送機工業記載なし終了を告知するページあり

注 各社の部品供給のお知らせによります。東芝のCV200シリーズは1998〜2010年製で、CV200Lを除きます。期限は在庫しだいで早まることがあると、各社が書いています。

東芝エレベータは、期限の後は告知した部品以外も、予告なく在庫限りになる場合があると書いています。フジテックは、供給終了後にその部品が要る故障は、修理・復旧ができないとしています。

部品の終了が告知された機種は、保守会社を替える話より先に、リニューアルの時期を決めます。期限の後に壊れると、どこに頼んでも直せないからです。

国の指針は、メーカーに、販売終了から耐用年数を考えた適切な期間の部品供給を求めています。ただし、何年とは決めていません。

JESは決算説明会で、リニューアルの需要が強い理由を説明しました。メーカーが、1990〜2000年代の機械の部品供給を止めているからです。JESのリニューアル実施台数は、2023年3月期の1,530台から、2026年3月期には2,620台に増えています。

リニューアルの見積もりは、今のメーカーと独立系の両方から取ります。メーカーも他社製を直すメニューを出していて、フジテックのSMA-UPはメーカーを問わないと書いています。

戸開走行保護装置を一緒に付ける

2009年9月28日以降に新しく付けるエレベーターには、戸開走行保護装置が要ります。建築基準法施行令第129条の10第3項による決まりです。それより前の機械は既存不適格で、違法ではありません。全面的に撤去して新しくするときに、設置が義務になります。

国土交通省の調べでは、2024年度に定期報告があったエレベーターは775,705台です。そのうち装置付きは306,394台でした。設置率は39.5%で、前の年度より2.5ポイント上がっています。

既設の機械に付ける工事には、国と地方の補助があります。民間が工事をする場合、補助率は国が11.5%、地方が11.5%です。補助の対象の上限は、1台あたり1,187.5万円です。

注 国土交通省の資料によります。市区町村などに補助制度があることが前提です。対象は延べ面積1,000㎡以上の特定建築物などで、昇降機を入れた長期修繕計画も要ります。

部品の期限が近い機械を直すときは、戸開走行保護装置も同じ工事に入れます。後で別に付けると、工事とエレベーターの停止がもう一度要るからです。補助は自治体に制度がある場合に限るので、発注の前に市区町村に聞きます。

この分析の根拠(12件)

FM契約とPOG契約

国の標準契約書では、FM契約は劣化した部品の取替えや修理まで含みます。POG契約は、点検と決まった消耗品だけです。

点検の中身は、どちらの契約でも同じです。差は、部品の取替えと修理を、月々の料金に含むかどうかです。標準契約書の仕様書には、取替え・修理の範囲を契約ごとに表で決める欄があります。

2024年以降に起きたエレベーターの事故で、国の報告書が出たのは6件です。編集部が契約の形を数えると、POG契約が5件、FM契約が1件でした編集部の集計。

起きた時期場所契約報告書が挙げた点
2024年1月仙台市の共同住宅POG交換目安5年の部品が約24年未交換
2024年8月滋賀県の倉庫POGかご戸のロープが交換目安超え
2024年9月京都府の工場POGかご戸のロープが交換目安超え
2024年11月京都市のホテルPOG2014年からの劣化の指摘が未交換
2025年2月神戸市の店舗ビルFM修理時の短絡が戻されず死亡事故
2025年10月大阪市の店舗ビルPOG改修で付けた巻上機のブレーキ不良

注 国土交通省の事故調査報告書と概要によります。2025年7月の東京都の事故は、報告書をまとめずに調査を終えています。事故の件数は、契約の形ごとの台数で割った数字ではありません。

京都市のホテルの報告書では、保守会社が2014年から部品の劣化を指摘し、交換を提案していました。持ち主からの発注がなく、油漏れが続いてブレーキが効かなくなりました。仙台市の事故でも、メーカーが交換目安を5年と公開していた部品が、約24年替えられていませんでした。

POG契約を選ぶなら、指摘された部品をその年のうちに替える予算を、先に取っておきます。POGの事故報告では、交換の判断が持ち主に残り、それが遅れた例が目立つからです。予算を毎年取れない建物は、FM契約にします。

神戸市の事故は、三菱電機ビルソリューションズがFM契約で保守する機械で起きました。修理のときに回路を短絡し、元に戻さないまま、その後の2回の点検でも気づきませんでした。同社は事故の後、保守契約のある約21万台を自主点検しています。

FM契約でもメーカー系でも、作業の質は自動では保証されません。作業報告書で、手順書どおりの点検項目を行ったかを確かめます。報告書に異常なしだけが並ぶなら、点検の中身を聞きます。

日立ビルシステムは、FMとPOGの間に、ライトとエコノミーのプランを用意しています。機種によっては選べない場合があります。

中間のプランは、名前ではなく、交換に含む部品の一覧で比べます。巻上機や制御盤の一式取替えは、FM契約でも含まない会社があるからです。

この分析の根拠(8件)

費用の目安:入札で見た価格差

保守料金を公開している会社はありませんでした。代わりに、同じ機械を複数社が入札した公共施設の結果を並べます。

入札落札した会社落札額ほかの会社の額
仙台空港事務所(2024年度)JES城西84.0万円三菱電機BS 124.9万円
足柄上病院1号館(2024年度)JES神奈川97.2万円三菱電機BS 432.0万円
北名古屋市の学校13校(約4年)JES東海1,142.4万円東芝エレベータ 1,680.0万円
乙訓環境衛生組合(1年分)三和エレベータサービス115.2万円京都エレベータ 162.0万円
松陰合同宿舎(5年間)日本エレベーター製造426.0万円JES関西 720.0万円
福岡空港事務所庁舎(2025年度)三菱電機BS506.5万円1社のみの入札

注 金額はどれも税抜の入札額です。同じ行どうしは同じ機械・同じ期間ですが、行の間は台数も契約の形も違うので比べられません。三菱電機BSは三菱電機ビルソリューションズの略です。北名古屋市は2024年9月〜2028年9月の契約です。乙訓では、三菱電機BSが辞退しています。

大手メーカーの系列と独立系が同じ入札に並んだ3件では、3件とも独立系が低い額でした。独立系の額は、系列の会社の22〜68%です編集部の試算。宿舎の1件では、メーカーの日本エレベーター製造がJESより低い額でした。

保守料金は、同じ仕様書で2〜3社に見積もりを頼めば、下げられる余地が大きい費用です。ただし公共の入札は最低価格で決まり、民間の契約とは選び方が違います。金額だけでなく、部品の手配と出動の目安も同じ表に並べます。

JESは決算説明会で、官公庁の物件は1年契約で、少しでも安い会社に替わっていくと説明しました。そのため、価格の高い物件を選んで取っているとも述べています。

値上げの動き

守谷輸送機工業は、2026年4月1日から、昇降機の全機種で見積価格を10%程度上げると告知しました。JESは決算説明会で、メーカーはリニューアルの価格を大幅に上げていると説明しています。エレベーターコミュニケーションズは、メーカー系より30〜50%程度安くなると書いています。

値上げの申し入れを受けたら、その時点で同じ仕様書の相見積もりを取ります。標準契約書の形の契約なら、90日前の書面で解約できるので、比べる時間はあります。

この分析の根拠(10件)

法律で決まっていること

エレベーターの持ち主は、建築基準法で定期検査を受け、特定行政庁に報告します。工場や倉庫の荷物用は、労働安全衛生法の検査が別に要ることがあります。

定期検査は、一級・二級建築士か、建築設備等検査員の資格を持つ人が行います。建築基準法第12条第3項の決まりです。報告の間隔は、おおむね6月から1年までの間で、特定行政庁が決めます(同法施行規則第6条)。

新しく付けた機械は、検査済証を受けた直後の回の報告が要りません。施行規則第6条の除外の規定によるものです。

国土交通省によると、積載荷重1トン以上で労働安全衛生法の特定機械にあたるエレベーターは、この定期報告が要りません。ホームエレベーターや簡易リフトなども同じです。

工場・倉庫の荷物用エレベーター

製造業や貨物の取扱いなどの事業場にあるエレベーターは、労働安全衛生法の対象です。主に一般の人が使うものは除きます。積載荷重0.25トン未満のものも対象外です。

積載荷重主な決まり条文
1トン以上検査証の有効期間は1年クレーン則第144条
1トン以上登録性能検査機関などの性能検査クレーン則第159条
0.25トン以上1トン未満1年以内ごとの定期自主検査クレーン則第154条
0.25トン以上1月以内ごとの定期自主検査クレーン則第155条

注 クレーン則はクレーン等安全規則です。対象は、労働基準法別表第一の第1〜5号の事業の事業場です。定期自主検査は、使わない期間を除きます。

工場の荷物用は、建築基準法の定期検査と労働安全衛生法の性能検査のどちらが要るかを、保守会社に確かめます。京都エレベータのように、性能検査に対応すると書く会社もあります。検査と保守を同じ会社に任せると、日程と記録が1つにまとまります。

国の指針と標準契約書

国土交通省は2016年に、昇降機の適切な維持管理に関する指針を出しました。持ち主は保守会社を価格のみで決めず、技術者の能力や同型機の実績で総合的に評価するとしています。

指針では、メーカーが指定した部品を保守会社が別の部品に替えると、その保守会社もメーカーと同じ責任を負います。持ち主は、作業報告書や定期検査報告書の写しを3年以上保存します。

独立系に替えるときは、どの部品を純正品以外にするかを書面で決めます。指針の上でも、純正以外の部品の責任は、替えた保守会社が負うからです。

建築基準法第8条は、持ち主に、建物と設備を常に適法な状態に保つよう努めることを求めています。保守契約を結ぶこと自体を義務づける条文ではありません。

この分析の根拠(8件)

契約とやめるとき

国の標準契約書では、持ち主は90日前までに書面で申し入れれば、契約を終えられます。申し入れがなければ、1年ずつ自動で更新されます。

標準契約書の主な定めを、やめるときの順に並べます。

決まり標準契約書の定め条
持ち主からの解約90日前の書面で終了できる第17条第3項
解約の損害賠償保守会社は請求できない第17条第3項
更新申し入れがなければ1年ずつ自動更新第20条
料金の変更材料費や労務費の変動で協議第21条
遠隔監視などの機器契約が終われば保守会社が撤去第9条第5項
撤去の費用撤去は保守会社、建物の補修は持ち主第9条第6項
作業報告書解約までの分を請求できる第17条第5項

注 国土交通省のエレベーター保守・点検業務標準契約書によります。実際の契約が、この形とは限りません。

今の契約書が標準契約書の形かを、最初に確かめます。違約金や長い契約期間があるなら、相見積もりの前に解約の条件を聞きます。中途解約の定めがない契約は、更新日の90日前を過ぎると、もう1年続くからです。

標準契約書では、遠隔監視の機器などを保守会社の持ち物として扱います。保守会社を替えると、古い機器は撤去され、新しい会社の機器を付けることになります。

日本オーチスは、部品の供給が終わる機種の保守契約の客に、今後の契約を個別に説明するとしています。

部品の終了を理由に契約の変更を求められたら、保守の範囲から外れる部品の一覧を書面でもらいます。変更の前と後の取替えの範囲を並べれば、料金が見合うかを判断できます。

この分析の根拠(2件)

切り替えの手順と、見積もりで聞くこと

見積もりは、機種・台数・製造年と、今の契約の取替えの範囲をそろえて頼みます。

手順は4つです。まず、機種名、製造年、台数、今の契約の形と更新日を集めます。次に、メーカーの部品供給終了のお知らせに、自分の機種が載っていないかを見ます。そのうえで2〜3社に、同じ仕様書で見積もりを頼みます。最後に、更新日の90日前までに、残す会社と替える会社に書面で伝えます。

国の指針は、持ち主に、保守会社が機械を目で見て確かめる機会を、できるだけ設けるよう求めています。過去の作業報告書も見せるとしています。

見積もりで書面にしてもらうこと

  • 契約の形と、取替え・修理に含む部品の一覧
  • 点検の周期と、1回の点検の時間
  • 担当する拠点と、出動から到着までの目安
  • メーカーからしか買えない部品と、その手配の日数
  • 純正品以外を使う部品の一覧
  • 遠隔監視の機器の設置と撤去の費用
  • 定期検査と、荷物用なら性能検査の扱い
  • 契約期間、解約の予告、料金を変える条件
  • 部品の供給期限と、リニューアルの概算

安さで替えるなら、点検の時間と出動の目安を必ず数字で書かせます。料金が下がる理由が、点検の手間を減らしたことではないかを確かめるためです。

この分析の根拠(5件)

調べた15社と、選んだ・外した理由

15社それぞれについて、選んだか外したかと、その理由です。

会社扱いと理由
ジャパンエレベーターサービスHD基本3選。迷ったら
エス・イー・シーエレベーター基本3選。2社目の見積もり
守谷輸送機工業基本3選。工場・倉庫の荷物用
三菱電機ビルソリューションズ条件別。三菱製の新しい機械
日立ビルシステム条件別。日立製の新しい機械
東芝エレベータ条件別。東芝製の新しい機械
日本オーチス・エレベータ条件別。オーチス製の新しい機械
京都エレベータ条件別。京都・滋賀
日本エレベーター管理条件別。長崎・福岡・熊本
フジテック逆転の候補。他社製のリニューアル
クマリフト逆転の候補。同社製の荷物用
マーキュリーエレベータ逆転の候補。九州のオーチス製
エレベーターコミュニケーションズ選ばず。JES・SECの次の3社目
日本エレベーター製造選ばず。自社製の機械なら候補
ハイン選ばず。規模の数字が非公開

注 「選ばず」は、第一候補にしなかったという意味です。東京エレベーターはJESの子会社なので、JESに含めました。三和エレベータサービスは公式サイトの本文を読めず、シンドラーエレベータは公式サイトに接続できなかったため載せていません。

比較・まとめサイトと、公式サイトを特定できない会社は外しています。

この分析の根拠(1件)

判断の根拠にした実態データ

判断を支えた数字です(2026年10月8日確認)。各社の保守台数は数え方がそろわないため、順位づけに使っていません。

何を見たか分かったこと判断への効き方
メーカー3社の部品のお知らせ生産終了から20年が目安部品の期限を先に見る
東芝エレベータの告知CV200シリーズ等は2030年3月まで1998〜2010年製は改修を準備
フジテックの告知1999〜2004年製の一部は2027年末期限の近い機種は保守より改修
国の事故報告6件POG契約が5件交換の予算がなければFM
神戸市の事故報告メーカー系のFM契約で死亡事故作業報告書の中身を見る
戸開走行の事故3件どれも保護装置なし改修で保護装置を付ける
国土交通省の調べ保護装置の設置率39.5%多くの機械は装置なし
公共施設の入札3件独立系はメーカー系の22〜68%相見積もりで下げる
JESの決算補足資料保守13万1,150台・158拠点迷ったらJES
JESの事業等のリスク一部の部品はメーカーからだけ重要部品の手配日数を聞く
公正取引委員会の年次報告2002年に部品販売で排除勧告部品の条件を書面にする
国の標準契約書90日前の書面で解約できる更新日から逆算して動く
日本オーチスの発表マーキュリーは同社の子会社相見積もりの系列を分ける
守谷輸送機工業の告知2026年4月から見積価格10%程度上げ見積もりの有効期限を見る
日本エレベーター協会の調査新規設置は20年で約45%減メーカーは保守と改修で稼ぐ

注 事故の件数と入札の比率は、国土交通省の報告書と各機関の入札結果を編集部が数えた値です。新規設置の減少は、会員90社の2005年度の41,528台と2025年度の22,805台の比較です。

JESは、国内の昇降機を2026年3月末で118万台と推測しています。保守の市場でメーカー系のシェアは約80%、自社は約11%と推計しています。いずれも同社の推計です。

新しいエレベーターの設置が20年で半分近くに減り、メーカーは今ある機械の保守とリニューアルに重心を移しています。持ち主から見れば、保守料金とリニューアルの見積もりは、交渉で動く余地がある値段だと考えて臨みます。

取れなかったもの。保守料金の表を公開している会社はありませんでした。FM契約とPOG契約の料金の差も、公表された数字は見つかりませんでした。メーカー別の故障率と、契約の形ごとの台数も公開されていません。口コミは判断に使っていません。

この分析の根拠(17件)

エレベーター保守会社の選び方(2つの手順)

機種と製造年から、部品の期限を調べる

機種名と製造年を、メーカーの部品供給終了のお知らせと照らします。告知されていれば、保守より先にリニューアルを決めます(→部品の期限とリニューアル)。

同じ仕様書で2〜3社に見積もりを頼み、契約の形を決める

取替えに含む部品、点検の時間、出動の目安をそろえて比べます。交換の予算を毎年取れないなら、FM契約にします(→見積もりで聞くこと)。

選定基準

調べたのは、2026年10月8日に検索で表示された国内の15社です。検索語は、エレベーターの保守の独立系、POG契約とフルメンテナンス契約、エレベーターの保守の切り替えなどです。荷物用エレベーターの保守でも調べました。比較・まとめサイトと、公式サイトを特定できない会社は除きました。掲載の条件は3つです。1つ目は、エレベーターの保守かリニューアルのページが公式サイトにあることです。2つ目は、運営会社を公式に確かめられることです。3つ目は、法人や管理組合からの相談の窓口があることです。そのうえで、e-Govの建築基準法・施行令・施行規則と、労働安全衛生法施行令・クレーン等安全規則を読みました。国土交通省の指針と標準契約書、事故調査報告書、戸開走行保護装置の調べも見ています。各機関の入札結果、公正取引委員会の年次報告、上場会社の決算資料も確かめました(2026年10月8日確認)。そして基本の3社を選びました。迷った場合、2社目の見積もり、工場・倉庫の荷物用の3通りです。部品の供給終了が告知された機種、メーカーの新しい機械、京都・滋賀、長崎・福岡・熊本は、別に第一候補を示しています。15社それぞれの扱いと理由は「調べた15社と、選んだ・外した理由」に載せています。

おすすめ3社を詳しく紹介

1ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社

迷ったら(部品の期限が告知されていない機械)

東証プライム上場の独立系で、国内の保守契約は13万1,150台です。

比較した会社
ジャパンエレベーターサービスHD
立場
独立系(上場)
対応する機械
国内主要メーカーの各機種
契約の形
FM・POG

おすすめの理由

全都道府県に158拠点があり、パーツセンターは全国9か所です。公共施設の入札では、同じ機械でメーカー系より低い額を出した例が続いています。

分かれ目は迷ったらこう選ぶの表にあります。

決め手

  • 保守契約13万台超
  • 158拠点で全都道府県
  • 遠隔点検PRIME

向かない人

一部の部品はメーカーからしか買えないと、同社がリスクとして開示しています。部品の供給終了が近い機械は、先にリニューアルの見積もりを並べてください。

特徴

  • 国内の保守契約13万1,150台(2026年6月末)
  • 拠点158か所で全都道府県をカバー(2026年6月)
  • 2026年3月期の売上高576億円・営業利益110億円
  • FM契約とPOG契約の2種類を用意
  • 全国9か所のパーツセンターで純正部品を中心に在庫
  • 遠隔点検サービスPRIMEを2007年に商品化
  • 一部の部品はメーカー(系列を含む)からだけ購入とリスク開示
  • リニューアルは停止期間を約半日にするQuick Renewal

主な保守・リニューアルのサービス

主な保守・リニューアルのサービス種類備考
FM契約・POG契約保守国内主要メーカーの各機種
PRIME遠隔点検故障の予兆を検知
Quick Renewalリニューアル停止は約半日

基本情報

設立1994年
上場東証プライム
国内の保守契約13万1,150台(2026年6月末)
拠点158か所(2026年6月)
従業員(連結)2,443名(2026年6月末)

ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社の公式サイトへ

※2026年10月8日時点の公式情報

2エス・イー・シーエレベーター株式会社

2社目の見積もり

1967年創業の独立系で、全国5万台超を保守していると書いています。

比較した会社
エス・イー・シーエレベーター
立場
独立系(非上場)
対応する機械
各メーカーの機械
契約の形
FM・POG

おすすめの理由

全国150か所以上に拠点があり、出動の目安は都市部30分以内、地方60分以内です。リニューアルや新設の据付も自社で行います。

分かれ目は迷ったらこう選ぶの表にあります。

決め手

  • 保守5万台超
  • 拠点150か所以上
  • 出動目安30〜60分

向かない人

業績は公開されていません。台数と拠点数にも時点の記載がないので、担当拠点と出動の実績を書面で聞いてください。

特徴

  • 1967年6月創業、資本金30億円、従業員1,100名
  • 全国で5万台を超えるエレベーターを保守
  • 拠点は全国150か所以上
  • 出動の目安は都市部30分以内・地方60分以内
  • FM契約とPOG契約
  • 遠隔点検システム「七福神」
  • 各主要メーカーの純正部品と汎用品を在庫
  • リニューアル工事と新設の据付も行う

主な保守・リニューアルのサービス

主な保守・リニューアルのサービス種類備考
FM契約・POG契約保守各メーカーの機械
七福神遠隔点検故障の予防
スピードリニューアルリニューアル制御盤などの交換

基本情報

創業1967年6月
本社東京都千代田区
資本金30億円
従業員1,100名
上場非上場

エス・イー・シーエレベーター株式会社の公式サイトへ

※2026年10月8日時点の公式情報

3守谷輸送機工業株式会社

工場・倉庫の荷物用を入れ替える

荷物用エレベーターを主力とする、東証スタンダード上場のメーカーです。

比較した会社
守谷輸送機工業
立場
荷物用のメーカー
対応する機械
自社製が中心
契約の形
FM・POG

おすすめの理由

全国53か所のサービスステーションと、24時間受付の情報センターがあります。FM契約とPOG契約の両方を用意しています。

分かれ目は迷ったらこう選ぶの表にあります。

決め手

  • 荷物用が主力
  • 全国53拠点
  • FM・POGを選べる

向かない人

2026年4月から見積価格を10%程度上げています。他社製の機械を保守するかは、公式に記載がありません。

特徴

  • 1950年3月設立、従業員425名(2026年3月31日)
  • 東証スタンダード市場に上場(証券コード6226)
  • 荷物用エレベーターが主力
  • 全国53か所のサービスステーション
  • 24時間365日の本社サービス情報センター
  • FM契約とPOG契約の2種類
  • 2026年4月から見積価格を10%程度引き上げ
  • 保守部品の供給終了を告知するページがある

主な保守・リニューアルのサービス

主な保守・リニューアルのサービス種類備考
荷物用エレベーター製造・保守オーダー型
FM契約・POG契約保守自社製の機械
リニューアル部分改修・入替自社製の機械

基本情報

設立1950年3月
本社横浜市金沢区
資本金11億1,255万円(2026年3月末)
従業員425名(2026年3月31日)
上場東証スタンダード

守谷輸送機工業株式会社の公式サイトへ

※2026年10月8日時点の公式情報

そのほかの会社12社を紹介

エレベーターコミュニケーションズ株式会社

札幌・福岡の証券取引所に上場する独立系の保守会社です。メーカー系より30〜50%程度安いと書いています。

比較した会社
エレベーターコミュニケーションズ
立場
独立系(上場)
対応する機械
メーカーを問わない
契約の形
記載なし

向いている人JESやSECと並べる3社目に向きます。乗用と荷物用をまとめて任せたい工場・倉庫にも合います。

確認したい点30〜50%の値下げは同社の説明です。同じ仕様書で見積もりを取り、差の中身を確かめてください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

エレベーターコミュニケーションズは、2006年設立の独立系の保守会社です。札幌証券取引所と福岡証券取引所の本則市場に上場しています。本社は東京都品川区です。従業員は248名で、支店と出張所は55か所です。

メーカーを問わず、乗用と荷物用の保守を受けます。これまでに全国1万台以上に対応したと書いています。部品は基本的にメーカーの純正品を使い、取り扱いメーカーの部品を倉庫に常時置いています。同じ建物にある複数メーカーの機械も、まとめて請け負うと書いています。

同社は、メーカー系と比べて30〜50%程度のコストダウンになると説明しています。遠隔管理のイージスモードで24時間見守ります。点検の時間は1台あたり約1時間を確保するとしています。作業報告書は、契約者向けのサイトで確かめられます。料金表は公開していません。

特徴

  • 2006年2月設立、従業員248名(2026年5月31日)
  • 支店・出張所55か所(2026年10月1日)
  • 故障時は基本的にメーカー純正部品を使用
  • 遠隔管理システム「イージスモード」
  • 1台あたり約1時間の点検時間を確保
主な保守・リニューアルのサービス・基本情報を見る

主な保守・リニューアルのサービス

主な保守・リニューアルのサービス種類備考
保守保守メーカーを問わない
イージスモード遠隔管理24時間の見守り
リニューアルリニューアルエレベーター・エスカレーター

基本情報

設立2006年2月
本社東京都品川区
資本金1億3,741万円(2026年5月31日)
従業員248名(2026年5月31日)
上場札証・福証の本則市場

出典: www.evcom.co.jp・www.evcom.co.jp・www.evcom.co.jp・www.evcom.co.jp

エレベーターコミュニケーションズ株式会社の公式サイトへ

※2026年10月8日時点の公式情報

フジテック株式会社

昇降機の専業メーカーです。2026年3月に上場を廃止し、EQTが運用するファンドの傘下に入りました。

比較した会社
フジテック
立場
メーカー系
対応する機械
自社製・他社製の改修
契約の形
記載なし

向いている人フジテック製の機械を持つ建物と、他社製の機械を別のメーカーでリニューアルしたい建物に向きます。

確認したい点2026年3月に上場を廃止し、決算の開示がなくなりました。長く付き合う前提なら、部品の供給期限を機種ごとに書面で確かめてください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

フジテックは、1948年創業の昇降機の専業メーカーです。2026年3月期の連結売上高は2,453億円で、海外の比率は59.7%です。国内の拠点は132か所、日本の従業員は3,414名です。海外の従業員の比率は71.8%です。

2025年11〜12月、EQTが運用するファンドが出資する会社が公開買付けを行い、所有割合79.31%を取得しました。フジテックは2026年3月23日に、東証プライム市場の上場を廃止しています。

SMA-UPは、メーカーを問わずリニューアルできるメニューです。保守部品の供給期間は、標準生産の終了後20年が目途です。2026年6月には、1999〜2004年製の機種などの部品供給を2027年12月末で終えると告知しました。法定検査に関する昇降機の技術資料も公開しています。保守料金は公開していません。

特徴

  • 1948年2月創業、国内132拠点
  • 公開買付者がEQT系ファンド傘下で所有割合79.31%を取得
  • SMA-UPはメーカーを問わないリニューアル
  • 保守部品の供給期間は標準生産終息後20年が目途
主な保守・リニューアルのサービス・基本情報を見る

主な保守・リニューアルのサービス

主な保守・リニューアルのサービス種類備考
保守保守フジテック製の機械
SMA-UPリニューアルメーカーを問わない

基本情報

創業1948年2月
国内拠点132か所
従業員連結12,118名(日本3,414名)
上場2026年3月23日に上場廃止
主要株主EQT系ファンド傘下の会社

出典: www.fujitec.co.jp・www.fujitec.co.jp・www.fujitec.co.jp・www.fujitec.co.jp

フジテック株式会社の公式サイトへ

※2026年10月8日時点の公式情報

株式会社ハイン

新潟県三条市の独立系の保守会社です。全メーカーに対応し、FM契約とPOG契約を用意しています。

比較した会社
ハイン
立場
独立系(非上場)
対応する機械
全メーカー
契約の形
FM・POG

向いている人新潟や東北、北陸にある中小のビル・工場に向きます。

確認したい点会社の規模を示す数字が公式サイトにありません。担当の営業所と技術者の人数を、契約前に聞いてください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

ハインは、1990年にホイストクレーンの会社から保守の部門が独立してできた会社です。母体は、1972年に三条市で創業したホイストクレーンのサービスです。本社は新潟県三条市です。官公需適格のエレベーター保守事業協同組合に加わっています。

全国対応・全メーカー対応をうたい、仙台や宇都宮などに営業所を置いています。契約は、フルメンテナンスと点検のPOGの2種類です。どちらも、まず無料の現地調査をしてから見積もります。定期点検だけでは長く安全に使えず、定期的な部品交換が要ると説明しています。

緊急時は、かご内のインターホンから同社の緊急センターに直接つながると書いています。24時間365日対応です。2017年には、リニューアルを担う会社を株式会社ハインリニューアルに改めました。保守料金の金額は公開していません。

特徴

  • 1990年、保守部門が独立して設立
  • フルメンテナンス契約と点検(POG)契約
  • かご内から緊急センターへ直接通報
主な保守・リニューアルのサービス・基本情報を見る

主な保守・リニューアルのサービス

主な保守・リニューアルのサービス種類備考
フルメンテナンス・POG保守全メーカー
非常直報システム緊急通報24時間365日

基本情報

設立1990年
本社新潟県三条市

出典: www.hain.co.jp・www.hain.co.jp・www.hain.co.jp

株式会社ハインの公式サイトへ

※2026年10月8日時点の公式情報

株式会社日立ビルシステム

日立製作所が全額出資する昇降機の会社です。保守の契約を4つのプランから選べます。

比較した会社
日立ビルシステム
立場
メーカー系
対応する機械
日立製が中心
契約の形
4つのプラン

向いている人日立製の機械で、FMとPOGの中間のプランを選びたい建物に向きます。

確認したい点ライトとエコノミーは機種で選べない場合があります。プランごとに、交換に含む部品を書面で確かめてください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

日立ビルシステムは、1956年設立の昇降機とビル設備の会社です。資本金は51億円余りで、日立製作所が全額を出資しています。2025年度の売上高は3,004億円、従業員は約8,700名です。

保守の契約は、フルメンテナンスとPOGに加え、ライトとエコノミーを含む4つのプランから選べます。ライトとエコノミーは、機種によって選べない場合があります。遠隔知的診断装置のスーパーヘリオスで、24時間365日見守ると書いています。

事業拠点は全国約300か所です。遠隔監視の回線で給排水などのビル設備も見守るサービスを、保守契約に含めています。ドアの開閉スイッチは、0.1mm単位で計測すると書いています。国内の関連会社に、日立ビルシステムエンジニアリングなどがあります。保守部品の見積もりを、ウェブのフォームで受け付けています。保守料金は公開していません。

特徴

  • 日立製作所が全額出資、資本金51億509万1千円
  • ライト・エコノミーは機種により提供できない場合がある
  • 全国約300か所の事業拠点
  • 保守部品の見積もり依頼をウェブで受付
主な保守・リニューアルのサービス・基本情報を見る

主な保守・リニューアルのサービス

主な保守・リニューアルのサービス種類備考
えらべるメンテナンス契約プラン保守4つのプラン
スーパーヘリオス遠隔点検24時間の見守り
リニューアルリニューアル日立製の機械

基本情報

設立1956年10月
本社茨城県ひたちなか市
資本金51億509万1千円
従業員約8,700名(2026年3月)
親会社日立製作所(全額出資)

出典: www.hbs.co.jp・www.hbs.co.jp・www.hbs.co.jp・www.hbs.co.jp

株式会社日立ビルシステムの公式サイトへ

※2026年10月8日時点の公式情報

クマリフト株式会社

業務用エレベーターのメーカーです。荷物用・人荷用と小荷物専用昇降機を作り、保守します。

比較した会社
クマリフト
立場
業務用のメーカー
対応する機械
自社製が中心
契約の形
記載なし

向いている人クマリフト製の荷物用エレベーターを使う工場・倉庫に向きます。

確認したい点同社製の3枚戸上開きの荷物用は、かご戸のロープに交換基準があります。起動回数と交換の記録を、保守会社に毎年出してもらってください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

クマリフトは、1965年設立の業務用エレベーターのメーカーです。本社は大阪市西区で、資本金は1億円、従業員は394名です。荷物用・人荷用エレベーターと、小荷物専用昇降機を作っています。小荷物専用昇降機は、コンパクトベアーの名前で出しています。

保守は、24時間365日の対応をうたっています。利用の頻度や経過年数、予算に合わせてメンテナンスを提案すると書いています。

国の事故調査報告では、2024年に同社製の荷物用エレベーターで、かご戸を吊るロープの破断が2件起きました。どちらもPOG契約で、ロープは同社の交換目安を超えていました。同社は事故後、起動回数で交換時期を知らせる仕組みを入れています。保守契約のない持ち主にも、点検の方法と交換基準の案内を送りました。いす式階段昇降機の一機種では、2026年に部品供給と保守契約の終了を告知しています。

特徴

  • 1965年10月設立、資本金1億円、従業員394名
  • 荷物用・人荷用エレベーターと小荷物専用昇降機
  • 2024年の同社製荷物用2件の事故は、どちらもPOG契約
主な保守・リニューアルのサービス・基本情報を見る

主な保守・リニューアルのサービス

主な保守・リニューアルのサービス種類備考
荷物用・人荷用エレベーター製造・保守業務用
コンパクトベアー小荷物専用昇降機製造・保守

基本情報

設立1965年10月
本社大阪市西区
資本金1億円
従業員394名(2026年3月末)

出典: www.kumalift.co.jp・www.kumalift.co.jp・www.mlit.go.jp

クマリフト株式会社の公式サイトへ

※2026年10月8日時点の公式情報

京都エレベータ株式会社

京都と滋賀を受け持つ独立系の保守会社です。エレベーター1,602台を含む2,024台を保守しています。

比較した会社
京都エレベータ
立場
独立系(非上場)
対応する機械
メーカーを問わない
契約の形
3つの形

向いている人京都・滋賀の中小のビルや工場で、地元の会社に任せたい場合に向きます。

確認したい点POGで選ぶなら、指摘された部品の交換を、その年のうちに発注する予算を持ってください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

京都エレベータは、京都市下京区の独立系の保守会社です。社員は68名で、そのうち技術者が54名、昇降機検査資格者が33名です。資本金は1,000万円です。本社のほか、滋賀営業所や久御山事業所、城陽工場を持っています。

保守台数は総台数2,024台で、エレベーターは1,602台です。エリアは京都府の南部・北部と滋賀県全域です。契約の形は3つあると書いています。荷物用エレベーターの労働安全衛生法の性能検査にも対応します。立体駐車装置も保守していて、207台を受け持ちます。契約した機械は、1台ずつコンピュータで管理すると書いています。

国の事故調査報告では、同社がPOG契約で保守していた京都市内のホテルで、2024年に事故が起きました。前の保守会社が2014年から、同社も2023年8月から油漏れを確かめ、部品の交換を提案していました。どちらも受注に至っていません。

特徴

  • 社員68名、技術者54名、昇降機検査資格者33名
  • 保守台数2,024台、うちエレベーター1,602台
  • 3つの契約の形
  • 2023年8月から油漏れを確かめ交換を提案(国の事故報告)
主な保守・リニューアルのサービス・基本情報を見る

主な保守・リニューアルのサービス

主な保守・リニューアルのサービス種類備考
保守保守3つの契約の形
リニューアルリニューアル京都・滋賀

基本情報

本社京都市下京区
資本金1,000万円
社員68名
保守台数2,024台(うちエレベーター1,602台)

出典: www.kyoto-elevator.com・www.kyoto-elevator.com・www.mlit.go.jp

京都エレベータ株式会社の公式サイトへ

※2026年10月8日時点の公式情報

三菱電機ビルソリューションズ株式会社

三菱電機のビルシステム事業を担う会社です。国内で約24万台の昇降機を保守しています。

比較した会社
三菱電機ビルソリューションズ
立場
メーカー系
対応する機械
三菱製が中心
契約の形
記載なし

向いている人三菱製の機械を使っていて、部品の供給期限まで余裕がある建物に向きます。拠点と部品センターの数で、止まったときの復旧を重く見る人向けです。

確認したい点公共施設の入札では、独立系より高い額を出す例が目立ちます。今の保守料金が妥当かは、独立系の見積もりと並べて確かめてください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

三菱電機ビルソリューションズは、三菱電機からビルシステム事業を承継し、2022年4月に発足しました。前身は1954年設立の三菱電機ビルテクノサービスです。2025年度の売上高は4,577億円、社員は約13,000名です。

国内の昇降機の保守台数は約24万台です(2026年3月)。サービス拠点は約270か所、情報センターは8か所、物流・資材センターは8か所です。フィールドエンジニアは約6,000人と公表しています。遠隔点検の契約として、ELE FIRSTを用意しています。昇降機のリニューアルは、国内で約8万台の実績があると公表しています。

保守部品は、標準生産の終了後20年を目途に供給すると書いています。2002年には前身の会社が、独立系の保守業者に部品を高く遅く売ったとして、公正取引委員会から排除勧告を受けました。保守料金は公開していません。

特徴

  • 国内の昇降機の保守台数は約24万台(2026年3月)
  • フィールドエンジニア約6,000人、昇降機等検査員約3,400人
  • 2002年、前身が独立系への部品販売で排除勧告
主な保守・リニューアルのサービス・基本情報を見る

主な保守・リニューアルのサービス

主な保守・リニューアルのサービス種類備考
ELE FIRST遠隔点検の保守契約三菱製の機械
ロープ式・油圧式リニューアルリニューアル三菱製の機械

基本情報

発足2022年4月1日
設立1954年3月(前身)
本店東京都千代田区
資本金50億円
社員約13,000名(2026年4月)

出典: www.mebs.co.jp・www.mebs.co.jp・www.mebs.co.jp・www.mebs.co.jp

三菱電機ビルソリューションズ株式会社の公式サイトへ

※2026年10月8日時点の公式情報

マーキュリーエレベータ株式会社

鹿児島で生まれた保守会社です。日本オーチスの子会社ですが、複数メーカーの機械を保守します。

比較した会社
マーキュリーエレベータ
立場
オーチスの子会社
対応する機械
複数メーカー
契約の形
記載なし

向いている人九州に機械がある建物で、オーチス系の部品の手配力も期待したい場合に向きます。

確認したい点独立系に見えても、メーカーの子会社です。メーカー系と独立系の相見積もりの数に、同じグループを重ねないでください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

マーキュリーエレベータは、1971年に鹿児島で創立した保守会社です。本社は東京都中央区で、従業員は256名、昇降機検査資格者は118名です。創立当初は、エレベーターとリフトの据付工事をしていました。1987年から、保守を専門とする経営に切り替えています。東京本社は2023年に開設しました。

2023年3月の日本オーチスの発表では、同社は日本オーチスの子会社です。一方で、取り扱う機械として、三菱電機、日立、東芝、オーチス、フジテックなどを挙げています。

保守、修理、改修と、定期検査の報告の代行を行います。リモートメンテナンス装置で、遠隔の診断運転や異常の予兆を見ると書いています。戸開走行保護装置の認定も持っています。建設業は、国土交通大臣の許可を受けています。リニューアルでは、プランの提案やオプション装置も案内しています。保守料金は公開していません。

特徴

  • 1971年6月創立、1976年6月設立
  • 日本オーチス・エレベータの子会社(2023年3月の発表)
  • 三菱電機・日立・東芝・オーチス・フジテックなどの機械を扱う
  • 戸開走行保護装置の認定を取得
主な保守・リニューアルのサービス・基本情報を見る

主な保守・リニューアルのサービス

主な保守・リニューアルのサービス種類備考
保守保守複数メーカー
リモートメンテナンス遠隔診断予兆の把握
リニューアルリニューアル複数メーカー

基本情報

創立1971年6月
本社東京都中央区
資本金2,500万円
従業員256名(2026年1月)
親会社日本オーチス・エレベータ(2023年3月の発表)

出典: mercuryelevator.co.jp・prtimes.jp・mercuryelevator.co.jp

マーキュリーエレベータ株式会社の公式サイトへ

※2026年10月8日時点の公式情報

日本エレベーター製造株式会社

1935年創業のエレベーターメーカーです。乗用から荷物用まで作り、24時間の遠隔監視で保守します。

比較した会社
日本エレベーター製造
立場
独立のメーカー
対応する機械
自社製が中心
契約の形
FMほか2種類

向いている人日本エレベーター製造の機械を持つ建物に向きます。大手メーカーの系列ではないメーカーです。

確認したい点FM契約でも、巻上機や制御盤の一式取替えは含みません。大きな部品の更新費は、別に積み立ててください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

日本エレベーター製造は、1935年創業のエレベーターメーカーです。本社は東京都千代田区、工場は埼玉県越谷市にあります。資本金は1億円で、上場はしていません。建設業は、国土交通大臣の特定建設業の許可を持っています。

乗用のFINEAのほか、荷物用、非常用、スクリュー式、小荷物専用昇降機を作っています。保守は、FM契約を含む2種類の契約形態です。FM契約でも、巻上機や制御盤の一式取替えは含まないと明記しています。定期検査で既存不適格とされた項目の説明も、公式に載せています。教育・研修のページでは、技術員の育成を紹介しています。

サポートセンターで、24時間365日リモートで見守ります。製造の情報と保守の記録を、自社のデータベースにためると書いています。2026年の国の宿舎の入札では、独立系の大手より低い額で落札しました。保守料金は公開していません。

特徴

  • 1935年3月創業、資本金1億円
  • 乗用・荷物用・非常用・スクリュー式を製造
  • 24時間365日の遠隔監視
  • 2026年度の松陰合同宿舎の保守を税抜426万円で落札
主な保守・リニューアルのサービス・基本情報を見る

主な保守・リニューアルのサービス

主な保守・リニューアルのサービス種類備考
FINEA乗用エレベーター自社製
荷物用エレベーター製造・保守自社製
FM契約保守一式取替えは含まない

基本情報

創業1935年3月
本社東京都千代田区
工場埼玉県越谷市
資本金1億円
上場非上場

出典: www.nichiele.co.jp・www.nichiele.co.jp・www.nichiele.co.jp・lfb.mof.go.jp

日本エレベーター製造株式会社の公式サイトへ

※2026年10月8日時点の公式情報

日本エレベーター管理株式会社

長崎・福岡・熊本を受け持つ独立系の保守会社です。FM契約とPOG契約を、現地調査のうえで提案します。

比較した会社
日本エレベーター管理
立場
独立系(非上場)
対応する機械
メーカーを問わない
契約の形
FM・POG

向いている人長崎・福岡・熊本の中小のビルやマンションで、地元の会社に任せたい場合に向きます。

確認したい点従業員25名の体制です。夜間と休日に誰が来るか、到着までの目安を書面で聞いてください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

日本エレベーター管理は、1994年設立の独立系の保守会社です。本社は長崎県にあり、従業員は25名、昇降機検査資格者は7名です。資本金は500万円です。

長崎・福岡・熊本で、エレベーターの保守点検と修理、リニューアルを行います。契約は、フルメンテナンスと点検のPOGの2種類です。無料の現地調査をしてから見積もります。ホームエレベーターや、病院・介護施設の保守の案内も出しています。遠隔監視のegsイージスで、閉じ込めのときはかご内から緊急受付センターと直接話せます。

フルメンテナンスでは、機能を保つための計画的な部品交換や修理を、同社が負担すると書いています。機種や設備の状態によっては、点検を隔月にすることもできるとしています。リニューアルでは、内装・外装の改修や部品の交換も扱います。保守料金は公開していません。

特徴

  • 1994年7月設立、従業員25名
  • フルメンテナンス契約と点検(POG)契約
  • 状況によって点検を隔月にできる
  • 遠隔監視サービスegsイージス
主な保守・リニューアルのサービス・基本情報を見る

主な保守・リニューアルのサービス

主な保守・リニューアルのサービス種類備考
フルメンテナンス・POG保守長崎・福岡・熊本
リニューアルリニューアル改修工事

基本情報

設立1994年7月
本社長崎県
資本金500万円
従業員25名

出典: nihon-ev.jp・nihon-ev.jp・nihon-ev.jp

日本エレベーター管理株式会社の公式サイトへ

※2026年10月8日時点の公式情報

日本オーチス・エレベータ株式会社

米国オーチス・ワールドワイドの日本法人です。部品の供給が終わる機種の保守契約は、個別に説明するとしています。

比較した会社
日本オーチス・エレベータ
立場
メーカー系
対応する機械
オーチス製が中心
契約の形
記載なし

向いている人オーチス製の機械で、遠隔の見守りを続けたい建物に向きます。

確認したい点部品の供給が終わる機種は、保守契約の中身が個別の説明で変わります。説明を受けたら、変更前後の契約を並べて比べてください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

日本オーチス・エレベータは、米国のオーチス・ワールドワイドの日本法人です。本社は東京都中央区です。オーチスは世界で約7.2万人の社員を擁すると紹介しています。

保守では、遠隔で見守るOtis ONEと、24時間の緊急対応を案内しています。Otis ONEは、すべての制御盤に対応するわけではないと注記しています。保守契約の客は、eServiceを無料で使えます。保守・点検の資料や、旧オーチス・エレベータサービスの製品の情報もサイトに載せています。

部品の供給が難しくなった機種について、2010年から2023年まで、供給終了のお知らせを出しています。最新のお知らせは2023年12月25日付です。該当機種の保守契約の客には、今後の契約を個別に説明するとしています。国内の保守台数と保守料金は公開していません。

特徴

  • 遠隔の見守りサービスOtis ONE
  • 部品供給終了のお知らせを2010年から2023年まで掲載
  • 部品終了機種の保守契約は個別に説明
主な保守・リニューアルのサービス・基本情報を見る

主な保守・リニューアルのサービス

主な保守・リニューアルのサービス種類備考
Otis ONE遠隔の見守り対応しない制御盤あり
保守保守オーチス製の機械

基本情報

本社東京都中央区
親会社オーチス・ワールドワイド(NYSE上場)の日本法人

出典: www.otis.com・www.otis.com・www.otis.com

日本オーチス・エレベータ株式会社の公式サイトへ

※2026年10月8日時点の公式情報

東芝エレベータ株式会社

東芝グループの昇降機メーカーです。CV200シリーズなどの部品供給を2030年3月で終えると告知しています。

比較した会社
東芝エレベータ
立場
メーカー系
対応する機械
東芝製が中心
契約の形
FM・POGなど3種類

向いている人東芝製の機械で、メーカーの遠隔監視を続けたい建物に向きます。

確認したい点1998〜2010年製のCV200シリーズなどは、2030年3月で部品の供給が終わります。保守を選ぶ前に、リニューアルの時期を決めてください。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

東芝エレベータは、1967年設立の昇降機メーカーです。本社は川崎市幸区で、資本金は214億円余りです。株主として、東芝と、KONEのグループ会社の名前を会社概要に載せています。

営業拠点は全国約250か所で、製造拠点は府中工場と姫路工場です。保守の契約は、FM契約とPOG契約などの3つの基本プランです。遠隔監視のスーパーTERMで、24時間365日見守ると書いています。遠隔点検の結果は、毎月の報告書で知らせるとしています。リニューアルでは、パッケージのELFRESH PACKや時短リニューアルを出しています。所有者・管理者向けの会員サイトもあります。

2026年5月、1998〜2010年製のCV200シリーズなどの部品供給を、2030年3月31日で終えると告知しました。部品の供給期間は、製造中止後20年が目安です。保守料金は公開していません。

特徴

  • 1967年2月設立、資本金214億772万8千円
  • 株主は東芝とKONE Nederland Holding B.V.ほか
  • FM・POGなど3つの基本プラン
  • 遠隔監視メンテナンスのスーパーTERM
主な保守・リニューアルのサービス・基本情報を見る

主な保守・リニューアルのサービス

主な保守・リニューアルのサービス種類備考
FM・POGほか保守3つの基本プラン
スーパーTERM遠隔監視24時間の見守り
ELFRESHリニューアルロープ式・油圧式

基本情報

設立1967年2月
本社川崎市幸区
資本金214億772万8千円
拠点全国約250か所
株主東芝、KONEのグループ会社ほか

出典: www.toshiba-elevator.co.jp・www.toshiba-elevator.co.jp・www.toshiba-elevator.co.jp・www.toshiba-elevator.co.jp

東芝エレベータ株式会社の公式サイトへ

※2026年10月8日時点の公式情報

自社に合うエレベーターの保守会社を、無料で相談する

次の内容を送ってください。建物の所在地と用途、エレベーターのメーカー・機種名・製造年・台数です。今の保守会社と契約の形、更新日、月々の料金もあると助かります。編集チームが、条件に合う掲載会社を整理します。共有するのは、ご承認いただいた内容だけです。費用はかかりません。

無料で相談する

エレベーター 保守 独立系会社一覧【15社】

調査日時点で国内で営業している、エレベーターのメーカーと保守会社を載せています。条件は、保守かリニューアルのページが公式サイトにあり、運営会社を確かめられることです。比較・まとめサイトは外しました。

よくある質問

エレベーターの保守契約は、法律で義務ですか?

保守契約を結ぶこと自体の義務はありません。ただし建築基準法は、持ち主に常に適法な状態に保つよう努めることを求めています。定期検査を受けて報告する義務もあります。

FM契約とPOG契約、どちらがいいですか?

交換の予算で決めます。指摘された部品をその年のうちに替える予算を毎年取れるなら、POG契約でも構いません。取れないなら、FM契約にしてください。

独立系に替えても、部品は手に入りますか?

JESは、2000年代に独立系も純正部品を買える環境が整ったと説明しています。ただし一部の部品は、メーカーからだけ買っているとも開示しています。制御盤の基板など、重要な部品の手配の日数を書面で聞いてください。

保守会社を替えるとき、いつまでに伝えればいいですか?

標準契約書の形なら、90日前の書面でいつでも終えられます。更新日に合わせるなら、その90日前までに伝えます。契約書に違約金や別の期間がないかを、先に確かめてください。

定期検査で既存不適格と書かれました。違法ですか?

違法ではありません。設置した当時の基準に合っていれば、その後に基準が強まっても適法です。ただし全面的に撤去して新しくするときは、今の基準に合わせます。

戸開走行保護装置は、付けなければいけませんか?

2009年9月28日以降に新しく付けるエレベーターには必要です。それより前の機械に後から付ける義務は、2026年10月時点でありません。リニューアルのときに付けることを勧めます。

リニューアルに補助金は使えますか?

戸開走行保護装置などの改修には、国と地方の補助があります。民間の工事では、補助率は国と地方が11.5%ずつです。市区町村に制度があることが前提です。

工場の荷物用エレベーターは、何の検査が要りますか?

製造業や倉庫などの事業場なら、労働安全衛生法の決まりがかかります。積載荷重1トン以上は、1年ごとの性能検査です。0.25トン以上は、毎月の定期自主検査も要ります。

部品の供給終了の通知が来たら、どうすればいいですか?

期限までにリニューアルするかを決めます。期限の後に部品が要る故障が起きると、直せないからです。今のメーカーと独立系の両方から見積もりを取ってください。

遠隔監視は付けたほうがいいですか?

付けたほうが安心ですが、会社を選ぶ決め手にはなりません。調べた15社のうち11社が、遠隔で見守る仕組みを載せています。差がつくのは、駆けつける人の近さです。

公開 2026年10月8日 · 更新 2026年10月8日