部品洗浄機 · メーカー紹介
本多電子株式会社
振動子から自社で作る、発振器と振動子を組み合わせる産業用超音波洗浄機
編集部コメント超音波ユニットを組み込むなら
向いている人 既存の洗浄槽や自社設計の装置に超音波を組み込みたい、生産技術部門の担当者に向きます。発振器と振動子を分けて選べ、RS485通信で状態を読み出せる機種もあります。
確認しておきたい点 洗浄機一式(搬送・乾燥込み)を任せたい場合は、装置メーカーと組み合わせる前提で相談してください。テスト洗浄と価格は公式ページで確認できませんでした。
本多電子株式会社の部品洗浄機
本多電子は愛知県豊橋市に本社・工場を置く超音波機器メーカーです。1956年10月1日に創業し、1960年6月8日に設立しました。超音波機器の核になる振動子を、設計から製造まで一貫して作っています。従業員は240名(2026年7月現在)で、東京と大阪に営業所があります。
産業用の洗浄機は、発振器と振動子ユニットを組み合わせるセパレート型が中心です。WGシリーズは8つの発振モードを切り替えられ、28kHzは頑固な汚れの強力洗浄、40kHzはムラやダメージの少ない精密洗浄に向くと公式に書いています。用途には金属・機械加工部品、精密機械加工部品、プリント基板、光学部品、半導体関連部品が並びます。
振動子ユニットは要望に応じて特注でき、減圧などの仕様にも対応します。テスト洗浄の案内と価格は、確認したページに記載がありませんでした。
本多電子株式会社の特徴
振動子を設計・開発から製造まで一貫生産
WGシリーズは4つの発振モードとAM発振の組み合わせで8モードを選べる
振動子ユニットは減圧などの特注仕様も製作
主な主な製品と仕様
| 主な製品と仕様 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| 超音波洗浄機セパレート型 WGシリーズ | ultrasonic | 28kHz/40kHz、定格出力600W・1200W。投込型振動子の有効輻射面350×200・420×300mm |
| 超音波洗浄機セパレート型 WDXシリーズ | ultrasonic | ダイナショックモジュレーション方式 |
| 超音波洗浄機セパレート型 WAシリーズ | ultrasonic | RS485通信(MODBUS RTU)で設定・状態確認 |
| 産業用小型洗浄機 WSC(M)シリーズ | ultrasonic | 製造ライン・装置組込・省スペース対応 |
| 卓上型超音波洗浄機 WV-231-S1 | vacuum | 減圧で微細孔や袋構造の内部まで洗浄 |
基本情報
| 所在地 | 〒441-3193 愛知県豊橋市大岩町小山塚20番地 |
|---|---|
| 設立 | 創業1956年10月1日/設立1960年6月8日 |
| 資本金 | 1億円 |
| 従業員数 | 240名(2026年7月現在、パート社員含む) |
| 電話 | 0532-41-2511 |
| 洗浄方式 | 超音波・減圧(卓上機) |
| 洗浄液 | 記載なし(振動子の使用液温5〜80℃) |
| 対象ワーク | 金属・機械加工部品、精密機械加工部品、プリント基板、HDD部品、光学部品、半導体関連部品 |
| テスト洗浄 | 記載なし |
| 価格の記載 | 記載なし(見積) |
| 公式サイト | https://www.honda-el.co.jp/ |
まとめ
本多電子株式会社の部品洗浄機について、公式サイトの記載をもとに整理しました。条件は案件ごとに異なるため、公式サイトから直接お問い合わせください。用途別のおすすめは3選ページでも紹介しています。
本多電子株式会社が登場する記事
- 部品洗浄機の洗浄方式7つの違い|超音波・スプレー・高圧水・揺動・真空・蒸気・ドライアイス【2026年版】 · 部品洗浄機の洗浄方式を、超音波、スプレー・シャワー、高圧水、浸漬揺動、真空、蒸気、ドライアイスの7つに分けて、落とせる汚れと向くワークを掲載メーカーの公式仕様で比較します。圧力は0.27MPaから245MPaまで、超音波は19.5kHzから3MHzまでの幅があります。
参照元
- https://www.honda-el.co.jp/company/profile
- https://www.honda-el.co.jp/product/industry
- https://www.honda-el.co.jp/product/industry/lineup/cleaning
- https://www.honda-el.co.jp/product/industry/lineup/cleaning/industry/wg_series
※2026年10月1日時点の公式サイトの記載をもとに作成しています。掲載内容の訂正はこちら。
【用途別】部品洗浄機メーカーおすすめ3選
切削油・プレス油を、炭化水素で脱脂するなら
株式会社クリンビー
多槽式タクト3〜6分と1槽式12〜15分。カゴ寸法と蒸留能力まで公式に数字がある
炭化水素系の洗浄機を主力にし、生産量の多い現場向けの多槽式CLEANVY(タクト3〜6分)と、少量向けの1槽式真空洗浄乾燥機CLOVA(タクト12〜15分)を公式に分けて載せている。CLOVAはカゴ寸法350×250×150〜600×400×300mm、蒸留能75〜200L/hの3型式。水溶性加工油向けのエマルジョン洗浄機もあり、自社ワークの洗浄テストを受け付けている。
タップ穴の切粉とバリを、洗浄と同時に取るなら
株式会社スギノマシン
最高245MPaの高圧水で狙い撃ち。洗ラボのテストは清浄度とサイクルタイムを数値で返す
高圧水部品洗浄機JCCシリーズは水を最高245MPaまで加圧し、CNC制御で狙った穴や面に噴射してバリや切りくずを除去する。1998年の販売以来、世界30カ国以上で6,000台超を納入(公式記載)。幅600mmのJCC-Moduleや遠心乾燥付きのJCC-MULTIもある。富山県滑川市の洗ラボでは送ったワークで洗浄・乾燥テストを行い、立会可、結果を報告書で数値化する。
精密部品を、高い清浄度で洗うなら
株式会社カイジョー
19.5kHz〜3MHzの超音波から周波数を選び、自社の超音波実験室でテストしてから決める
1958年に時計用超音波洗浄機を製品化し、作動周波数19.5kHz〜3MHzの超音波洗浄機をそろえる。低周波(26〜38kHz)は機械加工部品の脱脂、中間周波数(78〜160kHz)はHDD部品やレンズ、200〜950kHzは半導体向けと公式に説明。多槽式自動洗浄装置、真空洗浄装置、炭化水素系の3槽式超音波洗浄装置などの装置も持ち、超音波実験室で洗浄テストを行う。