部品洗浄機
部品洗浄機の基礎知識
洗浄方式の違い、水系と炭化水素の選び方、清浄度の測り方、テスト洗浄の頼み方を、掲載メーカーの公式情報をもとに解説します。
- 部品の清浄度はどう決めて、どう測るか|残渣質量・粒径・油分・濡れ性の数え方【2026年版】部品洗浄機の見積やテストで必ず問われる清浄度を、残渣の質量、粒子の大きさ、残留油分、表面の状態、水分の5つの物差しに分けて解説します。掲載メーカーがテストで実際に使っている測り方と、仕様書への書き方を公式情報から整理しました。2026年10月1日
- 部品洗浄機のテスト洗浄の頼み方|送るワーク・伝える情報・費用と日数・報告の受け取り方【2026年版】部品洗浄機を買う前のテスト洗浄を、どの会社にどう頼むかを整理します。掲載32社のうち19社がテスト洗浄・洗浄実験を公式に案内しています。送付・持ち込み、デモ機貸出、出張デモ、シミュレーションの違い、送るワークの選び方、伝える情報、費用と日数の公式記載をまとめました。2026年10月1日
- 部品洗浄機の洗浄方式7つの違い|超音波・スプレー・高圧水・揺動・真空・蒸気・ドライアイス【2026年版】部品洗浄機の洗浄方式を、超音波、スプレー・シャワー、高圧水、浸漬揺動、真空、蒸気、ドライアイスの7つに分けて、落とせる汚れと向くワークを掲載メーカーの公式仕様で比較します。圧力は0.27MPaから245MPaまで、超音波は19.5kHzから3MHzまでの幅があります。2026年10月1日
- 水系・炭化水素・溶剤の選び方|部品洗浄機の洗浄液で変わる設備と運用【2026年版】部品洗浄機の洗浄液を、水系(純水・電解水・アルカリイオン水)、炭化水素系、フッ素系・塩素系などの溶剤系に分けて、落とせる油、乾燥、排水、溶剤の回収、届出の考え方を掲載32社の公式情報で比較します。32社のうち炭化水素系に対応するのは14社でした。2026年10月1日
【用途別】部品洗浄機メーカーおすすめ3選
切削油・プレス油を、炭化水素で脱脂するなら
株式会社クリンビー
多槽式タクト3〜6分と1槽式12〜15分。カゴ寸法と蒸留能力まで公式に数字がある
炭化水素系の洗浄機を主力にし、生産量の多い現場向けの多槽式CLEANVY(タクト3〜6分)と、少量向けの1槽式真空洗浄乾燥機CLOVA(タクト12〜15分)を公式に分けて載せている。CLOVAはカゴ寸法350×250×150〜600×400×300mm、蒸留能75〜200L/hの3型式。水溶性加工油向けのエマルジョン洗浄機もあり、自社ワークの洗浄テストを受け付けている。
タップ穴の切粉とバリを、洗浄と同時に取るなら
株式会社スギノマシン
最高245MPaの高圧水で狙い撃ち。洗ラボのテストは清浄度とサイクルタイムを数値で返す
高圧水部品洗浄機JCCシリーズは水を最高245MPaまで加圧し、CNC制御で狙った穴や面に噴射してバリや切りくずを除去する。1998年の販売以来、世界30カ国以上で6,000台超を納入(公式記載)。幅600mmのJCC-Moduleや遠心乾燥付きのJCC-MULTIもある。富山県滑川市の洗ラボでは送ったワークで洗浄・乾燥テストを行い、立会可、結果を報告書で数値化する。
精密部品を、高い清浄度で洗うなら
株式会社カイジョー
19.5kHz〜3MHzの超音波から周波数を選び、自社の超音波実験室でテストしてから決める
1958年に時計用超音波洗浄機を製品化し、作動周波数19.5kHz〜3MHzの超音波洗浄機をそろえる。低周波(26〜38kHz)は機械加工部品の脱脂、中間周波数(78〜160kHz)はHDD部品やレンズ、200〜950kHzは半導体向けと公式に説明。多槽式自動洗浄装置、真空洗浄装置、炭化水素系の3槽式超音波洗浄装置などの装置も持ち、超音波実験室で洗浄テストを行う。