3比較ハブ研削加工の受託の選び方(平面・円筒・センタレス・内面・治具・成形研削、焼入れ鋼・超硬・セラミックの研削、公差と面粗さ、最大ワーク寸法、1個からの試作と量産、熱処理からの一貫、切削仕上げとの使い分け)
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研削加工の受託の選び方(平面・円筒・センタレス・内面・治具・成形研削、焼入れ鋼・超硬・セラミックの研削、公差と面粗さ、最大ワーク寸法、1個からの試作と量産、熱処理からの一貫、切削仕上げとの使い分け) · 2026年10月時点

迷ったらこれ。研削加工の受託の3選と、条件別の第一候補

研削を受ける16社の公式の設備ページ、精度の公開値、受けるロットを調べました。工作機械の統計と、切削で仕上げる道も確かめています。選ぶ軸は3つで、研削の種類と寸法、数量、熱処理を誰が持つかです。

  • 16社を調査
  • 各会社の公式サイト
  • 調査日 2026年10月15日
  • 更新 2026年10月15日
イラストはイメージです(特定の製品ではありません)

編集部の結論

まず、研削が要る面を図面で決め、研削の種類と寸法で会社の組を絞ります。焼入れ鋼の小物を1個〜数百個頼むなら、加藤研磨製作所です。数百個以上を熱処理から研削まで任せるなら、アイオー精密です。長さ2mを超える軸や2m級の平面は、石川研磨です。

決め手は、熱処理を誰が持つかです。16社のうち、熱処理を社内で行うと公式に書いていたのは3社だけでした。量産の焼入れ部品は、熱処理と研削を同じ会社に任せ、不良の原因を1社の中で突き止められるようにします。

もう一つは、研削に回す面を減らすことです。阪井金属製作所のコラムは、公差0.01mm以下かRa0.4以下で研削が多いとしています。研削の料金を公開していたのは1社だけで、国内のNC研削盤の生産台数は2年続けて減りました。緩い面は切削で仕上げ、研削の量産は2社目にも見積もりを取っておきます。

編集部・2026年10月。16社の公式の設備ページ、精度の公開値、会社概要、お知らせを確認しました。日本工作機械工業会の工作機械主要統計と、切削と研削の境目の資料も読んでいます。

【基本3選】小物を1個から・量産を熱処理から・長い軸と大きな平面、の第一候補

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

焼入れ鋼の小物を1個〜数百個、研削の種類をまたいで頼むなら

株式会社加藤研磨製作所

円筒、内面、平面、ジグ、成形、センタレスなど7種類の研削を、1個から月産500個まで受けます。

  • 比較した会社加藤研磨製作所(東京)
  • 研削の種類円筒・内面・平面・ジグ・成形・センタレス
  • 最大ワーク寸法円筒Φ400×1500mm、平面500×400mm
選んだ理由を読む

円筒と平面と穴の位置の仕上げを、1つの窓口で頼めます。平面とジグ研削は0.002mm以下の値を公開し、図面を受けられるかを先に読めます。熱処理は外注ですが、材料から研削までを一括で受けます。

  • 7種類の研削を1個から
  • 平面・ジグで0.002mm以下
  • 見積もりは2日以内

株式会社加藤研磨製作所の公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

数百個以上の焼入れ部品を、熱処理から研削まで1社に任せるなら

株式会社アイオー精密

研削盤70台と、真空浸炭炉などの熱処理炉を社内に持ちます。従業員545名、売上高72億円(2024年度)の会社です。

  • 比較した会社アイオー精密(岩手)
  • 研削の種類円筒・内面・平面・成形・センタレス
  • 最大ワーク寸法記載なし(内面はφ2から)
選んだ理由を読む

熱処理と研削を同じ会社で行うので、ひずみや硬さの不良の原因を社内で突き止められます。成形、平面、円筒、内面、センタレスの研削盤がそろい、部品の形を選びません。単品と小ロットも受けると書いています。

  • 研削盤70台
  • 真空浸炭炉・焼入炉を社内に
  • 熱処理のラインは24時間稼動

株式会社アイオー精密の公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

長さ2mを超える軸・ロールや、2m級の平面を研削するなら

株式会社石川研磨

長さ4,200mmの円筒研削盤、2,050×800mmの平面研削盤、長さ2,000mmの内面研削盤を持ちます。

  • 比較した会社石川研磨(愛知)
  • 研削の種類円筒・内面・平面・成形・立型複合
  • 最大ワーク寸法円筒4,200mm、平面2,050×800mm
選んだ理由を読む

公開している範囲で、2mを超える円筒研削盤を持つのは石川研磨とフクネツだけです。石川研磨は大型の平面、内面、立型の複合研削もそろえ、大物を1社で仕上げられます。ロールのクラウン研削も受けます。

  • 円筒は長さ4,200mm・Φ530まで
  • 平面2,050×800mm
  • 内面は長さ2,000mm

株式会社石川研磨の公式サイトへ特徴・対応条件を見る →

会社16社の比較表

研削加工の受託会社 16社の比較(おすすめ3社が先頭)
会社比較した会社研削の種類最大ワーク寸法公開している精度材質数量・試作熱処理料金の公開
株式会社加藤研磨製作所公式 · 2026-10-15確認加藤研磨製作所(東京)円筒・内面・平面・ジグ・成形・センタレス円筒Φ400×1500mm、平面500×400mm0.002mm以下、鏡面Ra0.01の例記載なし1個から月産500個外注で一括受注なし(見積もりは2日以内)
株式会社アイオー精密公式 · 2026-10-15確認アイオー精密(岩手)円筒・内面・平面・成形・センタレス記載なし(内面はφ2から)Ra0.1以下(CBN砥石の研削盤)高硬度材(CBN砥石で研削)単品・小ロットから量産社内(真空浸炭・高周波ほか)なし
株式会社石川研磨公式 · 2026-10-15確認石川研磨(愛知)円筒・内面・平面・成形・立型複合円筒4,200mm、平面2,050×800mm記載なし記載なし(あらゆる素材とうたう)小ロットから大量生産記載なしなし
株式会社天野工業公式 · 2026-10-15確認天野工業(岐阜)平面・円筒・ロータリー平面2000×800mm、円筒Φ1200真円度0.002mm以下(円筒)鉄・鋳鉄・アルミ・ステンレス・超硬月数十個から量産記載なしなし
株式会社アミイダ公式 · 2026-10-15確認アミイダ(群馬)円筒・内面・平面・プロファイル記載なし記載なし超硬・ハイスの例1個から量産記載なしなし(図面で見積もり)
株式会社フクネツ公式 · 2026-10-15確認フクネツ(福岡)円筒・内面・平面・センタレス円筒φ550×2650mm、内面φ560記載なし(ミクロンレベル)記載なし大量から少量多品種社内(熱処理が本業)なし
株式会社フタワ精密製作所公式 · 2026-10-15確認フタワ精密製作所(大阪)円筒・内径・平面・プロファイル記載なし(手のひらサイズの実績)±0.001mm(プロファイル研削)超硬・ハイス・金型用鋼単品ロットから記載なしなし
株式会社城北工範製作所公式 · 2026-10-15確認城北工範製作所(栃木)円筒・平面・内面・ラップ記載なし1μmにこだわると記載セラミック・超硬・鋼・非鉄1個から小ロット外注なし
株式会社関東精密公式 · 2026-10-15確認関東精密(神奈川)平面角物1000×500×500mm(加工全体)±0.005・Ra0.8の価格例鋼・特殊鋼・チタン・超硬など1点から、1,000個以上も記載なし参考価格あり(10個ロット)
株式会社鬼頭精器製作所公式 · 2026-10-15確認鬼頭精器製作所(愛知)円筒・内面・平面円筒φ350、平面400×800mm幾何公差0.001mm、Ra0.1(実績)鋼・ステンレス・チタン・インコネルなど1〜100個中心、数百個も記載なしなし
株式会社丸平精研公式 · 2026-10-15確認丸平精研(大阪)円筒・内面・平面・ロータリー円筒Φ300、平面800×400mm2ミクロン以下焼入れ後の硬化材(内面)小ロット中心記載なしなし
株式会社ミヤサカ工業公式 · 2026-10-15確認ミヤサカ工業(長野)センタレス・ロータリー・両頭平面径Φ0.2〜約Φ50(センタレス)外径公差φ±0.0005ステンレス・鉄・真鍮・チタンなど量産(月産1000万個以上)記載なしなし
株式会社守谷刃物研究所公式 · 2026-10-15確認守谷刃物研究所(島根)平面・円筒・内面・プロファイル平面560×1700mm、円筒φ400記載なし(研削の公差)特殊鋼・粉末ハイス・チタン・超硬試作から量産社内(真空焼入炉)なし
村上精機株式会社公式 · 2026-10-15確認村上精機(大阪)平面・円筒・内径・鏡面記載なし(主軸φ150×700の例)真円度2μm・平面度3μmの例鋼・チタン・超硬・セラミック試作・単品から量産協力会社なし
ニコテクス公式 · 2026-10-15確認ニコテクス(新潟)治具・円筒・内面記載なし記載なし金属・合金記載なし記載なしなし
株式会社沢平公式 · 2026-10-15確認沢平(茨城)円筒・センタレス・内面軸の長さ1.5m(円筒研削)真円度0.0005以下、Ra0.05以下記載なし(難削材は切削の例)記載なし(切削で月産40万本)記載なしなし

※編集チーム調べ。各社公式サイトの記載をもとに作成(2026年10月調査時点)。「記載なし」は公式サイトに該当する記述が見つからなかった項目です。

編集部の分析

16社について、公式サイトに加えて決算資料・公的統計・過去の料金などを集め、同じ物差しで考えた分析です。各項目の根拠は末尾の「この分析の根拠」に載せています(2026年10月15日時点)。

迷ったらこう選ぶ

表を上から順に見て、最初に当てはまる行が第一候補です。基本3選は、加藤研磨製作所、アイオー精密、石川研磨です。

選ぶ軸は3つで、上から順に絞ります。

  1. 研削の種類と寸法。円筒か平面か、センタレスか治具研削かで、当たる会社が分かれます。長さ2mを超える軸は、受けられる会社が数社に減ります。
  2. 数量。1個〜数百個の試作か、月に数万個以上の量産かで、向く会社が逆になります。
  3. 熱処理を誰が持つか。焼入れから研削までを1社に任せるか、焼入れ済みの部品を支給するかで、見積もりの比べ方が変わります。

円筒研削は、回る軸の外径を砥石で削る研削です。センタレス研削は、軸を両端で支えずに、研削砥石と調整車の間で、受け板に載せて回して外径を削ります。治具研削は、穴の径と位置を砥石で仕上げる研削です。成形研削は、砥石の形を部品の輪郭に写して削る研削です。

あなたの状況第一候補こうなら逆転いちばんのリスク
長さ2mを超える軸・ロール、2m級の平面石川研磨(基本3選)平面が中心で航空機の規格が要る → 天野工業8m級の機械は導入予定とも表記
超硬のパンチ・測定子を±1μmでフタワ精密製作所(条件別)穴の位置も仕上げたい → 加藤研磨製作所実績は手のひらサイズまで
セラミックの部品を1個から城北工範製作所(条件別)数百個以上の量産 → セラミック加工で比べる公差の数値が非公開
細い軸やピンを月に数万個以上ミヤサカ工業(条件別)内径も同軸で研削したい → 沢平2024年にM&Aで他社グループ入り
数百個以上を熱処理から研削までアイオー精密(基本3選)九州ならフクネツ、中国地方なら守谷刃物研究所研削の寸法と公差が非公開
焼入れ鋼の小物を1個〜数百個加藤研磨製作所(基本3選)東海の丸物を1〜100個 → 鬼頭精器製作所熱処理は外注
焼入れ済みの部品を支給し、研削だけアミイダ(関東)関西の内外径 → 丸平精研寸法と公差が非公開

注 表は上の行ほど優先します。各社の公式ページによります(2026年10月15日確認)。

研削が要るかを先に決める

阪井金属製作所のコラムは、公差0.01mm以下か、Ra0.4以下の面で研削を使うことが多いと書いています。Raは面の凸凹の平均の高さで、小さいほど滑らかです。同じコラムは、研削は切削より納期と費用がかかるとしています。

図面の公差がこの線より緩い面は、研削に回さず旋盤やマシニングで仕上げます。研削の工程が1つ増えるたびに、段取りと運搬の費用が足されるからです。研削が要る面だけを図面で指定すると、見積もりの比べ方もはっきりします。

寸法で、当たる会社の組が決まる

円筒研削の長さは、石川研磨が4,200mm、フクネツが2,650mm、加藤研磨製作所が1,500mmです。平面研削は、石川研磨が2,050×800mm、天野工業が2000×800mmです。センタレス研削の径は、ミヤサカ工業が最小Φ0.2、沢平がφ1以下を挙げています。

最初の問い合わせは、寸法の上限を公開している会社から始めます。範囲の外の会社に図面を送ると、断られるまでに日数を使うからです。上限が分からない会社には、最大の外径と長さだけを先に送って、受けられるかを聞きます。

数量で、向く会社が逆になる

加藤研磨製作所は1個から月産500個、鬼頭精器製作所は1〜100個が中心です。ミヤサカ工業は月産1000万個以上、沢平は、切削のスロットルシャフトを月産40万本作ると書いています。

試作は、1個から受けると明記した会社に頼みます。量産の会社は段取りが重く、数個の注文は後回しになりやすいからです。量産に移るときは、試作の会社に続けて頼むか、量産の会社に移すかを、試作の前に決めておきます。

気にしなくていいこと

  • 研削盤の台数の多さだけです。自社の部品の寸法に合う機械が何台あるかのほうが、納期に効きます。
  • 「ミクロン単位」という言葉だけです。16社のうち、公差か面粗さを数値で出していたのは9社でした。
  • 鏡面の写真です。面粗さは、図面のRaの値で比べます。

言いにくいこと

研削の料金を公開していたのは、16社のうち関東精密だけでした。それも10個ロットの平面研削の参考価格で、税込か税別かの記載はありません。熱処理を社内で行うと公式に書いていたのは、アイオー精密、守谷刃物研究所、フクネツの3社です。

研削の見積もりは、同じ図面で2〜3社から取ります。料金の公開がほぼなく、1社の値段では高いか安いかを判断できないからです。熱処理込みで頼むときは、熱処理と研削を別の行で出してもらいます。

この分析の根拠(10件)

研削が要る線と、切削仕上げとの使い分け

研削にするかは、公差と面粗さ、それに焼入れの有無で決まります。焼入れ鋼でも、旋盤で仕上げられる面があります。

切削と研削の境目について、阪井金属製作所はコラムで次のように書いています。平面度や寸法公差が0.01mm以下のものや、Ra0.4以下の面は研削を行うことが多い、という整理です。これは1社の目安で、規格の線ではありません。

研削の会社が公開していた精度の値を並べました。値の種類がそろっていないので、順位はつけません。

会社公開している値研削の種類
ミヤサカ工業外径公差φ±0.0005センタレス
沢平真円度0.0005以下、Ra0.05以下円筒・センタレス
鬼頭精器製作所幾何公差0.001mm(実績)円筒・内面
フタワ精密製作所±0.001mm超硬のプロファイル
加藤研磨製作所寸法・平面度0.002mm以下平面・ジグ
天野工業真円度・直角度0.002mm以下円筒
村上精機真円度2μm、平面度3μm円筒・平面
丸平精研2ミクロン以下円筒・内面・平面
アイオー精密Ra0.1以下CBN砥石の研削盤

注 各社の公式ページによります(2026年10月15日確認)。ミヤサカ工業と沢平の値は単位の記載がなく、mmと読めます。ほかの7社は、研削でできる公差と面粗さの数値を公開していませんでした。関東精密の価格例にある公差は、価格の条件です。

図面の公差が5μmより厳しい部品は、表の会社から当たります。数値を公開している会社なら、自社の図面を受けられるかを見積もりの前に読めるからです。値を出していない会社には、図面の公差を書いて受けられるかだけを先に聞きます。

焼入れ鋼を旋盤で仕上げる道

旋盤メーカーの高松機械工業は、2019年の広報誌でCBN工具による焼入れ鋼の旋削を解説しています。CBNはダイヤモンドに次いで硬い工具の材料です。加工面の粗さは、近年はRmax1.6μmまで良くなったと書いています。Rmaxは、面の凸凹の最も高い所と低い所の差です。

同じ記事は、旋削の跡が螺旋の模様になると指摘しています。この模様はシール部からの油漏れを起こし、油圧や潤滑の部分の仕上げには使えないとしています。螺旋の模様が出ない削り方として、ハードスカイビングも紹介しています。

油や空気を止めるシール面と、軸受がはまる面は研削で仕上げます。旋削の螺旋の模様が漏れの原因になると、旋盤メーカー自身が書いているからです。それ以外の焼入れ面は、旋盤の会社にも見積もりを頼み、研削と比べます。

研削を外せる面

  • 公差が0.01mmより緩い面です(阪井金属製作所の目安)。
  • 焼入れをしない材料で、面粗さの指定が緩い面です。
  • ほかの部品と当たらない逃げの面です。

図面を描く段階で、研削の面に印をつけて加工先と話します。全部の面に厳しい公差を書くと、研削の工程が増えて費用が跳ね上がるからです。関東精密も、とりあえず厳しい公差を書くとコストが跳ね上がると書いています。

旋盤で仕上げる部品は旋盤加工の受託で比べます。

この分析の根拠(12件)

ワーク寸法と研削の種類で当たる会社

研削は、種類ごとに機械が違います。種類と最大の寸法で、候補は3〜4社に絞れます。

円筒研削と平面研削の上限を、公開していた会社ごとに並べました。

会社円筒研削の上限平面研削の上限
石川研磨Φ530・長さ4,200mm2,050×800mm
天野工業Φ12002000×800mm
フクネツΦ550・センター間2650mm1000×500mm
守谷刃物研究所φ400×1000560×1700mm
加藤研磨製作所Φ400・長さ1500mm500×400mm
鬼頭精器製作所φ350・長さ1000mm程度400×800mm
丸平精研Φ300・長さ650mm800×400mm

注 各社の公式ページによります(2026年10月15日確認)。天野工業の円筒は「条件による」とされ、長さの記載はありません。石川研磨は、長さ8,000mmの円筒研削盤を導入予定とも書いています。

長さ2mを超える軸は、石川研磨かフクネツに当たります。公開している範囲で、2mを超える円筒研削盤を持つのはこの2社だけだからです。2m級の板は、石川研磨と天野工業に同じ図面で見積もりを頼みます。

内面・センタレス・治具研削

研削の種類会社公開している範囲
内面石川研磨長さ2,000mm、穴Φ50から
内面フクネツ最大φ560
内面鬼頭精器製作所φ6〜φ260
内面守谷刃物研究所φ1.2〜φ133
内面沢平最小φ2.0
センタレスミヤサカ工業Φ0.2〜約Φ50
センタレス沢平φ1以下の軸
センタレス加藤研磨製作所φ3〜40mm
治具加藤研磨製作所穴径とピッチ0.002mm以下
治具ニコテクス治具研削盤J3GB

注 各社の公式ページによります(2026年10月15日確認)。アイオー精密は内面をφ2から削れると書いていますが、上限は公開していません。

細い穴や細い軸は、最小の径を公開している会社に頼みます。細いものほど砥石と軸の支え方が限られ、機械を持っていない会社では受けられないからです。穴の位置まで厳しい金型の部品は、治具研削盤を持つ会社に出します。

立型の複合研削

立型の複合研削盤は、内径・外径・端面を1回のつかみで同時に削る機械です。フクネツは2台、石川研磨は2台、アイオー精密は1台を持っています。天野工業も内外径の同時研削を挙げています。

大径のリングで、内径と外径の同軸度が厳しい部品は、立型の複合研削盤を持つ会社に頼みます。つかみ直しがないので、内外径のずれが出にくいからです。

この分析の根拠(11件)

熱処理から研削までを1社で

焼入れした部品は、熱処理でひずみ、そのひずみを研削で取ります。熱処理を社内で行う研削の会社は、16社のうち3社でした。

熱処理の扱いを、各社の公式ページで分けました。

扱い会社公式に書いていること
社内アイオー精密真空浸炭炉・焼入炉・高周波加熱装置
社内守谷刃物研究所真空焼入炉で焼入れ・焼戻し
社内フクネツ熱処理が本業。1976年に研削部門
外注で一括加藤研磨製作所熱処理と表面処理は外注
外注で一括城北工範製作所焼入れは専門の会社に外注
外注で一括村上精機熱処理は協力会社の網

注 各社の公式ページによります(2026年10月15日確認)。ほかの10社は、熱処理の扱いを公式に書いていませんでした。書いていないことは、できないという意味ではありません。

アイオー精密は、熱処理のラインを24時間動かしていると書いています。守谷刃物研究所は、真空焼入炉で酸化と変形の少ない焼入れをすると書いています。加藤研磨製作所は、材料から熱処理、研削までを1〜2週間で対応する例を挙げています。

数百個以上の焼入れ部品は、熱処理を社内で行う会社に頼みます。硬さやひずみの不良が出たとき、熱処理と研削のどちらが原因かを1社の中で突き止められるからです。運ぶ回数が減る分、納期も読みやすくなります。

分けて頼むほうがよい場合

熱処理の会社がすでに決まっているなら、研削だけを頼みます。慣れた熱処理先の条件を変えずに済むからです。そのときは、熱処理後の取り代と硬さの記録を研削の会社に渡します。

熱処理だけの外注は熱処理の受託で比べます。フクネツはそちらにも載せています。

この分析の根拠(7件)

1個の試作から量産へ

試作を受ける会社と、量産を受ける会社は、多くの場合で別です。量産でどこに頼むかを、試作の前に決めておきます。

受けるロットを公式に書いていた会社の値です。

会社公式に書いているロット
加藤研磨製作所1個から月産500個
鬼頭精器製作所1〜100個。数百個も
アミイダ1個から。量産にも対応
城北工範製作所1個から小ロット
フタワ精密製作所単品ロット
関東精密1点から。1,000個以上も
アイオー精密単品・小ロットも
村上精機試作・単品から量産
天野工業少ロットは月数十個から
沢平切削の部品を月産40万本
ミヤサカ工業月産1000万個以上

注 各社の公式ページによります(2026年10月15日確認)。表にない5社は、ロットを具体的に書いていないか、記載がありません。

天野工業は、2011年に月20万個の量産を始めています。丸平精研は、1997年に量産から小ロットの部品へ軸足を移したと書いています。同じ研削の会社でも、量産と小ロットのどちらを主にするかは会社ごとに違います。

試作の段階で、量産も受けられるかを聞いておきます。量産で別の会社に移すと、治具と条件を作り直し、寸法の出方も変わるからです。量産を受けない会社なら、試作の検査の記録を量産の会社に渡せる形で残してもらいます。

量産の会社で聞くこと

ミヤサカ工業は、センターレス研削盤を45台持っています。アイオー精密は、研削盤70台と熱処理のラインを持っています。

量産の会社を選ぶときは、自社の部品を削れる機械が何台あるかを聞きます。1台しかないと、故障や繁忙で止まったときに代わりがないからです。熱処理を社内で行うかも、量産の納期に効きます。

この分析の根拠(12件)

費用の目安と、見積もりの条件

研削の料金を公開していたのは、16社のうち1社だけでした。費用は、公差と面粗さ、材質、削り代で大きく動きます。

関東精密は、平面研削の参考価格を記事で公開しています。10個ロットの場合の1個あたりの値です。

材質大きさ(mm)公差面粗さ1個あたり
S50C100×150×20±0.01Ra1.68,000円〜
SUS30480×120×15±0.02Ra3.212,000円〜
SKD1150×100×10±0.005Ra0.815,000円〜
アルミ200×300×30±0.05Ra1.618,000円〜

注 関東精密の記事(2025年8月9日)によります。税込か税別かの記載はありません。記事は、削り代、形状、材料相場で変わる参考価格としています。

SKD11の例は、S50Cの例より面積が3分の1なのに、値段は約1.9倍です編集部の試算。材質と公差と面粗さが同時に違うので、どれがどれだけ効いたかは分けられません。

焼入れ鋼で公差が5μmを切る面は、普通の鋼の倍の値段を覚悟します。関東精密の例でも、面積が小さいのに値段は倍近いからです。図面の公差を1段緩められないか、見積もりの前に設計と話します。

見積もりの条件

アミイダは、図面なしの口頭での見積もりを受けません。削り代が予定より多いと追加の費用がかかる場合があり、そのときは先に連絡すると書いています。加藤研磨製作所は、見積もりを2日以内に返すとしています。

研削を頼むときは、研削前の寸法と取り代を図面に書いて出します。削り代が増えると追加費用になる会社があり、取り代を決めておけば後から揉めないからです。熱処理後の部品なら、ひずみの量も一緒に伝えます。

費用を左右する要素

  • 公差と面粗さです。関東精密は、厳しい公差ほど仕上げに時間がかかると書いています。
  • 材質です。焼入れ鋼、超硬、セラミックは、砥石と削る時間が変わります。
  • 削り代です。アミイダは、予定を超えると追加費用になる場合があるとしています。
  • 数量です。段取りの費用を、何個で割るかで1個の値段が変わります。
この分析の根拠(3件)

超硬・セラミック・難削材の研削

超硬とセラミックは、鋼と同じ砥石では削れません。材質ごとに、得意を公開している会社が違います。

材質会社公式に書いていること
超硬フタワ精密製作所プロファイル研削で±0.001mm
超硬天野工業小物の平面研削で対応
超硬・セラミック村上精機研削できる材質に挙げる
セラミック城北工範製作所セラミックの研削が中心
インコネル・チタン鬼頭精器製作所チタン・インコネル・ハステロイ
特殊鋼・粉末ハイス守谷刃物研究所ヤスキハガネ・粉末ハイス

注 各社の公式ページによります(2026年10月15日確認)。

フタワ精密製作所は、超硬の小型測定子や先端の細いパンチを±0.001mmで加工すると書いています。城北工範製作所は、1995年からセラミックなど難削材の加工を研究してきました。

超硬のパンチや測定子は、超硬を専門にする会社に頼みます。超硬は砥石の選び方と目立ての腕で仕上がりが決まり、鋼の研削とは別の技術だからです。セラミックの部品も、セラミックの研削を主力にする会社から当たります。

ほかの比較ページとの分け方

素材から頼むか、素材を支給して研削だけ頼むかを先に決めます。素材の会社と研削の会社が別だと、割れや欠けの原因をどちらが持つかで揉めやすいからです。

この分析の根拠(7件)

μmの公差は、測れる会社に頼む

μm単位の公差は、削る機械より測る機械で差がつきます。測定機を公開している会社は、検査の記録を出せるかの目安になります。

研削の会社が公開していた、主な測定機です。

会社公開している主な測定機
加藤研磨製作所真円度円筒度測定機・表面形状粗さ測定機
加藤研磨製作所三次元座標測定機(2台の導入の告知)
アイオー精密真円度測定機・CNC三次元測定機
アイオー精密歯車測定機・硬度計
石川研磨三次元測定機・輪郭形状測定機
石川研磨ビッカース硬さ試験機
守谷刃物研究所CNC三次元測定機・真円度測定機
丸平精研三次元測定機・表面粗さ測定機2台
ニコテクス工具顕微鏡・ブロックゲージ・ピンゲージ

注 各社の公式ページとお知らせによります(2026年10月15日確認)。表にない会社が測定機を持っていないという意味ではありません。

加藤研磨製作所は2018年に真円度円筒度測定機を入れ、2016年に表面形状と粗さの測定機を入れたと告知しています。アイオー精密と石川研磨は、硬さの試験機も設備に挙げています。

真円度や円筒度に数μmの指定がある部品は、真円度測定機を持つ会社に頼みます。持っていない会社では、出荷のときに値を測れず、成績書に数字が載らないからです。焼入れ部品は、硬さの記録も成績書に入れてもらいます。

測り方を合わせる

μm単位の値は、測る温度と測る位置で変わります。受け入れの検査で揉めないように、測る位置と測定機の種類を図面か注文書に書きます。初回の数個は、自社でも同じ方法で測って突き合わせます。

この分析の根拠(6件)

地域で探す

大物は運ぶ費用と日数が効くので、近い会社から当たります。小物は、地域より研削の種類と精度で選びます。

地域会社(所在地)
東北アイオー精密(岩手県花巻市)
関東加藤研磨製作所(東京都大田区)
関東アミイダ(群馬県太田市)
関東城北工範製作所(栃木県宇都宮市)
関東沢平(茨城県日立市)
関東関東精密(横浜市都筑区)
甲信越ミヤサカ工業(長野県茅野市)
甲信越ニコテクス(新潟県長岡市)
東海石川研磨(愛知県刈谷市)
東海鬼頭精器製作所(愛知県豊田市)
東海天野工業(岐阜県美濃市)
関西丸平精研(東大阪市)
関西フタワ精密製作所(東大阪市)
関西村上精機(堺市)
中国守谷刃物研究所(島根県安来市)
九州フクネツ(福岡県篠栗町)

注 各社の公式ページによります。北海道と四国は、公式サイトで研削の受託を確かめられる会社が見つかりませんでした。

アミイダは、関東を中心にしながら全国の依頼を受けると書いています。取引先は全国で250社を超えるとしています。

長さ2mを超える軸や2m級の板は、運送の手配ができる範囲の会社に頼みます。大物は梱包と運賃が1回ごとにかかり、往復の日数も納期に足されるからです。手のひらに載る部品なら、遠くても精度と種類で選んでかまいません。

この分析の根拠(1件)

研削盤の統計と、会社が続くか

国内のNC研削盤の生産台数は、2023年から2年続けて減りました。研削の会社は少人数の会社が多く、1社だけに頼る量産は危うくなります。

経済産業省の生産動態統計を、日本工作機械工業会が主要統計にまとめています。NC研削盤の生産の推移です。

年NC研削盤の台数金額前年比(金額)
2023年2,964台934億円107.3%
2024年2,461台838億円89.8%
2025年2,190台777億円92.7%
2026年1〜7月1,145台414億円88.4%

注 日本工作機械工業会「工作機械主要統計」(2026年9月30日)の、経済産業省の生産動態統計の欄によります。金額は百万円の値を億円に丸めました。国内で生産された台数で、輸出の分も含みます。

2025年の台数は、2023年より約26%少ない値です編集部の試算。同じ表で、2025年のマシニングセンタの生産額は前年比116.2%でした。工作機械の受注総額は、2025年に1兆6,043億円で前年比108.0%です。

研削の量産は、2社目にも一度見積もりを取っておきます。研削盤は新しく作られる台数が減っていて、研削の会社が急に機械を増やすことは期待しにくいからです。繁忙のときに1社が止まると、代わりを探す間に生産が止まります。

会社の大きさ

会社公式に出ている規模
アイオー精密545名・売上高72億円(2024年度)
守谷刃物研究所206名・売上高30億円(2025年度)
フクネツ110名(2026年9月)
鬼頭精器製作所52名(2026年4月)
沢平49名
石川研磨45名
村上精機40名
城北工範製作所29人
天野工業17名

注 各社の会社概要によります。時点の記載がない値もあり、順位はつけません。ほかの7社は従業員数を公開していません。

ミヤサカ工業は、2024年にM&Aで技術承継機構のグループに入りました。守谷刃物研究所は2021年に日立金属との資本関係を解消しています。同社は放電プラズマ焼結の受託を2024年3月31日でやめ、設備と受託を他社へ移しました。

少人数の会社に頼むのはかまいませんが、図面と検査の記録は自社で持ちます。後継ぎの問題や設備の故障で止まったとき、次の会社にすぐ渡せるからです。M&Aで他社のグループに入った会社とは、量産の条件を書面で取り直します。

3選の継続性

3選の3社のお知らせの一覧を、2026年10月15日に読みました。研削の事業終了と、新規受付の停止の告知はありませんでした。アイオー精密は2025年7月に「100億宣言」を出しています。

この分析の根拠(16件)

頼む手順と、見積もりで聞くこと

研削の面を図面で決め、寸法で会社を絞り、同じ図面で2〜3社に見積もりを頼みます。

手順は4つです。まず、研削が要る面と、その公差と面粗さを図面で決めます。次に、最大の外径と長さから、範囲に入る会社を3社ほど選びます。続いて、熱処理を任せるか支給するかを決めます。最後に、初回の数個で寸法と硬さを確かめてから量産に入ります。

見積もりで書面にしてもらうこと理由
受けられる最大の外径と長さ範囲の外だと断られる
図面の公差と面粗さを守れるか数値の公開は9社だけ
研削前の寸法と取り代削り代の超過は追加費用になる
熱処理の社内・外注の別不良の原因を切り分ける
熱処理後の硬さの記録研削の割れと焼けを防ぐ
検査の方法と成績書μm単位の値は測り方で変わる
試作から量産に移るときの条件段取りの費用が変わる
税込か税別か公開の参考価格に記載がない

アミイダは、図面での見積もりだけを受けます。関東精密は、問い合わせに即日返信すると書いています。加藤研磨製作所は、見積もりを2日以内に返すとしています。

補修部品で図面がないときは、現物から図面を起こせる会社に頼みます。フタワ精密製作所は、現物から図面を作ると書いています。量産品は、必ず図面と年間の数量をそろえて出します。

この分析の根拠(4件)

調べた16社と、選んだ・外した理由

16社それぞれについて、選んだか、条件別の候補にしたかと、その理由です。

会社扱いと理由
加藤研磨製作所基本3選。7種類の研削を1個から
アイオー精密基本3選。熱処理炉と研削盤70台
石川研磨基本3選。長さ4,200mmの円筒研削
天野工業逆転の候補。2m級の平面とJIS Q 9100
フタワ精密製作所条件別。超硬の成形研削
城北工範製作所条件別。セラミックを1個から
ミヤサカ工業条件別。センタレスの量産
沢平逆転の候補。φ1以下の軸と内径研削
鬼頭精器製作所逆転の候補。丸物を1〜100個
フクネツ逆転の候補。九州の熱処理と研削
守谷刃物研究所逆転の候補。中国地方の真空焼入れと研削
アミイダ条件別。研削だけを1個から
丸平精研逆転の候補。関西の内外径
村上精機掲載。研削から組立まで
関東精密掲載。平面研削の参考価格
ニコテクス掲載。治具研削盤を持つ

注 比較・まとめサイトは外しました。札幌研削工業は、公式サイトを確かめられず外しました。天野研磨工業所、サワダ精密、東栄超硬、ナミキツァーンラートも、公式サイトを特定できず外しています。ハリキ精工は、公式サイトに研削の記載がなく外しました。ハシダ技研工業は、外部からの受託の案内が見つからず外しました。エクシードは、公式サイトに接続できませんでした。

判断の根拠にした実態データ

判断を支えた事実です(2026年10月15日確認)。

何を見たか分かったこと判断への効き方
16社の公式ページ精度の数値の公開は9社公開している会社から当たる
16社の公式ページ料金の公開は1社同じ図面で2〜3社に聞く
16社の公式ページ熱処理を社内で行うのは3社量産は社内一貫の会社へ
阪井金属製作所のコラム0.01mm以下・Ra0.4以下で研削が多い緩い面は研削に回さない
高松機械工業の広報誌旋削の螺旋模様で油漏れシール面は研削で仕上げる
関東精密の参考価格SKD11はS50Cの約1.9倍公差を1段緩められないか話す
アミイダの案内削り代の超過は追加費用取り代を図面に書く
工作機械主要統計NC研削盤の生産が2年続けて減少量産は2社目を持つ
ミヤサカ工業の沿革2024年にM&Aでグループ入り量産の条件を取り直す
各社のお知らせ3選に終了・停止の告知なし3選に残す

注 各社の公式ページとお知らせ、日本工作機械工業会の統計によります。

取れなかったもの。研削の受託の料金表と最低料金は、関東精密の参考価格のほかに見つかりませんでした。研削の会社の値上げの告知も、公式のお知らせでは見つかりませんでした。砥石メーカーの値上げは、日付のある一次資料を確かめられず書いていません。日本工作機械工業会の受注統計は機種別の内訳を公開しておらず、研削盤の受注額は使っていません。口コミは判断に使っていません。

この分析の根拠(6件)

研削加工の受託の選び方(3つの手順)

研削が要る面と、公差・面粗さを図面で決める

境目は研削が要る線と、切削仕上げとの使い分けにあります。

研削の種類と最大の寸法で、当たる会社を絞る

種類ごとの上限はワーク寸法と研削の種類で当たる会社にあります。超硬とセラミックは超硬・セラミック・難削材の研削で絞ります。

熱処理を誰が持つかを決め、同じ図面で見積もる

熱処理は熱処理から研削までを1社でに、費用は費用の目安と、見積もりの条件にあります。聞くことは頼む手順と、見積もりで聞くことにまとめました。

選定基準

調べたのは、2026年10月15日に検索で表示された16社です。検索語は、研削加工 受託、円筒研削 内面研削 最大加工、センタレス研削 受託などです。治具研削 超硬、熱処理 研削 一貫、地域名と研削加工の組み合わせでも調べました。比較・まとめサイトと、公式サイトを特定できない会社は除きました。掲載の条件は3つです。1つ目は、研削を受けることを公式サイトで示していることです。2つ目は、所在地を公式に確かめられることです。3つ目は、研削の種類か設備か受ける範囲を、公式資料で確かめられることです。そのうえで、各社の設備と会社概要とお知らせを読みました。日本工作機械工業会の統計と、切削と研削の境目の資料も確かめています。そして基本の3社を選びました。焼入れ鋼の小物を1個から頼む、量産を熱処理から研削まで任せる、長い軸と大きな平面を頼む、の3通りです。超硬やセラミック、センタレスの量産には、別に第一候補を示しています。16社それぞれの扱いと理由は「調べた16社と、選んだ・外した理由」に載せています。

おすすめ3社を詳しく紹介

1株式会社加藤研磨製作所

焼入れ鋼の小物を1個〜数百個、研削の種類をまたいで頼むなら

円筒、内面、平面、ジグ、成形、センタレスなど7種類の研削を、1個から月産500個まで受けます。

比較した会社
加藤研磨製作所(東京)
研削の種類
円筒・内面・平面・ジグ・成形・センタレス
最大ワーク寸法
円筒Φ400×1500mm、平面500×400mm
公開している精度
0.002mm以下、鏡面Ra0.01の例

おすすめの理由

円筒と平面と穴の位置の仕上げを、1つの窓口で頼めます。平面とジグ研削は0.002mm以下の値を公開し、図面を受けられるかを先に読めます。熱処理は外注ですが、材料から研削までを一括で受けます。

寸法の上限はワーク寸法と研削の種類で当たる会社にあります。

決め手

  • 7種類の研削を1個から
  • 平面・ジグで0.002mm以下
  • 見積もりは2日以内

向かない人

熱処理は外注です。円筒は長さ1500mm、平面は500×400mmまでなので、大物は向きません。料金は公開していません。

特徴

  • 円筒・内面・平面・ロータリー・プロファイル・ジグ・センタレスの7種類
  • 円筒研削はΦ3〜Φ400、長さ1500mmまで
  • 平面研削は500×400mmまで。寸法・平面度・平行度0.002mm以下
  • ジグ研削で穴径とピッチ0.002mm以下
  • 内面研削は外径との同軸度2ミクロン以下
  • 対応ロットは1個から月産500個
  • 熱処理と表面処理は外注で、ほかの工程は社内
  • 見積もりは2日以内に連絡

主なサービス

主なサービス種類備考
円筒・内面・平面研削研削1個から
ジグ・プロファイル研削研削穴ピッチ0.002mm以下
材料から研削までの一括受注一貫熱処理は外注

基本情報

所在地東京都大田区(本社工場・第二工場)
沿革2014年に設立60周年(公式のお知らせ)
主な測定機真円度円筒度測定機、三次元測定機、表面粗さ測定機

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2株式会社アイオー精密

数百個以上の焼入れ部品を、熱処理から研削まで1社に任せるなら

研削盤70台と、真空浸炭炉などの熱処理炉を社内に持ちます。従業員545名、売上高72億円(2024年度)の会社です。

比較した会社
アイオー精密(岩手)
研削の種類
円筒・内面・平面・成形・センタレス
最大ワーク寸法
記載なし(内面はφ2から)
公開している精度
Ra0.1以下(CBN砥石の研削盤)

おすすめの理由

熱処理と研削を同じ会社で行うので、ひずみや硬さの不良の原因を社内で突き止められます。成形、平面、円筒、内面、センタレスの研削盤がそろい、部品の形を選びません。単品と小ロットも受けると書いています。

熱処理の扱いの比べ方は熱処理から研削までを1社でにあります。

決め手

  • 研削盤70台
  • 真空浸炭炉・焼入炉を社内に
  • 熱処理のラインは24時間稼動

向かない人

研削の最大寸法と公差を公開していません。研削だけを数個頼むなら、研削の専業のほうが話が早いです。

特徴

  • 成形・平面・円筒・内面・センタレスの研削盤70台
  • 内面はφ2から
  • CBN砥石の研削盤(GPES-30B)でRa0.1以下
  • 真空浸炭炉・真空熱処理炉・高周波加熱装置を社内に
  • 熱処理のラインは24時間稼動
  • 無電解ニッケルなどの表面処理も社内
  • 単品・小ロットも受ける
  • 真円度測定機・CNC三次元測定機・歯車測定機を保有

主なサービス

主なサービス種類備考
円筒・内面・平面・成形・センタレス研削研削研削盤70台
真空浸炭・焼入れ・高周波焼入れ熱処理社内
旋削・フライス・歯切り・表面処理前後の工程社内

基本情報

所在地岩手県花巻市
設立1977年9月
資本金1億7,534万6,000円
従業員545名(中国工場を除く、時点の記載なし)
売上高72億円(2024年度)

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3株式会社石川研磨

長さ2mを超える軸・ロールや、2m級の平面を研削するなら

長さ4,200mmの円筒研削盤、2,050×800mmの平面研削盤、長さ2,000mmの内面研削盤を持ちます。

比較した会社
石川研磨(愛知)
研削の種類
円筒・内面・平面・成形・立型複合
最大ワーク寸法
円筒4,200mm、平面2,050×800mm
公開している精度
記載なし

おすすめの理由

公開している範囲で、2mを超える円筒研削盤を持つのは石川研磨とフクネツだけです。石川研磨は大型の平面、内面、立型の複合研削もそろえ、大物を1社で仕上げられます。ロールのクラウン研削も受けます。

大物の会社の比べ方はワーク寸法と研削の種類で当たる会社にあります。

決め手

  • 円筒は長さ4,200mm・Φ530まで
  • 平面2,050×800mm
  • 内面は長さ2,000mm

向かない人

公差の数値と熱処理の扱いを公開していません。8m級の機械は設備ページで導入予定とも書かれ、4mを超える部品は稼働を確かめます。

特徴

  • 1mmの小物から最大8m・Φ1200の大物まで(トップページの記載)
  • 長さ4,200mm・Φ530までの大型円筒研削盤
  • 長さ2,000mmの大型CNC内面研削盤
  • 平面研削は2,050×800mmまで
  • 立型複合研削盤で内外径Φ1300まで
  • 2軸NC成形研削とロールのクラウン研削
  • 旋盤・マシニング・ワイヤー放電も社内
  • 三次元測定機・輪郭形状測定機・ビッカース硬さ試験機

主なサービス

主なサービス種類備考
大型・長尺の円筒研削研削長さ4,200mmまで保有
大型の平面・内面研削研削平面2,050mm、内面長さ2,000mm
成形研削・ロールのクラウン研削研削2軸NC

基本情報

所在地愛知県刈谷市
創業1967年
資本金300万円
従業員45名

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そのほかの会社13社を紹介

株式会社天野工業

岐阜県美濃市で、2m級の平面とΦ1200までの円筒を研削する会社です。ISO9001とJIS Q 9100を取得しています。

比較した会社
天野工業(岐阜)
研削の種類
平面・円筒・ロータリー
最大ワーク寸法
平面2000×800mm、円筒Φ1200
公開している精度
真円度0.002mm以下(円筒)

向いている人1〜2m級の板や大径の円筒を、航空機向けの品質規格のもとで研削したい調達の担当に向きます。

確認したい点少ロットの目安は月数十個からで、1個の受注は公式に書いていません。従業員17名の会社なので、量産の能力は見積もりで確かめます。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

天野工業は岐阜県美濃市の研削の会社です。1984年に個人事業として始め、1990年に法人になりました。資本金は1,000万円、従業員は17名です。2011年には月20万個の量産を始めています。ロータリー研削は1985年から、平面研削は2002年から続けています。

平面研削は最大2000×800mmで、NC門型平面研削盤を使います。円筒研削はΦ1200まで、縦型のロータリー研削盤はテーブルΦ1600です。円筒では真円度と直角度0.002mm以下、小物の平面では平面度0.005mmの値を載せています。

材質は鉄、S45C、鋳鉄、アルミ、ステンレスなどで、小物の平面研削には超硬も挙げています。少ロットは月数十個からと書いています。ISO9001と、航空宇宙の品質規格JIS Q 9100を取得しています。

特徴

  • 円筒研削はΦ1200まで(条件による)
  • 円筒で真円度・直角度0.002mm以下
  • 小物の平面研削で平面度0.005mm、超硬にも対応
  • 2011年に月20万個の量産を開始
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
大型の平面研削研削2000×800mmまで
円筒・内外径の同時研削研削Φ1200まで
ロータリー研削研削縦型・横型

基本情報

所在地岐阜県美濃市
創業1984年1月(法人設立1990年1月)
資本金1,000万円
従業員17名
認証ISO9001、JIS Q 9100

出典: www.amanokougyou.co.jp・www.amanokougyou.co.jp・www.amanokougyou.co.jp

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株式会社アミイダ

群馬県太田市で、円筒・内面・平面・プロファイルの研削を1個から受ける会社です。図面での見積もりと、追加費用の事前連絡を明記しています。

比較した会社
アミイダ(群馬)
研削の種類
円筒・内面・平面・プロファイル
最大ワーク寸法
記載なし
公開している精度
記載なし

向いている人関東で、研削だけを1個から外注したい設計・調達の担当に向きます。

確認したい点寸法の範囲と公差を公開していません。削り代が増えると追加費用になるので、素材の取り代を図面に書いて出します。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

アミイダは群馬県太田市の研削の会社です。関東を中心にしながら、全国の依頼を受けると書いています。取引先は全国で250社を超えるとしています。トップページでは、研削にはマイクロメートル単位の精度が求められると説明しています。

研削は円筒、内面、平面、プロファイルの4種類です。数量は1個から受け、量産にも対応します。2023年には、鏡面に仕上げるラップの機械を入れました。取引先の声では、超硬やハイスのエンドミルの素材を円筒研削している例が載っています。

見積もりは図面で行い、図面なしの口頭での見積もりは受けません。予定より多く削る必要が出たときは追加の費用がかかる場合があり、先に連絡すると書いています。寸法の範囲と公差の数値は公開していません。研削の解説のページでは、センタレス研削は大量生産に向くと書いています。

特徴

  • 円筒・内面・平面・プロファイル研削
  • 削り代が予定を超えると追加費用。事前に連絡
  • 超硬・ハイスのエンドミル素材の円筒研削の例
  • 2023年に鏡面仕上げのラップ機を導入
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
円筒・内面研削研削1個から
平面・プロファイル研削研削1個から
鏡面ラップ仕上げ2023年導入

基本情報

所在地群馬県太田市
対応地域関東が中心。全国の依頼も受ける

出典: www.actpg.co.jp・www.actpg.co.jp

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株式会社フクネツ

福岡県篠栗町で、熱処理と、その後の研削を1社で受ける会社です。1976年から研削の部門を持っています。

比較した会社
フクネツ(福岡)
研削の種類
円筒・内面・平面・センタレス
最大ワーク寸法
円筒φ550×2650mm、内面φ560
公開している精度
記載なし(ミクロンレベル)

向いている人九州で、熱処理と研削を分けずに1社へ出したい調達の担当に向きます。

確認したい点研削の公差を数値で公開していません。1個からの受注も書いていません。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

フクネツは福岡県篠栗町の熱処理の会社で、1969年に設立しました。資本金は3,500万円、従業員は110名で、2026年9月2日時点の値です。1976年に研削の部門を始め、円筒研削盤と内面研削盤を入れました。ISO9001とISO14001を取得しています。1990年には宮崎県に合弁の熱処理会社を設け、2018年に熱処理の第4工場を建てました。

熱処理は真空炉、ピット炉、連続炉、ケース炉、ソルト炉で行います。熱処理の後の研削は、円筒、内面、平面、センタレス、立型複合です。材料の仕入れから機械加工、熱処理、研削までをまとめて受け、設計の段階からの相談にも応じます。

円筒研削盤はセンター間2650mm・最大φ550まで、大型の内面研削盤は最大φ560までです。平面研削盤は1000×500mmまでです。立型複合研削盤で、内径・外径・端面を同時に削ります。

特徴

  • 熱処理の後の円筒・内面・平面・センタレス研削
  • 材料の仕入れから機械加工・熱処理・研削まで
  • 真空炉・ピット炉・連続炉・ソルト炉
  • 1976年に研削の部門を開始
  • 大量処理から少量多品種まで
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
金属熱処理熱処理真空炉・連続炉など
熱処理後の円筒・内面・平面研削研削社内
ガス浸硫窒化・TD処理表面処理社内

基本情報

所在地福岡県糟屋郡篠栗町
設立1969年7月
資本金3,500万円
従業員110名(2026年9月2日)
認証ISO9001、ISO14001

出典: kkfukunetsu.co.jp・kkfukunetsu.co.jp・kkfukunetsu.co.jp

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株式会社フタワ精密製作所

東大阪市で、超硬合金の精密研削を単品から受ける会社です。プロファイル研削で±0.001mmの精度をうたいます。

比較した会社
フタワ精密製作所(大阪)
研削の種類
円筒・内径・平面・プロファイル
最大ワーク寸法
記載なし(手のひらサイズの実績)
公開している精度
±0.001mm(プロファイル研削)

向いている人超硬のパンチや測定子を単品で、μm単位の形に仕上げたい金型と治具の担当に向きます。

確認したい点実績として挙げるのは手のひらサイズまでの部品です。大物や鋼の量産部品は、ほかの会社に頼みます。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

フタワ精密製作所は大阪府東大阪市の会社で、超硬の精密治工具を作っています。半世紀以上の歴史があると書いています。2023年に大阪府の、ものづくりの企業の表彰を受けています。

研削は超硬合金の精密研削、内径、円筒、プロファイル、平面です。プロファイル研削では、超硬の小型測定子や先端の細いパンチ、順送金型のダイを作ります。精度は±0.001mmと書いています。端面の径φ0.05の測定子の先端にも取り組んでいます。

材質は超硬が中心で、普通・微粒子・超微粒子・非磁性をそろえています。ハイスやSKD11などの金型用鋼も受けます。短納期と単品ロットに対応し、現物から図面を起こすこともできます。円筒研削盤6台、プロファイル研削盤2台などを持っています。超硬のろう付けも受け、CVDやTiCNのコーティングは協力会社で行います。

特徴

  • ハイス・SKD11など金型用鋼も
  • 短納期・単品ロットに対応
  • 円筒研削盤6台・内面3台・平面3台・プロファイル2台
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
超硬のプロファイル研削研削±0.001mm
超硬の円筒・内径・平面研削研削実績は手のひらサイズまで
超硬のろう付け加工コーティングは協力会社

基本情報

所在地大阪府東大阪市
沿革半世紀以上(公式の記載)
表彰2023年に大阪府のものづくり企業の表彰

出典: futawa.com・futawa.com・futawa.com

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株式会社城北工範製作所

宇都宮市で、セラミックの研削を軸に精密部品を1個から作る会社です。ゲージ工場として始まり、1μmにこだわってきたと書いています。

比較した会社
城北工範製作所(栃木)
研削の種類
円筒・平面・内面・ラップ
最大ワーク寸法
記載なし
公開している精度
1μmにこだわると記載

向いている人セラミックの精密部品を、1個から研削で仕上げたい開発の担当に向きます。

確認したい点寸法の範囲と公差を数値で公開していません。熱処理は外注です。

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城北工範製作所は栃木県宇都宮市の会社で、1953年に丸物ゲージの工場として始まりました。資本金は2,500万円、従業員は29人です。2005年にISO9001を取得し、2020年には栃木県のフロンティア企業の認証を受けています。

1995年からセラミックなど難削材の加工を研究し、今はセラミックの研削が中心です。超硬や各種の鋼、非鉄の精密部品も作ります。円筒、平面、内面の研削盤とラップで仕上げ、研削だけでなく切削でも仕上げると書いています。円筒の技術を生かし、電磁軸受一体型のモーターシャフトを開発しました。1986年からは、回転アタッチメントなどの自社製品も作っています。

試作、開発品、小ロットを、1個から受けます。材料は鉄、アルミ、ステンレス、チタン、インコネル、セラミック、樹脂を手配できます。焼入れは、ずぶ焼入れ、浸炭、高周波などを専門の会社に外注します。

特徴

  • 超硬・各種鋼材・非鉄の精密部品
  • 円筒・平面・内面研削とラップ
  • 試作・開発品・小ロットを1個から
  • 熱処理は専門の会社に外注
  • ISO9001(2005年取得)
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
セラミックの研削研削1個から
超硬・鋼の精密部品研削・切削1μmにこだわる
ゲージ・回転アタッチメント自社製品1986年から

基本情報

所在地栃木県宇都宮市
創業1953年6月
資本金2,500万円
従業員29人
認証ISO9001(2005年)

出典: jyouhoku.co.jp・jyouhoku.co.jp

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株式会社関東精密

横浜市都筑区の部品加工の会社で、平面研削も社内で行います。10個ロットの1個あたりの参考価格を、材質と公差ごとに公開しています。

比較した会社
関東精密(神奈川)
研削の種類
平面
最大ワーク寸法
角物1000×500×500mm(加工全体)
公開している精度
±0.005・Ra0.8の価格例

向いている人切削品の一部の面だけを研削で仕上げたい、関東の設計・調達の担当に向きます。

確認したい点研削は平面だけを案内しています。円筒や内面の研削が要る部品は、研削の専業に頼みます。

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関東精密は横浜市都筑区の部品加工の会社です。5軸加工、NC旋盤、ワイヤー放電に加えて、平面研削を社内で行います。図面の作成から納品までを1社で受けると書いています。

受ける範囲は角物が最大X1000×Y500×Z500mm、丸物がΦ400まで、重さは20kgまでです。試作は1点から受け、1,000個以上の量産にも対応します。材質は鋼、特殊鋼、チタン合金、インコネル600、超硬、非鉄、樹脂、セラミックなどを挙げています。

2025年8月の記事で、平面研削の1個あたりの参考価格を載せています。10個ロットの場合で、S50Cの100×150×20mm・±0.01・Ra1.6が8,000円〜です。SKD11の50×100×10mm・±0.005・Ra0.8は15,000円〜です。厳しい公差を入れると仕上げに時間がかかり、費用が上がると書いています。

特徴

  • 試作1点から、1,000個以上の量産も
  • 平面研削の参考価格:S50C・±0.01・Ra1.6で8,000円〜
  • 5軸加工・NC旋盤・ワイヤー放電も社内
  • 問い合わせに即日返信
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
平面研削研削参考価格を公開
5軸・旋盤・ワイヤー放電切削・放電社内
リバースエンジニアリング設計3Dスキャン

基本情報

所在地神奈川県横浜市都筑区

出典: kanto-seimitsu.jp・kanto-seimitsu.jp

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株式会社鬼頭精器製作所

愛知県豊田市で、軸物の円筒・内面・平面研削を1〜100個で受ける会社です。幾何公差0.001mmの実績を公開しています。

比較した会社
鬼頭精器製作所(愛知)
研削の種類
円筒・内面・平面
最大ワーク寸法
円筒φ350、平面400×800mm
公開している精度
幾何公差0.001mm、Ra0.1(実績)

向いている人東海で、主軸やシャフトなどの丸物を1〜100個、μm単位で研削したい設計の担当に向きます。

確認したい点熱処理を社内で行うかは公式に書いていません。焼入れ後の部品を送るか、熱処理込みで頼めるかを見積もりで聞きます。

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鬼頭精器製作所は愛知県豊田市の部品加工の会社です。1963年に名古屋でゲージの製造から始め、1982年に豊田市へ移りました。資本金は2,000万円、従業員は52名で、2026年4月1日時点の値です。

研削は内面、円筒、平面の3種類です。内面はφ6〜φ260、円筒はφ2〜φ350で、長さ1000mm程度の長尺シャフトも削ります。平面は10×10mmから400×800mmまでです。真円度や同軸度などの幾何公差0.001mmと、面粗さRa0.1μmを実績として載せています。

ロットは1〜100個が中心で、100個以上は相談としています。CNC円筒研削盤で数百個程度の量産も受けます。材質はアルミ、ステンレス、炭素鋼、合金鋼のほか、チタンやインコネルも挙げています。ISO9001:2015を取得しています。

特徴

  • 幾何公差0.001mm、Ra0.1μmの実績
  • 1000mmの軸で寸法公差±0.002mm
  • チタン・インコネル・ハステロイにも対応
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
円筒研削研削φ2〜φ350
内面研削研削φ6〜φ260
平面研削研削400×800mmまで

基本情報

所在地愛知県豊田市
設立1963年3月(名古屋で創業)
資本金2,000万円
従業員52名(2026年4月1日)
認証ISO9001:2015

出典: www.kitouseiki.co.jp・www.kitouseiki.co.jp・www.kitouseiki.co.jp

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株式会社丸平精研

東大阪市で、円筒・内面・平面の研削を受ける会社です。加工できる寸法をワークの持ち方ごとに細かく公開しています。

比較した会社
丸平精研(大阪)
研削の種類
円筒・内面・平面・ロータリー
最大ワーク寸法
円筒Φ300、平面800×400mm
公開している精度
2ミクロン以下

向いている人関西で、焼入れ後の内径や外径を小ロットで研削したい設計・調達の担当に向きます。

確認したい点熱処理と、1個からの受注は公式に書いていません。焼入れ済みの部品を支給する前提で問い合わせます。

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丸平精研は大阪府東大阪市の研削の会社です。1977年に八尾市で、量産の弱電部品の外径研削から始めました。1980年に東大阪市へ移り、1997年に量産から小ロットの部品へ軸足を移しています。資本金は500万円です。

円筒研削は、センター支持で外径Φ270・長さ660mmまでです。チャックで持つ場合は外径Φ300・長さ650mmまでで、Φ100を超えると形によって削れないことがあります。内面研削は内径Φ200・外径Φ270・長さ210mmまで、平面は幅800・奥行400・高さ270mmまでです。

内面研削では、焼入れ後の硬い材料も削ります。トップページでは2ミクロン以下の精度と書いています。円筒研削盤4台、内面研削盤3台、ロータリー平面研削盤2台などを持ち、三次元測定機と表面粗さ測定機で検査します。

特徴

  • 円筒はセンター支持で外径Φ270・長さ660mmまで
  • 焼入れ後の硬化材の内面研削
  • 2ミクロン以下の精度(トップページ)
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
円筒研削研削Φ300まで
内面研削研削内径Φ200まで
平面・ロータリー平面研削研削800×400mmまで

基本情報

所在地大阪府東大阪市
設立1977年3月
資本金500万円

出典: maruhiraseiken.com・maruhiraseiken.com・maruhiraseiken.com

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株式会社ミヤサカ工業

長野県茅野市で、センタレス研削を量産で受ける会社です。センターレス研削盤45台を持ち、外径の公差±0.0005を公開しています。

比較した会社
ミヤサカ工業(長野)
研削の種類
センタレス・ロータリー・両頭平面
最大ワーク寸法
径Φ0.2〜約Φ50(センタレス)
公開している精度
外径公差φ±0.0005

向いている人細い軸やピンを数万個以上、センタレス研削で量産したい自動車部品などの調達の担当に向きます。

確認したい点少量の試作を受ける条件は公開していません。2024年にM&Aで技術承継機構のグループに入ったので、長い量産では取引の条件を書面で確かめます。

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ミヤサカ工業は長野県茅野市の研削の会社です。1985年に創業し、1990年からセンタレス研削を始めました。2017年には両頭平面研削も始めています。2024年には、M&Aで株式会社技術承継機構のグループに入りました。

センターレス研削盤は45台で、月産1000万個以上と書いています。径は最小Φ0.2から約Φ50までで、形で変わります。外径公差φ±0.0005、真円度0.0005以下の値を載せています。材質はステンレス、鉄、真鍮、チタン、コバール、アルミなどです。バニシングでは、Ra0.05・Rz0.5の値を載せています。

平面はロータリー研削と両頭平面研削、鏡面のラップも受けます。棒材の切断から面取り、平面研削、外径仕上げまで一貫で行います。ISO9001:2015の認証と、デンソーの推奨仕入先の認定を受けています。0.1mm以下の極細線の矯正と切断も行います。

特徴

  • 径は最小Φ0.2〜約Φ50(形状で変わる)
  • ステンレス・鉄・真鍮・チタン・コバール・アルミ
  • ロータリー研削・両頭平面研削・ラップ
  • 2024年に技術承継機構グループへ参画
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
センタレス研削研削Φ0.2〜約Φ50
ロータリー・両頭平面研削研削ラップも
切断から外径仕上げまでの一貫一貫棒材から

基本情報

所在地長野県茅野市
創業1985年(設立1990年)
資本金1,000万円
認証ISO9001:2015(2016年)
グループ株式会社技術承継機構(2024年に参画)

出典: mskcg.jp・mskcg.jp・mskcg.jp

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株式会社守谷刃物研究所

島根県安来市で、真空焼入れから研削までを社内で行う精密加工の会社です。ヤスキハガネなどの特殊鋼と、超硬・チタンを削ります。

比較した会社
守谷刃物研究所(島根)
研削の種類
平面・円筒・内面・プロファイル
最大ワーク寸法
平面560×1700mm、円筒φ400
公開している精度
記載なし(研削の公差)

向いている人中国地方で、特殊鋼の部品を焼入れから研削まで1社に任せたい調達の担当に向きます。

確認したい点研削の公差を数値で公開していません。会社の主力は量産部品なので、試作の条件は見積もりで確かめます。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

守谷刃物研究所は島根県安来市の精密加工の会社で、1953年に作業所として始まりました。従業員は206名で2026年4月時点、売上高は30億円で2025年度の値です。ISO9001とISO14001に加え、IATF16949とAS9100の認証もあります。

真空焼入炉を社内に持ち、酸化や変形の少ない焼入れと焼戻しを行うと書いています。研削は平面、円筒、内面、プロファイルで、平面研削盤は岡本工作機械製作所のものが約15台です。平面は560×1700mm、円筒はφ400×1000まで、内面はφ1.2から削れます。

材質はヤスキハガネなどの特殊鋼、粉末ハイス、析出硬化系ステンレス、インコネル、チタン、超硬などです。試作から量産まで受けます。2024年3月には、研削とは別の放電プラズマ焼結の受託をやめ、設備と事業を他社へ移しています。

特徴

  • 真空焼入炉で焼入れ・焼戻しを社内
  • 平面・円筒・内面・プロファイル研削
  • 内面はφ1.2〜φ133
  • 特殊鋼・粉末ハイス・インコネル・チタン・超硬
  • IATF16949(ベーンの加工と熱処理)とAS9100
  • 放電プラズマ焼結の受託を2024年3月31日で終了
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
焼入れ鋼の精密研削研削真空焼入れから一貫
プロファイル研削研削NC機を含む
両面ラップ仕上げφ1022まで

基本情報

所在地島根県安来市(東京営業所あり)
設立1956年1月(創業1953年5月)
資本金1,000万円
従業員206名(2026年4月)
売上高30億円(2025年度)

出典: www.moriyacl.co.jp・www.moriyacl.co.jp・www.moriyacl.co.jp・www.moriyacl.co.jp

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村上精機株式会社

堺市で、研削から組立までを受ける精密加工の会社です。JIS Q9100を取得し、1〜3μmの研削精度を公開しています。

比較した会社
村上精機(大阪)
研削の種類
平面・円筒・内径・鏡面
最大ワーク寸法
記載なし(主軸φ150×700の例)
公開している精度
真円度2μm・平面度3μmの例

向いている人関西で、研削した部品を組立まで1社に任せたい装置メーカーの担当に向きます。

確認したい点熱処理は協力会社です。最大寸法と研削盤の台数を公開していません。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

村上精機は大阪府堺市の精密加工の会社で、1948年に創業しました。資本金は2,200万円、従業員は40名です。2010年にJIS Q 9001、2018年に航空宇宙の品質規格JIS Q9100を取得しています。奈良市に組立の工場があります。2006年には、大阪中小企業投資育成の出資を受けています。

研削は平面、円筒、内径の研削と、鏡面研削です。直角度・平面度・平行度は3ミクロン、真円度・円筒度・振れは2ミクロンの例を載せ、1〜3μmの精度と書いています。焼入れした工作機械の主軸で、φ150・長さ700mmの研削例を載せています。

材質は鉄、ステンレス、ニッケル合金、純チタン、モリブデン、タングステン、超硬、セラミックなどを挙げています。熱処理から表面処理までは協力会社の網で受けます。2025年2月にCNC精密円筒研削盤を2台入れています。

特徴

  • 平面・円筒・内径研削と鏡面研削
  • ニッケル合金・チタン・タングステン・超硬・セラミック
  • JIS Q9100(2018年)
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
平面・円筒・内径研削研削1〜3μm
鏡面研削研削高精度研磨
精密機械の組立組立奈良の工場

基本情報

所在地大阪府堺市(組立工場は奈良市)
創業1948年(法人化1959年)
資本金2,200万円
従業員40名
認証JIS Q 9001、JIS Q9100

出典: www.murakamiseiki.co.jp・www.murakamiseiki.co.jp・www.murakamiseiki.co.jp

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ニコテクス

新潟県長岡市で、治具研削と円筒・内面研削を受ける金属加工の会社です。小物から大物まで、図面があれば最後まで加工すると書いています。

比較した会社
ニコテクス(新潟)
研削の種類
治具・円筒・内面
最大ワーク寸法
記載なし
公開している精度
記載なし

向いている人新潟・北陸で、治具研削の穴あけ位置の仕上げを頼みたい金型・治具の担当に向きます。

確認したい点公差、寸法、ロットを公開していません。問い合わせで受けられる範囲を先に確かめます。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

ニコテクスは新潟県長岡市の金属加工の会社です。金属、合金の部品加工全般と、各種の研削を行っています。公式サイトは2019年9月に開設しました。サイトには、法人格、設立年、従業員数の記載がありません。

研削盤は、治具研削盤J3GB、CNC円筒研削盤GE-4P100ⅡとGE-3P25Ⅱ、NC内面研削盤IGM15NCⅢです。治具研削盤は、穴の径と位置を砥石で仕上げる機械です。CNC旋盤、細穴放電加工機、レーザーマーカーも持っています。細穴放電加工は、細い穴を放電であける加工です。検査には工具顕微鏡、ブロックゲージ、ピンゲージを使います。

小物から大物まで研削し、社内でできない大物も請け負うと書いています。図面があれば最後まで加工できるとしています。公差、寸法の範囲、ロットの数値は公開していません。扱う材質の一覧もありません。

特徴

  • 治具研削盤J3GB
  • CNC円筒研削盤GE-4P100Ⅱ・GE-3P25Ⅱ
  • 細穴放電加工・CNC旋盤・レーザーマーカー
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
治具研削研削J3GB
円筒・内面研削研削CNC・NC
細穴放電加工放電社内

基本情報

所在地新潟県長岡市

出典: www.nicotecs.jp

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株式会社沢平

茨城県日立市で、細い軸と内径の研削を受ける会社です。センタレスでφ1以下の軸まで削り、切削からコーティングまで一貫で行います。

比較した会社
沢平(茨城)
研削の種類
円筒・センタレス・内面
最大ワーク寸法
軸の長さ1.5m(円筒研削)
公開している精度
真円度0.0005以下、Ra0.05以下

向いている人φ数mm以下の細い軸や小径の穴を、量産で研削したい調達の担当に向きます。

確認したい点試作の個数の条件と熱処理の対応は公開していません。図面と年間の数量をそろえて問い合わせます。

この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)

沢平は茨城県日立市の金属加工の会社です。創立は1959年で、資本金は3,000万円、従業員は49名です。切削、研削、研磨、組立と、コーティングの処理を行っています。ISO9001とISO14001を取得しています。グループ会社に、プレスと金型の大平製作所があります。

研削では細い軸を得意としています。円筒研削でφ4以下の軸を、センタレス研削でφ1以下の軸を削ります。内面は最小φ2.0の細い穴まで削ります。長さ1.5mの軸を削る円筒研削盤もあります。

真円度は最大0.0005以下、鏡面研削はRa0.05以下・Rz0.4以下の値を載せています。切削では、インコネル718やチタンなどの難削材も扱います。切削のスロットルシャフトを月産40万本作り、60年以上の実績があると書いています。本社工場は改築を経て、2022年9月に本格稼働しました。

特徴

  • センタレス研削でφ1以下の軸
  • 円筒研削でφ4以下の軸
  • 長さ1.5mの軸の円筒研削
主なサービス・基本情報を見る

主なサービス

主なサービス種類備考
細い軸の円筒・センタレス研削研削φ1以下から
内面研削研削最小φ2.0
フッ素樹脂・セラミックのコーティング表面処理社内

基本情報

所在地茨城県日立市
創立1959年3月
資本金3,000万円
従業員49名
認証ISO9001、ISO14001

出典: www.sawahei.co.jp・www.sawahei.co.jp・www.sawahei.co.jp

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※2026年10月15日時点の公式情報

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自社に合う研削の外注先を、無料で相談する

次の内容を送ってください。部品の図面か形、材質、最大の外径と長さです。研削が要る面の公差と面粗さ、試作の個数と年間の数量も教えてください。熱処理を任せたいか、焼入れ済みの部品を支給するかと、納め先の地域もあると整理が早くなります。編集チームが、条件に合う掲載会社を整理します。合う候補と、見積もりで確かめる点をお返しします。費用はかかりません。

無料で相談する

研削加工の受託会社一覧【16社】

調査日時点で、研削を受けることを公式に示し、研削の種類か設備か受ける範囲を公開している会社を載せています。比較・まとめサイトと、公式サイトを特定できない会社は外しました。

よくある質問

どんな部品なら、研削が必要ですか?

公差や面粗さが厳しい面です。阪井金属製作所のコラムは、公差0.01mm以下か、Ra0.4以下の面で研削を使うことが多いと書いています。焼入れで硬くした部品の仕上げにも使います。

焼入れ鋼は、旋盤では仕上げられませんか?

面によっては仕上げられます。高松機械工業は、CBN工具の旋削で面粗さRmax1.6μmまで出せると書いています。ただし螺旋の模様が油漏れの原因になり、シール面には使えないとしています。

1個だけでも研削を頼めますか?

頼めます。加藤研磨製作所は1個から月産500個、アミイダと城北工範製作所は1個から受けます。鬼頭精器製作所は1〜100個が中心です。フタワ精密製作所は単品ロットに対応します。

長さ2mを超える軸は、どこで研削できますか?

公開している範囲では、石川研磨とフクネツです。石川研磨は長さ4,200mm、フクネツはセンター間2650mmの円筒研削盤を持っています。

大きな板の平面研削は、どこに頼めますか?

石川研磨は2,050×800mm、天野工業は2000×800mmまで研削します。守谷刃物研究所は560×1700mmの平面研削盤を持っています。

熱処理から研削まで、1社に頼めますか?

頼めます。アイオー精密、守谷刃物研究所、フクネツは熱処理を社内で行います。加藤研磨製作所と城北工範製作所は、熱処理を外注して一括で受けます。熱処理だけなら熱処理の受託で比べます。

センタレス研削とは何ですか?

軸を両端で支えずに、研削砥石と調整車の間で、受け板に載せて回して外径を削る研削です。細い軸を大量に削るのに向きます。ミヤサカ工業はセンターレス研削盤を45台持ち、月産1000万個以上と書いています。

研削の料金の相場はありますか?

公開している会社がほとんどありません。関東精密は、10個ロットの平面研削の参考価格を載せています。S50Cが1個8,000円〜、SKD11が1個15,000円〜です。税込か税別かの記載はありません。

超硬のパンチを研削してくれる会社はありますか?

あります。フタワ精密製作所は、超硬のパンチや測定子をプロファイル研削で±0.001mmに仕上げると書いています。超硬の素材を選ぶなら超硬合金で比べます。

セラミックの研削は、どこに頼めますか?

城北工範製作所はセラミックの研削を主力にし、1個から受けます。村上精機もセラミックを研削できる材質に挙げています。素材から頼むならファインセラミックスの加工で比べます。

研削盤は、国内でどれくらい作られていますか?

日本工作機械工業会がまとめた生産動態統計では、NC研削盤は2025年に2,190台、777億円でした。2023年の2,964台から2年続けて減っています。2026年1〜7月も、金額は前年同期の88.4%です。

研削の見積もりで、何を伝えればよいですか?

図面、材質、数量に加えて、研削前の寸法と取り代を伝えます。アミイダは、削り代が予定を超えると追加費用になる場合があると書いています。熱処理済みの部品なら、硬さとひずみの量も伝えます。

公開 2026年10月15日 · 更新 2026年10月15日