ショットブラスト機 · メーカー紹介
JFEプラントエンジ株式会社
鋼板の下地処理から塗装までの鋼板ショット塗装ライン。投射量100〜1,500kg/min
編集部コメント鋼板の下地処理ライン
向いている人 造船・鉄骨・鋼材の工場で、鋼板の下地処理から塗装・印字までを1本のラインにしたい場合や、H形鋼の摩擦接合部の面荒らしをしたい場合に向きます。
確認しておきたい点 部品単位のショットブラスト機を探す工場向けの製品ではありません。
JFEプラントエンジ株式会社のショットブラスト機
JFEプラントエンジは1937年設立、東京都台東区に本社を置き、JFEスチールを株主とする会社で、従業員は3,762名(2026年3月末)です。事業情報の一つにブラストマシンを掲載し、開発・設計から製作・施工・メンテナンスまでを担うと説明しています。
鋼板ショット塗装ラインは、予熱・投射・バケットエレベータ・セパレータ・クリーナ・塗装・乾燥・印字・集塵の装置で構成されます。遠心式の投射装置で、投射量は100kg/minから1,500kg/minまで対応し、板サイズに応じて投射台数を制御すると説明しています。
国際海事機構(IMO)の塗装性能基準(PSPC)をクリアした設備としています。大型ブロックの溶接焼けや建造中の錆の除去に使うエアブラストシステムもあり、建機・金型などの小型設備にも対応します。製品として、鉄骨部材の摩擦接合部の面荒らしを建設工事基準(JASS6)に適合させるH形鋼研掃用ショットブラストマシンと、基礎工事不要の両面研掃用ショットブラストマシンも掲載しています。テスト加工の記載はありません。
JFEプラントエンジ株式会社の特徴
鋼板ショット塗装ラインは鋼板の下地処理・スケール除去から塗装まで。ライン全自動化に対応
ショットブラストは遠心式投射装置。投射量は100kg/min〜1,500kg/min、板サイズにより投射台数を制御
国際海事機構(IMO)の塗装性能基準(PSPC)をクリアした設備
投射室本体はMn鋼材、直射部はCr鋳鉄で摩耗対策。研掃室内ローラもCr鋳鉄保護管。バケットエレベータは自動テンション機構でベルト張りを調整し、バケツエッジ部に耐摩耗肉盛
予熱装置で材料に堆積した水分などをスクレーパと高圧ブロアで除去し、温風予熱で露点+3℃以上にして研掃効果を上げる。クリーナ装置は板厚に応じノズルが自動昇降し、鋼板上の研掃材をスクレーパ・ブローオフ・キャッチャースクリューで除去。塗装装置は板幅・板厚検知で塗料のムダ吹きを低減し、裏面キズ防止のフィンローラを備える。乾燥装置は熱源に合わせた温風循環式でリアルタイムに自動温度制御
エアブラストシステムは大型ブロックの溶接焼け、建造中に発生した錆除去などに対応。ブラスト設備から回収・除湿・集塵装置まで集中制御盤で遠隔一括操作。鋼板ラインの集塵装置はバグフィルター方式
H形鋼研掃用ショットブラストマシンは鉄骨部材の摩擦接合部用面荒らしを建設工事基準(JASS6)に適合した表面処理で行い、全面研掃・両端研掃・穴検知研掃を全自動で操作。ラインスピードはインバータ制御。両面研掃用ショットブラストマシンは基礎工事不要のコンパクト機で集塵機を組み込み、片面研掃用もラインナップ
主な主な装置と仕様
| 主な装置と仕様 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| 鋼板ショット塗装ライン | ショットブラスト(ローラ搬送ライン) | 投射量100〜1,500kg/min、予熱・塗装・乾燥・印字まで |
| エアブラストシステム | エアーブラスト | 大型設備から建機・金型等の小型設備まで |
| H形鋼研掃用ショットブラストマシン | ショットブラスト(H形鋼) | JASS6に適合した摩擦接合部の面荒らし、全面・両端・穴検知研掃を全自動 |
| 両面研掃用/片面研掃用ショットブラストマシン | ショットブラスト | 基礎工事不要のコンパクト機、集塵機組込み、研掃材は完全リサイクル式 |
基本情報
| 所在地 | 〒111-0051 東京都台東区蔵前2丁目17番4号 JFE蔵前ビル8階 |
|---|---|
| 設立 | 1937年4月9日 |
| 資本金 | 17億円 |
| 従業員数 | 3,762名(2026年3月末時点) |
| 方式 | インペラー(遠心式投射装置)、エアー |
| 形式 | 鋼板ライン(ローラ搬送)、H形鋼用、両面・片面研掃機、エアブラストシステム |
| テスト・受託加工 | 記載なし |
| 価格の記載 | 記載なし |
| 公式サイト | https://www.jfe-planteng.co.jp/ |
まとめ
JFEプラントエンジ株式会社のショットブラスト機について、公式サイトの記載をもとに整理しました。条件は案件ごとに異なるため、公式サイトから直接お問い合わせください。用途別のおすすめは3選ページでも紹介しています。
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参照元
※2026年10月1日時点の公式サイトの記載をもとに作成しています。掲載内容の訂正はこちら。
【用途別】ショットブラスト機メーカーおすすめ3選
鋳物の砂落とし・小物〜中物の量産なら
新東工業株式会社
ドラム・テーブル・エプロン・ハンガーを1社で。鋳砂を分けるドラム機も
テーブル式SNTX(最大Φ1500×H600mm・700kg)、ドラム式CNDX・CND・STB、ゴムエプロン式SNBX、ハンガー、モノレールまでそろえる。ドラム式CNDP-Ⅱはマグネットセパレータを積み、砂分離性能95%向上(公式の一例)。加工サービス「ロルコセンター」で表面処理のテスト加工・試作・量産加工を受ける。
大物・長尺物をクレーンやコンベアで研掃するなら
伊藤機工株式会社
クレーン・トロリー・ハンガー・コンベアまで。受託加工でサンプルテスト
テーブル式・マルチテーブル式・ドラム式・バレル式・エプロン式・ロータリーハンガー式・トロリー式・クレーン式・コンベア式・エアー式をそろえる。クレーン式ILHは製品を吊って投射ゾーン内で自転させ、鋳物の砂落としや大物鋼材の塗装前処理に使う。表面処理工場で受託加工を行い、サンプルテストにも対応する。
精密部品・金型・樹脂の下地処理やピーニングをエアーで行うなら
株式会社不二製作所
エアーブラスト専業。重力式・直圧式からピーニング、受託加工まで
SG重力式、FD直圧式(重力式と比べ加工時間が大幅に短いと説明)、SF省スペース型の手動機から、自動回転テーブル・自動台車テーブル・大型ブラストルームまでそろえる。FDD・CDのショットピーニング装置、ウェットブラスト、ドライアイスブラストもある。サンプルテスト加工は来社立ち会いとサンプル郵送の両方に対応し、受託加工の専門工場と子会社を持つ。