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アルミの切削部品を1個から急いで作る|納期・見積の早さを公式に書く会社と頼み方【2026年版】

アルミの削り出し部品を1個だけ、できるだけ早く手に入れたいときの会社選びをまとめます。最短の日数や見積の早さを公式に書いている掲載会社、合金とサイズの上限、急ぎの依頼で伝えることを整理しました。

公開 2026年10月1日

評価用の治具や装置の部品を、アルミで1個だけ急いで作りたい場面はよくあります。切削は型が要らないため、1個からの依頼に最も向いた作り方です。

ただし、最短の日数や見積の早さは会社によって大きく違います。このページでは、掲載21社の公式情報から、1個の切削部品を急ぐときに比べるべき点を整理します。

1個から受ける切削の会社と、最短の日数

まずは、1個からの受注と日数を公式に書いている会社を並べます。出荷と到着、見積と納品の違いに気をつけて読んでください。

会社最小ロット日数についての公式の記載
立昌製作所1個から最短翌日発送(Webで見積・発注できる丸材)
トクヨシ精機1〜2,000個標準は平均2週間以内、切削部品は最短即日
MTM最小1個アルミ試作は最短3日で試作品を届ける
西山工機1点から工程の合間に緊急案件を割り込ませるなど柔軟に対応
ナラハラオートテクニカル1個から短納期で対応(日数の記載なし)
淀川金属試作1点から短納期案件の相談を受ける(日数の記載なし)
斉藤プレス1個から最大2000個位加工内容と希望納期を聞いてから回答
小泉精機製作所1個から記載なし(見積は最短当日)

最短の数字は、形が単純で材料の在庫がある場合の話です。表面処理を付けると、その分の日数が加わります。

急ぎなら、見積の早さも比べる

納品が早くても、見積に何日もかかれば全体は遅れます。見積の返答の早さを公式に書いている会社は次のとおりです。

  • 立昌製作所: 画面に形状・サイズ・材料を入れると費用と納期をすぐに表示(丸材)
  • 小泉精機製作所: 図面を送れば最短当日に回答(見積回答は最短1営業日以内とも記載)
  • 淀川金属: 図面のアップロードで加工可否と見積を相談
  • 斉藤プレス: お問い合わせフォームを24時間受付

立昌製作所は、図面を使わなくても画面で形とサイズを指定して見積でき、何度でもやり直せると書いています。丸い部品なら、寸法を変えながら費用を見比べることもできます。

合金とサイズが、急ぎの会社に合うか

早い会社でも、合金やサイズが合わなければ頼めません。急ぐときほど、上限を先に確かめておくと回り道を防げます。

会社対応合金サイズの上限
トクヨシ精機A5052・A6061・A7075など板物は幅500×長さ1,200mm
MTMA1000〜A7000系マシニング400×500×1000mm、旋盤φ250(連携工場)
小泉精機製作所A5052・6061・6063・2017・7075など〜600×1,000mm
斉藤プレス5052・2017・7075・6063・鋳物等機械に載るサイズ(立型MCの最大X軸1,020mm)
立昌製作所A5056(他は個別見積)記載なし(丸材を画面で指定)
西山工機2000系・5000系・6000系・7000系縦型MCのストロークX2050×Y1000mm

Webで即時に見積できるのは丸材のA5056に限られます。角物や他の合金は、図面を送って個別に見積を取る流れになります。

急ぎの依頼で、最初に伝える5点

急ぎの依頼では、やり取りの往復を減らすことが一番の近道です。最初のメールに、次の5点を入れてください。

  1. 希望日と、それが出荷日か到着日か
  2. 合金名(代わりの合金でもよいか)
  3. 図面の形式(3D・2D・手書き)
  4. 公差が厳しい箇所と、それ以外は一般公差でよいか
  5. アルマイトなどの表面処理が要るか、後回しにできるか

合金を在庫品で代えられる場合や、表面処理を後回しにできる場合は、それだけで日数が縮むことがあります。試作の目的が形の確認なら、その旨を書き添えてください。

形の確認だけなら、精度や表面の仕上げを緩めて早く作る相談もできます。量産用の条件は、形が決まってから改めて詰めれば十分です。

図面がまだない場合の頼み方

急ぎの試作では、図面を描く時間すら惜しいことがあります。図面なしの扱いを公式に書いている会社を挙げます。

  • 斉藤プレス: 寸法が分かる範囲の簡単なスケッチか現物があれば見積できる
  • 立昌製作所: 丸材なら画面で形状とサイズを指定して見積・発注できる

手書きのスケッチから作る場合は、寸法の読み違いを防ぐため、基準面と重要な寸法に印を付けて送ってください。加工会社から寸法の確認が来たら、早めに返すことが納期を守るコツです。

1個の試作のあとに数が増えるとき

試作がうまくいくと、次は数十個、数百個の注文になることがあります。同じ会社で続けられるかを、最初に確かめておくと安心です。

会社数量の目安(公式の記載)
斉藤プレス1個から最大でも2000個位(簡単な製品はさらに多くも可能)
MTM1個〜1,000個の範囲を主軸とした多品種少量
小泉精機製作所1個〜1000個
トクヨシ精機1〜2,000個の小ロットが得意
カジテック小物マシニングの量産は100〜1000ケ、10,000ケ以上は大連工場

数千個以上を見込む場合は、プレスやインパクト加工への切り替えも選択肢になります。昭和軽金属工業は、試作は切削で作り、量産で工法を変える進め方も考えられると書いています。

社内で完結する工程か、外に出る工程か

急ぎの案件では、工程の一部が外の工場に出るかどうかで日数が変わります。公式の記載から、社内でできる範囲と連携先に出る範囲を整理します。

会社社内の設備・工程連携・手配になる工程
トクヨシ精機マシニングセンタ、NC旋盤、汎用フライス・汎用旋盤アルマイトなどの表面処理、焼入れ・研磨・板金・溶接・塗装
MTMマシニング旋盤(φ250)・5軸加工・真ちゅうは連携工場
西山工機アルミ専用の加工機、CNC旋盤、ワイヤ放電、TIG・半自動溶接機アルマイトは協力会社と連携
斉藤プレス立型マシニングセンタ、ワイヤ放電加工機、三次元測定機表面処理は記載なし

トクヨシ精機は、NCでは割高になる単品は汎用機、汎用機では精度が出ない複雑形状はNCと使い分けると説明しています。1個だけの単純な部品なら、汎用機で早く安く上がる場合もあります。

西山工機は、アルミ専用機を使うことで鉄系や銅系の切子が混ざるリスクを排除していると書いています。外観や清浄さが気になる部品では、こうした体制も確認材料になります。

急ぎの切削で失敗しやすい点

急ぐあまり、確認を省いて後から作り直しになるケースがあります。よくある失敗と、その防ぎ方をまとめます。

  • 公差を全部厳しくしてしまい、加工と検査に時間がかかる → 必要な箇所だけに絞る
  • 表面処理を後から思い出す → 最初の依頼に含めるか、不要と明記する
  • 合金を指定しすぎて材料待ちになる → 代替の可否を書いておく
  • 受け取り後の検査で寸法を測れない → 寸法の記録が要るかを伝える

1個の試作は、工程の数が少ないぶん、確認の抜けがそのまま遅れにつながります。依頼文を送る前に、上の4点を見直してください。

このページの結論:日数の数字で選ぶ

1個の切削部品を急ぐなら、日数と見積の早さを数字で示している会社から当たるのが効率的です。用途ごとの候補をまとめます。

  • アルミの丸物を今すぐ値段を見て頼みたい: 立昌製作所
  • アルマイト込みの部品を関東で急ぎたい: トクヨシ精機
  • 装置の削り出し部品を数日で欲しい: MTM
  • 見積を最短当日で受け取りたい: 小泉精機製作所
  • 急な追加工を含めて柔軟に頼みたい: 西山工機

日数は形や時期で変わるため、最後は各社に確認してください。希望日を最初に伝えれば、できるかどうかの返事は早く返ってきます。

この記事に出てくる会社

参照元

よくある質問

アルミの切削部品は最短何日でできますか?

公式の表記では、立昌製作所が最短翌日発送(丸材)、トクヨシ精機が切削部品で最短即日(標準は平均2週間以内)、MTMがアルミ試作で最短3日です。形状や表面処理の有無で変わるため、希望日を最初に伝えてください。

1個だけでも注文できますか?

できます。斉藤プレス、MTM、小泉精機製作所、トクヨシ精機、西山工機、ナラハラオートテクニカル、立昌製作所などが1個・1点からの受注を公式に書いています。

図面がなくても急ぎで頼めますか?

会社によります。斉藤プレスは簡単なスケッチか現物があれば見積でき、立昌製作所は丸材なら画面で形状とサイズを指定して見積・発注できます。急ぐ場合は、重要な寸法に印を付けたスケッチを送ると確認が早く済みます。

【用途別】アルミ加工の会社おすすめ3選

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

1イチオシ

アルミの切削部品を、アルマイト込みで1個から頼みたいなら

株式会社トクヨシ精機

A5052・A6061・A7075を1〜2,000個。平均2週間以内、最短即日。アルマイトや無電解ニッケルも一括で手配

埼玉県川口市で1970年に創業した精密加工会社で、アルミ切削加工の専用ページにA5052・A6061・A7075を中心に1〜2,000個の小ロットを受けると書いている。標準的な納期は平均2週間以内、切削部品は最短即日とし、アルマイト・三価クロメート・無電解ニッケルの表面処理と焼入れ・溶接・塗装などの前後工程を一括で手配する。

株式会社トクヨシ精機の公式サイトへ当サイトの紹介を読む

2

1mを超えるアルミのベースやフレームを削り出すなら

株式会社カジテック

門型5面加工機で4000×2400×1200mm。1000×1000なら平面度・平行度0.05を切削のみで

大阪府門真市のアルミ切削加工会社で、専用サイト「アルミ切削.COM」に三菱重工の5面門型マシニングセンタで4000×2400×1200mmの大物アルミを削ると記載している。1000×1000mmなら平面度・平行度0.05を切削のみで対応するとし、大物マシニング・5面加工は1〜20ケ、5軸加工は1〜50ケと加工ごとのロットを公開している。

株式会社カジテックの公式サイトへ当サイトの紹介を読む

3

アルミの架台・タンク・ケースを溶接で1点から作るなら

大常アルミ工業有限会社

最大500cm・板厚2〜50mm・重さ1tまで。資格者5名のTIG・MIG溶接で1点物から

横浜市都筑区のアルミ製缶板金・アルミ溶接の専門会社で、加工範囲を最小10cmから最大500cm、板厚2mm〜50mm、重さ1tまで、ロット1点からと公開している。従業員9名のうち5名がJIS Z 3811アルミニウム溶接技術資格者で、A1050からA7075まで対応する合金を番台ごとに例示している。

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自社の部品に合うアルミ加工会社を、無料で相談する

部品の形(削り出し・板金・押出)、合金名とおおよその寸法、数量と希望納期、図面の有無(3D・2D・手書き・現物)、アルマイトなど表面処理の要否を送っていただくと、編集チームが条件に合う掲載会社へ匿名で概要を伝え、見積の窓口をおつなぎします。費用はかかりません。

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