法人向けパスワード管理の選び方(共有保管庫と権限、退職者の引き継ぎ、SSOとの使い分け、監査ログ、最低ユーザー数と年額、値上げ、LastPassの事故) · 2026年10月時点
迷ったらこれ。法人向けパスワード管理の3選と、条件別の第一候補
16社の料金表、最低ユーザー数、退職者の手順書、値上げの記録、LastPassの事故の発表、警察庁の統計を調べました。選ぶ軸は3つで、SSOで足りない部分、退職者の項目、最低人数と通貨を入れた年額です。
- 16社を調査
- 各会社の公式サイト
- 調査日 2026年10月12日
- 更新 2026年10月12日

編集部の結論
共有アカウントが多い10〜100名の会社は、Bitwardenです。ITに詳しくない社員が多く、復旧まで任せたいなら1Password、円で予算を組むならZoho Vaultです。
決め手は、SSOでまとめられない共有アカウントの数と、退職者の項目が会社に残るかです。SSOだけでは、代表メールやSNSのような共有アカウントは守れません。仕事の項目は、最初から共有の保管庫に入れる決まりにします。
もう一つは、最低人数と通貨を入れた年額です。10〜50名で共有を管理するだけなら、1人月8ドル前後の製品は要りません。2022年に保管庫のバックアップを持ち出されたLastPassは、新しくは選びません。
編集部・2026年10月。16社の料金表、手順書、Web Archiveの記録を確認しました。LastPassの事故の発表とICOの公表、警察庁などの令和7年の報告、IPAの10大脅威も読んでいます。
【基本3選】年額とログ・使い勝手・円建ての第一候補
10〜100名で、共有アカウントを部署ごとに管理するなら
Bitwarden, Inc.
Teamsは1ユーザー月4ドルの税別の年払いです。1名から契約でき、イベントログを無期限に残します。
- 比較した会社Bitwarden
- 製品Bitwarden Teams
- 公開料金の例月4ドル(年払い・税別)
選んだ理由を読む
TeamsでもSCIMでの自動連携と、50種類以上の操作のログが使えます。組織の項目は組織に残り、管理者が書き出せます。年払いか月払いを選べます。
- Teamsは月4ドル(税別)
- ログを無期限に保存
- 管理者が組織の項目を書き出せる
ITに詳しくない社員が多く、復旧まで任せたいなら
1Password(AgileBits Inc.)
Businessは1ユーザー月8.99ドルの年払いです。SSOで保管庫を開け、管理者が鍵をなくした人を復旧できます。
- 比較した会社1Password
- 製品1Password Business
- 公開料金の例月8.99ドル(年払い)
選んだ理由を読む
Okta、Entra ID、Google WorkspaceのSSOで解錠でき、SCIMでの連携もあります。10名以下なら、10名分で月24.95ドルのTeams Starter Packがあります。
- SSOで保管庫を開ける
- アカウント復旧
- 10名以下はStarter Pack
円で予算を組み、国内のデータセンターを選ぶなら
ゾーホージャパン株式会社
Zoho Vaultのスタンダードは、年払いで1ユーザー月130円です。2022年2月以降の登録は日本のデータセンターです。
- 比較した会社ゾーホージャパン
- 製品Zoho Vault スタンダード
- 公開料金の例月130円(年払い)
選んだ理由を読む
スタンダードから、チームでの共有、パスワードの所有権の移転、IPアドレスでの制限が使えます。監査証跡は全プランにあります。
- スタンダードは月130円
- 所有権の移転で引き継ぐ
- 日本のデータセンター
会社16社の比較表
| 会社 | 比較した会社 | 製品 | 公開料金の例 | 最低ユーザー数・契約 | 共有保管庫・権限 | SSO・SCIM連携 | 管理者の監査ログ | 退職者の引き継ぎ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Bitwarden, Inc.公式 · 2026-10-12確認 | Bitwarden | Bitwarden Teams | 月4ドル(年払い・税別) | 1名から・月払いも可 | コレクション単位で共有 | SCIMはTeams・SSOはEnterprise | イベントログを無期限保存 | 組織の項目は組織に残る |
| 1Password(AgileBits Inc.)公式 · 2026-10-12確認 | 1Password | 1Password Business | 月8.99ドル(年払い) | 1名から・年払い | 役割ごとに保管庫を共有 | SSOで解錠・SCIMで連携 | 活動レポート・SIEM送信 | 復旧で個人保管庫を開ける |
| ゾーホージャパン株式会社公式 · 2026-10-12確認 | ゾーホージャパン | Zoho Vault スタンダード | 月130円(年払い) | 上位プランは5名から | チーム共有・IP制限 | AD・SSOはエンタープライズ | 全プランで監査証跡 | パスワードの所有権を移転 |
| Dashlane公式 · 2026-10-12確認 | Dashlane | Omnix Password Management | 月8ドル(年払い) | 記載なし | 認証情報の共有 | SSO・SCIMを含む | 記載なし | 記載なし |
| Devolutions公式 · 2026-10-12確認 | Devolutions | Workforce password management | 月3ドル(年払い) | 記載なし・年払い | 役割ごとのアクセス | 記載なし | 利用者の活動ログ | 記載なし |
| Enpass公式 · 2026-10-12確認 | Enpass | Enpass Business | 月1.99ドルの表示 | 記載なし・年払い | パスワードとファイルの共有 | SSO・SCIMを含む | イベント・監査ログ | 退職時のデータ自動削除 |
| GMOグローバルサイン株式会社公式 · 2026-10-12確認 | GMOグローバルサイン | GMOトラスト・ログイン | SSOプロ月300円(税抜) | 30名以上・12か月 | 保管庫の案内なし | フォーム認証の代行入力 | ログを5年保管 | SCIM・ADで連携 |
| Keeper Security, Inc.公式 · 2026-10-12確認 | Keeper | Keeper ビジネス | 金額を取得できず | スターターは5~10名規模 | チーム共有フォルダ | エンタープライズで対応 | 詳細は追加機能のARAM | 保管庫ごと別の人へ移管 |
| LastPass公式 · 2026-10-12確認 | LastPass | LastPass Business | 月7ドル | Teamsは50名まで | 共有フォルダ | SSOは3アプリまで含む | 記載なし | 記載なし |
| 日本マイクロソフト株式会社公式 · 2026-10-12確認 | 日本マイクロソフト | Edgeのパスワード保存 | ブラウザーの機能 | 記載なし | 記載なし | Entra IDは別製品 | 記載なし | 記載なし |
| NordPass公式 · 2026-10-12確認 | NordPass | NordPass Business | 金額を取得できず | Teamsは10名パック | グループ・フォルダで共有 | Entra・OktaはEnterprise | Teamsで利用状況の監視 | 記載なし |
| Passbolt公式 · 2026-10-12確認 | Passbolt | Passbolt Pro(自社運用) | 月4.9ドル(年払い) | 最低10名 | 共有フォルダ・権限 | SSO・LDAP連携 | 活動ログ | アカウント復旧 |
| パスロジ株式会社公式 · 2026-10-12確認 | パスロジ | PassLogic クラウド版 | 月480円(税別) | 10IDから・年間契約 | 保管庫の案内なし | SAML・RADIUSでSSO | 記載なし | 記載なし |
| Proton AG公式 · 2026-10-12確認 | Proton | Proton Pass Professional | 月4.49ドル(年払い) | 最低3名 | 保管庫・グループで共有 | SSO・SCIMを含む | 詳細な活動ログ | 記載なし |
| Siber Systems(RoboForm)公式 · 2026-10-12確認 | RoboForm | RoboForm Business | 年39.95ドル(更新時) | 記載なし・年払い | 細かい共有の設定 | SSO・SCIMを含む | 詳細な活動ログ | 仕事用の保管庫を分離 |
| 株式会社サテライトオフィス公式 · 2026-10-12確認 | サテライトオフィス | TeamPassword スタンダード | 月400円 | 3名から・年間契約 | グループで無制限に共有 | GoogleのSSO | アクティビティログ | ユーザーの入れ替えを設定 |
※編集チーム調べ。各社公式サイトの記載をもとに作成(2026年10月調査時点)。「記載なし」は公式サイトに該当する記述が見つからなかった項目です。
編集部の分析
16社について、公式サイトに加えて決算資料・公的統計・過去の料金などを集め、同じ物差しで考えた分析です。各項目の根拠は末尾の「この分析の根拠」に載せています(2026年10月12日時点)。
迷ったらこう選ぶ
表を上から順に見て、最初に当てはまる行が第一候補です。基本3選は、Bitwarden、1Password、Zoho Vaultです。
選ぶ軸は3つで、上から順に絞ります。
- SSOで足りない部分があるか。共有アカウントとSSO非対応のサービスが、パスワード管理の出番です。
- 退職者の項目が会社に残るか。個人の保管庫に入れたままの項目は、消すと戻らない製品があります。
- 最低人数と通貨を入れた年額。単価より、最低人数、年払い、ドル建てで総額が決まります。
パスワード管理は、IDとパスワードを暗号化した保管庫に入れ、社内で共有する道具です。SSOは、1つのIDで複数のサービスに入る仕組みを指します。SCIMは、アカウントの作成と削除を自動で伝える規格です。
| あなたの状況 | 第一候補 | こうなら逆転 | いちばんのリスク |
|---|---|---|---|
| 10〜100名で、共有アカウントが多い | Bitwarden(基本3選) | SSOで解錠したい → 1Password | 復旧はEnterpriseのみ |
| ITに詳しくない社員が多い | 1Password(基本3選) | 10名以下 → Teams Starter Pack | ドル建て・値上げ |
| 円で予算を組み、国内に置きたい | Zoho Vault(基本3選) | Google中心 → TeamPassword | 円の料金が上がった |
| 退職者の保管庫を後任に渡したい | Keeper(条件別) | 共有だけで足りる → Bitwarden | 金額を確認できず |
| SSO非対応の社内Webが少しある | トラスト・ログイン(条件別) | 共有アカウントが多い → Bitwarden | Chromeのみ・30名から |
| 社外のクラウドに置けない規程 | Passbolt(条件別) | 自社のM365に置く → Enpass | サーバーの運用 |
| IT担当が機器の接続も管理する | Devolutions(条件別) | 社員の共有だけ → Bitwarden | SSOの記載なし |
注 表は上の行ほど優先します。料金と条件は各社の公式ページによります(2026年10月12日確認)。
SSOとの線引きを先に決める
SSOでまとめられるのは、SAMLなどに対応したサービスの、1人1つのアカウントです。代表メール、SNS、銀行、ドメイン管理のような共有アカウントは残ります。
SSOを入れた会社でも、共有アカウントが5つ以上あるならパスワード管理を入れます。表計算ソフトやメモで共有したパスワードは、退職した人の手元にも残るからです。
気にしなくていいこと
- 暗号化の方式の細かい違いです。今回の主要な製品は、どれも端末側で暗号化すると説明しています。
- ダークウェブの監視やAIの機能です。中小企業で効くのは、共有の分け方と退職時の手順です。
- 保存できる件数です。法人向けの主要な製品は、無制限か十分な量です。
言いにくいこと
国産で、共有アカウントを保管する専業の製品は見つかりませんでした。PassLogicは、ワンタイムパスワードとSSOの認証基盤です。トレンドマイクロの家庭向けのパスワードマネージャーは、2025年11月16日に終わりました。
国産にこだわるより、円建てで国内のデータセンターを選べるZoho Vaultか、日本語の窓口がある販売会社を選びます。認証基盤と保管庫は役割が違うので、片方でもう片方の代わりにはしません。
LastPassは、2022年に保管庫のバックアップを持ち出されました。サイトのURLは暗号化されていない項目でした。
新しく選ぶなら、LastPassは候補から外します。今使っている会社は、銀行や管理者のアカウントなど重要なものから変えます。そのうえで、更新月に乗り換えを比べます。
SSOで足りる部分、足りない部分
SSOでまとめられないのは、共有アカウントと、SSOに対応しないサービスです。
SSOとパスワード管理で、守れる範囲を並べました。
| 守りたいもの | SSO・IDaaS | パスワード管理 |
|---|---|---|
| SAML対応のSaaSの個人アカウント | 向く | 保管はできる |
| SAML非対応のWebサービス | 代行入力の製品がある | 向く |
| 代表メール・SNSの共有アカウント | 向かない | 向く |
| 銀行・ドメイン管理の管理者 | 向かない | 向く |
| Wi-Fiや機器の管理画面 | 向かない | 向く |
| 退職日の一括停止 | 向く | 共有の権限を外す |
注 向く・向かないは、各社の公式ページの機能の説明から編集部が整理しました。
GMOトラスト・ログインは、フォームベース認証の代行入力に対応します。SAMLに対応しないサービスでも、IDとパスワードを代わりに入れます。ただし、パスワード入力アシストはChromeだけで、30名以上の契約です。
PassLogicも、パッケージ版ならフォーム認証を代行できます。クラウド版は対応していないと書いています。どちらも、共有アカウントを部署ごとに分けて保管する機能の案内はありません。
SSO非対応のサービスが数個で、使う人が決まっているなら、IDaaSの代行入力で足ります。1つのアカウントを何人もが使うなら、パスワード管理を選びます。共有の相手と権限を、項目ごとに決められるからです。
1Password Businessは、OktaやEntra IDなどのSSOで保管庫を開けます。Bitwardenは、SSOでのログインがEnterpriseに含まれます。Zoho Vaultは、エンタープライズでAD連携とSSOに対応します。
IDaaSを入れている会社は、パスワード管理もSSOで開ける製品を選びます。退職日にIDaaSで止めれば、保管庫にも入れなくなるからです。
退職者の引き継ぎ
共有の保管庫は会社に残りますが、個人の保管庫の扱いは製品で違います。
退職者が使っていた項目の扱いを、各社の公式の手順書と料金ページで並べました。
| 製品 | 退職者の項目 | 注意点 |
|---|---|---|
| 1Password Business | 復旧で個人保管庫を開ける | 削除すると個人保管庫は戻らない |
| Bitwarden | 組織の項目は組織に残る | 復旧はEnterpriseのみ |
| Keeper | 保管庫ごと別の人へ移管 | 導入の最初に設定する |
| Zoho Vault | パスワードの所有権を移転 | スタンダードから |
| Enpass | 退職時にデータを自動削除 | アクセスの復旧あり |
| Passbolt Pro | アカウント復旧 | エスクロー方式 |
| TeamPassword | ユーザーの入れ替えを設定 | 手順の詳細は記載なし |
注 1Passwordは公式サポートの退職手続きのページによります。Keeperは管理者向けの手順書、ほかは各社の料金ページです。
1Passwordの手順書は、個人の保管庫の中身を移す前にアカウントを消さないよう求めています。削除すると、個人の保管庫の項目は完全に消えて戻せないと書いています。移していなかったときは、アカウント復旧で中に入り、共有の保管庫へ移します。
Keeperのアカウント移管は、退職者の保管庫を別のユーザーに移す機能です。公式の手順書は、導入の最初に管理者が設定するよう書いています。
どの製品でも、仕事のパスワードは最初から共有の保管庫に入れる決まりにします。個人の保管庫に入った項目は、復旧や移管の設定がないと取り出せないからです。
警察庁などの令和7年の報告では、他人のIDを使った不正アクセスの検挙が399件でした。手口では、パスワードの設定や管理の甘さにつけ込んだものが84件で最も多くなっています。IPAの10大脅威2026では、組織の7位が内部不正による情報漏えい等です。
退職日には、共有の保管庫の権限を外すだけでなく、その人が見た共有アカウントのパスワードを変えます。保管庫を閉じても、覚えたパスワードは使えるからです。Zoho Vaultのように、パスワードへのアクセスを記録する製品もあります。
10名と50名・1年の費用
円建てとドル建てで分けると、10名の年額は1万円台から1,000ドル超まで開きます。
公開料金がある製品を、年払いの単価で10名と50名の1年分にそろえました。
| 製品とプラン | 10名・1年 | 50名・1年 |
|---|---|---|
| Zoho Vault スタンダード(月130円) | 15,600円 | 78,000円 |
| TeamPassword スタンダード(月400円) | 48,000円 | 240,000円 |
| Zoho Vault プロ(月640円) | 76,800円 | 384,000円 |
| トラスト・ログイン SSOプロ(月300円) | 108,000円 | 180,000円 |
| 1Password Teams Starter Pack | 299.40ドル | 契約できない |
| Devolutions(月3ドル) | 360ドル | 1,800ドル |
| RoboForm Business(年39.95ドル) | 399.50ドル | 1,997.50ドル |
| Bitwarden Teams(月4ドル) | 480ドル | 2,400ドル |
| Proton Pass Professional(月4.49ドル) | 538.80ドル | 2,694ドル |
| Passbolt Pro(月4.9ドル) | 588ドル | 2,940ドル |
| Bitwarden Enterprise(月6ドル) | 720ドル | 3,600ドル |
| LastPass Business(月7ドル) | 840ドル | 4,200ドル |
| Dashlane(月8ドル) | 960ドル | 4,800ドル |
| 1Password Business(月8.99ドル) | 1,078.80ドル | 5,394ドル |
注 編集部の計算です。円とドルは換算せず、別々に並べました。トラスト・ログインは30名以上のため、10名でも30名分で計算しました。Teams Starter Packは20名までです。
税の表記は製品で違います。トラスト・ログインは税抜、Bitwardenは税別と書いています。Zoho VaultとTeamPasswordは、料金ページで税の表記を確認できませんでした。
Proton PassとRoboFormは、新規の割引を表示しています。表のRoboFormは更新時の年39.95ドルで計算しました。Passboltは自社運用の版で、サーバーの費用は含みません。
Zoho Vaultのスタンダードは、50名でも年78,000円です編集部の試算。1Password Businessの50名は年5,394ドルです編集部の試算。
10〜50名で共有アカウントを管理するだけなら、月8ドル前後の製品は要りません。高い製品との差は、SSOでの解錠や復旧など、管理の手間を減らす部分にあるからです。
ドル建ての製品は、為替で毎年の予算が動きます。円で予算を組む会社は、Zoho VaultかTeamPasswordから比べます。
料金の改定と、やめたサービスの記録
1Password、Bitwarden、Zoho Vaultの3社で値上げを確認しました。2025年には、終わったり縮んだりしたサービスが3つあります。
各社の公式ページとWeb Archiveの記録を比べました。
| 製品 | 以前の記録 | 現在 |
|---|---|---|
| 1Password Business | 月7.99ドル(2026年6月まで) | 月8.99ドル |
| 1Password Teams Starter Pack | 10名で月19.95ドル | 10名で月24.95ドル |
| Bitwarden Teams | 月3ドル(2023年10月) | 月4ドル |
| Bitwarden Enterprise | 月5ドル(2023年10月) | 月6ドル |
| Zoho Vault スタンダード | 月108円(2025年9月) | 月130円 |
| Zoho Vault エンタープライズ | 月860円(2025年9月) | 月1,010円 |
注 1Passwordの新料金は、新規が2026年6月30日、既存が7月30日以降の更新からです。Teams Starter Packの額は、どちらも年払いの値です。Bitwarden Enterpriseは2023年12月の記録で6ドルです。Zoho Vaultは年払いの単価で、2026年4月の記録までは以前の額でした。
1Password Businessは、7.99ドルを基準に約12.5%の値上げです編集部の試算。Bitwardenは、Teamsが約33%、Enterpriseが20%上がりました編集部の試算。Zoho Vaultの円の料金は、スタンダードが約20%、エンタープライズが約17%上がっています編集部の試算。
Zoho Vaultのドルの料金は、同じ期間で変わっていません。円の料金だけが改定されています。
やめたサービス、縮めたサービス
| 時期 | サービス | 内容 |
|---|---|---|
| 2025年7月 | Microsoft Authenticator | パスワードの自動入力を終了 |
| 2025年9月16日 | Dashlane | 個人向けの無料プランを終了 |
| 2025年11月16日 | トレンドマイクロ | 家庭向けのパスワードマネージャーを終了 |
注 Microsoftは公式サポート、Dashlaneは公式ブログ、トレンドマイクロは公式のお知らせによります。
Dashlaneの無料プランの利用者は、終了後はデータの書き出しだけができる状態になりました。Microsoftは、保存したパスワードはEdgeから使えると書いています。
パスワード管理は、提供元の方針で使えなくなることがあります。本業がパスワード管理か、法人向けの有料プランが主力かで選びます。年に1回は、全項目を書き出せるかを試しておきます。
年契約の更新の前に、毎回単価を確かめます。保管庫の移し替えは全社員に関わるため、値上げを受け入れやすい製品だからです。
この分析の根拠(13件)
- 1Password 料金(2024年8月1日のWeb Archiveの記録)
- 1Password 料金(2025年6月19日のWeb Archiveの記録)
- 1Password Business Pricing
- 1Password サポート 料金改定のFAQ
- Bitwarden 料金(2023年10月1日のWeb Archiveの記録)
- Bitwarden 料金(2023年12月3日のWeb Archiveの記録)
- Bitwarden Business Pricing
- Zoho Vault 料金データ(2025年9月5日のWeb Archiveの記録)
- Zoho Vault 料金データ(2026年7月19日のWeb Archiveの記録)
- Zoho Vault 料金データ(現在)
- Microsoft サポート Changes to Microsoft Authenticator autofill
- Dashlane The Dashlane Free Plan Is Ending
- トレンドマイクロ「パスワードマネージャー」サービス終了のお知らせ
ゼロ知識の中身と、事故の公式発表
ゼロ知識が守るのはパスワードの中身で、URLや契約者の情報は守られないことがあります。
各社がゼロ知識や暗号化をどう説明しているかを、原文で並べました。
- 1Password:「even we can't see exactly what you've saved」
- Bitwarden:「Bitwarden cannot access Vault Data」
- LastPass:「your data is kept secret, even from LastPass」
- Keeper:「データの暗号化および復号は常にユーザーのデバイス上で実行」
- Proton:「your account password, which we never have access to」
注 各社の公式ページとホワイトペーパーの原文です。LastPassは製品紹介ページの文です。
Passboltは、料金ページのFAQで「zero-knowledge」という言葉を使わないと書いています。意味があいまいで、実際より強い保証に見えるからだと説明しています。代わりに、エンドツーエンドの暗号化と言っています。
LastPassの2022年の事故
| 時期 | 公式の発表・公表 |
|---|---|
| 2022年8月25日 | 開発環境からソースコードの一部が流出 |
| 2022年12月22日 | 保管庫のバックアップの複製を公表 |
| 同上 | サイトのURLは暗号化されていない項目 |
| 2023年3月1日 | 上級の開発運用担当が狙われた経緯 |
| 2025年11月20日 | ICOの制裁金通知の日付(公表は12月11日) |
注 LastPassの公式ブログとICOの公表によります。ICOの対象は英国の利用者最大160万人です。
LastPassは、IDとパスワード、メモは256ビットAESで暗号化されていたと書いています。マスターパスワードは同社が知らず、保存もしていないと説明しています。ICOも、暗号化されたパスワードが復号された証拠はないとしています。
一方で、取得された情報には、会社名、利用者名、メールアドレス、IPアドレスが含まれていました。サイトのURLも暗号化されていませんでした。
ゼロ知識の説明は、パスワードの中身しか守らないと読みます。どのサイトを使っているかや、誰が契約者かは、事故で漏れうる情報です。契約前に、URLなどの項目まで暗号化しているかを書面で聞きます。
1Passwordは2023年、社内で使うOktaに不審な操作があったと公表しました。Oktaのサポートシステムの事案によるもので、利用者のデータへのアクセスはなかったと書いています。
事故のあとの発表は、何が暗号化されていなかったかを書いているかで評価します。LastPassは、暗号化されていない項目を自ら公表しました。発表の中身が具体的な会社ほど、事故の後に打つ手を決めやすいからです。
この分析の根拠(11件)
- 1Password Security
- Bitwarden Security Whitepaper
- LastPass Business
- Keeper 法人向けの料金プラン
- Proton Pass for Business
- Passbolt Pricing
- LastPass Notice of Recent Security Incident
- LastPass Security Incident Update and Recommended Actions
- ICO Password manager provider fined £1.2m(2025年12月)
- LastPass 独立の完了の発表(2024年5月)
- 1Password Okta Support System incident and 1Password
管理者の監査ログ
保存期間を公式に書いている製品は、今回の中では少数でした。
管理者が使える監査ログを、各社の公式ページで並べました。
| 製品 | 監査ログ | 条件 |
|---|---|---|
| Bitwarden Teams | 50種類以上を無期限に保存 | 書き出しも可能 |
| Zoho Vault | 監査証跡 | 全プラン |
| Keeper | 最近の操作と全セキュリティイベント | 全ビジネスプラン |
| Keeper ARAM | 詳細なレポートとアラート | 追加の契約 |
| 1Password Business | 活動のレポート | SIEMへの送信も可能 |
| Proton Pass | 詳細な活動ログ | Professional |
| トラスト・ログイン | ログを5年保管 | SSOプロ以上 |
注 保存期間を公式に書いているのは、BitwardenとGMOトラスト・ログインです。ほかの製品の保存期間は、確認したページに記載がありません。
KeeperのARAMは、記録を後から変更できない方式だと書いています。管理者でも、記録を変更、抑止、削除する機能はないと説明しています。
ログの長さが要る会社は、保存期間を公式に書いている製品から選びます。不正に気づくのは、たいてい数か月後だからです。保存期間の記載がない製品では、見積もりの段階で書面にしてもらいます。
導入の手順と、見積もりで聞くこと
共有アカウントを一覧にし、情シスで試し、部署の保管庫に移してから元の表を消します。
手順は4つです。まず、共有アカウントを一覧にし、使う部署と管理者を決めます。次に、情シスだけで1か月試します。続いて、部署ごとの共有の保管庫を作り、表計算ソフトのパスワードを移します。最後に、元の表計算ソフトを消し、パスワードを変えます。
| 見積もりで書面にしてもらうこと | 理由 |
|---|---|
| 最低ユーザー数と契約期間 | 少人数では1人あたりが割高 |
| 通貨と税の表記 | ドル建てと税の扱いが混在 |
| 2年目以降の単価 | 初年度の割引表示がある |
| 退職者の個人保管庫の扱い | 削除で戻らない製品がある |
| 管理者による復旧の可否 | 上位プランだけの製品がある |
| 監査ログの保存期間 | 記載のない製品が多い |
| 組織の全項目の書き出し | やめるときに必要 |
| 暗号化しない項目 | URLが平文だった事故がある |
Bitwardenは、組織の項目を書き出せるのは管理者などだけだと書いています。個人の保管庫の書き出しには、組織の項目は含まれません。
無料で試せる期間は、1Password、Bitwarden、Dashlane、Proton Passが14日間です。Zoho Vaultは15日間で、最大5人までです。PassLogicのクラウド版は30日間の評価版があります。
試用は、代表メールやSNSなど、複数人で使う共有アカウントから始めます。共有の権限の分け方で迷う点が、そこで一番早く見つかるからです。
調べた16社と、選んだ・外した理由
16社それぞれについて、選んだか外したかと、その理由です。
| 会社 | 扱いと理由 |
|---|---|
| Bitwarden | 基本3選。年額を抑えてログを残す |
| 1Password | 基本3選。使い勝手と復旧 |
| ゾーホージャパン(Zoho Vault) | 基本3選。円建て・国内データセンター |
| Keeper | 条件別。退職者の保管庫を移管 |
| GMOグローバルサイン | 条件別。SSO非対応を代行入力 |
| Passbolt | 条件別。自社のサーバーで運用 |
| Enpass | 条件別。自社のM365に保管 |
| Devolutions | 条件別。機器の接続も管理 |
| サテライトオフィス(TeamPassword) | 条件別。Google中心で円建て |
| Proton | 逆転の候補。SSOとログを低い単価で |
| RoboForm | 逆転の候補。SSO込みのドル建て |
| NordPass | 逆転の候補。10名パック |
| Dashlane | 逆転の候補。フィッシング警告まで |
| パスロジ(PassLogic) | 選ばず。保管庫ではなく認証基盤 |
| 日本マイクロソフト | 選ばず。共有の保管庫の案内なし |
| LastPass | 選ばず。2022年の事故 |
注 比較・まとめサイトは外しました。ManageEngineのPassword Manager Proは、特権ID管理の製品です。年間107.8万円からのため、対象に入れていません。トレンドマイクロの家庭向け製品は終了済みです。
判断の根拠にした実態データ
判断を支えた事実です。通貨や税の表記のそろわない料金は、順位をつけていません。
| 何を見たか | 分かったこと | 判断への効き方 |
|---|---|---|
| 警察庁などの令和7年の報告 | 不正アクセスの認知7,190件 | 対策の優先度を上げる |
| 同じ報告の検挙の手口 | 管理の甘さが84件で最多 | 共有の表計算をやめる |
| 同じ報告のIPAへの届出 | 原因の約33.7%がID管理の不備 | パスワード管理を先に |
| 1Passwordの退職手続き | 削除で個人保管庫が消える | 共有の保管庫に入れる |
| Keeperの手順書 | 移管は導入の最初に設定 | 最初に移管を有効にする |
| Bitwardenの料金ページ | ログを無期限に保存 | ログ重視なら第一候補 |
| Web Archiveの記録 | 3社で値上げ | 更新前に単価を聞く |
| LastPassとICOの公表 | URLが平文・制裁金 | 新規には選ばない |
| 各社の終了のお知らせ | 2025年に3件の終了 | 書き出しを試す |
| PassLogicの製品ページ | 保管庫ではなく認証基盤 | 国産の保管庫は見当たらず |
注 各社の公式ページ、Web Archive、警察庁・IPA・ICOの資料によります(2026年10月12日確認)。
国家公安委員会、総務大臣、経済産業大臣が令和8年3月12日に公表した報告です。令和7年の不正アクセス行為の認知件数は7,190件で、前年より約34.2%増えました。他人のIDを使った型の検挙399件のうち、パスワードの設定や管理の甘さにつけ込んだ手口は84件です。前年の174件から90件減っています。
同じ報告の、IPAに届け出のあった不正アクセスでは、実際の被害85件の原因を分類しています。原因89件のうち、IDとパスワードの管理の不備が30件で約33.7%でした。
利用の規模は、各社の書き方がそろっていません。1Passwordは20万社の企業、LastPassは10万以上の組織、RoboFormは5万以上の組織と書いています。数え方が違うため、順位はつけていません。
取れなかったもの。KeeperとNordPassの料金は、公式ページの金額がスクリプトで表示され、取得できませんでした。LastPassのTeamsの料金と、過去の料金も確認できていません。Enpassは、割引のない定価を読み取れませんでした。各社の日本での導入社数と、口コミは判断に使っていません。上場しているパスワード保管の専業の会社がなく、決算資料での比較はしていません。
この分析の根拠(16件)
- 国家公安委員会・総務大臣・経済産業大臣「不正アクセス行為の発生状況」(令和8年3月12日)
- IPA 情報セキュリティ10大脅威 2026
- 1Password サポート 退職者の手続き
- Keeper Docs Account Transfer Policy
- Bitwarden Business Pricing
- 1Password 料金(2025年6月19日のWeb Archiveの記録)
- Bitwarden 料金(2023年10月1日のWeb Archiveの記録)
- Zoho Vault 料金データ(2025年9月5日のWeb Archiveの記録)
- LastPass Notice of Recent Security Incident
- ICO Password manager provider fined £1.2m(2025年12月)
- Microsoft サポート Changes to Microsoft Authenticator autofill
- Dashlane The Dashlane Free Plan Is Ending
- トレンドマイクロ「パスワードマネージャー」サービス終了のお知らせ
- PassLogic クラウド版 価格
- 1Password Business Pricing
- RoboForm Business Pricing
パスワード管理の選び方(3つの手順)
SSOでまとめられない共有アカウントを一覧にする
線引きはSSOで足りる部分、足りない部分にあります。
退職者の項目が会社に残るかを、手順書で確かめる
退職者は退職者の引き継ぎに、ログは管理者の監査ログにあります。
最低人数と通貨をそろえて年額を比べ、値上げの記録も見る
費用は10名と50名・1年の費用に、値上げは料金の改定と、やめたサービスの記録に、聞くことは導入の手順と、見積もりで聞くことにあります。
選定基準
調べたのは、2026年10月12日に検索で表示された16社です。検索語は、パスワード管理 法人、パスワードマネージャー 比較、共有アカウント 管理などです。ほかに、退職者 パスワード 引き継ぎ、パスワード管理 国産でも調べました。比較・まとめサイトは除きました。掲載の条件は3つです。1つ目は、パスワードの保管や共有、またはそれに代わる認証を公式サイトで示していることです。2つ目は、共有、権限、ログのどれかを公式に確かめられることです。3つ目は、料金、最低ユーザー数、契約の条件のどれかを公式資料で確かめられることです。そのうえで、警察庁などの令和7年の不正アクセスの報告と、IPAの10大脅威を確かめました。LastPassの事故の公式発表、ICOの公表、Web Archiveの過去の料金も読んでいます。そして基本の3社を選びました。年額を抑えてログを残す、使い勝手と復旧、円建てと国内データセンター、の3通りです。退職者の扱いやSSOの有無によって、別に第一候補を示しています。16社それぞれの扱いと理由は「調べた16社と、選んだ・外した理由」に載せています。
おすすめ3社を詳しく紹介
1Bitwarden, Inc.
10〜100名で、共有アカウントを部署ごとに管理するなら
Teamsは1ユーザー月4ドルの税別の年払いです。1名から契約でき、イベントログを無期限に残します。
- 比較した会社
- Bitwarden
- 製品
- Bitwarden Teams
- 公開料金の例
- 月4ドル(年払い・税別)
- 最低ユーザー数・契約
- 1名から・月払いも可
おすすめの理由
TeamsでもSCIMでの自動連携と、50種類以上の操作のログが使えます。組織の項目は組織に残り、管理者が書き出せます。年払いか月払いを選べます。
総額は10名と50名・1年の費用にあります。
決め手
- Teamsは月4ドル(税別)
- ログを無期限に保存
- 管理者が組織の項目を書き出せる
向かない人
管理者によるアカウント復旧とSSOはEnterpriseで、月6ドルです。Teamsは、2023年10月の記録の3ドルから上がっています。
特徴
- Teamsは1ユーザー月4ドル(年払い・税別)
- Enterpriseは1ユーザー月6ドル(年払い・税別)
- 最低1ユーザーから、年払いか月払い
- TeamsでSCIMの自動連携とイベントログ
- イベントログは50種類以上を無期限に保存
- SSO・アカウント復旧・自社運用はEnterprise
- 組織の項目は管理者が書き出せる
- 1人と共有できる無料の組織
- 14日間の無料体験
主なパスワード管理ツール
| 主なパスワード管理ツール | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Bitwarden Teams | パスワード管理 | 月4ドル/ユーザー(年払い・税別) |
| Bitwarden Enterprise | パスワード管理 | 月6ドル/ユーザー(年払い・税別) |
基本情報
| 料金の通貨 | 米ドル |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド・自社運用(Enterprise) |
21Password(AgileBits Inc.)
ITに詳しくない社員が多く、復旧まで任せたいなら
Businessは1ユーザー月8.99ドルの年払いです。SSOで保管庫を開け、管理者が鍵をなくした人を復旧できます。
- 比較した会社
- 1Password
- 製品
- 1Password Business
- 公開料金の例
- 月8.99ドル(年払い)
- 最低ユーザー数・契約
- 1名から・年払い
おすすめの理由
Okta、Entra ID、Google WorkspaceのSSOで解錠でき、SCIMでの連携もあります。10名以下なら、10名分で月24.95ドルのTeams Starter Packがあります。
退職者の扱いは退職者の引き継ぎにあります。
決め手
- SSOで保管庫を開ける
- アカウント復旧
- 10名以下はStarter Pack
向かない人
ドル建てで、Businessは2026年6月30日の新規契約から7.99ドルが8.99ドルになりました。退職者のアカウントを先に消すと、個人の保管庫は戻りません。
特徴
- Businessは1ユーザー月8.99ドル(年払い)
- Businessは1ユーザーから契約できる
- Teams Starter Packは10名分で月24.95ドル(年払い)
- Teams Starter Packは最大20名、追加は1名月4.99ドル
- BusinessはOkta・Entra ID等と連携しSSOで解錠
- Entra ID・Google Workspace・Okta等からSCIMで連携
- SIEMへのイベント送信に対応
- パスワードとSecret Keyの2つの鍵で暗号化
- 14日間の無料体験
主なパスワード管理ツール
| 主なパスワード管理ツール | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| 1Password Business | パスワード管理 | 月8.99ドル/ユーザー(年払い) |
| 1Password Teams Starter Pack | パスワード管理 | 10名分で月24.95ドル(年払い) |
基本情報
| 料金の通貨 | 米ドル・カナダドル・ユーロ |
|---|
3ゾーホージャパン株式会社
円で予算を組み、国内のデータセンターを選ぶなら
Zoho Vaultのスタンダードは、年払いで1ユーザー月130円です。2022年2月以降の登録は日本のデータセンターです。
- 比較した会社
- ゾーホージャパン
- 製品
- Zoho Vault スタンダード
- 公開料金の例
- 月130円(年払い)
- 最低ユーザー数・契約
- 上位プランは5名から
おすすめの理由
スタンダードから、チームでの共有、パスワードの所有権の移転、IPアドレスでの制限が使えます。監査証跡は全プランにあります。
値上げは料金の改定と、やめたサービスの記録にあります。
決め手
- スタンダードは月130円
- 所有権の移転で引き継ぐ
- 日本のデータセンター
向かない人
円の料金は2026年に月108円から130円に上がりました。AD連携とSSOは月1,010円のエンタープライズです。
特徴
- スタンダードは1ユーザー月130円(年払い)
- プロフェッショナルは月640円、エンタープライズは月1,010円(年払い)
- プロフェッショナル以上は最低5ユーザー
- スタンダードでチーム共有と所有権の移転
- スタンダードでIPアドレスによる制限
- 全プランで監査証跡
- エンタープライズでAD連携とSSO
- 2022年2月以降の登録は日本のデータセンター
- 15日間の無料体験(最大5人)
主なパスワード管理ツール
| 主なパスワード管理ツール | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Zoho Vault スタンダード | パスワード管理 | 月130円/ユーザー(年払い) |
| Zoho Vault エンタープライズ | パスワード管理 | 月1,010円/ユーザー(年払い) |
基本情報
| データセンター | 日本(2022年2月以降の登録) |
|---|
そのほかの会社13社を紹介
Dashlane
フィッシングの警告など、認証情報の保護を前に出す海外製品です。パスワード管理は1ユーザー月8ドルです。
- 比較した会社
- Dashlane
- 製品
- Omnix Password Management
- 公開料金の例
- 月8ドル(年払い)
- 最低ユーザー数・契約
- 記載なし
向いている人フィッシングの警告まで1つの製品で済ませたい会社に向きます。
確認したい点パスワード管理だけなら、Bitwarden Teamsの2倍の単価です。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
Dashlaneは、パスワード管理と認証情報の保護を提供する会社です。法人向けはOmnixという基盤で、3つのパッケージがあります。パスワード管理と、認証情報の保護と、エンタープライズです。
料金ページのFAQでは、パスワード管理が1ユーザー月8ドルの年払いです。認証情報の保護は月4ドルです。エンタープライズは50ユーザーを超える組織向けで、個別の見積もりです。パスワード管理には14日間の無料体験があります。
パスワード管理のパッケージには、SSOとSCIMでの連携が含まれます。個人向けの無料プランは2025年9月16日に終わりました。その後、利用者はデータを書き出すことだけができる状態になりました。
特徴
- パスワード管理は1ユーザー月8ドル(年払い)
- 認証情報の保護は1ユーザー月4ドル(年払い)
- パスワード管理にSSOとSCIMの連携を含む
主なパスワード管理ツール・基本情報を見る
主なパスワード管理ツール
| 主なパスワード管理ツール | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Omnix Password Management | パスワード管理 | 月8ドル/ユーザー(年払い) |
基本情報
Devolutions
リモート接続の管理ツールで知られる会社です。社員向けのパスワード管理は1ユーザー月3ドルの年払いです。
- 比較した会社
- Devolutions
- 製品
- Workforce password management
- 公開料金の例
- 月3ドル(年払い)
- 最低ユーザー数・契約
- 記載なし・年払い
向いている人IT担当者がサーバーや機器の接続も同じ製品で管理したい会社に向きます。
確認したい点社員向けのパッケージでのSSOとSCIMは、料金ページに記載がありません。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
Devolutionsは、IT部門向けのリモート接続と特権アクセスの管理の会社です。料金は、ユーザーごとの月額を年払いで示しています。上のパッケージは、下のパッケージの機能をすべて含みます。
社員向けのパスワード管理は、1ユーザー月3ドルです。役割ごとのアクセス、多要素認証の強制、安全な共有、利用者の活動のログが含まれます。
社外の業者向けのリモートアクセスの管理は月20ドルです。IT担当者向けのリモートデスクトップの管理は月30ドルです。
特徴
- 社員向けのパスワード管理は月3ドル(年払い)
- 役割ごとのアクセス制御
- 利用者の活動のログとレポート
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主なパスワード管理ツール
| 主なパスワード管理ツール | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Workforce password management | パスワード管理 | 月3ドル/ユーザー(年払い) |
基本情報
Enpass
保管庫を自社のMicrosoft 365やGoogle Workspaceに置く方式です。提供元のサーバーにはデータを置きません。
- 比較した会社
- Enpass
- 製品
- Enpass Business
- 公開料金の例
- 月1.99ドルの表示
- 最低ユーザー数・契約
- 記載なし・年払い
向いている人保管庫を自社のMicrosoft 365の中に置きたい会社に向きます。
確認したい点料金の表示が割引込みで、更新時の額が読み取れません。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
Enpassは、保管庫のデータを提供元のサーバーに置かないパスワード管理です。法人向けでは、データを自社のMicrosoft 365かGoogle Workspaceに置きます。公式は、データは自社の法律の下にとどまると書いています。
Business Planの料金は、年払いで1ユーザー月1.99ドルの表示です。同じ欄に、年59.88ドルと、初年度17.96ドルの表示が並んでいます。どの人数と期間の額か、ページからは読み取れませんでした。
Businessには、イベントと監査のログ、SCIMでの自動のユーザー登録、SSOが含まれます。退職時のデータの自動削除と、アクセスの復旧もあります。
特徴
- 保管庫を自社のMicrosoft 365・Google Workspaceに置く
- Business Planは月1.99ドル(年払い)の表示
- SCIMの自動登録とSSO
主なパスワード管理ツール・基本情報を見る
主なパスワード管理ツール
| 主なパスワード管理ツール | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Enpass Business | パスワード管理 | 月1.99ドル/ユーザーの表示(年払い) |
基本情報
| データの保存先 | 自社のMicrosoft 365・Google Workspace |
|---|
GMOグローバルサイン株式会社
国産のIDaaS、GMOトラスト・ログインの会社です。SAMLに対応しないサービスにも、IDとパスワードを代わりに入力できます。
- 比較した会社
- GMOグローバルサイン
- 製品
- GMOトラスト・ログイン
- 公開料金の例
- SSOプロ月300円(税抜)
- 最低ユーザー数・契約
- 30名以上・12か月
向いている人30名以上で、SSOに対応しない社内のWebシステムも1つの入口にまとめたい会社に向きます。
確認したい点共有アカウントのパスワードを部署で分けて保管する道具ではありません。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
GMOグローバルサインは、電子証明書と認証の会社です。GMOトラスト・ログインは、シングルサインオンとSaaS管理のIDaaSです。料金は税抜で、12か月契約です。
SSOプロは1IDあたり月300円で、30名以上から契約できます。ログは5年保管します。フォームベース認証とBasic認証にも対応します。SAMLに対応しないサービスでも、IDとパスワードを代わりに入れてログインできます。
パスワード入力アシストは、Chromeだけの対応です。SCIMでのEntra IDとの連携、Active Directoryとの連携もあります。共有アカウントを部署で分けて保管する機能の案内は、料金ページにありません。
特徴
- SSOプロは1ID月300円(税抜)
- 30名以上・12か月契約
- ログを5年保管
- パスワード入力アシストはChromeのみ
主なパスワード管理ツール・基本情報を見る
主なパスワード管理ツール
| 主なパスワード管理ツール | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| GMOトラスト・ログイン SSOプロ | IDaaS | 月300円/ID(税抜) |
基本情報
Keeper Security, Inc.
退職者の保管庫を、別の社員にまるごと移す機能がある海外製品です。日本語の料金ページがあります。
- 比較した会社
- Keeper
- 製品
- Keeper ビジネス
- 公開料金の例
- 金額を取得できず
- 最低ユーザー数・契約
- スターターは5~10名規模
向いている人人の出入りが多く、退職者の保管庫をそのまま後任に渡したい会社に向きます。
確認したい点移管は最初に設定しておく必要があります。詳細なログは追加の契約です。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
Keeper Securityは、パスワード管理と特権アクセス管理の会社です。日本語の料金ページで、ビジネススターター、ビジネス、エンタープライズの3つを案内しています。どれもユーザーごとの月額を年払いで請求します。
ビジネススターターは5~10ユーザー規模向けです。ビジネスではチーム共有フォルダと委任管理が加わります。SAMLのSSOとSCIMはエンタープライズで加わると書いています。金額はページ上でスクリプトで表示され、確認できませんでした。
退職者の保管庫は、アカウント移管のポリシーで別のユーザーに移せます。公式の手順書は、この設定を導入の最初に行うよう求めています。詳細なレポートとアラートは、ARAMという追加の機能です。
特徴
- 退職者の保管庫を別のユーザーへ移管できる
- 移管の設定は導入の最初に行う
- 詳細なレポートとアラートは追加機能のARAM
- ARAMの記録は管理者も変更・削除できない
- 全ユーザーに無料のファミリープラン(ビジネス以上)
主なパスワード管理ツール・基本情報を見る
主なパスワード管理ツール
| 主なパスワード管理ツール | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Keeper ビジネス | パスワード管理 | ユーザーごとの月額・年払い |
| Keeper エンタープライズ | パスワード管理 | 見積もり |
基本情報
LastPass
2022年に、利用者の保管庫のバックアップを持ち出された会社です。2024年にGoToから独立しました。
- 比較した会社
- LastPass
- 製品
- LastPass Business
- 公開料金の例
- 月7ドル
- 最低ユーザー数・契約
- Teamsは50名まで
向いている人すでに使っていて、乗り換えの手間を先に見積もりたい会社が読む欄です。
確認したい点2022年の事故で、保管庫のバックアップとURLが持ち出されています。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
LastPassは、個人と法人向けのパスワード管理の会社です。法人向けはTeams、Business、Business Maxの3つで、Teamsは50ユーザーまでです。Businessの紹介ページには、1ユーザー月7ドルと書いています。Businessには3つのアプリへのSSOが含まれます。
2022年8月、開発環境に不正アクセスがあり、ソースコードの一部が持ち出されました。同年12月の公式発表では、保管庫のバックアップが複製されたと書いています。サイトのURLは暗号化されていない項目でした。IDとパスワード、メモは暗号化されていました。
英国の個人情報の監督機関ICOは、2025年11月20日付で120万ポンドの制裁金を科しました。英国の利用者最大160万人の情報が対象です。2024年5月1日、親会社のGoToから独立した会社になりました。
特徴
- Businessに3アプリまでのSSOを含む
- バックアップのURLは暗号化されていなかった
- 2023年3月に2件目の経緯と推奨対応を公表
主なパスワード管理ツール・基本情報を見る
主なパスワード管理ツール
| 主なパスワード管理ツール | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| LastPass Teams | パスワード管理 | 50ユーザーまで |
| LastPass Business | パスワード管理 | 月7ドル/ユーザー |
基本情報
| 親会社からの独立 | 2024年5月1日 |
|---|
日本マイクロソフト株式会社
Microsoft Authenticatorのパスワードの自動入力は2025年に終わりました。保存したパスワードはEdgeに残ります。
- 比較した会社
- 日本マイクロソフト
- 製品
- Edgeのパスワード保存
- 公開料金の例
- ブラウザーの機能
- 最低ユーザー数・契約
- 記載なし
向いている人個人のパスワードを、個人のブラウザーに保存するだけの使い方です。
確認したい点Authenticatorに保存していた会社は、2025年の終了で移し替えが要りました。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
Microsoft Authenticatorは、スマートフォンの認証アプリです。以前は、パスワードの自動入力も提供していました。公式のサポートページによると、この機能は段階的に終わりました。
2025年6月に、パスワードの追加と取り込みができなくなりました。7月には、Authenticatorでの自動入力が止まりました。8月半ばには、保存した個人情報をAuthenticatorで見られなくなりました。
保存したパスワードは、Microsoftアカウントに同期され、Edgeから使えると書いています。AuthenticatorはEntra IDのパスキーには引き続き対応します。会社で共有する保管庫と、管理者の監査ログの案内は、確認したページにありません。
特徴
- Authenticatorのパスワード追加は2025年6月に終了
- Authenticatorの自動入力は2025年7月に終了
- 保存したパスワードはEdgeから使える
主なパスワード管理ツール・基本情報を見る
主なパスワード管理ツール
| 主なパスワード管理ツール | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Microsoft Edge のパスワード保存 | ブラウザーの機能 | Microsoftアカウントに同期 |
基本情報
NordPass
Nord Securityの製品です。Teamsは10ユーザーのパックだけで、割引の表示が中心です。
- 比較した会社
- NordPass
- 製品
- NordPass Business
- 公開料金の例
- 金額を取得できず
- 最低ユーザー数・契約
- Teamsは10名パック
向いている人ちょうど10名前後で、Google Workspaceで入りたい会社に向きます。
確認したい点割引とクーポンの表示が中心で、更新時の定価が読み取れません。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
NordPassは、個人と法人向けのパスワード管理です。法人向けはTeams、Business、Enterpriseの3つです。Teamsは10ユーザーのパックだけで、BusinessとEnterpriseは最低5ユーザーです。
料金ページは割引率とクーポンの表示が中心で、金額はスクリプトで表示されます。本文からは定価を確認できませんでした。年払いの割引として28〜40%の表示があります。
Teamsでも、利用状況の監視と、Google WorkspaceでのSSOが使えます。Businessではグループやフォルダでの共有が加わります。Entra IDやOktaでのSSOと、自動のアクセス管理はEnterpriseです。
特徴
- Businessでグループ・フォルダ単位の共有
- EnterpriseでEntra ID・OktaのSSO
- EnterpriseでEntra ID・Oktaによる自動のアクセス管理
主なパスワード管理ツール・基本情報を見る
主なパスワード管理ツール
| 主なパスワード管理ツール | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| NordPass Teams / Business / Enterprise | パスワード管理 | 年払いの割引表示 |
基本情報
Passbolt
自社のサーバーで動かせる、欧州のパスワード管理です。Proは1ユーザー月4.9ドルで、最低10ユーザーです。
- 比較した会社
- Passbolt
- 製品
- Passbolt Pro(自社運用)
- 公開料金の例
- 月4.9ドル(年払い)
- 最低ユーザー数・契約
- 最低10名
向いている人規程でパスワードを社外のクラウドに置けない会社に向きます。
確認したい点自社運用では、サーバーの更新とバックアップを自分たちで担います。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
Passboltは、チームでの共有を前提にしたパスワード管理です。自社のサーバーで動かす版と、提供元が運用するクラウド版があります。自社運用の無料のCommunity Editionは、ユーザー数の制限がありません。
自社運用のPro Editionは、1ユーザー月4.9ドルの年払いです。最低10ユーザーで、100ユーザーを超えると割引があります。Proには、LDAPからのユーザー登録とSSO、アカウント復旧、活動ログが含まれます。
料金ページのFAQは、「zero-knowledge」という言葉を使わない理由を説明しています。意味があいまいで、実際より強い保証に見えるからだと書いています。代わりに、エンドツーエンドの暗号化と説明しています。
特徴
- Community Editionは無料でユーザー数無制限
- Pro Editionは1ユーザー月4.9ドル(年払い)
- Proは最低10ユーザー
- ProでLDAP連携とSSO
- Proでアカウント復旧(エスクロー)
- Proで活動ログ
主なパスワード管理ツール・基本情報を見る
主なパスワード管理ツール
| 主なパスワード管理ツール | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Passbolt Pro Edition | パスワード管理(自社運用) | 月4.9ドル/ユーザー(年払い) |
基本情報
| 提供形態 | 自社運用・クラウド |
|---|
パスロジ株式会社
国産の認証基盤PassLogicの会社です。パスワードを保管する製品ではなく、ワンタイムパスワードとSSOの製品です。
- 比較した会社
- パスロジ
- 製品
- PassLogic クラウド版
- 公開料金の例
- 月480円(税別)
- 最低ユーザー数・契約
- 10IDから・年間契約
向いている人VPNやMicrosoft 365の多要素認証を、専用の機器なしで強めたい会社に向きます。
確認したい点共有アカウントのパスワードの保管には使えません。この分野の製品とは別物です。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
パスロジは、2000年設立の国産の認証の会社です。東京証券取引所のTOKYO PRO Marketに上場しています。主力のPassLogicは、マトリックス表から読み取るワンタイムパスワードの認証基盤です。
クラウド版は1IDあたり月480円の税別で、最小10IDからの年間契約です。開通時に事務手数料10,000円がかかります。SAMLとRADIUSでのSSOに対応します。
社内のWebアプリへのフォーム認証の代行は、パッケージ版だけです。クラウド版は対応していないと書いています。共有アカウントのパスワードを保管して配る機能の案内は、公式ページにありません。
特徴
- クラウド版は1ID月480円(税別)
- 最小10IDから・年間契約
- 開通時の事務手数料10,000円(税別)
- フォーム認証の代行はパッケージ版のみ
- TOKYO PRO Market上場(証券コード4426)
主なパスワード管理ツール・基本情報を見る
主なパスワード管理ツール
| 主なパスワード管理ツール | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| PassLogic クラウド版 | 認証基盤(ワンタイムパスワード・SSO) | 月480円/ID(税別) |
基本情報
| 設立 | 2000年2月24日 |
|---|---|
| 資本金 | 1億円 |
| 上場 | TOKYO PRO Market(4426) |
Proton AG
スイスの暗号化メールの会社です。Pass Professionalは月4.49ドルで、SSO・SCIMと詳細な活動ログを含みます。
- 比較した会社
- Proton
- 製品
- Proton Pass Professional
- 公開料金の例
- 月4.49ドル(年払い)
- 最低ユーザー数・契約
- 最低3名
向いている人少人数で、SSOとログまで低い単価でそろえたい会社に向きます。
確認したい点表示は割引付きで、2年目以降の額を見積もりで確かめる必要があります。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
Proton AGは、暗号化メールのProton Mailで知られるスイスの会社です。法人向けのパスワード管理は、Pass EssentialsとPass Professionalの2つです。どちらも最低3ユーザーです。
年払いの表示は、Essentialsが1ユーザー月1.99ドル、Professionalが月4.49ドルです。年払いの請求額は、それぞれ23.88ドルと53.88ドルです。料金には、月払いと比べた割引率の表示が付いています。
ProfessionalにはSSOとSCIM、詳細な活動ログ、SIEMとの連携が含まれます。公式は、データを保存前にエンドツーエンドで暗号化すると書いています。アカウントのパスワードには同社もアクセスできないと説明しています。
特徴
- Pass Essentialsは月1.99ドル(年払いの表示)
- Pass Professionalは月4.49ドル(年払いの表示)
- 保管前にエンドツーエンドで暗号化
- 14日間の無料体験
主なパスワード管理ツール・基本情報を見る
主なパスワード管理ツール
| 主なパスワード管理ツール | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| Proton Pass Professional | パスワード管理 | 月4.49ドル/ユーザー(年払いの表示) |
基本情報
| 所在地 | スイス・ジュネーブ |
|---|
Siber Systems(RoboForm)
長く続くパスワード管理の製品です。Businessは更新時で1ユーザー年39.95ドルで、SSOとSCIMを含みます。
- 比較した会社
- RoboForm
- 製品
- RoboForm Business
- 公開料金の例
- 年39.95ドル(更新時)
- 最低ユーザー数・契約
- 記載なし・年払い
向いている人SSOとSCIMを含めて、ドル建てで単価を抑えたい会社に向きます。
確認したい点最低ユーザー数と、退職時の仕事用の保管庫の扱いは見積もりで確かめます。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
RoboFormは、Siber Systemsが提供するパスワード管理です。法人向けはBusinessとEnterpriseで、同じ無料体験から始まります。料金ページには、5万以上の組織が使っていると書いています。
Businessは1ユーザー月3.33ドルの年払いで、更新時は年39.95ドルです。新規の1年目は割引価格の表示があります。複数年の割引もあります。
Businessには、個人用と仕事用の保管庫の分離、SSO、SCIMが含まれます。役割ごとのアクセス、詳細な活動ログ、監査のレポートもあります。自社のサーバーでの運用は、1,000ユーザー以上のEnterpriseです。
特徴
- Businessは月3.33ドル(年払い)
- 個人用と仕事用の保管庫を分ける
- SSOとSCIMを含む
主なパスワード管理ツール・基本情報を見る
主なパスワード管理ツール
| 主なパスワード管理ツール | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| RoboForm Business | パスワード管理 | 年39.95ドル/ユーザー(更新時) |
基本情報
株式会社サテライトオフィス
Google Workspaceの周辺サービスを扱う国内の会社です。TeamPasswordを円建てで、3ユーザーから提供します。
- 比較した会社
- サテライトオフィス
- 製品
- TeamPassword スタンダード
- 公開料金の例
- 月400円
- 最低ユーザー数・契約
- 3名から・年間契約
向いている人Google Workspaceを使う少人数の会社で、日本語の窓口がほしい場合に向きます。
確認したい点Microsoft 365でのSSOは、確認したページに記載がありません。
この会社を詳しく見る(特徴・事例・製品・基本情報・出典)
サテライトオフィスは、Google WorkspaceやMicrosoft 365の追加機能を提供する国内の会社です。パスワードマネージャー for TeamPasswordを、円の料金で案内しています。組織で共有するIDとパスワードを保存して共有するサービスです。
スタンダードは1ユーザー月400円、エンタープライズは月800円です。どちらも3ユーザーからで、年間契約だけです。料金ページで、税の表記は確認できませんでした。
グループでの共有は無制限で、ブラウザー拡張とアクティビティログがあります。Google アカウントでのSSOと2要素認証に対応します。退職や異動のときの入れ替えは、ワンクリックで設定できると書いています。日本語のサポートがあります。
特徴
- スタンダードは1ユーザー月400円
- 3ユーザーから・年間契約のみ
- 日本語のカスタマーサポート
主なパスワード管理ツール・基本情報を見る
主なパスワード管理ツール
| 主なパスワード管理ツール | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| パスワードマネージャー for TeamPassword スタンダード | パスワード管理 | 月400円/ユーザー |
基本情報
自社に合うパスワード管理を、無料で相談する
次の内容を送ってください。従業員の人数と、共有しているアカウントのおおよその数です。Microsoft 365かGoogle Workspaceか、IDaaSを使っているかも教えてください。退職者のパスワードを今どう引き継いでいるかも分かれば助かります。編集チームが、条件に合う掲載会社を整理します。共有するのは、ご承認いただいた内容だけです。費用はかかりません。
パスワード管理会社一覧【16社】
調査日時点で、法人向けのパスワード管理か、それに代わる認証のサービスを提供している会社を載せています。比較・まとめサイトは外しました。
- 1Password(AgileBits Inc.)使い勝手と管理者の復旧で選ぶ専業の製品
- Bitwarden, Inc.年額を抑えて、ログと書き出しを確保する第一候補
- Dashlaneフィッシング対策まで含めたいときの逆転の候補
- DevolutionsIT部門の接続管理と合わせるときの候補
- Enpassデータを自社のクラウドに置きたいときの候補
- GMOグローバルサイン株式会社SSO非対応のサービスを代行入力でまとめる候補
- Keeper Security, Inc.退職者の引き継ぎを仕組みで済ませたいときの候補
- LastPass新しく選ぶ理由が見当たらない製品
- 日本マイクロソフト株式会社会社の共有アカウントの管理には使わない
- NordPass10名ちょうどの会社で比べる逆転の候補
- Passbolt社内にサーバーを置く必要があるときの候補
- パスロジ株式会社認証を強める製品で、パスワード管理の代わりにはならない
- Proton AGSSOとログを低い単価で求めるときの逆転の候補
- Siber Systems(RoboForm)SSO込みの単価で比べる逆転の候補
- 株式会社サテライトオフィスGoogle Workspaceの会社が円で小さく始める候補
- ゾーホージャパン株式会社円建て・国内データセンターで選ぶ第一候補
目的別のほかの比較
- 中小企業のIDaaS・シングルサインオン(SSO)の選び方(多要素認証、SCIMの自動プロビジョニング、退職者のアカウント削除、Entra ID・Google Workspaceで足りるか、最低ユーザー数、ログの保存期間、障害)15社の料金表、最低ユーザー数、SLA、料金の記録、障害の公式報告、警察庁の統計を調べました。選ぶ軸は3つで、今のメール基盤で足りるか、最低ユーザー数を含む年額、止まったときとログです。
- 中小企業のEDR(端末の監視と対応)の選び方(EDRとアンチウイルスの違い、MDR、1台の料金と最低台数、隔離と調査、ログの保存期間、Mac・サーバー、誤検知の調整、お助け隊サービス)15社の料金表、規約、値上げのお知らせ、IPAのお助け隊サービスの資料、警察庁の統計を調べました。選ぶ軸は3つで、アラートに誰が対応するか、料金に何が含まれるか、端末とログの範囲です。
- IT資産管理・MDM(PC・スマホ・ライセンスの台帳、操作ログ、USB制御、パッチ配布、紛失時のリモートワイプ)IT資産管理とMDMの15製品の料金表、利用規約、決算資料、過去の料金を調べました。選ぶ軸は3つです。Microsoft 365のプラン、操作ログの保存期間、台数とサーバーの置き場所です。
- 標的型メール訓練・セキュリティ教育サービスの選び方(Microsoft 365で足りるか、1人あたりの料金と最低人数、開封率の読み方、報告の訓練、Pマークの教育)15社の料金表、最低人数、料金の記録、提供の終了、警察庁とJPCERT/CCの統計、Pマークの指針を調べました。選ぶ軸は3つで、Microsoft 365の付属で足りるか、最低人数を入れた年額、何を測るかです。
よくある質問
パスワード管理ツールとは何ですか?
IDとパスワードを暗号化した保管庫に入れ、社内で共有する道具です。ブラウザーの拡張機能で自動入力し、管理者が共有の範囲を決めます。
SSOを入れていれば、パスワード管理は要りませんか?
共有アカウントがあれば要ります。代表メール、SNS、銀行、ドメイン管理のような共有アカウントは、SSOではまとめられないからです。
ブラウザーにパスワードを保存するのではだめですか?
会社の共有アカウントには向きません。Microsoft Authenticatorの自動入力は2025年7月に終わり、保存先はEdgeに移りました。会社で共有する保管庫の案内は確認できませんでした。
1ユーザーいくらですか?
円建てでは、Zoho Vaultのスタンダードが年払いで月130円、TeamPasswordが月400円です。ドル建てでは、Bitwarden Teamsが月4ドル、1Password Businessが月8.99ドルです。
最低ユーザー数はありますか?
製品で違います。BitwardenとBusinessの1Passwordは1名からです。Proton Passは3名、Passboltは10名、トラスト・ログインは30名からです。
退職者のパスワードはどう引き継ぎますか?
仕事の項目は最初から共有の保管庫に入れます。1Passwordは、アカウントを消すと個人の保管庫が戻りません。Keeperは、保管庫ごと別の人に移す機能があります。
ゼロ知識とは何ですか?
提供元がパスワードの中身を見られない設計の説明です。LastPassの2022年の事故では、パスワードは暗号化されていましたが、サイトのURLは暗号化されていませんでした。
LastPassの事故はどんなものでしたか?
2022年に、保管庫のバックアップが複製されました。英国のICOは、2025年11月に120万ポンドの制裁金を科しています。
国産のパスワード管理ツールはありますか?
共有アカウントを保管する国産の専業の製品は見つかりませんでした。PassLogicは国産ですが、ワンタイムパスワードとSSOの認証基盤です。
料金は上がっていますか?
上がった例があります。1Password Businessは月7.99ドルから8.99ドルになりました。Zoho Vaultのスタンダードは、月108円から130円です。
不正ログインはどれくらい起きていますか?
警察庁などの報告では、令和7年の不正アクセス行為の認知件数は7,190件でした。前年より約34.2%増えています。