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シルバーアクセのOEM費用は何で決まるか|銀相場・重量・工賃・仕上げを各社の公開値で分解

シルバー925のアクセサリーをOEMで作るときの費用を、地金代・鋳造工賃・初期費用・仕上げに分けて、各社が公開している工賃・単価・原型代の数字で整理。重量から地金代を読む手順と、見積を比べるときにそろえる条件まで。

公開 2026年10月1日

シルバーアクセサリーの見積は、会社によって出し方がまったく違います。この記事では、費用の構成、公開されている工賃と単価、初期費用、重量の読み方、見積の比べ方を順に整理します。

数字はすべて各社の公式サイトに記載されているものです。税込・税抜の表記は公式どおりに添え、表記がないものは「税表記なし」としています。

シルバーは、地金代より工程の数が単価に効く

GEMILYAは公式サイトで、銀は金やプラチナより地金代の比重が小さいため「仕上げと工程の数が単価を左右します」と書いています。K18やプラチナとは、単価を下げるときに見る場所が違います。

  • 原型・型の製作費: 主に初回だけ。数量で割れる
  • 地金代: 銀相場×重量。1個ごとにかかる
  • 鋳造・加工費: 鋳造・研磨・組み立て。1個ごとにかかる
  • 仕上げ・オプション費: いぶし・めっき・石留め・刻印。1個ずつの手作業

同社は、いぶしや部分めっきは1個ずつの手作業で、見せ場に工程を寄せると印象を落とさず単価を調整できるとしています。中ロット・量産のページでは、数量を増やしても1個ごとに残る主な費用を素材別に示し、シルバー925は研磨・仕上げと石留め、K18やプラチナ900は地金代としています。

鋳造工賃を1gあたりで公開している会社

鋳造の工房型の会社は、完成品の重さに工賃を掛ける形で料金を公開しています。地金代は別にかかる点に注意してください。

会社シルバーの鋳造料金(公式記載)最低工賃・注記
SUN DIGITAL JEWELRY SERVICESV925 90円/g+地金価格リング400円・パーツ300円(税表記なし)
EDGE CastSV925 95円/g(税別・料金ページ)+地金パーツ300円・リング400円。トップページは90円/gと表記差あり
日本アイボリー完成品重量×(銀地金相場+工賃183円)消費税別個人は工賃240円。1g以下は1g
アメス鋳造費用1個60円から税表記なし。提案から見積まで無料

これらは鋳造の料金で、原型やデザインデータの費用は含みません。原型を自分で用意できない場合は、次の初期費用が加わります。

品目ごとの単価で公開している会社

企画型のOEM会社は、リングやペンダントなど品目ごとの単価の目安を出しています。数量と仕様の前提が会社ごとに違うため、並べるときは条件の欄も読んでください。

会社公開されている単価前提
OPULAリング2,000〜8,000円、ネックレス2,500〜10,000円、ピアス1,500〜6,000円(税抜)銀相場で変動。事例はネックレス30個で単価4,000円。2026年10月1日時点でOEMの新規受付を一時停止中
ワン・パシフィックペンダントトップ・リングともSV925 1,000円から(税抜)SV925は原則20個から
三雄工芸Ag925 1個2,000円程から(税表記なし)100個の場合
CASTYSV925ペンダント8,500円から(税表記なし)参考製作価格。1個から

CASTYの8,500円は1個からの参考価格で、OPULAや三雄工芸は数十〜100個の前提です。同じ単価という言葉でも、数量の前提が違えば比べられません。

初期費用(原型・ゴム型・サンプル)の公開例

オリジナルの形を作るときは、原型やゴム型の費用が初回にかかります。金額を公開している会社は多くありません。

会社初期費用の公開内容
銀工房原型の製作費は「大抵は¥10000〜¥30000の間」。量産品サンプルは〜5,000円
トーキョードライブシンプルなリングの原型・ゴム型代 中国生産約30,000円〜・国内生産約60,000円〜、サンプル代15,000円〜
ワン・パシフィックCAD+原型作成 1デザイン5,000円、諸経費 1オーダー10,000円(税抜)
EDGE Castゴム型作成 焼ゴム27.5円/cm3・液ゴム37.5円/cm3(税別)
OPULAサンプルは全て有料(事例で15,000〜40,000円)

GEMILYAは原型代の金額を公開していませんが、原型を最終発注から6か月保管し、期間内の同じ仕様の追加生産には原型代がかからないとしています。初期費用は金額だけでなく、何回目まで払うかも比べます。

1個と100個で、シルバーの単価のどこが変わるか

数量を増やすと単価は下がりますが、下がるのは費用の一部だけです。GEMILYAは、数量を増やしたときの効き方を費用ごとに表で公開しています。

費用数量を増やしたときの効き方(GEMILYAの公式説明)
原型代・ゴム型代初回のみの固定費。数量で下がるのはこの費用の1個あたりの負担(100個なら100分の1)
地金代ほとんど下がらない
鋳造費1個あたりの変化は小さい
研磨・仕上げ費、石留め費下がりにくい
めっき費、検品・梱包費下がらない、ほぼ下がらない

同ページは、数量で下がるのは主に原型代などの初期費用の按分で、下がらないのは地金代と、メッキ・研磨・検品など1個ずつの工程だとまとめています。シルバー925で1個ごとに残る主な費用は研磨・仕上げと石留めとされているため、数量を増やすのと合わせて、手作業の工程を見直すと単価に効きます。

重量から地金代を読む手順

シルバーの地金代は「銀相場×重量」で決まります。重量はデザインと肉厚で決まるため、見積の前に次の順で考えます。

  1. 形の大きさと厚みを決める(リングなら幅と厚み、ペンダントなら直径と厚み)
  2. 3Dデータか試作で重量を出してもらう。トーキョードライブはSilver925は原型ができるまでグラムが出せないため、初回は概算見積と書いている
  3. 重量×(銀相場+工賃)で鋳造分を計算する。工賃の式は日本アイボリーやSUN DIGITALの公開値が使える
  4. 重さを落とすなら裏抜きを相談する。GEMILYAはバングルを裏抜きで軽くしながら設計できると書いている

GEMILYAは、地金相場が日々動くため見積に有効期限を付けると書いています。告知や受注の日程が決まっているなら、見積の有効期限と照らし合わせてください。

見積を比べるときにそろえる5つの条件

会社ごとに出し方が違う見積を比べるには、前提をそろえるしかありません。次の5つを同じにして依頼します。

  • 数量: 1個・30個・100個など、比べたい数量を同じにする
  • 重量か寸法: 同じ大きさ・厚みで依頼する
  • 仕上げ: いぶし・ロジウムめっきなど、工程の数をそろえる
  • 初期費用の扱い: 原型代・ゴム型代・サンプル代が単価に含まれるか別かを確認する
  • 税の表記: 税込か税抜か。公式に表記がない会社は見積書で確認する

GEMILYAは同じ仕様で数量を変えた3案を、OPULAは品目ごとの単価の幅を、工房型の会社は工賃の式を出します。出し方の違いを理解したうえで、総額で比べてください。

この記事に出てくる会社

参照元

よくある質問

シルバー925の鋳造工賃は1gいくらですか?

公開例では、SUN DIGITAL JEWELRY SERVICEが90円/g、EDGE Castが95円/g(税別・料金ページ)、日本アイボリーが事業者183円・個人240円(銀地金相場に加算・消費税別)です。いずれも地金代は別で、原型やデータの費用は含みません。

シルバーアクセのOEMで単価を下げるには?

GEMILYAは、銀は地金代の比重が小さいため仕上げと工程の数が単価を左右し、見せ場に工程を寄せると印象を落とさず単価を調整できると説明しています。数量を増やして原型代を割る方法と、裏抜きで重量を落とす方法もあります。

シルバーアクセの原型代はいくらですか?

公開例は、銀工房が大抵1万〜3万円、トーキョードライブがシンプルなリングの原型・ゴム型代で中国生産約30,000円〜・国内生産約60,000円〜、ワン・パシフィックがCAD+原型1デザイン5,000円(税抜)です。デザインの複雑さで変わります。

【用途別】シルバーアクセサリーOEM会社おすすめ3選

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

1イチオシ

SV925を1個から、仕上げまで相談して作るなら

PRGEMILYA(ジェミリア)

いぶしかロジウムか、1個作って確かめられる

シルバー925を最低ロットなしで1個から製作し、鏡面・いぶし・マット・ヘアラインの4仕上げとロジウム・ブラックロジウム・ゴールドメッキ、部分メッキを同じ窓口で選べる。銀は地金代の比重が小さく工程の数が単価を左右すると公式に説明し、同じ仕様で数量を変えた3案の見積を出す。

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2

SV925を国内生産で、12個からの初回ロットで出すなら

有限会社スペース

SV925を12個から、国内生産で

シルバー925は1色12個/ペアからで、国内生産。サンプル約2週間・量産約4〜6週間と日数を公開し、天然石・パーツ・CADデータ・原型の持ち込みにも対応する。素材ごとの最小ロット(K10・K18・プラチナは1色6個から)も公式に並んでいる。

有限会社スペースの公式サイトへ当サイトの紹介を読む

3

AG925・AG950を自社工場で鋳造してもらうなら

日本アイボリー株式会社

SV950もピンクシルバーも、工賃の式で読める

浜松の自社工場で原型から鋳造・研磨・石留・刻印まで行い、業務の90パーセントが他社からの委託製造。シルバーはAG925・AG950・ピンクシルバーに対応し、キャストは事業者も個人も1個から、料金は完成品重量×(銀地金相場+工賃183円、個人240円)消費税別と式で公開している。

日本アイボリー株式会社の公式サイトへ当サイトの紹介を読む

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