熱処理の受託加工会社 · 会社紹介
コミヤマエレクトロン株式会社
オイルフリーの大物真空熱処理を受託。炉内φ1000×D1348mm、磁気焼鈍も
編集部コメント真空の磁気焼鈍・脱ガス
向いている人 モーターやセンサーの軟磁性部品の磁気焼鈍や、真空での焼きなまし・脱ガスを大きめの部品で頼みたい人に向きます。
確認しておきたい点 焼入れ・浸炭・窒化は受託メニューにありません。本業は真空装置メーカーで、数量や納期の条件は公式に記載がないため問い合わせで確認が必要です。
コミヤマエレクトロン株式会社の熱処理 受託 小ロット
コミヤマエレクトロンは、山梨県南都留郡鳴沢村にある真空技術の会社です。真空装置の設計・製造を本業とし、その技術を使ったオイルフリーの大物真空熱処理受託サービスを行っています。
受託する処理は脱ガス処理、磁気焼鈍、焼きなましです。対象材料に金属材料、工具合金、金型、治具、ばねと、電磁鋼板・ケイ素鋼板・純鉄・パーマロイなどの軟磁性材料を挙げています。磁気焼鈍の用途には、シールドケースやモータ・センサ等のハウジング、電子顕微鏡のヨーク・ハウジングを挙げています。炉内をドライ真空系で構築したオイルフリーの真空熱処理炉で、高真空で処理して製品表面の二次汚染や酸化を防ぐと説明し、ベーキング効果を確かめる四重極型質量分析計(QMS)も備えています。
炉内寸はφ1000×D1348mm、炉床サイズは最大900mm、最高加熱温度は1100℃、到達圧力は10-5Pa台と公式に示しています。会社としてはISO9001の認証を受けています(品質管理ページ)。最大重量、小ロットの条件、納期は公式サイトで確認できませんでした。
コミヤマエレクトロン株式会社の特徴
オイルフリー大物真空熱処理受託サービスを提供
受託する処理: 脱ガス処理、磁気焼鈍、焼きなまし
対象材: 金属材料、工具合金、金型、治具、ばね、軟磁性材料(電磁鋼板、ケイ素鋼板、純鉄、パーマロイ等)
炉内寸φ1000×D1348mm、炉床サイズ最大900mm
最高加熱温度1100℃、到達圧力10-5Pa台。四重極型質量分析計(QMS)を装備
ISO9001認証(2002年2月取得、2018年1月にISO9001:2015へ移行)
主な主な処理と設備
| 主な処理と設備 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| 磁気焼鈍 | 軟磁性材料 | φ1000×D1348mm |
| 焼きなまし | 真空 | 炉床最大900mm |
| 脱ガス処理 | 真空 |
サポート・対応範囲
記載なし
基本情報
| 所在地 | 〒401-0320 山梨県南都留郡鳴沢村鳴沢2278 |
|---|---|
| 創業・設立 | 昭和58年1月創業、昭和58年12月設立 |
| 主な処理 | 脱ガス処理、磁気焼鈍、焼きなまし(真空) |
| 対応材質 | 金属材料、工具合金、金型、治具、ばね、電磁鋼板・ケイ素鋼板・純鉄・パーマロイ等 |
| 最大寸法・重量 | 炉内寸 φ1000×D1348mm、炉床最大900mm |
| 小ロット・試作 | 記載なし |
| 品質認証 | ISO9001:2015(登録証QEC26714) |
| 硬さ測定・検査 | 記載なし |
| 事業 | 真空装置の設計・製造 |
| 公式サイト | https://www.komiyamae.co.jp/works/vacuumprocessing.html |
まとめ
コミヤマエレクトロン株式会社の熱処理 受託 小ロットについて、公式サイトの記載をもとに整理しました。条件は案件ごとに異なるため、公式サイトから直接お問い合わせください。用途別のおすすめは3選ページでも紹介しています。
コミヤマエレクトロン株式会社が登場する記事
- 熱処理の種類と選び方|焼入れ・焼戻し・焼なまし・浸炭・窒化・高周波の違い【2026年版】 · 金属熱処理の主な種類を、目的(硬くする・軟らかくする・歪みを抑える)から選べるように整理します。全体を処理する炉の熱処理と、表面だけを硬くする浸炭・窒化・高周波焼入れの違い、掲載25社がどの処理を扱っているかまでまとめました。
参照元
- https://www.komiyamae.co.jp/works/vacuumprocessing.html
- https://www.komiyamae.co.jp/quality/index.html
- https://www.komiyamae.co.jp/company/index.html
※2026年10月1日時点の公式サイトの記載をもとに作成しています。掲載内容の訂正はこちら。
【用途別】熱処理の受託加工会社おすすめ3選
金型や試作部品を、1個から日数の見通しを持って焼入れしたいなら
アイキン熱処理工業株式会社
FAQで「1個からご対応」。真空焼入れは中1営業日〜、プラズマ窒化は中2営業日、ISO9001/14001
FAQで試作品・小ロットについて「はい、1個からご対応いたします」と答え、試作段階の条件出しや量産前の確認処理も受けると書いている。標準納期の目安は真空焼入れ+低温焼戻し2回が中1営業日、プラズマ窒化が中2営業日と処理ごとに公開。真空炉は600W×600H×1,000L・500kgなど、素形材用のバッチ炉は1,200W×900H×2,850L。ISO9001とISO14001を取得。
大型ギヤや長いシャフトの、必要な部分だけを硬くしたいなら
富士高周波工業株式会社
ギヤφ4,000mm・7.0t、シャフト6,000mm。1〜100,000ヶ/月、標準納期3営業日、ISO9001
高周波焼入れの対応寸法をギヤ直径〜φ4,000mm・重量7.0t、シャフト直径〜φ400mm・長さ〜6,000mm(横焼)、レール幅〜300mm・長さ〜6,000mmと部品形状ごとに公開。受託加工は対応ロット数1〜100,000ヶ/月、標準納期は高周波事業部3営業日、レーザ事業部2営業日。立会試作やオンライン立会試作、無料技術相談もある。ISO9001を取得。
航空機・研究用のアルミ合金を、規格どおりの記録つきで熱処理したいなら
TANIDA株式会社(かほく工業試験所)
Nadcap認定を掲げ、T4〜T7を最小ロット1個から。1,500×1,500×1,000mm、温度チャート提出可
かほく工業試験所(KILT)の熱処理ページで「Nadcap認定を取得」と書き、サイトにAS9100Dのロゴを掲示(リンク先のNadcap認定書は有効期限2022年11月30日のもので、現在の認定は要確認)。軽合金をメインにT4・T5・T6・T7に対応し、AMS 2750・AMS 2771(アルミ合金)・AMS 2768(マグネシウム合金)を規格例に挙げる。最小ロット1個から受け、すべての熱処理に熱処理記録を提供。最大ワークサイズは1,500×1,500×1,000mm、温度均一性±5.5℃、焼入れ遅れ時間13秒。