熱処理の受託加工会社
熱処理の受託加工の基礎知識
処理の種類の選び方、硬さと硬化層深さの指定、見積に必要な情報、歪みや割れへの備えを、掲載25社の公式情報をもとに解説します。
- 熱処理の歪み・割れ・寸法変化を防ぐには|原因と設計・発注でできる対策【2026年版】焼入れで起きる歪み・曲がり・焼割れ・寸法変化の原因と、設計段階と発注時にできる対策を整理します。歪みの小さい処理の選び方、歪取りや研削まで社内で行う受託会社、事前に伝えるべき情報を、掲載25社の公式情報をもとにまとめました。2026年10月1日
- 熱処理の硬さと硬化層深さの指定方法|HRC・HV・有効硬化層深さと検査の確認点【2026年版】熱処理を頼むとき図面に書く硬さ(HRC・HV・HB)と、浸炭・高周波・窒化で指定する硬化層深さの考え方を整理します。受託会社が持つ硬さ試験機や、硬化層深さの公開例、検査記録の求め方まで、掲載25社の公式情報をもとにまとめました。2026年10月1日
- 熱処理の種類と選び方|焼入れ・焼戻し・焼なまし・浸炭・窒化・高周波の違い【2026年版】金属熱処理の主な種類を、目的(硬くする・軟らかくする・歪みを抑える)から選べるように整理します。全体を処理する炉の熱処理と、表面だけを硬くする浸炭・窒化・高周波焼入れの違い、掲載25社がどの処理を扱っているかまでまとめました。2026年10月1日
- 熱処理の見積に必要な情報|図面の書き方・材質・数量・納期の伝え方と送り方【2026年版】熱処理の見積が早く正確に返ってくるように、最初の問い合わせで送る項目、図面に書くべき熱処理の指示、価格と納期を左右する要素、部品の送り方を整理します。掲載会社が公式に出している標準納期や、問い合わせ方法の違いもまとめました。2026年10月1日
【用途別】熱処理の受託加工会社おすすめ3選
金型や試作部品を、1個から日数の見通しを持って焼入れしたいなら
アイキン熱処理工業株式会社
FAQで「1個からご対応」。真空焼入れは中1営業日〜、プラズマ窒化は中2営業日、ISO9001/14001
FAQで試作品・小ロットについて「はい、1個からご対応いたします」と答え、試作段階の条件出しや量産前の確認処理も受けると書いている。標準納期の目安は真空焼入れ+低温焼戻し2回が中1営業日、プラズマ窒化が中2営業日と処理ごとに公開。真空炉は600W×600H×1,000L・500kgなど、素形材用のバッチ炉は1,200W×900H×2,850L。ISO9001とISO14001を取得。
大型ギヤや長いシャフトの、必要な部分だけを硬くしたいなら
富士高周波工業株式会社
ギヤφ4,000mm・7.0t、シャフト6,000mm。1〜100,000ヶ/月、標準納期3営業日、ISO9001
高周波焼入れの対応寸法をギヤ直径〜φ4,000mm・重量7.0t、シャフト直径〜φ400mm・長さ〜6,000mm(横焼)、レール幅〜300mm・長さ〜6,000mmと部品形状ごとに公開。受託加工は対応ロット数1〜100,000ヶ/月、標準納期は高周波事業部3営業日、レーザ事業部2営業日。立会試作やオンライン立会試作、無料技術相談もある。ISO9001を取得。
航空機・研究用のアルミ合金を、規格どおりの記録つきで熱処理したいなら
TANIDA株式会社(かほく工業試験所)
Nadcap認定を掲げ、T4〜T7を最小ロット1個から。1,500×1,500×1,000mm、温度チャート提出可
かほく工業試験所(KILT)の熱処理ページで「Nadcap認定を取得」と書き、サイトにAS9100Dのロゴを掲示(リンク先のNadcap認定書は有効期限2022年11月30日のもので、現在の認定は要確認)。軽合金をメインにT4・T5・T6・T7に対応し、AMS 2750・AMS 2771(アルミ合金)・AMS 2768(マグネシウム合金)を規格例に挙げる。最小ロット1個から受け、すべての熱処理に熱処理記録を提供。最大ワークサイズは1,500×1,500×1,000mm、温度均一性±5.5℃、焼入れ遅れ時間13秒。