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ジュエリーブランド立ち上げ支援 · 用途別

展示会・POPUPに出す前に製造で準備すること|見本の数・受注会の納期・即売の初回在庫・卸の納品形態

ジュエリーブランドが展示会やPOPUPに出る前に、製造の側で準備しておくことをまとめました。出展の形ごとに必要な在庫、見本の作り方、受注会で約束する納期、即売用の初回在庫、卸先への納品形態、出展3か月前からの準備表まで、掲載各社の公式記載で整理します。

公開 2026年10月1日

展示会やPOPUPは、立ち上げたばかりのブランドが顧客や取引先と直接会える場です。ところが、出展の日程が先に決まり、製造が間に合わないという事態がよく起こります。

このページでは、出展の形ごとに製造で何を準備するかを説明します。日数や対応は、掲載各社の公式サイトに書かれているものだけを使います。

出展の準備というと、ブースの装飾や集客に目が向きがちです。ですが、当日に並べる見本と在庫がそろわなければ、どれだけ人が来ても売上にはつながりません。

出展の形で、必要な在庫が変わる

同じ出展でも、見せて注文を取るのか、その場で売るのかで、作っておくべきものが違います。まず自分の出展がどの形かを決めてください。

出展の形当日に必要なもの製造で準備すること
受注会見本(サンプル)と受注票全型の見本、受注後の量産日数の確認
即売のPOPUP販売する在庫と見本初回在庫の量産、個包装
卸向けの展示会見本、卸価格表、取引条件見本、最小発注数と納期の確認、納品形態の確認

受注会なら在庫を持たずに済みますが、受注後の納期を約束する必要があります。即売なら在庫が必要で、売れ残りの扱いも考えておきます。

見本は、シルバーや1個のサンプルで先に作る

どの形の出展でも、見本は必要です。本番の素材で量産する前に、見本だけを先に作れるかを確かめてください。

  • 石友: 限りなく製品に近い、シルバー製の店頭サンプルを作れる(コストは問い合わせ)
  • GEMILYA: 最低ロットがなく、サンプル1個から作れる。同じ原型でそのあと数量も作れる
  • ダイアート三枝: 少量のサンプル製作やテスト販売用の製造から相談できる
  • JEWELRY TAKEDA: 最小注文1個

K18やプラチナのブランドでも、見本をシルバーで作れば、出展前の費用を抑えられます。ただし色が違うため、受注票や説明で本番の素材を明記してください。

受注会の納期は締切から量産までの日数で約束する

受注会で取った注文は、会期が終わってから量産します。顧客に約束する納期は、製造会社の量産日数に検品と発送の日数を足して決めます。

会社受注後の量産・リピートの日数(公式記載)
石友リピート・量産は最短1週間から
ダイアート三枝リピートオーダー3週間〜
GEMILYA仕様確定からおよそ4週間
スペース(国内生産)量産約4〜6週間
アーネストインターナショナル注文から通常15〜45日
AOTY(国内生産)発注から1〜2か月

受注の数が多いと、日数が延びることがあります。会期の前に製造会社へ、受注数の見込みと締切日を伝えておいてください。

即売の初回在庫を、最小ロットで組む

即売のPOPUPでは、どの型がどれだけ売れるかが読めません。最小ロットが小さい会社で、型ごとの数を絞って在庫を組むと、売れ残りを減らせます。

  • GEMILYA・JEWELRY TAKEDA: 1個から
  • スペース: K10/K18/Ptは1色6個〜、SV925は12個〜(国内生産)
  • Bizarre D.L.C: 素材・生産国により最小20個から作れる商品あり
  • アーネストインターナショナル: 30点から

会期中に売り切れた型は、受注に切り替えて注文を取る方法もあります。その場合も、量産日数をもとに届く時期を伝えてください。

卸先の店舗に出すときの納品形態

展示会で卸の取引が決まると、店舗の求める形で納品する必要があります。個包装やタグ、バーコードまで製造会社に頼めるかを確かめておきます。

会社納品形態の対応(公式記載)
和心製品と証紙をパッケージに封入し、商品コードのバーコードシールを貼って、店舗へ発送できる状態で納品
トーキョードライブタグ付け、袋入れ、ギフトボックスの製作
AOTY台紙・梱包資材の手配、第三者検品の手配
Bizarre D.L.CオリジナルBOX・紙・巾着のデザインと製作

百貨店などとの取引では、検品の基準や納品書の形式も指定されることがあります。展示会の前に、想定する卸先の条件を聞いておくと、商談で答えやすくなります。

出展の実績がある会社、売り場を知る会社

POPUPや卸の経験がある製造会社は、売り場で何が求められるかを知っています。公式に関連する実績を書いている会社を並べます。

  • JEWELRY TAKEDA: 三越伊勢丹のポップアップ店舗に出店(2023年)と記載
  • Bizarre D.L.C: 原宿に直営店を持ち、主要取引先に三越伊勢丹・高島屋を挙げる
  • IVXJAPAN: 百貨店3社、セレクトショップ18社などの取引実績を公開
  • グラッシー: 百貨店との取引があり、展示会への出展も記載

売り場を知る会社には、見本の見せ方やパッケージについても意見を聞けます。製造の相談と一緒に、出展の予定を伝えてみてください。

会期後に何を製造会社へ伝えるか

出展が終わったら、結果を製造会社に伝えて次の量産につなげます。伝える内容を決めておくと、追加の見積が早く返ってきます。

  1. 受注数(型・色・サイズ別)
  2. 反応がよかった型と、修正の要望
  3. 卸の取引が決まった場合は、その店舗の納品条件
  4. 次の出展の日程

受注数が確定したら、量産の発注と同時に、次の出展用の見本の相談も始めると、準備の期間を長く取れます。

POPUP限定品を作るかどうか

POPUPに足を運ぶ理由を作るため、会場だけの限定品を用意するブランドもあります。限定品は売れ残ると次の販売に回しにくいため、作り方を工夫します。

  • 定番の型で、色や仕上げだけを変えた限定版にする(新しい型の費用がかからない)
  • 受注生産の限定品にして、会場では見本だけを置く
  • 数量を少なく作り、売り切れたら終了と決めておく
  • 型を残す場合は保管の期間を確かめる(GEMILYAは原型を最終発注から6か月保管)

限定品の数は、会期の日数と来場の見込みから決めます。初めての出展なら、少なめに作って売り切る方が、ブランドの印象もよくなります。

陳列と什器を、製造の段階で考える

POPUPや展示会では、商品をどう並べるかで見え方が変わります。陳列の方法によって、必要な台紙や箱の形も変わるため、製造の段階から考えておきます。

陳列の方法製造で決めておくこと
台紙に付けて吊るす台紙の大きさ、穴の位置、ブランド名の入れ方
トレーに並べる見本の数、色違いをすべて並べるか
箱に入れて並べる箱の色と大きさ、名入れの有無
トルソーに着けるネックレスの長さ、見本の追加

台紙や梱包資材の手配はAOTY、箱への名入れはグラッシーが対応しています。陳列のイメージを写真で製造会社に見せると、話が早く進みます。

出展3か月前からの準備表

最後に、出展の3か月前から当日までの準備を、製造の側から並べます。製造会社の日数によって前後するので、相談の最初に出展日を伝えてください。

時期製造で進めること
3か月前出展の形を決め、製造会社に出展日と型数を伝える。見本のデザインを固める
2か月前原型・見本を作る。即売なら初回在庫の数量を決める
1か月前見本の受け取り、価格表・受注票の作成。即売分の量産と個包装
2週間前見本の撮影、什器と陳列の確認。受注後の納期を製造会社と最終確認
会期後受注数を製造会社に伝えて量産を発注

準備表のどこかが遅れたときに、どの工程を削るかも決めておくと安心です。見本の数を減らす、即売をやめて受注会に切り替えるといった判断を、早めにできるようにしておきます。

製造会社に出展日を伝えておけば、遅れの兆しも早く知らせてもらえます。

この記事に出てくる会社

参照元

よくある質問

展示会用の見本だけを先に作れますか?

作れる会社があります。石友は製品に近いシルバー製の店頭サンプルを作れ、GEMILYAは最低ロットなしでサンプル1個から作れます。トーキョードライブやOPULAのようにサンプルのみの製作を受けていない会社もあります。

受注会で取った注文はいつ届けられますか?

製造会社の量産日数に検品と発送の日数を足して決めます。公開例では、石友がリピート・量産最短1週間から、ダイアート三枝がリピート3週間〜、GEMILYAが仕様確定からおよそ4週間です。

卸先の店舗にそのまま送れる形で納品してもらえますか?

対応する会社があります。和心は製品と証紙をパッケージに封入し、バーコードシールを貼って店舗へ発送できる状態で納品できると書いています。トーキョードライブはタグ付けや袋入れに対応しています。

【条件別】ジュエリーブランド立ち上げ支援おすすめ3選

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

1イチオシ

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OEMもODM型も同じ窓口。個人も法人と同じ条件

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2

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3

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