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いぶし・黒の仕上げでシルバーアクセを作りたい|凹部を黒く沈める指定方法と、対応を明記する会社

シルバー925のアクセサリーをいぶし(燻し)やブラックロジウムなど黒系の仕上げで作りたいときに、仕上げの違い、いぶしを公式に明記する会社、デザインデータでの指定方法、数量別の相談先、通常版と限定版の作り分けを各社の公式記載で整理します。

公開 2026年10月1日

このページでは、シルバーアクセサリーをいぶしや黒の仕上げで作りたいときの進め方を説明します。黒系の仕上げの違い、対応する会社、データでの指定方法、数量別の相談先の順に整理します。

根拠は各社の公式サイトの記載です。仕上げの対応が公式ページで確認できなかった会社は、表に「記載なし」と書いています。

いぶしは、彫りや凹部を黒く沈めて立体感を出す仕上げ

GEMILYAは、いぶし(燻し)を彫りや凹部を黒く沈めて立体感を出す、シルバーならではの仕上げと説明しています。シルバーが空気中の硫黄分で黒ずむ性質を、あえて表現に使う方法です。

  • 向くデザイン: 文字やロゴを彫り込んだもの、模様や凹凸の多いもの
  • 見え方: 凸部は銀色、凹部は黒。陰影で模様が浮き出る
  • 工程: 1個ずつの手作業。GEMILYAは、いぶしや部分めっきは1個ずつの手作業と書いている

平らな面が多いデザインでは、黒くする場所がなく、いぶしの効果が出にくくなります。黒を見せたい場合は、凹凸の深さもデザインの段階で決めておきます。

いぶし・ブラックロジウム・ブラックめっきの違い

黒いシルバーと一口に言っても、仕上げの方法は複数あります。各社が公式に掲げている黒系の仕上げを並べます。

仕上げどう黒くなるか(公式の説明)公式に記載のある会社
いぶし(燻し)彫りや凹部を黒く沈める(GEMILYA)GEMILYA、OPULA、EDGE Cast、グラッシー
ブラックロジウムめっき同じ型から黒く仕上げる(GEMILYA)GEMILYA
ブラックめっきめっきの色としてブラックを選ぶCASTY、EDGE Cast
ブラックのカラー仕上げカラー仕上げの一つとしてブラックグラッシー

いぶしは凹部だけが黒くなる仕上げで、黒いめっきは表面全体の色を変える仕上げという違いがあります。どちらの見え方にしたいかを、参考画像を添えて伝えると誤解が減ります。

いぶしを公式に明記する4社の条件

今回調べた18社のうち、いぶし加工の対応を公式サイトで明記していたのは4社でした。最小ロットと価格の出し方は大きく違います。

会社シルバーの最小ロット価格の出し方納期
GEMILYA最低ロットなし・1個から価格表なし。原型・地金・加工・仕上げの内訳見積仕様確定後およそ4週間
OPULA簡易カスタマイズ30個から(2026年10月1日時点で新規受付を一時停止中)リング2,000〜8,000円など品目別の概算単価(税抜)簡易約40営業日
EDGE Cast明記なし(最低工賃制)SV925キャスト工賃95円/g(税別)+地金最短翌日(店舗持込・受取)
グラッシー小ロットOK(個数の記載なし)記載なし入稿からサンプル約1〜1.5か月

EDGE Castの公式サイトにはデザインを起こすサービスの記載がなく、ワックス・ゴム型・STLデータの持ち込みが前提です。デザインから相談したい場合は、GEMILYA・グラッシー、受付再開後のOPULA(2026年10月1日時点でOEMの新規受付を一時停止中)が候補になります。

デザインデータで指定すること

いぶしは、黒くする場所が彫りの深さで決まります。データやラフを渡すときは、次の項目を書き添えます。

  • 黒くする範囲: 文字だけ、模様だけ、全体の凹部など
  • 彫りの深さ: 浅いと黒が残りにくい。GEMILYAの製作事例では「文字を深く彫って黒くする」仕様だった
  • 線の細さ: GEMILYAは、細すぎる線は形状を調整する場合があると書いている
  • 表面の仕上げ: いぶし以外の面を鏡面にするか、マットやヘアラインにするか
  • 品位の刻印: SV925の刻印を裏面に入れるかどうか

GEMILYAの製作事例では、社名ロゴのペンダントトップ1個をシルバー925のいぶし仕上げで、裏面にSV925の刻印を入れる仕様で進めています。ロゴに他社の登録商標が含まれていたため、使用の許諾を確認するよう案内したと書かれています。

数量で選ぶ、いぶしの相談先

いぶしの仕上げは、1個から受ける会社と数十個からの会社に分かれます。作りたい数で、最初に問い合わせる先を決めます。

作りたい数最初の相談先理由(公式記載)
1個〜数個GEMILYA最低ロットなし。いぶし・ロジウム・ブラックロジウムを同じ窓口で選べる
30個前後のロゴ入れOPULA既存型・既存パーツを使う簡易カスタマイズが30個から。2026年10月1日時点で新規受付を一時停止中
自分の原型を鋳造と仕上げだけEDGE Castいぶし・ミル打ち・めっきを工賃表で頼める
名入れも含めて企業・店舗向けグラッシーいぶしなどのカラー仕上げと、漢字対応のレーザー刻印

いぶしの単価は、工程の数で上がります。GEMILYAは、見せ場に工程を寄せると印象を落とさず単価を調整できると書いています。

同じ型で、通常版と黒の限定版を分ける

いぶしや黒のめっきは、同じ型から別の商品を作る方法にもなります。GEMILYAは、同じ型でも仕上げを変えれば通常版と限定版を分けられると公式に書いています。

  • 通常版: 鏡面+ロジウムめっき。黒ずみを抑える方向
  • 限定版: いぶし、またはブラックロジウムめっき。黒を見せる方向
  • 型は1つ: 原型代は1回分。GEMILYAは原型を最終発注から6か月保管し、期間内の同じ仕様の追加生産は原型代がかからない

ただし、仕上げを変えると仕様が分かれるため、見積は仕様ごとに出ます。めっきは1個ずつの工程で、数量が増えても1個あたりは変わらないとGEMILYAは説明しています。

試作の1個で、黒の量と残り方を確かめる

いぶしの黒さは、写真や3Dの画像では判断しにくい仕上げです。1個から作れる会社なら、量産の前に試作で次の点を確認します。

確認する点見るところ直すときの方向
黒の範囲凹部だけが黒いか、平らな面まで黒が残っていないか彫りを深くする、平面を磨き上げる
文字の読みやすさロゴや文字が黒で潰れていないか線を太くする、文字を大きくする
周りの仕上げ鏡面・マット・ヘアラインとの組み合わせ見せ場以外の工程を減らす
重さ着けたときの重さの印象裏抜きで軽くする

GEMILYAは、承認の場面のうち原型・データの確認の段階の修正がいちばん軽く済むと書いています。形を直すなら試作より前、黒の量の調整なら試作の段階というように、直す場所で段階を分けると手戻りが減ります。

販売するときに添える、いぶしの説明

いぶしの黒は仕上げの一部ですが、購入者には汚れや変色と誤解されることがあります。商品ページや同梱のカードに、次の内容を短く書いておきます。

  • 素材と品位: シルバー925
  • 仕上げの名前: いぶし仕上げ(凹部を黒くする仕上げであること)
  • 使ううちの変化: シルバーは空気中の硫黄分で黒ずむ性質があること
  • お手入れ: 磨き剤を使ってよいかどうか(製作した会社に確認したうえで書く)

GEMILYAは、シルバー925は空気中の硫黄分と反応して徐々に黒ずむ性質があると説明しています。いぶしの黒と、使ううちの黒ずみを分けて伝えると、問い合わせが減ります。

いぶし仕上げを頼む依頼文の書き方

問い合わせの最初の1通で、次の6項目を書いておくと、仕上げの提案と概算が早く返ってきます。決まっていない項目は「未定」と書いて構いません。

  1. アイテムとおおよその寸法(例: ペンダントトップ、直径20mm前後)
  2. 素材と品位(シルバー925)
  3. 仕上げ: いぶしにする範囲と、それ以外の面の仕上げ
  4. 黒の見え方の参考画像
  5. 数量の候補(例: 1個・10個・30個)
  6. 納品希望日と、刻印(ロゴ・SV925)の有無

GEMILYAは、仕上げが決まっていなくても鏡面・いぶし・ロジウムの候補を並べて提案すると書いています。いぶしにするか迷っている段階でも、候補を並べた概算を取っておくと決めやすくなります。

この記事に出てくる会社

参照元

よくある質問

いぶし仕上げのシルバーアクセを1個だけ作れますか?

作れます。GEMILYAはシルバー925を最低ロットなしで1個から製作し、いぶし(燻し)仕上げを公式に掲げています。製作事例にも、社名ロゴのペンダントトップ1個をいぶし仕上げで作る相談が載っています。

いぶしとブラックロジウムはどう違いますか?

GEMILYAの説明では、いぶしは彫りや凹部を黒く沈めて立体感を出す仕上げ、ブラックロジウムは同じ型から黒く仕上げるめっきです。凹部だけを黒くしたいならいぶし、全体を黒くしたいなら黒系のめっきが候補です。

いぶし加工に対応しているOEM会社はどこですか?

今回調べた18社では、GEMILYA(1個から)、OPULA(30個から。2026年10月1日時点で新規受付を一時停止中)、EDGE Cast(最低工賃制・原型持込が前提)、グラッシー(小ロットOK)の4社が、いぶし加工を公式サイトに明記していました。

【用途別】シルバーアクセサリーOEM会社おすすめ3選

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

1イチオシ

SV925を1個から、仕上げまで相談して作るなら

PRGEMILYA(ジェミリア)

いぶしかロジウムか、1個作って確かめられる

シルバー925を最低ロットなしで1個から製作し、鏡面・いぶし・マット・ヘアラインの4仕上げとロジウム・ブラックロジウム・ゴールドメッキ、部分メッキを同じ窓口で選べる。銀は地金代の比重が小さく工程の数が単価を左右すると公式に説明し、同じ仕様で数量を変えた3案の見積を出す。

LINEで無料相談する(公式)当サイトの紹介を読む

2

SV925を国内生産で、12個からの初回ロットで出すなら

有限会社スペース

SV925を12個から、国内生産で

シルバー925は1色12個/ペアからで、国内生産。サンプル約2週間・量産約4〜6週間と日数を公開し、天然石・パーツ・CADデータ・原型の持ち込みにも対応する。素材ごとの最小ロット(K10・K18・プラチナは1色6個から)も公式に並んでいる。

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3

AG925・AG950を自社工場で鋳造してもらうなら

日本アイボリー株式会社

SV950もピンクシルバーも、工賃の式で読める

浜松の自社工場で原型から鋳造・研磨・石留・刻印まで行い、業務の90パーセントが他社からの委託製造。シルバーはAG925・AG950・ピンクシルバーに対応し、キャストは事業者も個人も1個から、料金は完成品重量×(銀地金相場+工賃183円、個人240円)消費税別と式で公開している。

日本アイボリー株式会社の公式サイトへ当サイトの紹介を読む

条件に合うシルバーアクセのOEM会社から提案を受ける

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