部品洗浄機 · メーカー紹介
株式会社不二製作所
ドライアイスブラストで金型や部品を分解せずに洗う。300台以上の装置でテスト加工
編集部コメント液を使わないドライアイス
向いている人 水や溶剤を使えない部品や、金型を分解せずに洗いたい工場に向きます。ロボット搭載型で狙った位置を洗えるため、洗浄とバリ取りを同じ装置で自動化したい場合の候補です。
確認しておきたい点 価格は公式に記載がありません。ドライアイスの調達と圧縮エア(コンプレッサー)の能力が運用の前提になります。
株式会社不二製作所の部品洗浄機
不二製作所は東京都江戸川区に本社を置くエアーブラスト装置の専業メーカーです。1950年5月に創業し、60年以上にわたりブラスト装置の開発・製造を行っていると公式に書いています。
洗浄向けにはドライアイスブラストのTSGD・TDSDシリーズがあります。ドライアイス粒子を圧縮エアにのせて噴射し、汚れを取り除きます。ドライアイスはすべて昇華するため研磨材が残らず、工場設備や金型を分解せずに洗浄できるとしています。ミルで0.3mmに粉砕するソフトタイプと、0.5〜2mmのハードタイプがあり、凍結防止機構で8時間の連続稼働を実現したと記載しています。ロボット搭載型やローダーとの組み合わせで、洗浄・バリ取り工程の無人化にも対応します。
来社しての立ち会いか、サンプルワークの郵送でテスト加工ができ、テスト用に300台以上の装置を常設しています。価格は記載がありません。
株式会社不二製作所の特徴
ドライアイスはすべて昇華し、研磨材残留がない。金型などを分解せずに洗浄
凍結防止機構で8時間連続安定稼働(公式記載)
来社立会いまたはサンプル郵送でテスト加工。テスト可能な装置を300台以上常設
事業内容にブラスト加工サービス(受託加工)を記載
主な主な製品と仕様
| 主な製品と仕様 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| ドライアイスブラスト TSGD・TDSDシリーズ ソフトタイプ | dry-ice | ミル粉砕、粉砕後0.3mm、ドライアイス消耗量〜0.3kg/min |
| ドライアイスブラスト TSGD・TDSDシリーズ ハードタイプ | dry-ice | ノズル粉砕、0.5〜2mm、〜1.0kg/min |
| ロボット搭載型ドライアイスブラスト | dry-ice | 加工室内のロボットが三次元動作 |
| 開口回転テーブル型ドライアイスブラスト | dry-ice |
サポート・対応範囲
テスト洗浄: 来社立会いまたはサンプル郵送でテスト加工。テスト可能な装置を300台以上常設、各営業所でもテスト加工可
基本情報
| 所在地 | 〒132-0025 東京都江戸川区松江5-2-24 |
|---|---|
| 設立 | 創業1950年5月 |
| 資本金 | 1億円 |
| 従業員数 | 301名(グループ含む348名、2026年3月期) |
| 洗浄方式 | ドライアイスブラスト・ロボット |
| 洗浄液 | 使わない(ドライアイス) |
| 対象ワーク | 金型、工場設備、部品の付着汚れ、バリ |
| テスト洗浄 | 来社立会いまたはサンプル郵送でテスト加工。テスト可能な装置を300台以上常設、各営業所でもテスト加工可 |
| 価格の記載 | 記載なし(見積) |
| 公式サイト | https://www.fujimfg.co.jp/ |
まとめ
株式会社不二製作所の部品洗浄機について、公式サイトの記載をもとに整理しました。条件は案件ごとに異なるため、公式サイトから直接お問い合わせください。用途別のおすすめは3選ページでも紹介しています。
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参照元
- https://www.fujimfg.co.jp/company/about
- https://www.fujimfg.co.jp/blast/dryice-machine
- https://www.fujimfg.co.jp/blast/test-kakou
※2026年10月1日時点の公式サイトの記載をもとに作成しています。掲載内容の訂正はこちら。
【用途別】部品洗浄機メーカーおすすめ3選
切削油・プレス油を、炭化水素で脱脂するなら
株式会社クリンビー
多槽式タクト3〜6分と1槽式12〜15分。カゴ寸法と蒸留能力まで公式に数字がある
炭化水素系の洗浄機を主力にし、生産量の多い現場向けの多槽式CLEANVY(タクト3〜6分)と、少量向けの1槽式真空洗浄乾燥機CLOVA(タクト12〜15分)を公式に分けて載せている。CLOVAはカゴ寸法350×250×150〜600×400×300mm、蒸留能75〜200L/hの3型式。水溶性加工油向けのエマルジョン洗浄機もあり、自社ワークの洗浄テストを受け付けている。
タップ穴の切粉とバリを、洗浄と同時に取るなら
株式会社スギノマシン
最高245MPaの高圧水で狙い撃ち。洗ラボのテストは清浄度とサイクルタイムを数値で返す
高圧水部品洗浄機JCCシリーズは水を最高245MPaまで加圧し、CNC制御で狙った穴や面に噴射してバリや切りくずを除去する。1998年の販売以来、世界30カ国以上で6,000台超を納入(公式記載)。幅600mmのJCC-Moduleや遠心乾燥付きのJCC-MULTIもある。富山県滑川市の洗ラボでは送ったワークで洗浄・乾燥テストを行い、立会可、結果を報告書で数値化する。
精密部品を、高い清浄度で洗うなら
株式会社カイジョー
19.5kHz〜3MHzの超音波から周波数を選び、自社の超音波実験室でテストしてから決める
1958年に時計用超音波洗浄機を製品化し、作動周波数19.5kHz〜3MHzの超音波洗浄機をそろえる。低周波(26〜38kHz)は機械加工部品の脱脂、中間周波数(78〜160kHz)はHDD部品やレンズ、200〜950kHzは半導体向けと公式に説明。多槽式自動洗浄装置、真空洗浄装置、炭化水素系の3槽式超音波洗浄装置などの装置も持ち、超音波実験室で洗浄テストを行う。