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コンビニ・スーパーの自動ドアを選びたい|24時間営業の入口とバックヤードの扉【2026年版】

コンビニやスーパーの自動ドアは、客の出入りが途切れない正面入口と、台車が通るバックヤード・冷蔵ケース周りの扉で必要な設備が違います。24時間営業の保守、ムダ開きと空調、バックヤードのスイングドア、衛生設備を31社の公式記載で整理しました。

公開 2026年10月1日

コンビニやスーパーの入口は、開店から閉店まで、あるいは24時間ずっと開閉を繰り返します。止まれば売上に直結し、開きっぱなしなら冷暖房が逃げます。

このページでは、売場の入口とバックヤードの扉を分けて考え、スーパーを対応施設に載せる会社、24時間営業の保守、ムダ開き対策、台車が通る扉、衛生設備を公式サイトの記載で整理します。

売場の入口とバックヤードは別の設備として考える

同じ店の中でも、客が通る入口と、従業員が台車で通る扉では求められる性能が違います。

場所通るもの向く設備
正面入口客・買い物カート・ベビーカー・車椅子引戸の自動ドア(JIS A 4722準拠品など)
風除室の内扉同上引戸の自動ドア
売場とバックヤードの境台車・従業員スイングドア(自在扉)
荷受け口台車・かご車・フォークリフト高速シートシャッター、シャッター

全国自動ドア協会は、一般の玄関の自動ドアが1日に数百〜数千回開閉すると説明しています。来店客が多い店舗ほど、開閉の回数と部品の消耗は増えます。

スーパー・店舗を対応施設に載せている会社

31社の公式サイトで、対応施設にスーパー・店舗を明記している会社を整理しました。

会社公式記載
ナブテスコ(NABCO)対応施設に商業施設・スーパー。販売施工は全国16社の正規販売施工会社
北陽オートドア(アラビアン)対応施設にスーパー。関西と福岡県で設計・製造・施工・修理
ユニフロー対応施設にスーパー・店舗。マルダイ八橋店(秋田市)のサイネージスイングドアを施工事例に掲載
日本自動ドア対応施設に店舗。全国に直営店、標準品は当日受注当日出荷
フルテック対応施設に商業施設・一般店舗
扶桑電機工業対応施設に一般店舗・商業施設
昭和建産(S-ミリオン)対応施設に店舗。販売は三和シヤッター工業
三和シヤッター工業対応施設に商業施設・店舗

正面入口の引戸とバックヤードのスイングドアは、製品を作る会社が分かれます。ユニフローはスイングドアとスライドドアの両方を扱っています。

24時間営業の店が確認する修理受付

深夜に入口が止まると、営業を続けられません。公式サイトで24時間365日の修理受付を明記している自動ドアの会社を並べます。

会社受付の公式記載エリア
日本自動ドア専用ホットライン365日24時間、故障時優先訪問全国の直営拠点
フルテック24時間365日修理受付、IoT遠隔モニタリング北海道・東北・関東・福岡ほか
ナブコドアコールセンター24時間・365日、Web修理受付西日本
オリエント産業365日24時間受付体制の保守契約九州・沖縄
九州オートドアー24時間365日フリーダイヤル九州全域
昭和建産24時間365日体制、深夜・早朝・休日は指令センター経由で派遣三和グループの全国ネットワーク

北陽オートドアの修理・メンテナンス受付は平日9〜17時です。24時間営業の店舗では、夜間の連絡先を保守契約で別に決めておく必要があります。

ナブテスコのAD-LINK 自動ドア見まもり保守サービスと、フルテックの遠隔監視は、故障の予兆を遠隔で把握する保守です。多店舗をまとめて管理する場合に比較対象になります。

カート・車椅子・子ども連れの客への配慮

スーパーの入口は、買い物カートと車椅子とベビーカーが同じ扉を通ります。開口幅と安全装置は、客層に合わせて決めます。

  • バリアフリー法施行令第19条は、移動等円滑化経路の出入口を幅80cm以上、戸は自動的に開閉する構造など、前後に高低差なしと定める
  • 基準適合義務の対象は床面積の合計2,000㎡以上の特別特定建築物(第9条)。大型店は対象になるかを設計者に確認する
  • 消費者庁の調査報告書(2021年6月25日)は、自動ドアの衝突・挟まれの被害が9歳以下の子どもと高齢者に多いと指摘
  • JIS A 4722は2022年9月20日の改正で、子どもへの配慮が必要な場合の追加要求事項を加えた
  • 広い開口には、扶桑電機工業のダブルスライドドア(戸袋1枚分に2枚を引き込み、有効開口幅が約1.5倍)や日本自動ドアの多重スライド(DS-230/TRI)がある

戸袋側で子どもが引き込まれないよう、ナブコドアのNDガードや竹中エンジニアリングの防護柵DGSシリーズのような戸袋侵入防止製品を組み合わせる方法があります。

全国自動ドア協会は通行者向けに「小さな子どもは手をつなぐ」「かけ込まない」などの7つのポイントを示しています。入口の掲示に使えます。

ムダ開きと冷暖房のロスを減らす

「ムダ開き」は、自動ドアを通過しない通行者がセンサーエリアを横切ることでドアが開くことです。歩道や駐車場の動線に面した入口では起きやすくなります。

  • 全国自動ドア協会:2026年4月から、通行動線判別型センサー導入等による省エネ効果を「消費電力量」「電力量料金」「CO2排出量」で試算するツールを会員企業サイトで公開(明治大学 酒井孝司教授監修)
  • ナブテスコ:NATRUS+e Wはムダ開き削減仕様
  • オプテックス:OA-215シリーズのドアウェイ機能、OA-220シリーズのECOモード
  • 北陽電機:測域センサでエリア内の人数・移動方向を取得し、ドア開閉制御に利用
  • ホトロン:省エネ自動ドアセンサーをおすすめ製品として掲載

協会のツールは、従来型センサーと通行動線判別型センサーの差を省エネ効果として出す仕組みです。センサー交換の費用と、年間の電力量料金の差を並べて判断できます。

台車が通るバックヤードの扉

売場とバックヤードの境は、台車で押して通る扉が使われます。ここは動力で開く自動ドアではなく、自在扉が中心です。

  • ユニフローのスイングドア/スーパースイングドア/ミニスイングドアは、JIS A 4702が定める開閉耐久回数の約5倍にあたる50万回を性能基準としている
  • 同社はスイングドアの国内市場シェアを85%(市場約35,000枚/年、自社推計)と記載
  • サイネージスイングドアは、マルダイ八橋店(秋田市)の施工事例が公式サイトに載っている
  • ユニフローのスライドドアは床レールなしで、車椅子・ベッドの通行ができると記載

荷受け口に高速シートシャッターを付ける場合は、停電時に開閉できず避難口にならないと日本シヤッター・ドア協会が注意しています。人が通るドアを併設してください。

冷蔵・冷凍ケース周りと衛生の設備

バックヤードの冷蔵・冷凍室や、入口の衛生設備にも製品があります。

  • オプテックス Clean Wave OMH-100D:非接触スイッチで-35℃でも使用可、食品工場・冷凍倉庫向け
  • ホトロン 自動薬液噴霧供給器 PHW-03B:自動ドア連動タイプ
  • 竹中エンジニアリング DLWシリーズ:電池レスワイヤレススイッチ

店長・本部が見積依頼前にそろえる数字

多店舗で同じ仕様にそろえたい場合も、1店舗だけ更新したい場合も、次の数字があると比較が早く進みます。

  1. 1日の来店客数と営業時間(24時間営業か)
  2. 入口の開口幅・高さと、風除室の有無
  3. 現在のドアのメーカーと機種(ドアのステッカーや保証書で確認できると全国自動ドア協会は案内)
  4. 過去1年の故障の回数と、止まっていた時間
  5. バックヤードの扉の数と、台車の幅
  6. 夜間に修理を呼べる連絡先の有無

保守契約に入らない場合の修理費の例として、ナブコドアは修理基本技術料12,000円・出張諸経費6,000円〜(税別、夜間土休日は別途)を公開しています。年間の修理回数から、保守契約との差を試算できます。

この記事に出てくるメーカー

参照元

よくある質問

24時間営業の店の自動ドアは、夜中に壊れたら来てもらえますか?

日本自動ドア、フルテック、ナブコドア、オリエント産業、九州オートドアー、昭和建産は24時間365日の修理受付を公式サイトに掲げています。受付と訪問の時間は別なので、夜間に何時間で来るかを保守契約で確認してください。

スーパーのバックヤードの扉はどんなものが使われますか?

台車で押して通る自在扉(スイングドア)が中心です。ユニフローはJIS A 4702の開閉耐久回数の約5倍にあたる50万回を性能基準とするスイングドアを扱い、国内市場シェア85%(自社推計)と記載しています。荷受け口には高速シートシャッターも使われます。

店の自動ドアが通行人に反応して開くのを減らせますか?

ムダ開きと呼ばれる現象で、センサーの交換や設定で減らせます。オプテックスのOA-215シリーズのドアウェイ機能、ナブテスコのNATRUS+e W、北陽電機の測域センサなどがあります。全国自動ドア協会は削減効果の試算ツールを2026年4月から公開しています。

【用途別】自動ドアメーカーおすすめ3選

※2026年9月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

1イチオシ

店舗・ビル・公共施設の入口を新設・更新するなら

ナブテスコ株式会社(NABCO 自動ドア)

駅・空港・病院で使われる標準。全国の販売施工網で、どこでも同じ保守が受けられる

引戸の開閉装置は軽量から超重量まで5クラス、防火戸・気密遮音・回転ドア・高速シートドアまで一社でそろう。次世代標準機NATRUSは安全規格JIS A 4722に準拠し、開閉ごとの安全試験機能を持つ。羽田空港・JR博多駅・虎ノ門ヒルズなどの施工事例を公式に載せ、東日本はナブコシステム、西日本はナブコドアなど全国16社の正規販売施工会社が保守を担う。

ナブテスコ株式会社(NABCO 自動ドア)の公式サイトへ当サイトの紹介を読む

2

止められない入口の保守で選ぶなら

フルテック株式会社

24時間365日の修理受付と遠隔監視。技術者は全員正社員の上場会社

業界でいち早く24時間365日の修理受付と、IoT遠隔モニタリングによる自動ドア保守を始めたと公式に掲げる。技術者は全員正社員で、自動ドア施工技能士の指導のもと全国自動ドア協会の安全ガイドラインに沿って点検する。JIS A 4722対応の保守契約プランを用意し、札幌から福岡まで拠点を持つ。渋谷ヒカリエ・平塚市本庁舎などの事例を公開。

フルテック株式会社の公式サイトへ当サイトの紹介を読む

3

工場・物流・食品の高速シートシャッター、スイングドアなら

株式会社ユニフロー

最大2.0m/s・50万回耐久の高速シートシャッター。スイングドアは国内シェア85%(自社推計)

高速シートシャッター「スムーザー」は最大2.0m/秒、ワイドタイプで幅10m×高さ6m、耐久設計50万回。開口部の熱損失を約80%削減し、防虫オレンジシート・水切り仕様・静電気除電など食品・物流の現場向けの仕様がそろう。スイングドア(自在扉)はJIS A 4702の耐久回数の約5倍を性能基準とし、1991年からの累計出荷は5万台・18か国。年1回・年2回の定期点検プランと交換部品の目安を公開する。

株式会社ユニフローの公式サイトへ当サイトの紹介を読む

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