3比較ハブコンテナ洗浄機

コンテナ洗浄機 · 用途別

食肉・水産の工場でケースやコンテナを洗いたい|精肉・水産の現場を公式に挙げる会社と温水・殺菌の設定値

精肉加工センター・食肉処理・水産加工場・養鶏場で、ケース・コンテナ・番重・カゴを洗いたい方向けに、精肉工場や水産加工場を公式に挙げる会社、大量調理施設衛生管理マニュアルが示す食材別の容器の使い分け、温水温度や殺菌水など手順書に書ける設定値、洗浄度の確かめ方を整理します。

公開 2026年10月1日

食肉や水産の工場では、原料を入れたケースやコンテナを毎日洗って次の作業に回します。このページでは、精肉・水産の現場を公式に挙げる会社と、衛生管理の手順書に書ける設定値を整理します。

下処理の容器は食材ごとに分けるとされる

厚生労働省の大量調理施設衛生管理マニュアルは、器具・容器の使い分けを具体的に示しています。原料を扱う容器の洗浄を考える前提になります。

  • 包丁、まな板などの器具、容器等は、用途別・食品別にそれぞれ専用のものを用意し、混同しないように使う
  • 下処理用は魚介類用・食肉類用・野菜類用の別、調理用は加熱調理済み食品用・生食野菜用・生食魚介類用の別に分ける
  • 原材料用に使った器具・容器をそのまま調理後の食品用に使うことは、けっして行わない
  • 器具・容器は使用後に全面を流水で洗浄し、80℃・5分間以上の加熱またはこれと同等の効果を有する方法で十分殺菌した後、乾燥させて衛生的に保管する

同マニュアルは同一メニューを1回300食以上または1日750食以上提供する調理施設が対象です。加工工場でも、容器を食材別に分けて洗う考え方は手順書づくりの参考になります。

容器を食材別に分けると、洗う種類が増えます。1台で順番に洗うのか、食材ごとに洗う場所を分けるのかを先に決めてください。

精肉・水産の現場を公式に挙げる会社

35社の公式サイトのうち、精肉・水産・養鶏の現場を書いている記載を集めました。事業分野だけの記載と、納入実績の記載を分けています。

メーカー公式の記載記載の種類
ホバート・ジャパン精肉工場向けに「ケースやコンテナ、ナイフなど、多様な洗浄対象にも対応」事業分野の説明
北沢産業納入実績表にカスミ 佐倉精肉加工センター、熊本プリマ、漁業協同組合各所納入実績表(2000年以降)
ヒタカ精機洗浄機の納入実績に宮城県の水産加工場、兵庫県の水産工場、愛媛県の鶏卵工場、福島県の養鶏工場、愛知県の孵化工場洗浄機の納入実績
キョウドウ成鳥カゴ洗浄機 KYDAシリーズ、600枚/時製品
岡常歯車製作所コンテナ・トレー洗浄機の導入先に牧場、食品工場導入先の記載
プラテック直投入・直取り出しのパレット洗浄機(20〜30枚/時)の主な業種に乳業・水産・食品加工業種の記載

北沢産業の納入実績表は機種ごとの内訳が書かれていません。どの機械が納められたかは、問い合わせで確かめてください。

北沢産業は全国に15支店・30営業所・5出張所を持ち、365日24時間のコールセンターを公式に掲げています。夜間や休日に処理する工場では、故障時の連絡先も比較の材料になります。

ケースとコンテナを洗う機種の公式仕様

精肉工場に触れているホバート・ジャパンと、水産加工場への納入実績があるヒタカ精機の機種を中心に、仕様を並べます。

メーカー・機種公式の仕様
ホバート・ジャパン FUX-C最大600×400mmの容器・コンテナ・番重専用。1タンク式コンベア、最大300ラック/時(300/150容器/時)。電気式または蒸気式加熱。反転機オプションで1人運用
ホバート・ジャパン FUX大型のコンテナ・トレイ容器・調理器具向け。予洗い・本洗浄・乾燥・中間ゾーンを組み合わせ、コンベア幅・高さ・タンク数・ドライヤー有無を選択
ヒタカ精機 MCSD-350洗浄と乾燥を1台で、毎時300〜600ケース。水使用量1,000〜1,500kg/H、蒸気350kg/H
ヒタカ精機 CW-501-200高圧式、毎時400ケース、水圧4.9MPa、本体SUS304
岡常歯車製作所 MC-3/MC-5最大500mm角程度の食材トレー、300〜350枚/時、噴射圧力5.0〜6.0MPa、乾燥ブロワー10m³/min
キョウドウ KYDAシリーズ成鳥カゴ洗浄機、600枚/時
北沢産業 KWVシリーズ500〜2,000枚/時。排熱回収・機体断熱・ダブルリンス、洗浄水ろ過装置ですすぎ後の排水量を半減

岡常歯車製作所は、洗浄水の温度・洗浄圧力・乾燥の度合いをイージーオーダーで組み合わせられると記載しています。同社の主力は高圧洗浄機で、全国に5つの営業拠点を持ちます。

ヒタカ精機は、毎分180回転のロータリーノズルで高圧水を当て、扇形ノズルに比べ約100倍の威力とうたっています。チェーンに載せない搬送で、チェーンの影ができず全面を洗えるとしています。

手順書に書ける温度と殺菌の設定値

衛生管理の手順書には、洗浄の温度や殺菌の方法を数字で書く必要があります。温度や殺菌の方法を公式に示す機種を並べます。

メーカー・機種公式の設定値・方式
八木厨房機器製作所 汎用洗浄機本洗浄槽65℃、仕上洗浄槽80℃、清洗い90℃
イースタン技研 EAD-3B約60℃の温水・高圧ジェット、薬剤不使用の循環式
OMC コンベヤ搬送式60℃温水+アルカリ洗剤洗浄、蒸気(熱交換器)式熱風乾燥
SJM JAPAN コンテナ殺菌洗浄機温水40〜50℃程度、微酸性電解水ですすいで洗浄と殺菌を同時に実施
小嶺機械 容器洗滌機殺菌水の併用で脱水カゴの殺菌も可能、洗浄時間はタイマー設定

マニュアルが示す「80℃・5分間以上の加熱またはこれと同等の効果を有する方法」を、機械の中で行うか、洗浄後に別の工程で行うかは施設ごとに決めます。機種の温度が足りない場合の殺菌方法も、手順書に書いておいてください。

洗った容器が本当にきれいかを確かめる

原料容器は、見た目がきれいでも洗い残しが問題になります。洗浄度を確かめる手段を公式に記載している会社です。

  • クレオ:埼玉県羽生市の羽生プラーツで実機テスト洗浄を行い、ATPふき取り検査で洗浄度を数値で確認できる
  • 澁谷工業:ネスティングケース洗浄システムで、洗浄後に異物の有無とケースの向きを検査してから段積み
  • OMC:洗浄ブース内をノズルや小型ロボットで自己洗浄し、本体でクリーンエリアとダーティエリアを区分けできる
  • 東光技研工業:ブース内自動反転機能で、汚れのブース外への汚染を防ぐ

導入前に汚れ落ちを試す窓口もあります。キットは社内での受託検証と、お客様先への出張テストの両方を公式に案内し、ポンプタンクユニット・ノズル・治具を用意して洗浄条件を割り出すとしています。

東光技研工業は横浜の本社・試験場でテスト洗浄を受託しています。脂や血が乾いた状態の容器を送ると、実際に近い条件で確かめられます。

クレオのATP検査は導入前のテストでの記載です。導入後の日常点検でどう測るかは、自社の手順書で決めてください。

食材別の容器を何台で洗うか決める

食肉用と魚介用の容器を分ける場合、洗浄機の台数と置き場も変わります。次の順で整理すると、見積の条件がそろいます。

  1. 容器の種類を食材別に数える(食肉用、魚介用、野菜用、加熱後用)
  2. 同じ洗浄機で順番に洗うか、食材ごとに機械や場所を分けるかを決める
  3. 洗浄温度と殺菌方法を決め、公式に設定値を示す機種から候補を選ぶ
  4. 600×400mmなど容器寸法が決まっていれば、専用機(ホバート・ジャパンFUX-C)が当てはまるかを確かめる
  5. テスト洗浄を公式に案内する会社(クレオ、キョウドウ、東光技研工業、キットなど)に、脂や血の付いた実際の容器を持ち込む

1日の枚数が多く、置き場が2坪程度しかない場合は、容器を重ねたまま洗うクロダ技研の汎用型(最大400クレート/時、設置6㎡〜)も比較に入ります。

この記事に出てくるメーカー

参照元

よくある質問

精肉工場のケースを洗える洗浄機はありますか?

ホバート・ジャパンは精肉工場向けに「ケースやコンテナ、ナイフなど、多様な洗浄対象にも対応」と公式に記載しています。同社のFUX-Cは最大600×400mmの容器・コンテナ・番重専用のコンベア洗浄機で、最大300ラック/時です。

水産加工場への納入実績があるメーカーはどこですか?

ヒタカ精機は洗浄機の納入実績に宮城県の水産加工場と兵庫県の水産工場を、北沢産業は納入実績表に漁業協同組合各所を記載しています。機種の内訳は公式に書かれていないため、問い合わせで確認してください。

食肉用と魚介用の容器は分けて洗う必要がありますか?

厚生労働省の大量調理施設衛生管理マニュアルは、下処理用の器具・容器を魚介類用・食肉類用・野菜類用の別に専用のものを用意し、混同しないよう使うことを示しています。洗浄機を共用するか分けるかは、施設の手順書で決めます。

【条件別】コンテナ洗浄機メーカーおすすめ3選

※2026年9月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

1イチオシ

1日500枚以上を、ラインで洗うなら

株式会社クレオ(THE CREO CO.,LTD)

国内トップシェア(公式)。羽生の施設で自社のコンテナを実機テストしてから決められる

1日500枚未満向けのバッチ式と500枚以上向けのコンベヤ式に加え、洗浄乾燥機・洗浄脱水機・パレット洗浄機まで12製品をそろえる。低圧多水量方式と水リサイクル装置で省水・省エネ、全国8拠点のメンテナンス体制。埼玉県羽生市の「羽生プラーツ」で実機テスト洗浄とATPふき取り検査ができる。

株式会社クレオ(THE CREO CO.,LTD)の公式サイトへ当サイトの紹介を読む

2

物流のオリコン・カゴ台車を、2坪・1人で洗うなら

クロダ技研株式会社

カゴ台車に積んだまま、たたんだまま洗う。熱源ゼロの脱水で設置6㎡から

オリコンやクレートをカゴ台車に積んだまま、または折りたたんだまま洗浄・脱水・乾燥できる業界初(公式)の方式。設置スペース6㎡(約2坪)から、設置約1時間、作業員1名で最大400〜800個/時。熱源を使わない特許の脱水方式で静音、水量は約200Lで3日間。工場のデモ機を見学できる。

クロダ技研株式会社の公式サイトへ当サイトの紹介を読む

3

物流用コンテナを、AIとロボットで無人化するなら

株式会社ショウワ

2022年から完全無人化ラインを納入。飲料大手・パレットレンタルの実績

物流用コンテナとオリコンを、ロボット・カメラ・AIで投入から段積みまで無人で行う洗浄システムを2022年から納入。コンベヤタイプは300〜2,000枚/時、遠心脱水機は残水1%、洗浄〜遠心脱水まで自動のバッチタイプも用意する。会社全体の会社全体の主要納入先としてアサヒビール、キリンビール、サッポロビール、江崎グリコ、カゴメ、日本パレットレンタル、協同乳業、タカノフーズなどを公式に列挙する。

株式会社ショウワの公式サイトへ当サイトの紹介を読む

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