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自動ドアの点検・保守の頻度|協会の推奨と各社の保守契約の比較【2026年版】

全国自動ドア協会は日常点検と専門技術者の定期保守点検を求め、安全に関わる部品は3ヶ月ごとの点検を推奨しています。年1回・年2回・年4回など各社の保守契約の点検回数、受付時間、部品代の扱い、点検者の資格を公式サイトの記載で比較しました。

公開 2026年9月29日

自動ドアは動く建具です。全国自動ドア協会は、一般の玄関の自動ドアが重さ50kg〜100kg前後の扉を1日に数百〜数千回開閉すると説明しています。

このページでは、協会が推奨する点検の区分と頻度、各社の保守契約の点検回数と受付体制、点検者の資格、防火設備との違いを整理します。

所有者の日常点検と専門技術者の定期保守点検

全国自動ドア協会は、点検を2つの層に分けています。所有者が行う日常点検と、専門技術者が行う定期保守点検です。

区分誰が頻度・内容(協会の記載)
日常点検建物の所有者・管理者日常的に動作や異音を確認する
定期保守点検専門技術者定期的に実施。安全への影響が大きい部品・消耗しやすい部品は3ヶ月毎(年4回)の点検を推奨

協会は、一般的な保守点検では修理は別料金となるケースがあるとも説明しています。点検と修理は別の契約項目として確認してください。

JIS A 4722は「共通」の要求事項に保全点検と記録を含めています。規格に沿った状態を保つには、点検の記録を残す必要があります。

各社の保守契約:点検回数と受付時間を並べる

31社の公式サイトから、保守契約の点検回数と修理受付の時間を確認できた会社を整理しました。「記載なし」は公式サイトで確認できなかった項目です。

会社定期点検の回数修理受付
日本自動ドア年2回専用ホットライン365日24時間
扶桑電機工業標準年4回(ライト/レギュラー/フルの3プラン、年2〜6回に変更可)記載なし(24時間受付の有無は未確認)
ナブコドア(NABCO西日本)NATRUS専用プラン、見まもり保守サービスプラン(年1回)、従来機種プラン(標準年2回)コールセンター24時間・365日、Web修理受付
ナブコシステム(NABCO東日本)AD-LINK保守契約プラン(スタンダードAS-1/プレミアムAP-1)、NATRUS保守契約プラン故障診断チャットボットによるWeb修理受付
オリエント産業(NABCO九州・沖縄)レギュラーメンテナンス等、NATRUS専用プラン365日24時間受付体制
フルテックJIS A 4722対応保守契約プラン、センサープラスプラン24時間365日修理受付、遠隔監視
ユニフロー年1回または年2回プラン。点検報告書を提出土日祝・深夜早朝は割増
東洋シヤッター年1〜2回を推奨フリーダイヤル故障受付(当日対応できない場合あり)
九州オートドアー定期点検・保守契約。毎回「自動ドア点検報告書」を提出24時間365日フリーダイヤル
昭和建産(S-ミリオン)定期メンテナンス契約を推奨24時間365日、深夜・早朝・休日は指令センター経由
昭和オートオンコールメンテナンス(電話対応、当日または翌日修理訪問)記載なし(24時間対応の有無は未確認)
北陽オートドア最寄りのサービス会社へ平日9〜17時

点検回数は年1回から年4回まで幅があり、扶桑電機工業は年2〜6回に変更もできます。協会の3ヶ月ごとの推奨に最も近いのは、扶桑電機工業の標準年4回です。

受付時間は「24時間受付」でも、訪問が翌営業日になる会社があります。金剛産業は時間外の訪問が翌営業日以降になる場合があると明記しています。

契約に含まれる部品と、含まれない部品

保守契約の価値は点検回数だけで決まりません。消耗部品の扱いが会社ごとに違います。

  • 日本自動ドア:部品交換修理費不要(一部部品代除く)、故障時優先訪問
  • 扶桑電機工業:吊車・ハズレ止め・ベルト類等の無償部品提供、点検出張費無償(契約内容による)
  • ナブコドア:ドアハンガー・ベルト・プーリ無料。基本技術料12,000円と出張諸経費6,000円〜が無料、部品代20%引き(税別、夜間土休日は別途)
  • オリエント産業:定期点検で消耗部品を事前確認、一部部品代無料
  • ナブコシステム:保守部品の推奨交換時期を公開
  • ユニフロー:定期交換推奨部品の目安を公開(シートシャッターのモータ・減速機は5年又は50万回)

保守契約に入らない場合の費用の目安として、ナブコドアは修理基本技術料12,000円・出張諸経費6,000円〜(税別)を、扶桑電機工業は未加入時の修理費用を表形式で公開しています。

点検に来る技術者の資格

「自動ドア施工技能士」は職業能力開発促進法に基づく国家検定です。全国自動ドア協会の認定制度(1986年)から1992年に国家検定へ移行し、1級は厚生労働大臣、2級は都道府県知事が合格証を交付します。

  • 協会加盟会社の技術者のほぼ3人に1人が資格を保有(全国自動ドア協会)
  • 日本自動ドア:一級34名・二級38名、自動ドア保守・メンテナンス管理者51名(2026年2月現在)
  • フルテック:技術者は全員正社員。自動ドア施工技能士または技能士の指導を受けた技術者が保守
  • 北陽オートドア:一級自動ドア施工技能士が対応
  • 九州オートドアー:自動ドア施工技能士の有資格者多数在籍
  • 昭和建産:多くのサービスマンが自動ドア施工技能士

NPO法人全国自動ドア産業振興会(JADSA)は、保守・メンテナンス管理者の講習会・試験(学科40問と実技)を実施しています。受験費用は会員8,000円・非会員15,000円で、2026年度試験は10月24日です。

防火設備・シャッターは点検の枠組みが別

防火区画に使う自動ドアや防火シャッターは、通常の保守点検とは別の制度が重なります。

  • 建築基準法第12条の定期報告:感知器連動で作動する防火扉・防火シャッター等は、一級・二級建築士または防火設備検査員に検査させ、特定行政庁へ報告する義務(2016年6月1日施行の改正)
  • 日本シヤッター・ドア協会:防火シャッター・防火扉の定期点検を6ヶ月に1回以上推奨し、防火シャッター・ドア保守点検専門技術者への委託を案内
  • 文化シヤッターサービス:防火設備検査員と防火シャッター・ドア保守点検専門技術者が対応、防火設備定期報告制度に対応
  • 三和シヤッター:防火設備定期検査報告制度への対応ページを用意

入口の自動ドアの保守契約に、防火設備の定期報告が含まれるとは限りません。別契約になるかを確認してください。

自社の点検頻度を決める手順

協会の推奨と各社のプランを踏まえ、次の順で自社の点検頻度を決めると整理しやすくなります。

  1. 1日の通行量と扉の重さを把握する(協会は数百〜数千回/日を前提にしている)
  2. 安全に関わる部品(センサー・ガード・ハンガー)を3ヶ月ごとに見る体制が取れるか、保守契約の点検回数と照らす
  3. 止まると困る入口は24時間受付の会社を選び、訪問の目安時間を確認する
  4. 部品代・出張費・技術料が契約に含まれるかを書面で確認する
  5. 防火設備に該当する場合は、12条の定期報告を誰が担うかを決める

点検報告書を毎回受け取ることも重要です。九州オートドアーとユニフローは点検報告書の提出を公式サイトに明記しています。

この記事に出てくるメーカー

参照元

よくある質問

自動ドアの点検は年に何回必要ですか?

全国自動ドア協会は、所有者による日常点検に加えて専門技術者による定期保守点検を求め、安全への影響が大きい部品や消耗しやすい部品は3ヶ月ごと(年4回)の点検を推奨しています。各社の保守契約は日本自動ドアが年2回、扶桑電機工業が標準年4回、ユニフローが年1回または年2回などです。

保守契約に入らないと修理費はいくらですか?

公式に金額を載せている会社は少数です。ナブコドアは修理基本技術料12,000円と出張諸経費6,000円〜(税別、夜間土休日は別途)で、保守契約に入ると無料になり部品代も20%引きと記載しています。扶桑電機工業は未加入時の修理費用を表形式で公開しています。

自動ドアの点検は誰がやるべきですか?

専門技術者による定期保守点検が協会の推奨です。国家検定の自動ドア施工技能士や、全国自動ドア産業振興会の保守・メンテナンス管理者の資格があります。日本自動ドアは一級34名・二級38名、フルテックは技能士の指導を受けた正社員技術者が点検すると公式サイトに記載しています。

【用途別】自動ドアメーカーおすすめ3選

※2026年9月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

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ナブテスコ株式会社(NABCO 自動ドア)の公式サイトへ当サイトの紹介を読む

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フルテック株式会社の公式サイトへ当サイトの紹介を読む

3

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