軽金属鋳造の試作 · 会社紹介
白銅株式会社
型を使わない金属3Dプリントで、アルミ部品を最短4日で1品から
編集部コメント型レス最短4日、1品から
向いている人 型を使わず数日で1品のアルミ部品が欲しい場合に向く。パウダーベッド方式の金属3Dプリンタ(造形サイズ最大240×240×300mm)でAlSi10Mg・AlSi12・ADC12を造形し、「最短4日で納品できる場合もあります」と記載。3次元流路をもつ熱交換器やトポロジー最適化形状など、鋳造では作れない形状の試作や、検査成績書が必要な航空宇宙・医療向けに向く。
確認しておきたい点 鋳造ではなく積層造形なので、AC4C等の鋳造材ではなく造形材の特性で評価することになる。精度は±0.2〜0.3mm。本社番地と対応エリアは公式ページで未取得。
白銅株式会社の軽金属鋳造の試作
白銅は1932年創業の会社で、東京・丸の内に本社があります。設計サポートから量産化までを「3D+ONE」というトータルソリューションで対応しています。なお、ここでの工法は鋳造ではなく金属3Dプリントです。
パウダーベッド方式の金属3Dプリンターを2台持ち、大きいほうの造形サイズは240×240×300mmです。アルミ材はAlSi12、ADC12、AlSi10Mgに対応します。木型や砂型、金型といった試作型が要らないため、初期費用を抑えられ、多品種の少量生産に向きます。最短4日で納品できる場合もあり、見積は当日に出します。1品だけの造形でも受け付けています。トポロジー最適化やリバースエンジニアリングなどの設計支援もあります。
マシニングや研磨、ショットブラスト、熱処理、めっきなどの後加工にも対応します。JIS Q 9100の認証を取得し、引張や硬さ、寸法などの検査成績書を発行できます。精度は±0.2〜0.3mmです。自動車の熱交換器や航空宇宙、医療の事例があります。鋳造材ではなく造形材として評価する点は注意が必要です。
白銅株式会社の特徴
「設計サポートから量産化への対応まで、トータルソリューション (3D+ONE™) で対応」
「試作型(木型、砂型、金型)が不要」でイニシャルコスト削減、多品種少量生産
トポロジー最適化・リバースエンジニアリング等の設計サポート
主な製品
| 製品 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| 熱交換器(AlSi12) | 金属3Dプリント造形 | 自動車向け事例 |
| 金属3Dプリンター受託造形 | パウダーベッド方式 | 3D Systems ProX DMP 300/200 各1台 |
導入事例・実績
- 航空宇宙(ブラケット、燃料ノズル)、メディカル(人工関節)、自動車(タイヤ金型、熱交換器 AlSi12、排気集合管)、発電(タービンブレード)
基本情報
| 所在地 | 「日本のビジネスの中心地『東京 丸の内』に本社を構えています」(番地は未取得) |
|---|---|
| 設立 | 創業 1932年2月/設立 1949年11月 |
| 資本金 | 1,008,020千円 |
| 従業員数 | 812名(2026年4月1日現在) |
| 電話 | 0570-01-8910(東日本お客様センター(川崎)) |
| 対応材質 | アルミニウム:AlSi12、ADC12、AlSi10Mg/SUS316L、SUS630(17-4PH)/マルエージング鋼/HTC45(SKD61相当)/TiCP、Ti6Al4V/IN718/PA2200 |
| 最大寸法・重量 | ProX DMP 300:240×240×300mm、ProX DMP 200:135×135×100mm |
| 試作納期 | 「最短4日で納品できる場合もあります」、基本「数日(造形物の形状や数量により異なります)」、当日見積 |
| 最小ロット | 「小さな造形物1品でも納得いただける価格で当日中にお見積り」、「究極の多品種・少量生産が可能」 |
| 後加工・熱処理・表面処理 | 「マシニング加工・旋盤加工・研磨加工・ショットブラスト」、熱処理「アニール処理・時効硬化処理・析出硬化処理」、めっき・流体研磨・バフ研磨 |
| 品質・検査 | JIS Q 9100認証取得。引張・硬さ・密度・寸法・成分分析「検査成績書が発行できます」、3Dスキャナー測定。精度±0.2〜0.3mm |
| 価格の記載 | 「形状とサイズによる『造形時間+材料代』から算出」、ショットブラスト3,000円〜 |
| 公式サイト | https://www.hakudo.co.jp/ |
まとめ
白銅株式会社の軽金属鋳造の試作について、公式サイトの記載をもとに整理しました。条件は案件ごとに異なるため、公式サイトから直接お問い合わせください。用途別のおすすめは3選ページでも紹介しています。
白銅株式会社が登場する記事
- アルミ・マグネシウム・亜鉛の材質記号(JIS H 5202/5302/5303/5301)の読み方【2026年版】 · 鋳造試作の図面に書くAC4C・ADC12・MDC1D・ZDC2などの材質記号を、JIS H 5202(アルミニウム合金鋳物)、JIS H 5302(アルミニウム合金ダイカスト)、JIS H 5303(マグネシウム合金ダイカスト)、JIS H 5301(亜鉛合金ダイカスト)の区分で解説します。日本ダイカスト協会の生産比率、質別記号、国内34社が公式に挙げる合金の傾向、図面への書き方まで。
- 鋳造試作の費用と納期の考え方|価格公開が少ない前提で見積の条件をそろえる方法【2026年版】 · アルミ・マグネシウム鋳造試作の費用は、公式サイトに価格表を載せる会社がほとんどありません。公開されている数少ない価格の手がかり(共栄デザインのモデルケース、白銅の算出方法など)、費用を左右する5要素、工法別の公式納期目安、相見積で条件をそろえるテンプレート、ものづくり補助金(23次公募)の枠まで整理します。
- 鋳造公差CT等級(JIS B 0403)と各社の保証の見方【2026年版】 · 鋳造品の鋳放し寸法公差を定めるJIS B 0403「鋳造品-寸法公差方式及び削り代方式」の鋳造公差等級CT(CT1〜CT16)の仕組みと、CT6・CT7・CT8を公式に掲げる会社、±mmで公差を示す会社の読み方を解説します。日本ダイカスト協会の設計ガイドが示す寸法許容差の考え方、工法・後加工との関係、図面の公差指示で見積を早くする方法まで。
- T5・T6などの熱処理記号(質別記号)の読み方と鋳造試作での指定方法【2026年版】 · AC4C-T6のように材質記号の後ろに付くT5・T6などの質別記号について、規格(JIS H 0001 アルミニウム,マグネシウム及びそれらの合金-質別記号)の位置づけ、日本ダイカスト協会の資料が示すダイカスト品とT6熱処理の関係、国内各社が公式に記載する熱処理の対応範囲(T4〜T7)と試験設備、図面と見積での指定方法を解説します。
- 軽金属鋳造の工法一覧|砂型・石膏・ロストワックス・重力金型・低圧・ダイカスト・3Dプリント砂型・金属AMの違い【2026年版】 · アルミ・マグネシウム鋳造の試作で使われる8つの工法を、日本ダイカスト協会の比較図と国内34社の公式サイトの記載をもとに整理します。寸法精度・鋳肌・薄肉・型費・向く数量の違い、金型を使わない試作工法、3Dプリント砂型の位置づけ、数量と目的から工法を絞る手順まで解説します。
- 鋳造試作の後加工・熱処理・表面処理・検査(X線CT・三次元測定)の位置づけ【2026年版】 · 鋳造したままの素材を「完成品」にするまでの工程を、機械加工(5軸MC・仕上代)、熱処理(T4〜T7)、表面処理(アルマイト・化成処理・含浸・HIP)、検査(X線CT・三次元測定・リーク試験)に分けて解説します。国内34社の公式サイトに記載された保有設備を一覧化し、社内一貫か協力会社かの見分け方、完成品で依頼する際のチェックリストまで。
- 鋳造試作の見積依頼に書く項目チェックリスト|形状・材質・数量・加工・検査・回答の比べ方【2026年版】 · アルミ・マグネシウム・亜鉛の鋳造試作を見積依頼するときに、依頼文へ書くべき項目をチェックリストで整理します。日本ダイカスト協会の設計ガイドが示す考え方(初期段階の相談、寸法許容差、仕上代、インサート)と、国内各社の公式記載(最大寸法・最小肉厚・数量帯・後加工・検査)に対応させ、回答を比べる観点までまとめました。
- ドローン・航空宇宙部品を鋳造で試作したい|JIS Q 9100取得会社・マグネシウム・高強度アルミの選び方【2026年版】 · ドローンや航空宇宙向けの軽量部品を鋳造または金属3Dプリントで試作したい方向けに、ドローン開発部品の事例を持つニューテック、JIS Q 9100を公式に記載する6社(JMC、アドバンス、白銅、ハヤカワロストワックス、日本プレシジョンキャスチング、NTTデータザムテクノロジーズ)、Nadcap・高強度アルミ・マグネシウムの対応、検査記録の考え方を公式記載で解説します。
参照元
- https://www.hakudo.co.jp/
- https://www.hakudo.co.jp/product/3d_printer/
- https://www.hakudo.co.jp/product/3d_printer/service/
- https://www.hakudo.co.jp/product/3d_printer/strength/
- https://www.hakudo.co.jp/product/3d_printer/flow/
- https://www.hakudo.co.jp/product/3d_printer/modelling/
- https://www.hakudo.co.jp/corporate/
- https://www.hakudo.co.jp/corporate/outline/
- https://www.hakudo.co.jp/corporate/location/
※2026年9月29日時点の公式サイトの記載をもとに作成しています。掲載内容の訂正はこちら。
【目的別】軽金属鋳造の試作会社おすすめ3選
量産と同じダイカスト材で、金型なしに評価したいなら
株式会社ニューテック
ADC12でダイカスト同等品質の試作。試作実績1万件超、石膏鋳造は最短2.5週間
アルミ・マグネシウムの精密鋳造専門で試作実績10,000件以上。ADC12・AC4CH・A357などアルミ9種、ZE41A・AM60などマグネシウムに対応し、石膏鋳造はCT7級保証(CT5・6の実績)、消失鋳造はCT8級保証。最大800×800mm・35kg、最小肉厚0.8mm。5軸加工機・熱処理炉2基・X線CTを社内に持ち、完成品で納める。
大物・複雑形状・ギガキャスト級の砂型試作なら
株式会社JMC
3Dプリント砂型で木型を省き、2m角・500kgまで。熱処理から5軸加工・CT検査まで社内一貫
砂型3Dプリンター(造形800×500×400mm)と大型低圧鋳造炉(2,000×2,000mm・500kg)を持ち、アルミ専用9基・マグネシウム専用2基の溶解炉で試作・小ロット量産に対応。T4〜T7熱処理、5軸機械加工、化成処理・アルマイト・含浸・HIP、X線CT6台まで社内一貫。ISO9001・JIS Q 9100、鋳造公差CT7(形状によりCT6)。ギガキャスト試作で自動車分野30型・500台以上の実績。
まず1個を、数日で手に取りたいなら
株式会社 共栄デザイン
石膏鋳造で最短5日。1個から月1個の少量生産まで、亜鉛や高熱伝導合金も
金型を使わない石膏鋳型で「最短5日で高精度な試作品」を製作し、1個からの試作・月1個の少量生産に対応。アルミ鋳物合金AC2A〜AC8A、ダイカスト用ADC12・ADC1・ADC6、亜鉛ZDC1・ZDC2、高熱伝導アルミHT-1・DMSに対応。寸法公差±0.2〜0.7mm、Carl Zeissの三次元測定機、社内マシニングで機械加工。5〜100個ならダイカスト相当の品質、小ロット製造は素材初品3週間〜。