ロストワックス・精密鋳造の会社 · 会社紹介
株式会社ハヤカワロストワックス
JIS Q 9100・Nadcapのもとで耐熱合金を真空溶解。ガスタービン・航空機部品の精密鋳造
編集部コメント耐熱合金と航空宇宙の品質認証
向いている人ガスタービンや航空機向けの耐熱合金部品を、航空宇宙の品質認証のもとでつくりたい人に向きます。10~30kgの中型品が得意です。
確認したい点最小ロット・納期・価格は公式に記載がありません。機械加工の設備は公開されていないので、完成品で欲しい場合は加工の手配方法を確認してください。
株式会社ハヤカワロストワックスのロストワックス 精密鋳造
ハヤカワロストワックスは1988年(昭和63年)創業、新潟県長岡市に本社工場を置く精密鋳造の会社です。従業員は93名(2026年4月1日現在)です。航空宇宙の品質規格JIS Q 9100のほか、ISO9001とISO14001、非破壊検査を対象にしたNadcapの認証を持っています。
真空鋳造溶解炉2基でINCO713CやINCO718などのNi基耐熱合金を、高周波大気溶解炉でハステロイXやCo基合金を鋳造します。ステンレス鋼、炭素鋼、アルミ合金356.0(AC4CH相当)、金属基複合材料MMC40も扱います。対応サイズは最大500×500×500mm(重さ約60kg)で、つくりやすいのは300×300×300mm以下(約10~30kg)です。
試作では、ワックス模型の代わりに3Dプリンターの樹脂模型や光造形模型を使い、金型なしで鋳物をつくれます。模型は客先の支給品にも対応します。X線検査装置、蛍光浸透探傷試験装置、三次元測定機で検査し、主要取引先に三菱重工業や川崎重工業を挙げています。納期・最小ロット・価格は公式に記載がありません。
株式会社ハヤカワロストワックスの特徴
- ワックス模型の代わりに3Dプリンタによる樹脂模型や光造形模型を用い、金型なしで鋳物を製作。模型は支給品にも対応
- 中型サイズ(約10~30kg)が得意。真空溶解品は約50kgまで溶解可能
- 真空鋳造溶解炉(最大溶解量50kg)2基、高周波大気溶解炉(150kg)、アルミ真空脱ガス溶解炉(300kg)ほか
- JIS Q 9100:2016、ISO9001:2015、ISO14001:2015、Nadcap(NonDestructive Testing)
- 10×10×10mmから500×500×500mm(重さ約60kg)まで。製作しやすいのは300×300×300mm(約10~30kg)以下
- MMC40(金属基複合材料)製の精密鋳造品を日本で初めて量産製造し特許を取得したと記載
- 検査設備: 三次元測定機(測定範囲 X:900mm, Y:1000mm, Z:600mm)、X線検査装置(100kV/250kV)、蛍光浸透探傷試験装置、発光分光分析装置
- 取扱材質ごとに適用規格(AMS 5391、AMS 5662、AMS 5390、AMS 4260など)と製品用途を公開。INCO713Cはタービンブレード・タービンノズル、INCO718は水素関連・航空機エンジン
- 砂型鋳造と比較し、寸法精度の高い素材を提供できる。切断面をベルトで仕上げ、キズや歪みを検査し修正
- Nadcap: AC7114/1(蛍光浸透探傷検査)、AC7114/4(放射線透過検査フィルム法)
- 航空防衛: 電装品用のアルミニウム合金も鋳造
主な精密鋳造品
| 主な精密鋳造品 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| ガスタービン部品・航空機エンジン部品 | 耐熱合金精密鋳造 | INCO713C、ハステロイX、FSX-414ほか |
| 医療機器・水処理・食品機械部品 | ステンレス精密鋳造 | SCS13、SCS14、SCS16ほか |
| IT・ロボット部品 | MMC40・アルミ |
製作事例・取引実績
- 製品分野: 航空防衛(ジェットエンジン用の超耐熱合金)、エネルギー(発電用ガスタービン)、水・食料(バルブ・ポンプ・ろ過装置・食品製造機械)、医療(外科手術器具・人工透析器の部品)、IT・ロボット|出典: https://www.tlw.co.jp/case/
- 依頼企業の記載なし(IT・ロボット分野)|課題: アルミの軽さと鉄の強靭さを併せ持つ材料の精密鋳造|実施: 金属基複合材料MMC40製の精密鋳造品を量産|成果: 日本で初めて量産製造に成功し特許を取得したと掲載|出典: https://www.tlw.co.jp/case/
基本情報
| 所在地 | 〒940-0006 新潟県長岡市東高見一丁目2番地16 |
|---|---|
| 創業 | 1988年(昭和63年)5月2日 |
| 従業員数 | 93名(2026年4月1日現在) |
| 対応材質 | Ni基耐熱合金INCO713C/INCO718/INCO939/MGA2400(真空溶解)、ハステロイX、Co基X-45/FSX-414/WI-52、Fe基N-155、ステンレス(SUS303相当、SUS310S相当、CF3、SCH20、17-4PH、SCS13/14/16/21)、炭素鋼SCC5・SCM440相当、アルミ356.0(AC4CH相当)、MMC40 |
| サイズ・重量 | 10×10×10mm~500×500×500mm(重さ約60kg)。製作しやすいのは300×300×300mm(約10~30kg)以下 |
| 最小ロット | 記載なし |
| 金型なし試作 | 3Dプリンタによる樹脂模型・光造形模型(支給品も可) |
| 寸法公差(一般公差) | 0~25mm ±0.25mm、25~50mm ±0.4mm、50~100mm ±0.8mm、100mm以上 ±1%、角度 ±1° |
| 後加工 | 切断面のベルト仕上げ、検査(キズ・歪みの修正)、アルミニウム合金の熱処理炉1基 |
| 品質規格 | JIS Q 9100:2016、ISO9001:2015、ISO14001:2015、Nadcap(NDT) |
| 主要取引先 | 三菱重工業株式会社、川崎重工業株式会社、株式会社小糸製作所ほか300社以上 |
| 公式サイト | https://www.tlw.co.jp/ |
まとめ
株式会社ハヤカワロストワックスのロストワックス 精密鋳造について、公式サイトの記載をもとに整理しました。条件は案件ごとに異なるため、公式サイトから直接お問い合わせください。用途別のおすすめは3選ページでも紹介しています。
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参照元
- https://www.tlw.co.jp/
- https://www.tlw.co.jp/technology/lost-wax/
- https://www.tlw.co.jp/technology/material/
- https://www.tlw.co.jp/technology/advantage/
- https://www.tlw.co.jp/technology/equipment/
- https://www.tlw.co.jp/case/
- https://www.tlw.co.jp/company/outline/
※2026年10月4日時点の公式サイトの記載をもとに作成しています。掲載内容の訂正はこちら。