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Zone2の点検・記録をWindowsタブレットで|UX10-EX・Pad-Ex 01 P12の比べ方と販売会社【2026年版】

事務所の点検システムや帳票がWindows用なら、防爆エリアでもWindowsのタブレットを使うと業務を変えずに済みます。掲載会社の公式情報から、Zone2向けのWindows機と、販売会社ごとの違いを整理しました。

公開 2026年10月1日

設備の点検表、日報、図面の閲覧など、事務所ではWindowsのソフトで回している業務を、防爆エリアでもそのまま使いたいという要望は多くあります。紙に書いて事務所で入力し直す手間を減らせるからです。

この記事では、Zone2で使えるWindowsの防爆タブレットと、販売会社ごとの違いを整理します。

Zone2向けのWindowsタブレット

掲載会社が扱うWindowsの防爆タブレットを並べます。

機種OS・画面(公式記載)区分販売会社
UX10-EXWindows 11 Pro、10.1型Zone 2/22日本ノヴァシステム、アイ・ビー・エス・ジャパン、日栄インテック、トライアングルステージ
Pad-Ex 01 P12Windows 11 Pro、11.6インチZone 2/22ジャパンマシナリー、太平貿易
Field Xpert SMT70BWindows 11 LTSC、11.6インチZone 2エンドレスハウザー ジャパン(機器設定用)
Aegex100MWindows 11 IoT Enterprise、10.1インチZone1/21ビーエヌテクノロジー、マーストーケンソリューション

Aegex100MはZone1にも対応する機種なので、Zone2だけの現場でも選べます。Field Xpert SMT70Bは計装機器の設定に特化した機種で、汎用の業務ソフトを動かす用途とは分けて考えます。

UX10-EXは販売会社で条件が違う

Getac製のUX10-EXは、複数の会社が扱っています。同じ機種でも、公式ページに書かれている条件が会社ごとに違います。

会社公式ページの記載
日本ノヴァシステムGETACと協業して国内でリリースした国内防爆検定合格品。デモ機無料貸出、人為的ミスによる損傷も3年間無償保証・国内修理、キッティング対応
アイ・ビー・エス・ジャパン日本国内防爆認証 CSAUK 20JPN049X/CSAUK 20JPN050X を明記。保証3年(3年間事故保証、延長保証あり)
日栄インテック国内防爆検定合格、Zone2。デモ機貸し出し、センドバック修理
トライアングルステージ国内防爆検定合格、ATEX、IECEx(一覧で掲載)

認証番号を知りたいならアイ・ビー・エス・ジャパン、試してから決めたい・保証を厚くしたいなら日本ノヴァシステムのページが参考になります。見積を取るときは、保証の範囲と修理の方法をそろえて比べてください。

Pad-Ex 01 P12の特徴

Pepperl+FuchsのPad-Ex 01 P12は、画面の大きさと軽さが特徴のWindowsタブレットです。ジャパンマシナリーと太平貿易の記載から特徴を挙げます。

  • JIS防爆検定取得済み(Zone 2)、本質安全防爆構造(ジャパンマシナリー)
  • 11.6インチの大画面、薄型20mm、約1.2kg(ジャパンマシナリー)
  • オプションでLTE(SIMフリー)と1D/2Dバーコードスキャナ(ジャパンマシナリー)
  • 11.6インチFHD(1920×1080)で図面や帳票の閲覧・入力が容易(太平貿易)
  • 3年の基本保守プランと、修理中の代替機の貸出(ジャパンマシナリー)

図面を大きく表示したい、片手で持つ時間が長いという現場では、画面と重さのバランスで候補になります。

業務ソフトが動くかを確かめる

Windowsを選ぶ理由は、今の業務ソフトを使い続けることです。動作を確かめた例を公式に載せている会社があります。

  • 日本ノヴァシステム: UX10-EXで、スカイコム Skypas、テクノシステム 実績班長、富士ソフト FSKAREN、Busybee 点検エースを検証済み
  • 日本ノヴァシステム: キッティング、Microsoft Officeなどのアプリのインストールにも対応。Windows IoTへの変更も承る
  • ジャパンマシナリー: Pad-Ex 01 P12でクラウドデータの閲覧、データ入力、手書きミスの防止を用途例に挙げる

社内の独自ソフトを使う場合は、デモ機に入れて動かしてみるのが確実です。CPUやメモリの条件もあわせて確かめてください。

通信をどう確保するか

点検の結果をその場で送るには、防爆エリアでの通信手段が要ります。公式に書かれている方法を挙げます。

  • 防爆エリア向けの無線LAN: 日本ノヴァシステムは、旭化成エンジニアリングのアクセスポイント(EXAP-500、EXAP-200S)でUX10-EXを検証済み
  • LTE(SIMフリー): アイ・ビー・エス・ジャパンは、microSIMを使えば追加のアクセスポイントなしで危険箇所内を無線化できると説明
  • Pad-Ex 01 P12: オプションでLTE(SIMフリー)

無線LANを新しく張るか、LTEで済ませるかは、端末の台数と通信量で決まります。通信の費用も含めて比べてください。

計装機器の設定には専用機

流れる量や圧力を測る計装機器の設定・保守には、エンドレスハウザー ジャパンのField Xpert SMT70Bのような専用のタブレットがあります。公式記載の特徴は次のとおりです。

  • HART、PROFIBUS、Modbusなどの産業用プロトコルで機器を設定
  • 数千の機器ドライバをプリインストール
  • 防爆はZone 2で、CML(日本)、ATEX、IECExなどの認証

点検記録用の汎用タブレットと、機器設定用の専用タブレットは役割が違います。計装担当と点検担当で端末を分けるかどうかも、導入の計画で決めておいてください。

手袋と屋外での使いやすさ

点検の現場では、手袋をしたまま操作し、屋外の日差しの下で画面を見ることになります。公式に書かれている対応を挙げます。

  • UX10-EX(日本ノヴァシステム): デジタイザーペンでグローブのまま手書きでき、水滴や手の汗が付いても基本的に誤作動しないと説明。電子サインのアプリにも対応
  • UX10-EX(アイ・ビー・エス・ジャパン): 直射日光の下でも見やすいLumibondディスプレイ(1000nits)
  • Pad-Ex 01 P12(ジャパンマシナリー): 太陽光下でも明瞭で、グローブをはめた状態でも操作できる

カタログの数字だけでは分からない部分なので、デモ機で実際の手袋を付けて試すのが確実です。屋外で使う時間が長い現場ほど、画面の明るさの差が効いてきます。

紙の点検表から移すときの進め方

紙の点検表をタブレットに置き換えるときは、いきなり全部を移さず、段階を踏む方が現場に定着します。進め方の一例です。

  1. 点検表の中で、入力の手間が大きい項目と、写真があると便利な項目を洗い出す
  2. デモ機で、その項目を実際の現場で入力してみる
  3. 入力した内容が事務所のシステムに届くまでの通信の経路を決める
  4. 一部の巡回ルートから始め、問題がなければ範囲を広げる

現場の声を聞きながら画面の項目を直していくと、紙に戻る人が減ります。導入する台数も、最初は少なめにしておくと見直しがしやすくなります。

Windowsタブレットを選ぶ手順

最後に、Zone2のWindowsタブレットを選ぶ順番をまとめます。

  1. 使う場所がすべてZone2か(Zone1が混ざるならAegex100Mも候補)
  2. 使う業務ソフトと、必要なCPU・メモリ
  3. 画面の大きさと重さ(10.1インチか11.6インチか)
  4. バーコード、LTE、RFIDなどのオプション
  5. デモ機の有無、保証の範囲、修理の方法、国内の検定の書類

UX10-EXのように複数の会社が扱う機種は、本体よりも販売会社のサービスで差が出ます。デモ機と保証の条件を並べて比べるのが、失敗しない選び方です。

この記事に出てくる会社

参照元

よくある質問

UX10-EXはどこで買うのがよいですか?

複数の会社が扱っています。日本ノヴァシステムはデモ機の無料貸出と3年間の無償保証・国内修理、アイ・ビー・エス・ジャパンは国内防爆認証の番号の明記と3年保証(3年間事故保証)、日栄インテックはデモ機の貸し出しとセンドバック修理を公式ページに載せています。保証と修理の条件をそろえて比べてください。

11.6インチの大画面の防爆タブレットはありますか?

ジャパンマシナリーと太平貿易が扱うPad-Ex 01 P12(Windows 11 Pro、Zone 2)が11.6インチです。エンドレスハウザー ジャパンのField Xpert SMT70Bも11.6インチですが、計装機器の設定用です。

防爆エリアでWi-Fiを使うには?

防爆エリア向けのアクセスポイントが必要です。日本ノヴァシステムは旭化成エンジニアリングのEXAP-500・EXAP-200SでUX10-EXを検証済みとしています。アイ・ビー・エス・ジャパンはSIMフリーのLTEで無線化する方法も挙げています。

【用途別】防爆タブレット・防爆スマホの販売会社おすすめ3選

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

1イチオシ

Zone1(第一類危険箇所)で、Androidのスマホとタブレットをそろえるなら

株式会社ビーエヌテクノロジー

i.safe MOBILE製品の正規総輸入販売代理店。国内防爆検定合格のZone1対応タブレットIS940.1と5GスマホIS540.1

i.safe Mobile社製品の日本における正規総輸入販売代理店で、購入後の技術対応と保守サービスの体制を整えていると記載。防爆タブレットIS940.1は国内防爆検定に合格したZone1/21対応の10.1インチ機で、IECExとATEXの認証も受ける。防爆スマートフォンIS540.1は国内防爆検定合格で、型式検定合格番号(ガス防爆 第TC22900X号、粉塵防爆 第TC22901X号)を公式ページに明記している。

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2

Zone2の点検・記録を、Windowsの既存システムのまま回すなら

日本ノヴァシステム株式会社

Getacと協業した国内防爆検定合格のWindowsタブレットUX10-EX。デモ機の無料貸出と、過失故障も含む3年無償保証

UX10-EXは、GETACと同社が協業して国内でリリースした防爆検定合格品の10.1インチWindowsタブレットの3世代目で、Zone 2に対応。OSはWindows 11 Professionalで、第12世代Core i5/i7を選べる。人為的ミスによる損傷も3年間無償保証・国内修理とし、デモ機の無料貸し出し、キッティングやアプリのインストールにも対応すると公式に記載。

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3

iPhoneやiPadの業務アプリを、Zone2の現場でそのまま使うなら

JFEエンジニアリング株式会社

iPhone SEを組み込むLANEX-Phoneと、iPad miniを組み込む水素防爆対応のLANEX-Tablet。いずれもEx nC IIC T5 Gc

LANEX-PhoneはApple製iPhone SEを搭載した防爆型スマートフォン、LANEX-TabletはiPad mini(A17 Pro)や第6世代を搭載した防爆型タブレットで、いずれも非点火防爆構造(Ex nC IIC T5 Gc)、第二類危険箇所(Zone2)のみで使用可能。LANEX-Tabletは水素防爆に対応し、Wi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルがある。

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使う場所のZone(第一類・第二類危険箇所など)と扱うガス・粉じんの種類、使いたい業務(点検記録、写真、通話、バーコードなど)、希望のOS、台数、導入時期を送っていただくと、編集チームが条件に合う掲載会社へ匿名で概要を伝え、デモ機や見積の窓口をおつなぎします。費用はかかりません。

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