3比較ハブ契約書管理システム

契約書管理システム · 基礎知識

契約書管理システムの料金体系と無料トライアル|公開価格と個別見積の読み方【2026年版】

契約書管理システムの料金は、月額と送信件数で決まるもの、契約書の件数で決まるもの、利用者数で決まるもの、個別見積のものに分かれます。掲載各社の公式表記から、料金の組み立て、税表記、無料で試せる範囲、見積で聞くことを整理しました。

公開 2026年10月1日

契約書管理システムは、料金を公開している会社と、個別に提案する会社がはっきり分かれます。公開している料金だけを並べても、条件が違うので単純には比べられません。

この記事では、掲載各社の料金の組み立て方を整理し、見積を取るときに条件をそろえる方法をまとめます。金額はすべて調査日時点の公式表記です。

稟議のために2〜3社の費用を並べて説明する必要がある、総務や法務の担当者を想定しています。

料金の組み立ては4つの型に分かれる

まず、料金がどう決まるかを型に分けます。同じ月額1万円台でも、増え方が違います。

型決まり方公式表記の例
月額+送信件数電子契約の送信ごとに費用が足されるクラウドサイン Corporate: 月額28,000円(税込30,800円)+送信220円(税込242円)
固定費0円+従量送信件数と保管件数に応じて費用が増えるWAN-Sign: 初期費用0円・月額費用0円、送信100円/件(11件目から)、管理料5,000件ごとに10,000円/月(税抜き)
基本料+契約書の件数契約書の件数に応じた従量TOKIUM契約管理: 基本利用料 月あたり1万円〜、契約書の件数に基づく従量課金制
利用者数使う人の数で決まる楽々Document Plus クラウド: 100ユーザ料金90,000円(税抜)/月

件数が増えると費用が増える型は、始めは安くても、数年後の件数で総額が変わります。今の件数だけでなく、3年後の見込みでも試算してください。

料金を公開しているサービス

今回調査した15社のうち、金額を公式サイトに載せていたのは7社でした。主な金額を並べます。

サービス公式表記税表記
マネーフォワード クラウド契約法人向け2,480円/月〜(フル機能は問い合わせ)税抜
電子印鑑GMOサインライト 年間契約8,800円/月、スタンダード 年間契約24,000円/月税抜と税込を併記
BtoBプラットフォーム 契約書シルバー月額¥10,000〜、ゴールド月額¥30,000〜税抜き
TOKIUM契約管理基本利用料 月あたり1万円〜表記なし
クラウドサインLight 月額11,000円、Corporate 月額28,000円税抜と税込を併記
WAN-Sign初期費用0円・月額費用0円+従量税抜き
楽々Document Plusユーザライセンス180万円~、クラウド100ユーザ料金90,000円/月税抜

公開している7社のうち5社は、電子契約に管理機能が付いたサービスです。マネーフォワード クラウド契約は、2026年12月と2027年6月に料金体系の一部改定を予定していると案内しています。

個別見積のサービスで聞くこと

Hubble、MNTSQ CLM、ContractS CLM、OPTiM Contract、Contract One、LegalOn、OLGA、Docusign CLMは、料金をページに載せていません。見積を取るときは、料金の決まり方を先に聞いてください。

  • ContractS CLM: 初期費用+月額基本料金+オプション。月額はアカウント数や年間の契約数で個別に算出
  • Contract One: 想定される1カ月あたりの契約書の取り込み数と利用内容で提案。初期費用に過去分のデータ化とスキャン代行を含む
  • OLGA: 初期費用と月額費用。機能や法務アカウントを追加する形で、事業部門は基本機能をアカウントなしで使える
  • OPTiM Contract: 契約書の件数に合わせてプランを提案。料金は資料ダウンロードで案内
  • Hubble: 企業規模や課題に合わせて提案

個別見積のサービスは、条件次第で値引きや割引プランが用意されていることもあります。OLGAは、複数年契約割引や少人数法務割引などの割引プランを案内しています。

利用者数で決まるのか、契約書の件数で決まるのかで、将来の費用の増え方が変わります。事業部門の利用者が増える会社は、利用者数で決まる料金かどうかを特に確かめてください。

税込と税抜をそろえて比べる

料金ページの税表記は、会社ごとに違います。比べる表を作るときは、どちらかにそろえてから並べてください。

  • 税抜と明記: マネーフォワード クラウド契約、BtoBプラットフォーム 契約書、WAN-Sign、楽々Document Plus
  • 税抜と税込を併記: クラウドサイン、電子印鑑GMOサイン
  • 表記が見当たらない: TOKIUM契約管理

クラウドサインやGMOサインは税込の金額も併記しているので、税込でそろえる場合も計算しやすくなっています。表記がない場合は見積書で必ず確かめてください。

無料で試せる範囲

契約書管理システムは、無料トライアルの期間がページに書かれていないことが多い分野です。公式に書かれている無料の範囲を並べます。

サービス無料で試せる範囲(公式の説明)
OPTiM Contractすべての機能を試せる無料トライアル
クラウドサインフリープラン(登録ユーザー1名、送信は月2件まで)
電子印鑑GMOサインお試しフリープラン(月5件までの署名依頼が無料)
WAN-Sign署名依頼送信が月10件まで0円、電子データ管理料が累計10件まで0円
Hubbleトライアルあり(問い合わせ)
LegalOn無料デモ体験

電子契約の無料プランは、締結の機能を試す範囲で、契約書管理の機能がどこまで使えるかは別です。管理機能を試したい場合は、台帳の作成や期限通知まで試せるかを問い合わせてください。

見積の前にそろえる5つの数字

料金の型が違うサービスを比べるには、自分たちの数字を先に出しておくのが近道です。次の5つがあれば、どの料金表にも当てはめられます。

  1. 過去の紙の契約書の件数(取り込みの費用に効く)
  2. 毎月の新しい契約の件数(従量の費用に効く)
  3. 電子契約で送る件数(送信料に効く)
  4. 使う人の数と、そのうち事業部門の人数(利用者数の料金に効く)
  5. 使う期間の見込み(年額契約や最低利用期間に効く)

紙の契約書の件数は、取り込みの初期費用に大きく響きます。倉庫の箱の数でもよいので、見積の前に概算を出しておいてください。

この5つを同じ条件で2〜3社に伝えて見積を取ると、料金を公開していない会社とも3年間の総額で比べられます。

この記事に出てくるサービス

参照元

よくある質問

契約書管理システムの料金はいくらくらいですか?

今回調査した15社のうち金額を公開していたのは7社で、マネーフォワード クラウド契約は法人向け2,480円/月〜(税抜)、BtoBプラットフォーム 契約書はシルバー月額¥10,000〜(税抜き)、TOKIUM契約管理は基本利用料 月あたり1万円〜(税表記なし)などです。

料金を公開していないサービスはどう比べればいいですか?

紙の契約書の件数、毎月の新しい契約の件数、電子契約の送信件数、利用者数、使う期間をそろえて見積を依頼すれば、3年間の総額で比べられます。

無料トライアルはありますか?

OPTiM Contractは全機能の無料トライアル、クラウドサインとGMOサインは無料プラン、WAN-Signは月10件まで送信0円の範囲があります。Hubbleはトライアル、LegalOnは無料デモ体験を問い合わせで受け付けています。

【用途別】契約書管理システムおすすめ3選

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

1イチオシ

棚の紙の契約書を、スキャンから原本保管まで丸ごと任せるなら

株式会社TOKIUM

スキャン代行と原本保管が標準で追加費用なし。毎月1日に更新対象を担当者へメール

TOKIUM契約管理は、郵送された紙の契約書を非破壊でスキャンし、原本の保管まで代行すると公式に記載。FAQではスキャン代行は標準サービスに含まれ追加費用はないと答えている。AIが取引先名や契約期間、自動更新の有無を読み取って台帳を作り、毎月1日に更新対応が迫る契約の一覧を担当者にメールで送る。料金欄は基本利用料 月あたり1万円〜と件数に応じた従量。

株式会社TOKIUMの公式サイトへ当サイトの紹介を読む

2

法務と事業部門が、審査中から締結後まで同じ台帳で動くなら

株式会社Hubble

AIで台帳を自動作成し、期限は月1回メール。フォルダ・文書ごとの権限と主要な電子契約連携

Hubbleは、締結した契約書をアップロードするとAIが契約相手方名や自動更新の有無を読み取って台帳を作ると公式に記載。契約終了日や更新・解約通知期限が来る契約書を月1回メールで知らせる。料金ページには、フォルダ・ドキュメントごとの権限設定、クラウドサイン・DocuSign・GMOサインとの連携、Word・Slack・Teamsとの連携が並ぶ。

株式会社Hubbleの公式サイトへ当サイトの紹介を読む

3

電子契約を始めながら、固定費をかけずに紙の契約書もまとめるなら

株式会社NXワンビシアーカイブズ

初期費用・月額費用0円から。紙の電子化代行は箱単位で料金を公開

WAN-Signの基本プランは初期費用0円・月額費用0円で、契約管理・内部統制・セキュリティ管理の機能に追加費用はないと公式に記載(追加オプション等を除く)。署名依頼送信は月10件まで0円、以降100円/件。書類電子化代行は全件電子化75,000円〜/箱、オンデマンド電子化30,000円〜/箱+1,000円/件(税抜き)。文書ごとのリマインド通知とユーザーごとの権限設定がある。

株式会社NXワンビシアーカイブズの公式サイトへ当サイトの紹介を読む

関連記事