CMP装置 · メーカー紹介 · おすすめ3選 第2位(SiC・MEMSなど8インチ以下のデバイスを、開発から量産まで同じ装置で)
株式会社東京精密
300mm量産向けChaMP332と、SiC・MEMS向け2〜8インチ対応の小型ChaMP211。エアフロート式ヘッド
編集部コメントSiC・MEMSを開発から量産まで
向いている人 SiCやMEMSなど8インチ以下のデバイスで、研究開発から量産まで同じ装置の流れで進めたい場合に向きます。300mmの量産機もあります。
確認しておきたい点 価格は記載がありません。受託研磨やテスト研磨の案内は今回確認したページにありません。
株式会社東京精密のCMP装置
東京精密(ACCRETECH)は、精密計測機器と半導体製造装置のメーカーで、ダイシングマシン、プロービングマシン、ポリッシュ・グラインダなどとともにCMP装置「ChaMPシリーズ」を製品ページに載せています。
ChaMP332は、先端デバイスのプロセス性能と量産工場の要求に応える300mmウェーハ対応のCMP装置です。エアフィルムで均一に加圧するエアフロート式ヘッド「Sylphide」を使い、低圧領域での制御性と安定性をうたいます。ゾーン制御はオプションです。
ChaMP211は、量産ラインで培った技術を載せた小型のCMP装置で、SiC、MEMS、マイクロLED、SAWフィルター等のデバイスに最適としています。2〜8インチの研磨ヘッドを用意し、同じ本体で異なるウェーハサイズを研磨でき、ウェーハローダと洗浄ユニットを積んでフルオートで動かせます。R&Dから試作、量産まで拡張できると書いています。本社は東京都八王子市石川町にあります。
株式会社東京精密の特徴
ChaMP332: 先端デバイスのプロセス性能と量産工場の要求に応えた300mmウェーハ対応CMP装置
エアフロート式ヘッド Sylphide: エアフィルムによる均一な加圧で表面基準研磨。低圧領域での制御性、安定性が良好。ゾーン制御はオプション
研磨ヘッドのリテーナ交換手順を公開し、メンテナンスの容易さをうたう
ChaMP211: 半導体デバイス量産ラインで培った高性能CMP技術を搭載した小型のCMP装置
ChaMP211: SiCやMEMS、マイクロLED、SAWフィルター等のデバイスに最適と記載
ChaMP211: 2〜8インチ研磨ヘッドを提供可能。同じボディ上で異なるウェーハサイズの研磨が可能
ChaMP211: ウェーハローダ搭載でフルオート動作、洗浄ユニット搭載で精密洗浄が可能。R&Dから試作、量産まで拡張可能
Optical End-Point Detection System: 白色光源と特殊アルゴリズムで残膜変化を検出
関連製品: ポリッシュ・グラインダは各種デバイスウェーハの薄片化とダメージ除去を1台で行い、積層メモリやFO/2.5D/3Dといった先端アドバンスドパッケージの研削・研磨加工にも貢献と記載。エッジグラインディングマシンW-GMシリーズはシリコン、サファイア、SiCなど多種材料のウェーハ外周部面取り
ChaMP211: エアフィルムと独立したエアバッグで低圧での安定性、独立したリテーナ加圧エアバッグで良好なエッジプロファイル制御。リテーナ・メンブレンのワンタッチ交換
主な主な装置・サービスと仕様
| 主な装置・サービスと仕様 | 種類 | 備考 |
|---|---|---|
| ChaMP332 | CMP装置 | 300mmウェーハ対応 |
| ChaMP211 | 小型CMP装置 | 2〜8インチ研磨ヘッド。SiC、MEMS、マイクロLED、SAWフィルター向け |
| ポリッシュ・グラインダ | 薄片化とダメージ除去の装置 | 関連製品 |
対応分野・事例
- 公式ページに個別の納入先の記載なし
基本情報
| 所在地 | 東京都八王子市石川町2968-2 |
|---|---|
| 区分 | 装置メーカー |
| 装置の形態 | ChaMP332(300mm)、ChaMP211(小型・フルオート) |
| 対応ウェハサイズ | ChaMP332: 300mm/ChaMP211: 2〜8インチ研磨ヘッド |
| 研磨対象 | ChaMP211はSiC、MEMS、マイクロLED、SAWフィルター等のデバイス向け |
| 研究開発・受託 | ChaMP211はR&Dから試作、量産まで拡張可能 |
| 価格の記載 | 記載なし |
| 公式サイト | https://www.accretech.com/jp/product/semicon/semi/cmp/index.html |
まとめ
株式会社東京精密のCMP装置について、公式サイトの記載をもとに整理しました。条件は案件ごとに異なるため、公式サイトから直接お問い合わせください。用途別のおすすめは3選ページでも紹介しています。
株式会社東京精密が登場する記事
- CMP装置の種類とウェハサイズの選び方|卓上・マニュアル・フルオート・枚葉・片面研磨の違い【2026年版】 · CMP装置は、研究室向けの卓上機から、量産ラインのフルオート機まで形がさまざまです。掲載会社の公式情報から、装置の形ごとの違いと、対応ウェハサイズの読み方、選び方の順番を整理しました。
- CMP装置のしくみと構成|プラテン・研磨ヘッド・パッド・スラリー・ドレッサー・洗浄の役割【2026年版】 · CMP(化学機械研磨)は、スラリーの化学作用とパッドによる機械的な研磨を組み合わせて、ウェーハや基板の表面を平らにする技術です。掲載会社の公式情報から、装置の構成要素と、各部の違いが性能にどう効くかを整理しました。
- CMPの研磨対象別の違い|Si・SiC・サファイア・Cu・酸化膜・化合物半導体・ガラスで何が変わるか【2026年版】 · CMPは、何を磨くかで装置もスラリーも条件も変わります。掲載会社の公式情報から、基板と膜の種類ごとに、対応をうたう装置と受託の例を整理しました。
- ベアウェーハ・基板の鏡面研磨に使う装置と受託|片面研磨・枚葉研磨・ラッピングの選び方【2026年版】 · シリコンなどのベアウェーハや、セラミックス・ガラスの基板を鏡面に仕上げる工程では、片面研磨装置、枚葉研磨装置、ラッピング装置が使われます。掲載会社の公式情報から、装置と受託の選び方を整理しました。
- Cu配線・TSV・ダマシンのCMP|金属膜の除去と層間の平坦化に使う装置と受託【2026年版】 · 配線の金属膜を溝に埋めて余分を削るダマシン、シリコンやガラスを貫く電極(TSV・TGV)の平坦化、層間絶縁膜の平坦化は、デバイスのCMPの中心となる用途です。掲載会社の公式情報から、使える装置と受託の実績を整理しました。
- 300mm量産ラインのCMP装置|スループット・稼働率・終点検出・洗浄で比べる量産機の選び方【2026年版】 · 半導体工場の量産ラインに入れるCMP装置は、研究用とは比べる観点が大きく違います。掲載会社の公式情報から、量産向けCMP装置と全自動ポリッシャーの特長、比べ方の観点を整理しました。
- MEMSと接合前の平滑化に使うCMP|原子レベルの表面と異種材料の貼り合わせに向けた装置と受託【2026年版】 · MEMSや、異なる材料のウェーハを貼り合わせる接合では、接合面を極めて平滑に仕上げる必要があります。掲載会社の公式情報から、接合前のCMPの事例、装置、受託の選び方を整理しました。
- SiC・サファイア・LT/LNなど硬脆材料のCMP|装置と受託の選び方、研削からの一貫工程【2026年版】 · SiCやサファイア、LT・LNは、硬くて割れやすく、CMPでも時間と手間がかかる材料です。掲載会社の公式情報から、硬脆材料に対応する装置、受託の事例、研削からCMPまでの工程のつなぎ方を整理しました。
参照元
- https://www.accretech.com/jp/product/semicon/semi/cmp/cmp332.html
- https://www.accretech.com/jp/product/semicon/semi/cmp/cmp211.html
- https://www.accretech.com/jp/product/semicon/semi/cmp/index.html
- https://www.accretech.com/jp/company/com_profile.html
※2026年10月1日時点の公式サイトの記載をもとに作成しています。掲載内容の訂正はこちら。
【用途別】CMP装置メーカーおすすめ3選
研究開発用の装置を、受託でプロセスを試してから選ぶなら
北川グレステック株式会社
卓上型から3インチ〜300mmのCMP実験装置まで。SiC・TSV・ダマシンの受託CMPも同じ会社で
試験・量産用のCMP装置をウェハサイズに合わせて案内し、マニュアルローディングのCMP実験装置は3インチ〜150mm/200mm/300mmをドレス機構付きでそろえる。卓上型は酸性・アルカリ性のあらゆるスラリーに対応。CMP受託加工ではプロセス開発・試作・消耗品評価を請け負い、SiCパワーデバイス、SOI、MEMS、TSV、TGV、ダマシンプロセスの実績を公式に記載。
SiC・MEMSなど8インチ以下のデバイスを、開発から量産まで同じ装置で
株式会社東京精密
小型CMP装置ChaMP211は2〜8インチの研磨ヘッドで、R&Dから試作、量産まで拡張可能。300mm機ChaMP332も
ChaMP211は量産ラインで培った技術を載せた小型のCMP装置で、SiCやMEMS、マイクロLED、SAWフィルター等のデバイスに最適と記載。2〜8インチの研磨ヘッドで同じ本体のまま異なるウェーハサイズを研磨でき、ウェーハローダと洗浄ユニットを積んでフルオート動作が可能。エアフロート式ヘッドSylphideと白色光の終点検出を備える。
半導体工場の量産ラインに、スループット重視で入れるなら
株式会社荏原製作所
F-REX300XA型は1テーブル1ヘッドのデュアルモジュール方式。終点検出とインライン膜厚測定はオプション
F-REX型はウェーハ表面を化学的機械的に研磨するクリーンルーム設置型のCMP装置で、ドライイン/ドライアウト、多段薬液洗浄に対応。F-REX300XA型は新開発の高効率搬送機構とWPH最適化アルゴリズムを搭載し、1テーブル1ヘッド、デュアルモジュール方式、クロスコンタミ対策、改造が容易なモジュール構造を備え、F-REX300X型比で約10%の消費電力削減をうたう。