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レーザーカットを1個だけ急ぎで頼む|最短の日数と条件、見積の速い会社、個人で頼める会社【2026年版】

金属のレーザーカットを1個だけ、なるべく早く手に入れたい人向けに、掲載各社が公式に出している最短の日数とその条件、見積の速さ、1個で割高になる理由、在庫材で早くする方法、個人の依頼を受ける会社を整理します。

公開 2026年10月1日

機械の据え付けで高さ調整の板が足りない、壊れた部品の代わりを1枚だけ作りたい、といった依頼は日数との勝負になります。レーザーカットは金型が要らないため、データと材料がそろえば当日中に切れる会社もあります。

ただし、公式サイトの最短の日数には、それぞれ条件が付いています。このページでは、掲載各社の公式の表記を並べ、1個を急ぐときの頼み方を整理します。

最短の日数と、公式に書かれている条件

最短の日数を数字で出している会社を、公式の表記どおりに並べます。条件の欄が空でない会社は、その条件を満たしたときの日数です。

会社公式の表記条件・補足
レーザーテック最短1時間でも切断が可能材料とデータがある場合。17時以降の問い合わせは翌営業日扱い
ミワレーザー最短で当日受注・当日納品も可能CADデータと材料がある場合
坂元鋼材最短当日・原則2日以内にレーザー加工SS400は在庫材で最短1営業日
共栄精機最短当日出荷記載なし
都ステンレス工業即日対応。その日のうちにレーザー加工記載なし
かねよしレーザーと曲げはほとんどの加工を注文の当日に行う仕事の入り具合による
ケイアイ通常中1〜2日程度。単純な形状は即日対応の場合あり記載なし
レーザマックス目安は3日以内パートナーシップ申込み後はメールでデータを送れば最短一日で納品

どの会社でも、最短の日数は形状や数量、混み具合で変わります。問い合わせでは、何日の何時までに必要かと、受け取り方(発送か引き取りか)を最初に伝えてください。

出荷と納品の違いにも注意が必要です。共栄精機は最短当日出荷、ミワレーザーは最短当日納品と書いており、手元に届く日は発送方法で変わります。

最短で切ってもらうために、そろえておくもの

最短の条件は、ほとんどがデータと材料です。依頼の前に次のものをそろえると、加工会社がすぐ機械にかけられます。

  1. DXFなどのCADデータ(寸法の入った図面でも可の会社あり)
  2. 材質と板厚(在庫にある材質だと早い)
  3. 数量(1個でよいか、予備を含めるか)
  4. 必要な日時と受け取り方法
  5. 支払い方法の確認(初回は前払いの会社がある)

支払いの手順も日数に影響します。レーザーテックは掛売りができず入金確認後の発送で、キョウシャーも入金とデータ承認の後から1週間程度を納期としています。

見積の回答が速い会社

急ぐ場合は、見積に何日もかかると間に合いません。見積の速さを公式に書いている会社は次のとおりです。

会社公式の見積の表記
共栄精機最短5分で製作可否・見積を回答(担当が外出の際は翌日)
レーザーテック原則15分以内(17:00までの問い合わせ)
ケイアイ原則45分以内に単価と納期の目安をメールで返信(営業時間内)
ケイアイ(ブラウザCAD)平板部品の単価と最短納期をその場で自動計算
都ステンレス工業図面を受け取ってから24時間以内
岩代工業2営業日以内(土日祝日等を除く)

ケイアイのブラウザCADは、平板の部品なら作図かDXFの取り込みで単価と最短納期が分かります。曲げや溶接、表面処理を含む部品は正式見積になるため、急ぎの場合は平板のまま頼めるかも検討してください。

1個の注文が割高になる理由

1個だけの注文は、切断そのものより準備の手間の割合が大きくなります。公式に書かれている費用の考え方は次のとおりです。

  • レーザマックス: 1個でも加工するが、段取り費・運送費が1個にかかるため割高になると説明
  • レーザーテック: 料金は基本的に切断長で計算。複雑な形状は図面作成料がかかる場合がある
  • 共栄精機: 材質・板厚・周長ごとの製作加工料金表を掲載(税表記なし)。孔加工は1カ所ごとの単価
  • ケイアイ: DXFなどの図面データを支給すると製品単価が約10%変わることもある

1個の費用を抑えたいなら、データを自分で用意し、穴や細かな形を必要な分だけにするのが効きます。

切断長で料金を計算する会社では、輪郭が短いほど安くなるためです。同じ部品を後でまた使う予定があるなら、予備を含めて数枚まとめて頼む方が1枚あたりは安くなります。

在庫している材料なら、手配を待たずに切れる

材料を取り寄せると、それだけで日数が延びます。在庫の材料を公式に書いている会社は次のとおりです。

  • 坂元鋼材: SS400を3.2〜150ミリまで常時在庫。SC材・高張力鋼板・ステンレスなどは都度仕入れ
  • ミワレーザー: 100種類以上の素材を常時在庫
  • かねよし: ステンレスの在庫板はNO1が20mmまで、2Bが6mmまで、#400・HLが3mmまで
  • 抱月工業: SS400はt3.2〜100、SM490Aはt9〜25を在庫
  • レーザーテック(レーザー超特急24): 短納期対応は基本的にSUS304のみ

材質を変えられる部品なら、在庫のある材質で切ってもらうと早くなります。強度や錆の評価が目的の部品では、本番と同じ材質で頼んでください。

ステンレスの研磨品のように、在庫が少ない仕上げは取り寄せになりがちです。レーザーテックのレーザー超特急24では、研磨品は都度材料を購入するため納期が2〜3日かかると書いています。

個人の依頼を受ける会社と、受けない会社

DIYや作品づくりで1個だけ頼みたい個人も、受け付けている会社があります。公式の記載は次のとおりです。

会社個人の依頼について公式の記載
キョウシャー個人の方も大歓迎。1個から全国対応
ニシザキ個人の方大歓迎。手書きのイラストやIllustratorのデータからも加工
レーザーテック個人の方からも注文を受けている
柳田製作所個人の作成依頼にも対応
かねよし個人的な試作も1本・1枚から加工
イコマ工業主な対象は企業だが、個人からの依頼にも対応
ティアンドエスラボラトリ法人または屋号を持つ個人経営者に限り、個人の依頼は受けていない

個人の場合も、材質・板厚・寸法・数量を書いた図があれば見積は早く返ってきます。レーザーテックのように入金確認後の発送とする会社もあるため、支払いの手順も先に確かめてください。

届くまでの日数を左右する配送

切断が当日に終わっても、届くのが翌日以降になれば意味がありません。配送について公式に書かれている内容は次のとおりです。

会社配送についての公式の記載
レーザーテック全国に宅急便で届ける。荷造り梱包料と運送料の合計を提示
かねよし形にもよるが500Kg位までなら宅配便で送れる
坂元鋼材メタル便などの業者便と自社便。小型のものは宅配便
抱月工業自社便を6台保有し、路線便や庸車でも便立てが可能
キョウシャー原則は宅急便等で発送。京都市近郊は企業限定で配達サービス

近くの会社なら、引き取りに行く方が早いこともあります。

研磨品は輸送中の傷も心配なため、梱包の方法も合わせて聞いておくと安心です。急ぎの部品は、加工会社の所在地と、引き取りができるかどうかも候補選びの材料にしてください。

急ぎの依頼で最初に送る情報

問い合わせの1通目に情報がそろっていれば、見積と製作の往復が1回で済みます。次の5つを本文に書き、データを添付してください。

  1. 必要な日時(例: 10月10日の午前中に到着)
  2. 材質と板厚、数量
  3. データ形式(DXF・PDF・手書きなど)
  4. 切断後の加工の有無(曲げ・タップ・バリ取り)
  5. 受け取り方法と届け先

初めての会社では、取引の登録や入金確認に時間がかかることがあります。急ぎの部品が繰り返し出る職場なら、普段から取引のある会社を作っておくと、いざというときの日数が縮まります。

この記事に出てくる会社

参照元

よくある質問

レーザーカットは当日中に切ってもらえますか?

条件がそろえば可能な会社があります。レーザーテックは材料とデータがあれば最短1時間、ミワレーザーはCADデータと材料がある場合に最短当日受注・当日納品、坂元鋼材は最短当日・原則2日以内としています。

1個だけのレーザーカットは高くなりますか?

割高になりやすいです。レーザマックスは、1個でも加工するが段取り費・運送費が1個にかかるため割高になると説明しています。データを自分で用意すると下がる場合があり、ケイアイはDXFの支給で製品単価が約10%変わることもあると書いています。

個人でも金属のレーザーカットを頼めますか?

頼めます。キョウシャー、ニシザキ、レーザーテック、柳田製作所、かねよし、イコマ工業が個人の依頼に対応すると公式に書いています。一方、ティアンドエスラボラトリは個人の依頼を受けていません。

【用途別】金属のレーザー加工会社おすすめ3選

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

1イチオシ

ステンレス・アルミの薄板を、1個から急いで精密に切るなら

株式会社レーザーテック

切断の9割がステンレスとアルミ。SUS0.05mmから、見積15分以内、最短1時間

大阪市西淀川区で2002年に創業したレーザー加工一筋の会社で、切断の70%がステンレス、20%がアルミと公式に書いている。TRUMPF製ファイバーレーザー加工機2台で、ステンレスは0.05〜18mm、A5052は12mmまで切る。板厚1.0mm以下の切断に特化した大和田工場を持ち、研磨品はSPVを貼ったまま切断する。見積は原則15分以内(17時まで)、材料とデータがあれば最短1時間で切断できると記載する。

株式会社レーザーテックの公式サイトへ当サイトの紹介を読む

2

鋼板の厚板を、大板から数日で切り出すなら

坂元鋼材株式会社

24kWのレーザーで0.5〜40mm、2,500×6,100mm。最短当日・原則2日以内

大阪市西区九条南の鋼板加工センターで、レーザー切断・ガス溶断・プラズマ切断を一つの拠点で行う。TRUMPF製の24kW高出力機で0.5mmから40mm厚の鋼板まで切り、加工サイズは2,500mm×6,100mmまで。依頼の日のうちにCADを組み、最短当日・原則2日以内にレーザー加工すると記載する。SS400は3.2〜150mmを常時在庫し、最短1営業日で加工できる。

坂元鋼材株式会社の公式サイトへ当サイトの紹介を読む

3

レーザーで溶接・穴あけができるか、1個の試作で確かめるなら

株式会社レーザックス

1984年からの受託レーザー加工。CO2・ファイバー・ディスク・電子ビームを使い分け

愛知県知立市の会社で、1984年のCO2レーザー導入からレーザーの受託加工を続けている。CO2、ファイバー、ディスクレーザーと電子ビーム加工機を持ち、切断・溶接・穴あけ・マーキングや肉盛りなどの表面処理を受ける。10kWのマルチモードファイバー、2kWのシングルモード、Laserdyne 795+などをそろえ、数量1個からの試作加工から中量産まで対応する。

株式会社レーザックスの公式サイトへ当サイトの紹介を読む

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