3比較ハブ金属3Dプリントの受託造形

金属3Dプリントの受託造形 · 2026年10月時点

方式と後加工で決める、金属3Dプリントの受託先3選

細かい形の部品を1個だけ試作したいのか、メートル級の大きな部品や補修の肉盛りなのか、チタンや耐熱合金を内部の品質まで詰めて使いたいのか。金属3Dプリント(金属AM)の受託造形は、造形方式と後加工の範囲で頼むべき会社が変わります。国内20社の公式サイトを調べ、用途ごとに最初に相談すべき3社を選びました。

編集部の結論

PBFの試作を仕上げまで任せるなら東レ・プレシジョン、大型・肉盛りなら明楽、チタンの品質なら金属技研。

金属3Dプリントは方式によって作れる形と大きさが違うため、順位ではなく部品の条件で選んでください。共通の鉄則は、問い合わせの最初に材料・大きさ・後加工の要否・3Dデータの有無の4つを伝えることです。20社のうち1個からを明記していたのは5社、納期の数字を出していたのも一部でした。記載のない会社には、この2点を先に確かめてからデータを送ってください。

編集部(20社の公式サイトを調査・2026年10月)

【用途別】金属3Dプリントの受託造形おすすめ3選

※2026年10月時点の公式サイト情報をもとに編集チームが選定。選定基準。

1イチオシ

PBFで1個の試作部品を、表面・内面の仕上げまで任せるなら

東レ・プレシジョン株式会社

EOS M290を3台、材料は15種類。造形後Ra20μmの面をRa0.5μmまで磨く2次加工を一貫

滋賀県大津市の精密加工会社で、2015年からEOS M290による受託造形を行っている。EOS M290を3台(250×250×H325mm)とTRUMPF TruPrint1000を2台(Φ100×H100mm)持ち、ステンレス、インコネル、タングステン、チタン、純タンタルなど15種類の材料を使える。1個から試作し、量産品にも対応すると記載している。

  • EOS M290 3台・TruPrint1000 2台。2026年秋頃にEOS M400を導入予定
  • 15種類の造形材料。タングステンや純タンタルも扱う
  • 1個から試作。造形後の表面・内面研磨(Ra0.5μmの例)と精密洗浄まで一貫
  • 造形方式L-PBF
  • 材料SUS・Ti・IN718・W・Alなど15種
  • 最大造形サイズ250×250×H325mm

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2

大型部品や異種金属の肉盛り・補修をDEDで頼むなら

株式会社明楽

粉末DEDと五面加工機のハイブリッドで最大3000×1500×1100。造形から切削仕上げまで一台

三重県員弁郡東員町の金属加工会社で、DED方式(デポジション方式)の金属3Dプリンターで受託造形を行う。粉末DEDと五面加工機のハイブリッド機は最大造形サイズ3000×1500×1100(高さ)で、切削主軸を積んで積層造形と切削を複合で行える。材料はチタン合金、インコネル、ステンレス、マルエージング鋼、コバルトクロム合金、インバー材、アルミ合金。

  • ハイブリッド機で最大3000×1500×1100、同時五軸DEDは200×200×200
  • チタン合金・インコネル・ステンレス・マルエージング鋼・インバーなど7系統の材料
  • 異種金属の造形、補修、ニアネットシェイプ造形。切削仕上げまで一貫
  • 造形方式粉末DED
  • 材料Ti・インコネル・SUS・Al・インバーほか
  • 最大造形サイズ3000×1500×1100

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3

チタンや耐熱合金を、内部の品質まで詰めて使うなら

金属技研株式会社

電子ビームとレーザーの2方式に、HIP処理と熱処理、Ra0.2の機械加工を一貫。最低1個から

東京都中野区に本社を置く金属加工会社で、熱処理やHIP処理を中核技術に持つ。金属積層造形では電子ビームとファイバーレーザーの2種類の造形機を持ち、Ti6Al4V・Inconel718・TiAlに対応する。造形エリアはレーザー機で最大275W×275L×420Hmm、Ti6Al4V専用機でΦ350×380Hmm。最低1個から対応すると記載している。

  • 電子ビーム(EBM)とファイバーレーザーの2種類の造形機。Ti6Al4V専用機あり
  • HIP処理で内部欠陥をつぶし、機械加工でRa0.2まで仕上げる
  • 最低1個から。航空宇宙・医療機器向けの品質管理に対応
  • 造形方式EB-PBF・L-PBF
  • 材料Ti6Al4V・IN718・TiAl
  • 最大造形サイズ275×275×420H/Φ350×380H

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おすすめ3社の比較表

金属3Dプリント 受託 おすすめ3社の比較
会社造形方式材料最大造形サイズ後加工最小ロット納期の目安本社出典
東レ・プレシジョン株式会社L-PBFSUS・Ti・IN718・W・Alなど15種250×250×H325mm研磨・洗浄まで一貫1個記載なし滋賀県公式
2026-10-01確認
株式会社明楽粉末DEDTi・インコネル・SUS・Al・インバーほか3000×1500×1100切削仕上げまで一貫記載なし記載なし三重県公式
2026-10-01確認
金属技研株式会社EB-PBF・L-PBFTi6Al4V・IN718・TiAl275×275×420H/Φ350×380HHIP・熱処理・Ra0.2加工1個記載なし東京都公式
2026-10-01確認

※編集チーム調べ。各社公式サイトの記載をもとに作成(2026年10月調査時点)。「記載なし」は公式サイトに該当する記述が見つからなかった項目です。

金属3Dプリントの受託先を選ぶ3つの基準

造形方式で、得意な形と大きさが変わる

今回の20社の多くは、粉末を敷いてレーザーなどで溶かすパウダーベッド方式(PBF)でした。細かい形状や中空・格子構造に向き、造形サイズは250mm角前後の会社が多く見られます。メートル級の大物や補修・肉盛りは、DED方式の明楽(最大3000×1500×1100)、JFEエンジニアリング鶴見製作所(φ1320×H1150)、フジ(φ500×400)が対象です。電子ビーム方式は日本積層造形と金属技研が持ち、伸和精工は造形後に焼結する方式(焼結後20%縮小)です。

材料は、会社ごとに扱える範囲がはっきり違う

ステンレス(SUS316L・SUS630)とアルミ(AlSi10Mg)は多くの会社が扱いますが、それ以外は差があります。ホワイトインパクトとライト製作所はアルミ専門で、フジはチタンとアルミ粉末を対応不可としています。チタンや耐熱合金は金属技研・東レ・プレシジョン・J・3D、タングステンや純タンタルは東レ・プレシジョン、100種以上の粉末実績は日本積層造形が挙げています。東金属産業のように、異金属混入を防ぐため材質ごとに装置を分けている会社もあります。

後加工をどこまで社内でやるかを確かめる

金属3Dプリントは、造形のままでは表面が粗く、サポート除去や熱処理が必要になることが多い工法です。東レ・プレシジョンはRa20μmからRa0.5μmへの研磨、金属技研はHIP処理とRa0.2の機械加工、ODECは精密切削の二次加工、KOEI TOOLは#3,000の鏡面磨きを自社で行うと書いています。1個からの対応を明記していたのは20社のうち5社だけで、納期の数字を出していたのも一部でした。3選は、方式・材料・後加工の3点を公式で確かめられる会社から選んでいます。

選定基準

2026年10月1日時点で検索「金属3Dプリント 受託」「金属3Dプリンター 受託造形」「金属AM 受託造形」「金属積層造形 受託」等で表示された公式サイト20社(金属3Dプリンターの装置メーカー・販売代理店、造形のマッチング・見積サイトの運営会社、金属材料の商社、グループ会社の案内ページは除外)を調査し、①公式サイトに金属3Dプリンターによる受託造形の記載がある ②造形方式・材料・造形サイズのいずれかの記載がある ③後加工・最小ロット・納期・見積方法のいずれかの記載がある、の3点を満たす中から、PBFで1個の試作を後加工まで任せる・大型やDEDの肉盛り・チタンや耐熱合金の品質まで詰めるの用途別に3社を選定しています。

おすすめ3社を詳しく紹介

1東レ・プレシジョン株式会社

PBFで1個の試作部品を、表面・内面の仕上げまで任せるなら

EOS M290を3台、材料は15種類。造形後Ra20μmの面をRa0.5μmまで磨く2次加工を一貫

おすすめの理由

滋賀県大津市の精密加工会社で、2015年からEOS M290による受託造形を行っている。EOS M290を3台(250×250×H325mm)とTRUMPF TruPrint1000を2台(Φ100×H100mm)持ち、ステンレス、インコネル、タングステン、チタン、純タンタルなど15種類の材料を使える。1個から試作し、量産品にも対応すると記載している。

流路やインペラのように、造形した部品をそのまま装置に組み込みたい試作で最初に相談すべき会社です。理由は、金属3Dプリンターの弱点である表面粗さを、自社の微細加工技術で仕上げる2次加工を一貫で行うと公式に書き、クローズドインペラでRa20μmからRa0.5μmへの仕上げ例を示しているからです。造形前には解析ソフトで熱ひずみを予測してモデルを補正し、半導体向けの精密洗浄にも対応します。2019年にJIS Q 9100を取得し、2022年にはJFEエンジニアリング鶴見製作所と業務提携してDED方式の造形ニーズにも応えるとしています。

決め手

  • EOS M290 3台・TruPrint1000 2台。2026年秋頃にEOS M400を導入予定
  • 15種類の造形材料。タングステンや純タンタルも扱う
  • 1個から試作。造形後の表面・内面研磨(Ra0.5μmの例)と精密洗浄まで一貫

向かない人

納期と見積日数は公式に数字がありません。メートル級の大型や肉盛りなら明楽、チタン部品のHIP処理まで詰めるなら金属技研が向きます。

編集部評価

後加工の一貫●●●●●5/5
大型・DED●●○○○2/5
チタン・耐熱合金●●●●○4/5
材料の幅●●●●●5/5
数字の公開度●●●●○4/5

※編集部評価は、上の選定基準と各社公式サイトの記載をもとにした5段階の目安です。

特徴

  • EOS M290 3台(造形エリア250×250×H325mm)、TRUMPF TruPrint1000 2台(Φ100×H100mm)
  • 2026年秋頃、EOS M400(L-PBF方式)を1台導入予定
  • ステンレス鋼、ステライト、インコネル、マルエージング、タングステン、アルミ、チタン、純タンタルなど15種類の造形材料
  • 1個から試作対応。量産品対応も可能
  • 造形〜精密な表面仕上げ等の2次加工まで一貫。クローズドインペラで造形後Ra20μm→仕上げ後Ra0.5μm
  • 造形解析ソフト「Simufact Additive」で事前検証し、熱ひずみを補正
  • 造形物の精密洗浄に対応。半導体産業など高い清浄度が求められる用途も可
  • 品質に不安がある場合、原料の品質確認、造形品の品質確認、製造工程凍結など品質管理方法を顧客と協議して対応
  • 2015年12月 EOS M290導入で受託開始、2019年 JIS Q 9100取得、2022年 JFEエンジニアリング鶴見製作所と業務提携
  • 本社: 滋賀県大津市大江1丁目1-40

主な主な造形サービスと後加工

主な造形サービスと後加工種類備考
L-PBF受託造形PBF250×250×H325mm
微細造形PBFΦ100×H100mm
表面・内面研磨などの2次加工後加工

基本情報

所在地〒520-2141 滋賀県大津市大江1丁目1-40
造形方式L-PBF(EOS M290、TRUMPF TruPrint1000)
材料ステンレス、インコネル、マルエージング、タングステン、アルミ、チタン、純タンタルなど15種類
最大造形サイズ250×250×H325mm(EOS M290)
精度の記載Ra20μm→Ra0.5μmの仕上げ例
後加工表面・内面研磨、精密洗浄、検査
最小ロット1個から
納期の目安記載なし
見積記載なし
3Dデータなし対応記載なし
価格の記載記載なし(見積)

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※2026年10月1日時点の公式情報

2株式会社明楽

大型部品や異種金属の肉盛り・補修をDEDで頼むなら

粉末DEDと五面加工機のハイブリッドで最大3000×1500×1100。造形から切削仕上げまで一台

おすすめの理由

三重県員弁郡東員町の金属加工会社で、DED方式(デポジション方式)の金属3Dプリンターで受託造形を行う。粉末DEDと五面加工機のハイブリッド機は最大造形サイズ3000×1500×1100(高さ)で、切削主軸を積んで積層造形と切削を複合で行える。材料はチタン合金、インコネル、ステンレス、マルエージング鋼、コバルトクロム合金、インバー材、アルミ合金。

パウダーベッド方式の造形機に入らない大きな部品や、母材の一部にだけ別の金属を盛りたい部品で相談すべき会社です。推す理由は、造形できる大きさと材料を公式に具体的に示し、異種金属の造形や補修の自動化、ニアネットシェイプの素材への肉盛りといったDEDならではの使い方を事例で説明しているからです。母材SKD相当に刃先ハイス相当の粉末、母材SS材にインコネルといった組み合わせを例に挙げています。複合加工機やマシニングセンタも持ち、造形から機械加工の仕上げまで一貫して行います。

決め手

  • ハイブリッド機で最大3000×1500×1100、同時五軸DEDは200×200×200
  • チタン合金・インコネル・ステンレス・マルエージング鋼・インバーなど7系統の材料
  • 異種金属の造形、補修、ニアネットシェイプ造形。切削仕上げまで一貫

向かない人

細かい形状の1個試作や中空の格子構造は、PBFの東レ・プレシジョンの方が向きます。最小ロットと納期の数字は公式に記載がありません。

編集部評価

後加工の一貫●●●●○4/5
大型・DED●●●●●5/5
チタン・耐熱合金●●●●○4/5
材料の幅●●●●○4/5
数字の公開度●●●●○4/5

※編集部評価は、上の選定基準と各社公式サイトの記載をもとにした5段階の目安です。

特徴

  • DED方式(デポジション方式)の金属3Dプリンターによる受託造形
  • 粉末DED方式と五面加工機のハイブリッド機: 最大造形サイズ3000×1500×1100(高さ)、積層造形と切削の複合加工が可能
  • 傾斜CNC円テーブル: 最大造形サイズΦ750×高さ500、Φ640×高さ600
  • 同時五軸対応の粉末DED: 最大造形サイズ200×200×200
  • 造形材料: チタン合金、インコネル、ステンレス、マルエージング鋼、コバルトクロム合金、インバー材、アルミ合金
  • 異種金属の造形(例: 母材SKD相当に刃先ハイス相当粉末、母材SS材にインコネルやマルエージング鋼)
  • 補修工程をDEDの自動積層に置き換え、大型部品造形、ニアネットシェイプ造形
  • DED方式は造形エリアの制約が少なく、PBF方式では難しい大型部品の造形が可能
  • 異種金属の例にLTX粉末と銅合金粉末の混合。基本形状をベースにフランジ部分を造形し鋳造型を必要最低限に
  • 複合加工機・五面加工機・マシニングセンタを保有し、造形から機械加工の仕上げまで一貫
  • 所在地: 三重県員弁郡東員町大字筑紫265
  • ハイブリッド機はLAMDA2000(レーザー最大6kW)。同じ段取りで加工するときは2000×1500×1100。同時五軸機はLAMDA200(最大2kW)
  • 受託の流れ: 積層→応力除去→ワイヤーカット→切削加工→穴あけ→表面処理

主な主な造形サービスと後加工

主な造形サービスと後加工種類備考
粉末DED受託造形DED最大3000×1500×1100
異種金属造形・補修DED
機械加工による仕上げ後加工

基本情報

所在地〒511-0253 三重県員弁郡東員町大字筑紫265
造形方式粉末DED(五面加工機ハイブリッド、同時五軸)
材料チタン合金、インコネル、ステンレス、マルエージング鋼、コバルトクロム、インバー、アルミ合金
最大造形サイズ3000×1500×1100(ハイブリッド機)
精度の記載記載なし
後加工応力除去、ワイヤーカット、切削仕上げ・穴あけ、表面処理(複合加工機・五面加工機・MC)
最小ロット記載なし
納期の目安記載なし
見積記載なし(見積依頼フォーム)
3Dデータなし対応記載なし
価格の記載記載なし

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※2026年10月1日時点の公式情報

3金属技研株式会社

チタンや耐熱合金を、内部の品質まで詰めて使うなら

電子ビームとレーザーの2方式に、HIP処理と熱処理、Ra0.2の機械加工を一貫。最低1個から

おすすめの理由

東京都中野区に本社を置く金属加工会社で、熱処理やHIP処理を中核技術に持つ。金属積層造形では電子ビームとファイバーレーザーの2種類の造形機を持ち、Ti6Al4V・Inconel718・TiAlに対応する。造形エリアはレーザー機で最大275W×275L×420Hmm、Ti6Al4V専用機でΦ350×380Hmm。最低1個から対応すると記載している。

チタンの構造部品や耐熱合金のブレードなど、強度や疲労を気にする部品を造形で作りたい場合に相談すべき会社です。理由は、造形体の内部欠陥をHIP処理でつぶす工程と、造形ままの粗い面(Ra25やRa11)を機械加工でRa0.2まで仕上げる工程を、事前検証から検査まで一貫で行うと公式に書いているからです。航空宇宙向けや医療機器向けの品質管理に沿った部品の提供もうたっています。事例では、ある部品1個を従来の90万円・13日から、積層造形で30万円・4日にした比較を載せています(税表記なし)。

決め手

  • 電子ビーム(EBM)とファイバーレーザーの2種類の造形機。Ti6Al4V専用機あり
  • HIP処理で内部欠陥をつぶし、機械加工でRa0.2まで仕上げる
  • 最低1個から。航空宇宙・医療機器向けの品質管理に対応

向かない人

対応材料はチタン系とインコネル718が中心です。アルミやステンレスの試作なら東レ・プレシジョン、大型の肉盛りなら明楽が向きます。

編集部評価

後加工の一貫●●●●●5/5
大型・DED●●○○○2/5
チタン・耐熱合金●●●●●5/5
材料の幅●●○○○2/5
数字の公開度●●●●○4/5

※編集部評価は、上の選定基準と各社公式サイトの記載をもとにした5段階の目安です。

特徴

  • 電子ビームとファイバーレーザーの2種類の造形機を所有し、用途に適した造形機を提案
  • レーザー: Ti6Al4V・Inconel718、造形エリア250W×250L×325H/275W×275L×420H(mm)
  • 電子ビーム: Ti6Al4V・TiAl、200W×200L×350H(Ti6Al4V)。Ti6Al4V専用機Φ350×380H
  • 最低1個からの対応が可能
  • 事前検証、造形、熱処理、仕上げ加工、検査まで一貫生産
  • 造形まま面粗度Ra25(EBM)・Ra11(SLM)を、機械加工でRa0.2に
  • HIP処理を積層造形の後工程に併用して造形体内部の欠陥をつぶす。造形直後のTi-6Al-4V材で約10μm程度の内部欠陥を確認した例
  • 航空宇宙向け・医療機器向けの品質管理された積層造形部品を提供
  • 事例: 部品1個 従来90万円/13日 → 積層造形30万円/4日(税表記なし)
  • 本社: 東京都中野区本町1-32-2

主な主な造形サービスと後加工

主な造形サービスと後加工種類備考
金属積層造形(EBM・レーザー)PBF最大Φ350×380H
HIP処理・熱処理後加工
機械加工(Ra0.2)後加工

基本情報

所在地〒164-8721 東京都中野区本町1-32-2
造形方式EB-PBF(電子ビーム)とL-PBF(ファイバーレーザー)
材料Ti6Al4V、Inconel718、TiAl
最大造形サイズ275W×275L×420H(レーザー)、Φ350×380H(Ti6Al4V専用機)
精度の記載機械加工でRa0.2
後加工HIP処理、熱処理、機械加工、検査
最小ロット1個から
納期の目安記載なし(事例で4日)
見積記載なし
3Dデータなし対応記載なし
価格の記載事例で金額比較を掲載(税表記なし)

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※2026年10月1日時点の公式情報

自社の部品に合う金属3Dプリントの受託先を、無料で相談する

部品の材料・おおよその大きさ・必要な精度と表面粗さ、数量と希望納期、3Dデータの有無(3D CAD・2D図面・現物)、熱処理や切削仕上げの要否を送っていただくと、編集チームが条件に合う掲載会社へ匿名で概要を伝え、見積の窓口をおつなぎします。費用はかかりません。

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よくある質問

金属3Dプリントの受託造形は1個から頼めますか?

頼める会社があります。今回調査した20社のうち、1個からの対応を公式に明記していたのは東レ・プレシジョン(1個から試作対応)、J・3D(一個から注文可能)、金属技研(最低1個から)、東金属産業(1個の試作開発にも対応)、日本マイクロMIMホールディングス(微小部品を1品から)の5社です。ほかの会社も小ロットの試作を受けていますが、最小ロットの記載がないため問い合わせで確かめてください。

金属3Dプリントの受託は最短で何日でできますか?

公式の表記では、東金属産業が最短2〜3日での納品も可能、J・3Dが最短3日・最長2週間、ホワイトインパクトが5営業日(50mm角のメッシュで、発注の2週間前までにデータを受けて造形確認ができている場合)、伸和精工がデータ入手後7〜10日、ライト製作所が最短10日です。造形時間は大きさと材料で大きく変わり、ホワイトインパクトはEOS社提供の例として240×240×290mmの造形に927時間かかった数字を載せています。

金属3Dプリントで造形できる大きさはどれくらいですか?

パウダーベッド方式では、J・3D(XY250mm・Z250mm)や東レ・プレシジョン(250×250×H325mm)のように250mm角前後が多く、大型機では日本積層造形のConcept Laser X-Line(800×400×500mm)や東金属産業のアルミ(600×600×500)があります。DED方式では明楽が最大3000×1500×1100、JFEエンジニアリング鶴見製作所がφ1320×H1150です。

3Dデータがなくても金属3Dプリントを頼めますか?

会社によります。J・3Dは見積に3DCADデータが必要で、写真やPDFだけでは見積できないとしていますが、2次元図面からの3Dデータ作成や現物スキャンにも対応します。KOEI TOOLは2D図面やイメージ図から3Dモデルを設計し、伸和精工は手書きのポンチ絵から別料金でデータを作ります。伊福精密は2D図面からの3Dデータ化を受けていません(現物のレーザースキャンは可)。

金属3Dプリントの費用はどうやって決まりますか?

造形時間や体積、材料で決まるのが一般的で、公式に目安を出している会社は少数です。伊福精密は素材料金(SUS316Lが1Kg=26,000円など)と造形料金(造形形状1c㎥=600円、1時間=12,000円)の例を公開しています(素材単価は2018年のレートと注記、税表記なし)。日本積層造形は3DデータをWebにアップして概算見積を出すシミュレーションを用意しています。

公開 2026年10月1日